JP2006067225A - 緊急通報装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ネットワークの通信帯域が不安定となって制限される場合であっても、確実にデータを送信完了させることができる緊急通報装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 所定領域を撮像する監視カメラ13と、撮像された画像データを記憶、処理する画像処理部54と、緊急である旨を知らせるための緊急通報を生成する通報ボタン17と、記憶されている画像データを、ネットワークを介して接続された受付装置に送信する通信部55と、ネットワークの通信帯域を検出する通信計算部56とを備える。メイン制御部52は、通信帯域が狭い場合には、圧縮、サムネイル化又は間引きされた低画質画像を送信する制御、フレームレートを低下させる制御又は複数の通信接続を利用する制御を行う。
【選択図】 図2

Description

本発明は、街路等に設置された監視カメラを用い、通報装置の周辺にて発生した緊急事態を管理者に通報するための緊急通報装置に関する。
近年、いわゆるストーカーや通り魔、痴漢、ひったくり等、街中での犯罪事件が多発しており、これにともない、特に女性や子供、老人が安心して歩ける街づくりが求められている。このような安全な街づくりのためには、警察官が常駐している交番等の数を増やすことが考えられるが、人的及び予算的に困難であるのが実情である。
そこで、監視カメラを備えた複数の防犯灯ポールを街路等に設置し、これら防犯灯ポールとサーバとをネットワークを介して接続して構成した緊急通報システムが、下記の特許文献1や特許文献2などで提案されている。
この特許文献1に記載されたネットワーク型緊急通報システムは、緊急呼出スイッチ、カメラ、マイク及びスピーカを含む緊急通報機器と、防犯監視制御サーバとをネットワークによって接続している。そして、このネットワーク型緊急通報システムは、緊急通報機器から防犯監視制御サーバにデータを送信するに際して、各種制御データ、画像データ、映像データの帯域を、所定の優先順位づけをして割り当てている。
また、特許文献2に記載された警備システムは、現地サイトのセンサ信号、映像、音声を蓄積する蓄積サーバと、当該蓄積サーバから転送される発報をオペレータに分配する管理サーバとをネットワークによって接続している。そして、この警備システムは、蓄積サーバ、管理サーバ及び通信経路の障害を検出した場合には、通信経路を切り換えている。
具体的には、上述の特許文献1や特許文献2に記載された技術に関連する緊急通報システムは、図13に示すように、防犯灯ポールを用いて構成された複数の通報装置100と、これら通報装置100を管理・制御する制御装置150と、この制御装置150とネットワークNTを介して接続された受付装置200とを備える。
通報装置100は、照明灯101と、所定領域を撮像する監視カメラ102と、音声を取り込むマイク103と、音声を出力するスピーカ104と、緊急である旨を知らせるための通報ボタンスイッチ105とを有する。このような通報装置100は、緊急時に通報者によって通報ボタンスイッチ105が押下されると、その旨が制御装置150及びネットワークNTを介して受付装置200に通報され、当該受付装置200と双方向通話を行うことが可能とされる。すなわち、通報装置100は、マイク103を介して入力された通報者の音声を受付装置200に音声データとして送信すると共に、受付装置200から受信した音声データをスピーカ104を介して音声として出力する。
また、通報装置100は、監視カメラ101によって撮像された画像データ又は圧縮した画像データを制御装置150に送信する。これにより、緊急通報システムは、監視カメラ101によって撮像された画像データを制御装置150に蓄積することができる。更に、通報装置100は、画像データの送信を要求する画像送信要求信号を受付装置200からネットワークNT及び制御装置150を介して受信すると、これに応じて監視カメラ101によって画像を撮像し、この画像データを受付装置200に送信する。
制御装置150は、複数の通報装置100のそれぞれの状態を監視し、異常を認めた場合には、その旨をネットワークNTを介して受付装置200に通知する。また、制御装置150は、通報装置100における監視カメラ101によって撮像された画像データを常時蓄積する。そして、制御装置150は、蓄積している画像データを要求する画像送信要求信号を受付装置200からネットワークNTを介して受信すると、これに応じて蓄積している画像データを転送する。
受付装置200は、通報装置100における通報ボタンスイッチ105が押下されると、当該通報装置100と双方向通話を行うと共に、当該通報装置100における監視カメラ101によって撮像された画像データを受信し、所定の表示装置に表示する。そして、受付装置200は、通報があった通報装置100による画像データを録画すると共に、その際の通話の音声データを録音する。
また、受付装置200は、通報装置100における通報ボタンスイッチ105が押下されない通常時であっても、例えば所望の通報装置100の位置を示す地図を表示装置に表示し、この地図を指定することにより、当該通報装置100における監視カメラ101によって撮像された画像データを受信し、表示することができる。更に、受付装置200は、ネットワークNTを介して制御装置150に蓄積画像送信要求信号を送信することにより、所望の通報装置100による過去の画像データを受信し、表示することもできる。
更にまた、受付装置200は、ネットワークNTを介して制御装置150から通報装置100の状態を示す信号を受信すると、この状態を表示装置に表示された地図上に重畳して表示することにより、当該通報装置100の状態を確認することができる。なお、受付装置200は、複数の通報装置から同時に通報を受けた場合であっても対応することができるように構成されている。
特開2003−346262号公報 特開2003−245571号公報
ところで、従来したような緊急通報システムの通報装置100は、制御装置150から受付装置200をつなぐネットワークNTとして、ネットワーク帯域が中帯域の専用線や、低帯域のISDN回線等を利用していた。しかし、ネットワークNTを利用して送信するデータ量が増加したり、ネットワークNTを構築するための通信インフラの技術向上や設備向上等による高速通信が可能となるに従って、通報装置100から高帯域で通信を行うことが提案されている。
例えば、受付装置200に大容量記憶装置を用意しておき、常時、24時間に亘って監視カメラ102で撮像した画像データを順次受付装置又はデータ蓄積装置に送信し、通報装置100では画像の蓄積を行わないような緊急通報システムが考えられる。
しかし、このような緊急通報システムにおいて、ネットワークNTの通信帯域が安定していない時には、ネットワークNTの通信帯域のうち、常に広い通信帯域を利用できない。したがって、例えば高画質の画像データのように、ネットワークNTで利用可能な通信帯域に対して比較的大きなデータを安定した周期で送信することができないという問題が発生する。
そこで、本発明は、上述した実情に鑑みて提案されたものであり、ネットワークの通信帯域が不安定となって制限される場合であっても、確実にデータを送信完了させることができる緊急通報装置を提供することを目的とする。
本発明に係る緊急通報装置は、所定領域を撮像する撮像手段と、撮像手段によって撮像された画像データを記憶する記憶手段と、緊急である旨を知らせるための緊急通報を生成する通報ボタンと、記憶手段に記憶されている画像データを、ネットワークを介して接続された受付装置に送信する通信手段と、ネットワークの通信帯域を検出する帯域検出手段とを備え、当該帯域検出手段によって検出された帯域に応じて、通信制御手段によって、通信手段の通信を制御する。
すなわち、緊急通報装置の通信制御手段は、通信手段により画像データを送信するに際して、帯域検出手段により検出された通信帯域が狭い場合には、圧縮率が高い画像データを送信するように通信手段を制御し、帯域検出手段により検出された通信帯域が広い場合には、圧縮率が低い画像データを送信するように通信手段を制御することにより、上述の課題を解決する。
また、緊急通報装置の通信制御手段は、通信手段により画像データを送信するに際して、帯域検出手段により検出された通信帯域が狭い場合には、複数の縮小化させた画像データを含むようにサムネイル化した画像データを送信するように通信手段を制御し、帯域検出手段により検出された通信帯域が広い場合には、撮像手段で撮像されたそのままの画像データを送信するように通信手段を制御することにより、上述の課題を解決する。
更に、緊急通報装置の通信制御手段は、通信手段により画像データを送信するに際して、帯域検出手段により検出された通信帯域が狭い場合には、画像データに含まれる画素データを間引きした画像データを送信するように通信手段を制御し、帯域検出手段により検出された通信帯域が広い場合には、画像データに含まれる画素データが間引きされていない高画質の画像データを送信するように通信手段を制御することにより、上述の課題を解決する。
更にまた、緊急通報装置の通信制御手段は、通信手段により画像データを送信するに際して、帯域検出手段により検出された通信帯域が狭い場合には、画像データの送信間隔であるフレームレートを低くして画像データを送信するように通信手段を制御し、帯域検出手段により検出された通信帯域が広い場合には、フレームレートを高くして画像データを送信するように通信手段を制御することにより、上述の課題を解決する。
更にまた、緊急通報装置の通信制御手段は、通信手段により画像データを送信するに際して、帯域検出手段により検出された通信帯域が狭い場合には、複数の通信接続設定情報を参照して複数の通信接続を受付装置との間で確立して画像データを送信するように通信手段を制御し、帯域検出手段により検出された通信帯域が広い場合には、通信帯域が狭い場合よりも少ない通信接続設定情報を参照して通信接続を受付装置との間で確立して画像データを送信するように通信手段を制御することにより、上述の課題を解決する。
本発明に係る緊急通報装置によれば、通信帯域が狭い場合には、圧縮率が高い画像データ、サムネイル化した画像データ、間引きした画像データを送信することによって、1回の送信に必要とする帯域を少なくすることや、フレームレートを低下させたり、複数の通信接続を確立させることによって効率的に通信帯域を利用することができ、ネットワークの通信帯域が不安定となって制限される場合であっても、確実にデータを送信完了させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[緊急通報システムの構成]
本発明は、例えば図1に示すように、複数の緊急通報装置10がローカルネットワーク20で接続され、データ中継装置30及びネットワークNTを介して緊急通報装置10と受付装置40とが接続されている緊急通報システムにおける緊急通報装置10に適用される。ここで、ローカルネットワーク20とネットワークNTとの間には、データ中継装置30が設けられ、ローカルネットワーク20からネットワークNTに送出するデータや、ネットワークNTからローカルネットワーク20に送信するデータを中継している。
このような緊急通報システムにおいて、ローカルネットワーク20は、例えば光ファイバ回線等を使用した広い帯域の通信インフラで構築され、ネットワークNTは、ISDN等の汎用のネットワーク回線であって、ローカルネットワーク20よりも狭い帯域の通信インフラで構築されている。
[緊急通報装置10の構成]
緊急通報装置10は、地上から突設された支柱上端に赤色灯11及び街灯12が設けられて構成されている。また、緊急通報装置10は、所定領域を撮像する撮像手段である監視カメラ13と、警戒用の音声を出力する警戒用スピーカ14と、暗所にて通報者の顔を照明する暗所用顔照明15と、音声を出力する音声用スピーカ16と、緊急である旨を知らせるための入力手段である扉開きスイッチ17a(図2参照)及び通報ボタン17と、音声を取り込むマイク18とが設けられて構成されている。なお、緊急通報装置10は、扉開きスイッチ17aが開状態に作動された状態において、押下可能な通報ボタン17が設けられているものとする。
この緊急通報装置10は、図2に示すように、上述した各部に電力供給を行う入出力(I/O)制御部51と、各部を統括的に制御するメイン制御部52と、マイク18及び警戒用スピーカ14,音声用スピーカ16を介して入出力される音声データに処理を施す音声処理部53と、監視カメラ13によって撮像された画像データ等を記憶する記憶手段を含む画像処理部54と、他の緊急通報装置10及び受付装置40との間で通信を行う通信部55と、通信部55で利用可能な通信帯域を計算する帯域検出手段である通信計算部56とを有する。
入出力制御部51は、赤色灯11、監視カメラ13、マイク18、警戒用スピーカ14,音声用スピーカ16、暗所用顔照明15、及び扉開きスイッチ17aに電力供給を行う。また、入出力制御部51は、赤色灯11及び暗所用顔照明15に、点灯動作と点滅動作との間での動作モードスイッチの切り替えを行うための制御信号を供給すると共に、扉開きスイッチ17aについての開閉検知信号をメイン制御部52に供給する。更に、入出力制御部51は、マイク18から供給された音声データを音声処理部53に供給すると共に、音声処理部53から供給された音声データを警戒用スピーカ14,音声用スピーカ16から出力させる。更にまた、入出力制御部51は、監視カメラ13から供給された画像データをメイン制御部52に供給する。
メイン制御部52は、CPU(Central Processing Unit)と、メモリ等の周辺デバイスとから構成され、各部を統括的に制御する。具体的には、メイン制御部52は、入出力制御部51を制御して、赤色灯11及び暗所用顔照明15に動作モードの切り替えを行うための制御信号を供給させると共に、扉開きスイッチ17aについての開閉検知信号を受信する。また、メイン制御部52は、所定のソフトウェアを実行することにより、通信制御手段として機能して、通信計算部56で計算された通信帯域に基づいて通信部55の通信処理を制御する。
音声処理部53は、メイン制御部52の制御に従って、マイク18を介して入力される通報者や周囲の音声データを所定の符号化方式を用いて圧縮すると共に、警戒用スピーカ14,音声用スピーカ16を介して出力させるべき音声データを伸張する。ここで、緊急通報装置10は、音声データの圧縮及び伸張をソフトウェアのみで実現させようとした場合に、メイン制御部52のCPUの処理負担が非常に増大するので、かかる音声データの圧縮及び伸張を行う音声処理部53を設けることにより、CPUの負担を軽減することができる。
画像処理部54は、各種画像を一時的に記憶しておく記憶手段を備える。この画像処理部54は、監視カメラ13によってキャプチャされメイン制御部52から送られた画像データを記憶する。この画像データは、通信部55を介して受付装置40に送信される時に、メイン制御部52によって読み出される。
また、この画像処理部54は、監視カメラ13で撮像されたそのままの生画像データを記憶しておく処理、画像データを複数の圧縮率で圧縮した圧縮画像データ記憶しておく処理、複数の縮小化させた画像データを含むようにサムネイル化したサムネイル画像データを記憶しておく処理、画像データに含まれる画素データを間引きした間引き後画像データを記憶しておく処理等を行う。
通信部55は、メイン制御部52の制御に従って、所定の通信方式に基づいて他の緊急通報装置10との間でローカルネットワーク20を介した通信を行うと共に、ローカルネットワーク20及びデータ中継装置30を介してネットワークNTにデータを送信し、当該ネットワークNTを介して受付装置40との間で通信を行う。また、通信部55は、データ中継装置30との間で通信を行い、データ中継装置30から各種情報を取得する。
更に、通信部55は、受付装置40及び他の緊急通報装置10との間で所定の通信方式に基づいたコネクションを確立する機能を有し、受付装置40との間で通信接続を確立した状態で、受付装置40に画像データの送信を行う。ここで、通信部55は、メイン制御部52の制御に従って、受付装置40との間で複数の通信ポートを利用した複数の通信接続を確立することができる。これにより、通信部55は、各通信接続に対応した通信接続設定情報を記憶して、各通信接続設定情報を参照して複数の通信接続を利用した通信を行うことができる。
通信計算部56は、通信部55の処理状態を取得し、通信部55と受付装置40との間で利用可能な通信帯域を計算して、メイン制御部52に通知する。ここで、ローカルネットワーク20は、広い通信帯域を有し、ネットワークNTはローカルネットワーク20よりも狭い通信帯域を有するので、通信計算部56は、ネットワークNTの通信帯域を計算することになる。
具体的には、通信計算部56は、通信部55で画像データを送信した時刻から、当該画像データを受信完了したことを示すACK(応答情報)を受付装置40から受信した時刻までの応答時間、通信部55による通信リトライ処理の回数、通信部55内の図示しない送信バッファのデータ量等に基づいて、通信帯域を計算する。
このように構成された緊急通報装置10は、メイン制御部52によって画像処理部54の処理を制御すると共に、通信部55の通信処理を制御する。これにより、後述するが、通信計算部56で計算された通信帯域に基づいて、通信部55から送信する画像データを制御したり、通信部55の通信処理を制御する。
また、緊急通報装置10は、緊急時に通報者によって通報ボタン17が押されたことを検出すると、緊急が発生したことを認識して緊急通報情報を生成し、その旨をネットワークNTを介して受付装置40に通報して、当該受付装置40と双方向通話を行うことが可能となる。すなわち、緊急通報装置10は、マイク18を介して入力された通報者の音声を受付装置40に音声データとして送信すると共に、受付装置40から受信した音声データを警戒用スピーカ14,音声用スピーカ16を介して音声として出力すると共に、画像データの送信を要求する画像送信要求信号を受付装置40からネットワークNTを介して受信すると、これに応じて画像処理部54に蓄積されている画像データを受付装置40に送信する。
[受付装置の構成]
受付装置40は、図3に示すように、各種情報を表示するディスプレイ65、緊急通報装置10からの音声を出力するスピーカ66、管理者等の音声を取り込むマイク67、緊急通報装置10からの緊急通報時等にその旨を管理者に報知すべく点灯動作や点滅動作を行う警報ブザーが付された赤色灯68が接続される。この受付装置40は、ネットワークNTと接続された通信部61、各部を統括的に制御するメイン処理部62、緊急通報装置10から送信された画像データを記憶及び処理する画像処理部63、マイク67及びスピーカ66を介して入出力される音声データに処理を施す音声処理部64を備える。
通信部61は、メイン処理部62の制御に従って、所定の通信方式に基づいて緊急通報装置10との間で通信コネクションを確立して、ネットワークNTを介した通信を行って、緊急通報装置10から画像データや音声データを受信する。
更に、通信部61は、緊急通報装置10の通信部55と同様に、メイン処理部62の制御に従って、通信対象となる緊急通報装置10との間で複数の通信ポートを利用した複数の通信接続を確立することができる。これにより、通信部61は、各通信接続に対応した通信接続設定情報を記憶して、各通信接続設定情報を参照して複数の通信接続を利用した通信を行うことができる。
画像処理部63は、メイン処理部62の制御に従って、緊急通報装置10から送信された画像データを記憶する。そして、画像処理部63は、所定の画像処理を施してディスプレイ65に表示させると共に、管理者等の操作に応じて指定された画像データをディスプレイ65に表示させる。
音声処理部64は、メイン処理部62の制御に従って、マイク67を介して入力される管理者の音声データを緊急通報装置10に送信すべく所定の符号化方式を用いて圧縮すると共に、当該緊急通報装置10から受信した音声データをスピーカ66を介して出力させるべく伸張する。また、音声処理部64は、メイン処理部62の制御に従って、通報中の緊急通報装置10との間で行われる双方向通話の際の音声データを記憶する。
メイン処理部62は、CPUと、メモリ等の周辺デバイスとから構成され、各部を統括的に制御する。具体的には、メイン処理部62は、緊急通報装置10からの緊急通報情報を受信すると、赤色灯68を作動させ、管理者に緊急通報があった旨を報知する。また、メイン処理部62は、所定のソフトウェアを実行することにより、緊急通報装置10から受信した画像データに所定の画像処理を施すように画像処理部63を制御し、更に、通報者の状況を管理者が視覚的に把握可能とするために、画像データをはじめとする各部で処理されたデータをディスプレイ65に表示させる。
このような受付装置40は、緊急通報装置10から緊急通報情報を受信すると、当該緊急通報装置10と双方向通話を行うと共に、緊急通報装置10の監視カメラ13によって撮像された画像データを受信して、ディスプレイ65に表示する。そして、受付装置40は、緊急通報情報を生成した緊急通報装置10からの画像データ、及びその際の通話の音声データを記憶する。
また、受付装置40は、通常時であっても、例えば所望の緊急通報装置10の位置を示す地図をディスプレイ65に表示し、この地図を指定することにより、当該緊急通報装置10における監視カメラ13によって撮像された画像データを受信し、表示することができる。
更に、受付装置40は、ネットワークNTを介して緊急通報装置10に画像送信要求信号を送信することにより、所望の緊急通報装置10による過去の画像データを受信し、表示することもできる。更にまた、受付装置40は、ネットワークNTを介して緊急通報装置10の状態を示す信号を受信すると、この状態をディスプレイ65に表示された地図上に重畳して表示することにより、緊急通報装置10の状態を確認することができる。
[緊急通報システムの動作]
つぎに、上述したように構成された緊急通報システムの動作について説明する。ここで、図4乃至図8を参照して緊急通報装置10の動作を説明し、図9及び図10を参照して受付装置40の動作を説明する。
まず、緊急通報装置10の処理について、図4及び図5を用いて説明する。
緊急通報装置10は、図4に示すように、起動すると、ステップS1において、起動処理を行い、ステップS2において、受付装置40又は他の緊急通報装置10から要求信号を受信したか否かを判定する。
ここで、緊急通報装置10は、受付装置40又は他の緊急通報装置10から要求信号を受信していない通常時であると判定した場合には、ステップS5及びステップS6の処理を繰り返す。
ここで、ステップS5では、受付装置40の蓄積用画像要求に応じて、予め設定されたフレームレートの画像データを送信するための画像処理を画像処理部54で行う。このとき、画像処理部54は、図6に示すように、監視カメラ13で撮像された生画像データをキャプチャし(ステップS21)、当該キャプチャした生画像データを高い圧縮率で圧縮して、高圧縮画像データを一時保存する処理(ステップS22)、生画像データを中程度の圧縮率で圧縮して、中圧縮画像データを一時保存する処理(ステップS23)、生画像データを低い圧縮率で圧縮して、低圧縮画像データを一時保存する処理(ステップS24)、複数の縮小化させた画像データを含むようにサムネイル化した画像データを生成して、サムネイル画像データを一時保存する処理(ステップS25)を行う。これにより、画像処理部54は、データ量が最も多い生画像データから、段階的にデータ量が少なくなる低圧縮画像データ、中圧縮画像データ、高圧縮画像データを用意しておくと共に、一画面で複数の画像が確認可能なサムネイル画像データを用意しておく。なお、これら複数の画像データは、一定時間記憶しておくことになる。
また、このステップS5においては、生画像データから縦方向及び横方向に並んだ画素データを間引きする量を段階的に変化させる処理を行って、生画像データからデータ量が段階的に少なくなる複数の間引き画像データを用意しておいても良い。
次に、緊急通報装置10は、ステップS6において、通信計算部56により、通信帯域を計算する。このとき、通信計算部56は、図7に示す受付装置40の応答時間に基づく通信帯域の計算処理、又は、図8に示す通信リトライ回数に基づく通信帯域の計算処理、又は、通信部55内の送信バッファに蓄積された送信待ち画像データの容量に基づく通信帯域の計算処理、又は、データ中継装置30から受信したネットワーク情報に基づく通信帯域の計算処理を行う。
図7に示す通信帯域の計算処理は、先ず緊急通報装置10は、メイン制御部52により、画像送信時刻を記憶して(ステップS31)、生画像データのような高画質画像データを送信するように通信部55を制御する(ステップS32)。そして、ステップS32で送信した高圧縮画像データが受付装置40で受信されて、受付装置40から受信完了したことを示すACK(応答情報)を通信部55により受信すると(ステップS33)、高画質画像データの送信が完了したことを認識する。
次に通信計算部56は、ステップS31で記憶した画像送信時刻から、ステップS33でACKを受信した時刻までの時間である送信完了時間を計算し(ステップS34)、当該送信完了時間が予め設定した閾値以上か否かを判定して、通信帯域が広いか狭いかを判別する(ステップS35)。
そして、通信帯域が狭いと判定した場合、メイン制御部52は、低画質画像を送信することを記録して(ステップS39)、例えば高圧縮画像データやサムネイル画像データ、間引き画像データなどの低画質画像を送信する(ステップS40)。このとき、メイン制御部52は、通信帯域の狭さ度合いに応じて、低画質画像として、高圧縮画像データのみならず、低圧縮画像データや中圧縮画像データであっても良く、更には、間引き度合いが異なる間引き画像データを送信しても良い。
一方、通信帯域が広いと判定した場合には、以前の低画質画像の送信記録があるか否かを判定し(ステップS36)、あると判定した場合には当該低画質画像と同じ時刻の高画質画像(生画像データ)を送信し(ステップS37)、低画質画像の送信記録が無くなったら、図6等の画像処理において予めデータ量ごとに用意しておいた低画質画像を消去する(ステップS38)。
このように、ネットワークNTの通信帯域が広い時には、生画像データのような高画質画像を短時間で緊急通報装置10から受付装置40に送信することができるが、ネットワークNTの通信帯域が保証されておらず、画像データを送信できる通信帯域が狭い場合には、予め用意しておいた画像のうち、高圧縮画像データや、間引き画像データのようなデータ量が少ない画像データを送信することができる。これに対し、ネットワークNTの通信帯域が広くなっている場合には、受付装置40に正確な状況を通知すべく、生画像データ、間引きをしていない画像データを送信することができる。
したがって、この緊急通報システムによれば、緊急通報装置10周辺の事件の素早い把握、早期解決に貢献することができ、更には、通信帯域が安定していない場合であっても画像データが送信不能となることなく、信頼性を向上させることができる。
更に、この緊急通報装置10によれば、図6に示した画像処理を行って予めデータ量が段階的に異なる複数の画像データを記憶しておくことにより、通信帯域が安定していなく変動がある場合であっても、素早く送信対象となる画像を切り換えることができ、送信遅延を軽減することができる。
更に、この緊急通報システムによれば、通信帯域が狭い場合に、複数の小画像を含むサムネイル画像データを送信することにより、1枚の画像当たりのデータ量を減らすことができると共に、緊急通報装置10周囲の状況変化を欠けることなく提示することができる。
更にまた、この緊急通報システムによれば、通信帯域が狭い場合に低画質画像を送信することに代えて、メイン制御部52によって、受付装置40にフレームレートを下げて画像送信を行うことを通知した上で、通信部55の画像送信のフレームレートを下げて送信させても良く、これにより、効率的に通信帯域を利用して送信遅延を軽減することができる。
更にまた、この緊急通報システムによれば、通信帯域が狭い場合に低画質画像を送信することに代えて、メイン制御部52により、緊急通報装置10の通信部55と受付装置40の通信部61との間で複数の通信接続(通信コネクション)を確立させておき、複数の通信コネクションを使用して画像データを送信させても良く、これにより、効率的に通信帯域を利用して画像転送効率を向上させることができる。
そして、緊急通報装置10は、通信帯域が狭い場合に画像データを送信開始させるように通信部55を制御した後に、通信帯域が広くなったことを検出した場合には、通信帯域が狭い場合の通信部55の通信状態、すなわち画像データの容量、フレームレート又は利用する通信接続の本数から、通信帯域が広い場合の画像データの容量、フレームレート又は利用する通信接続の本数に切り換える。これにより、ネットワークNTの通信帯域が変動する場合であっても、当該通信帯域の変動に柔軟に対応した画像送信を行うことにより、更に正確に緊急通報装置10周辺の状況を通知することができる。
更にまた、通信計算部56により、画像送信時刻とACKの受信時刻との期間から通信帯域を判別することにより、通信部55が通常行う処理を利用して常に通信帯域を監視して、送信する画像データの容量調整をすることができ、安定して画像を送信することができる。
図8に示す通信帯域の計算処理は、先ずメイン制御部52により、画像処理部54に記憶された生画像データ等の高画質画像を送信させ(ステップS41)、通信部55により、受付装置40からACKを受信するまでに計測している時間が、再度高画質画像を送信する必要があると判定される通信リトライ時間に関する閾値以上となったか否かを判定する(ステップS42)。そして、通信部55によって、閾値内にACKを受信した場合には、図7のステップS34以降の処理を行い、閾値以内にACKを受信していない場合は、再度高画質画像を送信する通信リトライ処理を行う(ステップS43)。
そして、通信部55は、ステップS43で行った通信リトライ処理の回数をインクリメントして、当該リトライ回数が閾値以上となったか否かを判定し(ステップS44)、閾値以上とはなっていない場合には、ステップS42に処理を戻し、閾値以上となった場合には、通信帯域が狭いと判別して図7のステップS39以降の処理を行う。
このように通信部55の通信リトライ処理の回数に基づいて通信帯域を判別するので、
通信部55が通常行う処理を利用して常に通信帯域を監視して、送信する画像データの容量調整することができ、安定して画像を送信することができる。
また、図7や図8に示した通信帯域の計算に代えて、通信計算部56は、通信部55の送信バッファのデータ量を監視して、当該送信バッファのデータ量、すなわち送信待ちのデータ量が多いほど、通信帯域が狭いと判別しても良い。これにより、常に通信帯域を監視して、送信する画像データの容量調整することができ、安定して画像を送信することができる。
更に、通信計算部56は、通信部55の情報のみならず、データ中継装置30のネットワーク情報を参照してネットワークNTの通信帯域を判別しても良い。すなわち、緊急通報システムにおいては、ネットワークNTよりもローカルネットワーク20の方が通信帯域が広くなっているため、通信部55では、ネットワークNTの通信帯域の変動が直接把握できない場合があるが、データ中継装置30の通信状態によってネットワークNTの通信帯域を推定することができる。このとき、通信計算部56は、データ中継装置30の送信待ちのデータ量、ACKを受信するまでの応答時間、通信リトライ処理の回数を受信して、上述と同様に通信帯域を判別することによって、常に通信帯域を監視して、送信する画像データの容量調整をすることができ、安定して画像を送信することができる。
図4に戻り、ステップS2で受付装置40又は他の緊急通報装置10から要求信号を受信したと判定した場合には、当該要求信号の内容に応じてステップS3a乃至ステップS3eの何れかの処理を行う。
すなわち、緊急通報装置10は、ステップS4において受付装置40から動作の終了を要求された場合には、監視カメラ13による撮像等を始めとする処理を終了する。
また、緊急通報装置10は、ステップS4において受付装置40から蓄積画像送信要求信号を受信したと判定した場合には(ステップS3c)、その蓄積画像送信要求信号に応じた応答を行って(ステップS4)、ステップS5及びステップS6に処理を進める。このステップS4では、画像処理部54に蓄積されていて要求で指定された時刻や他の緊急通報装置10の画像データを受付装置40に送信する。
更に、緊急通報装置10は、ステップS4において受付装置40から設定値の変更が通知されたと判定された場合には(ステップS3d)、ステップS9において、その設定値に応じた設定処理を行って、当該設定処理が完了したことを応答して(ステップS4)、ステップS5及びステップS6の処理を行う。
更にまた、緊急通報装置10は、ステップS4においてその他の要求、例えば設定時間毎に送信される受付装置40から緊急通報装置10の状態を診断する診断要求信号を受信した場合と判定した場合には(ステップS3e)、これに応じて、正常又は異常の値を応答として返信し(ステップS9)、ステップS5及びステップS6の処理を行う。
更にまた、緊急通報装置10は、通報者によって扉開きスイッチ17aが作動されると(ステップS3b)、当該作動を緊急通報の要求として検出し、図5の通報処理へと移行する。すなわち、緊急通報装置10は、ステップS11において、通報処理として、受付装置40に通報があった旨の緊急通報情報を送信すると共に、赤色灯11を点灯動作させ、所定の警報ブザーを動作させる。そして、緊急通報装置10は、画像処理部54に蓄積する蓄積画像データとして、通報ボタン17が押下される通報前の蓄積画像データを記憶し、更に扉開きスイッチ17aの作動から受付装置40との通信が確立するまでの画像データも記憶する。
次に緊急通報装置10は、ステップS12において、通報中、受付装置40から要求信号を受信したか否かを判定する。
そして、緊急通報装置10は、ステップS12において扉開きスイッチ17aが作動された後、ステップS17において受付装置40から音声送信要求信号を受信したと判定すると(ステップS13b)、これに応じて、ステップS16において、受付装置40に音声データを送信する。
また、緊急通報装置10は、ステップS12において受付装置40から通報時画像要求信号を受信したと判定した場合には(ステップS13c)、ステップS15において、図6のような画像処理を行った上で、通報ボタン17が押下される通報前後における画像データを、受付装置40に送信する。
更に、緊急通報装置10は、ステップS12において受付装置40から通報終了要求信号を受信したと判定した場合には(ステップS13a)、ステップS14において、通報終了処理として、通報処理を終了したことの応答信号を送信し(ステップS9)、ステップS5及びステップS6の処理を繰り返す状態に移行する。
更にまた、緊急通報装置10は、ステップS12において、例えば受付装置40との通報・通信中に、監視者によって保留が選択されたと判定された場合等のその他の要求を受信したと判定した場合には(ステップS13d)、これに応じた処理を行って、ステップS12に処理を戻す。
一方、受付装置40は、上述したような緊急通報装置10の動作に対応して、図9及び図10に示すような処理を行う。
すなわち、受付装置40は、図8に示すように、ステップS51で起動すると、ステップS52における緊急通報装置10から緊急通報情報を受信したか否かの判定、ステップS53における管理者による画面操作があったか否かの判定を行う。
まず、受付装置40は、通報があったと判定した場合には(ステップS52)、緊急通報情報を生成して通報があったと認識した緊急通報装置10を指定して、音声データ及び画像データの送信要求信号を送信すると共に(ステップS55)、ディスプレイ65に通報が発生したことの表示を行って(ステップS56)、図9の通報処理へと移行する(ステップS57)。
この図9の通報処理は、緊急通報装置10で通報ボタン17が押された時の通報時画像の要求を行い、当該要求に応じた画像データを受信すると、ACKを返信する(ステップS61)。また、受付装置40は、ステップS61において、音声データについての送信要求信号も送信し、当該要求に応じた音声データを受信した場合には、ステップS62において、音声再生処理を行う。そして、受付装置40は、ステップS63において管理者による画面操作がなかった場合には、ステップS61以降の処理を繰り返して連続して画像データを受信し、通報処理を終了する画面操作があった場合には、通報終了要求を生成して(ステップS64)、緊急通報装置10に画像データの停止要求信号及び音声データの終了要求信号を送信し(ステップS65)、画像データ及び音声データを画像処理部63及び音音声処理部64に記憶し、通報処理を終了する(ステップS66)。
また、図9において、通報及び画面操作がなかった場合には、緊急通報装置10に蓄積画像データを要求する(ステップS54)。これに対し、緊急通報装置10は、図4のステップS5及びステップS6の処理を行って、通信帯域に応じた画像データを受付装置40に送信する。
更に、図9において、受付装置40により、ステップS53において通常時の画像を要求する操作がなされた場合には、通常時の画像要求を緊急通報装置10に送信し(ステップS58)、ステップS53において、その他の要求、例えば緊急通報装置10の診断をする操作がなされた場合には、当該要求を緊急通報装置10に送信する(ステップS59)。
なお、上述の実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
本発明を適用した緊急通報装置を含む緊急通報システムの構成を示す図である。 本発明を適用した緊急通報装置の構成を示すブロック図である。 本発明を適用した緊急通報装置と通信を行う受付装置の構成を示すブロック図である。 本発明を適用した緊急通報装置における一連の処理を示すフローチャートである。 本発明を適用した緊急通報装置による通報処理の処理手順を示すフローチャートである。 本発明を適用した緊急通報装置による画像処理の処理手順を示すフローチャートである。 本発明を適用した緊急通報装置による通信帯域計算処理の処理手順を示すフローチャートである。 本発明を適用した緊急通報装置による他の通信帯域計算処理の処理手順を示すフローチャートである。 受付装置における一連の処理を示すフローチャートである。 受付装置における通報処理を示すフローチャートである。 従来の緊急通報システムの構成を示す図である。
符号の説明
10 緊急通報装置
11 赤色灯
12 街灯
13 監視カメラ
14 警戒用スピーカ
15 暗所用顔照明
16 音声用スピーカ
17 通報ボタン
18 マイク
20 ローカルネットワーク
30 データ中継装置
40 受付装置
51 入出力制御部
52 メイン制御部
53 音声処理部
54 画像処理部
55 通信部
56 通信計算部
61 通信部
62 メイン処理部
63 画像処理部
64 音声処理部
65 ディスプレイ
66 スピーカ
67 マイク
68 赤色灯

Claims (11)

  1. 所定領域を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段によって撮像された画像データを記憶する記憶手段と、
    緊急である旨を知らせるための緊急通報を生成する通報ボタンと、
    前記記憶手段に記憶されている画像データを、ネットワークを介して接続された受付装置に送信する通信手段と、
    前記ネットワークの通信帯域を検出する帯域検出手段と、
    前記通信手段により画像データを送信するに際して、前記帯域検出手段により検出された通信帯域が狭い場合には、圧縮率が高い画像データを送信するように前記通信手段を制御し、前記帯域検出手段により検出された通信帯域が広い場合には、圧縮率が低い画像データを送信するように前記通信手段を制御する通信制御手段と
    を備えることを特徴とする緊急通報装置。
  2. 所定領域を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段によって撮像された画像データを記憶する記憶手段と、
    緊急である旨を知らせるための緊急通報を生成する通報ボタンと、
    前記記憶手段に記憶されている画像データを、ネットワークを介して接続された受付装置に送信する通信手段と、
    前記ネットワークの通信帯域を検出する帯域検出手段と、
    前記通信手段により画像データを送信するに際して、前記帯域検出手段により検出された通信帯域が狭い場合には、複数の縮小化させた画像データを含むようにサムネイル化した画像データを送信するように前記通信手段を制御し、前記帯域検出手段により検出された通信帯域が広い場合には、前記撮像手段で撮像されたそのままの画像データを送信するように前記通信手段を制御する通信制御手段と
    を備えることを特徴とする緊急通報装置。
  3. 所定領域を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段によって撮像された画像データを記憶する記憶手段と、
    緊急である旨を知らせるための緊急通報を生成する通報ボタンと、
    前記記憶手段に記憶されている画像データを、ネットワークを介して接続された受付装置に送信する通信手段と、
    前記ネットワークの通信帯域を検出する帯域検出手段と、
    前記通信手段により画像データを送信するに際して、前記帯域検出手段により検出された通信帯域が狭い場合には、前記画像データに含まれる画素データを間引きした画像データを送信するように前記通信手段を制御し、前記帯域検出手段により検出された通信帯域が広い場合には、前記画像データに含まれる画素データが間引きされていない高画質の画像データを送信するように前記通信手段を制御する通信制御手段と
    を備えることを特徴とする緊急通報装置。
  4. 所定領域を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段によって撮像された画像データを記憶する記憶手段と、
    緊急である旨を知らせるための緊急通報を生成する通報ボタンと、
    前記記憶手段に記憶されている画像データを、ネットワークを介して接続された受付装置に送信する通信手段と、
    前記ネットワークの通信帯域を検出する帯域検出手段と、
    前記通信手段により画像データを送信するに際して、前記帯域検出手段により検出された通信帯域が狭い場合には、前記画像データの送信間隔であるフレームレートを低くして画像データを送信するように前記通信手段を制御し、前記帯域検出手段により検出された通信帯域が広い場合には、前記フレームレートを高くして画像データを送信するように前記通信手段を制御する通信制御手段と
    を備えることを特徴とする緊急通報装置。
  5. 所定領域を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段によって撮像された画像データを記憶する記憶手段と、
    緊急である旨を知らせるための緊急通報を生成する通報ボタンと、
    ネットワークを介して接続された受付装置との間で通信を行うに際して参照される複数の通信接続設定情報のうち、何れかの通信接続設定情報を参照して、前記記憶手段に記憶されている画像データを、ネットワークを介して接続された受付装置に送信する通信手段と、
    前記ネットワークの通信帯域を検出する帯域検出手段と、
    前記通信手段により画像データを送信するに際して、前記帯域検出手段により検出された通信帯域が狭い場合には、複数の前記通信接続設定情報を参照して複数の通信接続を前記受付装置との間で確立して画像データを送信するように前記通信手段を制御し、前記帯域検出手段により検出された通信帯域が広い場合には、前記通信帯域が狭い場合よりも少ない前記通信接続設定情報を参照して通信接続を前記受付装置との間で確立して画像データを送信するように前記通信手段を制御する通信制御手段と
    を備えることを特徴とする緊急通報装置。
  6. 前記記憶手段には、前記通信帯域が狭い場合に前記通信手段によって送信される画像データと、前記通信帯域が広い場合に前記通信手段によって送信される画像データとを格納していることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の緊急通報装置。
  7. 前記通信制御手段は、前記通信帯域が狭い場合に画像データを送信開始させるように前記通信手段を制御した後に、前記通信帯域が広くなった場合には、前記通信帯域が狭い場合の前記通信手段の通信状態から、前記通信帯域が広い場合の前記通信手段の通信状態に切り換えることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れかに記載の緊急通報装置。
  8. 前記帯域検出手段は、前記画像データを送信した時刻から、当該画像データを受信完了したことを示す前記受付装置からの応答情報を受信した時刻までの応答時間に基づいて、前記通信帯域を判別することを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れかに記載の緊急通報装置。
  9. 前記通信手段は、前記画像データを送信した後に、当該画像データを受信完了したことを示す前記受付装置からの応答情報を受信しない期間が所定時間以上となった場合に、再度前記画像データを送信する通信リトライ処理を行い、
    前記帯域検出手段は、前記通信手段が前記通信リトライ処理を行った回数に基づいて、前記通信帯域を判別することを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れかに記載の緊急通報装置。
  10. 前記通信手段は、前記画像データを送信するに際して、当該画像データを送信待ちの画像データとして記憶する送信バッファを備え、
    前記帯域検出手段は、前記送信バッファに記憶された送信待ちの画像データの容量に基づいて、前記通信帯域を判別することを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れかに記載の緊急通報装置。
  11. 前記通信手段は、前記受付装置との間に設けられたネットワーク上のデータ中継装置から、前記通信帯域に関するネットワーク情報を受信し、
    前記帯域検出手段は、前記通信手段で受信した前記ネットワーク情報に基づいて、前記通信帯域を判別することを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れかに記載の緊急通報装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010114755A (ja) * 2008-11-07 2010-05-20 Hitachi Ltd 撮像装置
JP2010124296A (ja) * 2008-11-20 2010-06-03 Japan Radio Co Ltd 防災情報システム及び防災情報装置
JP2015005843A (ja) * 2013-06-20 2015-01-08 サクサ株式会社 監視システム、表示装置、表示用プログラム及び映像制御装置
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JP2018191251A (ja) * 2017-05-11 2018-11-29 キヤノン株式会社 情報処理システム、情報処理方法、およびプログラム

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