JPH11193066A - 折り畳み式液体コンテナ - Google Patents

折り畳み式液体コンテナ

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JPH11193066A
JPH11193066A JP128998A JP128998A JPH11193066A JP H11193066 A JPH11193066 A JP H11193066A JP 128998 A JP128998 A JP 128998A JP 128998 A JP128998 A JP 128998A JP H11193066 A JPH11193066 A JP H11193066A
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JP
Japan
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opening
spout
lid
liquid container
exterior body
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Application number
JP128998A
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English (en)
Inventor
Shinichi Osada
慎一 長田
Tetsuhiro Yamamoto
哲浩 山本
Tetsuhiko Nagahashi
哲彦 永橋
Kenji Sato
健二 佐藤
Hiroshi Yama
矢間  博
Hiroaki Nishimura
洋明 西村
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/80Packaging reuse or recycling, e.g. of multilayer packaging

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  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
  • Packages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 液体を移送するために使用される液体コンテ
ナであって、リサイクル可能であるとともに廃棄物の発
生量を抑えることができるものを提供する。 【解決手段】 液体を移送するために使用される液体コ
ンテナであって、上面が開口した箱形状の外装体2と、
該外装体内部に挿脱自在に収容される袋体3と、外装体
の上面を開閉する蓋体4とを備え、外装体は、箱形状に
組み立て及び扁平状に折り畳み可能に形成され、袋体
は、液体を収容する袋体本体14と、該袋体本体に外方
に向けて突出するように取り付けられ袋体本体内部に連
通した注出口15と、該注出口を開閉する開閉手段16
とを有し、蓋体は、注出口を開閉手段が外側に突出した
状態で着脱自在に係止する係止手段21を有することを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液体を移送するため
に使用される液体コンテナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】液体を移送するための手段として、例え
ば、金属缶やBIB(Bag In Box)等の包装具が使用さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】最近、これらの包装具
は、省資源化や環境保全のために、リサイクルが求めら
れるようになってきており、金属缶の場合には、飲料缶
や缶詰缶についてはリサイクル率が高いものの、工場間
の原料の輸送用等に使用されている大容量の金属缶(特
に18L缶)については殆どリサイクルされていないの
が現状である。これは、使用済みの缶をそのままの状
態で輸送すると輸送コストが非常に高い、缶を潰して
回収しようとするとユーザ側で缶を潰すための大型の機
械を使用しなければならない、潰した缶の用途が限ら
れている、等の理由によるものである。また、BIBに
ついては、外装の段ボール箱を捨ててしまうため、大量
の廃棄物が発生するという問題が有った。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あって、その目的は、液体を移送するために使用される
液体コンテナであって、リサイクル可能であるとともに
廃棄物の発生量を抑えることができるものを提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、液体を移送するために使用され
る液体コンテナであって、上面が開口した箱形状の外装
体と、該外装体内部に挿脱自在に収容される袋体と、前
記外装体の上面を開閉する蓋体とを備え、前記外装体
は、箱形状に組み立て及び扁平状に折り畳み可能に形成
され、前記袋体は、液体を収容する袋体本体と、該袋体
本体に外方に向けて突出するように取り付けられ前記袋
体本体内部に連通した筒状の注出口と、該注出口を開閉
する開閉手段とを有し、前記蓋体は、前記注出口を前記
開閉手段が外側に突出した状態で着脱自在に係止する係
止手段を有する、ことを特徴とするものである。
【0006】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
において、前記蓋体が前記外装体に着脱自在であること
を特徴としている。
【0007】また、請求項3の発明は、請求項1の発明
において、前記注出口の外周面に軸方向に微小な間隔を
おいて一対のフランジが突出形成されたことを特徴とし
ている。
【0008】また、請求項4の発明は、請求項3の発明
において、前記係止手段が、前記蓋体に形成された開口
部と、この開口部の縁に回動自在に連結され前記開口部
の一部を封鎖する可撓性を有する係止片とからなり、前
記係止片が前記開口部を封鎖した状態で前記注出口の外
周径に対応する径の孔が形成され、前記孔の周囲の部分
を前記一対のフランジ間に嵌入することにより前記注出
口を係止するようにしたものであることを特徴としてい
る。
【0009】また、請求項5の発明は、請求項3の発明
において、前記係止手段が、前記蓋体に形成され前記フ
ランジの外周径に対応する径の開口部と、この開口部の
縁に形成された可撓性を有する突起とからなり、前記突
起を前記一対のフランジ間に嵌入することにより前記注
出口を係止するようにしたものであることを特徴として
いる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施形態
を図面を参照しながら説明する。図1は本発明の第1の
実施形態の液体コンテナ1の斜視図、図2は外装体2の
組み立て状態の斜視図、図3は外装体2の折り畳み状態
の斜視図、図4は図1の液体コンテナ1の上部の縦断面
図、図5は図1の液体コンテナ1の下部の縦断面図、図
6は係止手段21の斜視図、図7は第2の実施形態の係
止手段24の斜視図、図8は第3の実施形態の係止手段
28の平面図、図9、10は外装体2の折り畳み方法の
説明図である。
【0011】図1に示すように、液体コンテナ1は、上
面が開口した箱形状の外装体2と、外装体2の内部に挿
脱自在に収容される袋体3(図4参照)と、外装体2の
上面を開閉する蓋体4とを備えている。
【0012】外装体2はポリプロピレン等の合成樹脂材
から成る射出成形品で、図2に示すように、前側壁5、
右側壁6、後側壁7、左側壁8、底壁9(図5参照)か
らなっている。これらは、軽量化を図るために薄肉状に
形成されているとともに多数の小孔Hが設けられてお
り、高剛性化を図るために外面に補強リブRが格子状に
設けられている。なた、側壁5〜8の上部にはそれぞれ
持ち運び時や折り畳み時に指を入れるための把手孔10
が設けられている。
【0013】右側壁6は、中央部において、前側の第1
の右側壁構成部材6aと、後側の第2の右側壁構成部材
6bとに分割され、左側壁8は、中央部において、前側
の第1の左側壁構成部材8aと、後側の第2の左側壁構
成部材8bとに分割されている。
【0014】第1の右側壁構成部材6aと第2の右側壁
構成部材6bはこれらの間において上下方向に延びるヒ
ンジ部11を介して水平方向に回動自在に連結されてい
る。また、第1の右側壁構成部材6aはヒンジ部(不図
示)を介して前側壁5に水平方向に回動自在に連結さ
れ、第2の右側壁構成部材6bはヒンジ部(不図示)を
介して後側壁7に水平方向に回動自在に連結されてい
る。
【0015】同様に、第1の左側壁構成部材8aと第2
の左側壁構成部材8bはこれらの間において上下方向に
延びるヒンジ部(不図示)を介して水平方向に回動自在
に連結され、第1の左側壁構成部材8aはヒンジ部(不
図示)を介して前側壁5に水平方向に回動自在に連結さ
れ、第2の左側壁構成部材8bはヒンジ部(不図示)を
介して後側壁7に水平方向に回動自在に連結されてい
る。
【0016】図5に示すように、底壁9は、前側壁5と
平行に延びる水平支軸12を介して前側壁5の内面下端
部に回動自在に連結されている。また、後側壁7の内面
下端部の適所には底壁9の先端部内面に当接するストッ
パ13が設けられており、これによって底壁9が水平状
態に支持されるようになっている。
【0017】図9に示すように底壁9を上方に回動さ
せ、底壁9を前側壁5と平行にし、側壁6、8の中央部
を内方に押して、第1の右側壁構成部材6a及び第1の
左側壁構成部材8aを前側壁5に対して回動させるとと
もに、第2の右側壁構成部材6b及び第2の左側壁構成
部材8bを後側壁7に対して回動させると、図3に示す
ように、外装体2を扁平状に折り畳むことができる。
【0018】図4に示すように、袋体3は、液体Lを収
容する袋体本体14と、袋体本体14の上部に外方に向
けて突出するように取り付けられ袋体本体内部に連通し
た円筒状の注出口15と、注出口15を開閉する有底円
筒状の封蓋部材(開閉手段)16とを有している。
【0019】注出口15は合成樹脂射出成形品で、下端
部の外周面に軸方向に微小間隔をおいて形成された三段
のフランジ17〜19を有し、上端部の外周面にネジ山
を有している。封蓋部材16は合成樹脂射出成形品で、
内周面に注出口15のネジ山に螺合するネジ溝を有して
おり、このネジ溝を介して注出口15に着脱自在に螺着
することができる。
【0020】袋体本体14は、Ny/PE合成樹脂フィ
ルムによって形成され、上部に注出口15を取り付ける
ための円形の開口部を有している。この開口部の径は注
出口15の筒状部分の外周径とほぼ等しくなっており、
この開口部の周囲の部分の内面が注出口15のフランジ
19の上面にヒートシールされている。
【0021】蓋体4はポリプロピレン等の合成樹脂材か
らなる射出成形品で、軽量化を図るために薄肉状に形成
されており、周縁部の各コーナーの近傍に外装体2に着
脱自在に係止するための係止機構20を有し、上面に袋
体3の注出口15を着脱自在に係止するための係止手段
21(図6参照)を有している。
【0022】係止手段21は、蓋体4の上面に形成され
た開口部22と、開口部22の縁に回動自在に連結され
た可撓性を有する係止片23とから成っている。開口部
22は、注出口15の筒状部分の外周径に対応する径の
第1の孔22aと、第1の孔22aに連続するように形
成され封蓋部材16の外周径よりも大きな径の第2の孔
22bとからなっている。
【0023】係止片23は、第2の孔22bの縁におけ
る第1の孔22aに連通する部位に対向する部位に連結
され、第2の孔22bの内周面に整合する外郭形状を有
し、先端部が円弧状に切り欠かれている。係止片23に
よって第2の孔22bを封鎖すると、係止片23の切り
欠き23aの両端が第1の孔22aの両端に整合し、第
1の孔22aと切り欠き23aによって注出口15の筒
状部分の外周径に対応する径の円形の孔が形成されるよ
うになっている。
【0024】注出口15を蓋体4に取り付ける場合に
は、まず、係止片23を上方に折り曲げた状態で蓋体4
の裏面側から第2の孔22bに封蓋部材16が螺着され
た注出口15を挿入する(図6(a)参照)。次に、注
出口15を第1の孔22a側にスライドさせ、フランジ
17、18間の部分を第1の孔22aとの連通部分に押
し付けて該連通部分を押し広げ、注出口15を第1の孔
22a内に押し込むと、前記連通部分が元の状態に弾性
復帰して第1の孔22aの周囲の部分がフランジ17、
18間に嵌入した状態となる(図6(b)参照)。そし
て、係止片23を湾曲させて先端部をフランジ17、1
8間に嵌入すると、係止片23が平らな状態に弾性復帰
して注出口15が蓋体4に係止された状態となる。
【0025】注出口15を蓋体4から取り外す場合に
は、係止片23を裏面側から押し上げて湾曲させ、その
先端部をフランジ17、18間から抜き出す。そして、
注出口15を第2の孔22b側にスライドさせ、注出口
15を第2の孔22bから下方に抜き出す。
【0026】なお、係止手段は他の形態のものにするこ
ともできる。図7に示す係止手段24は、蓋体4の上面
に形成された開口部25と、この開口部25の縁に回動
自在に連結された可撓性を有する係止片26とから成っ
ている。
【0027】係止片26は、先端縁から切り欠かれたU
字形の切り欠き26aと、先端縁の両端から突出した一
対のストッパ片26b、26bとを有している。開口部
25の縁における係止片26が連結された辺と対向する
辺には内方に突出した係止板27が形成され、その先端
は円弧状に切り欠かれている。係止片26によって開口
部25を封鎖すると係止片26の切り欠き26aの両側
辺が係止板27の両側辺に一致し、係止片26の切り欠
き26aと係止板27の切り欠き27aによって注出口
15の筒状部分の外周径に対応する径の円形の孔が形成
されるようになっている。
【0028】注出口15を蓋体4に取り付ける場合に
は、係止片26を下方に折り曲げた状態で、封蓋部材1
6が螺着された注出口15のフランジ17と18の間の
部分に係止片26の先端部を嵌入し(図7(a)参
照)、注出口15を切り欠き26aの奥までスライドさ
せる。係止片26を上方に回動すると、封蓋部材16が
係止板27に押し付けられて係止片27が湾曲し、封蓋
部材16が係止板27を乗り越えて開口部25から突出
するとともに、ストッパ片26b、26bが開口部25
の先端縁に押し付られて湾曲し、開口部25の先端縁を
乗り越えるとストッパ片26b、26bが平らな状態に
弾性復帰して開口部25の先端縁に隣接する部分の上に
乗り上げた状態となる(図6(b)参照)。そして、係
止板27の先端部を注出口15のフランジ17と18の
間に嵌入すると、係止板27が平らな状態に弾性復帰し
て注出口15が蓋体4に係止された状態となる。
【0029】注出口15を蓋体4から取り外す場合に
は、封蓋部材16の上面を押し下げると、ストッパ片2
6b、26b及び係止板27が湾曲し、ストッパ片26
b、26bが開口部25の先端縁を乗り越えて係止片2
6が下方に回動する。そして、注出口15を切り欠き2
6aの先端側へスライドさせて切り欠き26aから抜き
出す(図7(a)参照)。
【0030】図8に示す係止手段28は、蓋体4の上面
に形成されフランジ17、18の外周径に対応する径の
円形の開口部29と、開口部29の縁に間隔をおいて形
成された複数個の三角形状の突起30とからなってい
る。
【0031】注出口15を蓋体4に取り付ける場合に
は、蓋体4の裏面側から開口部29に封蓋部材16が装
着された注出口15を挿入し、各突起30を湾曲させて
フランジ17、18間に嵌入させる。各突起30は弾性
によって元の状態に復帰し、注出口15が蓋体4に係止
された状態となる。
【0032】注出口15を蓋体4から取り外す場合に
は、封蓋部材16の上面を下方に押して各突起30を弾
性変形させ、注出口15及び封蓋部材16を開口部29
から抜き出す。なお、突起30の形状及び個数はこの実
施形態のものに限られないことはいうまでもない。
【0033】また、注出口15のフランジ17の周縁部
における各突起30に対応する位置に、注出口15を開
口部29に挿入する際に突起30を通過させるための切
り欠きを設けておき、注出口15を開口部29に挿入し
てフランジ17を開口部29から突出させ、注出口15
を中心軸まわりに回転させて突起30をフランジ17、
18間に位置させると注出口15が蓋体4に係止され、
この状態から注出口15を中心軸まわりに回転させてフ
ランジ17の切り欠きと突起30の位置を合わせると注
出口15が開口部29から抜き取り可能になるようにし
ても良い。
【0034】次に、上記のように構成された液体コンテ
ナ1の使用方法を説明する。包装を行う現場において、
扁平な状態に折り畳まれた外装体2と、液体Lが封入さ
れた袋体3と、蓋体4とが供給され、袋体3の注出口1
5には蓋体4が上記の手順で取り付けられる。
【0035】図10(a)に示すように、外装体2の前
側壁5と後側壁7の把手孔10に指を掛け、前側壁5と
後側壁7を離反する方向に引っ張ると、図10(b)に
示すように、第1の右側壁構成部材6a及び第1の左側
壁構成部材8aが前側壁5に対して外方に回動するとと
もに第2の右側壁構成部材6b及び第2の左側壁構成部
材8bが後側壁7に対して外方に回動し、外装体2が角
筒状となる。
【0036】そして、図10(c)に示すように、外装
体2内部に手を入れ、底壁9(図9参照)を下方に回動
させ、その先端をストッパ13に当接させる。これによ
って、外装体2は上面が開口した箱形状となる。次に、
蓋体4を取り付けた袋体3を外装体2内部に挿入し、蓋
体4を外装体2の上面開口に合わせて係止機構20によ
って外装体2に係止する(図1参照)。完成した液体コ
ンテナ1は複数個まとめて移送先に移送される。
【0037】移送先において、液体Lを使用する際に
は、封蓋部材16を注出口15から取り外し、容器1を
傾けて注出口15から液体Lを注出する。そして、袋体
3内部の液体Lが無くなると、係止機構20を解除し、
袋体3を蓋体4とともに外装体2から取り出す。そし
て、袋体3を蓋体4から取り外し、廃棄する。外装体2
は上記と逆の手順で扁平な状態に折り畳み、蓋体4とと
もに移送元に送り返す。送り返された外装体2及び蓋体
4は再び液体Lの移送に使用される。
【0038】外装体2及び蓋体4は扁平であるため、厚
さ方向に複数個重ねた状態で取り扱うことができ、輸送
時や保管時において大きなスペースを占有しないため、
輸送や保管に要するコストは低い。また、外装体2と蓋
体4は繰り返し使用されるため、廃棄物の発生量が少な
い。
【0039】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではない。例えば、上記実施形態では、蓋体4を外
装体2の上面に被せて取り付けるようにしているが、蓋
体4を水平方向にスライドさせて外装体2の上面に着脱
するようにしてもよい。また、蓋体4を底壁9と同じよ
うに外装体2に回動自在に取り付ける(即ち、蓋体4が
外装体2から取り外せない)ようにしてもよい。その他
にも特許請求の範囲の記載事項の意味内で種々の変更が
可能である。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明の液体コンテ
ナは、外装体が扁平な状態に折り畳み可能であるととも
に袋体が蓋体に着脱自在であるため、外装体及び蓋体を
リサイクルすることができ、廃棄物の発生量を抑えるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態の液体コンテナ1の
斜視図。
【図2】 外装体2の組み立て状態の斜視図。
【図3】 外装体2の折り畳み状態の斜視図。
【図4】 液体コンテナ1の上部の縦断面図。
【図5】 液体コンテナ1の下部の縦断面図。
【図6】 係止手段21の斜視図。
【図7】 第2の実施形態の係止手段24の斜視図。
【図8】 第3の実施形態の係止手段28の平面図。
【図9】 外装体2の折り畳み方法の説明図。
【図10】 外装体2の折り畳み方法の説明図。
【符号の説明】
1 液体コンテナ 2 外装体 3 袋体 4 蓋体 14 袋体本体 15 注出口 16 封蓋部材(開閉手段) 21 係止手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 健二 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 矢間 博 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 西村 洋明 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を移送するために使用される液体コ
    ンテナであって、 上面が開口した箱形状の外装体と、該外装体内部に挿脱
    自在に収容される袋体と、前記外装体の上面を開閉する
    蓋体とを備え、 前記外装体は、箱形状に組み立て及び扁平状に折り畳み
    可能に形成され、 前記袋体は、液体を収容する袋体本体と、該袋体本体に
    外方に向けて突出するように取り付けられ前記袋体本体
    内部に連通した筒状の注出口と、該注出口を開閉する開
    閉手段とを有し、 前記蓋体は、前記注出口を前記開閉手段が外側に突出し
    た状態で着脱自在に係止する係止手段を有する、ことを
    特徴とする折り畳み式液体コンテナ。
  2. 【請求項2】 前記蓋体が前記外装体に着脱自在である
    ことを特徴とする請求項1に記載の折り畳み式液体コン
    テナ。
  3. 【請求項3】 前記注出口の外周面に軸方向に微小な間
    隔をおいて一対のフランジが突出形成されたことを特徴
    とする請求項1に記載の折り畳み式液体コンテナ。
  4. 【請求項4】 前記係止手段は、前記蓋体に形成された
    開口部と、この開口部の縁に回動自在に連結され前記開
    口部の一部を封鎖する可撓性を有する係止片とからな
    り、前記係止片が前記開口部を封鎖した状態で前記注出
    口の外周径に対応する径の孔が形成され、前記孔の周囲
    の部分を前記一対のフランジ間に嵌入することにより前
    記注出口を係止するようにしたものであることを特徴と
    する請求項3に記載の折り畳み式液体コンテナ。
  5. 【請求項5】 前記係止手段は、前記蓋体に形成され前
    記フランジの外周径に対応する径の開口部と、この開口
    部の縁に形成された可撓性を有する突起とからなり、前
    記突起を前記一対のフランジ間に嵌入することにより前
    記注出口を係止するようにしたものであることを特徴と
    する請求項3に記載の折り畳み式液体コンテナ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010264990A (ja) * 2009-05-13 2010-11-25 Sanko Co Ltd 折り畳みコンテナー
KR200463399Y1 (ko) 2011-03-11 2012-11-05 한국컨테이너풀 주식회사 컨테이너용 운반 용기의 고정 거치대

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