JP2008124626A - 画像記録制御装置および画像記録制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】フレーム内符号化方式を用いて符号化された監視画像データから、監視エリア内で発生した異常を簡易な構成の回路で検出することにより、異常状態が発生したときの監視画像データを効率よく記録するように制御する監視画像記録制御装置および監視画像記録制御方法を提供する。
【解決手段】符号化画像データの輝度信号からDC成分を抽出し、抽出されたDC成分をハフマン符号を利用して復号してサムネイル画像データを生成する輝度信号分離部22と、生成されたサムネイル画像データと1フレーム前のサムネイル画像データとを比較して動きを検出する異常検出部23と、動きが検出された位置に基づいて記録レートを制御する制御信号を生成する記録制御部24と、制御信号に基づいて符号化画像データを記録装置に送信するバッファメモリ部25とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】符号化画像データの輝度信号からDC成分を抽出し、抽出されたDC成分をハフマン符号を利用して復号してサムネイル画像データを生成する輝度信号分離部22と、生成されたサムネイル画像データと1フレーム前のサムネイル画像データとを比較して動きを検出する異常検出部23と、動きが検出された位置に基づいて記録レートを制御する制御信号を生成する記録制御部24と、制御信号に基づいて符号化画像データを記録装置に送信するバッファメモリ部25とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、入力した映像を記録するための制御を行う画像記録制御装置および画像記録制御方法に関する。
従来、監視カメラを用いた映像監視システムには、撮影した画像データをすぐにモニタに表示することにより監視エリアを監視する用途と、撮影した画像データを記録装置に記録しておき、後にこの記録された画像データを再生することにより監視エリアの異常の確認をする用途とがある。
この映像監視システムにおいては、より多くの画像データを扱うためにMotion JPEG(M−JPEG:Motion Joint Photographic Experts Group)やMPEG(Moving Picture Experts Group)2またはMPEG4などの動画符号化方式が利用されている。
さらには、監視カメラと記録装置とをLAN(Local Area Network)などを用いたネットワークで接続することにより、多くの画像データを伝送することが可能になっている。
しかし、これらの技術を用いてもやはり撮影した画像データを記録する際には記録装置の記録容量に限度があるため、主に監視エリア内に異常が発生したときの画像データのみを選択して記録することが望まれている。
監視システムにおいて異常が発生したときの画像データを選択する技術として、例えば特許文献1〜3に記載された技術が知られている。
特許文献1には、監視カメラから入力される画像データについて、記録媒体に記録する前の動画像符号化段階において動きベクトルを検出し、動きベクトルの値が小さい状態から大きい状態に移ったときに画像データの記録を開始し、動きベクトルの値が大きい状態から小さい状態に移ったときに画像データの記録を停止するように制御する画像処理装置、および所定の時間間隔ごとに間欠的に記録するように制御する画像処理装置が記載されている。
また、特許文献2には、監視カメラから入力される画像データをフレーム間予測方式を利用して圧縮し、その出力を符号化した1画面分の可変長符号があらかじめ設定した値を超えたときを検出したときのみ画像データを記録するように制御する監視システム用の記録装置が記載されている。
また、特許文献3には、異常が発生した否かを検出する異常検出部の過敏な反応を抑え、かつ回路規模が小さい監視装置が記載されている。
例えば、この特許文献3では、監視カメラから入力される画像データをJPEGにより圧縮符号化する技術を利用し、通常状態では情報量の少ない低画質の画像データで異常検出を行い、異常が検出されると目視に適した高画質の画像データが得られるように制御する。
これらの技術により、監視エリア内で異常が発生したときのみを選択して記録装置に記録することができ、限られた記録容量を有効に利用することができる。
特開2001−309354号公報
特開平8−32971号公報
特開平9−27952号公報
しかし、特許文献1の技術では、記録媒体に入力される画像データを符号化する過程で検出される動きベクトルを基に制御が行われるため、ネットワークを利用して既に符号化された画像データを受信する場合に利用するには回路が複雑化するという問題があった。
また、特許文献2の技術では、MPEGのようなフレーム間予測を用いた圧縮符号化でしか対応できないため、異常の発生を検出するには複雑な演算を必要として回路規模が大きくなるという問題があった。
さらに、特許文献2の技術では、監視システムで多く利用されているフレーム内符号化方式を利用したM−JPEGには対応できないとい問題があった。
また、特許文献3の技術では、受信した画像データを表示するか否かにかかわらずすべて復号する必要があり、高性能な回路が要求されるという問題があった。
さらに、特許文献3の技術では、異常が検出されたときのみ高画質の画像データが取得されるため、異常が検出されていないときの画像データは低画質のものしか得られないという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、フレーム内符号化方式を用いて符号化された画像データから、フレーム内の動きを簡易な構成の回路で検出することにより、例えば異常状態が発生したときの画像データを効率よく記録するように制御する画像記録制御装置および画像記録制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の画像記録制御装置(20)は、フレーム内符号化方式により符号化された符号化画像データを入力し、これを記録装置に記録するための制御を行うものであり、前記入力した符号化画像データの輝度信号からDC成分を抽出するDC成分抽出部(221)と、前記DC成分抽出部(221)で抽出されたDC成分をハフマン符号を用いて復号しサムネイル画像データを生成するサムネイル画像生成部(222、223)と、前記サムネイル画像生成部(222、223)で1フレーム前に生成されたサムネイル画像データを保持するメモリ部(232)と、前記サムネイル画像生成部(222、223)で生成されたサムネイル画像データを取得するとともに前記メモリ部(232)に保持されている1フレーム前のサムネイル画像データを取得してこれら取得したサムネイル画像データに基づき画像の動きを検出し、前記画像の動きが検出されたときに、この画像の動きが検出された位置が、重要度に応じて画像を区分した複数の領域において含まれる領域に対応した重要度に基づいて記録するフレームレートを算出する動き検出部(232)と、前記動き検出部(231)で算出されたフレームレートに基づいて、前記入力した符号化画像データを前記記録装置に送信する制御を行う送信制御部(24、25)とを備えることを特徴とする。
また、本発明の画像記録制御方法は、フレーム内符号化方式により符号化された符号化画像データを入力し、この符号化画像データの輝度信号からDC成分を抽出するステップ(221)と、前記抽出したDC成分をハフマン符号を用いて復号しサムネイル画像データを生成するステップ(222、223)と、1フレーム前に生成したサムネイル画像データを保持するステップ(232)と、今回生成したサムネイル画像データを取得するとともに前記保持した1フレーム前のサムネイル画像データを取得してこれら取得したサムネイル画像データに基づき画像の動きを検出し、前記画像の動きが検出されたときに、この画像の動きが検出された位置が、重要度に応じて画像を区分した複数の領域において含まれる領域に対応した重要度に基づいて記録するフレームレートを算出するステップ(231)と、前記算出したフレームレートに基づいて、前記入力した符号化画像データを記録する制御を行うステップ(25)とを有することを特徴とする。
本発明の画像記録制御装置および画像記録制御方法によれば、フレーム内符号化方式を用いて符号化された画像データから、フレーム内で発生した異常を簡易な構成の回路で検出することにより、異常状態が発生したときの画像データを効率よく記録するように制御することができる。
〈一実施形態による監視システムの構成〉
本発明の実施形態を適用した監視画像記録制御装置を用いた監視システムの構成を、図1および図2を用いて説明する。
本発明の実施形態を適用した監視画像記録制御装置を用いた監視システムの構成を、図1および図2を用いて説明する。
本実施形態による監視システムは、監視カメラ10と、監視画像記録制御装置20と、監視カメラ10と監視画像記録制御装置20とを接続するネットワーク30と、記録装置40と、モニタ50とを有する。
監視カメラ10は、撮像部11と、AD変換部12と、画像符号化部13と、ネットワークI/F部14とを有する。
撮像部11は、監視対象となる監視エリアの撮影を行う。
AD変換部12は、撮像部11で撮影した画像信号のデジタル変換を行う。
画像符号化部13は、AD変換部12でデジタル変換された画像データに圧縮符号化処理を行い、M−JPEG信号を生成する。
M−JPEGは、1フレーム分の画像データの中での相関を利用して動画像の圧縮を行うフレーム内符号化方式である。
M−JPEG信号のパケット構造について図2を参照して説明する。
図2(A)は、1フレーム分のM−JPEG信号を示し、この信号が生成された時間を示す時間情報および撮影されたカメラ装置を識別するカメラ識別番号などの制御用情報が格納されたID61と、JPEGアルゴリズムに基づく情報である画像サイズなどが格納されたJPEGヘッダ62と、圧縮符号化された画像データが格納されたストリームデータ63とから構成されている。
ストリームデータ63は、8×8画素信号からなる複数のMCU(Minimum Coded Unit)と呼ばれる単位のブロックの集合で構成されており、図2(B)は色差間引き方法が4:2:2の場合のストリームデータ63中の1つのMCU63aの構成を示す。
MCU63aは、8×8=64画素信号の、輝度信号63a(Y1)および63a(Y2)と、輝度信号と青色成分との差を示す色差信号63a(U)と、輝度信号と赤色成分との差を示す色差信号63a(V)とを有し、これらの各信号は図2(C)に示すように、直流成分である先頭1画素のDC成分63a(Y−DC)と空間周波数を示す残りの63画素のAC成分63a(Y−AC)とにより構成されている。
ネットワークI/F部14は、ネットワーク30に接続され、画像符号化部13で生成されたM−JPEG信号をネットワーク30に出力する。
監視画像記録制御装置20は、ネットワークI/F部21と、輝度信号分離部22と、異常検出部23と、記録制御部24と、バッファメモリ部25と、画像復号部26とを有する。
ネットワークI/F部21は、ネットワーク30を介して監視カメラ10からM−JPEG信号を受信して入力する。
輝度信号分離部22は、Y−DC抽出部221と、ハフマン復号部222と、バッファ部223とを有する。
Y−DC抽出部221は、ネットワークI/F部21から入力されたM−JPEG信号から、各MCUの輝度信号YのDC成分のみを順次抽出し、ハフマン復号部222に出力するとともに、M−JPEG信号をそのままバッファメモリ部25に出力する。
ハフマン復号部222は、ハフマン符号化アルゴリズムを利用した輝度信号YのDC成分用の復号テーブルをあらかじめ保持し、Y−DC抽出部221から取得した輝度信号YのDC成分を画像データに変換してバッファ部223に出力する。
バッファ部223は、例えばRAM(Random Access Memory)であり、ハフマン復号部222から取得した画像データを1フレーム分になるまで蓄積し、蓄積された1フレームの画像データをサムネイル画像データとして異常検出部23に出力する。
異常検出部23は、動き検出部232と、メモリ部231とを有し、この動き検出部232およびメモリ部231のそれぞれで輝度信号分離部22のバッファ部223から出力されたサムネイル画像データを取得する。
メモリ部231は、バッファ部223から取得したサムネイル画像データを次に生成されるサムネイル画像データを取得するまでの間保持し、次のサムネイル画像データを取得すると保持していたサムネイル画像データを動き検出部232に出力する。
動き検出部232は、バッファ部223から取得したサムネイル画像データとメモリ部231から取得した1フレーム前のサムネイル画像データとを比較して画像が変化した動きが発生した位置の検出を行い、検出された位置に基づいて発生した動きの重要度を段階付けるステータス信号を生成する。
記録制御部24は、異常検出部23の動き検出部232で生成されたステータス信号に基づいて、記録装置40に記録するM−JPEG信号のフレームレートを指定するための制御信号を生成する。
バッファメモリ部25は、例えばFIFO(First-In First-Out)方式のメモリであり、複数フレーム分のM−JPEG信号を格納し、記録制御部24で生成された制御信号に従って格納しているM−JPEG信号を記録装置40または画像復号部26に出力するか否かを判定する。
このとき、記録装置40への出力と画像復号部26への出力は、それぞれ独立したタイミングで行うことが可能な構成となっている。
画像復号部26は、バッファメモリ部25から取得したM−JPEG信号を画像データに復号し、モニタ50に送信する。
記録装置40は、バッファメモリ部25から取得したM−JPEG信号を設定されたフォーマットで記録する。
モニタ50は、DVI(Digital Visual Interface)などを利用することにより監視画像記録制御装置20に接続され、NTSC(National Television Standards Committee)方式などを用いて画像復号部26から取得した画像データを表示する。
〈一実施形態による監視システムの動作〉
次に、本実施形態による監視システムの動作について、図3のフローチャートを参照して説明する。
次に、本実施形態による監視システムの動作について、図3のフローチャートを参照して説明する。
まず、監視カメラ10の撮像部11で撮影された画像が、AD変換部12で画像データにデジタル変換される。
AD変換部12でデジタル変換された画像データは、画像符号化部13で圧縮符号化処理が行われ、M−JPEG信号が生成される。
画像符号化部13で生成されたM−JPEG信号はネットワークI/F部14を介してネットワーク30に送出され、監視画像記録制御装置20のネットワークI/F部21で受信され入力される(S1)。
ネットワークI/F部21から受信され入力されたM−JPEG信号は輝度信号分離部22のY−DC抽出部221に送出される。
Y−DC抽出部221では、M−JPEG信号が取得されるとこのM−JPEG信号がバッファメモリ部25に送出される(S2)とともに、各MCUの輝度信号のDC成分のみの抽出が順次行われる(S3)。
バッファメモリ部25に送出されたM−JPEG信号は、バッファメモリ部25に格納され保持される。
Y−DC抽出部221で輝度信号のDC成分が抽出されると、ハフマン復号部222において予め保持されているハフマン符号化アルゴリズムを利用した輝度信号YのDC成分用の復号テーブルが参照され、輝度信号YのDC成分が画像データに変換される(S4)。
ハフマン復号部222で変換され得られた画像データはバッファ部223で1フレーム分になるまで蓄積され、蓄積された1フレームの画像データがサムネイル画像データとして異常検出部23に出力される(S5)。
ここでは、図4に示すように、監視カメラ10から取得したM−JPEG信号71の解像度がVGAサイズ(640×480画素)であるため1フレームを構成する8×8画素のMCU72は80×60個であり、各MCUから抽出される輝度信号のDC成分73の数は1フレームで80×60個である。
そのため、バッファ部223では1フレーム分である80×60個の画像データが得られるまで蓄積され、蓄積された画像データから解像度が80×60画素の1フレームのサムネイル画像データ74が生成され、異常検出部23に送出されることになる。
このDC成分はDCT変換によりMCUの画素信号の合計値と比例する関係を持っているため、生成されたサムネイル画像データにより取得したM−JPEG信号の輝度信号の特徴を表すことが可能である。
バッファ部223で生成されたサムネイル画像データは異常検出部23のメモリ部231および動き検出部232でそれぞれ取得される。
メモリ部231には1フレーム前のサムネイル画像データが保存されており、新たにサムネイル画像データが取得されることにより保存されていた1フレーム前のサムネイル画像データは動き検出部232に送出される。
動き検出部232では、バッファ部223から取得したサムネイル画像データとメモリ部231から取得した1フレーム前のサムネイル画像データとが比較されて画像が変化した動きが発生した位置の検出が行われ(S6)、検出された位置に基づいて発生した動きの重要度を段階付けるためのステータス信号が生成される(S7)。
動きが発生した位置を分類するために、領域ごとに区分けしたサムネイル画像データを図5(A)に例示し、図5(A)で区分けされた領域に割り当てられた重要度を示すステータスを図5(B)に例示する。
図5(A)において、サムネイル画像データは、外枠に最も近い領域81から中心部分の領域87に向かって7つの領域(領域81〜領域87)に区分けされている。
また図5(B)では、領域81は重要度の最も低いステータス(1)が割り当てられ、以降中心部分に向かうに連れて重要度が高くなっていき、領域82はステータス(2)、領域83はステータス(3)、領域84はステータス(4)、領域85はステータス(5)、領域86はステータス(6)、そして中心部分の領域7は最も重要度が高いステータス(7)が割り当てられている。
動き検出部232にはこの図5(A)および(B)の情報が保持されており、これらの情報が参照されて判定されたステータスに基づいてステータス信号が生成される。
動き検出部232で生成されたステータス信号は記録制御部24で取得され、このステータス信号に基づいて記録装置40に記録するM−JPEG信号のフレームレートを指定するための制御信号が生成される(S8)。
ステータス信号と記録されるM−JPEG信号のフレームレートとの関係の一例を図6に示す。
図6に示すように、ステータス(1)のときは記録されるフレームレートは1フレーム/秒、ステータス(2)のときは記録されるフレームレートは2フレーム/秒、ステータス(3)のときは記録されるフレームレートは4フレーム/秒、ステータス(4)のときは記録されるフレームレートは8フレーム/秒、ステータス(5)のときは記録されるフレームレートは15フレーム/秒、ステータス(6)のときおよび(7)のときは記録されるフレームレートは30フレーム/秒として制御信号が生成される。
記録制御部24で生成された制御信号はバッファメモリ部25で取得され、Y−DC抽出部221から取得され格納されたM−JPEG信号が記録制御部24で生成された制御信号に従って記録装置40に送信される(S9)とともに、Y−DC抽出部221から取得されたすべてのM−JPEG信号が画像復号部26に送出される。
記録装置40で受信されたM−JPEG信号は記録装置40に適当な記録フォーマットで記録され、画像復号部26で取得されたM−JPEG信号はJPEGアルゴリズムに基づいて復号処理され、モニタ50に送信されて表示される。
バッファメモリ部25において、記録装置40へ送信されるM−JPEG信号のフレームレートと画像復号部26に送出されるM−JPGE信号のフレームレートとは独立して制御されている。
以上の本実施形態によれば、フレーム内符号化方式を用いて符号化された監視画像データを復号することなく画像の動きを検出することにより、簡易な回路構成で異常の発生を検出することができる。
また、この検出された異常の発生位置により重要度が判断され、この重要度が高いときのみ高いフレームレートで記録し重要度が低いときには低いフレームレートで記録するため、記録媒体の容量を効率よく使用することができる。
本実施形態においては記録装置を監視画像記録制御装置とは異なる装置として構成したが、これには限定されず、記録装置をハードディスクなどで構成し、監視画像記録制御装置に内蔵させてもよい。
また、本実施形態において符号化方式としてM−JPEGを利用したが、これには限定されず、フレーム内で符号化を行う方式であれば他の方式でもよい。
また、本実施形態においては生成されたサムネイル画像の中心部分を重要度が高くなるように設定したがこれには限定されず、監視する対象によって重要度を高くする部分をユーザが設定するようにしてもよい。
また、上記の実施形態の監視画像記録制御装置の機能構成をプログラム化してコンピュータに組み込むことにより、当該コンピュータを監視画像記録制御装置として機能させることも可能である。
1…監視システム
10…監視カメラ
11…撮像部
12…AD変換部
13…画像符号化部
14…ネットワークI/F部
20…監視画像記録制御装置
21…ネットワークI/F部
22…輝度信号分離部
23…異常検出部
24…記録制御部
25…バッファメモリ部
26…画像復号部
30…ネットワーク
40…記録装置
50…モニタ
61…ID
62…JPEGヘッダ
63…ストリームデータ
63a…MCU
71…JPEG信号
72…MCU
73…DC成分
74…サムネイル画像データ
81〜87…領域
221…Y−DC抽出部
222…ハフマン復号部
223…バッファ部
231…メモリ部
232…動き検出部
10…監視カメラ
11…撮像部
12…AD変換部
13…画像符号化部
14…ネットワークI/F部
20…監視画像記録制御装置
21…ネットワークI/F部
22…輝度信号分離部
23…異常検出部
24…記録制御部
25…バッファメモリ部
26…画像復号部
30…ネットワーク
40…記録装置
50…モニタ
61…ID
62…JPEGヘッダ
63…ストリームデータ
63a…MCU
71…JPEG信号
72…MCU
73…DC成分
74…サムネイル画像データ
81〜87…領域
221…Y−DC抽出部
222…ハフマン復号部
223…バッファ部
231…メモリ部
232…動き検出部
Claims (2)
- フレーム内符号化方式により符号化された符号化画像データを入力し、これを記録装置に記録するための制御を行う画像記録制御装置において、
前記入力した符号化画像データの輝度信号からDC成分を抽出するDC成分抽出部と、
前記DC成分抽出部で抽出されたDC成分をハフマン符号を用いて復号しサムネイル画像データを生成するサムネイル画像生成部と、
前記サムネイル画像生成部で1フレーム前に生成されたサムネイル画像データを保持するメモリ部と、
前記サムネイル画像生成部で生成されたサムネイル画像データを取得するとともに前記メモリ部に保持されている1フレーム前のサムネイル画像データを取得してこれら取得したサムネイル画像データに基づき画像の動きを検出し、前記画像の動きが検出されたときに、この画像の動きが検出された位置が、重要度に応じて画像を区分した複数の領域において含まれる領域に対応した重要度に基づいて記録するフレームレートを算出する動き検出部と、
前記動き検出部で算出されたフレームレートに基づいて、前記入力した符号化画像データを前記記録装置に送信する制御を行う送信制御部と、
を備えることを特徴とする画像記録制御装置。 - フレーム内符号化方式により符号化された符号化画像データを入力し、この符号化画像データの輝度信号からDC成分を抽出するステップと、
前記抽出したDC成分をハフマン符号を用いて復号しサムネイル画像データを生成するステップと、
1フレーム前に生成したサムネイル画像データを保持するステップと、
今回生成したサムネイル画像データを取得するとともに前記保持した1フレーム前のサムネイル画像データを取得してこれら取得したサムネイル画像データに基づき画像の動きを検出し、前記画像の動きが検出されたときに、この画像の動きが検出された位置が、重要度に応じて画像を区分した複数の領域において含まれる領域に対応した重要度に基づいて記録するフレームレートを算出するステップと、
前記算出したフレームレートに基づいて、前記入力した符号化画像データを記録する制御を行うステップと、
を有することを特徴とする画像記録制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006303970A JP2008124626A (ja) | 2006-11-09 | 2006-11-09 | 画像記録制御装置および画像記録制御方法 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015046732A (ja) * | 2013-08-28 | 2015-03-12 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法 |
JP2017126896A (ja) * | 2016-01-14 | 2017-07-20 | 株式会社東芝 | 監視システム、監視装置、および再生装置 |
WO2018037665A1 (ja) * | 2016-08-22 | 2018-03-01 | 日本電気株式会社 | 情報処理装置、情報処理システム、制御方法、及びプログラム |
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2006
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