JP3791727B2 - ジェットファン付きスタッカークレーン - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、立体自動倉庫におけるジェットファン付きスタッカークレーンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
多数の保管物を自動的に出し入れする立体自動倉庫は既に知られている。
この種の倉庫は、通常、図3、図4に示すように、倉庫A内に多数の棚Bを配列するとともに、これらの棚に対応させて一乃至数機のスタッカークレーンCを配しており、該スタッカークレーンをコンピュータで自動制御するようにしている。
この場合のスタッカークレーンCは、庫内を棚Bに沿って自在に移動する走行マスト1を有し、該走行マストに保管物Sを載せて運ぶキャリッジ2を昇降可動に装備し、該キャリッジ2には、保管物Sを受け渡しするスライドフォークを備えており、そして、コンピュータ自動制御により、走行マスト1及びキャリッジ2が要所へと移動し、かつ、スライドフォークが働いて、保管物Sを棚Bの所定番地へと自動的に収納し、或いは、その保管物Sを自動的に取出しするようになっている。
【0003】
ところで、この立体自動倉庫には、大別して、図3に例示する常温立体自動倉庫と、図4に例示する定温立体自動倉庫とがある。
なお、図3、図4は、当該立体自動倉庫の截断側面図であり、左右(図面で表裏の方向)に連続する4列の棚Bと、これらの棚に沿って左右に移動する2機のスタッカークレーンCとを備えている。
常温立体自動倉庫は、図3に示すように、倉庫Aにおける地上面に近い外壁aにガラリbを設けて庫内に外気を取り入れ、屋根cに設けた換気ファンdによって庫内の空気を排出させることで、換気を行っている。
また、定温立体自動倉庫は、図4に示すように、倉庫A内の上部に空調空気の吹出口付きの送風ダクトeを配して、庫内上部から冷却した空気を噴出させ、かつ、庫内の下部に配した吸込口付きの排気ダクトfを介して庫内の空気を排出させるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、常温立体自動倉庫でも、太陽による屋根面の輻射熱で庫内上部が高温になるため、庫内の上部と下部の温度差が大きくなり、保管物の品質に悪影響を与えることがあり、制約がでるケースも生じる。
また、定温立体自動倉庫では、一般に送風ダクトや吹出口の設置スペースに制限があって、ほとんどの場合、屋根に近い庫内上部のみとならざるを得ないこと、太陽による屋根面の輻射熱によって庫内の上部と下部の温度差が大きいこと、保管物のある棚、つまり、荷物が保管されている棚Bでは、構造的に荷と荷のクリアランスが小さく、空気の流動が起こり難いことなどから、庫内温度を均一化できないことが多く、そのために、保管物の品質に悪影響を与えることがあり、制約がでるケースもある。
【0005】
最近、高さ45m級の立体自動倉庫も開発されているが、このように高層化すると、庫内の上部と下部との温度差は益々拡大し、中間部分、例えば地上30m程度の箇所で甚だしいよどみが生じる。
【0006】
そこで、本発明は、倉庫内で上下・左右に移動するスタッカークレーンの適所にジェットファンを装着して計画的に稼働させることにより、庫内の空気を攪乱又は還流させて、庫内温度の均一化を図り、上述の問題点を解決しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的達成のため、請求項の発明は、庫内を移動する走行マスト1を設け、該走行マストに保管物Sを載せて運ぶキャリッジ2を昇降可動に装備させて成るスタッカークレーンにおいて、上記キャリッジ2の適所に水平方向への送風用のジェットファン3を装備させるとともに、上記走行マスト1の適所に垂直方向への送風用のジェットファン4を装備させたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1、図2は、請求項1乃至請求項3の発明のジェットファン付きスタッカークレーンに係る実施の形態を示すものであり、図において、1は、庫内を移動する走行マスト、2は、該走行マストに昇降可動に装備させたキャリッジ、3は、該キャリッジの下面に装着したジェットファン、4は、走行マストの中間部に装着したジェットファンである。
【0011】
走行マスト1は、地上45m級の高さを有する倉庫A内に、これに見合った高さのものとして装備させるものであり、庫内の下部と上部に配したレール5,6に係合させて走行させる下部フレーム7と上部フレーム8との間に左右一対のマスト10を平行に立設し、また、下部フレーム7には、自走用の走行装置11及びキャリッジ昇降用の巻上げ装置12を設け、一方のマスト10の下部には、運転室13を設け、両マスト10には、内側に左右一対のキャリッジ昇降用ガイドレール14を付設している。図1、図2中、11'は、走行車輪である。
【0012】
キャリッジ2は、上記左右一対のガイドレール14に係合させて両マスト10に昇降可動に装着しており、上面に保管物Sを受け渡しするスライドフォーク15を備えている。また、このキャリッジ2は、該キャリッジから両マスト10の上端を介して巻上げ装置12へと張り回されたワイヤー16で吊られ、該ワイヤーを巻上げ装置12により巻き上げ又は繰り出しすることで昇降させるようにしている。なお、ワイヤー16に関連してバランスウエトを装備させるとよい。
【0013】
キャリッジ2の下面のジェットファン3は、キャリッジ2の直下に水平方向に配し、走行マスト1の中間部のジェットファン4は、一方のマスト10の地上30m程度の部分に垂直方向に配している。これらのジェットファンは、単体としても、複数体を並列に設けることにしてもよいが、いずれにせよ一端から空気を吸い込ませて他端から噴出させる。なお、これらのジェットファン3,4を方向変換自在に装備させてもよい。また、これらのジェットファン3,4の風量、稼働、起動、停止等の運転制御については、スタッカークレーンに元来装備されているコンピュータ又はマイクロコンピュータを利用することで自在にコントロールすることもできる。
【0014】
如上のジェットファン付きスタッカークレーンは、上述の常温立体自動倉庫にも、定温立体自動倉庫にも使用でき、その際、走行マスト10の中間部のジェットファン4は、その倉庫の形式に合わせて庫内の空気の攪乱又は還流が最良の状態で得られるようその向きを上向き又は下向きに適宜に選定する。
而して、その庫内において、そのジェットファン付きスタッカークレーンの上下・左右の作動、すなわち、走行マスト1の走行とキャリッジ2の昇降に伴い、それらのジェットファン3,4を計画的に稼働させ、庫内全体の空気を攪乱又は還流させて、庫内温度を均一化させる。
【0015】
【発明の効果】
発明によれば、庫内を移動する走行マスト1に昇降可動に装備させたキャリッジ2の適所にジェットファン3を装着しており、また、発明によれば、庫内を移動する走行マスト1の適所にジェットファン4を装着しているので、常温立体自動倉庫、定温立体自動倉庫のいずれの場合にも、更には、高さ45m級等の高層の立体自動倉庫でも、それらのジェットファン3,4の稼働により、庫内の空気を最良に攪乱又は還流させることができて、庫内の温度を均一化させることができ、不均一な庫内温度による保管物への品質の悪影響や保管の制約を無くすることができる。しかも、既存のキャリッジ2や走行マスト1にジェットファン3,4を付設するだけでよく、装着のための構造物等を要しないから、構造が極めて簡単で、製作も容易であり、安価に提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 発明に係る実施の形態を示す正面図である。
【図2】 同実施の形態における側面図である。
【図3】 従来の常温立体自動倉庫を例示する截断側面図である。
【図4】 従来の定温立体自動倉庫を例示する截断側面図である。
【符号の説明】
1…走行マスト 2…キャリッジ
3…ジェットファン 4…ジェットファン
5…下部レール 6…上部レール
7…下部フレーム 8…上部フレーム
10…マスト 11…走行装置
11'…走行車輪 12…巻上げ装置
13…運転室 14…ガイドレール
15…スライドフォーク 16…ワイヤー
A…倉庫 B…棚
C…スタッカークレーン
S…保管物
a…外壁 b…ガラリ
c…屋根 d…換気ファン
e…送風ダクト f…排気ダクト

Claims (1)

  1. 庫内を移動する走行マスト1を設け、該走行マストに保管物Sを載せて運ぶキャリッジ2を昇降可動に装備させて成るスタッカークレーンにおいて、上記キャリッジ2の適所に水平方向への送風用のジェットファン3を装備させるとともに、上記走行マスト1の適所に垂直方向への送風用のジェットファン4を装備させたことを特徴とするジェットファン付きスタッカークレーン。
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