JP3795171B2 - 監視システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、送信側装置により撮像された監視領域の画像を回線を介して受信側装置へ送信し、受信側装置により前記画像を受信して表示出力させる監視システムに関し、特に、撮像された監視領域の画像の変化が検出された場合にのみ送信側装置と受信側装置との間の回線を接続して画像伝送を行う監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
監視システムは、例えば、画像端末から構成された送信側装置と受信側装置とを回線を介して接続することにより構成され、送信側装置により監視領域の画像を撮像し、この撮像された画像を送信側装置から受信側装置へ送信して、受信側装置により受信した画像を画面に表示させることにより監視領域の監視を行う。このようなシステムでは、例えば、ビデオカメラにより撮像された監視領域の動画像を送信側装置によりフレーム毎の静止画像として回線を介して受信側装置へ送信し、受信側装置により前記画像を受信してモニタテレビに表示出力させて、監視領域の監視が行われている。ここで、監視領域とは、カメラにより撮像する場所のことであり、すなわち、カメラにより撮像して監視する対象領域をいう。
【0003】
このようなシステムにおける画像の伝送処理を図9を参照して更に詳しく説明する。
送信側装置では、図9(a)に処理の一例を示すように、まず、受信側装置から送信要求電文が送信されてくるのを待機し(ステップS70)、受信側装置から後述する送信要求電文を受信すると(ステップS71)、次のようにして画像送信処理を行う。すなわち、まず、ビデオカメラにより撮像された監視領域の画像を画像データとして格納し(ステップS72)、次に、格納された画像データを圧縮して(ステップS73)、回線を介して受信側装置へ送信する(ステップS74)。その後、受信側装置から受信完了電文が送信されてくるのを待機し(ステップS75)、受信側装置から受信完了電文を受信すると(ステップS76)、次のフレームについての画像データの格納、圧縮、送信及び受信完了電文の受信処理を繰り返して行う。
【0004】
一方、受信側装置では、図9(b)に処理の一例を示すように、まず、送信要求電文を送信側装置へ送信することにより(ステップS80)、送信側装置に上記の画像送信処理を開始させ、受信側装置では次のようにして画像受信処理を行う。すなわち、送信側装置から送信された画像データを回線を介して受信し(ステップS81)、受信された画像データを伸長して(ステップS82)、モニタテレビに表示出力させる(ステップS83)。これとともに、送信側装置へ受信完了電文を送信することにより(ステップS84)、送信側装置に次のフレームについての画像送信処理を開始させ、受信側装置では、次のフレームについての受信、伸長、表示、受信完了電文の送信処理を繰り返して行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のようなシステムでは、監視が行われている間は送信側装置と受信側装置との間で画像伝送が常に行われているため、両装置間の回線が常に接続されている必要があり、回線の使用効率が悪いといった不具合があった。
また、受信側装置では、監視領域へ侵入者が侵入した等といった異常発生を監視するために、送信側装置から送信された監視領域の画像を常に監視者により監視する必要があり、例えば監視者が長時間の監視に疲れてしまい、侵入者が画面に映し出された場合であっても監視者の注意が喚起されにくいといった不具合があった。
【0006】
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたもので、送信側装置により撮像された監視領域の画像を回線を介して受信側装置へ送信し、受信側装置により前記画像を受信して表示出力させることにより監視領域を監視するに際して、送信側装置と受信側装置との間の回線を常に接続しておかずとも、監視領域の異常に起因した画像の変化を監視することができ、これにより、回線の使用効率を向上させることができる監視システムを提供することを目的とする。
また、本発明は、受信側装置において監視者が常に監視領域の画像を監視していなくとも、監視領域の異常発生時には監視者の注意を即座に喚起することができる監視システムを提供することを目的とする。
【0007】
更に具体的には、送信側装置では、監視領域の画像の変化が検出された場合にのみ送信側装置と受信側装置との間の回線を接続して画像送信を行うようにする。これにより、回線の使用効率を向上させ、また、受信側装置では、送信側装置により監視領域の画像の変化が検出された場合にのみ監視領域の画像が画面に映し出されるため、監視者の注意を即座に喚起することができる。
また、監視領域の画像の変化が検出された場合にのみ送信側装置と受信側装置との間の回線が接続されるため、例えば、単一の受信装置を複数の送信側装置と回線を共用して接続することにより、複数の監視領域を単一の受信側装置により監視することもできる。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明に係る監視システムでは、監視領域の画像を撮像するカメラと当該撮像された画像を回線を介して送信する送信手段とを有した送信側装置と、撮像された監視領域の画像を回線を介して受信する受信手段と当該画像を画面に表示出力させる表示手段とを有した受信側装置とを備えた従来の監視システムに、撮像された監視領域の画像の変化を検出する変化検出手段と、変化検出手段により画像の変化が検出されたことに基づいて送信側装置と受信側装置との間の回線を接続する回線接続手段とを備えることにより、次のようにして監視領域の監視を行う。
【0009】
例えば、送信側装置及び受信側装置が静止画像端末から構成されており、両装置間の回線が遮断されているとする。この場合、送信側装置では、ビデオカメラが監視領域の画像を撮像し、変化検出手段が撮像された動画像のフレーム間について画像の変化を検出する。この結果、画像の変化が検出された場合には、回線接続手段が送信側装置と受信側装置との間の回線を接続し、送信手段が回線を介して変化が検出されたフレームの画像を受信側装置へ送信する。
【0010】
一方、受信側装置では、送信側装置により両装置間の回線が接続され、接続された回線を介して送信側装置から画像が送信されると、受信手段が送信側装置から送信された画像を前記回線を介して受信し、表示手段がこの受信画像をモニタテレビの画面に表示出力させる。
従って、監視領域を監視するに際して、送信側装置により監視領域の画像の変化が検出されると、送信側装置と受信側装置との間の回線が接続されて画像送信が行われるため、回線の使用効率を向上させることができ、また、受信側装置では、送信側装置により監視領域の画像の変化が検出されると、監視領域の画像が画面に映し出されることになり、監視者の注意を即座に喚起することができる。
【0011】
ここで、監視領域の画像の変化を検出する方法としてはどのような方法が用いられてもよく、例えば、監視領域の正常時における画像である比較元画像を予め記憶しておき、この比較元画像と撮像された監視領域の画像とを比較することにより、監視領域の異常に起因した画像の輝度や色度等の変化を検出することもできる。また、例えば、監視領域内で生じた物理量の変化を監視領域の画像の変化として擬制することにより、監視領域の画像の変化を検出することもできる。例えば、監視領域に温度センサを設置して侵入者や火災等による異常発生を温度変化により検出し、この異常状態が撮像された監視領域の画像に現れて当該画像に変化が生ずるものと擬制して検出する方法や、監視領域に光センサを設置して光センサから放出された光が侵入者により遮られたことに基づいて異常の発生を検出し、この侵入者が監視領域の画像中に現れて当該画像に変化が生ずるものと擬制して検出する方法がある。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明に係る一実施例を図面を参照して説明する。
図1には、本発明に係る監視システムの一例を示してあり、この監視システムには、画像を送信する送信側装置1と、画像を受信する受信側装置2とが備えられており、これらの装置が回線3を介して接続されている。また、受信側装置2には、画像を表示するモニタテレビ4が接続されている。
送信側装置1には、画像を撮像するカメラ11と、画像の変化を検出する変化検出手段12と、回線を接続する回線接続手段13と、画像を送信する送信手段14とが備えられている。
【0013】
カメラ11は、動画像や静止画像を撮像する手段であり、動画像を撮像する場合にはビデオカメラ等から構成され、静止画像を撮像する場合にはスチルカメラ等から構成される。
変化検出手段12は、撮像された監視領域の画像の変化を検出する手段であり、この手段としては、例えば、監視領域の正常時における画像である比較元画像を予め記憶しておき、この比較元画像と撮像された監視領域の画像とを比較することにより、監視領域の異常に起因した画像の輝度や色度等の変化を検出する画像比較方式による手段や、また、監視領域内で生じた物理量の変化を監視領域の画像の変化として擬制することにより、監視領域の画像の変化を検出する手段を用いることもできる。
【0014】
回線接続手段13は、送信側装置1と受信側装置2との間の回線3を接続する手段であり、両装置間で画像伝送を行うための伝送路を確立する手段である。
送信手段14は、画像を回線3を介して受信側装置2へ送信する手段であり、例えば、画像データを回線3に適した方式で変調する変調器から構成されている。
以上の構成により、送信側装置1は、監視領域の画像を撮像し、撮像された画像に監視領域の異常に起因した変化が検出されたことに基づいて回線3を接続し、この回線3を介して画像を受信側装置2へ送信する。
【0015】
受信側装置2には、画像を受信する受信手段21と、画像を表示させる表示手段22とが備えられている。
受信手段21は、画像を回線3を介して受信する手段であり、例えば、画像データを送信側装置1に対応した方式で復調する復調器から構成されている。
表示手段22は、画像を画面に表示出力させる手段である。
以上の構成により、受信側装置2は、送信側装置1から送信された画像を回線3を介して受信し、受信した画像をモニタテレビ4の画面に表示出力させる。
【0016】
次に、送信側装置1及び受信側装置2を静止画像端末から構成した場合の例を図面を参照して説明する。本例では、送信側装置1に、カメラ11として動画像を撮像するビデオカメラを備え、また、回線3として、構内回線や公衆回線や専用回線等から構成されるネットワーク網を用いる。また、本例では、上記した画像比較方式により監視領域を監視した場合の例と、更に、監視領域内で生じた物理量の変化を監視領域の画像の変化として擬制する場合の一例として、監視領域に温度センサを設置して侵入者や火災等による異常発生を温度変化により検出し、この異常状態が撮像された監視領域の画像に現れて当該画像に変化が生ずるものと擬制して検出するI/O監視方式により監視領域を監視した場合の例とを示す。
【0017】
図2に、静止画像端末のハードウェア回路による一構成例を示す。この静止画像端末には、各種演算等の処理を行うCPU31と、処理プログラム等を記憶したROM32と、CPU31が各種処理を展開する処理領域やデータの記憶領域となるRAM33と、ビデオ信号の処理を行うビデオ信号処理回路34と、画像データを格納するビデオメモリ35と、画像データの圧縮又は伸長処理を行う圧縮・伸長処理回路36と、端末を回線3に接続するネットワークインタフェース回路37と、電気信号の入出力処理を行うI/O回路38とが備えられている。
【0018】
上記構成から成る静止画像端末から送信側装置1を構成した場合には、ビデオ信号処理回路34は、ビデオカメラ11により撮像された動画像をビデオ信号として入力し、入力されたビデオ信号をアナログ−デジタル変換によりデジタル信号としてビデオメモリ35へ出力することにより、前記動画像データを各フレーム毎のデジタルデータとしてビデオメモリ35に格納する。
【0019】
変化検出手段12は、上記した画像比較方式が用いられる場合には、CPU31がRAM33に展開された処理プログラムに従って、ビデオメモリ35に格納された動画像データを構成する各フレームの静止画像データとRAM33に予め格納されている比較元画像データとを比較して画像の変化を検出することにより構成される。なお、この比較処理はRAM33の領域上で行われるため、動画像データを構成する各フレーム毎の静止画像データはRAM33に一旦格納されて処理が行われる。
【0020】
この変化検出処理として、本例では、画像の輝度や色度の変化量を検出し、検出された変化量が予め輝度や色度について設定された閾値を超えていた場合には画像の変化を監視領域の異常に起因するものとみなす一方、変化量が閾値以下であった場合には画像の変化を監視領域の異常に起因しない雑音等によるものとみなす。これにより、例えば、監視領域の明るさ等が異常に起因しなくとも多少変化する状況にあっても、この明るさ等の変化により画像に生じる輝度や色度の変化量よりも大きな閾値を設定しておくことにより、閾値以下の画像の変化を検出した場合には画像の変化が検出されなかったものとみなして、異常に起因しない変化を異常発生として誤って検出してしまうことを防ぐこともできる。
【0021】
なお、本例では、上記した輝度や色度等の閾値パラメータ等といった送信開始判定用パラメータや画像の変化検出処理を画像フレーム中のどの範囲で行うかを規定する検出範囲パラメータ等といった制御パラメータのデフォルトが予めROM32に格納されており、また、パラメータの設定を変更するための情報を有するパラメータ電文を受信側装置2から送信側装置1へ送信することにより、受信側装置2によっても上記したパラメータの設定変更を行うことができる。ここで、受信側装置2から送信側装置1へパラメータ電文の送信がなかった場合には、送信側装置1は、デフォルトに設定された値により変化検出処理を行う。
【0022】
回線接続手段13は、CPU31がRAM33に展開された処理プログラムに従って、送信側装置1と受信側装置2との間での伝送に使用可能な伝送路を回線3中に確立することにより構成される。なお、本例では、同様の構成により、送信側装置1には、送信側装置1と受信側装置2との間の回線3を遮断する手段が備えられている。
送信手段14は、CPU31がRAM33に展開された処理プログラムに従って、RAM33に格納された静止画像データをネットワークインタフェース回路37を介して回線3へ送信出力することにより構成される。なお、本例では、同様の構成により、送信側装置1には、ネットワークインタフェース回路37を介して回線3からデータを受信する手段が備えられている。
【0023】
ここで、上記では、画像の変化検出手段12として画像比較方式が用いられる場合について説明したが、変化検出手段12として、前記したI/O監視方式が用いられる場合には、送信側装置1に更にI/O回路38を備え、このI/O回路38を監視領域に設置された温度センサに接続することにより、温度センサが検出した監視領域の温度を電気信号としてI/O回路38から入力し、この入力信号を読み取って監視領域の温度を監視する。
この場合には、変化検出手段12は、CPU31がRAM33に展開された処理プログラムに従って、温度センサから通知された監視領域の温度の変化を検出し、この温度変化を画像の変化として擬制することにより、監視領域の画像の変化を検出することにより構成される。
【0024】
この変化検出処理としても、上記した画像比較方式の場合と同様に、予め温度の閾値を設定しておき、火災の発生等により監視領域の温度が異常に上昇して設定された上限の閾値を超えた場合、或いは扉を閉じてあるべき部屋の扉が開放されて、外気が吹き込むことにより監視領域の温度が異常に下降して設定された下限の閾値を下回った場合には、監視領域に異常が発生したと擬制して画像の変化を検出する一方、温度が上限の閾値以下で且つ下限の閾値以上であった場合には、監視領域の異常に起因しない温度変化であるとみなして画像の変化は検出されなかったものとする。
【0025】
なお、この場合も、画像比較方式の場合と同様に、閾値パラメータ等といった送信開始判定用パラメータや制御パラメータのデフォルトがROM32に格納されており、また、パラメータの設定変更も受信側装置2から送信側装置1へパラメータ電文を送信することにより行うことができる。例えば、監視領域が正常時には達し得ない程の高温値が上限の閾値として設定された場合には、監視領域の温度が異常に上昇し、温度が設定された上限の閾値を超えたことを検出することができる。
【0026】
また、温度センサが監視領域の温度を検出してからこの温度が送信側装置1により読み取られるまでの処理時間や、ビデオカメラ11により監視領域の画像が撮像されてからこの画像がビデオメモリ35に格納されるまでの処理時間は予め把握されており、これらの処理時間に基づいて、送信側装置1は、異常に起因した温度変化が検出された場合には、ビデオカメラ11により撮像された動画像データ中から異常な温度変化が生じた時に撮像された画像フレームを特定することができる。そして、この特定された画像フレームを異常が生じた時に撮像された静止画像データとして受信側装置2へ送信する。
なお、本例では、送信側装置1に圧縮・伸長処理回路36を備えることにより、送信対象の画像データを圧縮処理する。
【0027】
ここで、上記したROM32、RAM33、ビデオメモリ35に関するメモリマップを図3に示す。ROM32には、パラメータ設定のデフォルトが予め記憶されており、RAM33には、受信側装置2から受信したパラメータ電文に基づくパラメータ設定が記憶され、ビデオメモリ35には、ビデオカメラ11により撮像された動画像データが記憶される。なお、画像の変化検出手段12として画像比較方式が用いられる場合には、RAM33には、更に、比較元画像データが記憶される。
【0028】
次に、上記した静止画像端末から受信側装置2を構成した場合について説明する。なお、静止画像端末を構成する各ハードウェア回路に付された番号としては、上記した送信側装置1の場合と同様に、図2に示した番号を用いる。
受信手段21は、CPU31がRAM33に展開された処理プログラムに従って、ネットワークインタフェース回路37を介して回線3から静止画像データを受信することにより構成される。なお、本例では、同様の構成により、受信側装置2には、ネットワークインタフェース回路37を介して回線3へデータを送信する手段が備えられている。
【0029】
ここで、受信手段21により受信された静止画像データは、デジタルデータとしてビデオメモリ35に格納される。
表示手段22は、CPU31がRAM33に展開された処理プログラムに従って、ビデオメモリ35に格納された静止画像データをビデオ信号処理回路34によりデジタル−アナログ変換して、変換により得られたビデオ信号をモニタテレビ4へ出力することにより構成される。これにより、モニタテレビ4には、前記ビデオ信号として入力された静止画像が表示出力される。
【0030】
なお、本例では、モニタテレビ4を受信側装置2とは別個の装置として構成したが、例えばLCDといった表示装置39を受信側装置2に備えて、これにより静止画像データの表示を行ってもよい。
I/O回路38は、ブザーやランプ等に接続されており、監視領域に異常が生じたために送信側装置1から受信側装置2へ画像が送信されてきた場合には、これらブザーやランプ等へ電気信号を出力することにより警告音や警告灯等を始動させる。
なお、本例では、上記した送信側装置1と同様に、受信側装置2には、送信側装置1と受信側装置2との間の回線3を接続する手段が備えられている。
【0031】
また、受信側装置2は、上記したパラメータ電文や、比較元画像となる静止画像データの送信を要求する第1の送信要求電文や、監視領域の監視処理開始を要求する第2の送信要求電文や、静止画像データの受信完了を通知する受信完了電文を送信側装置1へ送信する。なお、I/O監視方式が用いられる場合には、送信側装置1に比較元画像を格納しておく必要がないため、上記した第1の送信要求電文を送信側装置1へ送信する必要はなく、送信要求電文としては、上記した第2の送信要求電文のみが送信側装置1へ送信される。
【0032】
また、パラメータの設定としては、例えば、受信側装置2にキーボード等の入力手段を備えることにより、監視者が任意にパラメータを入力し、この入力されたパラメータがパラメータ電文として送信側装置1へ送信される。
なお、本例では、受信側装置2に圧縮・伸長処理回路36を備えることにより、送信側装置1から受信した静止画像データを送信側装置1に対応して伸長する。
【0033】
ここで、受信側装置2におけるROM32、RAM33、ビデオメモリ35に関するメモリマップを、上記した送信側装置1の場合と同様に、図3に示す。ROM32には、パラメータ設定のデフォルトが予め記憶されており、RAM33には、受信側装置2から送信側装置1へ送信したパラメータ電文に基づくパラメータ設定が記憶され、ビデオメモリ35には、送信側装置1から受信した表示用の静止画像データが記憶される。また、上記した画像の変化検出手段12として画像比較方式が用いられる場合には、RAM33には、更に、比較元画像データが記憶される。なお、受信側装置2では、必ずしも上記したパラメータ設定のデフォルトやパラメータ電文に基づくパラメータ設定や比較元画像データを記憶しておく必要はない。
【0034】
また、図4に、上記した送信側装置1と受信側装置2との間で送受信される電文フォーマットの一例を示す。同図に示した電文は、電文の開始を示す同期確立用のデータであるフラグ51と、電文の種別を示す種別部52と、電文のデータ部のサイズを示すデータ長部53と、電文のデータ部分であるデータ部54と、CRC値等の受信電文の誤り検出用データであるチェックデータ55とから構成されている。
【0035】
また、図4にテーブル60として、各電文の種別部52及びデータ部54の一例を示す。例えば、送信要求電文(種別”01”)にはデータ部54はなく、また、画像データ電文(種別”02”)のデータ部54は、伝送対象の画像データから構成され、1フレームの画像を複数の電文に分割して伝送する場合には、データの伝送順序を示すブロック番号がデータ部54に付加される。また、受信完了電文(種別”03”)のデータ部54は、例えば次の画像の送信開始を要求するフラグ”01”から構成することもできるが、本例では、画像の送信を一旦終了させるフラグ”00”から構成する。また、パラメータ電文(種別”04”)については、上記した通りである。
【0036】
なお、上記した各機能手段12〜14及び各機能手段21〜22は、本発明においてはそれぞれ別個な回路として構成することも可能であるが、本実施例においては、予め設定されたROM32に格納されている処理プログラムをCPU31が実行することにより構成されている。
【0037】
次に、以上の構成により監視領域の監視を行う場合の処理の一例を図面を参照して説明する。図5及び図6に、画像比較方式により監視領域を監視した場合の処理の一例を示す。なお、送信側装置1と受信側装置2との間の回線3は遮断されているとする。
送信側装置1では、図5に示すように、まず、受信側装置2により回線3が接続されるのを待機する(ステップS1)。受信側装置2により回線3が接続されると、受信側装置2から第1の送信要求電文が送信されてくるのを待機し(ステップS2)、受信側装置2から後述する第1の送信要求電文を受信すると(ステップS3)、撮像された動画像データを格納し、格納された動画像データを構成する1フレームの静止画像データを圧縮して受信側装置2へ回線3を介して送信する(ステップS4)。
【0038】
これとともに、前記静止画像データを比較元画像データとして格納し(ステップS5)、受信側装置2から受信完了電文が送信されてくるのを待機する(ステップS6)。受信側装置2から受信完了電文を受信すると(ステップS7)、受信側装置2からパラメータ電文或いは第2の送信要求電文が送信されてくるのを待機する(ステップS8)。
【0039】
ここで、受信側装置2からパラメータ電文を受信した(ステップS9)場合には受信したパラメータ設定を格納し(ステップS10)、このパラメータ設定終了後、或いは、パラメータ電文を受信せずに、第2の送信要求電文を受信側装置2から受信すると(ステップS11)、受信側装置2との間の回線3を遮断して監視領域の監視処理を開始する(ステップS12)。
【0040】
すなわち、送信側装置1は、監視領域の動画像を撮像し、この動画像データをフレーム毎の静止画像データとして格納して(ステップS13)、格納された各フレームの静止画像データを上記した比較元画像データと比較して画像の変化を検出する(ステップS14)。この結果、異常に起因した画像の変化が検出されなかった場合には、再び上記した静止画像データの格納(ステップS13)及び変化検出処理(ステップS14)を繰り返して行い、また、異常に起因した画像の変化が検出された場合には(ステップS15)、受信側装置2との間の回線3を接続し(ステップS16)、この回線3を介して変化が検出された静止画像データを圧縮して受信側装置2へ送信する(ステップS17)。
【0041】
その後、受信側装置2から受信完了電文が送信されてくるのを待機し(ステップS18)、受信側装置2から受信完了電文を受信すると(ステップS19)、再び受信側装置2との間の回線3を遮断して(ステップS12)、上記した監視領域の監視処理を繰り返して行う。
【0042】
一方、受信側装置2では、図6(a)及び(b)に示すように、まず、送信側装置1との間の回線3を接続し(ステップS20)、この回線3を介して送信側装置1へ第1の送信要求電文を送信する(ステップS21)。その後、送信側装置1から送信されてきた静止画像データを回線3を介して受信し、受信した静止画像データを伸長してモニタテレビ4の画面に表示させるとともに、受信完了電文を送信側装置1へ送信する(ステップS22)。ここで、監視者は、比較元画像となる静止画像をモニタテレビ4により確認することができる。また、パラメータの設定を変更する必要がある場合には(ステップS23)、監視者によりパラメータの入力が行われ(ステップS24)、パラメータ電文が送信側装置1へ送信される(ステップS25)。
【0043】
このパラメータ電文送信後、或いは、パラメータ電文を送信せずに、第2の送信要求電文を送信側装置1へ送信することにより(ステップS26)、送信側装置1に上記した監視領域の監視処理を開始させる。これとともに、受信側装置2は、送信側装置1により回線3が遮断されるのを待機し(ステップS27)、回線3が遮断されると、送信側装置1により監視領域の異常が検出されて再び回線3が接続されるのを待機する(ステップS28)。
【0044】
そして、送信側装置1により監視領域の異常が検出された場合には、送信側装置1により回線3が接続され、受信側装置2は、この回線3を介して送信側装置1から送信されてきた静止画像データを受信して、受信した静止画像データを伸長してモニタテレビ4に表示させる(ステップS29)とともに、ブザーやランプ等により監視者に異常が発生したことを知らせる(ステップS30)。また、これとともに、送信側装置1へ受信完了電文を送信し(ステップS31)、送信側装置1により回線3が遮断されるのを待機する(ステップS32)。その後、送信側装置1により回線3が遮断されると、再び送信側装置1により回線3が接続されるのを待機し(ステップS28)、再び回線3が接続された場合には、上記した受信処理(ステップS29)以降の処理を繰り返して行う。
【0045】
以上のように、本発明に係る監視システムによると、監視領域を監視するに際して、送信側装置により監視領域の画像の変化が検出されたことに基づいて送信側装置と受信側装置との間の回線が接続され、この回線を介して画像送信が行われるため、回線の使用効率を向上させることができ、また、受信側装置では、送信側装置により監視領域の画像の変化が検出されたことに基づいて監視領域の画像が画面に映し出されるため、監視者の注意を即座に喚起することができる。
【0046】
次に、図7及び図8に、I/O監視方式により監視領域を監視した場合の処理の一例を示す。なお、送信側装置1と受信側装置2との間の回線3は遮断されているとする。
送信側装置1では、図7に示すように、まず、受信側装置2により回線3が接続されるのを待機する(ステップS40)。受信側装置2により回線3が接続されると、受信側装置2から後述するパラメータ電文或いは送信要求電文が送信されてくるのを待機し(ステップS41)、受信側装置2からパラメータ電文を受信した場合には(ステップS42)、受信したパラメータ設定を格納する(ステップS43)。このパラメータ設定終了後、或いは、パラメータ電文を受信せずに、送信要求電文を受信側装置2から受信すると(ステップS44)、受信側装置2との間の回線3を遮断して監視領域の監視処理を開始する(ステップS45)。
【0047】
すなわち、送信側装置1は、監視領域の動画像を撮像するとともに、監視領域の温度変化を温度センサからI/O回路38を介して読み込み、この温度変化を監視する(ステップS46)。この結果、監視領域に異常な温度変化が検出されなかった場合には、再び上記した撮像及び温度変化監視処理(ステップS46)を繰り返して行う。一方、監視領域に異常な温度変化が検出された場合には(ステップS47)、受信側装置2との間の回線3を接続するとともに(ステップS48)、異常な温度変化が検出された時に撮像された画像フレームを格納して圧縮し、この圧縮された静止画像データを回線3を介して受信側装置2へ送信する(ステップS49)。
【0048】
その後、受信側装置2から受信完了電文が送信されてくるのを待機し(ステップS50)、受信側装置2から受信完了電文を受信すると(ステップS51)、再び受信側装置2との間の回線3を遮断して(ステップS45)、上記した監視領域の監視処理を繰り返して行う。
【0049】
一方、受信側装置2では、図8に示すように、まず、送信側装置1との間の回線3を接続し(ステップS60)、パラメータを設定する必要がある場合には(ステップS61)、監視者によりパラメータが入力され、パラメータ電文が送信側装置1へ送信される(ステップS62)。このパラメータ電文送信後、或いは、パラメータ電文を送信せずに、送信要求電文を送信側装置1へ送信することにより(ステップS63)、送信側装置1に上記した監視領域の監視処理を開始させる。これとともに、受信側装置2は、送信側装置1により回線3が遮断されるのを待機し(ステップS64)、回線3が遮断されると、送信側装置1により監視領域の異常が検出されて再び回線3が接続されるのを待機する。
【0050】
この後の受信側装置2による画像受信処理は、上記した画像比較方式の場合において図6(b)に示した処理と同様であり、本例では説明を省略する。
以上のように、I/O監視方式が用いられた場合にも、上記した画像比較方式が用いられた場合と同様に、回線の使用効率を向上させることができ、また、監視領域に異常が発生した場合には、監視者の注意を即座に喚起することができる。
【0051】
ここで、上記実施例では、監視領域の異常に起因した画像の変化を検出する手段として、画像比較方式と温度センサによるI/O監視方式とを用いたが、画像の変化検出手段としては、上記した方法に限られず任意の方法が用いられてよい。例えばI/O監視方式としては、監視領域に光センサを設置して光センサから放出された光が侵入者により遮られたことに基づいて異常の発生を検出し、この侵入者が監視領域の画像中に現れて当該画像に変化が生ずるものと擬制して検出することもできる。
【0052】
また、上記した画像比較方式の例では、撮像された動画像の各フレームの静止画像について変化検出処理を行ったが、この処理は、必ずしも撮像されたすべてのフレームについて行われる必要はなく、例えば1フレームおきや10フレームおきといったように数フレーム間隔で行われてもよい。また、例えば、一定の時間間隔毎に監視領域の静止画像を撮像し、これら静止画像について画像の変化検出処理を行ってもよい。
【0053】
また、上記実施例では、送信側装置から受信側装置へ静止画像を送信したが、送信される画像は必ずしも静止画像でなくてもよく、送信側装置から受信側装置へ動画像を送信してもよい。この場合には、例えば、送信側装置により監視領域の画像の変化が検出されたことに基づいて回線を接続し、この回線を介して変化が検出された時以降の監視領域の動画像を受信側装置へ送信することにより、受信側装置では、監視領域に異常が検出された時以降の監視領域の様子を連続的に表示させることもできる。
【0054】
また、送信側装置と受信側装置とを接続する回線としては、どのような回線が用いられてもよく、無線回線であっても有線回線であってもよい。
また、上記実施例では、送信側装置と受信側装置とを1対1で接続した場合について示したが、例えば複数の送信側装置を備えて複数の監視領域を監視する一方、これら複数の送信側装置を回線を共用して単数の受信側装置に接続することにより、単数の受信側装置により複数の監視領域を監視することもできる。なお、この場合には、受信側装置では、これら複数の送信側装置のそれぞれに対してパラメータ設定や送信要求等を行う必要がある。
【0055】
【発明の効果】
以上説明にしたように、本発明に係る監視システムによると、送信側装置により撮像された監視領域の画像を回線を介して受信側装置へ送信し、受信側装置により前記画像を受信して表示出力させることにより監視領域を監視するに際して、送信側装置では、監視領域の画像の変化が検出されたことに基づいて送信側装置と受信側装置との間の回線を接続して画像送信を行うようにしたため、回線の使用効率を向上させ、また、受信側装置では、送信側装置により監視領域の画像の変化が検出されたことに基づいて監視領域の画像が画面に映し出されるため、監視者の注意を即座に喚起することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る監視システムの構成例である。
【図2】静止画像端末の一構成例である。
【図3】静止画像端末に関するメモリマップの一例である。
【図4】電文フォーマットの一例である。
【図5】画像比較方式による送信側装置での処理の一例である。
【図6】画像比較方式による受信側装置での処理の一例である。
【図7】I/O監視方式による送信側装置での処理の一例である。
【図8】I/O監視方式による受信側装置での処理の一例である。
【図9】従来の監視処理の一例である。
【符号の説明】
1・・送信側装置、 2・・受信側装置、 3・・回線、
4・・モニタテレビ、 11・・カメラ、 12・・変化検出手段、
13・・回線接続手段、 14・・送信手段、 21・・受信手段、
22・・表示手段、 31・・CPU、 32・・ROM、 33・・RAM、
34・・ビデオ信号処理回路、 35・・ビデオメモリ、
36・・圧縮・伸長処理回路、 37・・ネットワークインタフェース回路、
38・・I/O回路、 39・・表示装置、
Claims (1)
- 画像を送信する画像送信装置において、
対象領域の物理量又は物理量の変化を検出するセンサからの検出情報を読み取る第1の手段と、
前記対象領域の画像を撮像するカメラからの撮像画像をメモリに格納する第2の手段と、
前記センサにより検出を行ってから当該検出情報が前記第1の手段により読み取られるまでの処理時間及び前記カメラにより前記対象領域の画像が撮像されてから当該画像が前記第2の手段により前記メモリに格納されるまでの処理時間に基づいて、前記カメラにより撮像された画像の中から前記対象領域の物理量が変化したときに撮像された画像を特定する第3の手段と、
前記第3の手段により特定された画像を送信する第4の手段と、
を備えたことを特徴とする画像送信装置。
Priority Applications (1)
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JP04169797A JP3795171B2 (ja) | 1997-02-10 | 1997-02-10 | 監視システム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP04169797A JP3795171B2 (ja) | 1997-02-10 | 1997-02-10 | 監視システム |
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JPH10224769A JPH10224769A (ja) | 1998-08-21 |
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Family
ID=12615623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP04169797A Expired - Lifetime JP3795171B2 (ja) | 1997-02-10 | 1997-02-10 | 監視システム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3795171B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
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JP5027359B2 (ja) * | 2001-06-14 | 2012-09-19 | パナソニック株式会社 | 人体検知装置 |
-
1997
- 1997-02-10 JP JP04169797A patent/JP3795171B2/ja not_active Expired - Lifetime
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