JPH10129670A - 小型液体輸送容器 - Google Patents

小型液体輸送容器

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JPH10129670A
JPH10129670A JP28970696A JP28970696A JPH10129670A JP H10129670 A JPH10129670 A JP H10129670A JP 28970696 A JP28970696 A JP 28970696A JP 28970696 A JP28970696 A JP 28970696A JP H10129670 A JPH10129670 A JP H10129670A
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JP
Japan
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lid
container
lids
closed
liquid transport
Prior art date
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Pending
Application number
JP28970696A
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English (en)
Inventor
Toshio Shibukawa
利夫 渋川
Jun Isotani
潤 磯谷
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Mitsubishi Plastics Inc
Original Assignee
Mitsubishi Plastics Inc
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/80Packaging reuse or recycling, e.g. of multilayer packaging

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  • Stackable Containers (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Packages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 再使用が可能で繰り返し使用することができ
るとともに、ネスティング可能な構造を採用することに
よって返送時の空容器が占める容積を減少させ、空容器
返送時の輸送コストを低減させることができる小型液体
輸送容器を提供する。 【解決手段】 ネスティング可能な形状の容器本体2の
対向する開口辺部にそれぞれ開閉可能に取り付けられた
一対の蓋体3,4を有し、一方の蓋体3は、収容する液
体収納袋の口栓部を挿通させる口栓挿通部8を有し、他
方の蓋体4は、その上面に折畳み可能な把手10を有
し、容器本体2との間に該蓋体4を閉じ状態を保持する
ためのロック手段11を有するとともに、両蓋体3,4
を閉じたときに、他方の蓋体4の先端部によって一方の
蓋体3を閉じ状態に保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小型液体輸送容器
に関し、詳しくは、容器本体内に合成樹脂製の液体収納
袋を収容して保管・輸送等を行うとともに、収容状態の
ままで液体収納袋内の液体を取り出すことができる小型
液体輸送容器に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】醤油等
の液状食品や液状化学薬品を輸送するための液体輸送容
器としては、板金製のガロン缶や、段ボール製の外箱内
に合成樹脂製の液体収納袋(ポリ袋)をセットしたBI
Bと呼ばれるものが多く用いられている。しかし、これ
らの液体輸送容器は、いずれも使い捨てのものであっ
て、廃棄物処理の問題がある。
【0003】また、一部では、合成樹脂製の容器(ポリ
タンク)が使用されており、空容器を返送して再使用す
るようにしているが、この合成樹脂製の容器は、スタッ
クタイプであるので、返送時にかさばるため、空容器の
輸送コストに問題があった。
【0004】そこで本発明は、再使用が可能で繰り返し
使用することができるとともに、ネスティング可能な構
造を採用することによって返送時の空容器が占める容積
を減少させ、空容器返送時の輸送コストを低減させるこ
とができる小型液体輸送容器を提供することを目的とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の小型液体輸送容器は、ネスティング可能な
形状に形成した箱型の容器本体内に液体収納袋を収容す
る小型液体輸送容器であって、容器本体の対向する開口
辺部にそれぞれ開閉可能に取り付けられた一対の蓋体を
有し、一方の蓋体は、前記液体収納袋の口栓部を挿通さ
せる口栓挿通部を有し、他方の蓋体は、その上面に把手
を有し、容器本体との間に該蓋体を閉じ状態を保持する
ためのロック手段を有するとともに、両蓋体を閉じたと
きに、該他方の蓋体の先端部に、前記一方の蓋体を閉じ
状態に保持するための係合部を備えていることを特徴と
している。
【0006】さらに、前記一方の蓋体が、該蓋体の一部
に容器内方に凹んだ凹状部を有し、該凹状部に前記口栓
挿通部が設けられていることを特徴とし、また、前記口
栓挿通部が、他方の蓋体側が開口したU字状の切欠きに
より形成されており、両蓋体を閉じたときに、該口栓挿
通部のU字状開口が前記他方の蓋体により閉止されるよ
うに形成したことを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、図面を参照して
さらに詳細に説明する。図1は本発明の小型液体輸送容
器の一例を示す斜視図、図2は縦断面図、図3は要部の
縦断面図、図4は蓋体のロック手段を示す縦断面図、図
5は同じく斜視図、図6は空容器をネスティングした状
態を示す縦断面図である。
【0008】本形態例に示す小型液体輸送容器1は、上
方が開口した箱型の容器本体2と、この容器本体2の開
口部を閉塞する一対の蓋体3,4とからなるもので、容
器本体2は、その下部の寸法が開口部の寸法より小さい
ネスティング可能な形状に形成されている。
【0009】一方の蓋体3は、中央部に容器内方に凹ん
だ傾斜板5を有する凹状部6を設けたもので、容器本体
2の短辺側側壁2aには、該凹状部6に対応した凹状切
欠き部2bが設けられており、凹状切欠き部2bの底辺
に設けたヒンジ7に、凹状部6の下辺が回動可能に取り
付けられている。また、凹状部6の傾斜板5には、上部
側、即ち他方の蓋体4側が開口したU字状の切欠きから
なる口栓挿通部8が設けられている。
【0010】他方の蓋体4は、蓋体3に対向する開口辺
にヒンジ9で回動可能に取り付けられたもので、上記蓋
体3より大きく形成されており、両蓋体3,4を閉じた
ときに、上面に設けた折畳み可能な把手10が容器重心
部に近い位置になるように形成されている。また、両蓋
体3,4の先端部3a,4aは、両蓋体3,4を閉じた
ときに、蓋体3の先端部3aに蓋体4の先端部4aが上
方から重なるように形成されており、蓋体3は、蓋体4
により閉じ位置に保持された状態になる。
【0011】さらに、他方の蓋体4には、蓋体4を閉じ
状態に保持するためのロック手段11が設けられてい
る。このロック手段11は、容器本体2の長手側側板2
cの上部に設けた略L字状の係止部材12と、蓋体4に
設けられた係止辺13とからなるもので、係止部材12
の回動端の係止部14を、長手側側板2cの通孔15を
通して蓋体4の係止辺13に係止させることにより、蓋
体4を閉じ状態に保持するように形成されている。
【0012】係止部材12は、長手側側板2cから突出
した突片16,16に設けたヒンジ軸17により上下方
向に回動可能に設けられており、係止部材12の回動端
には、係止部材12を上方に回動させたときに容器内方
に突出する係止部14が設けられている。また、長手側
側板2cの上端部には、係止部14に対応した通孔15
が設けられるとともに、係止部14に設けた係合片18
に係合して係止部材12を蓋体ロック位置に保持するた
めの係合部19が設けられている。
【0013】上記係合片18は、係止部材12の天面部
両側にスリット20を設けて弾性変形可能に形成したも
ので、その上面には、係合部19に係合する突起21が
設けられている。また、係合部19は、係合片18の両
端部に対応する位置に設けられており、係合部19間に
は、係合状態解除時に指を挿入するスペースが設けられ
ている。
【0014】このように形成した小型液体輸送容器1で
液体を輸送する際には、図2に示すように、容器本体2
内に合成樹脂製の液体収納袋22を入れるとともに、そ
の口栓部23を傾斜板5の口栓挿通部8に装着する。こ
のとき、口栓挿通部8を上部側が開口したU字状に形成
したことにより、キャップ23aを装着したままの状態
で、簡単に口栓部23を装着することができる。
【0015】また、蓋体3を先に閉じてから他方の蓋体
4を閉じ、係止部材12を回動させて係止辺13に係止
させると、蓋体4は係止部材12により閉じ状態に保持
され、蓋体3は蓋体4の先端部4aにより閉じ状態に保
持される。このとき、係止部材12は、係合片18の弾
性変形により突起21が自動的に係合部19に係合する
ことにより、蓋体ロック位置に保持される。
【0016】このようにして蓋体3,4を閉じた状態の
小型液体輸送容器1は、蓋体4に設けた把手10を利用
することにより、人間が持って簡単に運ぶことができ
る。しかも、液体収納袋22の口栓部23が凹状部6内
に収まっているので、輸送時に口栓部23が損傷するこ
ともない。また、液体収納袋22内の液体を取り出す際
には、キャップ23aを外して小型液体輸送容器1を傾
けるだけで行うことができる。
【0017】また、蓋体4のロックを解除する際には、
係合部19間に指を挿入して係合片18を押し下げ、係
合部19と突起21との係合を解除しながら係止部材1
2を外方に回動させればよく、ロック解除も容易に行う
ことができる。
【0018】さらに、蓋体3,4の上面を、容器本体2
の底面形状に応じた凹部形状に形成しておくことによ
り、把手10を折畳んだ小型液体輸送容器1のスタッキ
ングを安定した状態で行うことができる。
【0019】そして、図6に示すように、液体を取り出
した後の小型液体輸送容器1は、蓋体3,4を開いた状
態でネスティングすることができるので、返送時の空容
器が占める容積を減少させることができる。このとき、
空となった液体収納袋は、折畳んで別にまとめて返送し
てもよく、ネスティング状態の容器本体2内に入れてお
いてもよい。
【0020】このように、空容器の返送を低コストで行
うことができるので、小型液体輸送容器1の繰り返し使
用に要するコストを大幅に低減することができ、使い捨
て容器のような廃棄物処理の問題もなく、省資源化にも
寄与することができる。
【0021】なお、本発明の小型液体輸送容器は、上記
形態例に限定されるものではなく、収容する液体の量や
液体の取出し方法に応じて適宜な形状で形成することが
できる。例えば、口栓挿通部は、単なる通孔で形成して
もよく、凹状部を設けずに蓋体を平板状に形成してその
適当な位置に口栓挿通部を設けるようにしてもよい。ま
た、蓋体のロック手段は、蓋体側に回動可能な係止部材
を設けることもでき、必要なロック強度に応じて適宜な
形状を採用することができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の小型液体
輸送容器によれば、空容器の返送をネスティング状態で
行うことができるので、返送時の輸送コストを低減で
き、繰り返し使用に要するコストを大幅に低減すること
が可能となり、使い捨て容器のような廃棄物処理の問題
もなく、省資源化にも寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の小型液体輸送容器の一例を示す斜視
図である。
【図2】 同じく縦断面図である。
【図3】 要部の縦断面図である。
【図4】 蓋体のロック手段を示す縦断面図である。
【図5】 同じく斜視図である。
【図6】 空容器をネスティングした状態を示す縦断面
図である。
【符号の説明】
1…小型液体輸送容器、2…容器本体、3,4…蓋体、
5…傾斜板、6…凹状部、7…ヒンジ、8…口栓挿通
部、9…ヒンジ、10…把手、11…ロック手段、12
…係止部材、13…係止辺、14…係止部、15…通
孔、16…突片、17…ヒンジ軸、18…係合片、19
…係合部、20…スリット、21…突起、22…液体収
納袋、23…口栓部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネスティング可能な形状に形成した箱型
    の容器本体内に液体収納袋を収容する小型液体輸送容器
    であって、容器本体の対向する開口辺部にそれぞれ開閉
    可能に取り付けられた一対の蓋体を有し、一方の蓋体
    は、前記液体収納袋の口栓部を挿通させる口栓挿通部を
    有し、他方の蓋体は、その上面に把手を有し、容器本体
    との間に該蓋体を閉じ状態を保持するためのロック手段
    を有するとともに、両蓋体を閉じたときに、該他方の蓋
    体の先端部に、前記一方の蓋体を閉じ状態に保持するた
    めの係合部を備えていることを特徴とする小型液体輸送
    容器。
  2. 【請求項2】 前記一方の蓋体は、該蓋体の一部に容器
    内方に凹んだ凹状部を有し、該凹状部に前記口栓挿通部
    が設けられていることを特徴とする請求項1記載の小型
    液体輸送容器。
  3. 【請求項3】 前記口栓挿通部は、他方の蓋体側が開口
    したU字状の切欠きにより形成されており、両蓋体を閉
    じたときに、該口栓挿通部のU字状開口が前記他方の蓋
    体により閉止されるように形成したことを特徴とする請
    求項1記載の小型液体輸送容器。
JP28970696A 1996-10-31 1996-10-31 小型液体輸送容器 Pending JPH10129670A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011039028A (ja) * 2009-07-16 2011-02-24 Sysmex Corp 試薬容器および試薬セット
US20130180982A1 (en) * 2012-01-16 2013-07-18 National Plastic Co., Ltd. Foldable and Overlappable Carrier Box

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