JPH1118507A - トラクタ - Google Patents

トラクタ

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JPH1118507A
JPH1118507A JP17988897A JP17988897A JPH1118507A JP H1118507 A JPH1118507 A JP H1118507A JP 17988897 A JP17988897 A JP 17988897A JP 17988897 A JP17988897 A JP 17988897A JP H1118507 A JPH1118507 A JP H1118507A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のトラクタにおいては、傾斜センサによ
って作業機の傾きを検出して角度制御を行なっていたの
で、高速での耕耘作業を行なった場合には、検出に時間
がかかって傾斜角度の変化に追随できなくなるため、作
業の仕上がりがあまり良くなかった。 【解決手段】 トラクタに本機の傾斜速度を検知する角
速度センサ1を配設して、作業機の水平制御を素早く行
う角度制御装置を構成し、該角速度センサ1が故障した
場合には、本機センサ2と、作業機センサ3との検出結
果のみに基づいて作業機15の傾斜角度を制御する角度
制御装置を構成し、該角速度センサ1は、油圧ケース4
及びバルブユニット24前面部と、ミッションケースM
の上面部と、シートSの下面部とで囲まれた範囲に装着
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラクタに関する
技術であり、特に農用トラクタにおける作業機の水平制
御を行う角度制御装置、及びエンジン制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、農用トラクタにおける作業機
の水平制御を行う角度制御装置に関する技術は公知とさ
れている。例えば、特公昭62−58684号公報等の
如くである。従来の農用トラクタにおいて、本機後部に
装着した作業機の水平制御及び角度制御は、傾斜センサ
で構成された作業機センサで、作業機の傾斜角度を検出
して角度を制御する角度制御装置により行われていた。
【0003】また、従来の農用トラクタは、エンジンの
回転数を設定するアクセル設定器をエンジン側面に装着
し、該アクセル設定器を操作するアクセルレバーをエア
カットプレート後方に設けて、該アクセルレバー及びフ
ートアクセルと、該アクセル設定器とを、ワイヤ又はリ
ンクを介して連結していた。更に、トラクタのエンジン
は、プラウなどの牽引作業や牧畜などの重作業を行うの
に適した、低回転域で最大トルクが得られる特性に構成
し、ロータリ作業などを行う場合には切換スイッチによ
り高回転域で最大トルクが得られるように構成してい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年のトラク
タにおいては、例えば従来の1.5倍から2倍程度の高
速での耕耘作業が可能となり、高速作業を行った場合に
は傾斜センサのみによって作業機の傾斜角度を検出して
いたのでは検出に時間がかかって、傾斜角度の変化に追
随できなくなり、作業の仕上がりがあまり良くなかっ
た。また、キャビンを装着したトラクタでは、作業機昇
降スイッチを上昇側に操作して、作業機を最上昇位置ま
で上昇させた場合に、キャビンのリアガラスなどを破損
することがあるため、ワイヤーなどで最上昇位置を任意
の高さに設定する最上昇位置規制を行っていた。する
と、最上昇位置を低い高さに規制した場合、作業機が本
来の最上昇位置よりも低い位置にあるにもかかわらず、
角度制御装置が作動して、あぜや畦畔を破壊してしまう
恐れがあった。
【0005】さらに、前記アクセル設定器は振動に弱い
ため、エンジン側面に装着していると故障する恐れがあ
り、また、アクセルレバーの操作が行いずらかった。そ
して、低回転域で最大トルクが得られるように構成した
エンジンにおいては、軽作業であるジャイロテッダやブ
ームスプレーヤーなどの管理作業を行う際に、PTO軸
に作業機を連結したときや、障害物に当たって作業機が
ロックしたときに、トルクリミッター装置を装着してい
ても、高価な作業機を破損することがあった。このよう
なことを防止するため、PTOを連結する際に、油圧回
路においてDRVや電子PTOなどを用いて緩やかに連
結する手段があるが、前者の場合はマッチングさせるの
が困難であり、後者の場合は高価であった。また、エン
ジンの回転を下げて出力を抑えるという手段はあるが、
PTO回転も抑えられてしまい、アイドル状態へ戻して
から接続する必要があるので操作性が悪く、この場合は
障害物との接触に対しては対処することができなかっ
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。即ち、本機の水平方向に対する傾斜
角度を検出する本機センサと、作業機の地面に対する傾
斜角度を検出する作業機センサとを有するトラクタにお
いて、該トラクタに本機の傾斜速度を検知する角速度セ
ンサを配設して、作業機の水平制御を素早く行う角度制
御装置を構成したことである。
【0007】また、本機の水平方向に対する傾斜角度を
検出する本機センサと、作業機の地面に対する傾斜角度
を検出する作業機センサとを有するトラクタにおいて、
該トラクタに本機の傾斜速度を検知する角速度センサを
配設し、通常は該角速度センサと、本機センサと、作業
機センサとの検出結果に基づいて、作業機の傾斜角度を
任意に設定した角度に制御し、該角速度センサが故障し
た場合には、本機センサと、作業機センサとの検出結果
のみに基づいて作業機の傾斜角度を制御する角度制御装
置を構成したことである。
【0008】また、本機の水平方向に対する傾斜角度を
検出する本機センサと、作業機の地面に対する傾斜角度
を検出する作業機センサとを有するトラクタにおいて、
該トラクタに本機の傾斜速度を検知する角速度センサを
配設して、該角速度センサと、本機センサと、作業機セ
ンサとの検出結果に基づいて、作業機の傾斜角度を任意
に設定した角度に制御する角度制御装置を構成し、該角
速度センサを、油圧ケース及びバルブユニット前面部
と、ミッションケースの上面部と、シートの下面部とで
囲まれた範囲に装着したことである。
【0009】また、本機の水平方向に対する傾斜角度を
検出する本機センサと、作業機の地面に対する傾斜角度
を検出する作業機センサとを有して、該本機センサと、
作業機センサとの検出結果に基づいて、作業機の傾斜角
度を任意に設定した角度に制御し、作業機をバックアッ
プモータ及び油圧リフトにより昇降可能に構成するとと
もに、該作業機の最上昇位置を任意に設定可能に構成し
たトラクタにおいて、リフト角センサにより検出される
作業機の昇降位置が予め設定した角度範囲にある場合、
又はバックアップモータに対する上昇信号が発生した場
合には、該作業機を本機に対して平行に制御する角度制
御装置を構成したことである。
【0010】また、電子燃料噴射装置を有するエンジン
と、該エンジンの回転数を設定するアクセル設定器と、
該アクセル設定器を動作させるハンドアクセルレバー及
びフートアクセルペダルとを備えたトラクタにおいて、
該アクセル設定器と、ハンドアクセルレバー及びフート
アクセルペダルとを、ワイヤ又はリンクで連結し、アク
セル設定器をシート右方のレバーガイド部に配置するエ
ンジン制御装置を構成したことである。
【0011】また、電子燃料噴射装置を有するエンジン
と、該エンジンの回転数を設定するアクセル設定器とを
備えたトラクタにおいて、エンジン出力とエンジントル
クとを変化させるエンジン特性切換スイッチを設け、該
エンジン特性切換スイッチにより、作業に適したエンジ
ン出力とエンジントルクとに設定可能とするエンジン制
御装置を構成したことである。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を説明
する。図1は本発明のトラクタを示す全体側面図、図2
は同じくトラクタを示す全体平面図、図3は同じくトラ
クタを示す全体後面図、図4は角度制御装置を示すブロ
ック図、図5は角度制御装置のフローチャートの概略を
示す図、図6は角速度センサのグレードと傾斜のグレー
ドとのマップを示す図、図7は角速度センサ異常モード
のフローチャートを示す図、図8は油圧リフトの上昇位
置の範囲を示す側面図、図9は本発明のトラクタの別実
施例を示す平面図、図10は同じく角度制御装置を示す
ブロック図、図11は本機平行制御ルーチンのフローチ
ャートを示す図、図12はアクセル設定器の配置位置を
示す平面図、図13はハンドアクセルレバーを示す側面
図、図14はエンジン制御装置を示すブロック図、図1
5はエンジン制御のフローチャートを示す図、図16は
各エンジン特性モードにおけるエンジン回転数と出力と
の関係を示す図、図17は各エンジン特性モードにおけ
るエンジン回転数とトルクとの関係を示す図である。
【0013】まず、本発明のトラクタの全体構成につい
て、図1乃至図3により説明する。前後に前輪FW、後
輪RWを懸架する本機の前部にボンネット21を配設
し、該ボンネット21にはエンジンEを内蔵している。
ボンネット21の後方にはステアリングハンドル23を
設けて、該ステアリングハンドル23の後方にはシート
Sを配設している。本機後端からは、作業機装着用の昇
降装置である3点リンクの油圧リフト22が後方に突出
して昇降操作可能に構成されており、該油圧リフト22
の後端部にはロータリ等の作業機15が装着可能であ
る。
【0014】前記シートSの下方にはミッションケース
Mを配設し、該ミッションケースM後部上方には油圧ケ
ース4、及びバルブユニット24が配設されている。ま
た、シートSの下方には、本機の水平方向に対する傾斜
角度を検出する本機センサ2と、作業機の地面に対する
傾斜角度を検出する作業機センサ3とが取付けられ、油
圧ケース4及びバルブユニット24の前面部と、ミッシ
ョンケースMの上面部と、シートSの下面部とで囲まれ
た範囲には、本機の傾斜速度を検知する角速度センサ1
が装着されている。油圧リフト22の前方には該油圧リ
フト22の昇降位置を検出するリフト角センサ5が配設
されている。
【0015】そして、シートS右側方のレバーガイドL
Gには、油圧リフト22による作業機の昇降操作を行う
作業機昇降スイッチ6、バックアップモータによる作業
機の上昇操作を入切するバックアップ入切スイッチ8、
作業機の角度制御などを行う制御ユニット18、作業機
が制御される角度を設定する角度設定器17、エンジン
Eの回転数を設定するアクセル設定器29及びハンドア
クセルレバー27、及びエンジンEの出力やトルクとい
った特性を切り換えるエンジン特性切換スイッチ30な
どが配設され、シートS前方のステップ31には、アク
セル設定器29を足で操作するフートアクセルペダル2
8が配設されている。
【0016】図4に示すように、前記制御ユニット18
には、前記角速度センサ1、本機センサ2、作業機セン
サ3、作業機昇降スイッチ6、バックアップ入切スイッ
チ8、角度設定器17等が接続されており、作業機15
の制御角度を角度設定器17により設定し、制御ユニッ
ト18に前記センサ1・2・3により検出された値が入
力されると、該制御ユニット18によってスイングバル
ブ12がONされ、リフトシリンダ16が作動されて、
角度設定器17で設定した角度まで作業機15を角度制
御する。また、作業機昇降スイッチ6やバックアップ入
切スイッチ8をONすると、制御ユニット18によって
リフトバルブ13がONされ、油圧リフト22が作動さ
れて、作業機15が昇降するよう構成している。そし
て、制御ユニット18には、作業切換スイッチである3
P切換スイッチ32を接続して、該制御ユニット18に
よる制御を、角度制御と、負荷制御と、深さ制御との3
パターンに切換えられるようにしている。
【0017】次に、角度制御装置について説明する。作
業機の角度制御装置は、本機センサ2と作業機センサ3
とで、本機の水平に対する傾斜角度及び作業機15の地
面に対する傾斜角度を検出するとともに、角速度センサ
1により本機の傾斜速度を検出し、これらの検出値を前
記制御ユニット18で演算して、その演算結果に基づい
て、角度設定器17で設定した角度まで作業機15を左
右回動動作させ、該作業機15を地面に対して適正な角
度に制御するものである。尚、本角度制御装置に用いた
角速度センサ1は、圧電セラミックスで構成されたセン
サであり、振動子に角速度が加わると歪みが生じるが、
その歪みを増幅して検出することで、本機の傾斜速度を
検出している。
【0018】この作業機の角度制御の流れの概略を図5
により説明する。まず、角速度センサ1、本機センサ
2、作業機センサ3、及び角リフトセンサ5により検出
された値が、また、3P切換スイッチ32により選択し
た制御の種類が、制御ユニット18に入力され、各セン
サ1・2・3・5に異常がなければ、3P切換スイッチ
32と角リフトセンサ5との入力値の関係によって補正
マップが読み込まれる。その後、角速度センサ1からの
入力値に応じて角速度センサグレードTjが算出され、
本機センサ2及び作業機センサ3からの入力値に応じて
傾斜センサグレードTiが算出される。そして、図6に
示すように、角速度センサグレードTjと傾斜センサグ
レードTiとによって求められる2次元のTijマップ
によって、作業機の駆動方向、駆動方法が決定される。
即ち、作業機の右側が上方に傾いているときには、右側
を下げるソレノイドがONされ、右側が下方に傾いてい
るときには、右側を上げるソレノイドがONされて、該
作業機が角度設定器17で設定した角度まで回動されて
停止する。このようにして、角速度センサ1を用いた角
度制御を行うのであるが、従来は、実際に検出した状態
から数百msec後にしか作業機15の傾斜角度を知り
得なかったものが、角速度センサ1を加えることで、数
msec後に作業機の傾斜方向を知り得ることとなった
ので、作業機の姿勢変化に傾斜制御を追随させることが
可能となり、高速走行での作業においても作業機の地面
に対する水平状態を保つことができて、ロータリ等の作
業の仕上がりを格段に向上させることができた。
【0019】また、角速度センサ1に異常があった場合
には、角速度センサ異常モードが作動する。図7に示す
ように、角速度センサ異常モードでは、本機傾斜センサ
の値Vbと作業機センサの補正値Vc’との偏差を演算
し、これにより求まる駆動マップを読み込む。そして、
油圧リフト22が図8における範囲Hr及び範囲Hにな
ければ、即ち、範囲Lに油圧リフト22があれば、前述
のように作業機15の傾斜状況に応じて、角度制御を行
う。ここで、図8における範囲Hrは、油圧リフト22
の最上昇位置aから若干下方に下がった位置までの範囲
であり、範囲Hrは、例えば数度程度である。また、範
囲Hは、範囲Hrから下方に若干下がった位置までの範
囲であり、範囲Lは、範囲Hの下端から下方の範囲であ
る。
【0020】このように、角速度センサ1に異常があっ
て、該角速度センサ1が使用できない状態のときには、
本機センサ2と作業機センサ3とのみによって、角度制
御を行うように構成している。この場合、角速度センサ
1を用いて角度制御したときに比べて、傾斜角度の検出
速度が遅くなるので、トラクタの作業走行速度を遅くす
る必要があるが、走行速度を落とせば、作業の仕上がり
状態は、角速度センサ1を用いた場合と何らかわるもの
ではなく、良好に仕上げることができる。
【0021】角速度センサ1は、前述のように、素早く
作業機15の傾斜方向を検出することができるが、振動
や水に対して弱いのでなるべくトラクタの内部に、ま
た、本機の左右方向の角速度を検出するため本機左右方
向の中心部に設置する必要がある。そして、該角速度セ
ンサ1は、本機後方に装着した作業機15の角度制御を
行うためのものなので、できるだけ本機後部に設置した
ほうが、検出精度を高くすることができる。また、例え
ば、角速度センサ1を、防震支持されたキャビンなどに
設置すると、本機の動作が直接伝達されないために、本
機の真の傾斜角速度を検出することができない。
【0022】そこで、本トラクタにおける角速度センサ
1は、油圧ケース4及びバルブユニット24の前面部
と、ミッションケースMの上面部と、シートSの下面部
とで囲まれた範囲である、角速度センサ設置範囲35に
装着しており、特に、この範囲内の左右方向における略
中央部に配置している。これにより、角速度センサ1に
は不要な振動が伝達されにくく、地面の土や石などによ
る衝撃を受けることもなく、高圧で洗車を行っても多量
の水を浴びたり、水による衝撃を受けたりすることがな
いため、該角速度センサ1の故障を防止することがで
き、また、本機の傾斜速度を高精度で検出することがで
きるのである。
【0023】次に、本発明におけるトラクタの別実施例
を図9に示す。該トラクタは、図1乃至図3に示すトラ
クタと同様に、前後に前輪FW’、後輪RW’を懸架す
る本機の前部にボンネット21’を配設し、該ボンネッ
ト21’にはエンジンE’を内蔵している。ボンネット
21’の後方にはステアリングハンドル23’を設け
て、該ステアリングハンドル23’の後方にはシート
S’を配設している。本機後端からは、作業機装着用の
昇降装置である3点リンクの油圧リフト22’が後方に
突出して昇降操作可能に構成されており、該油圧リフト
22’の後端部にはロータリ等の作業機15’が装着さ
れている。
【0024】そして、前記シートS’の下方にはミッシ
ョンケースを配設し、該ミッションケース後部上方には
油圧ケース、及びバルブユニットが配設されている。ま
た、シートS’の下方には、本機の水平方向に対する傾
斜角度を検出する本機センサ2’と、作業機の地面に対
する傾斜角度を検出する作業機センサ3’とが取付けら
れ、油圧ケース及びバルブユニットの前面部と、ミッシ
ョンケースの上面部と、シートの下面部とで囲まれた範
囲には、本機の傾斜速度を検知する角速度センサ1’が
装着されている。油圧リフト22の前方には該油圧リフ
ト22の昇降位置を検出するリフト角センサ5’が配設
されている。さらに、シートS’右側方のレバーガイド
LG’には、油圧リフト22’による作業機の昇降操作
を行う作業機昇降スイッチ6’、バックアップモータ1
9による作業機の上昇操作を行うポジションスイッチ2
5、及び作業機の角度制御などを行う制御ユニット1
8’などが配設されており、前記ポジションスイッチ2
5による作業機の上昇操作はバックアップ入切スイッチ
8’によって入切できる。
【0025】図10に示すように、前記制御ユニット1
8’には、前記角速度センサ1’、本機センサ2’、作
業機センサ3’、リフト角センサ5’、作業機昇降スイ
ッチ6’、バックアップ入切スイッチ8’、ポジション
スイッチ34等が接続されており、制御ユニット18’
に前記センサ1’・2’・3’により検出された値が入
力されると、該制御ユニット18’によってスイングバ
ルブ12’がONされ、リフトシリンダ16’が作動さ
れて、作業機15を角度制御する。また、作業機昇降ス
イッチ6’をONすると油圧により油圧リフト22’が
昇降して、ポジションレバー25を操作するとポジショ
ンスイッチ34がONし、制御ユニット18’によって
バックアップモータ19が作動して、油圧リフト22’
が昇降するよう構成している。そして、制御ユニット1
8’には、3P切換スイッチ32’などを配置した操作
ボックス33を接続して、該制御ユニット18’による
制御を、角度制御と、負荷制御と、深さ制御との3パタ
ーンに切換えられるようにしている。
【0026】このように構成したトラクタにおいては、
作業機15’の最上昇位置をワイヤーなどで任意の高さ
に規制するメカ式リフト上げ高さ調整機構が構成されて
おり、シートSの右方に配設したメカ式上げ高さダイヤ
ル21の操作により高さ設定するようにしている。ま
た、作業機15’の角度制御は前述の如く、図5に示し
たフローによって行われるが、例えば、該角度制御が本
機センサ2’と作業機センサ3’とによって行われる場
合に、前述のメカ式リフト上げ高さ調整機構によって、
作業機15’を支持している油圧リフト22’の最上昇
位置が、図8における範囲Lの位置に規制されている
と、作業機15’が最上昇位置に位置しているにもかか
わらず角度制御がなされて、畦や畦畔を破損することが
ある。
【0027】これを防止するために、図5における本機
平行制御ルーチンにおいては、リフト角センサー5’
が、図8における油圧リフト22’が範囲Hrの位置に
あることを検出した場合、又は、前記バックアップモー
タ19に図10のモータ上昇信号36が入力された場合
に、作業機15’を本機と平行になるよう角度制御する
ようにしている。この角度制御の流れを図11により説
明する。本機平行制御ルーチンが作動した場合には、バ
ックアップモータ19にモータ上昇信号36が入力され
たか、又は、油圧リフト22’が範囲Hrの位置にある
場合に、本機傾斜センサの値Vbと作業機センサの補正
値Vc’との偏差を演算し、作業機15’の傾斜状態に
応じて該作業機15’を角度制御して本機と平行になる
ように構成している。
【0028】これにより、油圧リフト22’が範囲Hr
の位置にある場合は勿論のこと、油圧リフト22’がメ
カ式リフト上げ高さ調整機構により規制されて範囲Lの
位置にある場合でもバックアップモータ19のモータ上
昇信号36がONされると、作業機15’が本機と平行
に角度制御されるので、旋回時などに畦や畦畔を破損す
ることが防止できる。
【0029】次に、トラクタのエンジン制御装置につい
て説明する。図1乃至図3に示すトラクタの本機前部に
おいて、ボンネット21内のエンジンE側方に、燃料噴
射量の増減を行なう電子燃料噴射装置37が配設され、
エンジンEの前方には該電子燃料噴射装置37等を制御
するエンジン制御コントローラ38が配設されている。
また、図12、図13に示すように、前記シートSの右
側方のレバーガイドLGには、エンジンEの回転数を設
定するアクセル設定器29、及び該アクセル設定器29
を手動操作するハンドアクセルレバー27を配置し、シ
ートS前方のステップ31には、アクセル設定器29を
足で操作するフートアクセルペダル28を配置してい
る。
【0030】ハンドアクセルレバー27は、操作軸27
aを中心に回動可能としており、該ハンドアクセルレバ
ー27を前後に回動すると、操作軸27aが一体的に回
動してアクセル設定器29が操作されるよう構成してい
る。また、操作軸27aからは後方に操作アーム42が
突出し、該操作アーム42にはワイヤーガイド43が取
付けられている。該ワイヤーガイド43とフートアクセ
ルペダル28とはワイヤ41で連結されて、フートアク
セルペダル28を踏圧するとワイヤ41が該フートアク
セルペダル28側に引かれて、操作アーム42が下方に
回動するよう構成している。ワイヤ41はワイヤーガイ
ド43に対して摺動可能に連結されており、ワイヤ41
を引くと、該ワイヤ41の先端部がワイヤーガイド43
に係止して操作アーム42を下方に回動し、引いていた
ワイヤ41を緩めると、バネ44の付勢力によって操作
アーム42が上方に回動するよう構成している。この、
操作アーム42の上下回動に伴って操作軸27aが回動
して、アクセル設定器29が操作される。即ち、フート
アクセルペダル28の操作によっても、ハンドアクセル
レバー27と同様にアクセル設定器29の操作が行なえ
るのである。
【0031】以上のように、アクセル設定器29、及び
ハンドアクセルレバー27を、エンジンEから離れた位
置であるシートSの右方のレバーガイドLGに配設した
ので、アクセル設定器29はエンジンEの振動を直接に
受けること、及びエンジンルーム内の高温に晒されるこ
とがなく、また、洗車時などに水が掛かることもないの
で、該アクセル設定器29の耐久性が向上する。また、
特に、大型のトラクタなどでは、本機後部に様々な作業
機を装着することが多く、この場合、作業者は右後方を
見ながらエンジンEの回転数をコントロールする必要が
あるが、シートS右方のレバーガイドLGにハンドアク
セルレバー27を配設しているために、操作性が向上す
るのである。さらに、アクセル設定器29と、ハンドア
クセルレバー27、及びフートアクセルペダル28と
を、1本のワイヤ41で連結しているので、ハンドアク
セルレバー27及びフートアクセルペダル28を、アク
セル設定器29へそれぞれ別のワイヤで(即ち、2本の
ワイヤで)連結した場合よりも、アイドル状態や最大値
の設定などを確実に行なうことができて、信頼性を向上
させることができる。
【0032】図14において、エンジン制御装置のブロ
ック図を示す。前記エンジン制御コントローラ38に
は、前記アクセル設定器29、エンジンEの回転数を検
出する回転数センサ45、エンジンEのラック位置を検
出するラック位置センサ46、及びエンジン特性を切り
換えるエンジン特性切換スイッチ30などが接続されて
いる。エンジン特性切換スイッチ30は、エンジンEの
特性を、標準モード、管理モード、及び高速耕耘モード
に切り換えることができ、該スイッチ30を何れかのモ
ードに設定すると、エンジンEの出力やトルクといった
特性がエンジン制御装置により制御されるのである。
【0033】このエンジン制御の流れを図15により説
明する。先ず、エンジン制御コントローラ38により、
アクセル設定器29の設定値、回転数センサ45が検出
したエンジン回転数、及びラック位置センサ46が検出
したラック位置が読み込まれ、エンジン特性切換スイッ
チ30の設定モードなどが入力される。そして、エンジ
ン特性切換スイッチ30の設定が、標準モードであれば
標準モードの出力マップが読み込まれ、高速耕耘モード
であれば高速耕耘モードの出力マップが読み込まれ、管
理モードであれば管理モードの出力マップが読み込まれ
て、演算される。その後に、それぞれのモードに応じた
ラックソレノイド出力がなされて、図14のラックアク
チュエータ47により、エンジンEが制御される。
【0034】図16、図17に、以上のように制御した
それぞれのエンジン特性を示す。図16は、エンジン回
転数と出力との関係を示し、図17は、エンジン回転数
とトルクとの関係を示している。曲線51及び曲線61
は標準モードの場合の出力とトルクとを示しており、低
回転域に最大トルクが設けられている。曲線52及び曲
線62は高速耕耘モードの場合の出力とトルクとを示し
ており、高回転域に最大トルクが設けられて、出力及び
最大トルクの値は、標準モードの場合とほぼ等しく設定
されている。また、管理モードの場合の出力とトルクと
は、曲線53及び曲線63により示されており、出力及
びトルクの値は、標準モードの場合に比べて数10%程
度低く設定されている。
【0035】そして、通常はエンジン特性切換スイッチ
30を標準モードに設定して、曲線51と曲線61とで
示される出力及びトルクが、PTO軸に伝達される状態
で作業を行なう。また、ジャイロテッダーなどの軽作業
を行なう際には、PTO軸の回転数はある程度必要とな
るため、エンジン回転数を必要な値に設定し、エンジン
特性切換スイッチ30を管理モードに設定して、作業を
行なう。管理モードに設定すると、曲線52と曲線62
とで示されるような、標準モードの場合に比べて数10
%程度低く設定された出力及びトルクが得られるため、
作業機15が障害物に接触しても破壊することなく任意
の回転で作業を行なうことができ、無駄な出力を抑える
ことで燃料消費量を減少することができる。また、プラ
ウなどの重作業を行なう場合には、標準モードに戻せば
高出力作業を行なうことができる。さらに、高速耕耘作
業を行なうときには、高速耕耘モードに設定すれば、高
速耕耘作業に適したエンジン特性を得ることができる。
【0036】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、請求項1記載の如
く、トラクタに本機の傾斜速度を検知する角速度センサ
を配設して、作業機の水平制御を素早く行う角度制御装
置を構成したので、作業機の傾斜方向を瞬時に知り得る
とともに、作業機の姿勢変化に傾斜制御を追随させるこ
とが可能となり、高速走行での作業においても作業機の
地面に対する水平状態を保つことができて、ロータリ等
の作業の仕上がりを格段に向上させることができた。
【0037】さらに、請求項2記載の如く、トラクタに
本機の傾斜速度を検知する角速度センサを配設し、通常
は該角速度センサと、本機センサと、作業機センサとの
検出結果に基づいて、作業機の傾斜角度を任意に設定し
た角度に制御し、該角速度センサが故障した場合には、
本機センサと、作業機センサとの検出結果のみに基づい
て作業機の傾斜角度を制御する角度制御装置を構成した
ので、角速度センサに異常があって使用できない状態の
ときでも、トラクタの走行速度を若干遅くすれば、角速
度センサを用いた場合と同様に作業を良好に仕上げるこ
とができた。
【0038】さらに、請求項3記載の如く、トラクタに
本機の傾斜速度を検知する角速度センサを配設して、該
角速度センサと、本機センサと、作業機センサとの検出
結果に基づいて、作業機の傾斜角度を任意に設定した角
度に制御する角度制御装置を構成し、該角速度センサ
を、油圧ケース及びバルブユニット前面部と、ミッショ
ンケースの上面部と、シートの下面部とで囲まれた範囲
に装着したので、角速度センサには不要な振動が伝達さ
れにくく、地面の土や石などによる衝撃を受けることも
なく、高圧で洗車を行っても多量の水を浴びたり、水に
よる衝撃を受けたりすることがないため、該角速度セン
サの故障を防止することができ、また、本機の傾斜速度
を高精度で検出することができた。
【0039】さらに、請求項4記載の如く、リフト角セ
ンサにより検出される作業機の昇降位置が予め設定した
角度範囲にある場合、又はバックアップモータに対する
上昇信号が発生した場合には、該作業機を本機に対して
平行に制御する角度制御装置を構成したので、油圧リフ
トが最上昇位置近傍にある場合は勿論のこと、油圧リフ
トが低位置にある場合でもバックアップモータのモータ
上昇信号がONされると、作業機が本機と平行に角度制
御されることとなって、旋回時などに畦や畦畔を破損す
ることが防止できた。
【0040】さらに、請求項5記載の如く、アクセル設
定器と、ハンドアクセルレバー及びフートアクセルペダ
ルとを、ワイヤ又はリンクで連結し、アクセル設定器を
シート右方のレバーガイド部に配置するエンジン制御装
置を構成したので、アクセル設定器が振動や高温に晒さ
れることがなく、水が掛かることもないので、該アクセ
ル設定器の耐久性が向上した。また、後方を見ながらエ
ンジン回転数をコントロールする場合などの、不安定な
姿勢でのアクセル設定器の操作性が向上した。さらに、
アクセル設定器によるアイドル状態や最大値の設定など
を確実に行なうことができて、設定の信頼性を向上させ
ることができた。
【0041】さらに、請求項6記載の如く、エンジン出
力とエンジントルクとを変化させるエンジン特性切換ス
イッチを設け、該エンジン特性切換スイッチにより、作
業に適したエンジン出力とエンジントルクとに設定可能
とするエンジン制御装置を構成したので、通常の作業や
プラウなどの重作業を行なう場合には、低回転高トル
ク、及び高出力で作業を行なうことができ、また、ジャ
イロテッダーなどの軽作業を行なう際にはスイッチを切
り換えるだけで、作業機が障害物に接触しても破壊する
ことがない状態において任意の回転で作業を行なうこと
ができ、さらに、無駄な出力を抑えて燃料消費量を減少
することができた。そして、高速耕耘作業を行なうとき
には、スイッチを切り換えるだけで高速耕耘作業に適し
たエンジン特性を得ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトラクタを示す全体側面図である。
【図2】同じくトラクタを示す全体平面図である。
【図3】同じくトラクタを示す全体後面図である。
【図4】角度制御装置を示すブロック図である。
【図5】角度制御装置のフローチャートの概略を示す図
である。
【図6】角速度センサのグレードと傾斜のグレードとの
マップを示す図である。
【図7】角速度センサ異常モードのフローチャートを示
す図である。
【図8】油圧リフトの上昇位置の範囲を示す側面図であ
る。
【図9】本発明のトラクタの別実施例を示す平面図であ
る。
【図10】同じく角度制御装置を示すブロック図であ
る。
【図11】本機平行制御ルーチンのフローチャートを示
す図である。
【図12】アクセル設定器の配置位置を示す平面図であ
る。
【図13】ハンドアクセルレバーを示す側面図である。
【図14】エンジン制御装置を示すブロック図である。
【図15】エンジン制御のフローチャートを示す図であ
る。
【図16】各エンジン特性モードにおけるエンジン回転
数と出力との関係を示す図である。
【図17】各エンジン特性モードにおけるエンジン回転
数とトルクとの関係を示す図である。
【符号の説明】
E エンジン M ミッションケース S シート LG レバーガイド 1 角速度センサ 2 本機センサ 3 作業機センサ 4 油圧ケース 5 リフト角センサ 17 角度設定器 18 制御ユニット 19 バックアップモータ 22 油圧リフト 24 バルブユニット 27 ハンドアクセルレバー 28 フートアクセルペダル 29 アクセルペダル 30 エンジン特性切換スイッチ 35 角速度センサ設置範囲 37 電子噴射装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本機の水平方向に対する傾斜角度を検出
    する本機センサと、作業機の地面に対する傾斜角度を検
    出する作業機センサとを有するトラクタにおいて、該ト
    ラクタに本機の傾斜速度を検知する角速度センサを配設
    して、作業機の水平制御を素早く行う角度制御装置を構
    成したことを特徴とするトラクタ。
  2. 【請求項2】 本機の水平方向に対する傾斜角度を検出
    する本機センサと、作業機の地面に対する傾斜角度を検
    出する作業機センサとを有するトラクタにおいて、該ト
    ラクタに本機の傾斜速度を検知する角速度センサを配設
    し、通常は該角速度センサと、本機センサと、作業機セ
    ンサとの検出結果に基づいて、作業機の傾斜角度を任意
    に設定した角度に制御し、該角速度センサが故障した場
    合には、本機センサと、作業機センサとの検出結果のみ
    に基づいて作業機の傾斜角度を制御する角度制御装置を
    構成したことを特徴とするトラクタ。
  3. 【請求項3】 本機の水平方向に対する傾斜角度を検出
    する本機センサと、作業機の地面に対する傾斜角度を検
    出する作業機センサとを有するトラクタにおいて、該ト
    ラクタに本機の傾斜速度を検知する角速度センサを配設
    して、該角速度センサと、本機センサと、作業機センサ
    との検出結果に基づいて、作業機の傾斜角度を任意に設
    定した角度に制御する角度制御装置を構成し、該角速度
    センサを、油圧ケース及びバルブユニット前面部と、ミ
    ッションケースの上面部と、シートの下面部とで囲まれ
    た範囲に装着したことを特徴とするトラクタ。
  4. 【請求項4】 本機の水平方向に対する傾斜角度を検出
    する本機センサと、作業機の地面に対する傾斜角度を検
    出する作業機センサとを有して、該本機センサと、作業
    機センサとの検出結果に基づいて、作業機の傾斜角度を
    任意に設定した角度に制御し、作業機をバックアップモ
    ータ及び油圧リフトにより昇降可能に構成するととも
    に、該作業機の最上昇位置を任意に設定可能に構成した
    トラクタにおいて、リフト角センサにより検出される作
    業機の昇降位置が予め設定した角度範囲にある場合、又
    はバックアップモータに対する上昇信号が発生した場合
    には、該作業機を本機に対して平行に制御する角度制御
    装置を構成したことを特徴とするトラクタ。
  5. 【請求項5】 電子燃料噴射装置を有するエンジンと、
    該エンジンの回転数を設定するアクセル設定器と、該ア
    クセル設定器を動作させるハンドアクセルレバー及びフ
    ートアクセルペダルとを備えたトラクタにおいて、該ア
    クセル設定器と、ハンドアクセルレバー及びフートアク
    セルペダルとを、ワイヤ又はリンクで連結し、アクセル
    設定器をシート右方のレバーガイド部に配置するエンジ
    ン制御装置を構成したことを特徴とするトラクタ。
  6. 【請求項6】 電子燃料噴射装置を有するエンジンと、
    該エンジンの回転数を設定するアクセル設定器とを備え
    たトラクタにおいて、エンジン出力とエンジントルクと
    を変化させるエンジン特性切換スイッチを設け、該エン
    ジン特性切換スイッチにより、作業に適したエンジン出
    力とエンジントルクとに設定可能とするエンジン制御装
    置を構成したことを特徴とするトラクタ。
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