JP4719874B2 - ドアホンシステム - Google Patents

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Description

本発明は、カメラ機能を有し、撮影した映像を記録保存するドアホンシステムに関する。
近年、防犯に関する意識が高まり、監視カメラや侵入者を検知するセンサ等を利用した防犯システムが、企業等だけではなく一般家庭においても注目されている。そして、ドアホンに備えられたカメラが、室内から屋外の来訪者をリアルタイムに確認するためだけではなく、防犯目的にも利用されるようになってきた。
例えば、呼出ボタンやセンサ等により来訪者を検知すると、ドアホンに備えられたカメラによって当該来訪者を撮影し、ドアホンに接続され室内に設置されたコントローラ内の記憶装置に記録保存する機能を有するドアホンシステムがある。記録保存された映像は、コントローラの備える液晶等の表示装置上に再生表示することができる。
しかし、センサ等により来訪者を検知する度に全ての映像を記録保存すると、大量の映像が保存される。例えば、来訪者には何ら防犯上の問題はなく家人が応対した場合の映像等も全て記録される。
そのため、後に確認する必要のない映像までが全て記録されてしまい、後に全ての映像を確認するのが困難になるという問題があった。
また、映像を記録する記憶装置の容量は限られているため、記憶装置の容量を超えたときは、映像が記録されないか、あるいは過去の映像に上書きされることになる。そのため、後に必要となる映像が上書きにより消去されてしまう場合があるという問題があった。
そこで、この発明の課題は、防犯目的上必要な映像のみを効率よく記録保存することが可能な技術を提供することにある。
上記課題を解決すべく、この発明による請求項1に記載のドアホンシステムは、出入り口に設置されるドアホンと、室内に設置されるコントローラとから構成されるドアホンシステムであって、前記ドアホンは、来訪者を感知する人体検知センサと、前記来訪者を撮像するカメラユニットと、前記来訪者が来訪を通知する呼出ボタンと、を備え、前記コントローラは、前記カメラユニットで撮像された映像を圧縮符号化した映像データを出力する画像圧縮部と、第1領域ないし第3領域を有する揮発性の第1メモリと、不揮発性の第2メモリと、を備え、通常は、前記第1領域への前記映像データの記録動作を継続して行い、前記人体検知センサが前記来訪者を検知したときは、前記第1領域への前記記録動作を停止して前記第2領域への前記映像データの記録動作を行った後、前記第1領域および前記第2領域に記録されている映像データを、前記来訪者に関する検知録画映像として前記第3領域へ記録し、前記来訪者が前記呼出ボタンを押下して来訪の通知がなされ、かつ当該通知に対する応答がなかったときは、前記来訪者に関して前記第3領域に記録された前記検知録画映像を、前記第2メモリへ記録することを特徴とする。
この発明による請求項2に記載のドアホンシステムは、出入り口に設置されるドアホンと、室内に設置されるコントローラとから構成されるドアホンシステムであって、前記ドアホンは、来訪者を感知する人体検知センサと、前記来訪者を撮像するカメラユニットと、前記来訪者が来訪を通知する呼出ボタンと、を備え、前記コントローラは、前記カメラユニットで撮像された映像を圧縮符号化した映像データを出力する画像圧縮部と、第1領域ないし第3領域を有する揮発性の第1メモリと、不揮発性の第2メモリと、所定の異常事態を検出する異常検出センサと、を備え、通常は、前記第1領域への前記映像データの記録動作を継続して行い、前記人体検知センサが前記来訪者を検知したときは、前記第1領域への前記記録動作を停止して前記第2領域への前記映像データの記録動作を行った後、前記第1領域および前記第2領域に記録されている映像データを、前記来訪者に関する検知録画映像として前記第3領域へ記録し、前記来訪者が前記呼出ボタンを押下して来訪の通知がなされ、かつ当該通知に対する応答がなかったときは、前記来訪者に関して前記第3領域に記録された前記検知録画映像を、前記第2メモリへ記録し、前記異常検出センサが前記所定の異常事態を検出したときは、当該検出時点において前記第3領域に記録されている前記来訪者ごとの前記検知録画映像の全てを、前記第2メモリへ記録することを特徴とする。
この発明による請求項3に記載のドアホンシステムにおいては、前記検知録画映像は、前記人体検知センサが前記来訪者を検知することに伴って前記第1領域への前記記録動作が停止されるまでに前記第1領域に記録された映像データと、前記人体検知センサが前記来訪者を検知することに伴って前記第2領域への記録動作が開始されて前記第2領域に記録された映像データとを合わせた映像である。
この発明による請求項に記載のドアホンシステムにおいては、前記カメラユニットは、前記来訪者を撮像可能な標準レンズと、前記標準レンズに比して広範囲を撮像可能な広角レンズと、を備え、前記第1領域に記録する前記映像データは前記広角レンズで撮像し、前記第2領域へ記録する前記映像データは前記標準レンズにより撮像することを特徴とする。
この発明による請求項に記載のドアホンシステムにおいては、前記コントローラは、さらに、記録された前記映像データを読み出して伸張復号化する画像伸張手段と、前記画像伸張手段で伸張復号化された映像を再生表示する手段と、を備えることを特徴とする。
この発明による請求項6に記載のドアホンシステムにおいては、前記第3領域は、前記来訪者ごとの前記検知録画映像が、先に記録されている前記検知録画映像を上書きしないように記録される一方で、新たな前記検知録画映像を記録するための容量が不足している場合には、その時点で記録されている前記検知録画映像のうちで記録順が最も古い前記検知録画映像上に、前記新たな検知録画映像が上書きされることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、人体検知センサを利用して来訪者を検知したときにのみ検知前後の映像を記録すると共に、その中から留守中の映像のみを選択して残すことができる。また、留守中の映像は不揮発性メモリに保存されるため、停電等による影響を受けることがない。
請求項2に記載の発明によれば、人体検知センサを利用して来訪者を検知したときにのみ検知前後の映像を記録すると共に、その中から留守中の映像のみを選択して残すことができる。また、異常事態を検出したときには第3領域上にある全ての映像を残すことができるため、防犯目的上必要な映像を選択して残すことができる。さらに、留守中の映像および異常事態を検出したときの映像は不揮発性メモリに保存されるため、停電等による影響を受けることがない。
請求項に記載の発明によれば、標準レンズによる来訪者を特定しやすい映像と、広角レンズによる来訪者を含むなるべく多くの情報を含む映像との両方を記録することができる。
請求項に記載の発明によれば、記録した映像をコントローラにより容易に再生表示して確認することができる。
請求項に記載の発明によれば、第3領域には、複数の検知録画映像を記録することができるため、異常事態を検出したときには、過去に記録した全ての検知録画映像を残すことができる。
<ドアホンシステムの構成>
図1は、この発明の実施の形態に係るドアホンシステムを示す構成図である。図1の如く、当該ドアホンシステムは、玄関等の出入り口に設置されたドアホン1と、当該ドアホン1に接続されて室内に設置されるコントローラ2と、窓やドア等に備えられた異常検出センサ13と、から構成される。当該ドアホンシステムは、ドアホン1の備えるカメラユニット3で撮像した映像から重要な映像のみを選択してコントローラ2内部に記録保存する機能を有する。尚、ドアホン1、コントローラ2および異常検出センサ13は相互にデータの送受信が可能であれば、有線接続される態様に限らず、無線通信を利用する態様であっても構わない。
ドアホン1は、来訪者を撮影可能なカメラユニット1と、来訪者が室内に向けて来訪を知らせるための呼出ボタン4と、来訪者を検知する人体検知センサ5と、を備える。尚、図1は機能ブロックによる構成図であって、ドアホン1が、カメラユニット1、呼出ボタン4および人体検知センサ5の全てを含む一体型のドアホン1に限定されることを示すものではない。具体的には、来訪者が撮像可能な位置にカメラユニット1が、出入り口に近づく来訪者を検知可能な位置に人体検知センサ5が、それぞれ呼出ボタン4とは別に設置される態様であっても構わない。また、呼出ボタンン4および人体検知センサ5から、カメラユニット3へのデータ送信が可能であれば、これらの間は有線接続される態様に限らず、無線通信を利用する態様であっても構わない。
カメラユニット3は、CCDやCMOS等の撮像素子を利用して、撮像した映像を電気信号に変換した映像信号をコントローラ2に入力する機能を有する。そして、当該カメラユニット3にはその光学系部品として、広角レンズと標準レンズとを備えている。広角レンズは、来訪者を含むより多くの情報を記録することを目的とし、出入り口付近の広い領域を撮像することができる。標準レンズは、来訪者やその動作を記録することを目的とし、広角レンズに比べて来訪者をより大きく撮像することができる。尚、2種類の単体レンズを備える態様に限らず、広角レンズと標準レンズの両方の撮像領域を撮像対象とすることが可能なズームレンズを備える態様であっても構わない。カメラユニット3は、レンズを(あるいはズーム操作によりレンズの焦点領域を)切り換えて、撮像対象となる領域を変更する機能を有している。カメラユニット3は、これらの機能を利用して出入り口周辺または来訪者を撮像可能な位置に設置されて利用される。また、カメラユニット3は、その他、撮像方向を変更可能なパン、チルトを実現する機能等を有する態様であっても構わない。
呼出ボタン4は、出入り口の屋外側に備えられ、来訪者が押下することによって、当該来訪者の来訪を室内に居る利用者に音や光を利用して通知する機能を有する。具体的には、来訪者が呼出ボタン4を押下すると、通知信号がカメラユニット3を介してドアホン1からコントローラ2に送信され、コントローラ2に備えられたスピーカやLED(図示せず)等を利用して音や光が発せられる。これにより、室内に居る利用者は来訪者の存在を認識することができる。また、呼出ボタン4は、カメラユニット3で撮像した映像データの処理にも利用されるが、これについては後述する。
人体検知センサ5は、所定範囲内の人体を検知して、これを通知する信号を出力する機能を有する。出力された通知信号は、カメラユニット3を介してドアホン1からコントローラ2に送信され、カメラユニット3で撮像した映像データの処理に利用される。これについては後述する。人体検知センサ5としては、具体的には、人体の温度を検知する焦電素子を利用した赤外線式のセンサを利用することが多い。しかし、人体検知センサ5はこれに限らず、人体を検知可能センサであれば、例えば、人体が近づくことによる静電容量の変化を検出する方式等、他の動作原理によるセンサを利用しても構わない。
コントローラ2は、カメラユニット1で撮像された映像を圧縮する画像圧縮部7と、圧縮後の映像データの記録保存等に利用する第1メモリ8および第2メモリ9と、記録保存された映像データを伸張する画像伸張部10と、画像の再生表示に利用する画像表示部12と、伸張後の映像データを画像表示部12に入力可能な信号に変換する表示処理部11と、これらの各部を含むコントローラ2全体の動作を制御するCPU6と、を備える。尚、コントローラ2は、ドアホン1専用に利用される態様であってもよいし、建物全体の防犯システムを制御するコントローラの一部を構成するものであっても構わない。
CPU6は、コントローラ2を構成する各部7〜12の動作を制御する機能を有する。また、ドアホン1のカメラユニット3の動作を制御する機能も有している。当該CPU6の制御に各部が応じることで、後述するドアホンシステムとしての動作を実現する。
画像圧縮部7は、カメラユニット3で撮像され入力された映像をJPEGやMPEG等の所定の圧縮形式に圧縮符号化する機能を有する。
第1メモリ8は、例えばSRAM等の、揮発性の半導体記憶装置である。カメラユニット3で撮像され、画像圧縮部7で圧縮された映像データの記録保存や、CPU6が動作するときのデータ等の一時記憶のために利用する。
第2メモリ9は、例えばフラッシュメモリ等の、不揮発性の記憶装置である。第1メモリ8と同様に映像データの記録保存に利用する他、CPU6の動作を規定するプログラムの格納等にも利用する。尚、第2メモリ9は、不揮発性の記憶装置であれば、半導体記憶装置に限らず、ハードディスクドライブ等を利用する態様であっても構わない。
画像伸張部10は、画像圧縮部7で圧縮された映像データを、その圧縮形式に応じて伸張復号化する機能を有する。表示処理部11は、画像伸張部10で伸張された映像データを、画像表示部12に入力可能な映像信号に変換する機能を有する。そして、画像表示部12は、入力された映像信号により映像を再生表示する機能を有する。具体的には、例えば、画像圧縮部7でJPEG形式で圧縮保存され第2メモリ9に記録保存されていた映像データを、画像伸張部10が伸張し、表示処理部11がRGB形式の信号に変換し、これを液晶表示装置である画像表示部12に入力して表示するといった具合である。
異常検出センサ13は、防犯上の異常事態の発生を検出するセンサである。室内への侵入を図る不審者等を検出することを目的として、あるいは、ドアホンシステムの異常状態を検出することを目的として設置されるセンサである。具体的には例えば、窓やドア等に設置されガラスを割ったりこじ開けようとする動きを検出する衝撃センサや、所定領域への侵入者等を検出する赤外線センサやレーザセンサや、カメラユニット3に対する破壊行為を検出する衝撃センサ等が該当する。異常検出センサ13によって異常事態が検出されると、これを通知する信号がコントローラ2に入力される。そして、この通知信号が、カメラユニット3で撮像した映像データの処理に利用されるが、これについては後述する。
以上のドアホンシステムを構成する各部は、専用のハードウェア、または専用のハードウェアおよびソフトウェアプログラムによって実現される。
尚、図1には特に図示しないが、本発明に係るドアホンシステムは、ドアホン1とコントローラ2の間での通話を実現するインターホン機能や、ドアホン1の備えるカメラユニット3で撮像した映像をコントローラ2の備える画像表示部12でリアルタイムに確認するモニター機能等、従来の一般的なドアホンで実現されている機能を有する態様であっても構わない。ただし、以下では、インターホン機能等、従来のドアホンが有する機能に係る説明は省略し、本発明特有の動作について説明する。
<ドアホンシステムの動作>
図2は、当該ドアホンシステムの動作内容を示すフローチャートである。そして、図3および図4は、第1メモリ8および第2メモリ9に記録保存される映像データの内容を示す図である。以下、これら図2〜4を用いて、図1に示した構成を有するドアホンシステムの動作の詳細を説明する。
まず、通常は、カメラユニット3で撮像し、画像圧縮部7で所定の圧縮形式に圧縮した映像データを、第1メモリ8上に設けられた領域1に記録保存する(ステップS1)。
そして、この動作は、人体検知センサ5で人体を検知するまで継続して行われる(ステップS2で”なし”)。即ち、人体検知センサ5が人体を検知しない間は、領域1をリングバッファとして利用し、カメラユニット3で撮像し画像圧縮部7で圧縮された映像データを記録保存し続ける。
このとき、領域1へは、より多くの情報を記録するため、カメラユニット3の設置された出入り口付近を広範囲に撮影した映像データが記録保存される。具体的には、カメラユニット3のレンズを広角レンズに切り換えて(あるいはズームレンズであればその焦点距離を広角レンズ相当の焦点距離に調整して)撮像された映像が記録保存される。
人体検知センサ5が人体を検知すると(ステップS2で”あり”)、これを通知する通知信号がコントローラ2へ送られ、コントローラ2では、領域1への映像データの記録保存を停止して、第1メモリ8上に設けられた領域2への記録保存を開始する(ステップS3)。
このとき、領域2へは、検知した来訪者やその動作を記録するため、カメラユニット3でのレンズを標準レンズに切り換えて(あるいはズームレンズであればその焦点距離を標準レンズ相当の焦点距離に調整して)撮像された映像が記録保存される。
そして、所定時間分の映像データの領域2への記録保存を終了すると、領域1へ記録保存された人体検知センサ5が人体を検知する直前までに撮像された映像データと、領域2へ記録保存された人体検知センサ5が人体を検知した直後から撮像された映像データとを合わせた映像が、検知録画映像として、第1メモリ8上に設けられた領域3へ記録保存される。即ち、領域3に記録保存される検知録画映像は、人体検知センサ5が人体を検知した時点の前後の映像から成る。
尚、領域1および領域2の容量は、例えば5秒間の映像データが記録される容量等、所定容量であってもよいし、利用者が任意に設定可能な態様であっても構わない。
これにより、人体検知センサ5が人体を検知した場合に、検知前の映像と検知後の映像の両方を記録保存することができる。よって、例えば、悪意ある来訪者が、人体検知センサ5が当該来訪者を検知可能な範囲に達してすぐに、カメラユニット3等を破壊し撮像が不可能な状況になったような場合でも、それ以前に領域1へ記録保存した映像データが、領域3へ記録保存されるため、この映像データを来訪者を特定するために利用することができる。
また、カメラユニット3のレンズ設定により、領域1へ記録保存する映像データと、領域2へ記録保存する映像データとの撮像範囲を変更することで、来訪者を検知するまでは来訪者となる可能性のあるより多くの人影を撮像すると共に、来訪者を検知した後は来訪者を中心により大きく撮像することが可能となる。
検知録画映像が領域3へ記録保存されたときに、人体検知センサ5で検知した来訪者が呼出ボタン4を押下しなかった場合には(ステップS5で”なし”)、再び、領域1への映像データの記録保存(ステップS1)を開始する。
また、検知録画映像を領域3へ記録保存されたときに、人体検知センサ5で検知された来訪者が呼出ボタン4を押下し、これに応じて利用者が来訪者に応対した場合も(ステップS6で”あり”)、同様に、再び領域1への映像データの記録保存(ステップS1)を開始する。
尚、呼出ボタン4が押下された否かは、呼出ボタン4が押下されたときに、コントローラ2に送信される通知信号により判断する。また、利用者が、これに応答したか否かは、例えば、ドアホン1およびコントローラ2の有するインターホン機能(図示せず)により、利用者が操作子を操作したこと、または通話したことによって判断すればよい。
上述した動作により、人体検知センサ5が人体を検知する度に、領域1および領域2へ記録保存された映像データが領域3へは記録保存される。このとき、領域3への検知記録映像の記録保存は、先に記録保存された検知録画映像に上書きされないように行われる。
具体的には、図3に示すように、人体検知センサ5が人体を検知して領域1および領域2に記録保存された映像データが検知録画映像Aとして領域3へ記録保存されたとする。その後、人体検知センサ5が再び人体を検知したときは、領域1および領域2に記録保存された映像データは、検知録画映像Bとして、検知録画映像Aに上書きされないように、領域3へ記録保存される。
領域1はリングバッファとして利用され人体検知センサ5が人体を検知したとき以外は常に新しい映像データによって上書きされる。また、領域2は人体検知センサ5が人体を検知する度に新しい映像データによって上書きされる。これに対し領域3では、その容量が許す限り、先に記録した検知録画映像を残すように新しい検知録画映像が記録保存される。そして、領域3の容量を超えたときには、最も古い検知録画映像から順に、新しい検知録画映像によって上書きされてゆく。このような動作とすることで、領域3には、人体検知センサ5が人体を検知した前後の映像データを、複数記録することができる。
また、領域3へ記録保存された映像データは、コントローラ2の操作により読み出され、画像伸張部10により伸張され、表示処理部11により所定の信号に変換されて、画像表示部12に再生表示することができる。即ち、出入り口に近づいて人体検知センサ5が反応したものの呼出ボタン4を押さなかった来訪者の映像や、呼出ボタン4が押下され応対した来訪者の映像を、後に、利用者がコントローラ2により再生して確認することが可能である。
これにより、例えば、ドアホン1が設置された出入り口以外から侵入者があった場合に、当該侵入者が出入り口を含む周囲を徘徊し人体検知センサ5がこれを検知していれば、領域3に記録保存された映像を遡って再生し、当該侵入者を特定するために利用することができる。
また、例えば、配送業者等を装って呼出ボタン4を押下した来訪者が、応対した利用者が出入り口を開けた後に豹変し、利用者が被害を受けた場合等にも、領域3に記録保存された映像を当該来訪者を特定するために利用することができる。
尚、領域3の容量は、所定回数分の検知録画映像が記録可能な所定容量が設定されてもよいし、利用者が任意に設定可能な態様であっても構わない。
検知録画映像が領域3へ記録保存され、人体検知センサ5で検知した来訪者が呼出ボタン4を押下したときに、利用者が留守であった場合、呼出ボタン4に対する応対はなされない。この場合、領域3へ記録保存された最新の検知録画映像が、留守録画映像として、第2メモリ9上に設けられた領域4へ記録保存される(ステップS7)。
具体的には、図3に示すように、人体検知センサ5が人体を検知して検知録画映像Aが領域3へ記録保存されたときに、呼出ボタン4が押下されないか(ステップS5で”なし”)、または呼出ボタン4が押下され利用者がこれに応じて来訪者に応対した(ステップS6で”あり”)場合には、検知録画映像Aは領域3へ記録保存されるのみである。
これに対し、次に人体検知センサ5が人体を検知して検知録画映像Bが領域3へ記録保存されたときに、呼出ボタンが押下された(ステップS5で”あり”)にも拘わらず、利用者が留守であって呼出ボタン4への応答がなされなかった(ステップS6で”なし”)場合には、図4に示すように、検知録画映像Bのみが留守録画映像Aとして、第2メモリ9上の領域4へ記録保存される(ステップS7)。このとき検知録画映像Aは領域4に記録されない。
そして、利用者が留守の間に領域3へ記録保存された検知録画映像は、先に記録保存された留守録画映像を上書きすることなく、順次領域4へ記録保存される。
領域3では、人体検知センサ5が人体を検知する度に、検知録画映像が記録されるが、上述したように、領域3の容量を超えたときには、最も古い検知録画映像から順に、新しい検知録画映像によって上書きされてゆく。これに対し、領域4では、検知録画映像のうち、利用者が留守の間のものだけが選択的に記録保存される。
これにより、利用者は、コントローラ2を操作して、領域4の留守録画映像のみを順次再生して確認することができる。
また、例えば、留守にしていた利用者が帰宅した後に、複数の来訪者があって、領域3では、利用者が留守の間に記録保存した検知録画映像が上書きされてしまった場合でも、領域4に残っている留守録画映像によって、留守の間の来訪者を確認することが可能である。
さらに、利用者が確認したい留守中の映像データのみを選択的に記録保存することで、限られた第2メモリ9の記憶容量を有効に利用することができる。
さらにまた、領域1〜3は揮発性の第1メモリ8上に設けられているのに対し、領域4は不揮発性の第2メモリ9上に設けられているため、例えば、停電や、留守であることを確認した不審者が室内へ侵入しコントローラ2を破壊し、コントローラ2への電力供給が停止されたような場合でも、第2メモリ9上に記録保存された映像を利用することが可能である。
尚、領域4の容量は、複数の留守録画映像と異常検出録画映像とが記録できるよう、第1メモリに比して大容量の記憶装置であることが望ましい。また、領域4に記録保存された留守録画映像は、利用者の操作によって削除可能であるが、その他、所定時間経過後に自動的に削除される態様であっても構わない。
そして、領域4への留守録画映像を終えた後は、再び、領域1への映像データの記録保存(ステップS1)を開始する。
本発明に係るドアホンシステムは、上述したようにステップS1からS7の動作を行うが、これとは別に異常事態が発生したとき(ステップS10)に、これに応じて、領域3にある全ての映像データを領域4へ記録保存する動作を行う(ステップS11)。
例えば、図3に示すように、第1メモリ8上の領域3に検知録画映像Aおよび検知録画映像Bが記録保存された状態にあるときに、異常検出センサ13によって異常事態が検出され、これがコントローラ2に通知されると、図4に示すように、検知録画映像Aおよび検知録画映像Bが、異常時録画映像として、第2メモリ9上の領域4へ記録保存される。
ここで、異常事態とは、例えば、窓ガラスが割られたりドアがこじ開けられたような場合である。窓ガラスやドアに設置された異常検出センサ13が、これらを検出すると、上述したように、領域3へ記録保存されている全ての映像データが領域4へ記録保存される。
これにより、利用者は、異常事態が検出された以前に領域3へ記録保存されていた全ての検知録画映像を、異常事態発生の原因と関連する不審者等を特定するために利用することができる。
また、例えば、異常事態が発生した後に、複数の来訪者があった場合等、領域3に記録保存された検知録画映像が上書きされてしまった場合でも、領域4に残っている異常時録画映像を利用することができる。
さらに、異常事態が発生したときにのみ第3領域の映像データを領域4に記録保存することで、限られた第2メモリ9の記憶容量を有効に利用することができる。
さらにまた、領域1〜3は揮発性の第1メモリ8上に設けられているのに対し、領域4は不揮発性の第2メモリ9上に設けられているため、例えば、停電や、留守であることを確認した不審者が室内へ侵入しコントローラ2を破壊し、コントローラ2への電力供給が停止されたような場合でも、第2メモリ9上に記録保存された映像を利用することが可能である。
以上のように、センサ等を利用して、出入り口に人体を検知したときにのみ映像データを記録保存し、さらに、利用者が留守の場合や異常事態を検出した場合の映像データのみを優先して記録保存することで、防犯目的上必要な映像のみを効後よく記録保存することができる。
この発明の実施の形態に係るドアホンシステムを示す図である。 この発明の実施の形態に係るドアホンシステムの動作を示すフローチャートである。 この発明の第1メモリへの映像データの記録動作を説明する図である。 この発明の第2メモリへの映像データの記録動作を説明する図である。
符号の説明
1 ドアホン
2 コントローラ
3 カメラユニット
4 呼出ボタン
5 人体検知センサ
6 CPU
7 画像圧縮部
8 第1メモリ
9 第2メモリ
10 画像伸張部
11 表示処理部
12 画像表示部
13 異常検出センサ

Claims (6)

  1. 出入り口に設置されるドアホンと、室内に設置されるコントローラとから構成されるドアホンシステムであって、
    前記ドアホンは、
    来訪者を感知する人体検知センサと、
    前記来訪者を撮像するカメラユニットと、
    前記来訪者が来訪を通知する呼出ボタンと、
    を備え、
    前記コントローラは、
    前記カメラユニットで撮像された映像を圧縮符号化した映像データを出力する画像圧縮部と、
    第1領域ないし第3領域を有する揮発性の第1メモリと、
    不揮発性の第2メモリと、
    を備え、
    通常は、前記第1領域への前記映像データの記録動作を継続して行い、
    前記人体検知センサが前記来訪者を検知したときは、前記第1領域への前記記録動作を停止して前記第2領域への前記映像データの記録動作を行った後、前記第1領域および前記第2領域に記録されている映像データを、前記来訪者に関する検知録画映像として前記第3領域へ記録し、
    前記来訪者が前記呼出ボタンを押下して来訪の通知がなされ、かつ当該通知に対する応答がなかったときは、前記来訪者に関して前記第3領域に記録された前記検知録画映像を、前記第2メモリへ記録することを特徴とするドアホンシステム。
  2. 出入り口に設置されるドアホンと、室内に設置されるコントローラとから構成されるドアホンシステムであって、
    前記ドアホンは、
    来訪者を感知する人体検知センサと、
    前記来訪者を撮像するカメラユニットと、
    前記来訪者が来訪を通知する呼出ボタンと、
    を備え、
    前記コントローラは、
    前記カメラユニットで撮像された映像を圧縮符号化した映像データを出力する画像圧縮部と、
    第1領域ないし第3領域を有する揮発性の第1メモリと、
    不揮発性の第2メモリと、
    所定の異常事態を検出する異常検出センサと、
    を備え、
    通常は、前記第1領域への前記映像データの記録動作を継続して行い、
    前記人体検知センサが前記来訪者を検知したときは、前記第1領域への前記記録動作を停止して前記第2領域への前記映像データの記録動作を行った後、前記第1領域および前記第2領域に記録されている映像データを、前記来訪者に関する検知録画映像として前記第3領域へ記録し、
    前記来訪者が前記呼出ボタンを押下して来訪の通知がなされ、かつ当該通知に対する応答がなかったときは、前記来訪者に関して前記第3領域に記録された前記検知録画映像を、前記第2メモリへ記録し、
    前記異常検出センサが前記所定の異常事態を検出したときは、当該検出時点において前記第3領域に記録されている前記来訪者ごとの前記検知録画映像の全てを、前記第2メモリへ記録することを特徴とするドアホンシステム。
  3. 請求項1または請求項2に記載のドアホンシステムであって、
    前記検知録画映像は、前記人体検知センサが前記来訪者を検知することに伴って前記第1領域への前記記録動作が停止されるまでに前記第1領域に記録された映像データと、前記人体検知センサが前記来訪者を検知することに伴って前記第2領域への記録動作が開始されて前記第2領域に記録された映像データとを合わせた映像であるドアホンシステム。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のドアホンシステムであって、
    前記カメラユニットは、
    前記来訪者を撮像可能な標準レンズと、
    前記標準レンズに比して広範囲を撮像可能な広角レンズと、
    を備え、
    前記第1領域に記録する前記映像データは前記広角レンズで撮像し、前記第2領域へ記録する前記映像データは前記標準レンズにより撮像することを特徴とするドアホンシステム。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のドアホンシステムであって、
    前記コントローラは、さらに、
    記録された前記映像データを読み出して伸張復号化する画像伸張手段と、
    前記画像伸張手段で伸張復号化された映像を再生表示する手段と、
    を備えることを特徴とするドアホンシステム。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のドアホンシステムであって、
    前記第3領域は、前記来訪者ごとの前記検知録画映像が、先に記録されている前記検知録画映像を上書きしないように記録される一方で、新たな前記検知録画映像を記録するための容量が不足している場合には、その時点で記録されている前記検知録画映像のうちで記録順が最も古い前記検知録画映像上に、前記新たな検知録画映像が上書きされることを特徴とするドアホンシステム。
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