JPH11207183A - 排気ガス浄化用触媒 - Google Patents
排気ガス浄化用触媒Info
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- JPH11207183A JPH11207183A JP9324225A JP32422597A JPH11207183A JP H11207183 A JPH11207183 A JP H11207183A JP 9324225 A JP9324225 A JP 9324225A JP 32422597 A JP32422597 A JP 32422597A JP H11207183 A JPH11207183 A JP H11207183A
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Abstract
べくパラジウムを用いた場合において、高温耐久後の触
媒活性が低下することを抑制し、優れた触媒性能を持つ
排気ガス浄化触媒を提供する。。 【解決手段】 排気ガス浄化用触媒において、耐熱性無
機酸化物と、パラジウムが担持されたセリウム系複合酸
化物と、パラジウムが排気ガス中に含まれる炭化水素類
によって被毒されるのを抑制する硫酸塩とを含ませた。
好ましくは、上記硫酸塩として、硫酸バリウム、硫酸カ
ルシウム、硫酸ストロンチウム、硫酸セシウム、硫酸カ
リウム、硫酸マグネシウム、硫酸イットリウム、および
硫酸ランタンからなる群より少なくとも1つが選ばれ
る。
Description
燃機関から排出される排気ガス中に含まれる窒素酸化物
(NOX )、一酸化炭素(CO)、および炭化水素(H
C)などを効率よく浄化するための排気ガス浄化用触媒
に関する。
めに従来から最も広く用いられている触媒としては、プ
ラチナ、パラジウム、ロジウムなどの貴金属を活性物質
とした、いわゆる三元触媒がある。この三元触媒は、N
OX からN2 への還元反応、あるいはCOからCO2 お
よびHCからCO2 、H2 Oへの酸化反応の触媒として
作用するものである。
増すコールドエミッションへの対応として床下からより
内燃機関に近いマニバータ位置に搭載される傾向にあ
る。そのため、上記三元触媒は、実用的には、例えば9
00℃以上(場合によっては1000℃以上)の高温に
曝されることもあり、このような高温下における高い触
媒活性が要求される。その一方で、内燃機関が始動した
直後のように、上記内燃機関が十分に暖気されていない
比較的低温下においても、高い触媒活性が要求される。
低温での触媒活性を向上させるためにパラジウムを含ん
だ排気ガス浄化用触媒が使用されている。ところが、パ
ラジウムは、ガス変動下での排気ガス浄化率や、リッチ
雰囲気下でのNOx の浄化率が低いといった欠点を有す
る。リッチ雰囲気下でのNOx の浄化率が低いのは、排
気ガスの成分の一つである炭化水素によってパラジウム
の表面が被毒されるためである。
排気ガス浄化用触媒に添加することによって防止するこ
とができるが、アルカリ土類金属を炭酸塩や酢酸塩とし
て添加した場合には、これらの添加物が高温時に他の触
媒成分と複合酸化物を形成してしまうので、被毒の抑制
効果を十分に得られなかったり、逆に急激な触媒性能の
低下を引き起す原因となっていた。
されたものであって、低温(200〜400℃)での活
性を高めるべくパラジウムを用いた場合において、高温
耐久後の触媒活性が低下することを抑制し、優れた触媒
性能を持つ排気ガス浄化触媒を提供することをその課題
とする。
は、次の技術的手段を講じている。
酸化物と、パラジウムが担持されたセリウム系複合酸化
物と、パラジウムが排気ガス中に含まれる炭化水素類に
よって被毒されるのを抑制する硫酸塩とを含むこと特徴
とする、排気ガス浄化用触媒が提供される。
活性に優れるパラジウムが含まれているので、低温排気
ガス、特にHCを良好に浄化することができる。すなわ
ち、パラジウムを含むことによって内燃機関が十分に暖
気されていない段階において排出されるHCなどの排気
ガスを十分に浄化することができる。また、パラジウム
が排気ガス中に含まれるHCなどの炭化水素類によって
被毒されるのを抑制する硫酸塩が添加されているので、
NOX 浄化率が低下してしまうことが回避されている。
加えて、硫酸塩は、排気ガス中で熱的に安定であり、1
000℃では熱分解してしまうこともないので、他の触
媒成分と複合酸化物を形成して上記排気ガス浄化用触媒
の性能が劣化してしまうこともない。
に担持させれば、この酸化物が有する酸素ストレージ能
により、パラジウムが触媒活性が高活性なPdOになる
とともに、パラジウムの粒成長が抑制されて触媒活性の
低下を抑制することができる。このため、パラジウム担
持させたセリウム系複合酸化物を含む排気ガス浄化用触
媒では、COの浄化率とNOx の浄化率が一致する、い
わゆるCO−NOx クロス点浄化率が高いといった利点
が得られる。
しては、バリウム(Ba)、カルシウム(Ca)、スト
ロンチウム(Sr)、セシウム(Cs)、カリウム
(K)、マグネシウム(Mg)、イットリウム(Y)、
およびランタン(La)の硫酸塩が挙げられ、これらの
硫酸塩からなる群から少なくとも1つを選択するのが好
ましい。たとえば硫酸バリウムは、1200℃程度にお
いて熱分解されるので、上記排気ガス浄化用触媒がマニ
バータ位置に搭載された場合に上記排気ガス浄化用触媒
が達する温度、たとえば1000℃程度では熱分解され
ず、上記排気ガス浄化用触媒を劣化させることなく、上
記貴金属が被毒されてしまうことが回避されている。
コニウム(ZrO2 )、酸化ジルコニウムと他の酸化物
との複合酸化物、アルミナ(Al2 O3 )、シリカ(S
iO 2 )、チタニア(TiO2 )、マグネシア(Mg
O)などが用いることができる。
用触媒としての高温における触媒活性を高めるべく、少
なくともその一部に貴金属、たとえばロジウム(Rh)
やプラチナ(Pt)を担持させるのが好ましい。パラジ
ウムに加えて、プラチナおよび/またはロジウムを使用
する場合に、これらの貴金属を耐熱性無機酸化物に担持
させるのは、プラチナとロジウムとは、相性が良いため
に、これらを同一の担体上に共存させることが好まし
く、一方、ロジウムとパラジウムとは、高温では合金化
しやすいために触媒としては相性が悪く、これらを同一
の担体上に共存させることが好ましくないからである。
さらには、プラチナおよび/またはロジウムを酸化ジル
コニウムなどの耐熱性無機酸化物に担持させた場合に
は、これらの貴金属が高温で粒成長してしまうことを抑
制することができるからである。
セリウムと酸化ジルコニウムとを含むものなどが挙げら
れる。すなわち、Ce1-a Zra O2 またはCe
1-(x+y) Zrx Ry Oxideで定義されるものが挙げら
れ、この場合、いずれか一方の複合酸化物を用いても、
また双方とも用いてもよい。なお、Rとしては、たとえ
ばセリウム以外の希土類元素が挙げられ、好ましくはイ
ットリウム(Y)、ランタン(La)、ネオジム(N
d)、イッテルビウム(Yb)からなる群より少なくと
も1つが選択され、0.2≦a≦0.9、0.2≦x+
y≦0.9、0.15≦x≦0.7、0.05≦y≦
0.2とされる。また、酸化セリウムと酸化ジルコニウ
ムとを含むセリウム系複合酸化物においては、酸化セリ
ウム結晶中のセリウム元素の一部がジルコニウム元素で
置換固溶されていることが好ましい。ここで、Rを含む
複合酸化物においては、酸素の原子割合が「Oxide」と
記載されているが、これはRの酸化数がCeやZrの酸
化数と一致しない場合を考慮したものであり、その原子
割合はRの酸化数やCeおよびZrの原子割合によって
決定される。
セリウム系複合酸化物は、公知の方法(共沈法やアルコ
キシド法)により所望の組成に調整することができる。
たとえば、所定の化学量論比となるようにセリウム、ジ
ルコニウム、並びに必要に応じてセリウム以外の希土類
元素を含む塩の溶液を調整して、この溶液にアルカリ性
水溶液、あるいは有機酸を加え、セリウム、ジルコニウ
ム、必要に応じて希土類元素を含む塩を共沈させた後、
この共沈物を熱処理するか、あるいは、セリウム、ジル
コニウム、必要に応じて希土類元素を含む混合アルコキ
シド溶液を調整し、この混合アルコキシド溶液に脱イオ
ン水を加えて、共沈あるいは加水分解させて、この共沈
物あるいは加水分解生成を熱処理することにより行われ
る。
般の工業的用途に用いられる1〜3重量%のハフニウム
を含んだものでよく、本願発明では便宜上、ハフニウム
含有分をジルコニウムとみなして組成計算している。
ジルコニウムのオキシ塩酸塩、オキシ硝酸塩、オキシ硫
酸塩などの無機塩の他、オキシ酢酸塩などの有機塩を使
用することができる。また、セリウム以外の希土類元素
の塩としては、硫酸塩、硝酸塩、塩酸塩、リン酸塩など
の無機塩や、酢酸塩、シュウ酸塩などの有機塩を用いる
ことができる。さらに、アルカリ水溶液としては、アン
モニア水溶液などが用いられ、有機酸としては、シュウ
酸、クエン酸などが用いられる。
ドとしては、セリウム、ジルコニウム、および希土類元
素のメトキシド、エトキシド、プロポキシド、ブトキシ
ドなどやこれらのエチレンオキサイド付加物などが用い
られる。
生成物を熱処理するに際しては、これらの共沈物あるい
は加水分解生成物を濾過洗浄後、好ましくは約50〜2
00℃で約1〜48時間乾燥し、得られた乾燥物を約3
50〜1000℃、好ましくは400〜700℃で約1
〜12時間焼成することにより行う。
ジウムを担持させるには、パラジウムを含む塩の溶液を
調整して、これをセリウム系酸化物を含浸させた後に熱
処理すればよい。パラジウム塩の溶液としては、硝酸塩
水溶液、ジニトロジアンミン硝酸塩溶液、塩化物水溶液
などが用いられる。また、パラジウム塩の溶液は、約1
〜20重量%のパラジウム塩を含み、含浸後の熱処理
は、好ましくは約50〜200℃で約1〜48時間、さ
らに約350〜1000℃、好ましくは400〜700
℃で約1〜12時間成することにより行う。同様に、耐
熱性無機酸化物にプラチナおよび/またはロジウムを担
持させる場合には、プラチナおよび/またはロジウム含
む塩の溶液を調整して、この溶液に耐熱性無機酸化物を
含浸させた後に熱処理すればよい。
共存させる方法としては、上記排気ガス浄化用触媒によ
って、たとえばセラミックハニカム担体などの支持担体
を被覆する際に添加する方法が挙げられる。具体的に
は、上記排気ガス浄化用触媒(セリウム系複合酸化物、
ジルコニアおよびアルミナなどの無機酸化物)と硫酸塩
とを混合して蒸留水を加えてスラリー状とし、このスラ
リーに上記支持担体を漬け込んだ後に引き上げ、電気炉
にて乾燥させることにより行われる。
付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より
明らかとなろう。
とともに説明する。
Y0.1 Oxide)にパラジウム元素に換算して2.3重量
%となるように硝酸パラジウム水溶液を含浸させ、これ
を乾燥させた後に600℃で3時間焼成することによっ
てパラジウムが担持されたセリウム系複合酸化物(ア)
の粉末を得た。一方、ジルコニア(ZrO2 )に白金元
素に換算して1.9重量%となるようにジニトロジアン
ミン白金溶液を含浸し、ロジウム元素に換算して1.0
重量%となるように硝酸ロジウム水溶液を含浸させ、こ
れを乾燥させた後に600℃で3時間焼成することによ
って白金およびロジウムが担持されたジルコニア(イ)
の粉末を得た。このようにして得られた粉末(ア)、粉
末(イ)、活性アルミナ、硫酸バリウム、アルミナゾル
をボールミルで混合・粉砕して得られたスラリーをモノ
リス担体に付着させて乾燥した後に、600℃で3時間
焼成することによって本実施例の排気ガス浄化用触媒を
得た。なお、この排気ガス浄化用触媒には、モノリス担
体1リットルに対して、パラジウム1.8g、セリウム
系複合酸化物75g、白金1.0g、ロジウム0.5
g、ジルコニア50g、アルミナ130g、およびバリ
ウム元素0.1molが付着されている。
0.375 Y0.125 Oxide)にパラジウム元素に換算して
8.5重量%となるように硝酸パラジウム水溶液を含浸
し、これを乾燥させた後に600℃で3時間焼成するこ
とによってパラジウムが担持されたセリウム系複合酸化
物の粉末を得た。この粉末、活性アルミナ、硫酸バリウ
ム、アルミナゾルをボールミルで混合・粉砕して得られ
たスラリーをモノリス担体に付着させて乾燥した後に、
600℃で3時間焼成することによって本実施例の排気
ガス浄化用触媒を得た。なお、この排気ガス浄化用触媒
には、モノリス担体1リットルに対して、パラジウム
7.0g、セリウム系複合酸化物75g、アルミナ18
0g、およびバリウム元素0.2molが付着されてい
る。
O2 )にパラジウム元素に換算して6.7重量%となる
ように硝酸パラジウム水溶液を含浸し、これを乾燥させ
た後に600℃で3時間焼成することによってパラジウ
ムが担持されたセリウム系複合酸化物(ア)の粉末を得
た。一方、活性アルミナに白金元素に換算して0.3重
量%となるようにジニトロジアンミン白金溶液を含浸
し、ロジウム元素に換算して0.3重量%となるように
硝酸ロジウム水溶液をそれぞれ含浸し、これを乾燥させ
た後に600℃で3時間焼成することによって白金およ
びロジウムが担持された活性アルミナ(イ)の粉末を得
た。このようにして得られた粉末(ア)、粉末(イ)、
硫酸バリウム、アルミナゾルをボールミルで混合・粉砕
して得られたスラリーをモノリス担体に付着させて乾燥
した後に、600℃で3時間焼成することによって本実
施例の排気ガス浄化用触媒を得た。なお、この排気ガス
浄化用触媒には、モノリス担体1リットルに対して、パ
ラジウム3.6g、セリウム系複合酸化物50g、白金
0.5g、ロジウム0.5g、アルミナ180g、およ
びバリウム元素0.2molが付着されている。
Y0.05Oxide)にパラジウム元素に換算して4.8重量
%となるように硝酸パラジウム水溶液を含浸し、これを
乾燥させた後に600℃で3時間焼成することによって
パラジウムが担持されたセリウム系複合酸化物(ア)の
粉末を得た。(ア)とは別のセリウム系複合酸化物(C
e0.65Zr0.3 Y0.05Oxide)に、白金元素に換算して
1.2重量%となるようにジニトロジアンミン白金溶液
を含浸し、ロジウム元素に換算して1.2重量%となる
ように硝酸ロジウム水溶液を含浸させ、これを乾燥させ
た後に600℃で3時間焼成することによって白金およ
びロジウムが担持されたセリウム系複合酸化物(イ)の
粉末を得た。このようにして得られた粉末(ア)、粉末
(イ)、活性アルミナ、硫酸バリウム、アルミナゾルを
ボールミルで混合・粉砕して得られたスラリーをモノリ
ス担体に付着させて乾燥した後に、600℃で3時間焼
成することによって本実施例の排気ガス浄化用触媒を得
た。なお、この排気ガス浄化用触媒には、モノリス担体
1リットルに対して、パラジウム2.0g、セリウム系
複合酸化物80g、白金0.5g、ロジウム0.5g、
アルミナ170g、およびバリウム元素0.15mol
が付着されている。
Y0.1 Oxide)にパラジウム元素に換算して9.6重量
%となるように硝酸パラジウム水溶液を含浸させ、これ
を乾燥させた後に600℃で3時間焼成することによっ
てパラジウムが担持されたセリウム系複合酸化物(ア)
の粉末を得た。一方、ジルコニウム系酸化物(Zr0. 89
Ce0.11O2 )に、ロジウム元素に換算して1.6重量
%となるように硝酸ロジウムを含浸し、これを乾燥させ
た後に600℃で3時間焼成することによってロジウム
が担持されたジルコニウム系酸化物(イ)の粉末を得
た。このようにして得られた粉末(ア)、粉末(イ)、
活性アルミナ、硫酸カルシウム、アルミナゾルをボール
ミルで混合・粉砕して得られたスラリーをモノリス担体
に付着させて乾燥した後に、600℃で3時間焼成する
ことによって本実施例の排気ガス浄化用触媒を得た。な
お、この排気ガス浄化用触媒には、モノリス担体1リッ
トルに対して、パラジウム8.0g、セリウム系複合酸
化物75g、ロジウム0.8g、アルミナ100g、ジ
ルコニウム系酸化物50g、およびカルシウム元素0.
3molが付着されている。
Y0.1 Oxide)にパラジウム元素に換算して5.1重量
%となるように硝酸パラジウム水溶液を含浸し、これを
乾燥させた後に600℃で3時間焼成することによって
パラジウムが担持されたセリウム系複合酸化物の粉末を
得た。この粉末、活性アルミナ、硫酸ストロンチウム、
アルミナゾルをボールミルで混合・粉砕して得られたス
ラリーをモノリス担体に付着させて乾燥した後に、60
0℃で3時間焼成することによって本実施例の排気ガス
浄化用触媒を得た。なお、この排気ガス浄化用触媒に
は、モノリス担体1リットルに対して、パラジウム4.
0g、セリウム系複合酸化物75g、アルミナ180
g、およびストロンチウム元素0.2molが付着され
ている。
Y0.1 Oxide)にパラジウム元素に換算して2.3重量
%となるように硝酸パラジウム水溶液を含浸し、これを
乾燥させた後に600℃で3時間焼成することによって
パラジウムが担持されたセリウム系複合酸化物(ア)の
粉末を得た。一方、ジルコニア(ZrO2 )に白金元素
に換算して1.9重量%となるようにジニトロジアンミ
ン白金溶液を含浸し、ロジウム元素に換算して1.0重
量%となるように硝酸ロジウム水溶液を含浸し、これを
乾燥させた後に600℃で3時間焼成することによって
白金およびロジウムが担持されたジルコニア(イ)の粉
末を得た。このようにして得られた粉末(ア)、粉末
(イ)、活性アルミナ、アルミナゾルをボールミルで混
合・粉砕して得られたスラリーをモノリス担体に付着さ
せて乾燥した後に、600℃で3時間焼成した。さら
に、この触媒に酢酸バリウム水溶液を含浸し、乾燥させ
た後に600℃で3時間焼成することによって本比較例
の排気ガス浄化用触媒を得た。なお、この排気ガス浄化
用触媒には、モノリス担体1リットルに対して、パラジ
ウム1.8g、セリウム系複合酸化物75g、白金1.
0g、ロジウム0.5g、ジルコニア50g、アルミナ
130g、およびバリウム元素0.1molが付着され
ている。
ミナゾルをボールミルで混合・粉砕して得られたスラリ
ーをモノリス担体に付着させて乾燥した後に、600℃
で3時間焼成した。この触媒に、硝酸パラジウム水溶液
を含浸し、乾燥させた後に600℃で3時間焼成し、さ
らに、酢酸バリウム水溶液を含浸して乾燥させた後に6
00℃で3時間焼成することによって本比較例の排気ガ
ス浄化用触媒を得た。なお、この排気ガス浄化用触媒に
は、モノリス担体1リットルに対して、パラジウム7.
0g、セリア75g、アルミナ180g、およびバリウ
ム元素0.2molが付着されている。
て2.0重量%となるように硝酸パラジウム水溶液を含
浸させ、これを乾燥させた後に600℃で3時間焼成す
ることによってパラジウムが担持されたパラジウムが担
持された活性アルミナの粉末を得た。この粉末、セリウ
ム系複合酸化物(Ce0.6 Zr0.4 O2 )、活性アルミ
ナ、アルミナゾルをボールミルで混合・粉砕して得られ
たスラリーをモノリス担体に付着させて酢酸バリウムを
担持させて乾燥した後に、600℃で3時間焼成した。
この触媒に、ジニトロジアンミン白金溶液を含浸して乾
燥させ600℃で3時間焼成し、さらに、硝酸ロジウム
水溶液を含浸して乾燥させ600℃で3時間焼成するこ
とによって本比較例の排気ガス浄化用触媒を得た。な
お、この排気ガス浄化用触媒には、モノリス担体1リッ
トルに対して、パラジウム3.6g、セリウム系複合酸
化物50g、白金0.5g、ロジウム0.5g、アルミ
ナ180g、およびバリウム元素0.2molが付着さ
れている。
に換算して5.1重量%となるように硝酸パラジウム水
溶液を含浸し、これを乾燥させた後に600℃で3時間
焼成することによってパラジウムが担持されたジルコニ
アの粉末を得た。この粉末、セリア(CeO2 )、活性
アルミナ、アルミナゾルをボールミルで混合・粉砕して
得られたスラリーをモノリス担体に付着させて乾燥した
後に、600℃で3時間焼成して本比較例の排気ガス浄
化用触媒を得た。なお、この排気ガス浄化用触媒には、
モノリス担体1リットルに対して、パラジウム4.0
g、セリア75g、アルミナ105g、およびジルコニ
ア75gが付着されている。
よび比較例A〜Dに係る排気ガス浄化用触媒について、
耐久試験を行なった後に、排気ガスの浄化性能について
評価した。
筒エンジンを実車に搭載し、このエンジンの片バンク
(4気筒)に上記ようにして形成された排気ガス浄化用
触媒を装着することにより行った。具体的には、以下に
説明するサイクルを1サイクル(60秒)とし、このサ
イクルを3000回繰り返して計50時間行なった。図
1に示すように、0〜40秒の間はフィードバック制御
によって理論空燃比(A/F=14.6)、すなわちス
トイキ状態に維持された混合気をエンジンに供給すると
ともに、排気ガス浄化用触媒の内部温度が850℃近辺
となるように設定し、40〜44秒の間はフィードバッ
クをオープンにするとともに、燃料を過剰に噴射して燃
料リッチな状態(A/F=11.7)の混合気をエンジ
ンに供給した。また、44秒〜56秒の間は、引き続い
てフィードバックをオープンにして燃料を過剰に供給し
たまま上記排気ガス浄化用触媒の上流側から導入管を介
してエンジンの外部から二次空気を吹き込んで上記排気
ガス浄化用触媒(ハニカム担体)内部で過剰な燃料と二
次空気とを反応させて温度を上昇させた。このときの最
高温度は1050℃であった。過剰燃料と二次空気とが
供給される44秒〜56の間は、空燃比はストイキ状態
よりもややリーン状態(A/F=14.8)とされてい
る。最後の56秒〜60の間は、空気が供給され続けて
リーン状態(A/F=18.0)に制御されている。な
お、上記排気ガス浄化用触媒の温度は、ハニカム担体の
中心部に挿入した熱電対によって計測した。
50%浄化温度の測定)エンジンにストイキ状態の混合
気を供給し、この混合気の燃焼によって排出される排気
ガスの温度を30℃/minの割合で上昇させつつ上記
排気ガス浄化用触媒に供給して、上記排気ガス浄化触媒
によって排気ガス中の炭化水素が50%浄化されるとき
の温度をそれぞれ測定した。この測定は、排気ガスの空
間速度(SV)が80000/hの場合のそれぞれにつ
いて行った。なお、エンジンに供給される混合気は、フ
ィードバック制御によって略ストイキ状態とされている
が、そのA/F値は14.6±0.2である。
を燃料リッチな状態からリーン状態に変化させつつ、こ
の混合気をエンジンに供給し、供給された混合気をエン
ジンで燃焼させたとき排出される排気ガス中に含まれる
COおよびNOX が上記ハニカム担体によって浄化され
る割合をそれそれ測定し、COおよびNOX の双方とも
に50%以上浄化できるA/F値の幅を50%浄化ウイ
ンドウ幅とした。この50%浄化ウインドウ幅は、排気
ガス浄化用触媒が一定の性能を発揮できる供給混合気状
態の範囲の広さを表す指標である。たとえば、エンジン
に供給される混合気のA/F値が14.5以上のときに
CO浄化率が50%であり、A/F値が15.5以下の
ときにNOX 浄化率が50%以上である場合には、混合
気のA/F値が14.5〜15.5の範囲においてCO
およびNOX の双方とも50%以上浄化することがで
き、この場合には、50%浄化ウインドウ幅は1(A/
F)となる。
合気を燃料リッチな状態からリーン状態に変化させつ
つ、この混合気をエンジンに供給し、供給された混合気
をエンジンで燃焼させたとき排出される排気ガス中に含
まれるCOおよびNOX が上記ハニカム担体によって浄
化される割合をそれそれ測定し、これらの成分の浄化率
が一致するときの浄化率をCO−NOXクロス点浄化率
として測定した。なお、この測定は、エンジンを自動車
に実際に搭載させた状態ではなく、エンジンのみの状態
で行った。また、上記排気ガス浄化用触媒に供給される
排気ガスの温度は400℃であり、その空間速度SVは
80000/hである。そして、エンジンに供給される
混合気のA/F値は、フィードバック制御によって上記
した混合気のA/F値±1.0とされている。
ガス浄化用触媒の構成を表1に、各触媒の浄化性能を評
価した結果を表2に示す。
気ガス浄化用触媒は、パラジウムをセリウム系複合酸化
物に選択的に固定担持することにより、パラジウムの劣
化を抑制し、良好なウインドウをもっている。さらに、
硫酸塩を添加することによって、高温耐久後も複合酸化
物などの生成物により触媒が劣化することを抑制し、パ
ラジウムのHC吸着被毒を抑制し、良好な触媒性能を維
持できた。振幅の大きな条件下(A/F値が大きく変動
する条件下)でのCO−NOX クロス点浄化率が良好な
ことで代表されるように、本願発明の排気ガス浄化用触
媒の触媒性能が良好であるこが証明された。また、エン
ジン始動直後に、より早く排気ガスの浄化を始める低温
活性も良好であることが確認された。
用触媒は、高温域(1000℃前後)の過酷条件下に曝
された後においても高い触媒活性を維持しているととも
に、低温域(200〜400℃)においても高い触媒性
能を発揮することができる。すなわち、本願発明によれ
ば、エンジン始動直後から排気ガスを良好に浄化できる
ととも、マニバータ位置に搭載しても高い浄化性能を維
持することができる排気ガス浄化用触媒を提供すること
ができる。
る。
Claims (6)
- 【請求項1】 耐熱性無機酸化物と、パラジウムが担持
されたセリウム系複合酸化物と、パラジウムが排気ガス
中に含まれる炭化水素類によって被毒されるのを抑制す
る硫酸塩とを含むこと特徴とする、排気ガス浄化用触
媒。 - 【請求項2】 上記硫酸塩は、硫酸バリウム、硫酸カル
シウム、硫酸ストロンチウム、硫酸セシウム、硫酸カリ
ウム、硫酸マグネシウム、硫酸イットリウム、および硫
酸ランタンからなる群より少なくとも1つが選ばれる、
請求項1に記載の排気ガス浄化用触媒。 - 【請求項3】 上記耐熱性無機酸化物には、少なくとも
その一部に貴金属が担持されている、請求項1または2
に記載の排気ガス浄化用触媒。 - 【請求項4】 上記貴金属は、白金および/またはロジ
ウムである、請求項3に記載の排気ガス浄化用触媒。 - 【請求項5】 上記セリウム系複合酸化物は、一般式 【化1】 および/または、 【化2】 で表され、 Rは希土類金属を表し、0.2≦a≦0.9、0.2≦
x+y≦0.9、0.15≦x≦0.7、0.05≦y
≦0.2である、請求項1ないし4のいずれかに記載の
排気ガス浄化用触媒。 - 【請求項6】 上記耐熱性無機酸化物担体は、ジルコニ
ウム系酸化物および/またはジルコニウム系複合酸化物
である、請求項1ないし5のいずれかに記載の排気ガス
浄化用触媒。
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