JP2000241060A - 自動ラック式低温倉庫の冷却システム - Google Patents

自動ラック式低温倉庫の冷却システム

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JP2000241060A
JP2000241060A JP11042119A JP4211999A JP2000241060A JP 2000241060 A JP2000241060 A JP 2000241060A JP 11042119 A JP11042119 A JP 11042119A JP 4211999 A JP4211999 A JP 4211999A JP 2000241060 A JP2000241060 A JP 2000241060A
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Japan
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air
warehouse
traveling
stacker crane
duct
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JP11042119A
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English (en)
Inventor
Hidefumi Tashiro
英史 田代
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Toyo Seisakusho KK
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Toyo Seisakusho KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】走行台車やスタッカークレーンの駆動用モータ
からの廃熱の倉庫内への拡散を防止して冷却空気用の送
風動力を小ならしめることができ、ランニングコストの
低減を期せる冷却システムを提供する。 【解決手段】上下左右に多数の荷積部を有するラック
と、同ラックに沿って左右方向に走行する走行台車7に
搭載され、被保冷品25を昇降させる荷積み用のスタッ
カークレーン19と、倉庫内の空気を冷却する冷却器4
7とを備える自動ラック式低温倉庫の冷却システムにお
いて、多数の吹出口41を有し、冷却器からの冷却空気
を倉庫内各所に送る送気ダクト21と、多数の吸気口3
9を有し、倉庫内各所からの空気を冷却器へ戻す吸気ダ
クト23を倉庫内の上部に前記走行台車の移動方向に沿
って配設し、また、前記スタッカークレーン19に沿っ
て上下方向に換気ダクト55を設け、前記走行台車とス
タッカークレーンの各駆動用モータ31、35からの廃
熱により暖められた空気が換気ダクト55により前記吸
気口39近傍に送られるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はラックへ自動的に荷
積みする自動ラック式低温倉庫用の冷却システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術とその問題点】自動ラック式低温倉庫は、
倉庫内に平行に設けられた複数のラック間に、このラッ
ク間を走行する走行台車に載せたスタッカークレーンを
備え、スタッカークレーンにより前記ラックの所要の荷
積部へ被保冷品を搬送したり、あるいは所要の荷積み部
から被保冷品を搬出できるようになっている。
【0003】倉庫内には空気冷却器からの冷却空気を倉
庫内各所に送り出す多数の送気口を有する送気ダクト
と、倉庫内の空気を吸入する多数の吸気口を有し、同吸
気口から吸入した空気を前記空気冷却器へ戻す吸気ダク
トとを前記ラックに沿って配設してあって、倉庫内の冷
却負荷変動に対応してこまめに送気と吸気を行うことで
倉庫内の温度分布を均一にするよう高精度な運転制御が
行われる。
【0004】倉庫内の冷却負荷としては倉庫への被保冷
品の搬入出時における外気の流入や倉庫内の照明からの
熱あるいは前記走行台車やスタッカークレーンの駆動用
モータからの廃熱等様々なものがある。
【0005】特に、走行台車やスタッカークレーンの駆
動用モータからの廃熱は熱量が大であるだけでなく、ス
タッカークレーンは倉庫内を移動するので、廃熱が倉庫
内各所に拡散して倉庫内の温度分布が不均一になる主な
原因となっており、倉庫内の温度分布を均一にするため
に吹出口からの送気や、吸気口からの吸気を頻繁に行わ
なければならず、送気や吸気のための送風動力が大とな
って、ランニングコストが嵩むという問題があった。
【0006】
【目的】本発明の目的とするところは、上述した問題点
を解消し、冷却空気用の送風動力を小ならしめることが
でき、ランニングコストの低減を期せる冷却システムを
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係る自動ラック式低温倉庫の冷
却システムは、上下左右に多数の荷積部を有するラック
と、同ラックに沿って左右方向に走行する走行台車に搭
載され、被保冷品を昇降させる荷積み用のスタッカーク
レーンと、倉庫内の空気を冷却する冷却器とを備える自
動ラック式低温倉庫の冷却システムにおいて、多数の吹
出口を有し、冷却器からの冷却空気を倉庫内各所に送る
送気ダクトと、多数の吸気口を有し、倉庫内各所からの
空気を冷却器へ戻す吸気ダクトを倉庫内の上部に前記走
行台車の移動方向に沿って配設し、また、前記スタッカ
ークレーンに沿って上下方向に換気ダクトを設け、前記
走行台車とスタッカークレーンの各駆動用モータからの
廃熱により暖められた空気が換気ダクトにより前記吸気
口近傍に送られるようにした構造のものとしてある。
【0008】本発明の請求項2に係る自動ラック式低温
倉庫の冷却システムは、上下左右に多数の荷積部を有す
るラックと、同ラックに沿って左右方向に走行する走行
台車に搭載され、被保冷品を昇降させる荷積み用のスタ
ッカークレーンと、倉庫内の空気を冷却する冷却器とを
備え、走行台車とスタッカークレーンの各駆動用のモー
タをともに走行台車上に搭載する自動ラック式低温倉庫
の冷却システムにおいて、多数の吹出口を有し、冷却器
からの冷却空気を倉庫内各所に送る送気ダクトと、多数
の吸気口を有し、倉庫内各所からの空気を冷却器へ戻す
吸気ダクトを前記吹出口が前記吸気口よりも下方となる
よう倉庫内の上部に前記走行台車の移動方向に沿って配
設し、また、前記スタッカークレーンに沿って上下方向
に換気ダクトを設け、同換気ダクトの開口下端を走行台
車とスタッカークレーンの各駆動用モータの上方に臨ま
せるとともに、換気ダクトの開口上端を前記吹出口より
も高く、かつ前記吸気口よりも低い位置に開口せしめ、
前記走行台車とスタッカークレーンの各駆動用モータか
らの廃熱により暖められた空気が換気ダクトにより前記
吸気口近傍に送られるようにした構造のものとしてあ
る。
【0009】本発明の請求項3に係る自動ラック式低温
倉庫の冷却システムは、上下左右に多数の荷積部を有す
るラックと、同ラックに沿って左右方向に走行する走行
台車に搭載され、被保冷品を昇降させる荷積み用のスタ
ッカークレーンと、倉庫内の空気を冷却する冷却器とを
備え、走行台車駆動用のモータは走行台車上に搭載さ
れ、スタッカークレーン駆動用のモータが同クレーンに
沿って自走する自動ラック式低温倉庫の冷却システムに
おいて、多数の吹出口を有し、冷却器からの冷却空気を
倉庫内各所に送る送気ダクトと、多数の吸気口を有し、
倉庫内各所からの空気を冷却器へ戻す吸気ダクトを前記
吹出口が前記吸気口よりも下方となるよう倉庫内の上部
に前記走行台車の移動方向に沿って配設し、また、前記
スタッカークレーンに沿って上下方向に換気ダクトを設
け、同換気ダクトの開口下端を走行台車に搭載された走
行台車の駆動用モータの上方に臨ませ、かつ、換気ダク
ト内にスタッカークレーンの駆動用モータを昇降可能に
設けるとともに、換気ダクトの開口上端を前記吹出口よ
りも高く、かつ前記吸気口よりも低い位置に開口せし
め、前記走行台車とスタッカークレーンの各駆動用モー
タからの廃熱により暖められた空気が換気ダクトにより
前記吸気口近傍に送られるようにした構造のものとして
ある。
【0010】本発明の請求項4に係る自動ラック式低温
倉庫の冷却システムは、前記換気ダクトの途中に換気用
の送風機を設け、同送風機の駆動により、前記走行台車
とスタッカークレーンの各駆動用モータからの廃熱によ
り暖められた空気が換気ダクトにより前記吸気口近傍へ
強制的に送られるようにした構造のものとしてある。
【0011】
【実施例】本発明に係る冷却システムの実施例を、添付
図1〜3に示す具体例に基づいて説明する。
【0012】(自動ラック式低温倉庫の全体概略)低温
倉庫1の内部には、被保冷品25の荷積部5を上下左右
に多数備える複数のラック3が平行に配置されており、
ラック3、3間には、走行台車7が走行するためのスペ
ース9が確保され、このスペース9部分の床11上に走
行レール13が設けられ、天井15には補助レール17
が設けられていて、これら走行レール13及び補助レー
ル17に沿って、走行台車7が走行可能となっている。
【0013】走行台車7にはスタッカークレーン19が
設けられていて、被保冷品25が走行台車による左右方
向への移動と、スタッカークレーンによる上下方向の移
動により前記ラック3の所要の荷積部5へ搬送されるよ
うになっている。
【0014】また、ラック3、3間の前記スペース9に
は、倉庫内を低温に保つための送気ダクト21と吸気ダ
クト23とがスペース9の長手方向、すなわち走行台車
7の移動方向に沿って配設されている。
【0015】(各部の説明)以下に各部を詳しく説明す
る。ラック3は、概略格子状のフレーム構造により多数
の荷積部5が上下左右に形成されていて、各荷積部5は
被保冷品25を支える図示省略のフレームが、スタッカ
ークレーン19のパレット27と干渉しない位置に配置
されている。
【0016】ラック間を走行する走行台車7は、車輪2
9により前記走行レール13の上を走行可能となってい
て、車輪29駆動用の走行用モータ31は台車本体33
に取り付けられており、また、スタッカークレーン19
のパレット27を昇降させるための昇降用モータ35も
台車本体33に取り付けられている。
【0017】前記スタッカークレーン19は、上下に延
びる4本の支柱37間に被保冷品搬送用のパレット27
を昇降可能に設けたものとしてあって、パレットの昇降
は昇降用モータ35により、例えば支柱に沿って上下方
向に回送される図示省略のチェーンによって行われる。
【0018】また、前記パレット27はラック3に向か
って水平方向にスライド可能であり、ラック3の荷積部
5との間で被保冷品25を受渡しする。この水平方向の
移動は、例えば図示省略の水平移動用モータによって行
われる。
【0019】スタッカークレーン19の支柱37の上端
には、前記補助レール17に沿って走行する補助輪38
が設けられていて、上下に長いスタッカークレーン19
の動きを安定させるようにしてある。
【0020】前記吸気ダクト23は多数の吸気口39を
有し、天井15下面の前記補助レール17に沿ってラッ
ク間に配設されており、吸気ダクト23の基端45は、
吸気用送風機43を介して冷却器47の空気入口近傍に
開口している。
【0021】また、冷気吐出用の多数の吹出口41を有
する送気ダクト21は、吸気ダクト23よりも低い位置
に、吸気ダクト23と平行に、しかもスタッカークレー
ン19を挟むように2本配設されていて、送気用送風機
49を介して冷却器47の空気出口に接続されている。
なお、送気ダクト21の先端は、天井15のみではな
く、倉庫の側壁51に沿って下の方まで延設されてい
る。
【0022】これらの送気ダクト21、吸気ダクト2
3、冷却器47などの組は、各スペース9ごとに設けら
れ、各冷却器47には、倉庫外に設けられた冷凍機53
から冷媒が供給されるようになっている。
【0023】(換気ダクト)走行台車7の台車本体33
には、スタッカークレーンに沿って上下に延びる換気ダ
クト55が設けられており、同換気ダクト55の開口下
端は走行用モータ31と昇降用モータ35を上側から覆
うように拡径している。
【0024】また、換気ダクト55の上端57は吸気ダ
クト23の吸気口39より低く、かつ送気ダクト21の
吹出口41よりも高い位置に開口しており、換気ダクト
55の途中には換気用送風機59を設けてあって、走行
用モータ31と昇降用モータ35との廃熱により暖めら
れた空気を周囲の空気とともに吸い込むようになってい
る。
【0025】(荷積み動作)被保冷品25を荷積みする
際には、走行台車7が走行レール13の端部(図3では
右端部)まで移動し、スタッカークレーン19の駆動に
よりパレット27が最下位置へ降下され、パレットにフ
ォークリフトや人手によって被保冷品25が載せられ
る。この際、被保冷品25の両端はパレット27からは
み出しており、このはみ出した部分を後述する支えフレ
ームが支える。
【0026】その後、走行台車7は走行レール13に沿
って走行し、目的とするラック3の荷積部5の下で停止
し、昇降用モータ35の駆動によりパレット27が上昇
し、目的の荷積部5で停止する。
【0027】次に、パレット27が荷積部5に向かって
水平に移動させられ、被保冷品25は荷積部5の支えフ
レーム(図示省略)の少し上まで持ち上げられ、この状
態でパレット27が下降すると、被保冷品25の両端は
支えフレームによって支持されて所定の荷積部に載せら
れ、その後、パレット27は後退し、スタッカークレー
ン19の駆動により下降し、走行台車7はスタッカーク
レーンとともにもとの位置例えば倉庫入口に戻される。
【0028】(冷気循環動作)冷却器47に吸い込まれ
た倉庫内の空気は、送気送風機49の駆動により送気ダ
クト21を経て吹出口41から吐出され、吐出された冷
却空気により被保冷品25および倉庫内空気が冷却され
る。
【0029】倉庫内の空気は吸気用送風機43の駆動に
より吸込口39から吸い込まれ、ダクト23を経て冷却
器47の近傍へ吐出され、冷却器周囲の空気とともに冷
却器47に吸入されて再び冷却される。
【0030】一方、走行用モータ31と昇降用モータ3
5からの廃熱により暖められた空気は、周囲に拡散する
ことなく換気ダクト55に吸い込まれ、換気用送風機5
9の駆動により強制的に上方へ送られて上端57から吐
出される。
【0031】吸気ダクトは走行台車の移動方向に沿って
配設されているので、換気ダクトの開口上端は常に吸込
口近傍に位置し、したがって、換気ダクトから吐き出さ
れた廃熱により暖められた空気は、吹出口41からの冷
却空気と混じることなく吸込口周囲の空気とともに前記
吸込口39から直ちに吸い込まれ、吸気ダクト23を通
って冷却器47へ送られる。
【0032】(本実施例の効果)倉庫内の熱負荷の中で
最も高負荷である走行用モータ31や昇降用モータ35
からの廃熱により暖められた空気は、周囲に拡散するこ
となく換気ダクトに吸い込まれて吸込口39近傍に吐出
され、吹出口からの冷却空気と混じることなく吸気口か
ら吸気ダクト23に回収されるので、倉庫内の冷気の大
部分は、これらモータ31、35からの廃熱の影響を受
けずに済む。
【0033】したがって、走行用モータ31や昇降用モ
ータ35からの廃熱による倉庫内の温度分布の乱れが生
じにくく、送気ダクト21と吸気ダクト23を流通させ
る空気の風量を小ならしめることができ、送気用送風機
および吸気用送風機の動力を低減できる。
【0034】(他の実施例)上述した実施例において
は、走行台車7の本体33には走行用モータ31ととも
に、スタッカークレーン19のパレット27を昇降させ
る昇降用モータ35も設けてあるが、図4〜6に示すよ
うに、昇降用モータ35をスタッカークレーン19に沿
ってパレット27とともに自走して昇降可能に設ける場
合もあり、この場合、昇降用モータ35からの動力を例
えばラックアンドピニオン61を介して支柱37に伝え
て、昇降動作が行われるようにする。
【0035】この実施例においては、換気ダクト55の
内部を昇降用モータ35が昇降できるように、換気ダク
ト55のスタッカークレーン19側に上下方向のスリッ
ト63を形成し、このスリット63の部分に、昇降用モ
ータ35の支持部65を支える支持アーム67および昇
降用モータ35の駆動力を伝達する駆動シャフト69を
通し、駆動シャフト69の先端に設けたピニオンギア7
1を支柱に設けられたラックギア73と噛合せしめる。
【0036】なお、上述した各実施例においては、換気
ダクトの途中に換気用送風機59を設けてあるが、走行
用モータや昇降用モータからの廃熱により暖められた空
気はそのままでも換気ダクト内を上昇するので、換気用
送風機を設けない場合もある。
【0037】
【発明の効果】本発明に係る冷却システムによれば、走
行用モータと昇降用モータとからの廃熱により暖められ
た空気を換気ダクトによって上方へ導くようにしてある
ので、倉庫内の熱負荷で最も高負荷である走行用モータ
と昇降用モータからの廃熱が倉庫内に拡散しない。
【0038】また、走行用モータと昇降用モータからの
廃熱により暖められた空気は換気ダクトを通って、送気
ダクトの吹出口より高く、かつ吸気ダクトの吸込口より
低い位置に吹き出されて吸気ダクトに吸い込まれるの
で、吹出口より吹き出される冷却空気に混じることがな
い。
【0039】したがって、倉庫内の温度分布の乱れが生
じにくく、同温度分布を均一にするために送気ダクトや
吸気ダクトを流通させる空気の風量を減らすことができ
て送風動力を減少させることができ、ランニングコスト
の低減を期せる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る冷却システムの実施例を示す縦断
面図。
【図2】図1の横断面図。
【図3】図1の平面図。
【図4】本発明に係る冷却システムの他の実施例を示す
縦断面図。
【図5】図4のV−V断面図。
【図6】図5の要部拡大図。
【符号の説明】
1 低温倉庫 3 ラック 5 荷積部 7 走行台車 9 ラック間スペース 11 床 13 走行レール 15 天井 17 補助レール 19 スタッカークレーン 21 送気ダクト 23 吸気ダクト 25 被保冷品 27 パレット 29 車輪 31 走行用モータ 33 台車本体 35 昇降用モータ 37 支柱 38 補助輪 39 吸込口 41 吹出口 43 吸気用送風機 45 吸気ダクトの基端 47 冷却器 49 送気用送風機 51 倉庫の側壁 53 冷凍機 55 換気ダクト 57 換気ダクトの上端 59 換気用送風機 61 ラックアンドピニオ
ン 63 スリット 65 昇降用モータの支持
部 67 支持アーム 69 駆動シャフト 71 ピニオンギア 73 ラックギア

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下左右に多数の荷積部を有するラック
    と、同ラックに沿って左右方向に走行する走行台車に搭
    載され、被保冷品を昇降させる荷積み用のスタッカーク
    レーンと、倉庫内の空気を冷却する冷却器とを備える自
    動ラック式低温倉庫の冷却システムにおいて、多数の吹
    出口を有し、冷却器からの冷却空気を倉庫内各所に送る
    送気ダクトと、多数の吸気口を有し、倉庫内各所からの
    空気を冷却器へ戻す吸気ダクトを倉庫内の上部に前記走
    行台車の移動方向に沿って配設し、また、前記スタッカ
    ークレーンに沿って上下方向に換気ダクトを設け、前記
    走行台車とスタッカークレーンの各駆動用モータからの
    廃熱により暖められた空気が換気ダクトにより前記吸気
    口近傍に送られるようにしてなる自動ラック式低温倉庫
    の冷却システム。
  2. 【請求項2】上下左右に多数の荷積部を有するラック
    と、同ラックに沿って左右方向に走行する走行台車に搭
    載され、被保冷品を昇降させる荷積み用のスタッカーク
    レーンと、倉庫内の空気を冷却する冷却器とを備え、走
    行台車とスタッカークレーンの各駆動用のモータをとも
    に走行台車上に搭載する自動ラック式低温倉庫の冷却シ
    ステムにおいて、多数の吹出口を有し、冷却器からの冷
    却空気を倉庫内各所に送る送気ダクトと、多数の吸気口
    を有し、倉庫内各所からの空気を冷却器へ戻す吸気ダク
    トを前記吹出口が前記吸気口よりも下方となるよう倉庫
    内の上部に前記走行台車の移動方向に沿って配設し、ま
    た、前記スタッカークレーンに沿って上下方向に換気ダ
    クトを設け、同換気ダクトの開口下端を走行台車とスタ
    ッカークレーンの各駆動用モータの上方に臨ませるとと
    もに、換気ダクトの開口上端を前記吹出口よりも高く、
    かつ前記吸気口よりも低い位置に開口せしめ、前記走行
    台車とスタッカークレーンの各駆動用モータからの廃熱
    により暖められた空気が換気ダクトにより前記吸気口近
    傍に送られるようにしてなる自動ラック式低温倉庫の冷
    却システム。
  3. 【請求項3】上下左右に多数の荷積部を有するラック
    と、同ラックに沿って左右方向に走行する走行台車に搭
    載され、被保冷品を昇降させる荷積み用のスタッカーク
    レーンと、倉庫内の空気を冷却する冷却器とを備え、走
    行台車駆動用のモータは走行台車上に搭載され、スタッ
    カークレーン駆動用のモータが同クレーンに沿って自走
    する自動ラック式低温倉庫の冷却システムにおいて、多
    数の吹出口を有し、冷却器からの冷却空気を倉庫内各所
    に送る送気ダクトと、多数の吸気口を有し、倉庫内各所
    からの空気を冷却器へ戻す吸気ダクトを前記吹出口が前
    記吸気口よりも下方となるよう倉庫内の上部に前記走行
    台車の移動方向に沿って配設し、また、前記スタッカー
    クレーンに沿って上下方向に換気ダクトを設け、同換気
    ダクトの開口下端を走行台車に搭載された走行台車の駆
    動用モータの上方に臨ませ、かつ、換気ダクト内にスタ
    ッカークレーンの駆動用モータを昇降可能に設けるとと
    もに、換気ダクトの開口上端を前記吹出口よりも高く、
    かつ前記吸気口よりも低い位置に開口せしめ、前記走行
    台車とスタッカークレーンの各駆動用モータからの廃熱
    により暖められた空気が換気ダクトにより前記吸気口近
    傍に送られるようにしてなる自動ラック式低温倉庫の冷
    却システム。
  4. 【請求項4】前記換気ダクトの途中に換気用の送風機を
    設け、同送風機の駆動により、前記走行台車とスタッカ
    ークレーンの各駆動用モータからの廃熱により暖められ
    た空気が換気ダクトにより前記吸気口近傍へ強制的に送
    られるようにしてなる請求項1乃至3に記載の自動ラッ
    ク式低温倉庫の冷却システム。
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