JPH11180310A - 車 両 - Google Patents

車 両

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JPH11180310A
JPH11180310A JP3065898A JP3065898A JPH11180310A JP H11180310 A JPH11180310 A JP H11180310A JP 3065898 A JP3065898 A JP 3065898A JP 3065898 A JP3065898 A JP 3065898A JP H11180310 A JPH11180310 A JP H11180310A
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swing arm
main body
attached
vehicle
operating
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Kunio Hotta
国男 堀田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、台車、車椅子等の車両が段差に遭
遇したとき、容易に乗り上げることができる車両であ
る。 【解決手段】 本発明は、本体1の裏面で前記前車輪3
aと後車輪3bとの間に、回動可能なスイングアーム1
0に補助車輪4を床と非接地状態で取り付けると共にス
イングアーム10に押上体7を付設し、スイングアーム
10の後端にハンドル19を付設し、スイングアーム1
0と本体1とを係合、離脱可能な係合手段13、15を
有するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、台車、車椅子等の
車両であり、特に、段差走行を可能とする車両に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、荷物を運搬する台車を例に取る
と、3〜4個の車輪を付設し、ハンドルを押すことによ
ってほぼ水平で走行して荷物を運ぶ。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、段差がある箇
所に遭遇したときには、ハンドルを下降させ、前輪を浮
かせた状態として、段差に乗り上げ、前進してハンドル
を持ち上げて、後車輪を段差上に乗せるという操作を行
っている。そのため、運搬者は、相当の労力を要し、簡
便に段差上に乗り移ることができる台車等が望まれてい
る。又、傾斜道等に台車をおくと、台車は傾斜道を走行
するため、安全装置として、ブレーキが必要であるが、
多くは車輪自体を押圧する機構のものであり、そのブレ
ーキ性能が不十分となる場合がある。そこで、確実に停
止可能なブレーキ機構を有する台車を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の台車は、本体
の裏面で前記前車輪と後車輪との間に、回動可能なスイ
ングアームに補助車輪を床と非接地状態で取り付けると
共にスイングアームに押上体を付設し、スイングアーム
の後端にハンドルを付設し、スイングアームと前記本体
とを係合、離脱可能な係合手段を有するものである。台
車が、段差前に着いたとき、係合手段を介して、スイン
グアームと本体を離脱させると、スイングアームは回動
自在となる。そして、ハンドルを下降方向に押さえる
と、スイングアームを介して押圧体と接触して本体は上
昇し、その状態で段差方向に押すと前車輪が段差上に乗
り、更に前進すると、補助車輪が段差上に乗る。そし
て、今度はハンドルを持ち上げて後車輪を段差上に載せ
ることによって、車両が段差上に乗ると共に、係合手段
を介して、スイングアームと本体が一体になって、運搬
可能状態になる。
【0005】請求項2の台車は、後車輪のフレームに挿
入孔を形成し、往復動可能な停止棒を前記挿入孔に対応
する位置に設け、回動可能な操作体に前記停止棒を作動
杆を介して連結し、操作体は弾性体で付勢されていると
共に、操作体を介して前記停止棒を挿入孔に挿入状態と
離脱状態に変更可能とするものである。操作体の操作に
よって、停止棒を後車輪に形成の挿入孔に挿入すると、
後車輪はロック状態となり、停止棒を抜くと離脱状態
(走行可能)になる。従って、操作体の操作によって簡
便に、ブレーキがかかった状態と走行可能な状態に変更
でき、傾斜道等に安全に停止しておくことができる。
【0006】請求項3の台車は、本体の裏面に前車輪と
後車輪を取付けて走行可能な車両であって、外支持板と
内支持板に設けた固定軸に、揺動可能な誘導体と、常
時、バネで、後車輪に載置するブレーキ片を設け、誘導
体を昇降する昇降体を設け、その昇降体はレバーを介し
て昇降可能とするものである。レバーを自由にすると、
バネによるブレーキ片が後車輪に載置して、台車はロッ
ク状態になり、一方、操作すると、昇降体が誘導体を介
して上昇し、その上昇によって、ブレーキ片が後車輪か
ら離脱し、アンロック状態になって走行可能になる。
【0007】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)本発明の1
実施例を、平面断面を示す図1、正面を示す図2、右側
面を示す図3を参照して説明する。台車の本体1は、適
宜の間隔で組合わしたフレーム枠で四角状に構成してあ
り、そのフレーム枠の上には、薄板スチールや樹脂等で
製作の台板1aが固定してある。尚、前記フレーム枠に
は、主フレーム1A、その主フレーム1Aに垂直(前後
方向)に2本のサブフレーム1B及び、それらのサブフ
レーム1Bにまたがる装着フレーム1Cがある。そし
て、その台板1の前方の裏面側には、自在キャスタ2を
介して1対の前車輪3a(直径100mm)が取付けて
ある。
【0008】後方で横設の補強枠体1Dで固定された一
対のスイングアーム10は、前記主フレーム1Aに垂設
のブラケット11に回動軸11aに回動自在に取り付け
てある。また、このスイングアーム10の前端部には押
上体7が固定してあって、この押上体7に取付けの回転
軸4aを介して回転可能な補助車輪4(直径60mm)
が、常時は、床と約30mmの隙間で非接地状態で取り
付けてある。尚、この押上体7の頂部と本体1との間隙
(H)は、後記で詳述する、図4で示すように、本体1
とスイングアーム10の角度をなす。
【0009】又、スイングアーム10の後部に取付けの
ブラケット9は、軸体8に固定してあり、その軸体8の
両端に固定の車軸5aを介して後車輪3b(直径100
mm)が取付けてある。尚、この後車輪3bのフレーム
には、適宜の個数の挿入孔5が形成してある。又、前記
スイングアーム10の後端部には、ハンドルブッシュ1
9aを介して、門形で頂部が傾斜状のハンドル19が取
り付けてあり、容易にハンドル19の装脱着が可能であ
る。
【0010】次に、前記本体1とスイングアーム10と
の係合、離脱可能な係合手段について説明する。前記補
強枠体1Dには、ヒンジ12で回動可能なL字状の押え
体13が、常時、図2に示す反時計方向に付勢する弾性
体(コイルバネ)15を介して取り付けてあり、その押
え体13には足踏体14が設けてある。そのため、足踏
体14を足で踏みつけると、押え体13は、図2におい
て、時計方向に回動し、所謂、ロックが外れる状態とな
って、スイングアーム10と本体1は離脱し、スイング
アーム10が回動軸11aで回動して、図4に示す姿態
になる。
【0011】一方、前記押え体13に対応して、正面視
が右上がり傾斜状の誘導体17が、本体側(台板1a)
に取り付けてある。そして、スイングアーム10と本体
1が離脱状態のとき(図4に示す状態)、ハンドル19
を持ち上げると、スイングアーム10(押え体13)は
上昇し、この上昇過程で、押え体13は誘導体17の傾
斜面に沿って、時計方向に回動させられた後に(開かれ
た後)、装着フレーム1Cの上縁になると弾性体15の
引っ張り力で係合状態となり、スイングアーム10と本
体1は一体になり、台板1aは水平状態(運搬可能状
態)になる。
【0012】前記したように、本体1とスイングアーム
10との係合手段は、離脱のときには足踏体14を足で
下方向に踏むことによって、係合させるときにはハンド
ル19を持ち上げることによっておこなうことができ、
何れも、簡便に行うことができる。尚、この係合手段
は、その他、本体1とスイングアーム10に挿入、離脱
可能な操作棒で構成し、足で踏むと操作棒が離脱し、離
すと挿入状態になる等のように構成してもよい。
【0013】次に、後車輪3bのフレームに形成の挿入
孔5を利用してのブレーキ機構について説明する。往復
動可能な停止棒20a、20bが、前記挿入孔5に対応
する位置に設けてある。一方、薄板状の操作体21は、
回動軸22で回動可能であって、前記停止棒20a、2
0bとは、連結座28を介して作動杆23a、23bに
連結してあると共に、常時、停止棒20a、20bが挿
入孔5に挿入可能状態に(図1における反時計方向)、
弾性体25によって付勢している。尚、停止棒20a、
20bをより強く付勢するために、必ずしも必要でない
が、補助バネ29が連結座28とブラケット9側に取り
付けてある。
【0014】一方、その付勢力を受ける操作体21は、
停止突起26によって、停止棒20a、20bが挿入孔
5に挿入しない状態を維持しているので走行可能であ
る。しかし、足先等で、操作体21を僅かに上にあげる
操作をすると、操作体21は停止突起26を乗り越えて
停止体27に当たるまで反時計方向に回動し、その結
果、停止棒20a、20bは各々挿入孔5に挿入し、後
車輪3bはロックされてブレーキがかかる状態になる。
尚、このロック(ブレーキがかかった状態)を解除する
には、前記操作体21を足先等で時計方向に回動し、停
止突起26で停止状態にすればよい。又、この停止突起
26は、単に、半球状の突起の他に、弾性体を介して半
球体を突出維持しているもの、等であってもよい。
【0015】このように、前記操作体21は弾性体25
で付勢されていると共に、足先等で、操作体21を介し
て、停止棒20a、20bを挿入孔5に挿入状態(ロッ
ク)と離脱状態(走行可能)に簡便に変更可能であり、
傾斜道等に停止しておくとき等において、安全確保を図
ることができる。尚、操作体21をロック状態にすると
き、前記停止棒20a、20bは、挿入孔5が間歇に形
成してあるときには、必ずしも、停止棒20a、20b
が挿入孔5に挿入できないが、台車を少し前後に移動さ
せて、後車輪3bを回転させると、ロック状態になる。
又、停止棒20a、20bは後車輪3bの両方に設けて
あるが、片方でも良いし、前車輪3a側に設けてもよい
ことは言うまでもない。
【0016】尚、前記操作体21は、水平方向の回動に
よって、停止棒を挿入孔に挿入状態と離脱状態に変更可
能とする構成であるが、図10、図11に示すように、
操作体21を垂直方向の操作が可能に構成できる。50
はL字状の基板であって軸体8に固定してある。そし
て、この基板50には回動可能なリンクプレート51が
取り付けてあり、両端部に、作動杆23a、23bが連
結してある。又、リンクプレート51は常時、弾性体5
2で図11に示す反時計方向に付勢していて、停止突起
55aで回動を規制され、停止棒20a、20bをアン
ロック状態を維持している。又、リンクプレート51の
中央には、L字状の操作体56が取り付けてあり、足で
踏むと、リンクプレート51を時計方向に回動する。
尚、基板50には、停止突起55bが設けてあり、この
停止突起55bは、例えば、弾性体と半球体で構成のも
のを使用し、停止突起55bの上を通過可能なものであ
る。
【0017】L字状の操作体56を足で踏みつけると、
リンクプレート51は時計方向に回動し、停止突起55
bの上を通過し、その後、踏み付けを止めると、リンク
プレート51は停止突起55bで停止する。一方、リン
クプレート51の時計方向の回動によって、停止棒20
a、20bは挿入孔5に挿入状態となり、ロック(ブレ
ーキがかかった)状態となる。又、L字状の操作体56
を足で踏みあげると、リンクプレート51は停止突起5
5bとの係止が外れ、停止突起55aで止まり、アンロ
ック(走行可能)状態になる。
【0018】次に、前記構成の台車が簡便に段差上に乗
り移ることができる操作について、図4〜図9を参照し
て説明する。尚、図2に示す姿態は、運搬可能状態であ
り、押え体13によって、スイングアーム10と本体1
が一体である。図4は、前方に段差30がある状態に遭
遇したときであり、その操作は、足踏体14を足で踏み
つけることによって行う。即ち、足踏体14によって、
押え体13は時計方向に回動して、スイングアーム10
と本体1が離脱して、スイングアーム10は回動軸11
aで回動自在になる。
【0019】そして、図5に示すように、ハンドル19
を時計方向に、更に、降下させると、後車輪3bを支点
にして、スイングアーム10の押上体7によって本体1
は、段差30より上がる。そこで、ハンドル19をもっ
て段差30方向に押すと、前車輪3aは段差30上に乗
り(図6)、次に、補助車輪4が段差30に乗る(図
7)。そして、ハンドル19を持ち上げながら、段差3
0方向に押すと、後車輪3bは段差30上に乗ると共
に、押え体13は誘導体17によって開かれた後、装着
フレーム1Cの上縁に係合し、スングアーム10と本体
1は一体になり、台板1aは水平状態(運搬可能状態)
になる(図9)。
【0020】尚、図5から図6に移行するとき、運搬者
は、ハンドル19を時計方向に押さえることを要し、こ
の時の力は台板1aの荷物による後車輪3bを軸のモー
メント力を要するが、押さえる力(時には自重をかける
こともできる)は、比較的容易にだすことができ、運搬
者に対する負担とはならない。又、図7から図8に移行
するときにおいては、補助車輪4を支点でのモーメント
力となり、簡便に持ち上げることができる。
【0021】(第2の実施の形態)本実施の形態は、前
記第1の実施の形態おける他の構成のブレーキ機構であ
り、そのブレーキ機構について説明し、その他の同じ部
品には同じ符号を付して説明を略す。図12は平面断面
図、図13は裏面図、図14は側面図、図15は台車の
右側面図であり、これらの図はブレーキ機構(解除状
態)の詳細図であり、他の部品は同じであるので略す。
【0022】往復動可能な停止棒20a、20bが、挿
入孔5に対応する位置に設けてあって、その端部に付設
の連結座28には長孔28aが穿設してあると共に、こ
の停止棒20a、20bをより強く挿入孔5に付勢する
ために、補助バネ29が突起28bに取り付けてある。
一方、薄板状の操作体21は、補強枠体1Dに取付けの
丸棒で形成のU字状の支持枠50に誘導され、回動軸2
2で回動可能であって、前記停止棒20a、20bと
は、前記長孔28aに係止する作動杆23a、23bに
連結してある。又、弾性体25が、前記操作体21に端
部21aを、他端部を前記支持枠50の突起50aに取
り付けてあり、常時、操作体21を平面図12におい
て、時計方向に付勢している。
【0023】前記ブレーキをかけるときには、足先等
で、操作体21を図1において時計方向に回動させる
と、作動杆23a、23bが各々挿入孔5方向に移動す
る。そのため、停止棒20a、20bが弾性体29によ
って、挿入孔5に挿入してブレーキがかかる。尚、連結
座28に穿設の長孔28aは、前記操作によって、必ず
しも、停止棒20a、20bが挿入孔5に挿入できない
時に備えるためであり、この長孔28aによって、停止
棒20a、20bは作動杆23a、23bとは独立して
移動可能となる。
【0024】そのため、操作体21をブレーキをかける
ために回動し、その後、台車を少し前後に移動させて後
車輪3bを回転させると、作動杆23a、23bとは独
立して、停止棒20a、20bが挿入孔5に合ったとき
挿入できるため、円滑にブレーキがかかる。一方、操作
体21を図1において反時計方向に回動させると、作動
杆23a、23bが各々挿入孔5から離脱すると共に、
操作体21は弾性体25によって、その位置が保持さ
れ、解除状態を維持する。以上のように、操作体21を
弾性体25を介して回動可能に構成することによって、
解除状態をより確実に維持可能であるし、長孔28aに
よって円滑にブレーキ状態にすることができる。尚、本
実施の形態では、押え体14の回動を抑制する停止体1
4aを設けて、回動のし過ぎを防止している。
【0025】尚、前記補助車輪4の取付け位置、個数、
床との非接触距離等は、台板(本体)の長さ、前車輪と
後車輪の取付け位置、乗り越えることができる段差の高
さ、車輪の大きさ等を考慮して選定することはいうまで
もない。又、段差を降下するときには、上昇時の逆の操
作を行えばよく、何れも容易な操作である。又、本発明
は、前記の手動推進式の他、電動式等の車両に適用でき
ることはいうまでもない。
【0026】(第3の実施の形態)本実施の形態は、前
記第1の実施の形態おける他の構成のブレーキ機構であ
り、そのブレーキ機構について説明し、その他の同じ部
品には同じ符号を付して説明を略す。図16は台車の右
側面図、図17はブレーキ部の拡大図であり、(A)は
ロック状態の正面図、(B)は(A)の一部破断図、
(C)はアンロック状態を示す。
【0027】後車輪3bの外支持板80aには、ビス8
1を介して昇降棒83をガイドする上ガイド体82aと
下ガイド体82bが固定してあり、前記昇降棒83は昇
降体85に固定してあり、昇降ワイヤ86を介して昇降
する。外支持板80aと内支持板80bには、一対の固
定軸88a、88bが設けてあり、この固定軸88a、
88bで揺動可能な誘導体89a、89bが、外支持板
80aの外側に設けてあり、前記昇降体85を介して揺
動する。又、固定軸88a、88bには、外支持板80
aと内支持板80bの間にブレーキ片90a、90bが
固定してある。また、そのブレーキ片90a、90b
は、常時、端部をブレーキ片90a、90bに、他端部
を外支持板80aと内支持板80bに固定の固定棒10
0に固定のバネ91a、91bの引っ張りによって、後
車輪3bに載置してロック状態を可能とする(図17
(B))。
【0028】一方、上ハンドル19Aには、固定軸98
で回動可能なレバー99が設けてあって、そのレバー9
9と一体に回動する回動レバー99aの端部と前記昇降
ワイヤ86は繋がっていて、レバー99の操作によっ
て、前記ブレーキ片90a、90bの昇降をなす。即
ち、レバー99を離すと、昇降体85は自由となり、前
記バネ91a、91bによって、ブレーキ片90a、9
0bが後車輪3bに載置してロック状態になって走行不
能になる。一方、レバー99を上ハンドル19Aと共に
握って回動すると、昇降ワイヤ86は上に引っ張られ、
その昇降ワイヤ86によって昇降体85が上昇し、誘導
体89a、89bが、バネ力に打ち勝って拡開する(図
17(C))。その結果、ブレーキ片90a、90b
は、後車輪3bの載置状態を離脱し、アンロック状態と
なって走行可能となる。以上のように、台車は、常時、
ロック状態を維持するので、より、安全な台車である。
尚、前記昇降ワイヤはリンク棒で構成してもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明の請求項1の車両は、従来の台車
等の形態とほぼ同じであると共に、水平走行も同じ形態
で行うことができるため違和感なく使用できるし、段差
を昇降するとき、運搬者が要する労力は軽減される。
又、請求項2の車両は、簡便な構成でブレーキ操作を行
うことができるため、台車を傾斜道等に停止しておくと
き、安全確保を図ることができる。請求項3の台車は、
常時、ロック状態であり、レバーを操作するときアンロ
ック状態になって走行可能であるので、より、安全な台
車である。
【図面の簡単な説明】
【図1】台車の平面断面図である。
【図2】台車の正面図である。
【図3】台車の右側面図である。
【図4】台車の本体とスイングアームを分離した状態の
正面図である。
【図5】台車の作用を説明する図である。
【図6】台車の作用を説明する図である。
【図7】台車の作用を説明する図である。
【図8】台車の作用を説明する図である。
【図9】台車の作用を説明する図である。
【図10】他のブレーキ(ロック)機構を備えた台車の
平面図である。
【図11】図10に示す台車の右側面図である。
【図12】第2の実施の形態の台車の平面断面図であ
る。
【図13】台車の裏面図である。
【図14】台車の側面図である。
【図15】台車の右側面図である。
【図16】他のブレーキ機構を有する台車の右側面図で
ある。
【図17】ブレーキ部の拡大図であり、(A)はロック
状態の正面図、(B)は(A)の一部破断図、(C)は
アンロック状態を示す図である。
【符号の説明】
1 本体 1a 台板 3a 前車輪 3b 後車輪 4 補助車輪 5 挿入孔 10 スイングアーム 12 ヒンジ 13 押え体 14 足踏体 17 誘導体 19 ハンドル 20a、20b 停止棒 21 操作体 23a、23b 作動杆 25 弾性体 26 停止突起 27 停止体 28a 長孔 50 支持枠

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体の裏面に前車輪と後車輪を取付けて
    走行可能な車両であって、 前記本体の裏面で前記前車輪と後車輪との間に、回動可
    能なスイングアームに補助車輪を床と非接地状態で取り
    付けると共に、スイングアームに押上体を付設し、 前記スイングアームの後端にハンドルを付設し、 スイングアームと前記本体とを係合、離脱可能な係合手
    段を有することを特徴とする車両。
  2. 【請求項2】 本体の裏面に前車輪と後車輪を取付けて
    走行可能な車両であって、 後車輪のフレームに挿入孔を形成し、 往復動可能な停止棒を前記挿入孔に対応する位置に設
    け、 回動可能な操作体に前記停止棒を作動杆を介して連結
    し、 前記操作体は弾性体で付勢されていると共に、操作体を
    介して前記停止棒を挿入孔に挿入状態と離脱状態に変更
    可能とすることを特徴とする台車。
  3. 【請求項3】 本体の裏面に前車輪と後車輪を取付けて
    走行可能な車両であって、 外支持板と内支持板に設けた固定軸に、揺動可能な誘導
    体と、常時、バネで、後車輪に載置するブレーキ片を設
    け、 前記誘導体を昇降する昇降体を設け、 その昇降体はレバーを介して昇降可能とすることを特徴
    とする台車。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014080249A (ja) * 2012-10-12 2014-05-08 Omron Corp 板材ボビン及び付属装置
CN107826155A (zh) * 2017-12-19 2018-03-23 福建志坤能源科技开发有限公司 一种活动型废弃线路板安放架

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