JP2001097645A - エレベータの遠隔監視システム - Google Patents

エレベータの遠隔監視システム

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JP2001097645A
JP2001097645A JP2000225104A JP2000225104A JP2001097645A JP 2001097645 A JP2001097645 A JP 2001097645A JP 2000225104 A JP2000225104 A JP 2000225104A JP 2000225104 A JP2000225104 A JP 2000225104A JP 2001097645 A JP2001097645 A JP 2001097645A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 エレベータ監視装置と監視センターの間で情
報と音声のやりとりを行うときに、簡単な構成で情報と
音声の品質を落とさずに効率良くやりとりを行うことが
できるエレベータの遠隔監視システムを得ることを目的
とする。 【解決手段】 エレベ−タのかごに設けられ外部との通
話を行うインターホンと、エレベータの状態を監視し状
況に応じて発信するエレベ−タ監視装置と、エレベ−タ
の状態を集中して遠隔監視する監視センタ−と、前記監
視センターに設けられた監視端末と、前記監視センター
に設けられた通話装置と、エレベ−タ監視装置と監視セ
ンターの間を結ぶ公衆回線により構成されるエレベ−タ
の遠隔監視システムにおいて、公衆回線に2つのチャン
ネルを設け、情報伝送用、音声伝送用として使用し、あ
るいは、1つのチャンネルを情報伝送用チャンネルと音
声伝送用チャンネルとして交互に切り替えて使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベ−タの状態
を公衆回線を使用して遠隔地においても監視可能とする
エレベータの遠隔監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来のエレベ−タの遠隔監視シ
ステムにおける構成を示す構成図である。
【0003】図6において、1a,1b,1cはエレベ
ータのかご内に設けられ外部との通話を行うインターホ
ン、2a,2b,2cはエレベータの状態を監視し状況
に応じて発信するエレベータ監視装置、3はエレベータ
の状態を集中して遠隔監視する監視センター、4は監視
センター3に設けられた監視端末、5は監視センター3
に設けられた通話装置、6は監視端末4と通話装置5に
接続され情報と音声を並行伝送するために多重化する多
重化装置、7はエレベータ監視装置2aに接続され情報
と音声を並行伝送するために多重化する多重化装置、8
は多重化装置6と多重化装置7の間を結ぶ公衆回線であ
る。なお、公衆回線8としては一般電話回線あるいはデ
ジタル通信回線であるISDNの1つのチャンネルが使
用されるが、ここでは一般電話回線が使用されている。
また、上記番号のaからcは、エレベータの1号機から
3号機を示している。
【0004】つぎに、上記構成の従来のエレベ−タの遠
隔監視システムの動作について説明する。
【0005】ある時点で、エレベータ1号機の故障・異
常などを検出し、かつ、エレベータ1号機のかご内のイ
ンターホン1aで通話を行う場合、故障・異常などの情
報とインターホン1aからの音声をエレベータ監視装置
2aから多重化装置7・公衆回線8を介して監視センタ
ー3に発信する。この場合、多重化装置7では入力され
た情報と音声を一定の多重化方式で変換している。
【0006】監視センター3に着信した多重化された情
報と音声は多重化装置6に入力され情報と音声に分離さ
れる。そして、情報は監視端末4へ入力され、音声は通
話装置5へ入力される。
【0007】上記の例では、エレベータ監視装置2aか
ら監視センター3に発信する場合を示したが、監視セン
ター3からエレベータ監視装置2aに発信する場合も同
様である。
【0008】また、上記の例では、エレベータ1号機に
ついて示したが、エレベータ2号機・3号機の場合も同
様である。
【0009】さらに、上記の例では、多重化装置6及び
7を設けてハードウェアで多重化を行ったが、多重化装
置6及び7を設けずにソフトウェアで多重化を行うこと
もできる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術において、
エレベータ監視装置と監視センターの間で情報と音声の
やりとりを行うときに、ハードウェアで多重化を行った
場合、エレベータ監視装置と監視センターの双方に専用
の多重化装置が必要なため、汎用性に欠ける。
【0011】また、ソフトウェアで多重化を行った場
合、処理負荷がかなり大きくなるため、特に音声をリア
ルタイムで処理することが難しくなる。
【0012】さらに、多重化方式、すなわち、データの
構造化や伝送の形態によっては、データの種類を識別す
るための部分が増えたり、データの種類の追加・削除を
容易に行えないことも考えられる。
【0013】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、エレベータ監視装置と監視センタ
ーの間で情報と音声のやりとりを行うときに、簡単な構
成で情報と音声の品質を落とさずに効率良くやりとりを
行うことができる、エレベータの遠隔監視システムを得
ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、エレベ−タの
かごに設けられ外部との通話を行うインターホンと、エ
レベータの状態を監視し状況に応じて発信するエレベ−
タ監視装置と、エレベ−タの状態を集中して遠隔監視す
る監視センタ−と、前記監視センターに設けられた監視
端末と、前記監視センターに設けられた通話装置と、前
記エレベ−タ監視装置と前記監視センターの間を結ぶ公
衆回線により構成されるエレベ−タの遠隔監視システム
において、前記公衆回線に2つのチャンネルを設け、1
つのチャンネルを情報のやりとりを行う情報伝送用チャ
ンネル、もう1つのチャンネルを音声のやりとりを行う
音声伝送用チャンネルとして使用するものである。
【0015】また、エレベータの故障・異常などを検出
し、前記エレベータ監視装置から前記公衆回線を介して
前記監視センターに発信する場合、最初に前記情報伝送
用チャンネルを接続するものである。
【0016】また、前記監視センターにおいてかご内と
の通話が必要であると判断した場合、前記監視センター
から前記情報伝送用チャンネルを介して前記エレベータ
監視装置にかご内との通話を行うために必要な情報を伝
送し、前記エレベータ監視装置から前記公衆回線を介し
て前記監視センターに発信し、前記音声伝送用チャンネ
ルを接続するものである。
【0017】また、前記監視センターにおいてかご内と
の通話が必要であると判断した場合、前記監視センター
から前記情報伝送用チャンネルを介して前記エレベータ
監視装置にかご内との通話を行うために必要な情報を伝
送し、前記監視センターから前記公衆回線を介して前記
エレベータ監視装置に発信し、前記音声伝送用チャンネ
ルを接続するものである。
【0018】また、前記監視センターにおいて他のかご
内との通話が必要であると判断した場合、前記監視セン
ターから前記情報伝送用チャンネルを介して前記エレベ
ータ監視装置に他のかご内との通話を行うために必要な
情報を伝送し、前記インターホンと前記エレベータ監視
装置との接続を切り替えるものである。
【0019】さらに、本発明は、エレベータのかごに設
けられ外部との通話を行うインターホンと、エレベータ
の状態を監視し状況に応じて発信するエレベータ監視装
置と、エレベータの状態を集中して遠隔監視する監視セ
ンターと、前記監視センターに設けられた監視端末と、
前記監視センターに設けられた通話装置と、前記エレベ
ータ監視装置と前記監視センターの間を結ぶ公衆回線に
より構成されるエレベータの遠隔監視システムにおい
て、前記公衆回線に1つのチャンネルを設け、1つのチ
ャンネルを情報のやりとりを行う情報伝送用チャンネル
と音声のやりとりを行う音声伝送用チャンネルとして交
互に切り替えて使用するものである。
【0020】また、エレベータの故障・異常などを検出
し、前記エレベータ監視装置から前記公衆回線を介して
前記監視センターに発信する場合、最初に前記情報伝送
用チャンネルを接続するものである。
【0021】また、前記監視センターにおいてかご内と
の通話が必要であると判断した場合、前記監視センター
から前記情報伝送用チャンネルを介して前記エレベータ
監視装置にかご内との通話を行うために必要な情報を伝
送し、前記情報伝送用チャンネルを切断した後に、前記
エレベータ監視装置から前記公衆回線を介して前記監視
センターに発信し、前記音声伝送用チャンネルを接続す
るものである。
【0022】また、前記監視センターにおいてかご内と
の通話が必要であると判断した場合、前記監視センター
から前記情報伝送用チャンネルを介して前記エレベータ
監視装置にかご内との通話を行うために必要な情報を伝
送し、前記情報伝送用チャンネルを切断した後に、前記
監視センターから前記公衆回線を介して前記エレベータ
監視装置に発信し、前記音声伝送用チャンネルを接続す
るものである。
【0023】また、前記監視センターにおいて他のかご
内との通話が必要であると判断した場合、前記監視セン
ターから前記情報伝送用チャンネルを介して前記エレベ
ータ監視装置に他のかご内との通話を行うために必要な
全ての情報を伝送しておき、1回毎の通話で前記音声伝
送用チャンネルを接続・切断するたびに、前記インター
ホンと前記エレベータ監視装置との接続を切り替えるも
のである。
【0024】また、前記監視センターにおいていずれか
のかご内との通話が必要であると判断した場合、前記情
報伝送用チャンネルを切断した後に、前記監視センター
から前記公衆回線を介して前記エレベータ監視装置にサ
ブアドレスを指定して発信し、前記音声伝送用チャンネ
ルを接続し、前記インターホンと前記エレベータ監視装
置との接続を切り替えるものである。
【0025】また、前記公衆回線はデジタル通信回線で
あるISDNを使用するものである。
【0026】
【発明の実施の形態】実施形態1.図1は、本発明の一
実施形態であるエレベ−タの遠隔監視システムにおい
て、公衆回線に2つのチャンネルを設けた構成を示す構
成図である。
【0027】図1において、上記従来例と同一符号及び
記号は上記従来例の構成部分と同一または相当する構成
部分を示し、同一または相当する動作をする。
【0028】図1において、9はエレベータ監視装置2
aと監視センター3の間を結ぶ公衆回線である。なお、
公衆回線9としてはデジタル通信回線であるISDNが
使用されている。
【0029】公衆回線9には2つのチャンネルが設けら
れ、情報のやりとりを行う情報伝送用チャンネルは監視
端末4に接続され、音声のやりとりを行う音声伝送用チ
ャンネルは通話装置5に接続されるようになっている。
【0030】つぎに、上記構成の本発明の一実施形態で
あるエレベ−タの遠隔監視システムの動作について説明
する。
【0031】図2は、本発明の一実施形態であるエレベ
−タの遠隔監視システムにおいて、公衆回線に2つのチ
ャンネルを設けたときの動作を示すフローチャートであ
る。
【0032】ステップS1では、ある時点で、エレベー
タ1号機の故障・異常などを検出したかの判断が行われ
る。故障・異常などを検出していればステップS2へ進
み、故障・異常などを検出していなければステップS1
へ戻る。
【0033】ステップS2では、エレベータ監視装置2
aから公衆回線9を介して監視センター3に発信し、情
報伝送用チャンネルが接続される。この情報伝送用チャ
ンネルは、監視センター3において監視端末4へ接続さ
れる。そして、必要な情報を監視センター3で収集し、
ステップS3へ進む。
【0034】ステップS3では、監視センター3におい
て、エレベータ1号機のかご内との通話が必要かの判断
が行われる。エレベータ1号機のかご内との通話が必要
ならばステップS4へ進み、エレベータ1号機のかご内
との通話が必要でないならばステップS12へ進む。
【0035】ステップS12では、エレベータ監視装置
2aと監視センター3を接続している情報伝送用チャン
ネルが切断され、動作を終了する。
【0036】ステップS4では、監視センター3の監視
端末4から情報伝送用チャンネルを介してエレベータ監
視装置2aに、エレベータ1号機のかご内との通話を行
うために必要な情報を伝送し、ステップS5へ進む。
【0037】ステップS5では、エレベータ監視装置2
aから公衆回線9を介して監視センター3に発信し、あ
るいは、監視センター3から公衆回線9を介してエレベ
ータ監視装置2aに発信し、音声伝送用チャンネルが接
続される。この音声伝送用チャンネルは、監視センター
3において通話装置5へ接続され、エレベータ監視装置
2aにおいてインターホン1aと接続される。これによ
り、インターホン1aと通話装置5の間で通話ができる
ようになる。そして、ステップS6へ進む。
【0038】ステップS6では、インターホン1aと通
話装置5との間での通話が終了し、ステップS7へ進
む。
【0039】ステップS7では、監視センター3におい
て、他のエレベータ、すなわち、エレベータ1号機以外
のかご内との通話が必要かの判断が行われる。エレベー
タ1号機以外のかご内との通話が必要ならばステップS
8へ進み、エレベータ1号機以外のかご内との通話が必
要でないならばステップS11へ進む。
【0040】ステップS11では、エレベータ監視装置
2aと監視センター3を接続している音声伝送用チャン
ネルが切断され、ステップS12へ進む。
【0041】ステップS8では、監視センター3の監視
端末4から情報伝送用チャンネルを介してエレベータ監
視装置2aに、エレベータ1号機以外のかご内との通話
を行うために必要な情報を伝送し、ステップS9へ進
む。
【0042】ステップS9では、インターホン1a,1
b,1cとエレベータ監視装置2a,2b,2cとの間
で、接続するインターホンの切り替えが行われる。これ
により、インターホン1bあるいは1cと通話装置5の
間で通話ができるようになる。そしてステップS10へ
進む。
【0043】ステップS10では、インターホン1bあ
るいは1cと通話装置5との間での通話が終了し、ステ
ップS7へ戻る。
【0044】実施形態2.図3は、本発明の一実施形態
であるエレベータの遠隔監視システムにおいて、公衆回
線に1つのチャンネルを設け監視端末と接続した構成を
示す構成図である。
【0045】図4は、本発明の一実施形態であるエレベ
ータの遠隔監視システムにおいて、公衆回線に1つのチ
ャンネルを設け通話装置と接続した構成を示す構成図で
ある。
【0046】図3及び図4において、上記従来例及び上
記実施形態と同一符号及び記号は上記従来例及び上記実
施形態の構成部分と同一または相当する構成部分を示
し、同一または相当する動作をする。また、図3及び図
4において、公衆回線9から実線で結ばれている区間は
チャンネルがつながっている状態を示し、公衆回線9か
ら破線で結ばれている区間はチャンネルがつながってい
ない状態を示している。
【0047】公衆回線9には1つのチャンネルが設けら
れ、交互に切り替えて使用され、情報のやりとりを行う
情報伝送用チャンネルとして使用するときは監視端末4
に接続され、音声のやりとりを行う音声伝送用チャンネ
ルとして使用するときは通話装置5に接続されるように
なっている。
【0048】つぎに、上記構成の本発明の一実施形態で
あるエレベータの遠隔監視システムの動作について説明
する。
【0049】図5は、本発明の一実施形態であるエレベ
ータの遠隔監視システムにおいて、公衆回線に1つのチ
ャンネルを設けたときの動作を示すフローチャートであ
る。
【0050】ステップS31では、ある時点で、エレベ
ータ1号機の故障・異常などを検出したかの判断が行わ
れる。故障・異常などを検出していればステップS32
へ進み、故障・異常などを検出していなければステップ
S31へ戻る。
【0051】ステップS32では、エレベータ監視装置
2aから公衆回線9を介して監視センター3に発信し、
情報伝送用チャンネルが接続される。この情報伝送用チ
ャンネルは、監視センター3において監視端末4へ接続
される。そして、必要な情報を監視センター3で収集
し、ステップS33へ進む。
【0052】ステップS33では、監視センター3にお
いてエレベータ1号機のかご内との通話が必要かの判断
が行われる。エレベータ1号機のかご内との通話が必要
ならばステップS34へ進み、エレベータ1号機のかご
内との通話が必要でないならばステップS46へ進む。
【0053】ステップS46では、エレベータ監視装置
2aと監視センター3を接続している情報伝送用チャン
ネルが切断され、動作を終了する。
【0054】ステップS34では、監視センター3にお
いて他のエレベータ、すなわち、エレベータ1号機以外
のかご内との通話が必要かの判断が行われる。エレベー
タ1号機以外のかご内との通話が必要ならばステップS
35へ進み、エレベータ1号機以外のかご内との通話が
必要でないならばステップS41へ進む。
【0055】ステップS41では、監視センター3の監
視端末4から情報伝送用チャンネルを介してエレベータ
監視装置2aに、エレベータ1号機のかご内との通話を
行うために必要な情報を伝送し、ステップS42へ進
む。
【0056】ステップS42では、エレベータ監視装置
2aと監視センター3を接続している情報伝送用チャン
ネルが切断され、ステップS43へ進む。
【0057】ステップS43では、エレベータ監視装置
2aから公衆回線9を介して監視センター3に発信し、
あるいは、監視センター3から公衆回線9を介してエレ
ベータ監視装置2aに発信し、音声伝送用チャンネルが
接続される。この音声伝送用チャンネルは、監視センタ
ー3において通話装置5へ接続され、エレベータ監視装
置2aにおいてインターホン1aと接続される。これに
より、インターホン1aと通話装置5の間で通話ができ
るようになる。そしてステップS44へ進む。
【0058】ステップS44では、インターホン1aと
通話装置5との間での通話が終了し、ステップS45へ
進む。
【0059】ステップS45では、エレベータ監視装置
2aと監視センター3を接続している音声伝送用チャン
ネルが切断され、動作を終了する。
【0060】ステップS35では、監視センター3の監
視端末4から情報伝送用チャンネルを介してエレベータ
監視装置2aに、エレベータ1号機及び1号機以外のか
ご内との通話を行うために必要な全ての情報を伝送し、
ステップS36へ進む。
【0061】ステップS36では、エレベータ監視装置
2aと監視センター3を接続している情報伝送用チャン
ネルが切断され、ステップS37へ進む。
【0062】ステップS37では、エレベータ監視装置
2aから公衆回線9を介して監視センター3に発信し、
あるいは、監視センター3から公衆回線9を介してエレ
ベータ監視装置2aに発信し、音声伝送用チャンネルが
接続される。この音声伝送用チャンネルは、監視センタ
ー3において通話装置5へ接続され、エレベータ監視装
置2aにおいてインターホン1aと接続される。これに
より、インターホン1aと通話装置5の間で通話ができ
るようになる。そしてステップS38へ進む。
【0063】ステップS38では、インターホン1aと
通話装置5との間での通話が終了し、ステップS39へ
進む。
【0064】ステップS39では、エレベータ監視装置
2aと監視センター3を接続している音声伝送用チャン
ネルが切断され、ステップS40へ進む。
【0065】ステップS40では、エレベータ監視装置
2a及び監視センター3のそれぞれにおいて、他のエレ
ベータ、すなわち、エレベータ1号機以外のかご内との
通話が終了したかの判断が行われる。エレベータ1号機
以外のかご内との通話が終了していれば、動作を終了す
る。エレベータ1号機以外のかご内との通話が終了して
いなければ、ステップS47へ進む。
【0066】ステップS47では、インターホン1a,
1b,1cとエレベータ監視装置2a,2b,2cとの
間で、接続するインターホンの切り替えが行われ、ステ
ップS37へ戻る。
【0067】また、上記の一実施形態の変形として、監
視センター3においていずれかのかご内との通話が必要
であると判断した場合、情報伝送用チャンネルを切断し
た後に、監視センター3から公衆回線9を介してエレベ
ータ監視装置2aにサブアドレスを指定して発信し、音
声伝送用チャンネルを接続し、インターホン1a,1
b, 1cとエレベータ監視装置2a,2b,2cとの
接続を切り替えることも可能である。
【0068】以上は、実施形態の一部を示したものであ
り、本発明は実施形態に限定されない。
【0069】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、エレベー
タ監視装置と監視センターの間で情報と音声のやりとり
を行うときに、簡単な構成で情報と音声の品質を落とさ
ずに効率良くやりとりを行うことができる。
【0070】また、デジタル通信回線であるISDNの
特性を利用して、エレベータ監視装置と監視センターの
双方に専用の多重化装置を設けることなく、情報と音声
を並行伝送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるエレベ−タの遠隔監
視システムにおいて、公衆回線に2つのチャンネルを設
けた構成を示す構成図。
【図2】本発明の一実施形態であるエレベ−タの遠隔監
視システムにおいて、公衆回線に2つのチャンネルを設
けたときの動作を示すフローチャート。
【図3】本発明の一実施形態であるエレベータの遠隔監
視システムにおいて、公衆回線に1つのチャンネルを設
け監視端末と接続した構成を示す構成図。
【図4】本発明の一実施形態であるエレベータの遠隔監
視システムにおいて、公衆回線に1つのチャンネルを設
け通話装置と接続した構成を示す構成図。
【図5】本発明の一実施形態であるエレベータの遠隔監
視システムにおいて、公衆回線に1つのチャンネルを設
けたときの動作を示すフローチャート。
【図6】従来のエレベータの遠隔監視システムにおける
構成を示す構成図。
【符号の説明】
1a,1b,1c インターホン 2a,2b,2c エレベータ監視装置 3 監視センター 4 監視端末 5 通話装置 6 (監視センター側)多重化装置 7 (エレベータ監視装置側)多重化装
置 8 公衆回線(一般電話回線) 9 公衆回線(デジタル通信回線…I
SDN)

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベ−タのかごに設けられ外部との通
    話を行うインターホンと、エレベータの状態を監視し状
    況に応じて発信するエレベ−タ監視装置と、エレベ−タ
    の状態を集中して遠隔監視する監視センタ−と、前記監
    視センターに設けられた監視端末と、前記監視センター
    に設けられた通話装置と、前記エレベ−タ監視装置と前
    記監視センターの間を結ぶ公衆回線により構成されるエ
    レベ−タの遠隔監視システムにおいて、前記公衆回線に
    2つのチャンネルを設け、1つのチャンネルを情報のや
    りとりを行う情報伝送用チャンネル、もう1つのチャン
    ネルを音声のやりとりを行う音声伝送用チャンネルとし
    て使用することを特徴とするエレベータの遠隔監視シス
    テム。
  2. 【請求項2】 エレベータの故障・異常などを検出し、
    前記エレベータ監視装置から前記公衆回線を介して前記
    監視センターに発信する場合、最初に前記情報伝送用チ
    ャンネルを接続することを特徴とする請求項1記載のエ
    レベータの遠隔監視システム。
  3. 【請求項3】 前記監視センターにおいてかご内との通
    話が必要であると判断した場合、前記監視センターから
    前記情報伝送用チャンネルを介して前記エレベータ監視
    装置にかご内との通話を行うために必要な情報を伝送
    し、前記エレベータ監視装置から前記公衆回線を介して
    前記監視センターに発信し、前記音声伝送用チャンネル
    を接続することを特徴とする請求項2記載のエレベータ
    の遠隔監視システム。
  4. 【請求項4】 前記監視センターにおいてかご内との通
    話が必要であると判断した場合、前記監視センターから
    前記情報伝送用チャンネルを介して前記エレベータ監視
    装置にかご内との通話を行うために必要な情報を伝送
    し、前記監視センターから前記公衆回線を介して前記エ
    レベータ監視装置に発信し、前記音声伝送用チャンネル
    を接続することを特徴とする請求項2記載のエレベータ
    の遠隔監視システム。
  5. 【請求項5】 前記監視センターにおいて他のかご内と
    の通話が必要であると判断した場合、前記監視センター
    から前記情報伝送用チャンネルを介して前記エレベータ
    監視装置に他のかご内との通話を行うために必要な情報
    を伝送し、前記インターホンと前記エレベータ監視装置
    との接続を切り替えることを特徴とする請求項3及び4
    記載のエレベータの遠隔監視システム。
  6. 【請求項6】 エレベータのかごに設けられ外部との通
    話を行うインターホンと、エレベータの状態を監視し状
    況に応じて発信するエレベータ監視装置と、エレベータ
    の状態を集中して遠隔監視する監視センターと、前記監
    視センターに設けられた監視端末と、前記監視センター
    に設けられた通話装置と、前記エレベータ監視装置と前
    記監視センターの間を結ぶ公衆回線により構成されるエ
    レベータの遠隔監視システムにおいて、前記公衆回線に
    1つのチャンネルを設け、1つのチャンネルを情報のや
    りとりを行う情報伝送用チャンネルと音声のやりとりを
    行う音声伝送用チャンネルとして交互に切り替えて使用
    することを特徴とするエレベータの遠隔監視システム。
  7. 【請求項7】 エレベータの故障・異常などを検出し、
    前記エレベータ監視装置から前記公衆回線を介して前記
    監視センターに発信する場合、最初に前記情報伝送用チ
    ャンネルを接続することを特徴とする請求項6記載のエ
    レベータの遠隔監視システム。
  8. 【請求項8】 前記監視センターにおいてかご内との通
    話が必要であると判断した場合、前記監視センターから
    前記情報伝送用チャンネルを介して前記エレベータ監視
    装置にかご内との通話を行うために必要な情報を伝送
    し、前記情報伝送用チャンネルを切断した後に、前記エ
    レベータ監視装置から前記公衆回線を介して前記監視セ
    ンターに発信し、前記音声伝送用チャンネルを接続する
    ことを特徴とする請求項7記載のエレベータの遠隔監視
    システム。
  9. 【請求項9】 前記監視センターにおいてかご内との通
    話が必要であると判断した場合、前記監視センターから
    前記情報伝送用チャンネルを介して前記エレベータ監視
    装置にかご内との通話を行うために必要な情報を伝送
    し、前記情報伝送用チャンネルを切断した後に、前記監
    視センターから前記公衆回線を介して前記エレベータ監
    視装置に発信し、前記音声伝送用チャンネルを接続する
    ことを特徴とする請求項7記載のエレベータの遠隔監視
    システム。
  10. 【請求項10】 前記監視センターにおいて他のかご内
    との通話が必要であると判断した場合、前記監視センタ
    ーから前記情報伝送用チャンネルを介して前記エレベー
    タ監視装置に他のかご内との通話を行うために必要な全
    ての情報を伝送しておき、1回毎の通話で前記音声伝送
    用チャンネルを接続・切断するたびに、前記インターホ
    ンと前記エレベータ監視装置との接続を切り替えること
    を特徴とする請求項8及び9記載のエレベータの遠隔監
    視システム。
  11. 【請求項11】 前記監視センターにおいていずれかの
    かご内との通話が必要であると判断した場合、前記情報
    伝送用チャンネルを切断した後に、前記監視センターか
    ら前記公衆回線を介して前記エレベータ監視装置にサブ
    アドレスを指定して発信し、前記音声伝送用チャンネル
    を接続し、前記インターホンと前記エレベータ監視装置
    との接続を切り替えることを特徴とする請求項7記載の
    エレベータの遠隔監視システム。
  12. 【請求項12】 前記公衆回線はデジタル通信回線であ
    るISDNを使用することを特徴とする請求項1乃至1
    1記載のエレベータの遠隔監視システム。
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