JP2007216200A - 排ガス浄化触媒 - Google Patents

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Abstract

【課題】優れた耐熱性を有し、かつ、排ガス中の酸素濃度が低い場合にも、排ガス温度程度でPMを燃焼除去できる排ガス浄化触媒の提供を目的とする。
【解決手段】本発明の排ガス浄化触媒は、金属酸化物と、Li、Na、K、Rb、Csのいずれかの1族の金属で構成される硫酸塩および/またはBe、Mg、Ca、Sr、Baのいずれかの2族の金属で構成される硫酸塩と、酸素貯蔵能を有する助触媒とを、含むことを特徴としている。この構成により、優れた耐熱性を有し、かつ、排ガス中の酸素濃度が低い場合にも、排ガス温度程度でPMを燃焼除去できる排ガス浄化触媒の提供が可能である。
【選択図】なし

Description

本発明は、ディーゼルエンジンなどの排ガスに含まれるPM(ParticulateMatter)を燃焼して、排ガスを浄化する排ガス浄化触媒に関するものである。
ディーゼルエンジンなどの排ガスに含まれるPMは、その粒子径がほぼ1μm以下で、大気中に浮遊しやすく、呼吸時に人体に取り込まれやすい。また、PMは発癌性物質を含んでおり、ディーゼルエンジンからのPMの排出には、厳しい規制が実施されている。
PMを除去する方法に、耐熱性のセラミックスなどからなる排ガス浄化フィルタでPMを捕集し、ヒーターなどでフィルタを加熱してPMを燃焼させ、ガスに変えて放出する方法がある。また、排ガス浄化フィルタに金属酸化物などを含む排ガス浄化触媒を担持することで、通常のPM燃焼温度より低温で燃焼させることができる。
排ガス浄化触媒としては、CuやVなどの金属の酸化物を含むものが、高い活性を持つことが知られている。
例えば、特許文献1には、CuやVを含む金属酸化物の排ガス浄化触媒が開示されている。
また、特許文献2には、VやMoなどの酸化物にハロゲン化アルカリなどの金属塩を添加した排ガス浄化触媒が開示されている。
また、特許文献3には、Cu、Mn、Moなどの酸化物に、アルカリ金属の酸化物と貴金属とを添加した排ガス浄化触媒およびこれを担持した排ガス浄化フィルタが開示されている。
特開昭58−143840号公報 特開昭58−174236号公報 特公平4−42063号公報
しかし、従来の排ガス浄化触媒には、以下の課題があった。
特許文献1に記載の排ガス浄化触媒は、排ガス温度でPMを十分に燃焼することは困難であった。
特許文献2および3に記載の排ガス浄化触媒は、排ガス浄化触媒を製造する際の焼成過程で、アルカリ金属塩が分解し、アルカリ金属酸化物となって揮散するおそれがあった。また、アルカリ金属酸化物が、共存する他の金属酸化物と反応して、活性の低い複合酸化物となるおそれがあった。
特許文献2および3に記載の排ガス浄化触媒は、アルカリ金属塩の耐熱性が低いため、長時間の使用により活性が低下するおそれがあった。
従来の排ガス浄化触媒は、排ガス中の酸素濃度が低い場合、あるいはPMなどの燃焼によって局所的に酸素濃度が低下した場合、触媒活性を十分に発揮できないおそれがあった。
本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、優れた耐熱性を有し、かつ、排ガス中の酸素濃度が低い場合にも、排ガス温度程度でPMを燃焼除去できる排ガス浄化触媒の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の排ガス浄化触媒は、金属酸化物と、Li、Na、K、Rb、Csのいずれかの1族の金属で構成される硫酸塩および/またはBe、Mg、Ca、Sr、Baのいずれかの2族の金属で構成される硫酸塩と、酸素貯蔵能を有する助触媒とを、含むことを特徴としている。
この構成により、優れた耐熱性を有し、かつ、排ガス中の酸素濃度が低い場合にも、排ガス温度程度でPMを燃焼除去できる排ガス浄化触媒の提供が可能である。
本発明によれば、優れた耐熱性を有し、かつ、排ガス中の酸素濃度が低い場合にも、排ガス温度程度でPMを燃焼除去できる排ガス浄化触媒の提供が可能である。
本発明の請求項1に記載の発明は、金属酸化物と、Li、Na、K、Rb、Csのいずれかの1族の金属で構成される硫酸塩および/またはBe、Mg、Ca、Sr、Baのいずれかの2族の金属で構成される硫酸塩と、酸素貯蔵能を有する助触媒とを、含むことを特徴とする、排ガス浄化触媒である。
金属酸化物と硫酸塩とを含むことで、金属酸化物の触媒活性が向上するとともに、触媒が優れた耐熱性を持つ。
また、金属酸化物と硫酸塩とに、酸素貯蔵能を有する助触媒が共存することで、排ガス中の酸素濃度が低い場合に酸素を供給して、PMの燃焼を助けることができる。
排ガス中の酸素濃度が低い場合とは、排ガス中の酸素の体積濃度(以下、酸素濃度と称する)が10%以下の場合を示す。
本発明の請求項2に記載の発明は、金属酸化物が、V、Nb、Ta、Cr、Mo、W、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、Ga、Sn、Pbのいずれかの金属を含むことを特徴とする、請求項1に記載の排ガス浄化触媒である。
これにより、PMに対して高い触媒活性を発揮できる。
本発明の請求項3に記載の発明は、金属酸化物が、V、Mn、Cuの酸化物および/または複合酸化物であることを特徴とする、請求項1または2に記載の排ガス浄化触媒である。
これにより、PMに対して高い触媒活性を発揮できる。
本発明の請求項4に記載の発明は、硫酸塩が、硫酸セシウムであることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載の排ガス浄化触媒である。
これにより、金属酸化物の触媒活性を向上させることができる。
また、触媒が優れた耐熱性を発揮できる。
本発明の請求項5に記載の発明は、酸素貯蔵能を有する助触媒が、希土類元素の酸化物を含むことを特徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記載の排ガス浄化触媒である。
これにより、排ガス中の酸素濃度が低い場合に酸素を供給して、PMの燃焼を助けることができると考えられる。
本発明の請求項6に記載の発明は、酸素貯蔵能を有する助触媒が、酸化セリウムであることを特徴とする、請求項1乃至5のいずれかに記載の排ガス浄化触媒である。
これにより、排ガス中の酸素濃度が低い場合に、効果的に酸素を供給することができ、従って、PMの燃焼を助けることができる。
本発明の請求項7に記載の発明は、金属酸化物と、硫酸塩と、酸素貯蔵能を有する助触媒とを、無機酸化物に担持したことを特徴とする、請求項1乃至6のいずれかに記載の排ガス浄化触媒である。
これにより、触媒の熱による劣化が抑制されると考えられる。
また、触媒とPMとの接触面積を増加させることができ、従って、PMを効率的に燃焼することができると考えられる。
本発明の請求項8に記載の発明は、無機酸化物に酸素貯蔵能を有する助触媒を担持し、次に金属酸化物と、硫酸塩とを、担持したことを特徴とする、請求項1乃至7のいずれかに記載の排ガス浄化触媒である。
無機酸化物に触媒を担持することで、触媒の熱による劣化が抑制されると考えられる。
また、無機酸化物に触媒を担持することで、触媒とPMとの接触面積を増加させることができる。よって、PMを効率的に燃焼することができると考えられる。
また、無機酸化物に酸素貯蔵能を有する助触媒を担持し、次に金属酸化物と、硫酸塩とを、担持することで、金属酸化物と硫酸塩とがより表面に担持され、PMと接触しやすくなる。よって、PMを効率的に燃焼することができると考えられる。
本発明の請求項9に記載の発明は、無機酸化物が、酸化チタンであることを特徴とする、請求項7または8に記載の排ガス浄化触媒である。
酸化チタンに触媒を担持することで、触媒の熱による劣化が抑制されると考えられる。
また、酸化チタンに触媒を担持することで、触媒とPMとの接触面積を増加させることができる。よって、PMを効率的に燃焼することができると考えられる。
また、酸化チタンは触媒成分との反応性が低いので、触媒が劣化しにくい。よって、触媒活性を十分に発揮することができる。
本発明の請求項10に記載の発明は、金属塩と、硫酸塩と、希土類元素の塩とを、溶解させた水溶液を、乾固後酸化雰囲気で焼成したことを特徴とする、請求項1乃至6のいずれかに記載の排ガス浄化触媒である。
これにより、PMに対して高い触媒活性を持つ触媒が、容易に得られる。
本発明の請求項11に記載の発明は、金属塩と、硫酸塩と、希土類元素の塩とを、溶解させた水溶液に、無機酸化物の粉末を分散し、乾燥後酸化雰囲気で焼成したことを特徴とする、請求項1乃至9のいずれかに記載の排ガス浄化触媒である。
これにより、PMに対して高い触媒活性を持つ触媒が、無機酸化物に担持された状態で、容易に得られる。
本発明の請求項12に記載の発明は、金属塩と、硫酸塩とを、溶解させた水溶液に、酸素貯蔵能を有する助触媒を担持した無機酸化物の粉末を分散し、乾燥後酸化雰囲気で焼成したことを特徴とする、請求項1乃至9のいずれかに記載の排ガス浄化触媒である。
これにより、PMに対して高い触媒活性を持つ触媒が、無機酸化物に担持された状態で、容易に得られる。
また、金属酸化物と硫酸塩とがより表面に担持され、PMと接触しやすくなる。よって、PMを効率的に燃焼することができると考えられる。
本発明の請求項13に記載の発明は、金属塩が、酸化硫酸バナジウム、酢酸マンガンおよび硫酸銅であることを特徴とする、請求項10乃至12のいずれかに記載の排ガス浄化触媒である。
これにより、V、Mn、Cuの酸化物および複合酸化物を含む触媒が、容易に得られる。
本発明の請求項14に記載の発明は、希土類元素の塩が、硝酸セリウムであることを特徴とする、請求項10または11に記載の排ガス浄化触媒である。
これにより、酸化セリウムを含む触媒が、容易に得られる。
本発明の請求項15に記載の発明は、無機酸化物に担持された酸素貯蔵能を有する助触媒が、酸化チタンに担持された酸化セリウムであって、ここにセリウムがチタンのXmol%含まれており、Xの値が0<X<10であることを特徴とする、請求項7乃至9、請求項11または請求項12のいずれかに記載の排ガス浄化触媒である。
これにより、Xの値が10以上の場合に比べて、触媒の表面積を大きく維持することができる。よって、PMを効率的に燃焼することができると考えられる。
また、酸化セリウムをより多く含み、かつ表面積をより大きく維持するためには、Xの値が5<X<8であることが好ましい。
本発明の請求項16に記載の発明は、酸素貯蔵能を有する助触媒が、酸化セリウムと酸化ランタンとの固溶体であることを特徴とする、請求項1乃至5のいずれかに記載の排ガス浄化触媒である。
酸化セリウムに比べ、酸化セリウムと酸化ランタンとの固溶体は酸素貯蔵能が優れている。これは、酸化セリウムに酸化ランタンが固溶すると、酸素欠陥が形成され、これによって固溶体内部の酸素の拡散が促進されるためだと考えられる。酸化セリウムと酸化ランタンとの固溶体を用いることで、排ガス中の酸素濃度が低い場合に、効果的に酸素を供給することができ、従って、PMの燃焼を助けることができる。
本発明の請求項17に記載の発明は、酸素貯蔵能を有する助触媒が、酸化セリウムと酸化ジルコニウムとの固溶体であることを特徴とする、請求項1乃至5のいずれかに記載の排ガス浄化触媒である。
酸化セリウムに比べ、酸化セリウムと酸化ジルコニウムとの固溶体は酸素貯蔵能が優れている。これは、ジルコニウムの存在がセリウムの原子価変化を促進するためだと考えられる。酸化セリウムと酸化ジルコニウムとの固溶体を用いることで、排ガス中の酸素濃度が低い場合に、効果的に酸素を供給することができ、従って、PMの燃焼を助けることができると考えられる。
本発明の請求項18に記載の発明は、酸化セリウムと酸化ジルコニウムとの固溶体が、セリウムを10mol%含むことを特徴とする、請求項17に記載の排ガス浄化触媒である。
セリウムが10mol%含まれる酸化セリウムと酸化ジルコニウムとの固溶体は、セリウムがチタンの7mol%含まれる酸化チタンに担持された酸化セリウムと、同程度の重量のセリウムを含んでいる。このとき、酸化チタンに担持された酸化セリウムを用いた場合に比べて、酸化セリウムと酸化ジルコニウムとの固溶体を用いた触媒は、表面積がより大きい。よって、PMを効率的に燃焼することができると考えられる。
本発明の請求項19に記載の発明は、金属塩と、硫酸塩とを、溶解させた水溶液に、酸化セリウムと酸化ジルコニウムとの固溶体の粉末を分散し、乾燥後酸化雰囲気で焼成したことを特徴とする、請求項17または18に記載の排ガス浄化触媒である。
これにより、PMに対して高い触媒活性を持つ触媒が、酸化セリウムと酸化ジルコニウムとの固溶体に担持された状態で、容易に得られると考えられる。
以下、本発明の実施例を説明する。
(実施例1)
酸化硫酸バナジウムと、酢酸マンガン四水和物と、硫酸銅五水和物と、硫酸セシウムと、硝酸セリウム六水和物とを、イオン交換水に溶解させ、触媒成分を含む水溶液を調製した。水溶液に含まれる各成分の重量濃度は、酸化硫酸バナジウムが1.4%、酢酸マンガン四水和物が0.0052%、硫酸銅五水和物が1.0%、硫酸セシウムが2.0%、硝酸セリウム六水和物が4.2%である。次に、触媒成分を含む水溶液を蒸発乾固し、乾固後に得られた粉末を、電気炉を用いて大気雰囲気下にて900℃で5時間焼成し、触媒粉末を調製した。
これにより、V、Mn、Cuの酸化物および複合酸化物と、硫酸セシウムと、酸化セリウムとを含む排ガス浄化触媒が、容易に得られた。
V、Mn、Cuの酸化物および複合酸化物と、硫酸セシウムとが共存することで、酸化物および複合酸化物の触媒活性が向上するとともに、触媒が優れた耐熱性を持つ。
また、V、Mn、Cuの酸化物および複合酸化物と、硫酸セシウムとに、酸化セリウムが共存することで、排ガス中の酸素濃度が低い場合に酸素を供給して、PMの燃焼を助けることができると考えられる。
(実施例2)
実施例1と同じ工程で、触媒成分を含む水溶液を調製した。次に、水溶液を撹拌しながら、酸化チタン粉末を加え、懸濁液を調製した。次に、懸濁液を、エバポレータを用いて減圧乾燥し、乾燥後に得られた粉末を、電気炉を用いて大気雰囲気下にて900℃で5時間焼成し、触媒粉末を調製した。
これにより、V、Mn、Cuの酸化物および複合酸化物と、硫酸セシウムと、酸化セリウムとを含む排ガス浄化触媒が、酸化チタンに担持された状態で、容易に得られた。
V、Mn、Cuの酸化物および複合酸化物と、硫酸セシウムとが共存することで、酸化物および複合酸化物の触媒活性が向上するとともに、触媒が優れた耐熱性を持つ。
また、V、Mn、Cuの酸化物および複合酸化物と、硫酸セシウムとに、酸化セリウムが共存することで、排ガス中の酸素濃度が低い場合に酸素を供給して、PMの燃焼を助けることができると考えられる。
また、酸化チタンに、V、Mn、Cuの酸化物および複合酸化物と、硫酸セシウムと、酸化セリウムとを担持することで、触媒の熱による劣化を抑制することができると考えられる。同時に、触媒とPMとの接触面積を増加させることができ、従って、PMを効率的に燃焼することができると考えられる。
また、酸化チタンは触媒成分との反応性が低いので、触媒が劣化しにくい。よって、触媒活性を十分に発揮することができる。
(実施例3)
硝酸セリウム六水和物をイオン交換水に溶解させ、硝酸セリウム水溶液を調製した。次に、硝酸セリウム水溶液を撹拌しながら、酸化チタン粉末を加え、懸濁液を調製した。次に、懸濁液を、エバポレータを用いて減圧乾燥し、乾燥後に得られた粉末を、電気炉を用いて大気雰囲気下にて900℃で5時間焼成し、酸化セリウムを担持した酸化チタン粉末を調製した。粉末に含まれるセリウムは、チタンの1mol%となるように調製した。
酸化硫酸バナジウムと、酢酸マンガン四水和物と、硫酸銅五水和物と、硫酸セシウムとを、イオン交換水に溶解させ、触媒成分を含む水溶液を調製した。水溶液に含まれる各成分の重量濃度は、酸化硫酸バナジウムが1.4%、酢酸マンガン四水和物が0.0054%、硫酸銅五水和物が1.1%、硫酸セシウムが2.1%である。次に、触媒成分を含む水溶液を撹拌しながら、酸化セリウムを担持した酸化チタン粉末を加え、懸濁液を調製した。次に、懸濁液を、エバポレータを用いて減圧乾燥し、乾燥後に得られた粉末を、電気炉を用いて大気雰囲気下にて700℃で5時間焼成し、触媒粉末を調製した。触媒の重量は、酸化セリウムを担持した酸化チタン粉末の重量の、5%となるように調製した。
これにより、酸化セリウムを担持した酸化チタンに、さらにV、Mn、Cuの酸化物および複合酸化物と、硫酸セシウムとを担持した排ガス浄化触媒が得られた。
V、Mn、Cuの酸化物および複合酸化物と、硫酸セシウムとが共存することで、酸化物および複合酸化物の触媒活性が向上するとともに、触媒が優れた耐熱性を持つ。
また、V、Mn、Cuの酸化物および複合酸化物と、硫酸セシウムとに、酸化セリウムが共存することで、排ガス中の酸素濃度が低い場合に酸素を供給して、PMの燃焼を助けることができると考えられる。
また、酸化チタンに、V、Mn、Cuの酸化物および複合酸化物と、硫酸セシウムと、酸化セリウムとを担持することで、触媒の熱による劣化を抑制することができると考えられる。同時に、触媒とPMとの接触面積を増加させることができ、従って、PMを効率的に燃焼することができると考えられる。
また、酸化チタンに酸化セリウムを担持し、次にV、Mn、Cuの酸化物および複合酸化物と、硫酸セシウムとを、担持することで、酸化物および複合酸化物と硫酸セシウムとがより表面に担持され、PMと接触しやすくなる。よって、PMを効率的に燃焼することができると考えられる。
また、酸化チタンは触媒成分との反応性が低いので、触媒が劣化しにくい。よって、触媒活性を十分に発揮することができる。
また、触媒成分を担持する前にセリウムが酸化セリウムとして担持されているので、触媒成分を担持した後の焼成温度が、より低温でよい。よって、触媒の劣化が抑制され、触媒活性を十分に発揮することができる。
(評価例1)
実施例3の触媒粉末のPMに対する触媒活性を、以下のような熱分析で評価した。
実施例3の触媒粉末と、カーボンブラックとを、重量比4:1で混合し、乳鉢で十分粉砕混合した。これを評価試料1とした。
また、酸化チタン粉末とカーボンブラックとを、重量比4:1で混合し、乳鉢で十分粉砕混合した。これを比較試料1とした。
評価試料1および比較試料1の加熱時の重量変化を、熱分析装置を用いて測定した。
測定条件は、次のとおりである。試料温度は、室温から900℃まで5℃/分で昇温した。測定雰囲気は、酸化ガスを100ml/分で流した。酸化ガスは、窒素と酸素とを混合した混合ガスおよび大気を用いた。混合ガス中の酸素濃度は1、5および10%とした。また、大気は酸素濃度が21%と仮定した。
以上の測定から求められるTGを、PMに対する触媒活性の指標とした。
結果を図1に示した。図1は、横軸を酸素濃度、縦軸をTGとして、評価試料1および比較試料1の測定結果をプロットしたものである。
図1より、大気雰囲気下では、比較試料1に比べ評価試料1のTGが99℃低く、非常に高い触媒活性を発揮していることが確認された。また、酸素濃度10%の混合ガス雰囲気下では、比較試料1に比べ評価試料1のTGは101℃低く、酸素濃度が低い場合においても、非常に高い触媒活性を発揮できることが確認された。また、酸素濃度1%の混合ガス雰囲気下では、比較試料1に比べ評価試料1のTGは85℃低く、酸素濃度が極めて低い場合においても、高い触媒活性を発揮できることが確認された。
(実施例4)
実施例3と同じ工程で、排ガス浄化触媒を調製した。ただし、酸化セリウムを担持した酸化チタン粉末に含まれるセリウムは、チタンの2、3、5、7、8または10mol%となるように調製した。
(実施例5)
酸化硫酸バナジウムと、酢酸マンガン四水和物と、硫酸銅五水和物と、硫酸セシウムとを、イオン交換水に溶解させ、触媒成分を含む水溶液を調製した。水溶液に含まれる各成分の重量濃度は、酸化硫酸バナジウムが1.4%、酢酸マンガン四水和物が0.0054%、硫酸銅五水和物が1.1%、硫酸セシウムが2.1%である。次に、触媒成分を含む水溶液を撹拌しながら、セリウムを10mol%含む酸化セリウムと酸化ジルコニウムとの固溶体の粉末を加え、懸濁液を調製した。次に、懸濁液を、エバポレータを用いて減圧乾燥し、乾燥後に得られた粉末を、電気炉を用いて大気雰囲気下にて700℃で5時間焼成し、触媒粉末を調製した。触媒の重量は、固溶体粉末の重量の、5%となるように調製した。
これにより、酸化セリウムと酸化ジルコニウムとの固溶体に、V、Mn、Cuの酸化物および複合酸化物と、硫酸セシウムとを担持した排ガス浄化触媒が、容易に得られた。
V、Mn、Cuの酸化物および複合酸化物と、硫酸セシウムとが共存することで、酸化物および複合酸化物の触媒活性が向上するとともに、触媒が優れた耐熱性を持つ。
また、V、Mn、Cuの酸化物および複合酸化物と、硫酸セシウムとに、酸化セリウムと酸化ジルコニウムとの固溶体が共存することで、排ガス中の酸素濃度が低い場合に酸素を供給して、PMの燃焼を助けることができると考えられる。
また、酸化セリウムと酸化ジルコニウムとの固溶体に、V、Mn、Cuの酸化物および複合酸化物と、硫酸セシウムとを担持することで、触媒の熱による劣化を抑制することができると考えられる。同時に、触媒とPMとの接触面積を増加させることができ、従って、PMを効率的に燃焼することができると考えられる。
実施例1乃至5のいずれかに記載の排ガス浄化触媒では、金属酸化物に含まれる金属としてV、Mn、Cuを用いたが、他にもNb、Ta、Cr、Mo、W、Fe、Co、Ni、Zn、Ga、Sn、Pbのいずれかの金属を用いてもよい。
また実施例1乃至5のいずれかに記載の排ガス浄化触媒では、硫酸塩として硫酸セシウムを用いたが、他にも、Li、Na、K、Rbのいずれかの1族の金属で構成される硫酸塩および/またはBe、Mg、Ca、Sr、Baのいずれかの2族の金属で構成される硫酸塩を用いてもよい。
また実施例1乃至4のいずれかに記載の排ガス浄化触媒では、酸素貯蔵能を有する助触媒として酸化セリウムを用いたが、他にも希土類元素の酸化物として、例えば、酸化セリウムと酸化ランタンとの固溶体などを用いてもよい。
(評価例2)
実施例3および4の排ガス浄化触媒について、吸着装置を用いて−196℃における窒素吸着等温線を測定し、BET比表面積を求めた。
結果を図2に示した。図2は、横軸を実施例3および4の排ガス浄化触媒のセリウム含有量(mol%)とし、縦軸に各触媒のBET比表面積(平方メートル/g)をプロットしたものである。ただし、セリウム含有量とは、触媒に含まれるチタンに対するモル分率である。
図2より、触媒のBET比表面積は、セリウム含有量が7mol%前後で最も大きくなり、それ以上では、急激に低下した。よって、触媒の表面積を大きく維持するためには、セリウム含有量X(mol%)が0<X<10であればよい。また、より好ましくは、5<X<8である。
また、実施例5についても同様に、BET比表面積を求めた。見積もられたBET比表面積は38.7平方メートル/gであり、同程度の重量のセリウムを含む、酸化チタンに担持された酸化セリウムを用いた触媒に比べ、表面積が大きいことが分かった。
本発明の排ガス浄化触媒は、優れた耐熱性を有し、かつ、排ガス中の酸素濃度が低い場合にも、排ガス温度程度でPMを燃焼除去できるため、有用である。排ガス浄化の対象は、自動車だけでなく、建設機械、発電機、フォークリフト、耕運機、船舶など幅広く存在し、適用が可能である。
本発明の評価例1の熱分析の結果を示す図 本発明の評価例2のBET比表面積測定の結果を示す図

Claims (19)

  1. 金属酸化物と、Li、Na、K、Rb、Csのいずれかの1族の金属で構成される硫酸塩および/またはBe、Mg、Ca、Sr、Baのいずれかの2族の金属で構成される硫酸塩と、酸素貯蔵能を有する助触媒とを、含むことを特徴とする、排ガス浄化触媒。
  2. 金属酸化物が、V、Nb、Ta、Cr、Mo、W、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、Ga、Sn、Pbのいずれかの金属を含むことを特徴とする、請求項1に記載の排ガス浄化触媒。
  3. 金属酸化物が、V、Mn、Cuの酸化物および/または複合酸化物であることを特徴とする、請求項1または2に記載の排ガス浄化触媒。
  4. 硫酸塩が、硫酸セシウムであることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載の排ガス浄化触媒。
  5. 酸素貯蔵能を有する助触媒が、希土類元素の酸化物を含むことを特徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記載の排ガス浄化触媒。
  6. 酸素貯蔵能を有する助触媒が、酸化セリウムであることを特徴とする、請求項1乃至5のいずれかに記載の排ガス浄化触媒。
  7. 金属酸化物と、硫酸塩と、酸素貯蔵能を有する助触媒とを、無機酸化物に担持したことを特徴とする、請求項1乃至6のいずれかに記載の排ガス浄化触媒。
  8. 無機酸化物に酸素貯蔵能を有する助触媒を担持し、次に金属酸化物と、硫酸塩とを、担持したことを特徴とする、請求項1乃至7のいずれかに記載の排ガス浄化触媒。
  9. 無機酸化物が、酸化チタンであることを特徴とする、請求項7または8に記載の排ガス浄化触媒。
  10. 金属塩と、硫酸塩と、希土類元素の塩とを、溶解させた水溶液を、乾固後酸化雰囲気で焼成したことを特徴とする、請求項1乃至6のいずれかに記載の排ガス浄化触媒。
  11. 金属塩と、硫酸塩と、希土類元素の塩とを、溶解させた水溶液に、無機酸化物の粉末を分散し、乾燥後酸化雰囲気で焼成したことを特徴とする、請求項1乃至9のいずれかに記載の排ガス浄化触媒。
  12. 金属塩と、硫酸塩とを、溶解させた水溶液に、酸素貯蔵能を有する助触媒を担持した無機酸化物の粉末を分散し、乾燥後酸化雰囲気で焼成したことを特徴とする、請求項1乃至9のいずれかに記載の排ガス浄化触媒。
  13. 金属塩が、酸化硫酸バナジウム、酢酸マンガンおよび硫酸銅であることを特徴とする、請求項10乃至12のいずれかに記載の排ガス浄化触媒。
  14. 希土類元素の塩が、硝酸セリウムであることを特徴とする、請求項10または11に記載の排ガス浄化触媒。
  15. 無機酸化物に担持された酸素貯蔵能を有する助触媒が、酸化チタンに担持された酸化セリウムであって、ここにセリウムがチタンのXmol%含まれており、Xの値が0<X<10であることを特徴とする、請求項7乃至9、請求項11または請求項12のいずれかに記載の排ガス浄化触媒。
  16. 酸素貯蔵能を有する助触媒が、酸化セリウムと酸化ランタンとの固溶体であることを特徴とする、請求項1乃至5のいずれかに記載の排ガス浄化触媒。
  17. 酸素貯蔵能を有する助触媒が、酸化セリウムと酸化ジルコニウムとの固溶体であることを特徴とする、請求項1乃至5のいずれかに記載の排ガス浄化触媒。
  18. 酸化セリウムと酸化ジルコニウムとの固溶体が、セリウムを10mol%含むことを特徴とする、請求項17に記載の排ガス浄化触媒。
  19. 金属塩と、硫酸塩とを、溶解させた水溶液に、酸化セリウムと酸化ジルコニウムとの固溶体の粉末を分散し、乾燥後酸化雰囲気で焼成したことを特徴とする、請求項17または18に記載の排ガス浄化触媒。
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