JPH11174118A - 集積回路チップ検査用プロブカード - Google Patents
集積回路チップ検査用プロブカードInfo
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Abstract
プの電気的特性を少なくとも2つ以上同時に検査するこ
とができるようにする。 【解決手段】 集積回路が内蔵された少なくとも二つ以
上のチップの電気的特性を同時に検査できるように検査
用回路が構成されその中央に貫通口が形成された印刷回
路基板と、前記各チップ上に形成された接触パッドを検
査することができる複数個のチップ検査用ニードルと、
前記印刷回路基板の貫通口周辺に沿って設置されチップ
検査用ニードルを固定するための固定リングと、チップ
間の隣接部付近で前記固定リングの間を横切って設置さ
れ前記チップ間の隣接部付近に形成される接触パッドを
検査する前記チップ検査用ニードルの一部を固定支持す
るための固定ブリッジとを備えて成る。従って、EDS
テストの信頼性,生産性等が極めて向上する。
Description
査用プロブカード(Probe Card)に関するもので、より
詳しくは、集積回路が内蔵されたクァードパッド型(Qu
ad Pad Type)チップ(Chip)の電気的特性を少なくと
も2つ以上同時に検査することができる集積回路チップ
検査用プロブカードに関するものである。
では、ウェーハ(Wafer)上に特定のパターンを反復的
に形成して集積回路を構成させるファブリケーション
(Fabrication)工程と、前記集積回路が構成されたウ
ェーハを単位チップに切断した後パッケージングするア
センブリー(Assembly)工程とを行う。
断する前に、前記ウェーハを構成している各単位チップ
の電気的特性を検査するEDS(Electrical Die Sorti
ng:以下、EDSとする)工程を遂行する。
構成しているチップの中で良,不良チップを判別して、
前記不良チップを再生させる、または早期に除去させる
ことで、後続する前記アセンブリー工程での組立費用及
び検査費用等を節減するために行われる。
うプロバー(Prober)によって遂行され、従来の一般的
なプロバーに関してはアメリカ合衆国特許公報第5,4
12,329号の図4に十分に示されている。
の一般的なプロバー(Prober)を示す概略的な図面であ
る。図1を参照すると、検査されるウェーハ20をカセ
ット(図示省略)から移送するローディング/アンロー
ディング部2と、EDS工程が遂行されるウェーハ20
が位置するテスト部3とを備え、前記テスト部3内には
ウェーハ20が位置するステージ9と下部CCD(Char
ge Coupled Device)カメラ8が設置されている。前記
テスト部3上には、テストヘッド7と上部CCDカメラ
6とが設置される。前記テストヘッド7は、中央処理装
置であるCPU4によってバックアップされるテスター
5に連結され、印刷回路基板12と複数個のチップ検査
用ニードルを備えたプロブカードが、ホルダー(図示省
略)によって前記テストヘッド7の下部面上に着脱可能
に装着される。前記プロブカード12は、前記テスト部
3内に位置するステージ9上に位置するウェーハ20と
向かい合うように位置する。前記ステージ9は、前記上
部及び下部CCDカメラ6,8からの検知信号の入力を
受けたCPU4の制御信号によって、X,Y,Z,θ方
向に駆動する。
ードル10を備え、前記テスター5から前記ニードル1
0を介して検査しようとするウェーハ20のチップに対
して一定の電気的信号が供給され、前記チップに内蔵さ
れた集積回路からの信号がテスター5に転送され、前記
テスター5はテスト信号を根拠にしてチップの良,不良
を判断する。
スの高速化、チップのコンパックト化、システムデザイ
ンの単純化に対する要求は、デバイスチップのレイアウ
トがクァード−パッド(Quad-Pad)形態及びファイン−
ピッチ(Fine-Pitch)形態等により急速に転換され、ま
たEDSテストの生産性向上のためにシングルテスト
(Single Test)からデュアルテスト(Dual Test)、ク
ァードテスト(Quad Test)、オクタルテスト(Octal T
est)及びヘキサテスト(Hexa Test)等のマルチ−パラ
レル(multi-parallel)テストの概念が導入されるまで
に至っている。
t)で使用される集積回路チップ検査用プロブカードを
概略的に示す平面図である。
ルダーによってテストヘッドに対して着脱可能に装着さ
れるもので、テスト用印刷回路基板12の内部中央付近
には、図1の上部CCDカメラ6を介してニードル10
とチップの接触パッドとの接触における整列を遂行する
ことができるように貫通口11が形成されている。図2
のプロブカードは、2つのチップの電気的特性を同時に
検査することができるように構成されたデュアルテスト
用プロブカードで、第1テスト用チップ位置T1と第2
テスト用チップ位置T2が並んで配置されている。ま
た、図2のプロブカードは、接触パッドが四面に複数個
形成されたクァードパッド型チップを検査するためのも
のである。
DS工程を遂行するために、各単位チップ24に接触パ
ッド22が形成されているウェーハ20の一部を示す概
略的な図面である。前記ウェーハ20は、内部に集積回
路を構成するためのファブリケーション工程が完了され
たもので、各単位チップ24は四面に沿ってプロブカー
ドのニードルと電気的接触が行われる接触パッド22が
複数個形成されているクァードパッド型チップであり、
それら各単位チップ24は前述したEDS工程が完了さ
れると、ウェーハ20のスクライブライン26によって
切断され、各パッケージング工程が行われ独立されたチ
ップとして完成される。
要素を示す図面である。一般的なプロブカードは、ウェ
ーハの検査対象チップ24上に形成されている接触パッ
ド22と接触するためのチップ検査用ニードル10を接
触パッド22の位置によって整列し、既にEDS検査用
回路パターンが形成されている印刷回路基板(PrintCir
cuit Board;PCB,12)とソルダリング結合してなるもの
であり、この際ニードル10を安定的に固定させるため
に、前記印刷回路基板12における貫通口の周辺に沿っ
て前記印刷回路基板12の下側に絶縁性の固定リング1
4が形成され、絶縁性のエポキシ樹脂16を媒介にして
前記ニードル10が固定リング14に付着される。
ト時、微細な部分によって多くの影響を受け、テストパ
ラメータに影響を与える各構成要素について図面を参照
に調べてみると、接触パッド22と直接接触するニード
ル10末端における曲った部分であるチップ(Tip)の
長さb、ニードルから曲ったチップの傾斜角a、ニード
ル10の傾いた程度を表すニードル入射角c、ニードル
の太さを表すニードル直径d、及びニードル10を固定
する固定リング14からチップの末端部までの水平距離
を表すニードルのハング−アウト(hang-out)の長さe
等がある。
ップの四面に形成されたクァードパッド型チップに対し
てEDS検査を遂行するためのデュアルテスト用プロブ
カードのニードル10は、殆どが印刷回路基板12の下
側に設置された固定リング(図2中では省略)に対して
同一平面層で固定されるが、並んで配置された第1テス
ト用チップ位置T1と第2テスト用チップ位置T2とが
隣接する隣接部に存在しチップの接触パッドと接触する
ニードルは、固定リングに最も近接した位置で垂直層状
に固定される。
ップ位置T1と第2テスト用チップ位置T2とが隣接す
る隣接部に存在し、チップの接触パッドと接触するニー
ドルの曲ったチップ部分は、平面図上には原則的に図示
しないが、これら隣接部における複数個のニードルが垂
直層状に重なるということを表示するために図示した。
ニードルの配置関係を説明するための概略的な斜視図
で、図6は、図2の5−5’線でのニードルの配置関係
を説明するための概略図である。
れた第1テスト用チップ位置T1と第2テスト用チップ
位置T2とが隣接する隣接部に存在し、チップの接触パ
ッドと接触するニードル10は、隣接した固定リング1
4に対して垂直層状で重なって固定される。この際、固
定リング14に最も隣接した位置に対して固定されるニ
ードルのチップの長さはb1で、中央部分に位置するニ
ードルのチップの長さはb9になる。
t)にて使用される集積回路チップ検査用プロブカード
で、ニードルの配置関係を説明するために、図面の上側
に形成される印刷回路基板を省略して図示した概略図で
ある。
査できるように構成されており、図2のような概念で、
並んで配置された第1テスト用チップ位置T1と第2テ
スト用チップ位置T2とが隣接する隣接部、並んで配置
された第2テスト用チップ位置T2と第3テスト用チッ
プ位置T3とが隣接する隣接部、及び並んで配置された
第3テスト用チップ位置T3と第4テスト用チップ位置
T4とが隣接する隣接部において存在するチップの接触
パッドと接触するニードルは、隣接した固定リング14
に対して垂直層状に重なり固定される。
層状に多層のニードルが配置された従来のプロブカード
では、各層によってEDSテストパラメータに影響を与
えるニードルの構成要素が異なるため、EDSテストの
信頼性が低下するという問題点があった。
カードでは、多層になるに連れてニードルのコンタクト
抵抗が大きくなり、プロビング遂行回数の増加によって
コンタクト抵抗の偏差が極めて大きく発生し、EDSテ
スト収率の低下の要因となっている。
ブカードでは、コンタクトの不安定により、遂行される
ニードルチップの洗浄周期が早いため、このような洗浄
周期によってEDSテストの生産性が低下するという問
題点があった。
ードパッド型チップに対するEDSテスト遂行時におい
て、プロブカードにおけるニードルの増加にかかわら
ず、EDSテストのパラメータを安定化させてテストの
信頼性を確保することができる集積回路チップ検査用プ
ロブカードを提供することにある。
ト抵抗を安定化させて、EDSテストの収率向上を図る
集積回路チップ検査用プロブカードを提供することにあ
る。
プの洗浄周期と、それによるレファランステスト(Refe
rence Test)の時間とを短縮することで、EDSテスト
の生産性を向上させるための集積回路チップ検査用プロ
ブカードを提供することにある。
の本発明による集積回路のチップ検査用プロブカード
は、集積回路が内蔵された少なくとも二つ以上のチップ
(Chip)の電気的特性を同時に検査するように検査用回
路が構成されており、検査するチップが位置するように
その中央に貫通口が形成された印刷回路基板と、前記各
チップ上に形成された接触パッドを検査することができ
るように前記印刷回路基板に連結されている複数個のチ
ップ検査用ニードルと、前記印刷回路基板の貫通口の周
辺に沿って設置され前記チップ検査用ニードルを固定し
て前記印刷回路基板に接続させる固定リングと、前記検
査しようとするチップの間の隣接部の付近で前記固定リ
ングの間を横切って設置され前記チップの間の隣接部の
付近に形成される接触パッドを検査するための前記チッ
プ検査用ニードルの一部を固定支持する固定ブリッジと
を備えて成る。
ad pad)型チップの電気的特性を検査することができる
プロブカード(Probe Card)で、前記チップ間の隣接部
付近に形成される接触パッドを検査するための前記チッ
プ検査用ニードルは、中央を境界に前記固定リングの互
い対向する位置で層状で固定され、前記固定リングに近
接した接触パッドを検査するためのニードルであるほど
低層に位置し、特定層以上に位置するニードルは、前記
固定リングに直接固定支持されずに前記固定ブリッジを
介して固定支持されるように構成され、前記固定ブリッ
ジを介して固定支持されるニードルは、前記固定リング
に層状で配置される場合、その2層以上に位置する中央
部分のニードルであり、望ましくは、前記固定ブリッジ
を介して、前記固定リングに層状で配置される場合に、
その5層以上に位置する中央部分のニードルが固定され
るようしたことにより、EDSテストの信頼性を確保す
ることができるという点で望ましい。
固定リングに層状で配置される場合、前記接触パッドに
接触するチップ(Tip)の長さが1000μm以上にな
る中央部分のニードルを固定することができ、前記固定
ブリッジを介して固定支持される複数個のニードルは、
前記固定ブリッジの同一の層上に配置されるように構成
することが望ましく、前記固定ブリッジを介して固定支
持される複数個のニードルは、前記接触パッドに接触す
るチップ(Tip)の長さを同一にすることが製作上有利
である。
電気的特性を同時に検査することが可能なデュアルテス
ト(dual test)用のプロブカード(Probe Card)とし
て適用することができ、この際、前記固定ブリッジは2
つのチップの間の空間上に設置する、或いは必要に応じ
て前記チップの間の隣接部に近接するチップの位置上に
一つまたは対称的に二つを設置することができる。
プの電気的特性を同時に検査することが可能なクァード
テスト(qurd test)用のプロブカード(Probe Card)
として適用することができ、この際、前記固定ブリッジ
は、第1チップの右側上と、第1及び第2チップの間の
隣接部上と、第2チップの右側上と、第3チップの左側
上と、第3チップ及び第4チップの間の隣接部上と、第
4チップの左側上とに、それぞれ対称的に設置すること
ができる。
ップの電気的特性を同時に検査することが可能なオクタ
ルテスト(octal test)用のプロブカード、またはヘク
サテスト(hexa test)用として適用することができ
る。
刷回路基板の貫通口の周辺に沿って、前記印刷回路基板
の下側に付着されるようにし、前記固定リングと固定ブ
リッジはセラミック材質から成る一体型で構成すること
が製作上有利であり、前記チップ検査用ニードルは、エ
ポキシ樹脂によって、前記固定リングと固定ブリッジに
それぞれ固定することができる。
付した図面を参照にして詳しく説明する。
多層型プロブカードで、各層別EDSテストに影響を与
えるパラメータを表1に示した。
角,入射角,ニードル直径等は、プロブカードにおける
特性と質とを決定する重要な構成要素で、ニードルが高
層になるほどチップの長さが長くなり、これによってプ
ロブニードルのコンタクト抵抗が大きくなるだけではな
く、コンタクトミス(contact miss)の原因になってテ
ストの信頼性が低下し、特に5層以上の高層になるほ
ど、オーバードライブ(over-drive)を加えた場合に、
スライド(slide)量が増加して、プロブマークの不良
を招くようになる。
持することが理想的であるが、高層になるほど入射角が
増加し、このような要因もプロブニードルのコンタクト
時スライド(slide)量の増加を招き、コンタクトミス
(contact miss)を誘発するようになる。
特定層以上の多層で形成されるチップ検査用プロブニー
ドルにおいて、EDSテストの信頼性を低下させない程
度の低層に形成することに主眼点をおいた。
ロブニードルを4層以下に制限して、5層以上に形成し
なければならないプロブニードルにおいては別途の固定
ブリッジを形成することで4層以下に形成したが、本発
明の思想はこのような層数に限定されるものではなく、
プロブニードルのテストパラメータによってEDSテス
トの信頼性を確保することができる層数以下にプロブニ
ードルを固定リングに固定するものである。例えば、使
用されるニードルのチップの長さを約1000μm(表
1では4層に該当)以下に制限できる。
デュアルテスト(dual test)に使用される集積回路チ
ップ検査用プロブカードの一部を概略的に示す図面で、
図9は、図2の9−9’線周辺のニードルの配置関係を
説明するための概略的な斜視図で、図10は、図8の9
−9’線でのニードルの配置関係を説明するための概略
図である。
れた第1テスト用チップ位置T1と第2テスト用チップ
位置T2とが隣接した隣接部に位置する接触パッド(図
示省略)に対して接触されるチップ検査用ニードル30
において、一部は隣接した長方形の固定リング34に固
定され、中央の一部のニードルは固定ブリッジ36a,
36bを介して固定される。前記固定ブリッジ36a,
36bは絶縁性物質から成り、本実施の第1形態ではセ
ラミック材質を使用した。また、前記固定リング30も
絶縁物質から成り、セラミック材質を利用して製作する
ことができ、その際、前記固定リング34と固定ブリッ
ジ36a,36bは一体型で製作する、又は別途に分離
して製作することができる。
置は、並んで配置された第1テスト用チップ位置T1と
第2テスト用チップ位置T2とが隣接する隣接部上に設
置されること(図8で36bで示されたもの)で、プロ
ブカード上に位置するCCDカメラにより、プロブカー
ドのニードルと検査しようとする集積回路チップの接触
パッドとの整列状態を容易に測定できるという点で望ま
しい。
ップの隣接部上に設置される固定ブリッジ36bのみで
はこれらを全部収容することができない場合、チップ位
置内に固定ブリッジ36aを設置することもできる。こ
の際、固定ブリッジ36a,36bは、ニードルのハン
グアウト(hang-out)の長さ等を考慮して、チップ間の
隣接部から適切な距離を隔てて設置することができ、そ
の形状は四角の棒形状に製作したが、本発明では固定ブ
リッジの形状を四角の棒のみに限定するものではない。
位置は、図9及び図10に詳しく図示されたように、プ
ロブカードの印刷回路基板(図示しない)の中央に形成
される貫通口の周辺に沿って形成された固定リング34
の上部間を連結させるように構成される。これは固定ブ
リッジ36aの下側に設置されるニードル30における
固定位置を考慮したものである。
置された固定ブリッジ36bにおいては、そのような制
限がなく固定リング34と同一な高さで形成される。
定ブリッジ36aを介して固定リング34に固定される
ニードル30は固定ブリッジ36aの同一層上に配置さ
れるが、検査しようとするチップの接触パッドが増加す
るほど、前記固定ブリッジ36aを介して固定されるニ
ードル30においても一定の層以下の垂直層状構造で固
定することができる。
ニードル30が同一層上に配置されることを説明するた
めの概略図である。
ウム−銅合金から成るチップ検査用ニードル30は、エ
ポキシ樹脂のような絶縁性の接着材質を媒介にして、前
記固定リング34及び固定ブリッジ36a,36bに固
定支持される。
て、デュアルテスト(dual test)に使用される集積回
路チップ検査用プロブカードの一部を概略的に示す図面
である。
プ位置上にそれぞれ配置したものを示す。
において、クァードテスト(quad test)に使用される
集積回路チップ検査用プロブカードの一部を概略的に示
す図面で、図面の上側に形成される印刷回路基板を省略
して図示した概略図である。これは、連続的な4つのチ
ップを同時に検査することができるように構成されてお
り、図8に示すようような概念で、並んで配置された第
1テスト用チップ位置T1と第2テスト用チップ位置T
2とが隣接した隣接部、並んで配置された第2テスト用
チップ位置T2と第3テスト用チップ位置T3とが隣接
する隣接部、及び並んで配置された第3テスト用チップ
位置T3と第4テスト用チップ位置T4とが隣接した隣
接部に存在するチップの接触パッドと接触されるニード
ル44の一部とは、やはり隣接した固定リング44に直
接固定され、他の一部は固定リング44間を中間で連結
する固定ブリッジ46a,46b,46c,46d,4
6e,46fに固定されるものである。固定ブリッジの
表面上の配置は、図12で示したように限定されるもの
ではなく、多様な変形が可能であることは明らかであ
る。
ブカードのコンタクト抵抗の変化を比較して示すグラフ
であり、従来における9層の多層ニードル構造を有する
プロブカードと、本発明の実施の第1形態における4層
以下にニードルの垂直層上構造を制限したプロブカード
とを比較したものである。図13に示したように、タン
グステンプロブニードルの初期コンタクト抵抗は金板
(gold plate)に対して0.5Ω以下であるが、従来の
プロブカードでは、プロビング遂行回数が増加すること
によって0.3〜0.7Ωの間でコンタクト抵抗の変化
が発生し、信頼性のあるEDSテストが困難であった
が、4層構造を有する本発明におけるプロブカードで
は、コンタクト抵抗がプロビング遂行回数の増加にもか
かわらず0.4Ω前後で安定した。
合のコンタクト抵抗は、プロビング遂行回数が増加して
も安定に維持されるため、従来のプロブカードで周期的
に遂行されるチップ洗浄(tip cleaning)工程及びそれ
による基準テスト(reference test)における画期的な
減少を達成することができる。即ち、従来の9層構造を
有するクァードテスト用プロブカードの場合、ウェーハ
25枚に該当するラン(run)当たり8回のチップ洗浄
と、それによって8回のレファランステスト(reference
test)を遂行したが、本発明の実施の第1形態における
4層以下のニードル構造を有するクァードテスト用プロ
ブカードの場合、チップ洗浄することなく、3つのラン
(run)について連続にテストを進行することができ
る。これは、本発明によるプロブカードを量産に適用す
る場合、EDSテストの生産性を顕著に向上させるもの
である。
テスト遂行回数による収率の変化を比較して表すグラフ
である。従来のプロブカードは9層構造のニードルを有
するクァードテスト用プロブカードで、本発明のプロブ
カードは固定ブリッジを備え4層構造のニードルを有す
るクァードテスト用プロブカードである。図14による
と、縦軸の収率は、実質的に100%のグッドチップ
(good chip)に対し、従来及び本発明のプロブカード
を使用してグッドチップとして選別されるパーセンテー
ジを示すもので、従来のプロブカードを使用する場合
に、テスト遂行回数によって収率変化の幅が激しく、テ
ストの遂行回数が3回,6回,9回の場合に、収率が9
0%以下の収率を示した。これは、ウェーハ3枚をテス
トした後、チップ洗浄を行うということである。しか
し、本発明によると、テスト遂行回数の増加にもかかわ
らず93%前後の収率を示した。これは、本発明によっ
てEDSテストの信頼性が大きく向上したことを示すも
のである。
ト抵抗が安定的に維持され、EDSテストの信頼性の向
上により収率が安定的に維持され、ニードルのチップ洗
浄周期が長くなり、EDSテストの生産性が極めて向上
する効果が得られる。
に対してのみ詳細に説明したが、本発明の技術思想範囲
内で多様な変形及び修正が可能であることは当業者にと
って明白なことであり、このような変形及び修正は、添
付された特許請求範囲に属することは当然なことであ
る。
に示す図面である。
れる集積回路チップ検査用プロブカードを概略的に示す
平面図である。
行するために、各チップ段階にパッドが形成されている
ウェーハの一部を示す概略的な図面である。
面である。
説明するための概略的な斜視図である。
明するための概略図である。
れる集積回路チップ検査用プロブカードでニードルの配
置関係を説明するための概略図である。
ト(dual test)に使用される集積回路チップ検査用プ
ロブカードの一部を概略的に示す図面である。
説明するための概略的な斜視図である。
説明するための概略図である。
スト(dual test)に使用される集積回路チップ検査用
プロブカードの一部を概略的に示す図面である。
スト(quad test)に使用される集積回路チップ検査用
プロブカードの一部を概略的に示す図面である。
ンタクト抵抗の変化を比較して示すグラフである。
数による収率の変化を比較して示すグラフである。
6d,46e,46f…固定ブリッジ T1〜T4…テスト用チップ位置
Claims (19)
- 【請求項1】 集積回路が内蔵された少なくとも二つ以
上のチップの電気的特性を同時に検査できるように検査
用回路が構成され、検査するチップが位置するようにそ
の中央に貫通口が形成された印刷回路基板と、 前記各チップ上に形成された接触パッドを検査すること
ができるように、前記印刷回路基板に連結された複数個
のチップ検査用ニードルと、 前記印刷回路基板の貫通口の周辺に沿って設置され、前
記チップ検査用ニードルを固定して前記印刷回路基板に
接続させる固定リングと、 前記検査しようとするチップの間における隣接部の付近
で前記固定リングの間を横切って設置され、前記チップ
の間における隣接部の付近に形成される接触パッドを検
査するための前記チップ検査用ニードルの一部を固定支
持する固定ブリッジとを備えて成ることを特徴とする集
積回路チップ検査用プロブカード。 - 【請求項2】 前記プロブカードは、クァードパッド型
チップの電気的特性を検査することができるプロブカー
ドであることを特徴とする請求項1記載の前記集積回路
チップ検査用プロブカード。 - 【請求項3】 前記チップ間の隣接部付近に形成される
接触パッドを検査するための前記チップ検査用ニードル
は、中央を境界に前記固定リングの互いに対向する位置
で層状に固定され、前記固定リングに近接した接触パッ
ドを検査するためのニードルであるほど低層に位置し、
特定層以上に位置するニードルは前記固定リングに直接
固定支持されずに前記固定ブリッジを介して固定支持さ
れることを特徴とする請求項2記載の前記集積回路チッ
プ検査用プロブカード。 - 【請求項4】 前記固定ブリッジを介して固定支持され
るニードルは、前記固定リングに層状で配置される場
合、その2層以上に位置する中央部分のニードルである
ことを特徴とする請求項3記載の前記集積回路チップ検
査用プロブカード。 - 【請求項5】 前記固定ブリッジを介して固定支持され
るニードルは、望ましくは前記固定リングに層状で配置
される場合、その5層以上に位置する中央部分のニード
ルであることを特徴とする請求項4記載の前記集積回路
チップ検査用プロブカード。 - 【請求項6】 前記固定ブリッジを介して固定支持され
るニードルは、前記固定リングに層状で配置される場
合、前記接触パッドに接触するチップの長さが1000
μm以上になる中央部分のニードルであることを特徴と
する請求項3記載の前記集積回路チップ検査用プロブカ
ード。 - 【請求項7】 前記固定ブリッジを介して固定支持され
る複数個のニードルは、前記固定ブリッジの同一の層上
に配置されることを特徴とする請求項3記載の前記集積
回路チップ検査用プロブカード。 - 【請求項8】 前記固定ブリッジを介して固定支持され
る複数個のニードルは、前記接触パッドに接触するチッ
プの長さが同一であることを特徴とする請求項3記載の
前記集積回路チップ検査用プロブカード。 - 【請求項9】 前記プロブカードは、2つのチップの電
気的特性を同時に検査することができるデュアルテスト
用のプロブカードであることを特徴とする請求項1記載
の前記集積回路チップ検査用プロブカード。 - 【請求項10】 前記固定ブリッジは、2つのチップの
間の空間上に設置されることを特徴とする請求項9記載
の前記集積回路チップ検査用プロブカード。 - 【請求項11】 前記固定ブリッジは、前記チップ間の
隣接部に近接するチップの位置上に、さらに設置される
ことを特徴とする請求項10記載の前記集積回路チップ
検査用プロブカード。 - 【請求項12】 前記プロブカードは、4つのチップの
電気的特性を同時に検査することができるクァードテス
ト用のプロブカードであることを特徴とする請求項1記
載の前記集積回路チップ検査用プロブカード。 - 【請求項13】 前記固定ブリッジは、第1チップの右
側上と、第1及び第2チップの間の隣接部上と、第2チ
ップの右側上と、第3チップの左側上と、第3チップ及
び第4チップの間の隣接部上と、第4チップの左側上と
に、それぞれ対称的に設置されることを特徴とする請求
項12記載の前記集積回路チップ検査用プロブカード。 - 【請求項14】 前記プロブカードは、8個のチップの
電気的特性を同時に検査することができるオクタルテス
ト用のプロブカードであることを特徴とする請求項1記
載の前記集積回路チップ検査用プロブカード。 - 【請求項15】 前記固定リングは長方形で、前記印刷
回路基板の貫通口の周辺に沿って、前記印刷回路基板の
下側に付着されることを特徴とする請求項1記載の前記
集積回路チップ検査用プロブカード。 - 【請求項16】 前記固定リングと固定ブリッジは、一
体型でなることを特徴とする請求項1記載の前記集積回
路検査用プロブカード。 - 【請求項17】 前記固定リングと固定ブリッジは、セ
ラミック材質から成ることを特徴とする請求項1記載の
前記集積回路チップ検査用プロブカード。 - 【請求項18】 前記チップ検査用ニードルは、エポキ
シ樹脂によって、前記固定リングと固定ブリッジに固定
されることを特徴とする請求項1記載の前記集積回路チ
ップ検査用プロブカード。 - 【請求項19】 前記チップ検査用ニードルは、タング
ステン材質から成ることを特徴とする請求項1記載の前
記集積回路チップ検査用プロブカード。
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