JP2005073218A - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005073218A JP2005073218A JP2003363568A JP2003363568A JP2005073218A JP 2005073218 A JP2005073218 A JP 2005073218A JP 2003363568 A JP2003363568 A JP 2003363568A JP 2003363568 A JP2003363568 A JP 2003363568A JP 2005073218 A JP2005073218 A JP 2005073218A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- resolution
- input
- image data
- frame rate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Image Processing (AREA)
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
- Editing Of Facsimile Originals (AREA)
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
Abstract
【課題】 被写体が変化した異常を検知したときに、監視状況に応じてフレームレートや解像度を決定することにより、監視者にとって見やすい画像を提供すること。
【解決手段】 画像が入力される画像入力手段1と、入力された画像のフレームレートおよび解像度を設定する前処理手段2と、前記設定された画像データの符号化を行う画像符号化処理手段3と、符号化された画像データを通信回線20を介して送信する通信手段4とを備え、通信回線20の伝送容量および画像符号化処理手段3の使用状態を制御処理手段5によって監視し、通信回線20の伝送容量および画像符号化処理手段3の符号化処理量に基づいてフレームレートおよび解像度を決定し、前処理手段2および画像符号化処理手段3を制御する。
【選択図】 図1
【解決手段】 画像が入力される画像入力手段1と、入力された画像のフレームレートおよび解像度を設定する前処理手段2と、前記設定された画像データの符号化を行う画像符号化処理手段3と、符号化された画像データを通信回線20を介して送信する通信手段4とを備え、通信回線20の伝送容量および画像符号化処理手段3の使用状態を制御処理手段5によって監視し、通信回線20の伝送容量および画像符号化処理手段3の符号化処理量に基づいてフレームレートおよび解像度を決定し、前処理手段2および画像符号化処理手段3を制御する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、画像処理装置に関し、例えば、監視カメラ等で撮像された画像を遠隔地に送信するようにした画像処理装置に関する。
従来から電子カメラを用いた監視カメラにあっては、監視領域を撮像し、撮像データを動画画像または静止画像として符号化して通信回線を介してモニターや画像蓄積装置に送信する技術が知られており、このような技術として特許文献1に示すようなものがある。
特許文献1に示すものは、画面間の動きを監視し、動きが無い場合または少ない場合には、間欠的な静止画情報を送信し、画面間に一定の動きがある異常時には動画情報を送信することにより、回線の使用時間を短縮して回線コストを抑制するようにしている。
ところが、特許文献1に示すものは、通常は静止画情報を送信し、一定の動きがあると動画情報を送信するので、静止画情報または動画情報の何れか一方しか送信することができない上に、動画情報を送信するときには画質が低下して詳細な画像を得ることができないという不具合が発生する。
このような不具合を解消するものとしては特許文献2に示すようなものがある。特許文献2に示すものは、通常は動画情報によるモニタリングを行い、画像中に何等かの変化が生じた場合には、動画情報に併せて静止画情報を送信することにより、高画質な画像を得ることができる。
特開平7―121789号公報
特開2000−184367号公報
しかしながら、特許文献2に示すものにあっては、画像中に何等かの変化が生じた場合には、動画情報に併せて静止画情報を送信するものであるが、通信回線の伝送容量が小さい場合や、複数の監視カメラから通信回線を介して画像情報を送信することにより通信回線が混雑して通信回線の伝送容量が小さくなっている場合、あるいは動画情報や静止画情報の符号化に使える処理量が不足している場合等に、送信する動画情報や静止画情報のフレームレートや解像度が不足してしまい、監視を行う者にとって非常に見づらい画像となってしまうという問題があった。
本発明は、前記従来の問題を解決するもので、通信回線の伝送容量や画像データの符号化の処理量に応じて、フレームレートや解像度を最適なものに制御することができ、見やすい画像を送信することができる画像処理装置を提供することを目的とする。
本発明の画像処理装置は、画像が入力される画像入力手段と、前記画像入力手段により入力された画像のフレームレートおよび解像度を設定する前処理手段と、前記前処理手段により設定された画像データの符号化を行う画像符号化処理手段と、前記画像符号化処理手段により符号化された画像データを通信回線を介して送信する送信手段と、前記通信回線の伝送容量および前記画像符号化処理手段の符号化処理量を監視する監視手段と、前記監視手段によって監視された前記通信回線の伝送容量および前記画像符号化処理手段の符号化処理量に基づいて前記フレームレートおよび前記解像度を決定し、前記前処理手段および前記画像符号化処理手段を制御する制御処理手段とを有するものから構成される。
この構成により、複数の画像処理装置から通信回線を介して端末装置に画像情報を送信するときに、画像処理装置が接続される通信回線の伝送容量や画像データの符号化処理量に応じて最適なフレームレートおよび解像度の画像情報を送信することができ、監視者にとって見やすい画像を提供することができる。
また、本発明の画像処理装置は、前記画像符号化処理手段は、複数の画像データの符号化を行うものから構成される。
この構成により、通信回線の伝送容量および画像符号化処理手段による画像データの符号化処理量に基づいたフレームレートおよび解像度の静止画情報や動画情報等の画像を同時に送信することができる。
また、本発明の画像処理装置は、前記画像入力手段に入力された画像の異常を検知する異常検知手段を備え、前記制御処理手段は、前記異常検知手段の検知情報に基づいて前記フレームレートおよび解像度を決定するものから構成される。
この構成により、例えば、被写体が変化する等の異常を検知したときに、高解像度の画像を送信したり、被写体が激しく変化したときにフレームレートを高めること等により、監視状況に応じてフレームレートや解像度を決定することにより、監視者にとって見やすい画像を提供することができる。
また、本発明の画像処理装置は、前記前処理手段は、前記入力手段により入力された画像を任意の解像度に変換する際に、入力画像の全体の解像度を低くする処理および前記入力画像の一部分を切り出す処理の少なくとも一方を行うものから構成される。
この構成により、監視範囲の全体の画像を送信するときには解像度を低くして高いフレームレートの動画情報を送信したり、注目したい箇所の画情報を切り出して高精度で送信するようにすれば、監視者にとって見やすい画像を提供することができる。
また、本発明の画像処理装置は、前記送信手段は、前記入力画像の全体の解像度を低くした解像度変換画像データと前記入力画像の一部分を切り出した解像度変換画像データとを同時に送信するものから構成される。
この構成により、監視範囲の全体の画像は粗い解像度やフレームレートで表示し、注目したい箇所のみ高精細で高いフレームレートで表示するようにすれば、監視者にとって見やすい画像を提供することができる。
また、本発明の画像処理装置は、前記画像符号化処理手段は、前記入力画像の一部分を切り出した解像度変換画像データに対応する部分以外の前記解像度変換画像データの圧縮処理を行うものから構成される。
この構成により、符号化処理量および通信回線の伝送容量をさらに有効に使うことにより、監視者にとってより見やすい画像を提供することができる。
また、本発明の表示装置は、前記入力画像の一部分を切り出した解像度変換画像データを前記解像度変換画像データの対応する位置に表示するものから構成される。
この構成により、監視範囲の全体の画像は粗い解像度やフレームレートで表示し、注目したい箇所のみ高精細で高いフレームレートで表示するようにすれば、監視者にとって見やすい画像を提供することができる。
また、本発明の画像処理システムは、上記画像処理装置と上記表示装置とを備えたものから構成される。
この構成により、監視範囲の全体の画像は粗い解像度やフレームレートで表示し、注目したい箇所のみ高精細で高いフレームレートで表示するようにすれば、監視者にとって見やすい画像を提供することができる。
また、本発明の画像処理方法は、入力画像の全体の解像度を低くした解像度変換画像データと入力画像の一部分を切り出した解像度変換画像データとを同時に送信し、前記入力画像の一部分を切り出した解像度変換画像データを前記解像度変換画像データの対応する位置に表示するものから構成される。
この方法により、監視範囲の全体の画像は粗い解像度やフレームレートで表示し、注目したい箇所のみ高精細で高いフレームレートで表示するようにすれば、監視者にとって見やすい画像を提供することができる。
以上説明したように、本発明は、通信回線の伝送容量や画像データの符号化の処理量に応じて、フレームレートや解像度を最適なものに制御することができ、見やすい画像を送信することができる画像処理装置を提供することができる。
以下、本発明の画像処理装置、表示装置、画像処理システムおよび画像処理方法の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1、図2は本発明に係る画像処理装置の第1の実施の形態を示す図であり、画像処理装置として監視カメラに適用した例を示している。
まず、構成を説明する。図1において、画像処理装置10は、画像入力手段1、前処理手段2、画像符号化処理手段3、通信手段4および制御処理手段5を備えている。
画像入力手段1はCCDからなる撮像素子、撮像素子から入力された画像をA/D変換するA/D変換器等を備えている。前処理手段2は画像入力手段1から入力されるデジタルの画像データを所定のフレームレートおよび解像度に設定するようになっている。
画像符号化処理手段3は前処理手段2から入力された画像データを圧縮符号化するようになっており、この符号化データを通信手段4に出力する。通信手段4は無線または有線の通信回線20を介してモニター装置21に送信するようになっている。なお、画像データはモニター装置21ではなく、記憶装置に送信するようにしても良い。この場合には、記憶装置に記憶された画像データをモニター装置21に出力表示する。
制御処理手段5はコントローラ、ROM、RAM等を備えており、通信回線20の伝送容量および画像符号化処理手段3の符号化処理量を監視し、通信回線20の伝送容量や画像符号化処理手段3の符号化処理量に基づいてフレームレートおよび解像度を設定し、前処理手段2および画像符号化処理手段3を制御するようになっている。本実施の形態では、制御処理手段5は監視手段を含んでいる。
具体的には、動画像の圧縮符号化においては、伝送符号化されたデータの伝送路である通信回線20の伝送容量や符号化に必要な処理量を一定として考えた場合に、図2に示すように、フレームレートと画像解像度は互いに相反する関係にある。
すなわち、動きの滑らかな動画像を符号化して送るためにフレームレートを上げようとすると1フレーム当たりの画素数を少なくしなければならず(図2中、D領域参照)、逆により精細な高解像度画像を符号化して送るためには単位時間あたりに符号化して送るフレーム数を減らさなければならない(図2中、A領域参照)。
制御処理手段5は通信手段4および画像符号化処理手段3からの情報に基づいて通信回線20の伝送容量や符号化処理量の情報に基づいて最適な組合せのフレームレートと画像解像度を決定し、前処理手段2および画像符号化処理手段3を制御する。
なお、図2において、Aで示す領域のフレームレートは1fps前後、Bで示す領域は5fps前後、Cで示す領域は15fps前後、Dで示す領域は30fps前後に設定されている。本実施の形態では、A領域の中で1fps以下のフレームレートの画像情報に関しては静止画情報として説明する。
次に、図3のフローチャートに基づいて画像処理方法を説明する。なお、図3のフローチャートは制御処理手段5のROMに格納された画像処理プログラムであり、この画像処理プログラムはコントローラによって実行される。
まず、ネットワークに本実施の形態の画像処理装置10を接続したときに、通信回線20の伝送容量や画像符号化処理手段3の符号化処理量を演算し(ステップS1)、演算結果に応じたフレームレートおよび解像度を設定する(ステップS2)。次いで、モニター装置21から画像の送信要求があるか否かを判別し(ステップS3)、送信要求に応じて画像データの前処理および符号化処理を行う(ステップS4)。
具体的には、接続されるネットワークの通信回線20の伝送容量や符号化に必要な処理量が任意の値で一定である場合には、画像の送信要求が静止画情報であれば、図3に示す図2のA領域で示すように前処理手段2を高解像度画像で低いフレームレートに設定する。
また、画像の送信要求が動画情報であれば、図2のC領域で示すように前処理手段2を中程度の解像度で15fps前後のフレームレートに設定する。また、画像の送信要求が静止画情報および動画情報の2つの送信要求であれば、図2のA領域で示すように前処理手段2を高解像度で低いフレームレートに設定するとともに、モニタリング画像としてD領域に示す低解像度で高いフレームレートに設定する。
そして、それぞれのフレームレートおよび解像度で画像符号化処理手段3によって画像データを符号化した後、通信手段4から通信回線20を介してモニター装置21に画像データを送信する(ステップS5)。
このように本実施の形態では、画像処理装置10が接続される通信回線20の伝送容量や画像符号化処理手段3の画像データの符号化処理量に応じて最適なフレームレートおよび解像度の画像情報を送信することができ、監視者にとって見やすい画像を提供することができる。また、画像符号化処理手段3により、複数の画像データの符号化を行うので、通信回線20の伝送容量および画像符号化処理手段3による画像データの符号化処理量に基づいたフレームレートおよび解像度の静止画情報や動画情報を画像を同時に送信することができる。このため、例えば、低解像度の動画像(図2のD領域を選択)で全体の動きを監視しながら、同時に高解像度の静止画(図2のA領域を選択)や準動画(図2のB領域またはC領域を選択)も見ることができる。
図4乃至図6は本発明に係る画像処理装置の第2の実施の形態を示す図であり、第1の実施の形態と同様の構成には同一番号を付して説明を省略する。
図4において、本実施の形態では、画像入力手段1に入力された画像の異常を検知する、例えば、侵入者等の被写体の移動状態を検知する異常検知手段6を備えており、制御処理手段5は、異常検知手段6の検知情報に基づいてフレームレートおよび解像度を決定するようにしている。
異常検知手段6は、図5に示すように画像入力手段1に入力された各フレーム間の画像データの輝度差分を使って監視領域において侵入者等の被写体の動きに異常が発生したことを検知する。なお、この異常検知に関しては、画像データの各フレーム間の色成分の変化、動きベクトルから異常画像を検知したり、外部からの音声入力や赤外線センサー入力によって撮像領域の異常検知を行っても良い。
次に、図6のフローチャートに基づいて画像処理方法を説明する。なお、図6のフローチャートは制御処理手段5のROMに格納された画像処理プログラムであり、この画像処理プログラムはコントローラによって実行される。
ネットワークに本実施の形態の画像処理装置10を接続したときに、通信回線20の伝送容量や画像符号化処理手段3の符号化処理量を演算し、まず、正常時の画像データ送信用のフレームレートおよび解像度を設定する(ステップS11)。このとき、例えば、解像度をVGA(640×480画素)、フレームレート30fps(図2のD領域)および解像度4VGA(1280×960画素)、フレームレート3fps(図2のA領域)に設定する。
また、異常検知時の画像データ送信用のフレームレートを設定する(ステップS12)。このとき、例えば、解像度をCIF(352×288画素)、フレームレート15fps(図2のC領域)および解像度4VGA(1280×960画素)、フレームレート7.5fps(図2のB領域)に設定する。
次いで、異常検知手段6からの検知情報に基づいて、侵入者等の被写体の移動による異常が検知されたか否かを判別する(ステップS13)。このとき、図5に示すように、被写体の移動によりフレーム間の画像データの輝度が変化しない場合に、異常を検知しないものと判断し、正常時の解像度およびフレームレートを選択する(ステップS14)。
次いで、画像入力手段1によって撮像された画像を上述した解像度およびフレームレートに設定された前処理手段2でデジタルの画像データに変換した後、画像データを画像符号化処理手段3で符号化した後(ステップS15)、通信手段4から通信回線20を介してモニター装置21に送信する(ステップS16)。
すなわち、モニタリングの画像としてVGA(640×480画素)の解像度でフレームレート30fpsの画像データを送信するのと同時に4VGA(1280×960画素)の高解像度画像で3fpsのフレームレートの画像データを送信する。
一方、ステップS13で被写体の移動によりフレーム間の画像データの輝度が変化した場合には、異常を検知したものと判断して、異常時の解像度およびフレームレートを選択した後(ステップS17)、ステップS15に移行する。
すなわち、正常時の送信画像データに対して、モニタリングの画像としてCIF(352×288画素)、フレームレート15fpsに解像度およびフレームレートを下げて画像データを送信するのと同時に、4VGA(1280×960画素)、7.5fpsにフレームレートを上げて画像データを送信する。したがって、モニター装置21には低解像度のモニタリング用の動画情報と異常監視用の高解像度の動画情報が送信され、2つの画像がモニター装置21に表示される。
このように本実施の形態では、被写体が変化した異常を検知したときに、監視状況に応じてフレームレートや解像度を決定することにより、監視者にとって見やすい画像を提供することができる。
図7は本発明に係る画像処理装置の第3の実施の形態を示す図であり、画像処理装置は図1と同様であるため、図1を援用して説明する。
図1において、画像入力手段1から前処理手段2に画像データが入力すると、前処理手段2が入力画像を任意の解像度に変換する際に、図7に示すように、入力画像全体31を中程度の解像度の動画情報(例えば、図2のB領域)32に縮小したり、入力画像全体31の一部分を低解像度の準動画像(例えば、図2のC領域)33に切り出してモニター装置21に送信するようにしている。
このようにすれば、監視範囲の全体の画像を送信するときには解像度を低く、高いフレームレートの動画情報を送信したり、注目したい箇所の画情報を切り出して高精度で送信することができ、監視者にとって見やすい画像を提供することができる。
図8は本発明に係る画像処理装置の第4の実施の形態を示す図であり、画像処理装置は図1と同様であり、前処理手段2で変換される画像は図7と同様であるため、図1および図7を援用して説明する。
図1において、前処理手段2で、図7に示すように、入力画像全体31を縮小する事で低解像度にした準動画情報(例えば、図2のE領域)32と、入力画像全体31の一部分を切り出す事で低解像度にした動画像(例えば、図2のD領域)33を変換し、通信手段4で同時に送信し、モニター装置21に表示する際には、図8に示すように、準動画情報32と動画像33との大きさと位置を合わせて重ねて表示するようにしている。
このようにすれば、監視範囲の全体の画像は粗い解像度やフレームレートで表示し、注目したい箇所のみ高精細で高いフレームレートでまとめて一つの画像として表示することができ、監視者にとって見やすい画像を提供することができる。
また、本実施の形態では、画像符号化処理手段3で図7の準動画情報32に示される画像全体を低解像度に縮小した画像を圧縮符号化する際に、最終的にモニター装置21に表示される図8の画像で注目したい箇所の画像(図7の動画像33)を重ねることで隠れてしまう部分を除いて符号化するようにしても良い。
このようにすれば、符号化にかかる処理量および通信回線の伝送容量をさらに有効に使うことができ、その分をより高いフレームレートや高い精細度にするために割り振ることが可能になり、監視者にとってより見やすい画像を提供することができる。
なお、上記各実施の形態では、1つの画像処理装置10を通信回線20を介してモニター装置21に接続しているが、これに限らず、複数の画像処理装置10を通信回線20を介してモニター装置21に接続したネットワークを構築しても良い。
この場合には、特定の画像処理装置が異常を検知した場合等に、この画像処理装置からの画像を優先して送信するため、他の画像処理装置の解像度およびフレームレートを低くして、異常を検知した画像処理装置の解像度およびフレームレートを高くする等の設定を行い、通信回線を選択された画像処理装置に優先的に使用させるようにすれば、通信回線の伝送容量を考慮してモニター装置に高精細な画像を送信することができる。
1 画像入力手段
2 前処理手段
3 画像符号化処理手段
4 通信手段
5 制御処理手段
6 異常検知手段
10 画像処理装置
2 前処理手段
3 画像符号化処理手段
4 通信手段
5 制御処理手段
6 異常検知手段
10 画像処理装置
Claims (9)
- 画像が入力される画像入力手段と、前記画像入力手段により入力された画像のフレームレートおよび解像度を設定する前処理手段と、前記前処理手段により設定された画像データの符号化を行う画像符号化処理手段と、前記画像符号化処理手段により符号化された画像データを通信回線を介して送信する送信手段と、前記通信回線の伝送容量および前記画像符号化処理手段の符号化処理量を監視する監視手段と、前記監視手段によって監視された前記通信回線の伝送容量および前記画像符号化処理手段の符号化処理量に基づいて前記フレームレートおよび前記解像度を決定し、前記前処理手段および前記画像符号化処理手段を制御する制御処理手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
- 前記画像符号化処理手段は、複数の画像データの符号化を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記画像入力手段に入力された画像の異常を検知する異常検知手段を備え、前記制御処理手段は、前記異常検知手段の検知情報に基づいて前記フレームレートおよび解像度を決定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像処理装置。
- 前記前処理手段は、前記入力手段により入力された画像を任意の解像度に変換する際に、入力画像の全体の解像度を低くする処理および前記入力画像の一部分を切り出す処理の少なくとも一方を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の画像処理装置。
- 前記送信手段は、前記入力画像の全体の解像度を低くした解像度変換画像データと前記入力画像の一部分を切り出した解像度変換画像データとを同時に送信することを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
- 前記画像符号化処理手段は、前記入力画像の一部分を切り出した解像度変換画像データに対応する部分以外の前記解像度変換画像データの圧縮処理を行うことを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
- 請求項5または請求項6に記載の画像処理装置から送信される画像データを表示する表示装置であって、前記入力画像の一部分を切り出した解像度変換画像データを前記解像度変換画像データの対応する位置に表示することを特徴とする表示装置。
- 請求項5または請求項6に記載の画像処理装置と、請求項7に記載の表示装置とを備えた画像処理システム。
- 入力画像の全体の解像度を低くした解像度変換画像データと入力画像の一部分を切り出した解像度変換画像データとを同時に送信し、前記入力画像の一部分を切り出した解像度変換画像データを前記解像度変換画像データの対応する位置に表示することを特徴とする画像処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003363568A JP2005073218A (ja) | 2003-08-07 | 2003-10-23 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003288869 | 2003-08-07 | ||
JP2003363568A JP2005073218A (ja) | 2003-08-07 | 2003-10-23 | 画像処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005073218A true JP2005073218A (ja) | 2005-03-17 |
Family
ID=34425259
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003363568A Pending JP2005073218A (ja) | 2003-08-07 | 2003-10-23 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005073218A (ja) |
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007060022A (ja) * | 2005-08-22 | 2007-03-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 画像伝送システム及び画像伝送方法 |
JP2007516521A (ja) * | 2003-11-18 | 2007-06-21 | インターグラフ ソフトウェアー テクノロジーズ カンパニー | デジタル映像監視 |
WO2010150470A1 (ja) * | 2009-06-23 | 2010-12-29 | パナソニック株式会社 | 動画像符号化方法、動画像符号化装置、プログラム、および集積回路 |
JP2011086246A (ja) * | 2009-10-19 | 2011-04-28 | Canon Inc | 画像処理装置、物体検出方法及びプログラム |
CN102685462A (zh) * | 2012-05-29 | 2012-09-19 | 江苏奇异点网络有限公司 | 一种嵌入式监控系统 |
WO2012160902A1 (ja) * | 2011-05-24 | 2012-11-29 | 日産自動車株式会社 | 車両用監視装置及び車両の監視方法 |
JP2014138397A (ja) * | 2013-01-18 | 2014-07-28 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 監視画像送信装置、監視画像送信システム、監視画像送信方法および監視画像送信プログラム |
JP2014155084A (ja) * | 2013-02-12 | 2014-08-25 | Mitsubishi Electric Corp | 画像符号化装置 |
JP2014529930A (ja) * | 2011-08-05 | 2014-11-13 | フォックス スポーツ プロダクションズ,インコーポレイティッド | ネイティブ画像の一部の選択的キャプチャとその表示 |
JP2015532040A (ja) * | 2012-08-15 | 2015-11-05 | インテュイティブ サージカル オペレーションズ, インコーポレイテッド | ビデオストリーミングのための方法及びシステム |
WO2017047687A1 (ja) * | 2015-09-17 | 2017-03-23 | 株式会社日立国際電気 | 監視システム |
JP2018523331A (ja) * | 2015-04-29 | 2018-08-16 | ノースロップ グラマン システムズ コーポレイションNorthrop Grumman Systems Corporation | 無人車両の制御のための動的に調整可能な状況認識インタフェース |
JP2019134383A (ja) * | 2018-02-02 | 2019-08-08 | トヨタ自動車株式会社 | 遠隔操作システム、及びその通信方法 |
US11039109B2 (en) | 2011-08-05 | 2021-06-15 | Fox Sports Productions, Llc | System and method for adjusting an image for a vehicle mounted camera |
US11159854B2 (en) | 2014-12-13 | 2021-10-26 | Fox Sports Productions, Llc | Systems and methods for tracking and tagging objects within a broadcast |
US11758238B2 (en) | 2014-12-13 | 2023-09-12 | Fox Sports Productions, Llc | Systems and methods for displaying wind characteristics and effects within a broadcast |
-
2003
- 2003-10-23 JP JP2003363568A patent/JP2005073218A/ja active Pending
Cited By (33)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007516521A (ja) * | 2003-11-18 | 2007-06-21 | インターグラフ ソフトウェアー テクノロジーズ カンパニー | デジタル映像監視 |
JP2007060022A (ja) * | 2005-08-22 | 2007-03-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 画像伝送システム及び画像伝送方法 |
US8559503B2 (en) | 2009-06-23 | 2013-10-15 | Panasonic Corporation | Moving image coding method, moving image coding apparatus, program, and integrated circuit |
WO2010150470A1 (ja) * | 2009-06-23 | 2010-12-29 | パナソニック株式会社 | 動画像符号化方法、動画像符号化装置、プログラム、および集積回路 |
JP5479470B2 (ja) * | 2009-06-23 | 2014-04-23 | パナソニック株式会社 | 動画像符号化方法、動画像符号化装置、プログラム、および集積回路 |
JP2011086246A (ja) * | 2009-10-19 | 2011-04-28 | Canon Inc | 画像処理装置、物体検出方法及びプログラム |
WO2012160902A1 (ja) * | 2011-05-24 | 2012-11-29 | 日産自動車株式会社 | 車両用監視装置及び車両の監視方法 |
JP5561433B2 (ja) * | 2011-05-24 | 2014-07-30 | 日産自動車株式会社 | 車両用監視装置及び車両の監視方法 |
CN103548340B (zh) * | 2011-05-24 | 2017-12-29 | 日产自动车株式会社 | 车辆用监视装置以及车辆的监视方法 |
US9842261B2 (en) | 2011-05-24 | 2017-12-12 | Nissan Motor Co., Ltd. | Vehicle monitoring device and method of monitoring vehicle |
US11490054B2 (en) | 2011-08-05 | 2022-11-01 | Fox Sports Productions, Llc | System and method for adjusting an image for a vehicle mounted camera |
US11039109B2 (en) | 2011-08-05 | 2021-06-15 | Fox Sports Productions, Llc | System and method for adjusting an image for a vehicle mounted camera |
JP2014529930A (ja) * | 2011-08-05 | 2014-11-13 | フォックス スポーツ プロダクションズ,インコーポレイティッド | ネイティブ画像の一部の選択的キャプチャとその表示 |
US10939140B2 (en) | 2011-08-05 | 2021-03-02 | Fox Sports Productions, Llc | Selective capture and presentation of native image portions |
CN102685462A (zh) * | 2012-05-29 | 2012-09-19 | 江苏奇异点网络有限公司 | 一种嵌入式监控系统 |
JP2018042293A (ja) * | 2012-08-15 | 2018-03-15 | インテュイティブ サージカル オペレーションズ, インコーポレイテッド | ビデオストリーミングのための方法及びシステム |
JP2022136244A (ja) * | 2012-08-15 | 2022-09-15 | インテュイティブ サージカル オペレーションズ, インコーポレイテッド | ビデオストリーミングのための方法及びシステム |
US11889975B2 (en) | 2012-08-15 | 2024-02-06 | Intuitive Surgical Operations, Inc. | Methods and systems for optimizing video streaming |
JP7379609B2 (ja) | 2012-08-15 | 2023-11-14 | インテュイティブ サージカル オペレーションズ, インコーポレイテッド | ビデオストリーミングのための方法及びシステム |
JP7114760B2 (ja) | 2012-08-15 | 2022-08-08 | インテュイティブ サージカル オペレーションズ, インコーポレイテッド | ビデオストリーミングのための方法及びシステム |
JP2019208262A (ja) * | 2012-08-15 | 2019-12-05 | インテュイティブ サージカル オペレーションズ, インコーポレイテッド | ビデオストリーミングのための方法及びシステム |
US10806325B2 (en) | 2012-08-15 | 2020-10-20 | Intuitive Surgical Operations, Inc. | Methods and systems for optimizing video streaming |
JP2015532040A (ja) * | 2012-08-15 | 2015-11-05 | インテュイティブ サージカル オペレーションズ, インコーポレイテッド | ビデオストリーミングのための方法及びシステム |
JP2021072644A (ja) * | 2012-08-15 | 2021-05-06 | インテュイティブ サージカル オペレーションズ, インコーポレイテッド | ビデオストリーミングのための方法及びシステム |
JP2014138397A (ja) * | 2013-01-18 | 2014-07-28 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 監視画像送信装置、監視画像送信システム、監視画像送信方法および監視画像送信プログラム |
JP2014155084A (ja) * | 2013-02-12 | 2014-08-25 | Mitsubishi Electric Corp | 画像符号化装置 |
US11159854B2 (en) | 2014-12-13 | 2021-10-26 | Fox Sports Productions, Llc | Systems and methods for tracking and tagging objects within a broadcast |
US11758238B2 (en) | 2014-12-13 | 2023-09-12 | Fox Sports Productions, Llc | Systems and methods for displaying wind characteristics and effects within a broadcast |
JP2018523331A (ja) * | 2015-04-29 | 2018-08-16 | ノースロップ グラマン システムズ コーポレイションNorthrop Grumman Systems Corporation | 無人車両の制御のための動的に調整可能な状況認識インタフェース |
WO2017047687A1 (ja) * | 2015-09-17 | 2017-03-23 | 株式会社日立国際電気 | 監視システム |
JPWO2017047687A1 (ja) * | 2015-09-17 | 2018-08-02 | 株式会社日立国際電気 | 監視システム |
JP7059662B2 (ja) | 2018-02-02 | 2022-04-26 | トヨタ自動車株式会社 | 遠隔操作システム、及びその通信方法 |
JP2019134383A (ja) * | 2018-02-02 | 2019-08-08 | トヨタ自動車株式会社 | 遠隔操作システム、及びその通信方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4345829B2 (ja) | 画像表示システム、画像表示装置、画像表示方法およびプログラム | |
JP2005073218A (ja) | 画像処理装置 | |
JP4804378B2 (ja) | 映像表示装置及び映像表示方法 | |
JP2006033793A (ja) | 追尾映像再生装置 | |
JP4157887B2 (ja) | 静止画像を共に出力する保安監視システム | |
JP2006245746A (ja) | 監視システム | |
WO2013011671A1 (ja) | 送信装置および送信方法 | |
JP4919034B2 (ja) | ネットワークデコーダ装置 | |
JP2006033380A (ja) | 監視システム | |
JP2008311946A (ja) | 多地点映像監視装置 | |
JP2009100259A (ja) | 監視カメラおよび画像監視システム | |
JP2003163914A (ja) | 監視システム及び画像伝送ユニット | |
KR101280443B1 (ko) | 영역 영상을 처리하는 장치 및 그 제어방법 | |
JP4325596B2 (ja) | ネットワーク監視カメラシステム | |
EP3070598B1 (en) | Image processing system and method | |
JP2005328333A (ja) | 監視システム | |
JP4508043B2 (ja) | 映像監視装置及び映像監視用プログラム | |
JP2008124626A (ja) | 画像記録制御装置および画像記録制御方法 | |
JP2001275105A (ja) | 画像圧縮伝送システム | |
US7280698B2 (en) | Method and apparatus for displaying noticeable image and system for remotely monitoring image | |
KR20190143318A (ko) | Svc 코덱 기반 네트워크 상황에 적응적인 다채널 감시 시스템 | |
JP2008259074A (ja) | 画像伝送方式 | |
KR101076372B1 (ko) | 카메라 모듈을 이용한 감시 장치 및 방법 | |
JP2008312026A (ja) | 監視カメラ装置 | |
JP5022581B2 (ja) | 画像伝送システム及び画像伝送方法 |