JP2798844B2 - 防災用映像音声切替装置 - Google Patents

防災用映像音声切替装置

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JP2798844B2
JP2798844B2 JP5468092A JP5468092A JP2798844B2 JP 2798844 B2 JP2798844 B2 JP 2798844B2 JP 5468092 A JP5468092 A JP 5468092A JP 5468092 A JP5468092 A JP 5468092A JP 2798844 B2 JP2798844 B2 JP 2798844B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、防災用システムと、防
犯監視システム等の外部システムにおける映像を監視す
る防災用映像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の防災用映像表示装置とし
ては、例えば図3に示すようなものが知られ、自己の防
災用システムに含まれる受信機11と、外部システムで
ある防犯監視システム12が接続されている。受信機1
1は例えば火災感知器の火災検出による火災信号等の移
報信号を送出し、防犯監視システム12は例えばITV
カメラにより撮像された映像信号を出力する。
【0003】CRT制御装置20は、自己のシステムの
受信機11からの例えば感知器コードを検出して火災現
場を特定等する移報信号処理部21と、移報信号処理部
21により特定された火災現場をCRTモニタ30に表
示するために、例えばビルの平面図の説明画像を生成す
る映像信号処理部22を有する。CRT制御装置20は
また、外部の防犯監視システム12からの映像信号を処
理してCRTモニタ30に表示するためのA/Dコンバ
ータ23、画像処理部24、画像メモリ25を有する。
この2つの画面は、受信機11からの移報信号により自
動的に切り替えたり、手動で切り替えることにより、火
災現場の説明画面と防犯用画面を選択的に表示すること
ができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の防災用映像表示装置では、外部の防犯監視システム
12からの映像信号を処理して自己のCRTモニタ30
に表示するために高速のA/Dコンバータ23と、複雑
なソフトウエアを有する画像処理部24と、大容量の画
像メモリ25が必要になる等、機器構成が複雑かつ高価
であった。更に、音声信号については処理機能を持たな
かった。
【0005】本発明は上記従来の問題点に鑑み、従来の
切替機能を持たない防災用映像表示装置に、簡単かつ安
価なハードウェアで構成した切替装置を用いることによ
って、従来の切替機能を持つ防災用映像表示装置と同様
の機能を得ると同時に、音声信号についても防災システ
ム、外部システムの切替を可能とした防災用映像音声切
替装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、防災用映像表示装置からの映像信号を入力
するための映像信号インタフェースと、防災用音声合成
システムからの音声信号を入力するための音声信号イン
タフェースと、防犯監視システム等の外部システムから
の映像信号を入力するための映像信号インタフェース
と、防犯監視システム等の外部システムからの音声信号
を入力する音声インタフェースとを備え、防災用システ
ムの通常監視時は、VTR、ITV等の外部システムか
らの映像信号をCRTモニタに出力する共に音声信号を
スピーカに出力し、防災用システムにより異常が検出さ
れた場合は、防災用映像表示装置からの映像信号をCR
Tモニタに出力すると共に、防災用音声合成システムか
らの音声信号をスピーカに出力する切替手段を設けたこ
とを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明は上記構成により、外部システムからの
映像が映像信号インタフェースにより処理されるので、
簡単かつ安価なハードウエアで構成することができる。
また、自己の防災システムの画面と外部からの映像を切
り替える際に外部システムからの映像信号の同期信号を
停止した後画像信号を停止して映像生成手段からの映像
に切り替えるので、表示画面が乱れることを防止するこ
とができる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明に係る防災用映像音声切替装置の
一実施例を示すブロック図、図2は、図1のCRTモニ
タの表示画面の一例を示す説明図である。図1におい
て、受信機1は複数の感知器(図示省略)からの火災信
号を受信すると移報信号を音声合成装置2とCRT制御
装置3に出力し、音声合成装置2はこの移報信号により
異常発生場所や行動案内の音声メッセージを切替装置6
の音声信号I/F(インタフェース)6aに出力する。
【0009】CRT制御装置3は、図3の上段に示すよ
うに受信機1からの例えば感知器コードを検出して火災
現場等の異常発生箇所を特定等する移報信号処理部21
と、移報信号処理部21により特定された異常発生箇所
をCRTモニタ7に表示するために、例えば図2に示す
ようなビルの平面図の説明画像を生成する映像信号処理
部22を有する。
【0010】CRT制御装置3はまた、この映像信号を
切替装置6の映像信号I/F6bに出力するとともに、
管理する防災システムに異常が発生したときは、例えば
火災代表信号等のP型接点信号を切替信号として切替装
置6の信号切替回路6cに出力する。信号切替回路6c
にはまた、手動式の切替スイッチ4からの表示画面切替
信号が入力する。
【0011】外部システム5は、例えば防災監視システ
ムであり、ITVカメラからのNTSC信号やアナログ
のRGB信号等の映像信号と音声信号をそれぞれ切替装
置6の映像信号I/F6dと音声信号I/F6eに送出
する。映像信号I/F6dは、この外部システム5から
のNTSC信号を処理するためのNTSCデコーダ等を
備えている。
【0012】信号切替回路6cは後述するように、CR
T制御装置3または切替スイッチ4からの切替信号によ
り映像信号I/F6bまたは6dからの映像信号を選択
してCRTモニタ7に出力し、また、音声信号I/F6
aまたは6eからの音声信号を選択してスピーカ8に出
力する。このような構成において、受信機1が移報信号
を出力しない場合、および切替スイッチ4により外部シ
ステム5からの防犯画面が選択されている場合には、信
号切替回路6cは映像信号I/F6dからの映像信号と
音声信号I/F6eからの音声信号を選択してそれぞれ
CRTモニタ7とスピーカ8に出力する。
【0013】一方、CRT制御装置3が受信機1からの
火災等の移報信号を受信すると、異常発生箇所を示す画
面を生成して映像信号I/F6bに出力すると共に、発
生した異常の代表信号を映像切替信号として信号切替回
路6cに出力する。また、音声合成装置2は受信機1か
らの移報信号により異常発生場所や行動案内の音声メッ
セージを音声信号I/F6aに出力する。
【0014】信号切替回路6cはCRT制御装置3から
の映像切替信号が入力すると、CRTモニタ7へ出力す
る映像信号をCRT制御装置3側の映像信号I/F6b
からの映像信号に切り替える。また、スピーカへ出力す
る音声信号を音声合成装置2側の音声信号I/F6aか
らの音声信号に切り替える。ただし、映像信号の切替
は、その際にCRTモニタの画面が揺れるなどの表示乱
れを防止するために次のように処理する。映像切替信号
を入力すると外部システム5側の映像信号I/F6dか
らの同期信号の出力を停止し、次にRGB等の映像信号
の出力を停止する。続いて映像信号I/F6bからのR
GB等の映像信号を出力してから、同期信号を出力す
る。
【0015】図2は自己の防災システムの表示例とし
て、1階の各部屋、廊下、階段等に設置された火災感知
器S01〜S10が表示され、また、火災が発生した火
災感知器S01の設置場所が異なる色(図示斜線)で表
示されることを示している。また、図2に示すように、
感知器の発報時刻を表示することにより、適切な消火対
策を施すことができる。
【0016】したがって、上記実施例によれば、信号切
替回路6cがCRT制御装置3または切替スイッチ4か
らの切替信号により映像信号I/F6bまたは6dから
の映像信号を選択してCRTモニタ7に出力し、また、
音声信号I/F6aまたは6eからの音声信号を選択し
てスピーカ8に出力するので、簡単かつ安価なハードウ
エアで切り替えることができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
CRTモニタに通常時は外部システムからの画像を表示
すると共に音声信号をスピーカから出力し、異常発生時
は同一のCRTモニタに防災システムからの画像の表示
に切替えると共に防災用尾正システムからの音声信号の
出力に切替えることが、簡単かつ安価なハードウェアで
実現することができ、監視場所の有効利用が可能とな
る。また常時複数のCRTモニタを監視する必要がなく
なり、監視者の負荷が軽減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る防災用映像表示装置の一実施例を
示すブロック図
【図2】図1のCRTモニタの表示画面の一例を示す説
明図
【図3】従来の防災用映像表示装置を示すブロック図
【符号の説明】
1:受信機 2:音声合成装置 3:CRT制御装置 4:切替スイッチ 5:外部システム 6:切替装置 6a,6e:音声信号I/F(インタフェース) 6b,6d:映像信号I/F 6c:信号切替回路 7:CRTモニタ 8:スピーカ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】防災用映像表示装置からの映像信号を入力
    するための映像信号インタフェースと、防災用音声合成
    システムからの音声信号を入力するための音声信号イン
    タフェースと、防犯監視システム等の外部システムから
    の映像信号を入力するための映像信号インタフェース
    と、防犯監視システム等の外部システムからの音声信号
    を入力する音声インタフェースとを備え、 防災用システムの通常監視時は、外部システムからの映
    像信号をCRTモニタに出力する共に音声信号をスピー
    カに出力し、防災用システムにより異常が検出された場
    合は、前記防災用映像表示装置からの映像信号をCRT
    モニタに出力すると共に前記防災用音声合成システムか
    らの音声信号をスピーカに出力する切替手段を設けたこ
    とを特徴とする防災用映像音声切替装置。
JP5468092A 1992-03-13 1992-03-13 防災用映像音声切替装置 Expired - Lifetime JP2798844B2 (ja)

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JPH05258197A JPH05258197A (ja) 1993-10-08
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