JPH11183388A - サンプル準備方法 - Google Patents

サンプル準備方法

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JPH11183388A
JPH11183388A JP10269624A JP26962498A JPH11183388A JP H11183388 A JPH11183388 A JP H11183388A JP 10269624 A JP10269624 A JP 10269624A JP 26962498 A JP26962498 A JP 26962498A JP H11183388 A JPH11183388 A JP H11183388A
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    • H05HPLASMA TECHNIQUE; PRODUCTION OF ACCELERATED ELECTRICALLY-CHARGED PARTICLES OR OF NEUTRONS; PRODUCTION OR ACCELERATION OF NEUTRAL MOLECULAR OR ATOMIC BEAMS
    • H05H1/00Generating plasma; Handling plasma
    • H05H1/24Generating plasma
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    • H05H1/30Plasma torches using applied electromagnetic fields, e.g. high frequency or microwave energy

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分析のためのシステム(誘導結合プラズマ手
段:ICP)へのサンプルの導入前に、安全にサンプル
を準備するための方法を提供する。 【解決手段】 発泡装置21内に液化したサンプルを閉
じ込め、液化したサンプル内でキャリアガスを発泡さ
せ、サンプルの少なくとも一部をキャリアガスの流れに
乗せ、蒸発器へ運ばれたサンプルを伴うキャリアガスの
流れは大気圧より高い適度な圧力下でそこからライン2
4まで通過する。このライン24は、チェックバルブ2
8まで延びる分枝ラインと、ガス流調整手段25まで延
びる放出分枝ラインとに分岐している。ガス流の一部は
ガス流調整手段を通過しICP5に流入される。残部の
ガス流は、チェックバルブ28を通過し、サンプルを溶
解する溶液を含んでいる洗浄器29へ行き、キャリアガ
スからサンプルが分離され、キャリアガスのみ洗浄器2
9から放出され、サンプルは大気中に放出されない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、反応ガス又は蒸気
等のガスサンプルを、質量スペクトロメータ、分光器又
は同様な分析器等による前記サンプルの後の分析のため
に、誘導結合プラズマ(inductiuely coupled plasma)
に導入するトーチ(torch )システムに関する。又、本
発明は、分析のためのシステムとしての誘導結合プラズ
マ手段(ICP)へのサンプルの導入前に、サンプルを
準備する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】質量スペクトロメータによる分析のため
に、元素の組成をイオンに変換する誘導結合プラズマト
ーチを用いることは既に知られている。その分析される
べき組成は、制御されたアルゴン流が通過する噴霧手段
により、そのシステム内に導入される溶液に溶融され
る。アルゴンが、原子発光分光学のようなプラズマフレ
ーム(plasma flame)を供給し維持する出力セクション
において、その誘導結合プラズマトーチ(ICP)に与
えられる。
【0003】1988年7月26日に発行された米国特
許No.4,760,253 はサンプルの元素分析に適した質量ス
ペクトロメータを用いた誘導結合プラズマの利用に関す
るものである。
【0004】この特許は、誘導結合プラズマ(ICP)
に導入されたサンプルから少なくとも幾つかのイオン
を、プラズマに隣接した前面と、後面と、少なくとも幾
つかのイオンの通過する前記前面及び後面に接続される
孔部とから構成されるサンプリング部材に、突入させる
質量スペクトロメータを開示している。この発明のスペ
クトロメータは、サンプリング部材の後面から構成され
る壁を持つチェンバーを有している。チェンバー内の圧
力は、実質的に大気圧以下に維持され、そして、チェン
バーに突入する少なくとも幾つかのイオンは、質量アナ
ライザーに突入する。この発明の改良点は、所定の元素
に対する計器の感度係数を制限するバックグラウンドス
ペクトルの輝度(intensity )を減縮するために本みが
き(polishfinish )を後面に備えたことである。
【0005】他の従来例としては、米国特許No.3467471
、No.4551609 、及びNo.4688935がある。
【0006】米国特許No.3467471 はガスプラズマに関
し、プラズマに導入されるサンプル、例えば、燐を含む
サンプルにおけるプラズマから発生された放射物の分光
的な実験に関する。分光的な実験は、未加工の物質又は
生成物の分析を要求する製造工程を制御する手段として
用いられる。
【0007】米国特許No.4551609 は、発光分光測定の
ためのプラズマバーナ又はトーチに関し、その記述され
ているプラズマバーナは、プラズマ発生させる誘導コイ
ルと、外装、外装と同軸の内装、及び内装内に同軸的に
位置するスリーブとから構成される。キャピラリーチュ
ーブはスリーブ内に配され、対称軸に沿う方向を向いて
いる。
【0008】トーチ又はバーナは冷却ガス供給ライン、
プラズマガス供給ライン、及びエアゾルガス供給ライン
を備えている。
【0009】この発明によれば、冷却ガスと同様なプラ
ズマガスの消費率は減縮し、一方、ボロン、鉄、マグネ
シウム、燐、及び亜鉛等の元素に対する装置の検出力
は、従来のプラズマトーチに匹敵しうるものである。
【0010】米国特許No.4688935 は、有機金属成分の
分光学的分析に関し、特に、揮発性、空気又は水分感
光、又は発火性の液化有機属成分に関する。
【0011】ここで採用されている方法は、指数関数的
希釈フラスコ(exponential clilution flask)のような
フラスコに、成分のサンプルをを挿入することから構成
されている。事実上、全てのサンプルは蒸発して、プラ
ズマ分光器によって、その蒸気が分析される。他の方法
として、サンプルを凍結した酸に液滴することにより分
解させ、分解したサンプルを水で希釈し、プラズマ分光
学により、分解され希釈化されたサンプルを分析するこ
とが示されている。
【0012】溶液の噴霧は、誘導結合プラズマシステム
へのサンプルの導入に有効な方法である。これは質量分
光測定への主要なステップであると考えられる。分析さ
れるべきサンプルの水溶液が用いられる。ガスは噴霧器
を通過させられ、結果的に、ICPトーチに導入される
エアゾルとして、サンプルを移動させる。
【0013】しかしながら、この方法の欠点は、例え
ば、金属−有機化合物のような、空気又は湿気と反応す
るサンプルについては有効ではないことである。この場
合の問題点は、数ある中でも、トリメチルガリウム(tr
imethylgalliun) である。もしも、トリメチルガリウム
が溶液中に添加されると、反応を起してしまい、このた
め、誘導結合プラズマセクションに到達するサンプル
は、結局、不純物や濃度に関して、全体的なトリメチル
ガリウムの組成を真に表すものではなくなる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】よって、ガスや蒸気と
反応するサンプルが、トーチのプラズマセクションに到
達する前の状態を失なわなず、正確に分析できるシステ
ム及び方法を提供することが望ましい。
【0015】特に、分析のためのシステム(ICP)へ
のサンプルの導入前に、安全にサンプルを準備する方法
を提供することが望ましい。
【0016】本発明の技術的課題は、分析のためのシス
テム(誘導結合プラズマ手段(ICP))へのサンプル
の導入前に、安全にサンプルを準備する方法を提供する
ことである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様によ
れば、誘導結合プラズマ手段(ICP)におけるサンプ
ルの熱処理後の分析のために、サンプルを準備する方法
において、発泡装置内に液化したサンプルを閉じ込め、
液化したサンプル内でキャリアガスを発泡させて、これ
により、前記キャリアガスの流れに、前記サンプルの少
なくとも一部を乗せ、前記キャリアガスの流れと前記乗
せられたサンプルとをラインへ流し、該ラインは、洗浄
器まで延びて通過する分岐ラインと、ガス調整手段まで
延びて通過する放出ラインとに分岐されており、これに
より、前記乗せられたサンプルを伴う前記ガス流の一部
を、前記放出ラインに通過させ、残部の前記ガス流を、
前記洗浄器に通過させ、前記ICP手段に流入するよう
に、プラズマガス源に接続されるガスラインに前記放出
部分を通し、これにより、そこに前記サンプルを放出
し、前記サンプルとキャリアガスとの残部を、前記サン
プルに対する溶媒を含む前記洗浄器に通し、これによ
り、前記キャリアガスから前記サンプルを実質的に分離
し、前記洗浄器から前記分離したキャリアガスを放出す
ることを特徴とするサンプル準備方法が得られる。
【0018】本発明の第2の態様によれば、上記第1の
態様によるサンプル準備方法において、前記サンプルが
ルイス酸である場合は前記溶媒はルイス塩基であり、前
記サンプルがルイス塩基である場合は前記溶媒はルイス
酸であるように、前記サンプルは、ルイス酸又はルイス
塩基からなるグループから選択され、前記溶媒はルイス
酸又はルイス塩基からなるグループから選択されること
を特徴とするサンプル準備方法が得られる。
【0019】本発明の第3の態様によれば、上記第1の
態様によるサンプル準備方法において、前記分岐ライン
に沿って前記洗浄器に流れ込む前記サンプルの緩やかな
準圧力は、実質的に1psigであることを特徴とするサン
プル準備方法が得られる。
【0020】本発明の第4の態様によれば、誘導結合プ
ラズマ手段(ICP)におけるサンプルの熱処理後の分
析のために、サンプルを準備する方法において、発泡装
置内に液化したサンプルを閉じ込め、前記サンプルは、
ルイス酸又はルイス塩基からなるグループから選択さ
れ、前記液化サンプル内でキャリアガスの流れを発泡さ
せ、これにより、前記サンプルの少なくとも一部を前記
キャリアガスの流れに乗せ、前記乗せられたサンプルを
伴なう前記キャリアガスの流れを、蒸発器に流し、そこ
から、大気よりも高い緩やかな圧力下で、ラインに流
し、該ラインは、洗浄器まで延びて通過する分岐ライン
と、ガス調整手段まで延びて通過する放出ラインとに分
岐されており、これにより、前記乗せられたサンプルを
伴う前記ガス流の一部を、前記放出ラインに通過させ、
残部の前記ガス流を、前記洗浄器に通過させ、前記IC
P手段に流入するように、プラズマガス源に接続される
ガスラインに前記放出部分を通し、これにより、そこに
前記サンプルを放出し、前記サンプルとキャリアガスと
の残部を、前記サンプルに対する溶媒を含む前記洗浄器
に通し、これにより、前記キャリアガスから前記サンプ
ルを実質的に分離し、前記溶媒はルイス酸又はルイス塩
基からなるグループから選択され、前記サンプルがルイ
ス酸である場合は前記溶媒はルイス塩基であり、前記サ
ンプルがルイス塩基である場合は前記溶媒はルイス酸で
あり、分離された前記キャリアガスを前記洗浄器から放
出することを特徴とするサンプル準備方法が得られる。
【0021】本発明の第5の態様によれば、上記第4の
態様によるサンプル準備方法において、前記サンプル
は、トリメチルガリウムを含むルイス酸であり、溶媒は
ジヤミルを含むルイス塩基であることを特徴とするサン
プル準備方法が得られる。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例を図面を参
照して説明する。
【0023】まず、本発明の概略は、トーチ装置に関す
るものであり、このトーチ装置は、例えば、反応ガスや
蒸気のサンプルを、噴霧器を通すことなく、トーチシス
テムに導入するものである。
【0024】一方、サンプルは、誘導結合プラズマ手段
(ICP)に導入する直前に、トーチを通過する途中
で、プラズマガス中に分散するエアゾルや蒸気の形で、
噴霧溶液に混入される。プラズマガスは、高周波電界下
で活性化されるガスプラズマを生成するガスとして規定
される。
【0025】本発明の第1の実施例はICP−スペクト
ロメータのようなトーチ装置と共働可能に係る質量スペ
クトロメータ又は他のタイプのスペクトロメータにより
分析される反応ガスや蒸気のサンプルを準備するために
用いられるトーチ装置に関するものである。本トーチ装
置は、出力セクション又は前方セクションに位置する誘
導結合プラズマ手段を伴う円筒体を引き延ばした中空部
から構成されている。トーチは、プラズマ手段の後方に
位置する混合室内へ分析すべきガスや蒸気のサンプルを
個別に供給する手段を備えている。トーチは、水や溶解
力のある蒸気又は、そのエアゾルを含むプラズマガスの
噴霧流を、個別に混合室に送り込み、これにより、サン
プルを混合する手段と、分析器に導入される前に熱的に
解離される混合サンプルをプラズマ形成手段に導入する
場合に、混合サンプルを囲むプラズマガスの外装(sheat
h)を維持する手段とを有する。より好ましく、プラズマ
ガスは不活性なアルゴン、窒素、及びヘリウムを含む。
【0026】他の実施例は、一端に入力部を有し、他端
に誘導結合プラズマ手段と連動する出力部とを有する円
筒体を引き延ばした中空部を形成するトーチから構成さ
れている。トーチは、トーチ本体内の、例えば、中央配
管部等の配管部を通して、トーチの入力部へ、分析すべ
きサンプルを供給し、且つ、入力部の前方に位置する混
合室内に混入させる手段と、サンプル流から解離して、
同心的に取り囲む水や溶解可能な蒸気又はエアゾルを含
むプラズマガスから成る噴霧された蒸気の環状流を、混
合室内に供給し、これにより、上記の誘導結合プラズマ
手段に直接供給するように、サンプルとの混合物を形成
する手段と、サンプルと噴霧流とを同心的に取り囲むプ
ラズマガスの第1の環状外装を入力部に供給すると共
に、入力部から、直接に、誘導結合プラズマ手段に供給
する手段と、そして、冷却液として第1の環状外装を取
り囲むプラズマガスの第2の環状外装を、入力部に供給
すると共に、この入力部から、誘導結合プラズマに直接
に供給する手段とを有している。これにより、質量スペ
クトロメータに先立つ熱的解離のために誘導結合プラズ
マに導入される場合に、サンプルの保全性が、維持され
ることになる。
【0027】図1に本発明のトーチ装置に係る第1の実
施例を示す。1は、トーチ全体を示し、同中心的に配さ
れた石英管と、入力部1Aと出力部1Bとを有するトー
チ装置とから構成されている。その構成は、実質的に中
央に配され軸方向に支持された管2から構成され、管2
は、分析すべきガスや蒸気のサンプルを供給するための
吸気口7と接続されている。
【0028】この管2は、入力部と出力部との中間の距
離まで延び、2Aの位置で終わっている。管部2は密封
された管4により覆われており、管4は、フランジ3か
ら管2の端部2Aを越えるように、延びており、出力部
における誘導結合プラズマ手段5を除く、4Aの位置で
終わっている。誘導結合プラズマ手段は、図示しない高
周波電界手段により活性化される水冷コイル6から構成
されている。管4の前方は4Bの位置で細くくびれてい
る。
【0029】管4は、噴霧流を出力部に供給し、吸気口
の端から、後述するトーチ位置の入力部と出力部との中
間に位置する内部混合室10まで、サンプル流から隔離
されている。
【0030】管部4は、空気噴霧器8と接続された供給
ポート3Aを有している。噴霧器はプラズマガス、例え
ば、アルゴン(Ar)を受けるための吸気口9を有し、
そして、噴霧器は、噴霧溶液8Aを吸引し運び、蒸気又
はエアゾルに変換させて、噴霧流管4の吸気口3A内に
流れ込ませる。残液は排出手段9Aを通して、排出され
る。噴霧管4へのサンプル管2の配設は、トーチの入力
部と出力部との中間に位置する内部混合室10を備える
ように構成されている。ここで、ガスサンプルは、噴霧
流の蒸気やエアゾルと混合され、混合体は、直ちに、サ
ンプルが熱的に解離される誘導結合プラズマ手段の室5
A内に流入させられる。プラズマフォーメーションを確
保するために、プラズマガスの付加流が、同中心的に配
された石英管11、12を通して供給される。管4を同
中心的に取巻く管11は、たとえば、アルゴン(Ar)
のようなプラズマガスの付加的な流れの供給に利用され
ている。管11は吸気口から始まり、11Aの位置にお
いて、管4で密封され、吸気口11Bを有し、アルゴン
又は他のプラズマガスを、図示しないガス貯蔵室から吸
気口11Bに供給している。プラズマガスは、誘導結合
プラズマ手段の室5Aに流入し、そこで、コイル6を介
して流れる高周波電界により、イオン化されて、プラズ
マフレーム5Bを供給する。
【0031】管11を通るアルゴンの付加流に加えて、
プラズマガスの付加的な環状流が、吸気口1Aから出力
部1Bへまで延びる最も外部側の管12を経て、冷却液
として供給されている。
【0032】管は、吸気口において、12Aの管11で
密封されており、たとえば、アルゴン(Ar)のよう
な、プラズマガス冷却液を供給する吸入口12Bを有す
る。
【0033】図1に示されるシステムを用いることによ
り、反応ガスや蒸気を噴霧器8内の噴霧ガスやエアゾル
との混合は、防止され、これにより、未混合の弊害が防
止される。即ち、反応ガス又は蒸気の組成の保存性は、
解離、例えば、熱的解離が行なわれる室5Aの直前のト
ーチ内で、噴霧流と混合される迄、維持されることにな
る。プラズマフレーム内で形成されるイオンは、水冷フ
ランジ15に設けられたサンプリング手段14の絞り1
3を通過させられる。この関係は、米国特許No.476
0253に開示されている。
【0034】図4に示される図1の断面(4−4)から
分かるように、管部材の同中心的な配列には、噴霧流管
4により同中心的に囲まれる実質的な中心位置に配され
るサンプル管2が示されている。管4は補助管11によ
り囲まれており、次にトーチ装置の入力端から出力部端
まで流れる冷却液プラズマガスを通す管12により囲ま
れている。
【0035】反応ガスサンプル又は蒸気を準備するため
の本発明によるサンプル準備方法が図2に示されてい
る。トリメチルガリウム液20は、発泡装置21内に貯
蔵されており、ライン22を経てプラズマガス(例え
ば、アルゴン)が与えられている。飽和したアルゴンガ
スは、ライン23を介して、温度変換器又は蒸発器を通
して送られる。蒸発器にはいかなる水滴又はエアゾルを
も蒸気相に変換することを補償するために、アルゴンが
再び供給されている。反応ガス又は蒸気は、蒸気化され
てライン24に沿って、T字結合24Aへ流れ込み、T
字結合24Aの一方の分枝ラインは、チェックバルブ2
8へ延び、他の分枝ラインは、放出ラインとして、ガス
流調整手段25へ延びている。トリメチルガリウムは、
チェックバルブ28を通り、約1psig(1bs/in2 ゲー
ジ)に維持されている。ガスは例えば、0.5psig 〜約2
5psig又は、それ以上の正圧下で流されるようにされて
いる。流れの一部は、ガス流調整手段25を経て、T字
結合26まで流れ、プラズマガス、例えば、アルゴン
(Ar)27が加えられ、トリメチルガリウムと共に、
誘導結合プラズマ手段5(ICP)へ流入される。
【0036】残留反応ガス又は蒸気はチェックバルブ2
8を通過し、気泡器又は洗浄器29に導入され、残留反
応ガスは大気へ放出されない。気泡器は、溶剤を含み、
ルイス酸(Lewisacid)であるトリメチルガリウムを取り
上るために、この場合は、ルイス塩基ジヤミル(Lewis
base damyle)等を用いている。
【0037】洗浄されたプラズマ形成ガスはライン30
を介して、放出される。
【0038】ここで、分析されるサンプルがルイス酸で
ある場合は、洗浄器29に用いられる溶液は、ルイス塩
基である。又は、サンプルがルイス塩基である場合、洗
浄溶液はルイス酸である。ルイス酸とルイス塩基との反
応物は付加物(アダクト)として用いられる。
【0039】よって、分析されるべきサンプルは、トリ
チルアラシン及びホスフィン等のルイス塩基である。ル
イス酸の例としてはトリフッ化物(trifluoricle) トリ
メチルホウ化水素(trimethylborone)、トリメチルアル
ミニウム(trimethyl aluminum)及び他のアルカリ金属成
分がある。
【0040】他のルイス塩基の例としては数ある中で
も、ジアミル(diamyl) トリアキルリン酸塩(triakylph
osphate)およびトリブチルリン酸塩(tributylphosphat
e)がある。
【0041】噴霧器の好ましい使用としては、質量スペ
クトロメータを調整するために、参照標準液としての元
素を含んでいることである。用いられる第1の参照標準
液は、インジウム元素であり、スペクス工業(Spex Ind
ustris) から購入されるインジウム標準溶液の形で、噴
霧溶液に注入される。他の参照標準液は、従来の分析処
理に関連するものである。このような参照標準液は、
銅、ニッケル、カドミウム等から構成される。
【0042】反応トリメチルガリウムガスが、図1の管
2を通る場合、出口端2Aで、所定時間経過後、閉塞が
生じてしまう傾向がある。この閉塞を回避する1つの方
法としては、アルゴン又は他のプラズマガスのカバーガ
スが通る他の管によって管2を囲み、カバーガス管を供
給管2とほぼ同じ長さ2Aにすることである。
【0043】この好ましい実施例は、図3に示されてお
り、同様な部位は図1と同じ参照符号で示されている。
図3においては、トーチが符号1で全体的に示されてお
り、同中心的に配された管部材と、入力部1Aと出力部
1Bを同様に有するトーチ装置とから構成されている。
中央に配された管部材2は、図示するように、軸方向に
支持されているように描れている。噴霧管4は、フラン
ジ3で密封され、図1に更に詳しく示したように、噴霧
流ための供給口3Aを有している。
【0044】管部材2は.サンプル吸気ポート7を有
し、入力部と出力部との中間の距離まで延び、2Aの位
置で実質的に終っている。部材2は、アルゴンのカバー
ガスを通す吸入ポート33を有するカバーガス管32に
よって囲まれており、管32は管2で密封されている。
【0045】噴霧流のための管4は、カバーガス管を囲
み、図1には示されてはいるが、図3には図示されない
噴霧器から導入される噴霧流を吸入する吸入ポート3A
を有している。噴霧管部材は図示されるように4Aの位
置で終っている。
【0046】他の部材は、図1と同様である。よって、
プラズマフォーメーションを確実にするために、プラズ
マガスの付加流が、同中心的に配された石英管11、1
2を通って供給される。管11は噴霧管4を同中心的に
取囲み、プラズマガスの付加流を供給するのに用いられ
る。管は吸入部で、11Aの管4により封止され、一
方、最も外側の管12は、12Aの管11で封止されて
いる。管11、12は各々プラズマガスを受ける吸入ポ
ート11B、12Bを有している。この二つの管は、図
1に示すように、出力部まで伸びており、同様の機能で
ある。
【0047】図5は図2の5−5線に沿ったトーチの断
面図であり、サンプル管2がカバーガス管32により囲
まれ、次に、管11、12により同中心的に囲まれた噴
霧流管4により、囲まれている。
【0048】図示した実施例は、トリメチルガリウムの
ような、活性成分の分析が可能である。他の組成の例と
しては、WF6 、In(CH3 3 、SiH4 及びPH
3 がある。
【0049】本発明のトーチ装置は、水や酸素と反応す
る傾向があるトリアルキル(trialkyl)及びダイアルキ
ル(dialkyl)金属組成を分析するのに、特に、適合す
る。
【0050】本発明の他の実施例として、出力部を有す
る円筒体を引き延した中空部からなる構成を採り、その
出力部は、誘導結合プラズマ発生手段と、出力部の後方
に位置する混合室とに共働可能に設けられている。
【0051】その動作は、反応ガスや蒸気のサンプル
を、混室10に供給し、水蒸気やエアゾルと混合される
プラズマガスの噴霧流を、サンプルと噴霧流とを混合す
ることとなる同様の混合室に流入させ、そして、プラズ
マガスの環状外装(sheath)によって囲まれた混合体を、
質量スペクトロメータにより解析する前に、出力部にお
いて発生したプラズマフレームにより、熱的解離するた
めに、出力部に迅速に導入し通過させる。
【0052】又、本発明は、図2を用いて上述したよう
に、分析のためのシステムとしての誘導結合プラズマ手
段(ICP)5へのサンプルの導入前に、サンプルを準
備するための方法を提供するものでもある。その方法と
は、発泡装置21内に液化したサンプルを閉じ込め、液
化したサンプル内でキャリアガスを発泡させ、これによ
り、サンプルの少なくとも一部を、キャリアガスの流れ
に乗せ、蒸発器へ運ばれたサンプルを伴うキャリアガス
の流れは、大気圧より高い適度な圧力下で、そこからラ
イン24まで通過する。このライン24は、チェックバ
ルブ28まで延びる分枝ラインと、ガス流調整手段(或
いは閉止弁或いは放出バルブ)25まで延びる放出分枝
ラインとに分枝している。ガス流の一部は、ガス流調整
手段25を通過し、残部のガス流は、チェックバルブ2
8を通過する。
【0053】ガス流調整手段25から放出されたガス流
の一部は、ICP手段5に適合するプラズマガス源に結
合されるガスラインに流れ、これによりそこへサンプル
を放出する。
【0054】残部のガス流及びキャリアガスはチェック
バルブ28を通り、サンプルを溶解する溶液を含んでい
る洗浄器29へ行き、これにより、キャリアガスからサ
ンプルを分離し、キャリアガスのみが洗浄器29から放
出される。すなわち、サンプルは大気中に放出されない
ので、安全である。
【0055】ここで、サンプルがルイス酸である場合
は、洗浄溶液はルイス塩基等である。
【0056】上述した本発明の実施例の方法は、最高の
精度で、反応成分、特に、トリメチルガリウムの分析を
可能とするものである。
【0057】それら本発明の実施例によれば、下記の効
果が得られる。
【0058】(1) 誘導結合プラズマ−質量スペクトロメ
ータ(ICP−MS)が形成されるノーマル状態で使用
される湿式プラズマを与えるものである。
【0059】(2) 金属アルキル(metal alkyls)のよう
な反応サンプルを分析するためのICP−MSの感度計
数を増加させる。
【0060】(3) ICP−MSへの導入前に反応流を安
全に扱う方法を提供する。
【0061】(4) 最善の実行レベルで質量スペクトロメ
ータを調整するために、サンプルに影響を及ぼさない噴
霧流へ導入されるべき標準液を与えるものである。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、分
析のためのシステム(誘導結合プラズマ手段:ICP)
へのサンプルの導入前に、安全にサンプルを準備するた
めの方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るトーチの概念を示す図で
ある。
【図2】本発明のサンプル準備方法を説明するための図
である。
【図3】本発明の他の実施例に用いられるトーチを示す
図である。
【図4】図1の4−4線に沿うトーチの断面図である。
【図5】図3の5−5線に沿うトーチの断面図である。
【符号の説明】
5 誘導結合プラズマ手段(ICP) 20 トリメチルガリウム液 21 発泡装置 22 ライン 23 ライン 24 ライン 24A T字結合 25 ガス流調整手段 26 T字結合 27 アルゴン(Ar) 28 チェックバルブ 29 気泡器又は洗浄器 30 ライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01J 49/12 G01N 1/28 T (71)出願人 598130228 ヴィジー インスツルメンツ グループ リミテッド イギリス国,ウェスト サセックス アー ルエイチ16 1ディービー,ヘイワーズ ヒース,ヘイワース ヴィラ マーケット プレイス(番地なし) (72)発明者 バリー ジェイ.ストローサンド アメリカ合衆国,コロラド 80020,ウェ ストミンスター,ウェスト ワンハンドレ ッド アンド テンス ドライヴ 7827 (72)発明者 レイモンド エイチ.アレン アメリカ合衆国,コロラド 80027,ルイ ズヴィル,フランクリン 1303 (72)発明者 ダーレル イー.クーンズ アメリカ合衆国,コロラド 80301,ボー ルダー,ヒコック プレイス 3323 (72)発明者 ロバート シー.ヒュートン イギリス国,チェシャー,ナントウィッ チ,アルバンズ ドライヴ,フィフス ス トリート(番地なし)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘導結合プラズマ手段(ICP)におけ
    るサンプルの熱処理後の分析のために、サンプルを準備
    する方法において、 発泡装置内に液化したサンプルを閉じ込め、 液化したサンプル内でキャリアガスを発泡させて、これ
    により、前記キャリアガスの流れに、前記サンプルの少
    なくとも一部を乗せ、 前記キャリアガスの流れと前記乗せられたサンプルとを
    ラインへ流し、該ラインは、洗浄器まで延びて通過する
    分岐ラインと、ガス調整手段まで延びて通過する放出ラ
    インとに分岐されており、これにより、前記乗せられた
    サンプルを伴う前記ガス流の一部を、前記放出ラインに
    通過させ、残部の前記ガス流を、前記洗浄器に通過さ
    せ、 前記ICP手段に流入するように、プラズマガス源に接
    続されるガスラインに前記放出部分を通し、これによ
    り、そこに前記サンプルを放出し、 前記サンプルとキャリアガスとの残部を、前記サンプル
    に対する溶媒を含む前記洗浄器に通し、これにより、前
    記キャリアガスから前記サンプルを実質的に分離し、 前記洗浄器から前記分離したキャリアガスを放出するこ
    とを特徴とするサンプル準備方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のサンプル準備方法にお
    いて、前記サンプルがルイス酸である場合は前記溶媒は
    ルイス塩基であり、前記サンプルがルイス塩基である場
    合は前記溶媒はルイス酸であるように、前記サンプル
    は、ルイス酸又はルイス塩基からなるグループから選択
    され、前記溶媒はルイス酸又はルイス塩基からなるグル
    ープから選択されることを特徴とするサンプル準備方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のサンプル準備方法にお
    いて、前記分岐ラインに沿って前記洗浄器に流れ込む前
    記サンプルの緩やかな準圧力は、実質的に1psigである
    ことを特徴とするサンプル準備方法。
  4. 【請求項4】 誘導結合プラズマ手段(ICP)におけ
    るサンプルの熱処理後の分析のために、サンプルを準備
    する方法において、 発泡装置内に液化したサンプルを閉じ込め、 前記サンプルは、ルイス酸又はルイス塩基からなるグル
    ープから選択され、 前記液化サンプル内でキャリアガスの流れを発泡させ、
    これにより、前記サンプルの少なくとも一部を前記キャ
    リアガスの流れに乗せ、 前記乗せられたサンプルを伴なう前記キャリアガスの流
    れを、蒸発器に流し、そこから、大気よりも高い緩やか
    な圧力下で、ラインに流し、該ラインは、洗浄器まで延
    びて通過する分岐ラインと、ガス調整手段まで延びて通
    過する放出ラインとに分岐されており、 これにより、前記乗せられたサンプルを伴う前記ガス流
    の一部を、前記放出ラインに通過させ、残部の前記ガス
    流を、前記洗浄器に通過させ、 前記ICP手段に流入するように、プラズマガス源に接
    続されるガスラインに前記放出部分を通し、これによ
    り、そこに前記サンプルを放出し、 前記サンプルとキャリアガスとの残部を、前記サンプル
    に対する溶媒を含む前記洗浄器に通し、これにより、前
    記キャリアガスから前記サンプルを実質的に分離し、 前記溶媒はルイス酸又はルイス塩基からなるグループか
    ら選択され、前記サンプルがルイス酸である場合は前記
    溶媒はルイス塩基であり、前記サンプルがルイス塩基で
    ある場合は前記溶媒はルイス酸であり、 分離された前記キャリアガスを前記洗浄器から放出する
    ことを特徴とするサンプル準備方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のサンプル準備方法にお
    いて、前記サンプルは、トリメチルガリウムを含むルイ
    ス酸であり、溶媒はジヤミルを含むルイス塩基であるこ
    とを特徴とするサンプル準備方法。
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