JP2002326772A - 防犯映像管理システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 、保守員またはユーザが比較的少ない労
力で短時間に撮影された映像情報をモニタリングするこ
とにある。 【解決手段】 防犯を必要とする場所であるエレベー
タの乗りかごの天井に取り付けてかご内を映像を撮影す
る防犯カメラ２と、この防犯カメラ２に取付けられ無線
送信にて制御信号及び映像情報の受授する送受信部６
と、乗りかごの上部に設置し防犯カメラで撮影された映
像情報を記録する映像記録装置３と、表示指示制御信号
を無線送信し、送受信部６を経由して映像記録装置３に
保存される映像情報を取り込んで表示しモニタリングす
る携帯端末４とによって構成される防犯映像管理システ
ムである。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、例えばエレベータ
の乗りかご等，防犯を必要とする場所，建物その他の各
所に利用される防犯映像管理システムに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、エレベータの乗りかご内の犯罪を
防止するために、かご内の適宜な個所に防犯カメラが取
付けられ、一方、乗りかごの上部にはハードディスクな
どの映像記録装置が設置され、防犯カメラで撮影された
映像を映像記憶装置に記憶し保存することが行われてい
る。

【０００３】この映像記憶装置に保存された映像や撮影
条件を確認する場合、保守員は、乗りかごの上部に上が
り、映像記憶装置にモニター装置を接続し、モニター装
置に映し出される映像の確認および季節・機械振動等に
よる位置ずれの修正を含む撮影条件の設定、確認を行う
サービスを実施している。

【０００４】他の１つは、映像記録装置の映像出力端子
からケーブルを引き出して乗りかご内部に取付けられて
いるモニター用端子に配線し、このモニター用端子にモ
ニター装置を接続し、かご内部でモニター装置に映し出
される映像の確認および撮影条件の設定、確認を行って
いる。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】従って、以上のような
映像記録装置の映像や撮影条件の確認・設定に際し、２
通りの方法が考えられている。

【０００６】そのうち、前者の保守員が乗りかごの上部
に上がり、モニター装置に映し出される映像の確認、撮
影条件の設定、確認する方法は、エレベータの保守員以
外の者が容易に映像を確認したり、撮影条件を設定する
作業ができない問題がある。

【０００７】後者の確認・設定方法は、エレベータの保
守員以外の者でも映像の確認が容易に行えるが、撮影条
件の確認・設定が難しいなどの問題がある。

【０００８】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、保守員が比較的少ない労力で短時間に映像の再生作
業を行える防犯映像管理システムを提供することを目的
とする。

【０００９】また、本発明の他の目的は、映像記録装置
に記録された映像の状態を確認するに際し、画面が見や
すく、また安全性を十分に考慮した防犯映像管理システ
ムを提供することにある。

【００１０】さらに、本発明の他の目的は、映像状態の
確認結果が顧客にとっても容易に確認可能な防犯映像管
理システムを提供することにある。

【００１１】

【課題を解決するための手段】（１） 上記課題を解決
するために、防犯を必要とする場所に取り付けられ、防
犯場所の映像を撮影する防犯カメラと、この防犯場所と
隔離された個所に設置され、前記防犯カメラによって撮
影された映像を記録する映像記録装置とを有する本発明
に係わる防犯映像管理システムは、防犯カメラまたは防
犯場所の適宜な個所に設けられ、外部から無線伝送され
てくる表示指示制御信号に基づいて映像記録装置に記録
される映像情報を無線送信する送受信部と、表示指示制
御信号の送信のもとに送受信部から送られてくる映像情
報を取り込んで表示する携帯端末とを設けた構成であ
る。

【００１２】なお、防犯カメラとしては、エレベータの
乗りかご内に取り付けて当該かご内を撮影し、また映像
記録装置は、乗りかごの上部に設置され防犯カメラによ
って撮影された乗りかご内の映像情報を記録するもので
ある。

【００１３】本発明は、以上のような構成とすることに
より、防犯を必要とする場所，例えばエレベータの乗り
かご内に防犯カメラを取り付け、一方、乗りかごの上部
に設置される映像記録装置に防犯カメラで撮影された映
像情報を記録した場合、その映像情報をモニターする作
業が大変であるが、防犯カメラまたは防犯場所の適宜な
個所に送受信部を設け、携帯端末から表示指示制御信号
を無線送信し、当該送受信部を介して映像記録装置に記
録される映像情報を取り込んで携帯端末に表示すること
により、保守員が乗りかご内で比較的少ない労力で短時
間に映像情報ののモニター作業を実施することが可能と
なる。

【００１４】なお、送受信部と携帯端末は、赤外線によ
って制御信号および映像情報を無線送信することによ
り、特に乗りかご内にモニター用端子を設けることな
く、映像記録装置に記録される映像情報をモニターする
ことが可能となる。

【００１５】（２） なお、前記携帯端末としては、映
像情報を表示する表示部と、この表示部に表示される映
像情報を演算処理する演算処理手段と、この演算処理手
段により演算処理される映像情報を記録する記録部と、
表示指示操作のもとに表示指示制御信号を無線送信し、
送受信部から送られてくる映像情報を受信し表示部に表
示させる表示指示制御手段と、記録指示操作のもとに表
示部に表示された映像情報を前記演算処理手段に演算処
理させて記録部に記録させる記録指示制御手段とを設け
た構成である。

【００１６】携帯端末として、以上のような構成とする
ことにより、映像記録装置に記録される映像情報を携帯
端末の表示部で表示しモニターすることが可能であるだ
けでなく、例えば記録部としては、携帯端末に着脱自在
に装填可能なメモリカードを用いることにより、乗りか
ご以外の場所でパソコンなどに映像情報を映し出すこと
が可能となり、映像情報を見やすい状態で表示でき、ま
た映像記録装置に記録された映像の状態を確認するに際
し、画面が見やすく、また乗りかご内でモニターするこ
となく、安全な場所で映像を的確に確認することが可能
である。

【００１７】（３） また、本発明は、予め映像記録装
置に固有識別データを割り当て、携帯端末から入力され
る識別データと固有識別データとを比較し、両データが
一致したとき、映像記録装置に記録されている映像情報
の受授するようにすれば、映像情報の漏洩を未然に防止
することが可能である。

【００１８】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。

【００１９】図１は本発明に係わる防犯映像管理システ
ムの一実施の形態を示す構成図である。

【００２０】このシステムは、防犯が必要とされる場
所、例えばエレベータの乗りかご１の天井などに取り付
けられる防犯カメラ２と、この防犯カメラ２で撮影され
た乗りかご内の映像を録画する映像記録装置３と、この
映像記録装置３に記録される映像情報を無線にて読み出
し表示する機能をもったハンドヘルドターミナルなどの
携帯端末４とによって構成されている。

【００２１】前記防犯カメラ２は、例えば撮像管やＣＣ
Ｄ、ＣＭＯＳなどの固体撮像デバイス，つまり撮像素子
などが使用されているビデオやデジタルの撮像カメラで
あって、例えばエレベータの場合には、乗降者の手の届
き難いエレベータかご内の天井に取付けられるが、的確
な映像を撮像する観点から考えれば、かご内の天井であ
っても、比較的ドアから離れたかご内天井の比較的奥側
からドア側を臨むような場所に取り付けるのが望まし
く、さらには正面のドアと対峙するかご内の壁面の比較
的高い位置に取り付けてもよい。この防犯カメラ２は、
そのままかご内の天井に直付けする方法もあるが、外部
から直接防犯カメラ２と判断されるのは防犯上好ましく
ないので、例えば外側から防犯カメラ２を外装体５で覆
うことにより、自然な雰囲気状態で取付けるとよい。

【００２２】この防犯カメラ２または外装体５内には、
携帯端末４から無線送信されてくる表示指示制御信号に
基づいて映像記録装置に記録される映像情報を無線送信
する送受信部６が設けられている。

【００２３】なお、防犯カメラ２は、当該カメラ内に送
受信部６を有する場合、図３に示すようにカメラ本体２
ａと、エレベータ乗りかご１内に乗降者が乗り込んだと
き、その乗り込んだ状態を感知する人体センサ２ｂと、
携帯端末４からの制御信号を判断し、所要の制御を実行
し、また映像記録装置３から映像信号を所要の信号に変
換し送信するためのＣＰＵ２ｃが設けられている。

【００２４】前記映像記録装置３は、磁気ディスや光デ
ィスクなどが用いられ、エレベータ乗りかご１の外側上
部に設置されている。この映像記録装置３と防犯カメラ
２，送受信部６は映像用ケーブル７ａおよび制御用ケー
ブル７ｂにより接続され、防犯カメラ２で撮影された映
像が映像用ケーブル７ａで伝送され、乗りかご１の天井
からかご上部の映像記録装置３に記録される。なお、こ
の映像情報の記録時には、撮影映像とともに、撮影年月
日、時刻などの必要な情報も所要のフォーマットに従っ
て記録される。また、映像記録装置３は、必要に応じて
映像記録装置３には、エレベータかご固有の識別データ
が割り当てられ、映像情報の漏洩を未然に回避するため
の漏洩保護手段が講じられている。

【００２５】防犯カメラ２または外装体５内に設けられ
る送受信部６と携帯端末４は、一般的な無線送信によっ
て映像情報及び撮影条件の設定・映像情報の表示指示等
の制御信号の受授を行うが、その１つの無線送信の伝送
形態としては例えば１，０の情報によって赤外光を変調
し所要とする映像情報や制御信号を送信する無線による
赤外線伝送８が用いられる。従って、携帯端末４は、赤
外線による制御信号を送信し、また赤外線による映像信
号を復調する機能をもった送・受信部が設けられてい
る。

【００２６】この携帯端末４は、図２に示すように、、
撮影条件の設定、取り出すべき映像情報の選択、映像記
録装置３に保存される映像情報を取出すための表示指示
操作、さらに取り込んだ映像情報を所要とする演算処理
を実行させて記録させる記録指示操作等を行う操作キー
４１と、この操作キー４１の表示指示操作に基づいて表
示指示制御信号を例えば１，０の情報によって赤外光を
変調し所要とする赤外線の制御信号などを無線送信し、
得られる映像情報を受信する送受信部４２と、この送受
信部４２で受信される映像記録装置３の映像情報を記憶
する映像記憶部４３と、この映像記録部４３に記録され
る映像情報を表示する表示部４４と、操作キー４１から
記録指示操作を受けたとき、表示部４４に表示される映
像情報を演算処理する演算処理部４５と、映像記憶部４
３または表示部４４に表示される映像情報を入出力する
入出力部４６と、この携帯端末４に着脱自在に装填さ
れ、演算処理部４５演算処理された映像情報を記憶する
メモリカード４７と、入出力部４６に接続して映像記憶
部４３に記憶される映像情報をモニターする外部モニタ
ー装置４８とによって構成されている。

【００２７】次に、以上のようなシステムの動作につい
て説明する。

【００２８】保守員が営業所から現場に出向くとき、つ
まりエレベータの保守点検を行う際、携帯端末４を常時
携帯し、お客様とご相談の上、保守員自らが携帯端末４
を使用するが、例えば携帯端末４をお客様に提供し、携
帯端末４を使用してもらうことも可能である。

【００２９】保守員がお客様の防犯映像を確認する場
合、例えばお客様が所有する識別データ（ＩＤコード）
を教えてもらい、録画された映像の確認が可能とする機
能をもっている。

【００３０】保守員またはお客様は、携帯端末４の操作
キー４１から識別データ（ＩＤコード）を入力し、表示
指示の入力操作を行うと、演算処理制御部４５では、そ
の表示指示操作に基づいて送受信部４２を介して固有識
別データを要求する。

【００３１】防犯カメラ２側では、その固有識別データ
の要求信号を受けると、その要求に基づいて映像記録装
置３から固有識別データを取出し、携帯端末４に送信す
る。

【００３２】この携帯端末４は、入力された識別データ
と防犯カメラ２から送信されてくる固有識別データとを
比較し、両データが一致したとき、表示指示制御信号を
防犯カメラ２に例えば赤外線による無線送信する。

【００３３】なお、携帯端末４側にて識別データと防犯
カメラ２からの固有識別データとを比較するようにした
が、例えば携帯端末４から識別データを含む表示指示制
御信号を送信し、防犯カメラ２側または映像記録装置３
側で比較させる構成であってもよい。

【００３４】従って、携帯端末４の操作キー４１から識
別データを入力し、映像記録装置３に格納される固有識
別データとを比較し、両データが一致したときに始めて
映像情報の取り込みを可能とすることにより、映像情報
のセキュリティのチェックを実施でき、ひいては映像情
報の漏洩を未然に防止することができる。

【００３５】以上のようにして両データの一致を確認す
ると、携帯端末４から表示指示制御信号が無線送信さ
れ、防犯カメラ２がそれを受信し、映像情報を取出すた
めの制御信号を制御用ケーブル７ｂを介して映像記録装
置３に送信し、この映像記録装置３から映像用ケーブル
７ａを介して映像情報を取出し、ＣＰＵ２ｃにて所要の
映像情報に変換し、赤外線その他の伝送形態にて携帯端
末４に無線送信する。

【００３６】この携帯端末４側では、送受信部４２にて
映像情報を受信し、映像記憶部４３に記憶する。この状
態において、引き続き、操作キー４１から押圧操作が行
われると、映像記憶部４３に記憶された映像情報を読み
出し表示部４４に表示する。

【００３７】なお、操作キー４１を２回操作することに
より、映像情報を表示するようにしたが、例えば操作キ
ー４１を１回操作するだけで映像情報を表示してもよい
が、例えば映像情報を一旦映像記憶部４３に記憶し、別
場所にて外部モニタ装置４８を接続し映像を確認すると
か、或いは映像記憶部４３に記憶された映像情報を演算
処理部４５で適宜な処理を実施し、メモリカード４７に
記憶した後、他のパソコンなどで映像情報を確認する場
合があるためである。

【００３８】従って、操作キー４１の操作を含む表示指
示制御信号の送出及び得られた映像情報の表示部４４の
表示は、表示指示制御手段を構成する。

【００３９】次に、操作キー４１から記憶指示の入力操
作を行うと、演算処理部４５が表示部４４に表示され、
または映像記憶部４３に記憶された映像情報を間引き処
理などを行った後、再度映像記憶部４３に上書きすると
か、或いはこの上書きされた映像情報を携帯端末４に装
填されているメモリカード４７に記憶する処理を実行す
る。この一連の処理は、記録指示制御手段を構成する。

【００４０】また、操作キー４１は、映像記録装置３の
撮影条件を含む動作条件を設定するに対し、予め定める
動作条件のメニューを表示部４４に表示し、そのメニュ
への動作条件項目に所要とする条件を入力し、送受信部
４２を介して防犯カメラ２経由で映像記録装置３に伝送
し、動作条件を変更するとか、或いは前回の動作条件を
映像記録装置３から読み出して動作条件の確認を行うこ
とも可能である。このような一連の処理は動作条件確認
・変更手段を構成する。

【００４１】従って、以上のような実施の形態によれ
ば、防犯カメラ２がかご天井に取付けられ、かつ、この
防犯カメラ２またはかご天井の適宜な場所に送受信部６
を設け、この送受信部６を介して映像記録装置３に記録
される映像情報を携帯端末４に取り込むようにしたの
で、乗りかごの上部に設置される映像記録装置３に近づ
かなくとも、保守員がかご内で比較的少ない労力で短時
間に映像をモニタリングできる。

【００４２】また、携帯端末４から映像記録装置３の撮
影条件を含む動作条件を取り込んで確認したり、無線に
て動作条件の変更データを送信し、映像記録装置３に既
に設定されている動作条件を変更することも容易に実施
できる。

【００４３】さらに、携帯端末４にメモリカード４７を
装填し、操作キー４１を操作することにより、保存する
防犯映像を選択し、メモリカード４７に保存することが
でき、過去の映像の整理及び別のパソコンで映像を確認
することもできる。このとき、撮影映像とともに、撮影
年月日、時刻、予め設定されているエレベータの固有敷
別データ等の情報を同時に記憶すれば、防犯上非常に有
効な手段となり得るものである。

【００４４】また、携帯端末４と送受信部６との情報の
受授に際し、赤外線を用いることにより、通信範囲が狭
く、情報の漏洩を防ぐことができ、しかも映像情報の高
速伝送が可能となり、映像が快適な状態で確認できる。

【００４５】さらに、映像記録装置３に例えば製造者と
製品の製造番号からなる機器の特有番号，つまり固有識
別番号を記憶し、携帯端末４の初期情報交換時に読み取
れるようにすれば、携帯端末４から入力される識別デー
タとの照合が可能となり、映像情報の漏洩を未然に防止
できる。

【００４６】なお、本願発明は、上記実施の形態に限定
されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変
形して実施できる。例えば送受信部６は防犯カメラ２の
内部に設けたが、防犯カメラ外の外装体６内部とか、或
いは完全に切り離してかご天井の適宜な個所に設置して
もよい。

【００４７】また、各実施の形態は可能な限り組み合わ
せて実施することが可能であり、その場合には組み合わ
せによる効果が得られる。さらに、上記各実施の形態に
は種々の上位，下位段階の発明が含まれており、開示さ
れた複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発
明が抽出され得るものである。例えば問題点を解決する
ための手段に記載される全構成要件から幾つかの構成要
件が省略されうることで発明が抽出された場合には、そ
の抽出された発明を実施する場合には省略部分が周知慣
用技術で適宜補われるものである。

【００４８】

【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、保
守員またはユーザが比較的少ない労力で短時間に隔離個
所例えばかごの上部個所に設置される映像記録装置から
撮影された映像情報を容易にモニタリングできる。

【００４９】また、映像記録装置に保存される映像情報
を携帯端末に取り込み、モニター装置やメモリカードに
記憶し、適宜な場所で映像の確認が可能であるので、安
全な状態で快適に映像情報を確認できる。

【００５０】さらに、携帯端末と送受信部は赤外線によ
る無線送信により、必要な情報を受授するので、情報の
漏洩を防ぐことができ、高速伝送により快適な状態で映
像情報を確認できる。

【００５１】さらに、映像記録装置に固有識別番号を記
憶し、初期情報交換時に携帯端末から入力される識別デ
ータとの照合を行うようにしたので、映像情報の漏洩を
未然に防止できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明に係る防犯映像管理システムの全体構
成を示す図。

【図２】 本発明システムに用いられる携帯端末の主要
部分のブロック構成図。

【図３】 防犯カメラの内部構成を示す図。

【符号の説明】

１…乗りかご ２…防犯カメラ ２ａ…カメラ本体 ２ｂ…人体センサ ２ｃ…ＣＰＵ ３…映像記録装置 ４…携帯端末 ６…送受信部 ４１…操作キー ４２…送受信部 ４３…映像記憶部 ４４…表示部 ４５…演算処理部 ４７…メモリカード ４８…外部モニタ装置

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 3F303 BA06 CB31 CB33 EA03 EA09 FA14 5C053 FA07 FA11 FA27 KA01 LA01 LA06 LA14 5C054 AA01 CA04 CC05 CG07 CH04 DA07 FA04 FA09 FC12 FE02 GB02 HA18 5C084 AA02 AA07 AA08 AA13 BB33 CC19 DD11 EE04 EE10 FF02 GG07 GG09 GG20 GG43 GG52 GG56 GG57 GG68 GG74 HH10

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 防犯を必要とする場所に取り付けられ、
   防犯場所の映像を撮影する防犯カメラと、この防犯場所
   と隔離された個所に設置され、前記防犯カメラによって
   撮影された映像を記録する映像記録装置とを備えた防犯
   映像管理システムにおいて、 前記防犯カメラまたは前記防犯場所の適宜な個所に設け
   られ、外部から無線伝送されてくる表示指示制御信号に
   基づいて前記映像記録装置に記録される映像情報を無線
   送信する送受信部と、 前記表示指示制御信号の送信のもとに前記送受信部から
   送られてくる映像情報を取り込んで表示する携帯端末と
   を備えたことを特徴とする防犯映像管理システム。
2. 【請求項２】 請求項１記載の防犯映像管理システムに
   おいて、 前記防犯カメラは、エレベータの乗りかご内に取り付け
   て当該かご内を撮影し、 前記映像記録装置は、前記乗りかごの上部に設置され、
   前記防犯カメラによって撮影された前記乗りかご内の映
   像情報を記録することを特徴とする防犯映像管理システ
   ム。
3. 【請求項３】 請求項２記載の防犯映像管理システムに
   おいて、 前記防犯カメラには、エレベータの乗りかご内に乗客が
   乗り込んだ状態を感知する感知センサを設け、この感知
   センサによる感知信号を映像記録装置に送信し、前記防
   犯カメラの映像を撮り込むようにしたことを特徴とする
   防犯映像管理システム。
4. 【請求項４】 請求項１または請求項２記載の防犯映像
   管理システムにおいて、 前記送受信部と前記携帯端末は、赤外線によって前記制
   御信号および映像情報を無線送信することを特徴とする
   防犯映像管理システム。
5. 【請求項５】 請求項１または請求項２記載の防犯映像
   管理システムにおいて、 前記携帯端末は、映像情報を表示する表示部と、この表
   示部に表示される映像情報を演算処理する演算処理手段
   と、この演算処理手段により演算処理される映像情報を
   記録する記録部と、表示指示操作のもとに前記表示指示
   制御信号を無線送信し、前記送受信部から送られてくる
   映像情報を受信し前記表示部に表示させる表示指示制御
   手段と、記録指示操作のもとに前記表示部に表示された
   前記映像情報を前記演算処理手段に演算処理させて前記
   記録部に記録させる記録指示制御手段とを備えたことを
   特徴とする防犯映像管理システム。
6. 【請求項６】 請求項５記載の防犯映像管理システムに
   おいて、 前記記録部は、携帯端末に着脱自在に装填可能なメモリ
   カードを用いることを特徴とする防犯映像管理システ
   ム。
7. 【請求項７】 請求項１または請求項２記載の防犯映像
   管理システムにおいて、 予め前記映像記録装置に固有識別データを割り当て、前
   記携帯端末から入力される識別データと前記固有識別デ
   ータとを比較し、両データが一致したとき、前記映像記
   録装置に記録されている映像情報を前記送受信部から伝
   送可能とすることを特徴とする防犯映像管理システム。