JP2000083238A - 画像監視システム、監視センタ装置、及び画像伝送装置 - Google Patents

画像監視システム、監視センタ装置、及び画像伝送装置

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JP2000083238A
JP2000083238A JP10265765A JP26576598A JP2000083238A JP 2000083238 A JP2000083238 A JP 2000083238A JP 10265765 A JP10265765 A JP 10265765A JP 26576598 A JP26576598 A JP 26576598A JP 2000083238 A JP2000083238 A JP 2000083238A
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Yasutsugu Oka
保嗣 岡
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Secom Co Ltd
Original Assignee
Secom Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】画像圧縮技術の進展へ自在に対応でき、各監視
領域の画像圧縮方式が異なっていても、画像を再生する
ことができる画像監視システムの実現を目的とする。 【解決手段】監視領域を撮影する撮像手段と、撮影した
画像に圧縮処理を行う画像圧縮手段と、前記画像圧縮手
段にて圧縮処理された画像情報に画像圧縮方式コードを
付加する画像圧縮方式コード付加手段と、前記画像圧縮
方式コードが付加された画像情報を伝送する画像伝送手
段とを有する画像伝送装置と、複数種類の画像伸長処理
を行う画像伸長処理手段と、前記画像情報に付加された
画像圧縮方式コードに基づき前記複数の画像伸長処理方
式から一つの画像伸長方式を選択する選択手段と、前記
画像情報を表示するモニタ手段を有する監視センタ装置
とから構成された画像監視システムを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像センサ・監視
カメラなどにより撮影した監視領域の画像を圧縮処理し
て監視センタに送出し、監視センタにて当該画像をモニ
タに表示させ監視する画像監視システムに関する。特
に、複数種類の画像圧縮方式を混在させることが可能な
画像監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】画像監視システムは、侵入や火災などの
異常発生を検出すると異常検出時の監視領域の画像情報
を記憶し、当該画像情報を電話回線を使用して監視セン
タへ送信する。監視センタでは、多数の監視領域から送
信されてくる画像情報を集中監視し、送られてきた画像
を表示させて監視員が適切な対応を行っている。例え
ば、監視領域へ泥棒が侵入している画像が表示される
と、監視員は対処者を向かわせるとともに、警察に通報
する。
【0003】また、画像情報の情報量は極めて多いの
で、画像情報の伝送処理・記憶処理などコンピュータ等
の処理負荷が大きい。また、画像情報を伝送する電話回
線の伝送容量にも制限がある。このため、画像情報を所
定の方式にて圧縮処理し、画像伝送、記憶などの種々の
処理付加の軽減を図っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像監視システ
ムでは、予め定められた共通の画像圧縮方式、例えばJ
PEG圧縮方式にて圧縮された画像を各監視領域から警
備センタへ送信し、警備センタにて当該画像圧縮方式に
応じた画像伸長方式にて画像を再生していた。
【0005】また、画像処理技術は目覚しい進歩を遂げ
ており、中でも画像圧縮技術について進歩は著しく、動
画像・静止画像・テレビ電話など各用途に応じた種々の
方式が新たに開発されている。このため、画像監視シス
テムが導入された時点では、最適であった画像圧縮方法
が、数年経過すると必ずしも最適な画像圧縮方法でなく
なることがある。
【0006】ここで、現在ある画像圧縮方式の代表的な
ものについて説明する。
【0007】先ず、静止画像の圧縮に適しているJPE
G圧縮方式がある。JPEGとは、Joint phtographc-e
xperts groupの略で、カラー静止画像符号化方式の国際
標準である。1枚の静止画像を8×8画素単位の多数の
マトリックスに分割し、各ブロック単位に圧縮処理を行
う方式である。また、JPEG圧縮した画像を準動画像
として再生させるのに適した差分JPEG圧縮方式、風
景や人の顔などの伝送に適したフラクタル圧縮方式、I
SDNなどの64Kbpsの伝送路に適したテレビ電話
の通信規格であるH.261などがある。このように、
画像圧縮方式には、圧縮対象の画像が静止画像か動画像
なのか、伝送路の種別、使用目的によって種々の方式が
存在する。
【0008】しかし、従来の画像監視システムにて、一
度採用した画像圧縮方式を変更するには、画像監視シス
テム全ての画像圧縮方式を変更しなければならない。こ
れは、多数の監視領域を集中監視する画像監視システム
では、経済的に極めて困難かつ不利なことである。
【0009】このため、従来の画像監視システムでは、
画像圧縮技術が進歩しても、新たな画像圧縮技術を採用
した画像監視システムを容易に実現できないという問題
があった。
【0010】また、従来の画像監視システムでは、多数
ある監視領域毎に画像圧縮方式が異なって存在すること
ができないので、各監視領域における画像伝送装置など
の画像処理装置の選択枝が狭いという問題があった。更
に、監視領域によっては、既存の伝送設備にて最適な画
像の伝送ができない場合があり、新たに専用の伝送路例
えば、ISDNなどを用意する必要が生じることもあっ
た。
【0011】そこで、本発明は、画像圧縮技術の進展へ
自在に対応でき、各監視領域の画像圧縮方式が異なって
いても、画像を再生することができる画像監視システム
の実現を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、監視領域を撮影する撮像手段と、撮影し
た画像を圧縮処理する画像圧縮手段と、前記画像圧縮手
段にて圧縮処理された画像情報に画像圧縮方式コードを
付加する画像圧縮方式コード付加手段と、前記画像圧縮
方式コードが付加された画像情報を伝送する画像伝送手
段とを有する画像伝送装置と、複数種類の画像伸長処理
を行う画像伸長処理手段と、前記画像情報に付加された
画像圧縮方式コードに基づき前記複数の画像伸長処理方
式から一つの画像伸長方式を選択する選択手段と、前記
画像情報を表示するモニタ手段を有する監視センタ装置
とから構成された画像監視システムを提供する。
【0013】このような画像監視システムは、画像伝送
装置にて種々の圧縮処理方式にて圧縮処理された画像情
報を、監視センタ装置にて最適な伸長処理を選択して再
生することができる。
【0014】これにより、画像監視システムは、新たな
監視領域を増やすときに、当該監視領域の既存設備の状
況に応じて、最適な画像圧縮方式を採用した画像監視シ
ステムの構築が可能になる。また、画像圧縮処理技術の
進歩へ柔軟に対応できる画像監視システムの構築が行え
る。
【0015】また、監視領域を撮影する撮像手段と、撮
影した画像に圧縮処理を行う複数種類の画像圧縮手段
と、前記複数種類の画像圧縮手段から一つを選択する選
択手段と、前記画像圧縮手段にて圧縮処理された画像情
報に画像圧縮方式コードを付加する画像圧縮方式コード
付加手段と、前記画像圧縮方式コードが付加された画像
情報を伝送する画像伝送手段とを有する画像伝送装置を
提供する。
【0016】これによって、画像伝送装置では、伝送す
る画像に応じた適切な画像圧縮方式を選択できるので、
適切な画像による画像監視が行える。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を警備システムに適
用した第一の実施形態について図1から図5を用いて説
明する。
【0018】図1は、本発明の画像監視システムを適用
した警備システムの全体構成を示す。
【0019】監視領域A、B、C…にコントローラ1が
各々設置され、このコントローラ1に画像センサ2、モ
ード設定器3が接続される。コントローラ1は、電話回
線4を介して、遠隔地の警備センタ装置5と接続され
る。
【0020】次に、警備システムに使用するコントロー
ラ1、画像センサ2の具体的な構成を説明する。
【0021】図2は、コントローラ1の構成を示す。
【0022】コントローラ1には、MPUなどにより構
成される制御部101と電源回路102が設けられる。
コントローラ1内の各部分は、制御部101により制御
され、電源回路102から電力の供給を受ける。電源回
路102は、外部からのAC電圧をDC電圧に変換する
変換回路とバッテリを有する。更に、モード設定器3が
接続される。モード設定器3は、例えば監視領域の利用
者が所持するカードのデータを読み込むカードリーダー
と所望のモード移行を選択するキースイッチを有してお
り、監視領域を警備セットモード又は警備解除モードに
移行させるときに操作される。
【0023】コントローラ1には、更に、以下の部分が
設けられる。
【0024】通信I/F103が電話回線4との間に設
けられる。画像センサ通信制御部105は、画像センサ
2と接続され画像センサ2との間で種々の通信を制御す
る。音声/映像入出力制御部106は、画像センサ2か
ら送られてきた音声/映像信号を、音声情報と画像情報
に分離し、制御部101からの制御により圧縮処理部1
04に送る。
【0025】圧縮処理部104は、画像情報を圧縮処理
し、当該圧縮方式に固有の圧縮方式コードを画像情報に
付加した上で、通信I/F103から警備センタ装置5
へ電話回線4を介して画像を送信する。また、音声情報
は圧縮処理の上、通信I/F103から警備センタ装置
5へ電話回線4を介して送信される。なお、圧縮処理部
104は、各種の画像圧縮方式が監視領域の既存設備や
画像圧縮技術の進歩に応じて適切な画像圧縮方式が採用
される。
【0026】本実施の形態では、監視領域AではJPE
G圧縮方式、監視領域Bでは差分JPEG圧縮方式、監視領
域Cではフラクタル圧縮方式をそれぞれ採用している。
なお、各コントローラ1の圧縮処理部104の構成は、
圧縮方式が異なっても共通である。
【0027】通常、表示部107は、監視領域の監視状
態を画面上に表示し、異常が検出されたときはブザーを
鳴動させ、画面上に異常の種類・異常発生箇所などを表
示する。 また、表示部107は、画像センサ2の設定
作業時にも使用される。設定手段108は、画像センサ
2の初期設定又は設定変更時に使用されるキー入力手段
である。
【0028】図3は、画像センサ2の構成を示す。
【0029】画像センサ2には、CPUなどにより構成
される制御手段201と電源202が設けられる。画像
センサ2内の各部分は、制御手段201により制御さ
れ、電源202から電力の供給を受ける。電源202
は、外部から供給されるAC電圧をDC電圧に変換する
変換装置から構成される。なお、電源202を画像セン
サ2内に設ける代わりに、コントローラ1から電力供給
させてもよい。
【0030】監視領域を撮影する撮像手段203は、C
CDカメラにより構成され、可視領域から赤外領域まで
に感度を有する。赤外線投光手段204が設けられ、夜
間など暗くなった時に、監視領域に赤外線が投光され
る。なお、常時投光させるようにしてもよい。マイク2
05は、監視領域における音を集音する。
【0031】画像処理手段206は、撮影手段203が
取込んだ画像から侵入者や視野妨害の有無を判断するた
めの画像処理を行う。画像センサ2による侵入異常ある
いは視野妨害異常の判定方法等については、本発明の要
旨と直接関係がないので、ここでは詳細の説明を省略す
るが、例えば、取込んだ画像のフレーム間差分に基づき
侵入者を検出するなど任意の方法を採用することができ
る。ここで、侵入異常とは、監視領域に侵入者があった
ときの異常であり、警備セットモード中に移動体を検出
した場合である。
【0032】また、視野妨害異常とは、撮像手段203
が監視領域を適正に撮影できていないことをいい、例え
ば撮像手段203の前面にポスターが貼られ監視領域の
画像を取込めないような場合をいう。
【0033】記憶手段207は、侵入者を検出後の所定
枚数の侵入異常画像や侵入者の判断に使用する基準画
像、視野妨害異常を検出したときの1枚の視野妨害画像
などを記憶するビデオRAMである。
【0034】画像出力手段208は、記憶手段207ま
たは撮像手段203からの画像を出力制御する手段であ
る。切替手段209は、コントローラ1の音声/映像入
出力制御部106に接続され、画像出力手段208から
の制御により画像伝送路を引込む又はバイパスするかを
切替える。
【0035】通信手段210は、コントローラ1と信号
の送受信を行うインターフェースで、コントローラ1の
画像センサ通信制御部105と接続される。
【0036】アドレス設定部211は、ディップスイッ
チにより構成され、コントローラ1が画像センサ2を特
定するためのアドレスが設定される。なお、画像センサ
2にて異常を検出すると、制御手段201の図示しない
記憶手段にその異常の種別が記憶され、後述するコント
ローラ1からの状態呼出信号に対する応答信号に、異常
種別をも含める。
【0037】図4は、警備センタ装置5のブロック図で
ある。
【0038】警備センタ装置5は、MPUなどにより構
成される制御手段501と電源502が設けられる。警
備センタ装置5内の各部分は、制御手段501により制
御され、電源502から電力の供給を受ける。電源50
2は、外部から供給されるAC電圧をDC電圧に変換す
る変換装置から構成される。
【0039】警備センタ装置5は、更に、以下の構成を
有している。
【0040】通信I/F503は、電話回線4を介して
各監視領域A、B、…に設置されるコントローラ1と異
常信号・画像情報・音声情報・制御信号などの送受信を
行う。
【0041】操作部504は、キーボードやマウスから
なり、監視員が画像情報の呼出信号等の入力に使用す
る。
【0042】画像情報記憶部507は、通信I/F50
3から受信した画像情報を記憶する。記憶する画像情報
は、コントローラ1にて圧縮処理された画像情報であ
る。
【0043】画像出力部505は、操作部504による
監視員の操作に基づいて、画像情報記憶部507に記憶
されている画像情報をモニタ509に表示させる。
【0044】ここで、図5を参照して、画像出力部50
5を説明する。画像出力部505は、圧縮されている画
像情報を伸長する手段として、JPEG伸長手段b、差
分JPEG伸長手段c、フラクタル伸長手段dを有して
おり、これらの伸長手段の中から一つの伸長手段を選択
する選択手段aを有している。伸長手段の選択は、画像
情報に含まれている画像圧縮コードに基づいて行う。そ
して、選択した伸長手段により、当該画像情報に対して
伸長処理を行ない画像をモニタ509へ出力する。
【0045】なお、本実施の形態では、選択手段の各伸
長手段b、c、dを全てソフト処理としているが、選択
手段aをリレーにて構成し、各伸長手段b、c、dを選
択接続するようにしてもよい。
【0046】図4に戻って、音声記憶部508は、通信
I/F503から受信した音声情報を記憶する。音声出
力部506は、操作部504による監視員の操作に基づ
きスピーカ510から音声を再生する。
【0047】次に、警備システムにおいて、監視領域A
から画像情報を送出する場合の一連の動作を説明する。
【0048】先ず、監視領域Aがモード設定器3により
警備セットモードになっているとする。コントローラ1
は、複数の画像センサ2に対して順次、画像センサ通信
制御部105から状態呼出信号を送信する。この状態呼
出信号には、対象となる画像センサ2のアドレスが含ま
れている。画像センサ2では、状態呼出信号を通信手段
210にて受信すると、アドレス設定部211に設定さ
れている自己アドレスが含まれているか判断する。自己
アドレスが含まれていない場合は、他の画像センサ2へ
の状態呼出信号であるため、何ら処理を行わない。自己
アドレスが含まれていれば、記憶手段207に記憶して
いる現状態をコントローラ1へ通信手段210から送信
する。この処理は、コントローラ1と画像センサ2との
間で、所定時間間隔(例えば、2秒間隔)にて繰り返し
ている。
【0049】次に、画像センサ2が侵入異常を検出した
場合を説明する。画像センサ2は所定時間間隔(例え
ば、0.3秒間隔)にて、撮像手段203から監視領域
の画像を取込んで記憶手段207に記憶している。そし
て、画像処理手段206は取込んだ最新画像をワークエ
リアにて、前回に取込んだ画像や、視野妨害検出用の基
準画像と比較している。比較した結果、侵入異常を検出
したとする。画像センサ2では、侵入異常を検出する
と、異常検出したときの画像とその後の所定枚数を異常
画像として記憶する。更に、画像センサ2は、侵入異常
の発生を記憶する。
【0050】画像センサ2はコントローラ1からの状態
呼出信号を受信すると、記憶手段207にて侵入異常を
記憶しているので、侵入異常信号をコントローラ1に送
信する。
【0051】コントローラ1では、侵入異常信号を受信
すると、制御部101の図示しない記憶部に侵入異常の
発生を記憶するとともに、電話回線4を介して警備セン
タ装置5へ侵入異常信号を送信する。また、制御部10
1は、画像センサ通信制御部105を介して画像センサ
2に対し、侵入異常画像を要求する。
【0052】侵入異常画像の要求を受信すると、画像セ
ンサ2では、記憶手段207に記憶している侵入異常の
画像を画像出力手段208、切替手段209からコント
ローラ1へ送出する。コントローラ1では、当該侵入異
常画像を音声/映像入出力制御部106にて受像する。
そして、圧縮処理部104において、JPEG圧縮方式
にて、圧縮処理をした後に画像情報にJPEG圧縮方式
を有する各コントローラに共通のJPEG圧縮方式コー
ドを付加する。制御部101は、JPEG圧縮方式コー
ドを付加した画像情報を通信I/F103から警備セン
タ装置5へ電話回線4を介して送信する。なお、画像情
報の送出が完了すると、画像センサ2にて記憶していた
侵入異常画像とともに、画像センサ2での異常状態の記
憶を消去させる。
【0053】警備センタ装置5では異常信号受信した旨
の異常表示をモニタ509に表示する。
【0054】次いで、画像情報を受信すると画像情報記
憶部507に、受信した画像情報を記憶する。
【0055】監視員は、モニタ509に表示された異常
表示を見ると、操作部504から異常となっている監視
領域の画像情報の呼出操作を行う。この呼出操作に基づ
き、制御手段501は、画像情報記憶部507から画像
出力部505を介して呼出対象の画像情報を読み出し、
モニタ509に表示する。このとき、画像情報に含まれ
ている圧縮方式コードがJPEG圧縮コードであるか
ら、画像出力部505の選択手段aにてJPEG伸長手
段bを選択する。なお、監視領域Cからの画像情報の場
合は、フラクタル圧縮方式にて圧縮処理されているの
で、画像情報に圧縮方式コードとしてフラクタル圧縮コ
ードが含まれており、フラクタル伸長手段dを選択する
ことになる。つまり、画像情報に含まれる圧縮方式コー
ドに基づいて選択手段aが、伸長手段を選択するのであ
る。
【0056】そして、読み出した画像情報を選択された
JPEG伸長手段bにて伸長処理をした上、モニタ50
9に画像を表示する。
【0057】なお、監視領域Bに設置しているコントロ
ーラ1から伝送されてくる画像情報には、差分JPEG
圧縮コードが付加されている。警備センタ装置5では、
監視領域Bから伝送された画像情報を画像出力部505
の選択手段aにて、差分JPEG伸長手段cを選択し、
差分JPEG伸長手段cにて伸長処理された画像情報を
モニタ509に表示する。更に、監視領域Cに設置して
いるコントローラ1からは、フラクタル圧縮コードが付
加された画像情報が伝送され、同様の処理が行われる。
【0058】これにより、複数の画像圧縮方式にて圧縮
された画像情報を、当該圧縮方式に適応した伸長手段に
て再生することが可能となる。なお、新たな画像圧縮方
式が開発された場合は、警備センタ装置5において、開
発された圧縮方式に適応した伸長手段を組み込み選択手
段aを拡張させるだけで、既に稼動している多数の監視
領域のコントローラ1を変更することなく対応できる。
【0059】このモニタ509に表示された画像を見
て、監視員は、監視領域の状態を確認する。例えば、泥
棒の侵入が表示されていると、対処者を向かわせるなど
適切な対応を行う。
【0060】次に、第二の実施の形態について、図6及
び図7を参照して説明する。
【0061】前述した第一の実施の形態とは、検知した
異常の種別に応じて複数種類の圧縮方式を選択して警備
センタ装置5に送信する点のみが異なっているので、コ
ントローラ1′についてのみ説明し、他の構成について
の重複説明を省略する。図6はコントローラ1′のブロ
ック図であり、図7はコントローラ1′における圧縮処
理部104′のブロック図である。
【0062】同図において、前述の実施の形態における
コントローラ1と同様な構成要素は、同一符号とし、こ
こでは説明を省略する。
【0063】図7を参照して、圧縮処理部104′は、
音声/映像入出力制御部106にて分離された音声情報
に対して圧縮処理する音声圧縮手段eと、異常の種別に
応じて画像の圧縮方式を選択する選択手段fと、視野妨
害異常のときに用いるJPEG圧縮手段hと、侵入異常
のときに用いる差分JPEG圧縮手段iと 、画像情報
を圧縮処理したときの圧縮方式コードを当該画像情報に
付加する圧縮コード付加手段jから構成されている。そ
して、画像圧縮処理部104′は、制御部101′によ
り制御される。
【0064】このように構成されたコントローラ1′
は、画像センサ2から画像センサ通信制御部105から
受信した異常の種別を判定する。視野妨害異常のとき
は、選択手段fによりJPEG圧縮手段hを選択し、J
PEG圧縮手段hにて圧縮処理された画像情報に圧縮方
式コード付加手段により、JPEG圧縮コードを付加し
通信I/F103から警備センタ装置5へ電話回線4を
介して送信する。
【0065】また、異常の種別が侵入異常であれば、選
択手段fにより差分JPEG圧縮手段iを選択し、JP
EG圧縮手段hにて圧縮処理された画像情報に圧縮方式
コード付加手段jにより、差分JPEG圧縮コードを付
加し通信I/F103から警備センタ装置5へ電話回線
4を介して送信する。
【0066】なお、警備センタ装置5での処理は、第一
の実施形態と同様である。
【0067】これによって、コントローラ1′では、異
常の種別に応じた適切な画像圧縮方式を選択できるの
で、画像監視システムの信頼性向上が図れる。なお、異
常の種別とは関係なく、使用する電話回線等の伝送路の
容量に応じて画像圧縮方式を選択するようにしてもよ
い。
【0068】また、第二の実施形態では、コントローラ
1′から画像の送出を複数種類の伸長手段を有する警備
センタ装置5に対して行うこととしたが、これに限られ
るものではなく、画像圧縮方式に応じて画像送出先を選
択してもよい。
【0069】これにより、警備センタ装置では、必ずし
も複数種類の伸長手段を有していなくても良くなる。
【0070】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像監視システムを適用した警備シス
テムの全体構成図
【図2】コントローラ1のブロック図
【図3】画像センサ2のブロック図
【図4】警備センタ装置5のブロック図
【図5】画像出力部505のブロック図
【図6】第二の実施形態におけるコントローラ1′のブ
ロック図
【図7】コントローラ1′の画像圧縮部104′のブロ
ック図
【符号の説明】
1……コントローラ 2……画像センサ 3……モード設定器 4……電話回線 5……警備センタ装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】監視領域を撮影する撮像手段と、撮影した
    画像を圧縮処理する画像圧縮手段と、前記画像圧縮手段
    にて圧縮処理された画像情報に画像圧縮方式コードを付
    加する画像圧縮方式コード付加手段と、前記画像圧縮方
    式コードが付加された画像情報を伝送する画像伝送手段
    とを有する画像伝送装置と、複数種類の画像伸長処理を
    行う画像伸長処理手段と、前記画像情報に付加された画
    像圧縮方式コードに基づき前記複数の画像伸長処理方式
    から一つの画像伸長方式を選択する選択手段と、前記画
    像情報を表示するモニタ手段を有する監視センタ装置と
    を具備して構成された画像監視システム。
  2. 【請求項2】複数種類の画像圧縮処理をされた画像情報
    を再生する監視センタ装置であって、複数種類の画像伸
    長処理を行う画像伸長処理手段と、前記画像情報に付加
    された画像圧縮方式コードに基づき前記複数の画像伸長
    処理方式から一つの画像伸長方式を選択する選択手段
    と、前記画像情報を表示するモニタ手段を有することを
    特徴とした監視センタ装置。
  3. 【請求項3】複数種類の画像圧縮を可能にした画像伝送
    装置であって、監視領域を撮影する撮像手段と、撮影し
    た画像に圧縮処理を行う複数種類の画像圧縮手段と、前
    記複数種類の画像圧縮手段から一つを選択する選択手段
    と、前記画像圧縮手段にて圧縮処理された画像情報に画
    像圧縮方式コードを付加する画像圧縮方式コード付加手
    段と、前記画像圧縮方式コードが付加された画像情報を
    伝送する画像伝送手段とを有する画像伝送装置。
JP10265765A 1998-09-04 1998-09-04 画像監視システム、監視センタ装置、及び画像伝送装置 Pending JP2000083238A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010140193A (ja) * 2008-12-10 2010-06-24 Sogo Keibi Hosho Co Ltd 画像記録装置、画像蓄積方法、および警備システム
JP2012213035A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Mitsubishi Electric Information Systems Corp データ収集システム及びプログラム
JP2017162046A (ja) * 2016-03-08 2017-09-14 日本電気株式会社 センサーデータ処理装置、センサーデータ処理システム、センサーデータ処理方法、及び、センサーデータ処理プログラム

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