JPH1116067A - エレベータ乗かご内監視レコーダ装置 - Google Patents

エレベータ乗かご内監視レコーダ装置

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JPH1116067A
JPH1116067A JP9170516A JP17051697A JPH1116067A JP H1116067 A JPH1116067 A JP H1116067A JP 9170516 A JP9170516 A JP 9170516A JP 17051697 A JP17051697 A JP 17051697A JP H1116067 A JPH1116067 A JP H1116067A
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car
camera
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image
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JP9170516A
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English (en)
Inventor
Yoichi Masubuchi
洋一 増渕
Takeshi Onishi
健 大西
Shigeki Tsuji
繁樹 辻
Noboru Nagashima
襄 長島
Hiroshi Narasada
浩 奈良貞
Osamu Sudo
修 須藤
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Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Publication date
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  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Emergency Alarm Devices (AREA)
  • Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 監視画像記録装置がエレベータの乗かご上に
設置されており、この監視画像記録装置に記録された画
像を乗かご内からの操作により再生・確認できる装置を
得る。 【解決手段】 エレベータの乗かご(1)内に置かれた
制御端末(15)と表示ディスプレイ(13)を、制御
信号中継端子(16)と画像信号中継端子(14)を介
して記録再生部(11)に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、乗かご内の状況
をカメラで撮影し、その撮影画像を記録できるようにし
たエレベータ乗かご内画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エレベータ乗かご内の防犯等に役立てる
ため、乗かご内の状況を撮影するカメラを設置した技術
については、例えば特開平8−277080号公報等に
開示されている。
【0003】図16は、上記公報に示された従来の乗か
ご内画像記録装置を示す説明図である。図において、1
はエレベータ乗かご、2はエレベータ乗かご1の奥側に
立設されている側板、3は側板2の手前で上部を覆う天
井、4は天井3の近傍に設けられたカメラ、5は人の有
無を判定するための人体検知センサ、6はカメラ4と人
体検知センサ5を駆動させるためのスイッチ電源、7は
カメラ4が撮影した画像を所定の微小時間間隔で記録す
るタイムラプスVTR、8はタイムラプスVTR7とス
イッチ電源6を防護する収納ケースで,9は収納ケース
8を固定しているエレベータ乗かご1の枠上梁、10は
予め設けられている乗かご用電源兼制御ボックスであ
る。
【0004】図16に示すように、カメラ4で撮像した
画像を常時タイムラプスVTR7に記録しているが、同
時に人体検知センサ5がエレベータ乗かご1内の人の有
無を判定し、無人であると判定されたときには微小記録
時間を長く設定して映像記録密度を低くし、エレベータ
乗かご1内が有人と判定した場合はタイムラプスVTR
7の記録動作を行う微小時間間隔を短く設定して記録す
る。このようにして記録された画像を再生・確認する際
には、エレベータを停止させ、保守員が乗かご上部に搭
乗して、持参した表示モニタ(図示せず)をタイムラプ
スVTR7に接続し、タイムラプスVTR7本体付属の
制御キーを操作することにより、画像を再生する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のエレベータ乗か
ご内監視画像記録装置は、その主要部分がエレベータ乗
かご1の天井上部に設置されていて、装置によって記録
された画像の再生等を行う操作部分もタイムラプスVT
R7本体に付属しているため、保守作業を行う際、エレ
ベータを停止させなくてはならないので、エレベータの
運転効率が低下するという問題があった。
【0006】また、保守員が乗かご上部に搭乗して作業
を行なうことになるため、その作業には危険が伴うとい
う問題もあった。
【0007】従来のエレベータ乗かご内監視画像記録装
置では、記録された画像を再生する手段として、保守員
がタイムラプスVTR本体に直接、ディスプレイ等の表
示モニタを接続する必要があったため、その設置及び調
整のために多大な時間が費されるという問題があった。
【0008】また、乗かご内の人物の有無に応じて画像
記録密度を自動的に変化させるために、人体検知センサ
5を個別に取り付けるので、施工が繁雑になるととも
に、エレベータ乗かご1内にカメラ4以外の部品を取り
付ける必要があって、そのコストが高くなり、その意匠
面でも問題があった。
【0009】さらに、タイムラプスVTR7により画像
を連続的に記録しているため、エレベータ乗かご1内に
人がいない場合も記録を行っており、記録効率が低いと
いう問題があった。
【0010】また、従来のエレベータ乗かご内監視画像
記録装置では、記録装置が故障しても、その故障した事
態を知らせる手段が設けられていなかったため、運用上
信頼性が低いという問題があった。
【0011】しかも、記録装置がタイムラプスVTR7
であるために、そのテープの交換、へッドクリ−ニン
グ、へッド交換等の煩雑な保守作業を行わねばならない
問題点があった。
【0012】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたもので、第1の目的は、乗かご内に設置
されたカメラの撮影画像を乗かご上に搭乗することな
く、容易に再生・確認できるエレベータ乗かご内監視レ
コーダ装置を提供することである。
【0013】この発明の第2の目的は、人体検知センサ
を別個に取り付けることなく、乗かご内の人物の有無を
判定し、エレベータへの取り付け施工の繁雑さを解消す
るとともに、エレベータ内装意匠における違和感を解消
できるエレベータ乗かご内監視レコーダ装置を提供する
ことである。
【0014】この発明の第3の目的は、人物検出手段と
連動して記録の開始・停止を行うことによって記録効率
を高めることができるエレベータ乗かご内監視レコーダ
装置を提供することである。
【0015】この発明の第4の目的は、装置故障等の状
態を外部で監視して、エレベータの運用効率を向上でき
るエレベータ乗かご内監視レコーダ装置を提供すること
である。
【0016】この発明の第5の目的は、ビデオテープの
交換、ヘッドクリーニング、ヘッド交換の作業を不要に
して保守性を向上できるエレベータ乗かご内監視レコー
ダ装置を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
るエレベータ乗かご内監視レコーダ装置は、エレベータ
乗かご内の状況をカメラで撮影し、その画像信号を記録
再生する記録再生部を有するエレベータ乗かご内監視レ
コーダ装置において、記録再生部を制御する制御端末
と、カメラの出力画像又は記録再生部の再生画像を表示
する表示ディスプレイとを備え、制御端末を記録再生部
とは別構造体としたものである。
【0018】この発明の請求項2に係るエレベータ乗か
ご内監視レコーダ装置は、制御端末と表示ディスプレイ
が乗かごとは物理的に分離されたものとして構成され、
いずれも可搬性を有するものである。
【0019】この発明の請求項3に係るエレベータ乗か
ご内監視レコーダ装置は、表示ディスプレイが乗かごと
は物理的に分離され、制御端末が乗かごに一体に組み込
まれたものとして構成され、表示ディスプレイが可搬性
を有するものである。
【0020】この発明の請求項4に係るエレベータ乗か
ご内監視レコーダ装置は、制御端末が乗かごとは物理的
に分離され、表示ディスプレイが乗かごに一体に組み込
まれたものとして構成され、制御端末が可搬性を有する
ものである。
【0021】この発明の請求項5に係るエレベータ乗か
ご内監視レコーダ装置は、制御端末及び表示ディスプレ
イが乗かごに一体に組み込まれたものとして構成された
ものである。
【0022】この発明の請求項6に係るエレベータ乗か
ご内監視レコーダ装置は、表示ディスプレイを記録再生
部と接続するための信号線の中継端子が、乗かご内に設
けられているものである。
【0023】この発明の請求項7に係るエレベータ乗か
ご内監視レコーダ装置は、制御端末を記録再生部と接続
するための信号線の中継端子が、乗かご内に設けられて
いるものである。
【0024】この発明の請求項8に係るエレベータ乗か
ご内監視レコーダ装置は、カメラで撮像した画像信号を
演算処理することにより人物存否を検出する検出手段を
備えたものである。
【0025】この発明の請求項9に係るエレベータ乗か
ご内監視レコーダ装置は、カメラで撮像した画像信号を
圧縮する手段と、圧縮された画像信号をディジタル記録
及び再生する手段と、圧縮された画像信号を伸長する手
段とを備えたものである。
【0026】この発明の請求項10に係るエレベータ乗
かご内監視レコーダ装置は、カメラで撮像した画像信号
を演算処理することにより人物存否を検出する検出手段
と、カメラの近傍に設けられ、検出手段による検出情報
を表示する表示手段とを備えたものである。
【0027】この発明の請求項11に係るエレベータ乗
かご内監視レコーダ装置は、制御端末及び表示ディスプ
レイが一体に構成されるとともに、可搬性を有するもの
である。
【0028】この発明の請求項12に係るエレベータ乗
かご内監視レコーダ装置は、カメラで撮像した画像信号
を直接に、或いは記録再生部から無線送信する送信手段
と、画像信号を受信して表示ディスプレイに再生画像を
表示するための受信手段とを備えたものである。
【0029】この発明の請求項13に係るエレベータ乗
かご内監視レコーダ装置は、制御端末からの制御信号を
記録再生部に無線送信する送信手段と、制御信号を受信
する受信手段とを備えたものである。
【0030】この発明の請求項14に係るエレベータ乗
かご内監視レコーダ装置は、乗かごの外部に固定され、
記録再生部を収納するための収納ケースを備えたもので
ある。
【0031】この発明の請求項15に係るエレベータ乗
かご内監視レコーダ装置は、カメラの本体を、カメラの
光学系、撮像部及び画像信号送信部を含むカメラヘッド
から分離し、カメラの本体を収納ケース内、又は記録再
生部内に設置したものである。
【0032】この発明の請求項16に係るエレベータ乗
かご内監視レコーダ装置は、カメラ又は記録再生部の動
作異常を検出する故障検出手段と、カメラ又は記録再生
部の故障情報を当該乗かご内部に表示する表示手段とを
備えたものである。
【0033】この発明の請求項17に係るエレベータ乗
かご内監視レコーダ装置は、カメラ又は記録再生部の動
作異常を検出する故障検出手段と、カメラ又は記録再生
部の故障情報を当該乗かごから離れた表示手段に伝送す
る伝送手段とを備えたものである。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照して、
この発明の実施の形態を説明する。
【0035】実施の形態1.図1は、この発明の実施の
形態1におけるエレベータ乗かご内監視レコーダ装置の
概略構成を示すブロック図である。図1において、エレ
ベータ乗かご1の内部に設置されたカメラ12は、画像
記録再生部11と接続されており、画像記録再生部11
では、カメラ12からの画像信号を記録し、その後に再
生できる。
【0036】乗かご外部の画像記録再生部11は、画像
信号入力処理手段21、人物検出手段25、画像圧縮手
段17、画像信号出力処理手段22、画像伸長手段1
8、制御信号入力処理手段23、画像記録再生制御手段
24、ディジタル記録再生手段19、記憶媒体20によ
り構成されている。乗かご1とは物理的に別の構造体で
あって、可搬性を有する表示ディスプレイ13は、画像
信号中継端子14を経由して画像信号出力処理手段22
と接続され、同様に可搬性を有する制御端末15も制御
信号中継端子16を経由して制御信号入力処理手段23
と接続されている。人物検出手段25は、乗かご内でカ
メラ12近傍に取り付けた人物検出表示手段26に接続
されている。
【0037】図2は、エレベータ乗かご内監視レコーダ
装置の設置状態を示す説明図である。図2において、画
像記録再生部11は、エレベータ乗かご1の上に置かれ
ている。又、カメラ12がエレベータ乗かご1内の天井
付近に設置されており、このカメラ12は、画像記録再
生部11と接続されるよう配線されている。なお、乗か
ご1とは物理的に別の構造体である表示ディスプレイ1
3と制御端末15も、カメラ12の撮影状況を確認する
場合には、乗かご内に配置される。
【0038】表示ディスプレイ13は、乗かご内に設け
られた画像信号中継端子14を経由して、画像信号入力
線13aにより画像記録再生部11と電気的に接続され
ている。操作キー15aを備えた制御端末15は、乗か
ご内に設けられた制御信号中継端子16を経由して、制
御信号出力線15bにより画像記録再生部11と電気的
に接続されている。これら画像信号中継端子14及び制
御信号中継端子16は、乗かご内の制御パネル27に取
り付け固定されている。
【0039】最初に、エレベータ乗かご内監視レコーダ
装置における記録動作を、図1に基づいて説明する。カ
メラ12からの画像信号は、例えばNTSCテレビ信号とし
て、画像記録再生部11の画像信号入力処理手段21に
伝送され、ディジタル化される。ここで、カメラ12が
ディジタル化した画像信号を出力するディジタルカメラ
である場合には、画像信号入力処理手段21は単に信号
の入力バッファとして動作する。
【0040】画像信号入力処理手段21から出力された
ディジタル画像信号は、画像圧縮手段17に伝送され、
JPEG、MPEG−1、MPEG−2等の符号化手法
による画像圧縮処理が施され、その情報量が削減され
る。圧縮されたディジタル画像信号は、ディジタル記録
再生手段19で記録に必要な信号処理が施された後、記
憶媒体20に記録される。
【0041】記憶媒体20は、書き換え可能な機能を有
するものであればよく、ハードディスクのような磁気デ
ィスク、MOディスクのような光磁気ディスク、相変化
光ディスク、半導体メモリ等が使用可能である。
【0042】また、画像信号入力処理手段21と接続し
たカメラ12からのディジタル画像信号は人物検出手段
25にも伝送され、ここで新たに入力された画像信号と
参照画像信号とが比較されている。そして、ディジタル
画像信号に規定のしきい値を越える変化が生じた場合
に、エレベータ乗かご内に人物が居ると判定するアルゴ
リズムで演算を行い、その演算結果を人物検出信号とし
て画像記録再生制御手段24に伝送している。この人物
検出信号により、画像記録再生制御手段24では圧縮さ
れたディジタル画像信号を記憶媒体20に記録するか否
かの制御を行っている。
【0043】さらに、例えばLEDのような人物検出表
示手段26を乗かご内のカメラ12近傍に取り付けてお
くことにより、人物検出信号をこの人物検出表示手段2
6に伝送して、乗かご内に人物がいる時にLEDを点燈
させる等の表示を行い、乗かご内の搭乗者に対して監視
レコーダ装置の作動を報知できる。
【0044】以上の記録動作を行うエレベータ乗かご内
監視レコーダ装置によれば、画像圧縮手段17における
画像圧縮処理によって、記憶媒体への情報量が削減され
るから、データの蓄積効率を高めることができる。
【0045】また、ディジタル記録再生手段19を用い
て画像の記録と再生を行うようにしたので、記録処理に
おける画質劣化等がなくなり、高画質状態の画像を記録
し、再生することができる。
【0046】また、従来の磁気テープ方式による記憶媒
体に代えて、記録性能に劣化が生じない記憶媒体、例え
ば磁気ディスク、光磁気ディスク、相変化光ディスク、
半導体メモリ等に置き換えたので、VTRを用いた際に
発生するビデオテープの交換作業やビデオヘッドの保
守、交換等の繁雑な作業が存在せず、保守作業の効率を
著しく向上できる。
【0047】また、乗かご内に人物がいるときだけ、記
憶媒体20で自動的に画像信号を記録することが可能と
なり、人物が乗かごに存在しない状態での不要な画像は
記録しないようにしたので、データの蓄積効率を高める
ことができる。
【0048】さらに、人物検出手段25と連動した人物
検出表示手段26によって、乗かご内の搭乗者に対し
て、監視レコーダ装置の作動を知らせるようにしたの
で、エレベータ乗かご内での犯罪行為等に対する威嚇と
なり、未然に犯罪の発生を抑制することができる。
【0049】なお、人物検出表示手段26は制御パネル
27の近傍等、乗かご内で取り付け可能な任意の位置に
設置されていても、或いは、乗かご外の管理人室等の監
視要員のいる場所に設置するようにしても、同様の効果
を奏する。
【0050】次に、エレベータ乗かご内監視レコーダ装
置に記録された画像信号の再生、表示について説明す
る。
【0051】エレベータ乗かご1内では、制御端末15
によって画像信号の再生、表示が可能である。すなわ
ち、制御端末15の操作キー15aを押すことにより、
記録された画像を制御するための制御信号が制御信号中
継端子16を経由して制御信号入力処理手段23に伝送
される。制御信号入力処理手段23は、制御信号を入力
するバッファとして動作し、ここで補正された制御信号
が画像記録再生制御手段24に伝送される。この画像記
録再生制御手段24はディジタル記録再生手段19に対
して再生すべき画像データを指定することで、記憶媒体
20に記録された圧縮画像データが再生される。
【0052】ディジタル記録再生手段19は、圧縮画像
データを画像伸長手段18に伝送し、ここで画像データ
を伸長して圧縮前のデータサイズに復元した後、画像信
号出力処理手段22に伝送する。画像信号出力処理手段
22では、画像データは例えばアナログ方式のNTSCテレ
ビ信号に変換されて、画像信号中継端子14を経由して
乗かご内に置かれた表示ディスプレイ13に伝送され、
記録された画像が表示できる。
【0053】表示ディスプレイ13は例えばNTSCテレビ
信号入力対応のモニタTVであり、狭いエレベータ乗か
ご1内に設置するには、表示パネルの外形を小さく構成
できる液晶ディスプレイを用いることが好ましい。な
お、表示ディスプレイ13がディジタル画像信号を直接
入力できるものである場合には、画像信号出力処理手段
22は単に画像信号の出力バッファとして動作する。
【0054】次に、エレベータ乗かご内監視レコーダ装
置の保守運用について、図2に基づいて説明する。
【0055】表示ディスプレイ13と制御端末15は、
エレベータ乗かご1とは物理的に別の構造体であるた
め、エレベータの通常運行時には、乗かご以外の別の場
所に格納されている。また、乗かご内の画像は、カメラ
12と画像記録再生部11が動作することにより自動的
に記録されている。乗かご内の記録画像を再生して確認
する際には、表示ディスプレイ13の画像信号入力線1
3aを画像信号中継端子14に、制御端末15の制御信
号出力線15bを制御信号中継端子14にそれぞれ接続
し、図1に示すブロック図のようにシステムが構成され
る。その後、制御端末15の操作キー15aを操作する
ことで、所望の記録画像を再生して表示ディスプレイ1
3に表示する。これにより、保守員が乗かご上に搭乗し
なくても、乗かご内からの操作で画像の再生制御が可能
となり、安全且つ保守時間の短縮を生む利点が得られ
る。
【0056】これら表示ディスプレイ13と制御端末1
5は保守部門のみが保有し、必要な時のみ、保守員が携
帯して使用すればよい。したがって、エレベータ乗かご
の数量に対して、表示ディスプレイ13と制御端末15
は、少ない台数で機能することが可能となり、製造及び
サービス運用コストを低減できる利点がある。
【0057】また、保守員が表示ディスプレイ13と制
御端末15を用いることにより、保守運用のためだけで
なく、新規にこのエレベータ乗かご内監視レコーダ装置
を設置する時も、カメラ12で写し出される画像状態の
確認が可能であり、さらに、画像の再生のためだけでな
く、保守時の監視レコーダ装置の動作確認を行うことも
可能である。
【0058】実施の形態2.実施の形態1では、表示デ
ィスプレイ13と制御端末15を乗かごとは物理的に分
離可能な別の構造体として構成したが、実施の形態2の
監視レコーダ装置は、制御端末15をエレベータ乗かご
1と一体に組み込む構成としたものである。
【0059】図3は、この発明の実施の形態2による乗
かご内監視レコーダ装置の概略構成を示すブロック図で
ある。図3において、エレベータ乗かご1の内部の制御
パネル27には、制御端末15と画像信号中継端子14
が固定して組み込まれている。また、表示ディスプレイ
13は乗かご1とは物理的に分離した可搬性を有する構
成であって、画像信号入力線13aを介して画像信号中
継端子14に接続されている。
【0060】図4は、監視レコーダ装置の設置状態を示
す説明図である。制御端末15の操作キー15aは、乗
かご運転用の制御キーとともに制御パネル27内に配置
されている。乗かご1とは物理的に別の構造体である表
示ディスプレイ13は、カメラ12の撮影状況を確認す
る場合等に乗かご1内に配置される。これら図3、図4
の他の構成は、実施の形態1のものと同様であり、対応
する部分には同一の符号を付け、それらの説明を省略す
る。
【0061】このような構成であれば、制御パネル27
に組込んだ制御端末15を直接に画像記録再生部11の
制御信号入力処理手段23と結線しておくことができ、
実施の形態1で必要であった制御信号中継端子16を省
くことができる。したがって、実施の形態1のものと比
較した場合に、装置の製造コストを低減できる利点があ
る。
【0062】また、複数個の操作キー15aを制御パネ
ル27に設ける場合には、エレベータの乗かご運転用の
制御キーと共用化することによって、さらに製造コスト
を低減できる利点がある。
【0063】実施の形態3.実施の形態2では、制御端
末15をエレベータ乗かご1と一体に組み込む構成とし
たが、実施の形態3の監視レコーダ装置は、表示ディス
プレイ13をエレベータ乗かご1と一体に組み込む構成
としたものである。
【0064】図5は、この発明の実施の形態3による乗
かご内監視レコーダ装置の概略構成を示すブロック図で
ある。図5において、エレベータ乗かご1の内部の制御
パネル27には、表示ディスプレイ13と制御信号中継
端子16が固定して組み込まれている。また、制御端末
15は乗かご1とは物理的に分離した可搬性を有する構
成であって、制御信号出力線15bを介して制御信号中
継端子16に接続されている。
【0065】図6は、監視レコーダ装置の設置状態を示
す説明図である。表示ディスプレイ13は、乗かごの階
床案内用のインジケータとともに制御パネル27内に配
置されている。乗かご1とは物理的に別の構造体である
制御端末15は、カメラ12で撮影された記録画像を再
生する場合等に乗かご1内に配置される。これら図5、
図6の他の構成は、実施の形態1のものと同様であり、
対応する部分には同一の符号を付け、それらの説明を省
略する。
【0066】このような構成であれば、制御パネル27
に組込んだ表示ディスプレイ13を直接に画像記録再生
部11の画像信号出力処理手段22と結線しておくこと
ができ、実施の形態1で必要であった画像信号中継端子
14を省くことができる。したがって、実施の形態1の
ものと比較した場合に、装置の製造コストを低減できる
利点がある。
【0067】また、表示ディスプレイ13を制御パネル
27に設ける場合には、通常運行時にエレベータの階床
案内等の情報を表示するインジケータと共用化すること
によって、さらに製造コストを低減できる利点がある。
【0068】実施の形態4.実施の形態1〜3では、表
示ディスプレイ13、又は制御端末15のいずれかをエ
レベータ乗かご1と別の構造体として構成したが、実施
の形態4の監視レコーダ装置は、表示ディスプレイ13
及び制御端末15の両方をエレベータ乗かご1と一体に
組み込む構成としたものである。
【0069】図7は、この発明の実施の形態4による乗
かご内監視レコーダ装置の概略構成を示すブロック図、
図8は、監視レコーダ装置の設置状態を示す説明図であ
る。
【0070】これら図7、図8において、表示ディスプ
レイ13、及び制御端末15の操作キー15aは、乗か
ご内部の制御パネル27内に配置されている。その他の
構成は、実施の形態1のものと同様であり、対応する部
分には同一の符号を付け、それらの説明を省略する。表
示ディスプレイ13、及び制御端末15が制御パネル2
7に組み込まれた構成の画像記録装置であれば、上述し
た実施の形態2と実施の形態3の双方の利点を備えるこ
とになる。
【0071】実施の形態5.図9は、この発明の実施の
形態5による乗かご内監視レコーダ装置の設置状態を示
す説明図である。
【0072】実施の形態1では、表示ディスプレイ13
と制御端末15が、それぞれにエレベータ乗かご1とは
別の構造体として構成されていた。この実施の形態5で
は、エレベータ乗かご1とは別の構造体であって、表示
ディスプレイ13と制御端末15とを一体に組み込んだ
表示制御端末28が使用される。
【0073】図9において、エレベータ乗かご内の制御
パネル27には、信号中継端子29が一つだけ設置され
ていて、この信号中継端子29と表示制御端末28とが
信号入出力線28aにより電気的に接続されている。そ
して、表示制御端末28には表示ディスプレイ13と複
数個の操作キー15aを備えた制御端末15とが一体に
構成されている。また、信号中継端子29は実施の形態
1に示す画像信号中継端子14と制御信号中継端子16
を合わせた機能を備えている。
【0074】この構成によれば、表示ディスプレイ13
と制御端末15とを一体化したために、表示ディスプレ
イ13と制御端末15に個別に必要とされた筐体部分が
共用化でき、装置全体の製造コストを低減できる利点が
ある。
【0075】また、実施の形態1では画像信号中継端子
14と制御信号中継端子16の2つが必要であったけれ
ども、この実施の形態5では制御パネル27に一つの信
号中継端子29だけが設置される。したがって保守時に
は、この信号中継端子29に表示制御端末28を接続す
るだけでよく、装置保守の際の作業効率を高めることが
できる。
【0076】実施の形態6.図10は、この発明の実施
の形態6による乗かご内監視レコーダ装置の設置状態を
示す説明図である。
【0077】これまで説明した実施の形態1〜5の乗か
ご内監視レコーダ装置では、表示ディスプレイ13及び
制御端末15が画像記録再生部11と有線で接続されて
いた。この発明の実施の形態6の監視レコーダ装置は、
制御端末15からの制御信号が乗かご1内の制御信号無
線受信部32に無線送信され、また画像記録再生部11
からの画像信号も無線送信されて、表示ディスプレイ1
3で受信される構成となっている。ここで、画像信号無
線送信部31と制御信号無線受信部32は、乗かご1内
の制御パネル27近傍に取り付けられている。
【0078】図11は、乗かご内監視レコーダ装置の概
略構成を示すブロック図である。図において、制御パネ
ル27には、実施の形態1における信号中継端子14、
16に接続される画像信号入力線13aと制御信号出力
線15b(図1)に代えて、画像信号無線送信部31と
制御信号無線受信部32が設けられ、また、表示ディス
プレイ13の入力側には、画像信号無線受信部30が設
けられている。さらに、制御端末15の出力側には制御
信号無線送信部33が設けられ、実施の形態1の信号入
出力線13a,15bを無線化している。この無線伝送
方式としては、電波方式、赤外線方式等が適用できる。
【0079】次に、エレベータ乗かご内監視レコーダ装
置に記録された画像信号の再生、表示動作について説明
する。
【0080】制御信号無線送信部33では、制御端末1
5の操作キー15aによる制御信号を伝送用の変調処理
した後、乗かご1内の制御パネル27の制御信号無線受
信部32に無線伝送する。この制御信号無線受信部32
では復調処理により制御信号を復元して、画像記録再生
部11の制御信号入力処理手段23に出力している。そ
の後の処理は、実施の形態1の場合と同様であるので説
明を省略する。
【0081】記憶媒体20に記録された画像を表示する
場合には、画像記録再生部11の画像信号出力処理手段
22から画像信号無線送信部31に画像信号を出力し、
画像信号無線送信部31で伝送用の変調処理を行った
後、ここから画像信号無線受信部30に無線伝送する。
表示ディスプレイ13の画像信号無線受信部32では、
受信信号を復調処理して元の画像信号に復元する。この
後の処理は、実施の形態1の場合と同様であるので説明
を省略する。
【0082】この実施の形態6では、制御端末15に制
御信号無線送信部33を、また、表示ディスプレイ13
に画像信号無線受信部30を一体に組み込んで構成され
ているから、実施の形態1〜5では必要であった表示デ
ィスプレイ13と画像信号中継端子14との接続作業、
或いは制御端末15と制御信号中継端子16との接続作
業等が不要である.したがって、乗かご内の記録画像を
再生・確認する際の操作が容易になる。さらに、表示デ
ィスプレイ13と制御端末15を乗かご内の自由な場所
に設置して、保守作業が行えることから、作業効率も良
くなる。
【0083】なお、画像信号無線送信部31と制御信号
無線受信部32は、図10の構成では制御パネル27近
傍の乗かご内に取り付け固定したが、これら画像信号無
線送信部31と制御信号無線受信部32の取り付け場所
は、エレベータ乗かご1内の例えばカメラ12の近傍で
あってもよい。すなわち、送受信部31,32をエレベ
ータ乗かご1内の高い位置に取り付けることで、保守員
の動きを妨げることなく、制御端末15と表示ディスプ
レイ13を自由な位置から所定の信号レベルで接続でき
るので、更なる作業効率向上効果が得られる。
【0084】また、この実施の形態6では、制御パネル
27と制御端末15及び表示ディスプレイ13との接続
を無線化したが、画像信号の無線伝送を行う画像信号無
線受信部30と画像信号無線送信部31は、伝送信号帯
域が広いこともあり、比較的効果となるため、制御パネ
ル27と制御端末15との接続のみを無線化し、制御パ
ネル27と表示ディスプレイ13との接続については、
図1に示したように画像信号中継端子14を用いて有線
であってもよい。このような実施の形態であれば、実施
の形態1と実施の形態6を組み合わせた利点、即ち、比
較的低コストで、操作の自由度が高い装置が得られる。
【0085】実施の形態7.図12は、この発明の実施
の形態7による乗かご内監視レコーダ装置の設置状態を
示す説明図である。
【0086】実施の形態1〜6では、画像記録再生部1
1をエレベータ乗かご1の外側の任意の位置に単独で設
置していたが、実施の形態7の監視レコーダ装置は、画
像記録再生部11を収納ケース34に内蔵してエレベー
タ乗かご1の外側に設置したものである。
【0087】この実施形態7によれば、画像記録再生部
11が収納ケース34によって外部環境から保護される
ので、塵埃や水が装置に侵入することを未然に防止で
き、耐久性、信頼性が向上する。また、エレベータ乗か
ご外設置される画像記録再生部11の設置部位の選択肢
が広がるので、同一の構成であっても多様な機種のエレ
ベータに対応することが可能となり、製造コストを下げ
る効果が得られる。
【0088】実施の形態8.図13は、この発明の実施
の形態8による乗かご内監視レコーダ装置の設置状態を
示す説明図である。
【0089】図において、35はカメラヘッド、36は
カメラ本体、37はエレベータ乗かごの上部天井の開口
部を塞ぐカバーである。カメラヘッド35には、カメラ
の光学部及び撮像回路部及び画像記録再生部11への送
信部が含まれており、カメラ本体36とは別体に構成さ
れている。このカメラ本体36は画像記録再生部11と
ともに収納ケース34に収納され、外部環境から保護さ
れている。
【0090】実施の形態1〜7では、例えば図2に示す
ようにエレベータ乗かご1に設置されるカメラ12は乗
かご内の天井板部分にその機器全体が配置されていた。
この実施の形態8では、図13に示すように、エレベー
タ乗かご1内に露出するカメラ部分をできるだけ少なく
している。ここでは、カメラでの撮像信号はカメラヘッ
ド35の送信部からカメラ本体36に伝送されて、画像
信号に変換され、さらにこの画像信号は画像記録再生部
11に伝送される。
【0091】この監視レコーダ装置は、乗かご内にカメ
ラの露出部分が少なくなるように構成できるので、エレ
ベータの乗客等による破壊行為にさらされる危険性が低
くなり、システムとしての信頼性を高めることができ
る。また、カメラの配置がエレベータ内装意匠にとって
支障にならないため、多様な機種のエレベータへの適用
が可能となり、使用範囲が広がる。
【0092】実施の形態9.図14は、この発明の実施
の形態9による乗かご内監視レコーダ装置の概略構成を
示すブロック図である。
【0093】図において、38は故障検出手段、39は
故障情報表示手段である。故障検出手段38では、画像
記録再生部11の各部の動作異常、又はカメラ12から
の画像信号が入力されないために画像が記録できない状
況等を検出し、故障情報を生成する。故障情報表示手段
39は、乗かご1内の例えばカメラ12の近傍に設置さ
れ、故障検出手段38で生成された故障情報を、例えば
LEDの点燈等によって表示するものである。
【0094】なお、故障情報表示手段39は、画像記録
再生部11の外部であれば、エレベータ乗かご1以外
の、例えばエレベータを設置しているビルの管理人室等
に設置することも可能である。
【0095】このような監視レコーダ装置であれば、監
視レコーダ機能が何等かの原因で故障した場合に、その
状態を確実且つ迅速に知ることができる。したがって、
監視レコーダ装置の機能損失時間が短くなるから、結果
として装置の信頼性が向上する利点がある。
【0096】実施の形態10.実施の形態9では、故障
情報を画像記録再生部の外部に伝達して、表示する構成
としたが、実施の形態10の監視レコーダ装置は、さら
に故障情報を集中して監視するために、公衆回線等を利
用して外部に伝送する構成としたものである。
【0097】図15は、この発明の実施の形態10によ
る乗かご内監視レコーダ装置の概略構成を示すブロック
図である。図において、38は故障検出手段、40は故
障情報伝送手段である。故障検出手段38では、実施の
形態9と同様に画像記録再生部11の動作異常、又はカ
メラ12からの画像信号が入力されないため画像が記録
できない状況等を検出し、故障情報を生成する。この故
障情報は、通信路を経由して、故障情報伝送手段40か
ら画像記録再生部11の外部に伝送される。
【0098】故障情報を外部に伝送する通信路として
は、例えばアナログ方式電話回線、ISDN等のディジ
タル方式電話回線、或いはEthernet等により構成される
コンピュータネットワーク回線が可能である。このよう
な既存の通信インフラを利用することにより、低コスト
で故障情報を伝送することができる。故障情報の送り先
は、例えば、乗かご1の設置されたビルから離れた遠隔
地にある監視用情報センター41である。
【0099】このような監視レコーダ装置であれば、故
障情報を集中して監視できるため、管理コストを低く抑
えられると共に、監視用情報センター41において24
時間体制での故障監視が容易となる。したがって、装置
に故障が生じた場合の即応が可能となるから、結果とし
て装置の信頼性が向上する。
【0100】
【発明の効果】この発明は、以上に説明したように構成
されているので、以下に示すような効果を奏する。
【0101】請求項1の発明によれば、乗かご内に制御
端末及び表示ディスプレイを設けたことにより、乗かご
上に搭乗することなく、乗かご内部に居ながらにして容
易にカメラ画像及び記録再生部の再生画像の確認がで
き、記録画像の確認及びカメラの位置調整作業時間を短
縮できる効果がある。
【0102】請求項2の発明によれば、制御端末及び表
示ディスプレイを乗かごとは物理的に分離し、可搬性を
有する構成としたので、これらを自由に移動させること
により、任意の位置から記録再生、及びカメラの制御と
表示ディスプレイの画像確認を行うことが可能となり、
画像確認作業、カメラの位置調整作業及び制御端末を用
いた保守作業の効率を向上できる効果がある。
【0103】請求項3の発明によれば、制御端末を乗か
ごに一体に組み込む構成としたので、制御端末の筐体の
一部をエレベータの構成部品と共用化でき、製造コスト
を低減できる効果がある。又、表示ディスプレイを乗か
ごとは物理的に分離し、可搬性を有する構成としたの
で、自由に移動させることにより、任意の位置から表示
ディスプレイの画像確認を行うことが可能となり、画像
確認作業の効率を向上できる効果がある。
【0104】請求項4の発明によれば、表示ディスプレ
イを前記乗かごに一体に組み込む構成としたので、表示
ディスプレイの筐体の一部をエレベータの構成部品と共
用化できると共に、表示ディスプレイには、案内情報を
表示することもでき、階床表示等のインジケーターが不
要となり、製造コストを低減できる効果がある。又、制
御端末を乗かごとは物理的に分離し、可搬性を有する構
成としたので、制御端末を自由に移動させ、任意の位置
から記録再生やカメラの位置調整制御等を行うことが可
能となり、カメラの位置調整作業及び制御端末を用いた
保守作業の効率を向上できる効果がある。
【0105】請求項5の発明によれば、制御端末及び表
示ディスプレイを乗かごに一体に組み込む構成としたの
で、制御端末及び表示ディスプレイの筐体の一部をエレ
ベータの構成部品と共用化できると共に、表示ディスプ
レイには、案内情報を表示することもできるため、階床
表示等のインジケーターが不要となり、製造コストを低
減できる効果がある。
【0106】請求項6の発明によれば、表示ディスプレ
イと記録再生部を結ぶ信号線の中継端子を乗かご内に設
けたので、中継端子を介して表示ディスプレイを分離す
ることができ、必要な場合のみ表示ディスプレイを設置
すればよく、乗かご内に常設する必要がなくなる。その
ため、表示ディスプレイを複数の乗かごに対し共有でき
るので、コストを低減できる効果がある。
【0107】請求項7の発明によれば、制御端末と記録
再生部を結ぶ信号線の中継端子を乗かご内に設けたの
で、中継端子を介して制御端末を分離することができ、
必要な場合のみ制御端末を設置すればよく、乗かご内に
常設する必要がなくなる。そのため、制御端末を複数の
乗かごに対し共有できるので、コストを低減できる効果
がある。
【0108】請求項8の発明によれば、カメラが撮像し
た画像信号を演算処理することにより人物検出を行う手
段を設けたので、乗かご内が無人であると判定した場合
は記録せず、乗かご内に人物が滞在していると判定した
場合は記録することにより、不要な画像が記録されなく
なると共に、乗かご内にいた人の姿や行動を克明に信頼
性の高い映像記録を得ることができ、且つ、データの蓄
積効率が高まる効果がある。
【0109】請求項9の発明によれば、画像信号を圧縮
・伸長する手段と、圧縮された画像信号をディジタル記
録する手段を設けたので、乗かご内の画像を高画質で、
且つ、高い蓄積効率で保存できる効果がある。また、画
像信号を圧縮したうえで、ディジタル記録及び再生する
ようにしているので、記憶媒体として、ハードディスク
のような磁気ディスク、MOディスクのような光磁気デ
ィスク、相変化光ディスク、半導体メモリ等の書き換え
可能な機能を有するものを使用すれば、従来装置のよう
なビデオテープの交換、ヘッドクリーニング、ヘッド交
換の作業を不要にして、保守性を向上できる。
【0110】請求項10の発明によれば、人物検出の有
無を示す表示手段をカメラの近傍に設けたので、人物を
検出した時に乗かご内に記録中である旨を報知して、犯
罪者等に対して威嚇を行って、犯罪を抑制できる効果が
ある。
【0111】請求項11の発明によれば、制御端末及び
表示ディスプレイを一体構成としたので、制御端末と表
示ディスプレイの筐体等の構成部品を共用化でき、製造
コストを低減できる効果がある。
【0112】請求項12の発明によれば、表示ディスプ
レイに画像信号を無線で伝送する手段を設けたので、表
示ディスプレイと記録再生部を結ぶ配線及び中継端子が
不要となり、施工負荷を軽減できる効果がある。
【0113】請求項13の発明によれば、制御端末に制
御信号の無線送信手段を設け、乗かご内又はカメラに制
御信号の無線受信手段を設けたので、制御端末と記録再
生部を結ぶ配線及び中継端子が不要となり、施工負荷を
軽減できる効果がある。
【0114】請求項14の発明によれば、記録再生部を
収納するための収納ケースを設けたので、塵埃・水が記
録再生部に侵入することを未然に防止できる効果があ
る。
【0115】請求項15の発明によれば、カメラの本体
を収納ケース内又は記録再生部に収納し、カメラの光学
系及び撮像部及び画像信号送信部のみを乗かご天井に露
出して設置したので、乗かご内に露出する部分がほとん
どなくなり、意匠面で違和感がなくなるとともに、乗客
等により破壊される恐れがなくなる効果がある。
【0116】請求項16の発明によれば、カメラ又は記
録再生部の故障情報を乗かご内部に表示する手段を設け
たので、カメラ又は記録再生部が故障した場合、早期に
その事実を知ることができる効果がある。
【0117】請求項17の発明によれば、カメラ又は記
録再生部の故障情報を乗かご外の離れた表示手段に伝送
する手段を設けて、故障が発生した場合に速やかに外部
へ故障情報を発信して、早期に復旧作業に着手できるよ
うにしたので、防犯等、常時監視が不可欠な監視レコー
ダ装置として高い信頼性が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1におけるエレベータ
乗かご内監視レコーダ装置の概略構成を示すブロック図
である。
【図2】 エレベータ乗かご内監視レコーダ装置の設置
状態を示す説明図である。
【図3】 この発明の実施の形態2による乗かご内監視
レコーダ装置の概略構成を示すブロック図である。
【図4】 監視レコーダ装置の設置状態を示す説明図で
ある。
【図5】 この発明の実施の形態3による乗かご内監視
レコーダ装置の概略構成を示すブロック図である。
【図6】 監視レコーダ装置の設置状態を示す説明図で
ある。
【図7】 この発明の実施の形態4による乗かご内監視
レコーダ装置の概略構成を示すブロック図である。
【図8】 監視レコーダ装置の設置状態を示す説明図で
ある。
【図9】 この発明の実施の形態5による乗かご内監視
レコーダ装置の設置状態を示す説明図である。
【図10】 この発明の実施の形態6による乗かご内監
視レコーダ装置の設置状態を示す説明図である。
【図11】 乗かご内監視レコーダ装置の概略構成を示
すブロック図である。
【図12】 この発明の実施の形態7による乗かご内監
視レコーダ装置の設置状態を示す説明図である。
【図13】 この発明の実施の形態8による乗かご内監
視レコーダ装置の設置状態を示す説明図である。
【図14】 この発明の実施の形態9による乗かご内監
視レコーダ装置の概略構成を示すブロック図である。
【図15】 この発明の実施の形態10による乗かご内
監視レコーダ装置の概略構成を示すブロック図である。
【図16】 従来の乗かご内画像記録装置を示す説明図
である。
【符号の説明】
1 エレベータ乗かご、 2 側板、 3 天井、 4
カメラ、 5 人体検知センサ、 6 スイッチ電
源、 7 タイムラプスVTR、 8 収納ケース、
9 乗かご枠上梁、 10 乗かご用電源兼制御ボック
ス、 11 画像記録再生部、 12 カメラ、 13
表示ディスプレイ、 14 画像信号中継端子、 1
5 制御端末、 16 制御信号中継端子、 17 画
像圧縮手段、 18 画像伸長手段、 19 ディジタ
ル記録再生手段、 20 記憶媒体、 21 画像信号
入力手段、 22 画像信号出力処理手段、 23 制
御信号入力処理手段、 24 画像記録再生制御手段、
25 人物検出手段、 26 人物検出表示手段、
27 制御パネル、 28 表示制御端末、 29信号
中継端子、 30 画像信号無線受信部、 31 画像
信号無線送信部、32 制御信号無線受信部、 33
制御信号無線送信部、 34 収納ケース、 35 カ
メラヘッド、 36 カメラ本体、 37 カバー、
38 故障検出手段、 39 故障情報表示手段、 4
0 故障情報伝送手段、 41 情報センター。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年8月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0084
【補正方法】変更
【補正内容】
【0084】また、この実施の形態6では、制御パネル
27と制御端末15及び表示ディスプレイ13との接続
を無線化したが、画像信号の無線伝送を行う画像信号無
線受信部30と画像信号無線送信部31は、伝送信号帯
域が広いこともあり、比較的高価となるため、制御パネ
ル27と制御端末15との接続のみを無線化し、制御パ
ネル27と表示ディスプレイ13との接続については、
図1に示したように画像信号中継端子14を用いて有線
であってもよい。このような実施の形態であれば、実施
の形態1と実施の形態6を組み合わせた利点、即ち、比
較的低コストで、操作の自由度が高い装置が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 辻 繁樹 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 長島 襄 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機ビルテクノサービス株式会社内 (72)発明者 奈良貞 浩 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機ビルテクノサービス株式会社内 (72)発明者 須藤 修 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機ビルテクノサービス株式会社内

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータ乗かご内の状況をカメラで撮
    影し、その画像信号を記録再生する記録再生部を有する
    エレベータ乗かご内監視レコーダ装置において、 前記記録再生部を制御する制御端末と、 前記カメラの出力画像又は前記記録再生部の再生画像を
    表示する表示ディスプレイとを備え、前記制御端末を前
    記記録再生部とは別構造体としたことを特徴とするエレ
    ベータ乗かご内監視レコーダ装置。
  2. 【請求項2】 制御端末と表示ディスプレイが前記乗か
    ごとは物理的に分離されたものとして構成され、いずれ
    も可搬性を有することを特徴とする請求項1に記載のエ
    レベータ乗かご内監視レコーダ装置。
  3. 【請求項3】 表示ディスプレイが前記乗かごとは物理
    的に分離され、制御端末が前記乗かごに一体に組み込ま
    れたものとして構成され、前記表示ディスプレイが可搬
    性を有することを特徴とする請求項1に記載のエレベー
    タ乗かご内監視レコーダ装置。
  4. 【請求項4】 制御端末が前記乗かごとは物理的に分離
    され、表示ディスプレイが前記乗かごに一体に組み込ま
    れたものとして構成され、前記制御端末が可搬性を有す
    ることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ乗かご
    内監視レコーダ装置。
  5. 【請求項5】 制御端末及び表示ディスプレイが前記乗
    かごに一体に組み込まれたものとして構成されたことを
    特徴とする請求項1に記載のエレベータ乗かご内監視レ
    コーダ装置。
  6. 【請求項6】 前記表示ディスプレイを前記記録再生部
    と接続するための信号線の中継端子が、前記乗かご内に
    設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3
    のいずれかに記載のエレベータ乗かご内監視レコーダ装
    置。
  7. 【請求項7】 前記制御端末を前記記録再生部と接続す
    るための信号線の中継端子が、前記乗かご内に設けられ
    ていることを特徴とする請求項1、請求項2、又は請求
    項4のいずれかに記載のエレベータ乗かご内監視レコー
    ダ装置。
  8. 【請求項8】 カメラで撮像した画像信号を演算処理す
    ることにより人物存否を検出する検出手段を備えたこと
    を特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の
    エレベータ乗かご内監視レコーダ装置。
  9. 【請求項9】 カメラで撮像した画像信号を圧縮する手
    段と、 圧縮された画像信号をディジタル記録及び再生する手段
    と、 前記圧縮された画像信号を伸長する手段とを備えたこと
    を特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の
    エレベータ乗かご内監視レコーダ装置。
  10. 【請求項10】 カメラで撮像した画像信号を演算処理
    することにより人物存否を検出する検出手段と、 前記カメラの近傍に設けられ、前記検出手段による検出
    情報を表示する表示手段とを備えたことを特徴とする請
    求項1乃至請求項5のいずれかに記載のエレベータ乗か
    ご内監視レコーダ装置。
  11. 【請求項11】 制御端末及び表示ディスプレイが一体
    に構成されるとともに、可搬性を有することを特徴とす
    る請求項2に記載のエレベータ乗かご内監視レコーダ装
    置。
  12. 【請求項12】 カメラで撮像した画像信号を直接に、
    或いは前記記録再生部から無線送信する送信手段と、 前記画像信号を受信して表示ディスプレイに再生画像を
    表示するための受信手段とを備えたことを特徴とする請
    求項2、請求項3又は請求項11のいずれかに記載のエ
    レベータ乗かご内監視レコーダ装置。
  13. 【請求項13】 制御端末からの制御信号を前記記録再
    生部に無線送信する送信手段と、 前記制御信号を受信する受信手段と を備えたことを特徴とする請求項2、請求項4又は請求
    項11のいずれかに記載のエレベータ乗かご内監視レコ
    ーダ装置。
  14. 【請求項14】 乗かごの外部に固定され、前記記録再
    生部を収納するための収納ケースを備えたことを特徴と
    する請求項1乃至請求項13のいずれかに記載のエレベ
    ータ乗かご内監視レコーダ装置。
  15. 【請求項15】 カメラの本体を、前記カメラの光学
    系、撮像部及び画像信号送信部を含むカメラヘッドから
    分離し、前記カメラの本体を前記収納ケース内、又は前
    記記録再生部内に設置したことを特徴とする請求項1乃
    至請求項14のいずれかに記載のエレベータ乗かご内監
    視レコーダ装置。
  16. 【請求項16】 前記カメラ又は前記記録再生部の動作
    異常を検出する故障検出手段と、 前記カメラ又は前記記録再生部の故障情報を当該乗かご
    内部に表示する表示手段とを備えたことを特徴とする請
    求項1乃至請求項15のいずれかに記載のエレベータ乗
    かご内監視レコーダ装置。
  17. 【請求項17】 前記カメラ又は前記記録再生部の動作
    異常を検出する故障検出手段と、 前記カメラ又は前記記録再生部の故障情報を当該乗かご
    から離れた表示手段に伝送する伝送手段とを備えたこと
    を特徴とする請求項1乃至請求項16のいずれかに記載
    のエレベータ乗かご内監視レコーダ装置。
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