JPH03160598A - エレベータ防犯監視装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は，エレベータ防犯監視装置に関する。

〔従来の技術〕

一般にエレベータの防犯監視装置は、乗かご内に非常ス
イッチ釦を設け、この非常スイッチ釦を乗客が押下する
ことにより，管理人室に設置され，る乗かご内監視カメ
ラからの静止画見ながらかご内を監視する装置が開発さ
れ、普及してきている。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術においては，いたずらを行なうものが，わ
ざと管理室を呼び出し、その後降りて行った場合、管理
人は常時連続して画面を見ていないのが通常であるため
、管理室に表示された画像では非常スイッチ釦を押下さ
れた直後の乗かご内の様子が不明である．このため，管
理人は防犯による事故がないが乗かご内を確認しに行か
ざるを得す，余計な労力がかかるという問題があった．
本発明の目的は非常スイッチ釦を無用に押し、そのまま
降りていってしまうという、いわゆるいたずら呼びに対
して適切な処理を行なうことができるエレベータ防犯監
視装置を提供することにある． 〔課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するためにエレベータ乗かご内に設置さ
れたカメラと、このカメラを作動させるスイッチと、前
記カメラの画像信号を前記エレベータを監視する部署へ
出力する出力手段と、前記部署に設置され前記画像信号
により画像を表示する表示装置を備えたエレベータ防犯
監視装置において，前記表示装置を１つの特定領域およ
び少なくとも１つの他の領域に区分するとともに、前記
カメラで得られた最初の画像を前記特定領域に固定して
表示する第１の表示手段と、前記カメラで得られた二番
目以降の画像を前記他の領域に順次表示する第２の表示
手段とを設けたものである。

〔作用〕

かご内に設置されたカメラはかご内の非常スイッチ釦に
より作動し、画像信号を管理部署の表示装置に表示する
エレベータ防犯監視装置において、表示装置を１つの特
定領域および少なくとも１つの他の領域に区分するとと
もに、前記カメラで得られた最初の画像を前記特定領域
に固定して表示し、前記カメラで得られた二番目以降の
画像を前記他の領域に順次表示するように構威した。し
たがって．非常スイッチ釦を押された直後の画像を固定
し、それ以後のエレベータ乗かご内の画像を周期的に見
て監視できるため、非常スイッチ釦を無用に押し，その
まま降りていってしまうという、いわゆるいたずら呼び
に対してもこれを判断でき、適切な処理を行なうことが
できる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図に基づき説明する。

第ｌ図は本発明のエレベータ防犯監視装置の一実施例を
示すブロック図である。

エレベータ乗かご１には、カメラ２、非常スイッチ釦３
，画像入力装置４が設けられ、画像入力装置４は伝送線
５を介して管理人室６内の画像再生装置７に接続され、
画像再生装置７はモニタ装置８へ接続されている。第２
図は画像入力装置４の構成を示すブロック図である。非
常スイッチ釦３は画像入力装置４内検知部４１へ，カメ
ラ２は入力信号発生部４２、Ａ／Ｄ変換部４３へ接続さ
れる。入力信号発生部４２はＡ／Ｄ変換部４３を介して
、通信部を含むフレームメモリ部４４に接続されている
。次に第３図は画像再生装置７の構成を示すブロック図
である。通信ＮＱ５は，画像再生装置７内の切換装置７
１に接続され、モニタ装ｌｉ！８内の画面８１，８２，
８３，８４にそれぞれ対応した画像再生メモリ７２内の
メモリ８１ａ，８２ａ，８３ａ，８４ａへ伝送されたデ
ータを入力する。出力信号発生部７３は、切換器７１お
よびＤ／Ａ変換部７４を制御している．第４図は切換装
置７１内の構或を示すブロック図を出力信号発生部７３
の切換指令Ｅにより切換えられる切換器は最初メモリ側
つまりＡ端子側に切換え、次いで逆側に切換えられる．
Ｂ端子側のフレームメモリ９■の出力端子は，フレーム
メモリ９２の入力端子と接続され、また，フレームメモ
リ９２の出力端子は、フレームメモリ９３の入力端子に
接続される。各フレー　ムメモリの出力端子はそれぞれ
メモリ８２ａ，８３ａ，８４ａに接続される。

次に動作説明を行なう． 乗かご内乗客９が、エレベータの故障や犯罪等により外
部と連絡をとるため非常スイッチ釦３を押すと、この信
号は画像入力装置４内の検知部４１へ入力され、非常ス
イッチ３が押されたことを検知する．この検知部４１に
て非常スイッチ４３を検知すると入力信号発生部４２へ
知らせ、入力信号発生部４２はカメラ２からの画像信号
をＡ／Ｄ変換部４３において変換を開始しデータをフレ
ームメモリ部４４に入力し，フレームメモリ部に含まれ
る通信部により伝送線５を介して管理人室６内の画像再
生装置７へ伝送する。画像再生装置７へ入力されたデー
タは、最初出力信号発生部７３の切換指令Ｅにより制御
される切換装置７１内の切換端子ａを通り、モニタ装置
８の画面８１に対応する画像再生メモリ７２内のメモリ
８１ａ　（１）へ入力される。出力信号発生部７３はＤ
／Ａ変換部７４を制御し、画像再生メモリ７２内のデー
タをＤ／Ａ変換してモニタ装置８へ出力する。また出力
信号発生部７３は、画像メモリ８１ａへの最初のデータ
の入力を完了すると切換装置７１内の切換端子ａからフ
レームメモリ１側へ切換える。次に伝送されてくる第２
の画像データはフレームメモリ９１に格納され格納が完
了すると画像再生メモリ７２内のメモリ８２ａ（ｎ）へ
伝送線ｂを経由して出力されると同時に、次のフレーム
メモリ、９２へ画像データは転送される。

次に伝送されてくる第３の画像データはフレームメモリ
９ｌに格納し、格納が完了すると画像再生メモリ７２内
のメモリ８２ａ　（ＩＩ）の伝送線ｂを経由して出力さ
れると同時に、次のフレームメモリ９２へ転送される。

ここでフレームメモリ９２の第２の画像データは格納が
完了すると画像再生メモリ７２内のメモリ８３ａ（Ｉｎ
）伝送線Ｃを経由して出力されると同時に、次のフレー
ムメモリ９３へ画像データは転送される。以下，第４の
画面データが入力されると上述と同様の動作で、次々に
画像再生メモリ７２内のメモリ８２ａ，８３ａ，８４ａ
と画像データは送られ、各画像データが格納されるとす
ぐにＤ／Ａ変換部へ出力され、出力信号発生部の指令に
よりＤ／Ａ変換してモニタ装置８へ出力する． したがって，モニタ装置８の画面８１は非常スイッチ３
が押下された直後の画面で固定され、以下、画面８２，
．８３，８４が連続的に再生されることになる． 上記実施例によれば、非常スイッチ釦を押下された直後
の画像を時間経過後でも見ることができ、かつ、それ以
後の乗かご内画像を前記直後の画像と対比し周期的に見
ることができるため、非常スイッチ釦を無用に押し、そ
のまま降りていってしまうという、いわゆる、いたずら
呼びに対してこれがいたずら呼びであることを確実に判
断することができ、適切な処理を行なうことができると
共に，いたずらをした人物がモニタ画面８１に写ったま
まとなるので、適切な指導を行なえる。また犯罪等にお
いても従来と同様迅速な対応が可能である． なお、本実施例では表示装置の画面構戊を４画面構成で
説明したが、画面数は２画面以上の構成であればいくつ
でもよい。

〔発明の効果〕

本発明によれば、非常スイッチ釦を押された直後の画像
を固定し、それ以後のエレベータ乗かご内の画像を周期
的に見て監視できるため、非常スイッチ釦を無用に押し
、そのまま降りていってしまうという、いわゆるいたず
ら呼びに対してもこれを判断することができ、適切な処
理を行なうことができるとともに、いたずらをした人物
がモニタ装置の画面の固定画面としてとらえられるので
、適切な指導を行なえる。また犯罪等においても従来と
同様迅速な対応が可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のエレベータ防犯監視装置の一実施例を
示すブロック図、第２図は第１図の画像入力装置のブロ
ック図，第３図は第１図の画像再生装置のブロック図、
第４図は第３図の切換装置のブロック図である． １・・・エレベータ乗かご，２・・・カメラ、３・・・
非常スイッチ釦，４・・・画像入力装置，５・・・伝送
線，６・・・管理人室、７・・・画像再生装置、８・・
・モニタ装置、７ｌ・・・切換装置， ７２・・・画像再生メモリ、 ９　１〜 ９３・・・フレームメモリ。 第 ２ 図 ４３ ４４ 第 ３ 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）エレベータ乗かご内に設置されたカメラと、この
   カメラを作動させるスイッチと、前記カメラの画像信号
   を前記エレベータを管理する部署へ出力する出力手段と
   、前記部署に設置され前記画像信号により画像を表示す
   る表示装置とを備えたエレベータ防犯監視装置において
   、前記表示装置を１つの特定領域および少なくとも１つ
   の他の領域に区分するとともに、前記カメラで得られた
   最初の画像を前記特定領域に固定して表示する第１の表
   示手段と、前記カメラで得られた二番目以降の画像を前
   記他の領域に順次表示する第２の表示手段とを設けたこ
   とを特徴とするエレベータ防犯監視装置。