JPH11182708A - 金属ダイヤフラム型バルブ - Google Patents

金属ダイヤフラム型バルブ

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JPH11182708A
JPH11182708A JP10271984A JP27198498A JPH11182708A JP H11182708 A JPH11182708 A JP H11182708A JP 10271984 A JP10271984 A JP 10271984A JP 27198498 A JP27198498 A JP 27198498A JP H11182708 A JPH11182708 A JP H11182708A
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diaphragm
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metal
peripheral edge
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修平 小川
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K41/00Spindle sealings
    • F16K41/10Spindle sealings with diaphragm, e.g. shaped as bellows or tube
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】金属ダイヤフラムの亀裂等の損傷及び流体の所
謂噛み込みを少なくする。 【解決手段】上面に環状のフラット部及びこれに連続す
る円弧状の肩部を有するダイヤフラム支持段部5cのフ
ラット部上へ、中央部の取付け孔7aに支持軸部5aを
挿通させて配設した金属ダイヤフラム7の内周縁部を当
接させ、支持軸部5aを挿通して、下面側に金属ダイヤ
フラム7の内周縁部の上面に当接する環状ののフラット
部及びこれに連続する彎曲部を有する逆皿形のデフレク
ションリミッター6を配設し、デフレクションリミッタ
ー6のフラット部と金属ダイヤフラム7の内周縁部とダ
イヤフラム支持段部5cのフラット部とをその全周に亘
って溶接して、気密状に一体化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば半導体製造
プラント等の流体輸送ラインに設けられる金属ダイヤフ
ラム型バルブに関するものであり、特に金属ダイヤフラ
ムの内周縁部のシール構造に特徴を有するものである。
【0002】
【従来の技術】金属ダイヤフラム型バルブに於ける金属
ダイヤフラムの内周縁部のシール構造としては、例えば
米国特許第4,750,709号公報や特開平8−11
4265号に開示された構造のものが知られている。即
ち、米国特許第4,750,709号公報にあっては、
図6及び図7に示す如く、ダイヤフラム40の内周縁部
の端部をシートホルダー78へ溶接80すると共に、溶
接80から距離Dだけ離れたダイヤフラムの内周縁部9
4を、押え金具82の下面とシートホルダー78の上面
とで挾圧支持することによって、ダイヤフラム40の作
動時に、ダイヤフラム40の端部の溶接80に曲げ応力
が加わるのを防止するようにしている。尚、図6及び図
7に於いて、100はボディ、100aは弁室、100
bは弁座、100cは流体通路、50はボンネット、1
60はシート、88はステム、86はステムの下端部に
形成したネジ部、94は挾圧部分である。
【0003】また、特開平8−114265号公報にあ
っては、図8及び図9に示すように、ダイヤフラム93
の取付け孔93aへシートホルダー91のシャフト部9
1aを挿通させ、次に、溶接金具90をシャフト部91
aへ挿着する。そして、ダイヤフラム93の内周縁部
を、溶接金具90の下面に形成した環状のフラット部9
0aとシートホルダー91の上面に形成した環状のフラ
ット部91bとで挟み、金属製ダイヤフラム93の内周
縁の端部と、溶接金具90及びシートホルダー91の前
記金属製ダイヤフラム93の内周縁の端部に当接する部
分とをその全周に亘って溶接Wし、これら三者を固着一
体化している。
【0004】前記特開平8−11426号公報では、ダ
イヤフラム93の溶接部Wの外側の内周縁部を、溶接金
具90の下面のフラット部90aとシートホルダー91
の上面のフラット部91bとによって密着状態に支持す
ることにより、ダイヤフラム93の作動時に、ダイヤフ
ラム93の溶接部Wに曲げ応力がかからないようにして
いる。また、ダイヤフラム93の内周縁部とシートホル
ダー91の上面との間隙G内へ、流体が噛み込むのを防
止するようにしている。尚、図8及び図9に於いて、1
00はボディ、100aは弁室、100bは弁座、10
0cは流体通路、50はボンネット、160はシート、
51はブッシング、52はボール、53はステム、54
はボンネットインサートである。
【0005】前記米国特許第4,750,709号公報
のバルブは、図6及び図7に示すように、ダイヤフラム
40の溶接部80から距離Dの箇所94を環状の押え金
具82の下面と、上面が全て曲面に形成されたシートホ
ルダー78とで挾圧支持するようにしている為、ダイヤ
フラム40の下面とシートホルダー78の上面との間
に、奥行きのある環状の間隙Goが形成されることにな
る。その結果、前記間隙Go内へ流体が噛み込み易く、
また、間隙Go内へ一旦流体が噛み込むと、噛み込んだ
流体を簡単には追い出し難いと云う問題があった。その
為、従前のシール構造を用いたバルブは、所謂流体の置
換性に劣ると云う問題があった。尚、半導体の製造に於
いては、半導体の集積度が上昇するのに伴って、半導体
の製造に用いる流体の純度に対する要求が強くなりつつ
あり、上記間隙内に噛み込んだ極く微量の流体であって
も、製品である半導体の品質や不良品の発生頻度に、大
きな影響を及ぼすことになる。
【0006】また、米国特許第4,750,709号公
報のバルブでは、ダイヤフラム40の溶接部80から距
離Dだけ離れた箇所94を、ネジ構造を用いて押え金具
82とシートホルダー78とで線接触の状態で締め付け
るようにしている為、長期間の使用によってネジの締め
込みが弛むことがあり、この場合には、ダイヤフラム4
0の内周縁部の挾圧支持状態が解除されることになる。
その結果、前記の状態でシートホルダー78が上・下動
すると、ダイヤフラム40の内周縁部の線接触状態の挾
圧支持が解除されていることとも相俟って、ダイヤフラ
ム40の溶接部80に大きな曲げ応力が掛かることにな
り、ダイヤフラム40の内周の縁部に亀裂を生じると云
う問題があった。
【0007】更に、米国特許第4,750,709号公
報のバルブでは、ダイヤフラム40の溶接部80から距
離Dだけ外方の箇所94を、押さえ金具82の下面とシ
ートホルダー78の上面とで挾圧しているため、ダイヤ
フラム40の外周縁部の距離Dに相当する部分の下面
と、シートホルダー78の上面との間隙G内へは流体が
入り込まないと考えられている。しかし、バルブの開閉
作動によってダイヤフラム40の上下動が繰り返される
と、ダイヤフラム40の厚みの変化等によって前記挾圧
部分94の気密性が低下することになる。その結果、距
離Dの部分に相当する間隙G内へ流体が噛み込むことに
なり、流体の置換性が低下すると云う問題がある。
【0008】加えて、米国特許第4,750,709号
公報のバルブでは、ダイヤフラム40の溶接部80から
距離Dだけ離れた箇所94を線接触の状態で上・下から
押え金具82とシートホルダー78とによって挾圧して
いるため、ダイヤフラム40が上・下方向に作動したと
きのダイヤフラムの曲げ応力が、前記挾圧箇所94の一
点へ集中的にかかることになる。その結果、ダイヤフラ
ム40が繰返し作動を重ねると、前記挾圧箇所94の近
傍が、最も早く金属疲労による亀裂や破損を生ずること
になり、ダイヤフラムの寿命の延伸を図り難いと云う問
題がある。
【0009】一方、前記特開平8−114265号公報
のバルブに於いては、ダイヤフラム93の内周縁部が、
溶接金具90に形成した環状のフラット部90aと、シ
ートホルダー91に形成した環状のフラット部91bと
で保持されている為、ダイヤフラム93の下面とシート
ホルダー91の上面との間に形成される間隙Goは、数
値的には明確に表わすことができないが、米国特許第4
750709号の場合に比較して奥行きの小さいものと
なることは明らかである。。その結果、ダイヤフラム9
3とシートホルダー91との間へは、流体が米国特許第
4750709号の場合に比較して噛み込み難くなる。
【0010】又、ダイヤフラム93の内周縁部と溶接金
具90とシートホルダー91の三者を溶接により固着一
体化している為、ダイヤフラム93の内周縁の端部から
流体が漏洩する虞れは、米国特許第4750709号の
場合よりも少なくなり、シール性が極めて高くなる。
【0011】更に、ダイヤフラムの内周縁部を、溶接金
具90のフラット部90aとシートホルダー91のフラ
ット部91bとで面接触状態で保持している為、シャフ
ト部91aのネジが弛んでシートホルダー91が若干上
下動しても、ダイヤフラム90の溶接部Wに大きな曲げ
応力が集中的に直接に掛かることがない。その結果、米
国特許第4750709号の場合よりもダイヤフラム9
0の溶接部Wに亀裂が生じ難くなる。
【0012】しかし、この特開平8−114265号公
報のバルブに於いても、図8及び図9からも明らかなよ
うに、ダイヤフラム93が上・下方向へ作動したとき
に、ダイヤフラム93の曲げ応力が、ダイヤフラム93
を保持する溶接金具90の平面状の下面90aと、シー
トホルダー91の平面状の上面91bの最外方位置94
の部分へ、集中的にかかることになる。その結果、ダイ
ヤフラム40が繰り返し作動されると、前記箇所の最外
部94の近傍が、最も早く疲労による亀裂や破損を生じ
ることになり、ダイヤフラム93の寿命の延伸を図り難
いという欠点がある。
【0013】また、特開平8−114265号公報のバ
ルブに於いては、ダイヤフラム93の下面とシートホル
ダー91の平面状の上面91bとの間は、ほぼ気密状に
近い状態となっており、従って、この間隙G内へは、流
体が入り込まないと考えられている。しかし、ダイヤフ
ラム93の作動による上・下動が繰り返されると、ダイ
ヤフラム93の厚みが徐々に減少することになり、その
結果、前記間隙Gが僅かに大きくなってその気密性が低
下し、ここへ流体が噛み込むことにより、バルブの流体
置換性が低下すると云うことになる。尚、前記シートホ
ルダー91の上面フラット部91b、はその長さ寸法l
が比較的大きく選定されているため、万一、間隙Gの気
密性が低下すると、流体の噛み込み量が多量となり、前
記流体置換性の低下の問題が一層大きな問題となる。
【0014】更に、特開平8−114265号公報の金
属ダイヤフラム型バルブに於いては、ボール52やブッ
シング51、ボンネットインサート54、溶接金具90
等の部材を必要とし、部品点数が多いうえに、その組立
も複雑且つ困難で、組立完成までに多数の時間と工数を
必要とすると云う問題がある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は、前記米国
特許第4,750,709号公報や特開平8−1142
65号公報の金属ダイヤフラム型バルブに於ける上記の
如き問題、即ち、ダイヤフラムの作動時の歪み応力
(曲げ応力)が、ダイヤフラム内周縁部のシートホルダ
ーと押え金具(又は溶接金具)とによる挾圧部へ集中的
にかかることになり、早期にダイヤフラムに亀裂等を生
じることになること、ダイヤフラムの溶接部とクラン
プ部との距離D(又は距離l)が比較的大きく、且つク
ランプ部の気密性が比較的低いため、ダイヤフラム外周
縁部とシートホルダー上面間の間隙G内へ、流体が噛み
込み易いこと、及び多数の部品点数を必要とするう
え、組立にも手数がかかり、バルブの製造コストが高く
なること、等の問題を解決せんとするものである。そし
て、本願発明は、上記、及びの問題を解決するこ
とにより、流体の置換性や内部の洗浄性に優れ、しかも
構造が簡単で、組立も容易にでき、製造コストの大幅な
引き下げを可能とした金属ダイヤフラム型バルブを提供
するものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1に記載の
発明は、流体入口通路1a、流体出口通路1b、弁室1
c及び弁座1dを備えたボディ1と,ボディ1に上・下
動自在に配設したステム3と,ステム3の下方部へ連結
したシートホルダ5と,シートホルダ5の支持軸部5a
を挿通せしめて弁室1cの上方に配設され、弁室1cの
上方開口を気密状に密封する金属ダイヤフラム7とから
構成した金属ダイヤフラム型バルブに於いて、前記シー
トホルダ5の支持軸部5aに、上面に環状のフラット部
5dとこれに連続する円弧状の肩部5eとを有するダイ
ヤフラム支持段部5cを形成し、該ダイヤフラム支持段
部5cのフラット部5d上へ中央部の取付け孔7aに前
記支持軸部5aを挿通せしめて配設した金属ダイヤフラ
ム7の内周縁部を接当させ、更に金属ダイヤフラム7の
内周縁部の上方に支持軸部5aを挿通せしめて、下面側
に前記金属ダイヤフラム7の内周縁部の上面に接当する
環状の薄い厚み寸法tのフラット部6cとこれに連続す
る彎曲部6dを有する逆皿形のデフレクションリミッタ
ー6を配設し、前記デフレクションリミッター6のフラ
ット部6cと金属ダイヤフラム7の内周縁部とダイヤフ
ラム支持段部5cのフラット部5dとをその全周に亘っ
て溶接し、これ等三者を気密状に固着一体化したことを
特徴とするものである。
【0017】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
の発明に於いて、デフレクションリミッター6の下面側
のフラット部6cの外方の端部Pの位置と、シートホル
ダー5のダイヤフラム支持段部5cのフラット部5dの
外方の端部Fの位置とが、金属ダイヤフラム7の半径方
向の異なる位置となるようにしたものである。
【0018】請求項3の発明は、請求項1の発明に於い
て、デフレクションリミッター6の下面側のフラット部
6cの外方の端部Pの位置が、シートホルダー5のダイ
ヤフラム支持段部5cのフラット部5dの外方の端部F
の位置より外方に来るようにしたものである。
【0019】請求項4の発明は、請求項2の発明に於い
て、デフレクションリミッター6の下面側のフラット部
6cに凹部6eを設けるようにしたものである。
【0020】請求項5の発明は、請求項1の発明に於い
て、ボディ1に螺着したボンネットナット2にステム3
を上・下動自在に螺着するようにしたものである。
【0021】請求項6の発明は、請求項1の発明に於い
て、シートホルダー5を、下面側に弁座1dへ接当する
シート8を備えたシートホルダー5としたものである。
【0022】請求項7の発明は、請求項1の発明に於い
て、金属製ダイヤフラム7を複数枚の金属薄板を積層し
て成る金属ダイヤフラムとしたものである。
【0023】請求項8の発明は、請求項6の発明に於い
て金属ダイヤフラム7を3枚のエルジロイ製の薄板から
形成するようにしたものである。
【0024】請求項9の発明は、請求項1の発明に於い
て、ステム3の下方部に、中間部に拡径部10aを有す
る係止用凹部10を設け、該係止用凹部10の内方へシ
ートホルダー5の支持軸5aの上方部を回転自在に係止
するようにしたものである。
【0025】請求項10の発明は、請求項9の発明に於
いて、シートホルダー15の支持軸5aの上端面とステ
ム3の係止用凹部10の天井面との間にベアリング13
を設けたものである。
【0026】請求項11に記載の発明は、請求項2の発
明に於いて、デフレクションリミッター6の下面側のフ
ラット部6cの外方の端部Pの位置が、シートホルダー
5のダイヤフラム支持段部5cのフラット部5dの外方
の端部Fの位置より外方に来るようにしたものである。
【0027】請求項12に記載の発明は、請求項2の発
明に於いて、デフレクションリミッター6の下面側のフ
ラット部6cに凹部6eを設けるようにしたものであ
る。
【0028】請求項13の発明は、中央に取付孔7aを
設けた弾性を有する金属ダイヤフラム7と、前記金属ダ
イヤフラム7の外周縁部を挾持する保持手段と、中央部
に挿通孔6aを設けたデフレクションリミッター6と、
前記金属ダイヤフラム7の取付孔7a及びデフレクショ
ンリミッター6の挿通孔6aを通って上方へ伸びる支持
軸部5aを有し、前記金属ダイヤフラム7を垂直方向へ
移動させるシートホルダー5と、前記金属ダイヤフラム
7をデフレクションリミッター6及びシートホルダー5
へ固着する溶接部Wと、からの組み合せより成る金属ダ
イヤフラム型バルブに於いて、前記シートホルダー5は
ダイヤフラム支持段部5cを有し、且つ当該ダイヤフラ
ム支持段部5cは金属ダイヤフラム7の下面側と接当す
る環状フラット部5dと、金属ダイヤフラム7の中央部
が上方へ湾曲したときに金属ダイヤフラム7を支持する
ための前記環状フラット部5dに連続する円弧状肩部5
eとを備え、また、前記デフレクションリミッター6は
前記金属ダイヤフラム7の上面側と接当する環状のフラ
ット部6cと、金属ダイヤフラム7の中央部が下方へ湾
曲したときに金属ダイヤフラム7を支持するための前記
環状のフラット部6cに連続する湾曲部6dとを備え、
更に、前記シートホルダー5の環状のフラット部5dと
デフレクションリミッター6の環状のフラット部6cと
は、夫々異なる直径方向の長さ寸法l1 、l0 を有し、
前記金属ダイヤフラム7の中央部が上方又は下方の何れ
かへ湾曲されることにより、金属ダイヤフラム7の第1
領域A又は第2領域Bに曲げ応力がかかるようにしたこ
とを特徴とするものである。
【0029】請求項14に記載の発明は、請求項13の
発明に於いて、溶接部Wが、少なくともシートホルダー
5の環状のフラット部5dの外側領域に於いて金属ダイ
ヤフラム7をシートホルダー5へ固着する円環状の溶接
部であるようにしたものである。
【0030】バルブの開閉操作によって金属ダイヤフラ
ム7が作動すると、金属ダイヤフラム7の内周縁部に
は、曲げ応力がかかることになる。しかし、バルブの閉
鎖時に金属ダイヤフラム7の内周縁部にかかる曲げ応力
は、主としてデフレクションリミッター6の下面側によ
って受け止められる。また、バルブの開放時に前記内周
縁部にかかる曲げ応力は、シートホルダー5のダイヤフ
ラム支持段部5cの円弧状の肩部5eによって受け止め
られる。その結果、金属ダイヤフラム7の内周縁部の溶
接部Wへは直接に曲げ応力がかからなくなり、従って溶
接部Wに亀裂等が生じない。
【0031】また、金属ダイヤフラム7の曲げ応力を受
ける領域(金属ダイヤフラム7が作動によって彎曲する
部分)が、開弁時と閉弁時とで異なり、二箇の領域に分
散される。そのため、従前のように、金属ダイヤフラム
7を1箇所で上・下からクランプする場合に比較して、
金属ダイヤフラム7の破損がより少なくなる。
【0032】更に、従前のようなシートホルダーとシャ
フトとをネジ機構によって連結し、このネジ機構を利用
して金属ダイヤフラム7を一箇所でクランプ(挾圧保
持)するものに比較して、バルブを形成する部品点数が
減少すると共に、バルブの組立等が容易になり、バルブ
製造コストの引き下げが可能となる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の第1実施形
態に係る金属ダイヤフラム型バルブの縦断面図であり、
金属ダイヤフラム7の内周縁部と、デフレクションリミ
ッター6の内周縁部と、シートホルダー5とを溶接によ
り固着一体化し、ネジ機構による金属ダイヤフラムの内
周縁部のクランプ(挾圧)を一切省略するようにしたも
のである。
【0034】金属ダイヤフラム型バルブは、流体入口通
路1a、流体出口通路1b、弁室1c及び弁座1dを形
成したボディ1と、ボディ1に螺着されたボンネットナ
ット2と、ボンネットナット2に昇降自在に螺挿支持さ
れたステム3と、ステム3の上端部に取付けられたハン
ドル4と、ステム3の下端部に昇降自在に取付けられた
シートホルダー5と、シートホルダー5の上方へ突出せ
しめた支持軸5aを挿通せしめて支持軸5aの下方部分
に設けたデフレクションリミッター6と、外周縁部が、
ボディ1とボンネットナット2との間に挾圧支持され、
且つ内周縁部が、シートホルダー5とデフレクションリ
ミッター6に溶接された金属ダイヤフラム7と、から構
成されている。
【0035】尚、図1に於いて8は合成樹脂製又は金属
製のシート、9はOリング、10はステム3の下方に設
けた係止用の凹部、11は支持軸5aに挿着した保持用
のリングワッシャー、12は支持軸5aに固定した止め
キー、13はベアリング、14はハンドル止めねじであ
る。
【0036】具体的には、前記ステム3はステンレス鋼
(SUS304)によりほぼ円柱状に形成されており、
その下方部には、中間部に拡径部10aを設けた係止用
の凹部10が形成されている。また、ステム3の外周面
には外ネジ3aが設けられており、この外ネジ3aをボ
ンネットナット2の内ネジ2aへ螺着することにより、
ステム3はボンネットナット2へ上・下動自在に支持さ
れている。
【0037】前記シートホルダー5は、ステンレス鋼
(SUS316L)等の金属材により形成されて居り、
上方へ突出する円柱状の支持軸5aと台形部5bと両者
の境界部に形成した金属ダイヤフラムを溶接支持するダ
イヤフラム支持段部5cとを備えている。
【0038】尚、支持軸5aの上方は、前記ステム3の
係止用凹部10内へ挿入されており、保持用リングワッ
シャ11及び止めキー12を介して凹部10の拡径部1
0aへ、ステム3が自由に回転可能な状態で係止されて
いる。また、支持軸5aの上端面とステム3の凹部10
の天井面との間にはベアリング13が配設されており、
ステム3の回転時の回転抵抗を少なくするようにしてい
る。更に、前記ダイヤフラム支持段部5cは、後述する
図3に示す如く、環状のフラット部5dとこれに連続す
る滑らかな円弧状の肩部5eとから形成されている。
【0039】前記デフレクションリミッター6は、図2
に示す如く、ステンレス鋼(SUS316L)等の金属
材により円形の皿形に形成されており、その中央部には
シートホルダー5の支持軸5aを挿通せしめる挿通孔6
aが穿設されている。又、デフレクションリミッター6
の内周縁部6bは、厚みtが約2mm程度に形成されて
おり、この厚みtの部分の長さlの部分が後述するよう
に溶接部Wとなる。更に、デフレクションリミッター6
の下面側には、前記長さlよりも大きいか若しくはこれ
とほぼ同じ長さloのフラット部6cと、フラット部6
cの外端Pより連続する上方へのゆるやかな彎曲部6d
とが形成されている。
【0040】前記金属ダイヤフラム7は、ステンレス鋼
(SUS316L)やCo−Ni合金鋼(エルジロイ・
米国ELGILOY COMPANYの登録商標)等に
より皿状に形成された極薄金属板(厚さ:0.1〜0.
2mm程度)を、複数枚(2〜3枚)重ねて形成されて
おり、その中央部にはシートホルダー5の軸部5aを挿
通せしめる取付孔7aが形成されている。本実施例にあ
っては、ダイヤフラム7の外径は約38mmに選定され
ている。
【0041】尚、前記Co−Ni合金鋼であるエルジロ
イは、C=0.15、Mn=1.5〜2.5、Ni=1
4〜16、Cr=19〜21、Mo=6〜8、Be=
0.1以下、Co=39〜41、Fe=残部の成分(何
れもwt%)を有するものである。
【0042】前記金属ダイヤフラム7の内周縁部は、図
3に示すように、デフレクションリミッター6のフラッ
ト部6cと、シートホルダー5のダイヤフラム支持段部
5cのフラット部5dとの間に位置しており、前記両者
に溶接されている。即ち、図3に示す如く、金属ダイヤ
フラム7の内周縁部と、デフレクションリミッター6の
金属ダイヤフラム7の内周縁部に当接するフラット部6
cと、シートホルダー5の金属ダイヤフラム7の内周縁
部に当接するフラット部5dとは、デフレクションリミ
ッター6の厚さがtの長さlの部分に於いて、その全周
に亘ってリング状に溶接Wされており、これによって、
ダイヤフラム7の内周縁部と、デフレクションリミッタ
ー6の内周縁部と、シートホルダー5のフラット部5d
の三者は、気密状に固着一体化されている。
【0043】又、前記金属ダイヤフラム7の外周縁部
は、ボディ1とボンネットナット2との間に挟まれ、ボ
ンネットナット2をボディ1に締め込むことによって挾
圧支持されている。
【0044】次に、本発明に係る金属ダイヤフラム型バ
ルブの作動について説明する。図1及び図3を参照し
て、ハンドル4の回転操作によりステム3を上昇又は下
降させると、シートホルダー5が上昇又は下降し、シー
ト8が弁座1dへ当接又は弁座1dから離れて、流体通
路1aは開又は閉となる。
【0045】そして、バルブの流体通路1aが開放され
ているときには、金属ダイヤフラム7は、図1に示すよ
うに、上方へ彎曲した初期の形状に復帰しており、金属
ダイヤフラム7の内周縁部にはほとんど曲げ応力がかか
らない。しかし、もしも、金属ダイヤフラム7が、バル
ブの開放時に上方へ引き上げられた場合には、金属ダイ
ヤフラム7の内周縁部には、図1からも明らかなよう
に、下向きの曲げ応力がかかることになり、この金属ダ
イヤフラム7の内周縁部にかかる下向きの曲げ応力によ
る彎曲は、シートホルダー5のダイヤフラム支持段部5
cの円弧状の肩部5eによって支持される。即ち、金属
ダイヤフラム7の下面側のAの領域が、肩部5eによっ
て支持されることになる。
【0046】また、バルブの流体通路1aが閉鎖されて
いるときには、金属ダイヤフラム7の内周縁部には、図
1の場合とは逆に、上向きの曲げ応力がかかり、金属ダ
イヤフラムの内周縁部の上面側が、デフレクションリミ
ッター6の彎曲部6dによって支持されることになる。
即ち、金属ダイヤフラム7の上面側のBの領域が、前記
彎曲部6dにより支持されることになる。
【0047】上記のように、本発明の金属ダイヤフラム
型バルブでは、従前の金属ダイヤフラム型バルブのよう
に、ネジ機構によってダイヤフラム7の内周縁部をクラ
ンプすることはしていないが、ダイヤフラムの内周縁部
は、ダイヤフラムの彎曲時に、デフレクションリミッタ
ー6の彎曲部6d又はシートホルダー5の円弧状彎曲部
5eによって支持される。そのため、ダイヤフラム内周
縁端部の溶接部Wに、曲げ応力が直接にかかることが無
い。その結果、前記溶接部Wに亀裂等を生ずることもな
い。
【0048】また、ダイヤフラム7が作動したときのダ
イヤフラム内周縁部の彎曲部は、下面側がAの領域で、
また、上面側がBの領域で夫々支持される。即ち、ダイ
ヤフラム7は、A及びBの場所の異なる二箇所で彎曲す
ることになり、従前のクランプ部のみで上・下方向へ彎
曲する場合に比較して、金属ダイヤフラム7の耐久力が
大幅に延びることになる。
【0049】更に、溶接部Wが、図3に示すように、シ
ートホルダー5のダイヤフラム支持段部5cのフラット
部5dのほぼ全域に亘っているため、ダイヤフラム7と
ダイヤフラム支持段部5cとを一体化する溶接部Wの外
側と金属ダイヤフラム7の下面側との間にできる隙間G
1 の奥行きが小さくなって、流体の置換性が大幅に向上
する。
【0050】加えて、ダイヤフラム7の内周縁部と、デ
フレクションリミッター6と、シートホルダー5の三者
を溶接Wにより気密状に固着一体化している為、弁室1
c内の流体が、ダイヤフラム7の内周端縁部分から漏洩
する虞れはなく、シール性が極めて高くなる。
【0051】図4は、本発明の第2実施形態を示す拡大
部分図である。この第2実施形態に於いては、金属ダイ
ヤフラム7の作動時に於けるダイヤフラム下面側の彎曲
領域Aと、ダイヤフラム上面側の彎曲領域Bとが、第1
実施態様(図3)の場合よりもより近接するように、デ
フレクションリミッター6の下面側のフラット部6cの
長さl0 が図3の場合よりも短か目に選定されている。
【0052】図5は、本発明の第3実施形態に係る金属
ダイヤフラム型バルブの要部を示す部分拡大図である。
この第3実施形態に於いては、デフレクションリミッタ
ー6の下面側のフラット部6cの長さl0 が、第1実施
例(図3)の場合より長く選定されており、且つ前記フ
ラット部6cに凹部6eを形成して、金属ダイヤフラム
7との非接触部を設けるようにしたものである。
【0053】この第3実施形態では、金属ダイヤフラム
7の作動時に於ける下面側の彎曲領域Aと、上面側の彎
曲領域Bとの間の間隔が広くなり、金属ダイヤフラム7
の耐用年数がより延長されることになる。
【0054】開閉耐久試験の結果によれば、流体圧力3
75psiでもって本発明の金属ダイヤフラム型バルブ
を1回/secの速度で開閉作動させたとき、実施形態
1のバルブでは16470回作動させても、ダイヤフラ
ム7(エルジロイ製、外径38mm、厚さ0.1〜0.
2mmのもの2枚)に破損を生じないことが確認されて
いる。
【0055】これに対して、従前の図8に示す金属ダイ
ヤフラム型バルブの場合、同じ条件下に於けるテストで
は、約3000回の作動でダイヤフラムに亀裂を生じる
場合があり、本発明のバルブの方がはるかに優れている
ことが実証されている。
【0056】
【発明の効果】本発明の金属ダイヤフラム型バルブで
は、バルブの閉鎖時に金属ダイヤフラム7の内周縁部に
かかる曲げ応力は、主としてデフレクションリミッター
6の下面側によって、また、バルブの開放時に前記内周
縁部にかかる曲げ応力は、シートホルダー5のダイヤフ
ラム支持段部5cの円弧状の肩部5eによって受け止め
られる。その結果、金属ダイヤフラム7の内周縁部の溶
接部Wへは、直接に曲げ応力にかからなくなり、溶接部
Wに亀裂等が生じない。
【0057】また、金属ダイヤフラム7の曲げ応力を受
ける領域(金属ダイヤフラム7が作動によって彎曲する
部分)が、開弁時と閉弁時とで半径方向に異なる位置と
なり、二箇所の領域に分散される。その結果、従前の金
属ダイヤフラム7を1箇所で上・下からクランプするよ
うにした構造のバルブに比較して、金属ダイヤフラム7
の破損が、より少なくなる。
【0058】更に、従前のシートホルダーとシャフトと
をネジ機構によって連結し、このネジ機構を利用して金
属ダイヤフラム7を一箇所でクランプ(挾圧保持)する
ようにした従前のバルブに比較して、バルブを形成する
部品点数が減少すると共に、バルブの組立等が容易にな
る。
【0059】加えて、ネジ機構を用いてクランプする構
造でないため、金属ダイヤフラム7の下面側とシートホ
ルダー5の上面側との間に、奥行の深かい間隙G1 が形
成されることが無いため、流体の噛み込みを生ずる恐れ
も殆んどない。その結果、流体の置換性やバルブ内部の
洗浄性が、著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る金属ダイヤフラム
型バルブの一例を示す縦断面図である。
【図2】本発明で使用をするデフレクションリミッター
の一例を示す縦断面図である。
【図3】図1の金属ダイヤフラムの内周縁部の拡大部分
縦断面図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係るバルブの金属ダイ
ヤフラムの内周縁部の拡大部分縦断面図である。
【図5】本発明の第3実施形態に係るバルブの金属ダイ
ヤフラムの内周縁部の拡大部分縦断面図である。
【図6】米国特許4750709号公報のバルブの部分
縦断面図である。
【図7】図6の金属ダイヤフラムの内周縁部の拡大部分
縦断面図である。
【図8】特開平8−114265号公報のバルブの縦断
面図である。
【図9】図8の金属ダイヤフラムの内周縁部の拡大部分
縦断面図である。
【符号の説明】
1 : ボディ 6b : 内周
縁部 1a : 流体入口通路 6c : フラ
ット部 1b : 流体出口通路 6d : 湾曲
部 1c : 弁室 6e : 凹部 1d : 弁座 t : 内周
縁部の厚さ 2 : ボンネットナット l : 厚さ
tの部分の長さ 2a : 内ねじ 7 : 金属
ダイヤフラム 3 : ステム 7a : 取付
孔 3a : 外ねじ 8 : シー
ト 4 : ハンドル 9 : Oリ
ング 5 : シートホルダー 10 : 係止
用凹部 5a : 支持軸 10a: 拡径
部 5b : 台形部 11 : 保持
用リングワッシャー 5c : ダイヤフラム支持段部 12 : 止め
キー 5d : 溶接支持部のフラット部 13 : ベア
リング 5e : 円弧状肩部 14 : ハン
ドル止めねじ 6 : デフレクションリミッター W : 溶接
部。 6a : 挿通孔

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体入口通路(1a)、流体出口通路
    (1b)、弁室(1c)及び弁座(1d)を備えたボデ
    ィ(1)と;ボディ(1)に上・下動自在に配設したス
    テム(3)と;ステム(3)の下方部へ連結したシート
    ホルダ(5)と;シートホルダ(5)の支持軸部(5
    a)を挿通せしめて弁室(1c)の上方に配設され、弁
    室(1c)の上方開口を気密状に密封する金属ダイヤフ
    ラム(7)とから構成した金属ダイヤフラム型バルブに
    於いて、前記シートホルダ(5)の支持軸部(5a)
    に、上面に環状のフラット部(5d)とこれに連続する
    円弧状の肩部(5e)とを有するダイヤフラム支持段部
    (5c)を形成し、該ダイヤフラム支持段部(5c)の
    フラット部(5d)上へ中央部の取付け孔(7a)に前
    記支持軸部(5a)を挿通せしめて配設した金属ダイヤ
    フラム(7)の内周縁部を接当させ、更に、前記金属ダ
    イヤフラム(7)の内周縁部の上方に、支持軸部(5
    a)を挿通せしめて、下面側に前記金属ダイヤフラム
    (7)の内周縁部の上面に接当する環状の薄い厚み寸法
    tのフラット部(6c)とこれに連続する彎曲部(6
    d)を有する逆皿形のデフレクションリミッター(6)
    を配設し、前記デフレクションリミッター(6)のフラ
    ット部(6c)と金属ダイヤフラム(7)の内周縁部と
    ダイヤフラム支持段部(5c)のフラット部(5d)と
    をその全周に亘って溶接し、これ等三者を気密状に固着
    一体化したことを特徴とする金属ダイヤフラム型バル
    ブ。
  2. 【請求項2】 デフレクションリミッター(6)の下面
    側のフラット部(6c)の外方の端部(P)の位置と、
    シートホルダ(5)のダイヤフラム支持段部(5c)の
    フラット部(5d)の外方の端部(F)の位置とが、金
    属ダイヤフラム(7)の半径方向の異なる位置となるよ
    うにした請求項1に記載の金属ダイヤフラム型バルブ。
  3. 【請求項3】 デフレクションリミッター(6)の下面
    側のフラット部(6c)の外方の端部(P)の位置が、
    シートホルダー(5)のダイヤフラム支持段部(5c)
    のフラット部(5d)の外方の端部(F)の位置より外
    方に来るようにした請求項1に記載の金属ダイヤフラム
    型バルブ。
  4. 【請求項4】 デフレクションリミッター(6)の下面
    側のフラット部(6c)に凹部(6e)を設けるように
    した請求項2に記載の金属ダイヤフラム型バルブ。
  5. 【請求項5】 ボディ(1)に螺着したボンネットナッ
    ト(2)にステム(3)を上・下動自在に螺着するよう
    にした請求項1に記載の金属ダイヤフラム型バルブ。
  6. 【請求項6】 シートホルダー(5)を、下面側に弁座
    (1d)へ接当するシート(8)を備えたシートホルダ
    ー(5)とした請求項1に記載の金属ダイヤフラム型バ
    ルブ。
  7. 【請求項7】 金属ダイヤフラム(7)を複数枚の金属
    薄板を積層して成る金属ダイヤフラムとした請求項1に
    記載の金属ダイヤフラム型バルブ。
  8. 【請求項8】 金属ダイヤフラム(7)を3枚のエルジ
    ロイ製の薄板から形成するようにした請求項6に記載の
    金属ダイヤフラム型バルブ。
  9. 【請求項9】 ステム(3)の下方部に、中間部に拡径
    部(10a)を有する係止用凹部(10)を設け、該係
    止用凹部(10)の内方へシートホルダー(5)の支持
    軸(5a)の上方部を回転自在に係止するようにした請
    求項1に記載の金属ダイヤフラム型バルブ。
  10. 【請求項10】 シートホルダー(5)の支持軸(5
    a)の上端面とステム(3)の係止用凹部(10)の天
    井面との間にベアリング(13)を配設するようにした
    請求項9に記載の金属ダイヤフラム型バルブ。
  11. 【請求項11】 デフレクションリミッター(6)の下
    面側のフラット部(6c)の外方の端部(P)の位置
    が、シートホルダー(5)のダイヤフラム支持段部(5
    c)のフラット部(5d)の外方の端部(F)の位置よ
    り外方に来るようにした請求項2に記載の金属ダイヤフ
    ラム型バルブ。
  12. 【請求項12】 デフレクションリミッター(6)の下
    面側のフラット部(6c)に凹部(6e)を設けるよう
    にした請求項2に記載の金属ダイヤフラム型バルブ。
  13. 【請求項13】 中央に取付孔(7a)を設けた弾性を
    有する金属ダイヤフラム(7)と、前記金属ダイヤフラ
    ム(7)の外周縁部を挾持する保持手段と、中央部に挿
    通孔(6a)を設けたデフレクションリミッター(6)
    と、前記金属ダイヤフラム(7)の取付孔(7a)及び
    デフレクションリミッター(6)の挿通孔(6a)を通
    って上方へ伸びる支持軸部(5a)を有し、前記金属ダ
    イヤフラム(7)を垂直方向へ移動させるシートホルダ
    ー(5)と、前記金属ダイヤフラム(7)をデフレクシ
    ョンリミッター(6)及びシートホルダー(5)へ固着
    する溶接部(W)と、からの組み合せより成る金属ダイ
    ヤフラム型バルブに於いて、前記シートホルダー(5)
    はダイヤフラム支持段部(5c)を有し、且つ当該ダイ
    ヤフラム支持段部(5c)は金属ダイヤフラム(7)の
    下面側と接当する環状フラット部(5d)と、金属ダイ
    ヤフラム(7)の中央部が上方へ湾曲したときに金属ダ
    イヤフラム(7)を支持するための前記環状フラット部
    (5d)に連続する円弧状肩部(5e)とを備え、ま
    た、前記デフレクションリミッター(6)は前記金属ダ
    イヤフラム(7)の上面側と接当する環状のフラット部
    (6c)と、金属ダイヤフラム(7)の中央部が下方へ
    湾曲したときに金属ダイヤフラム(7)を支持するため
    の前記環状のフラット部(6c)に連続する湾曲部(6
    d)とを備え、更に、前記シートホルダー(5)の環状
    のフラット部(5d)とデフレクションリミッター
    (6)の環状のフラット部(6c)とは、夫々異なる直
    径方向の長さ寸法(l1 )、(l0 )を有し、前記金属
    ダイヤフラム(7)の中央部が上方又は下方の何れかへ
    湾曲されることにより、金属ダイヤフラム(7)の第1
    領域(A)又は第2領域(B)に曲げ応力がかかるよう
    にしたことを特徴とする金属ダイヤフラム型バルブ。
  14. 【請求項14】 溶接部(W)が、少なくともシートホ
    ルダー(5)の環状のフラット部(5d)の外側領域に
    於いて金属ダイヤフラム(7)をシートホルダー(5)
    へ固着する円環状の溶接部であるようにした請求項13
    に記載の金属ダイヤフラム型バルブ。
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