JP5971605B2 - インターホンシステム、インターホン子機及びインターホン親機 - Google Patents

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Description

本発明は、インターホンシステム、当該インターホンシステムに含まれるインターホン子機及びインターホン親機に関する。
従来のインターホンシステムとして、例えば、特許文献1に記載されているテレビ付きインターホンシステムがある。この従来システムは、カメラ付きのドアホン子器と、モニタテレビ付きのインターホン親機とを備え、ドアホン子器で呼出釦を押操作されたときから所定時間の間は、インターホン親機のテレビモニタにドアホン子器で撮像された静止画像を表示し、インターホン親機で応答操作(ハンドセットのフックオフ)がされたのちは、ドアホン子器で撮像された動画像をインターホン親機のテレビモニタに表示するものである。
特許第3177711号公報
しかしながら、上記従来システムでは、インターホン親機で応答操作がされるまでの間に表示される静止画像に、本来映っているべき来訪者が映っていないことがあった。つまり、ドアホン子器のカメラが静止画像を撮像するタイミングによっては、来訪者がカメラの撮像範囲から外れてしまう虞があった。そして、テレビモニタに表示される静止画像に来訪者が映っていなければ、住人が来訪者の挙動を確実に認識することが困難になってしまう。
本発明は、上記課題に鑑みてなされており、来訪者の挙動を確実に認識できるインターホンシステム、インターホン子機及びインターホン親機の提供を目的とする。
本発明のインターホンシステムは、来訪者が通話に使用する第1の通話機と、前記来訪者に応対する応対者が通話に使用する第2の通話機とを備え、前記第1の通話機と前記第2の通話機との間で音声が伝送されるとともに前記第1の通話機の撮像手段で撮像される画像が前記第2の通話機に伝送されて当該第2の通話機で表示されるインターホンシステムであって、前記第1の通話機は、前記来訪者の呼出操作を受け付けて前記第2の通話機へ呼出信号を送信する呼出手段と、前記来訪者が発する音声を取得して前記第2の通話機へ伝送するとともに前記第2の通話機から伝送されてくる音声を鳴動して前記来訪者に聞かせる通話手段と、動画像を撮像する前記撮像手段と、前記撮像手段で撮像される動画像を短時間の動画像として記憶する記憶手段と、前記短時間の動画像を前記第2の通話機に伝送する伝送手段とを具備し、前記第2の通話機は、前記呼出信号を受け取ったときに呼出音を鳴動する鳴動手段と、前記応対者が発する音声を取得して前記第1の通話機へ伝送するとともに前記第1の通話機から伝送されてくる音声を鳴動して前記応対者に聞かせる通話手段と、前記伝送手段から伝送される前記動画像を表示する表示手段と、少なくとも前記応対者の応答操作を受け付ける受付手段と、前記第1の通話機から伝送されてくる動画像を前記表示手段に表示させる制御手段とを具備し、前記制御手段は、前記呼出音を鳴動するとき、前記第1の通話機から伝送されてくる前記短時間の動画像を前記表示手段に繰り返し表示させることを特徴とする。
本発明のインターホン子機は、前記第1の通話機として用いられることを特徴とする。
本発明のインターホン親機は、前記第2の通話機として用いられることを特徴とする。
本発明は、来訪者の挙動を確実に認識できるインターホンシステム、インターホン子機及びインターホン親機を提供することができるという効果がある。
本発明に係るインターホンシステムの実施形態1を示すブロック図である。 同上におけるインターホン子機の正面図である。 本発明に係るインターホンシステムの実施形態2を示すブロック図である。
以下、撮像装置を内蔵して住戸の外玄関や集合住宅の共用玄関(ロビー)などに設置されるカメラ付きのインターホン子機(ロビーに設置される場合はロビーインターホン)Sと、住戸内に設置されてインターホン子機(以下、「子機」と略す)Sとの間で通話を行うインターホン親機(以下、「親機」と略す)Mとで構成されるインターホンシステムに本発明を適用した実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施形態1)
図1に示すように、親機Mと子機Sは信号線Lsで接続されており、子機Sと親機Mとの間で信号線Lsを介して相互に音声信号を伝送して通話するとともに、子機Sの撮像装置で撮像された画像(動画像)が信号線Lsを介して親機Mに伝送され、親機Mの表示部101で表示される。なお、図示は省略しているが、親機M並びに子機Sには、マイクロホンとスピーカ、マイクロホンで集音した音声を信号線Ls(あるいは、図示しない通話線)を介して相手の通話機に伝送するとともに、相手の通話機から伝送されてくる音声をスピーカから鳴動させる通話手段が設けられている。ただし、このような通話手段については従来周知であるから図示並びに説明を省略する。
親機Mは、LCDパネルのような表示デバイスと表示デバイスを駆動して動画像(映像)を表示させるドライバ回路等を具備する表示部101、子機Sとの間で信号線Lsを介して音声信号、映像信号、制御信号を伝送(ディジタル伝送あるいは周波数分割多重伝送)する信号伝送部100、後述する応答釦などの操作入力を受け付ける操作入力部103、親機M全体の制御を行う親機制御部102などを備えている。ただし、信号伝送部100は、子機Sから伝送されてくる映像信号の復調及び復号化の処理も行っている。
子機Sは、撮像部1、画像記憶部2、信号伝送部3、画像処理部4、操作入力部5、制御部6を備えている。撮像部1は、CCDイメージ・センサあるいはCMOSイメージ・センサからなる撮像素子、撮像素子の撮像面に光を集光するレンズなどを具備している(いずれも図示せず)。なお、撮像素子は、Yの輝度成分とU、Vの色差成分からなるディジタル・ビデオ信号(映像信号)を出力する。
信号伝送部3は、親機Mの信号伝送部100との間で信号線Lsを介して音声信号、映像信号、制御信号を伝送する。また信号伝送部3では、撮像部1から出力される映像信号の符号化(圧縮)処理や符号化された映像信号をディジタル変調(例えば、BPSKやQPSKなど)する変調処理なども行っている。
画像記憶部2は、制御部6の指示に従って撮像部1から出力される映像信号(画像データ)を記憶し、あるいは記憶せずに通過させるものであって、フラッシュメモリなどの電気的に書換可能な不揮発性の半導体メモリで構成されている。
画像処理部4は、画像記憶部2に記憶されている過去の映像信号(画像データ)と、画像記憶部2を通過してくる現在(リアルタイム)の映像信号(画像データ)とを合成し、一方の画像を親画面とし、他方の画像を子画面として同一画面内に同時に表示する映像信号(画像データ)を作成する処理(以下、「親子画面処理」と呼ぶ。)などを行う。
操作入力部5は、多数の押釦スイッチを有し、これらの押釦スイッチがオンされたときに各押釦スイッチに対応した操作入力を受け付けるとともに、受け付けた操作入力に対応する操作信号を制御部6に送出する。また、操作入力部5は、後述するように入力内容を表示するための表示器(例えば、7セグメントのLED表示器)も具備している。
制御部6は、マイクロコンピュータやメモリなどのハードウェアと、後述する種々の制御を実行するためのソフトウェアとで構成されている。例えば、操作入力部5で親機Mを呼び出す操作入力が受け付けられると、制御部6は、信号伝送部3から信号線Lsを介して親機Mに呼出信号を送信する。そして、呼出信号を受信した親機Mのスピーカから呼出音が鳴動される。さらに、呼出音が鳴動されてから一定時間内に親機Mの応答釦が操作されると、親機Mと子機Sの間に信号線Lsを介した通話路が形成され、親機Mと子機Sとの間でインターホン通話が可能となる。すなわち、本実施形態では来訪者が通話に使用する子機Sが第1の通話機及び撮像装置に相当し、応対者(住人)が通話に使用する親機Mが第2の通話機に相当する。
図2は、ロビーインターホンとして構成された子機Sの外観図(正面図)を示している。子機Sのハウジング200は、正面から見て矩形の箱形に形成され、その内部に撮像部1、画像記憶部2、信号伝送部3、画像処理部4、操作入力部5、制御部6の各部が収納されている。またハウジング200の前面中央には、操作入力部5の押釦スイッチを押操作するための操作部材201、202が配設されている。一方の操作部材201は、0〜1の数字や*(アスタリスク)を入力するための押釦スイッチと、入力した数字又はアスタリスクを消去するための押釦スイッチとにそれぞれ対応している。また、他方の操作部材202は、操作部材201を操作して入力した内容(親機Mが設置されている住戸の住戸番号)を確定し、子機Sから親機Mへ呼出信号を送信させるための押釦スイッチと対応している。なお、操作部材201を押操作して入力される内容(数字)は、ハウジング200前面において、操作部材201の上部に配設されている表示器(例えば、7セグメントのLED表示器)203に表示される。また、ハウジング200前面における表示器203の隣に撮像部1のレンズが配置されている。ただし、レンズは曇りガラスからなるカバー204で隠されている。なお、レンズが配置される位置は、操作部材201を押操作する来訪者の顔が撮像可能な位置であればよい。
次に、来訪者が子機Sを使用して訪問先の住戸の親機Mを呼び出すまでの動作を説明する。まず、来訪者が子機Sの前に立って操作部材201を押操作し、訪問先の住戸の住戸番号を入力する。操作入力部5は、操作部材201が押操作される毎に当該操作部材201で押操作された押釦スイッチと対応する操作信号を制御部6に出力する。制御部6は、最初の操作信号を操作入力部5から受け取った時点で来訪者が接近したと判断する。
そして制御部6は、来訪者が接近したと判断した後、撮像部1を起動して画像を取得させるとともに撮像部1から出力される画像(映像信号)を画像記憶部2に記憶するように指示する。ここで、来訪者によって操作部材201が操作される前は、撮像部1、画像記憶部2、信号伝送部3、画像処理部4が休止状態にあり、操作入力部5と制御部6のみが動作している。ただし、制御部6はマイクロコンピュータの消費電力を抑えたスタンバイ状態にあり、操作入力部5から最初の操作信号を受け取った時点で通常の動作状態に復帰する。
画像記憶部2では、制御部6から指示を受けてから短時間の画像を記憶する。すなわち、この短時間の画像(動画像)には、子機Sの操作部材201、202を押操作している来訪者が映っている可能性が高いと考えられる。ただし、画像記憶部2が画像を記憶する時間は、上述のように来訪者が操作部材201、202を押操作して訪問先の住戸の住戸番号を操作するのに要する程度の短い時間(例えば、数秒から10数秒間)でよい。なお、以下では説明を簡単にするため、上述のように画像記憶部2に記憶される短時間の画像(動画像)を「イントロ画像」と呼ぶことにする。
操作入力部5の操作部材202が押操作されると、制御部6は、それまでに操作入力部5から受け取った操作信号で示される数列を住戸番号として確定し、当該住戸番号が割り当てられている親機Mに対して信号伝送部3から制御信号(呼出信号)を伝送させる。さらに、制御部6は画像記憶部2及び信号伝送部3に指示して、画像記憶部2に記憶されているイントロ画像を繰り返し伝送させる。
一方、親機Mにおいては、自己に割り当てられている住戸番号に一致する制御信号(呼出信号)を信号伝送部100で受信すると、親機制御部102がスピーカから呼出音を鳴動させる。さらに、子機Sから伝送されてくるイントロ画像が信号伝送部100で受信され、親機Mの表示部101にイントロ画像が繰り返し表示される。ここで、従来のインターホンシステムでは、子機で呼出操作が行われた後に撮像されるリアルタイムの画像(動画像)が親機のモニタに表示されていた。そのため、呼出操作を終了した来訪者が無意識又は故意に撮像部1の撮像範囲から外れてしまい、呼出音を聞いた住人(応対者)が見る時点で親機Mの表示部101に表示される画像に来訪者が映っていない場合があった。しかしながら、本実施形態のインターホンシステムにおいては、上述のように呼出操作を終了した来訪者が無意識又は故意に撮像部1の撮像範囲から外れてしまったとしても、来訪者が映っている可能性の高いイントロ画像が子機Sから親機Mに繰り返し伝送されて親機Mの表示部101に表示されるので、住人が来訪者の挙動を確実に認識できるという利点がある。
また、子機Sの信号伝送部3は、単純に画像記憶部2から読み出したイントロ画像を何度も繰り返し伝送しているだけであり、親機Mにおいて何ら特別な処理が行われることなく表示部101に繰り返しイントロ画像が表示される。ゆえに、イントロ画像を繰り返し表示するために親機Mの処理の負担が増えることがなく、効率よくイントロ画像を表示させることができる。
そして、親機Mの操作入力部103で応答釦の操作入力が受け付けられると、親機制御部102がイントロ画像の送信停止を指示する制御信号を信号伝送部100より子機Sに送信させる。当該制御信号が信号伝送部3で受信されると、制御部6は、親機Mからの送信停止の指示に応じて、画像記憶部2及び信号伝送部3に対してイントロ画像の送信を停止するように指示する。画像記憶部2は、制御部6からの指示を受けるとイントロ画像の読み出しを中止し、撮像部1から送出される画像(映像信号)を信号伝送部3へ通過させる。信号伝送部3はイントロ画像の代わりに撮像部1から送出されるリアルタイムの動画像を親機Mに伝送する。
一方、親機Mでは子機Sとの間に信号線Lsを介した通話路を形成してインターホン通話を可能にするとともに、子機Sから伝送されてくるリアルタイムの動画像を表示部101に表示する。
ここで、呼出音が鳴動されてから応答釦が操作されるまでの応答待ちの期間(以下、「イントロ期間」と呼ぶ。)において、イントロ画像とリアルタイムの画像を親画面と子画面に振り分けて親機Mの表示部101に同時に表示させてもよい。すなわち、画像処理部4が親子画面処理を実行し、画像記憶部2に記憶されているイントロ画像と、画像記憶部2を通過してくるリアルタイムの画像とを合成し、一方の画像を親画面とし、他方の画像を子画面として同一画面内に同時に表示する画像(映像信号)を作成する。そして、画像処理部4で作成された親子画面の画像が信号伝送部3から親機Mに伝送され、親機Mの表示部101に2種類の画像(イントロ画像とリアルタイムの画像)が親子画面として表示される。また、親機Mの操作入力部103で親子画面を切り換える操作入力が受け付けられると、親機制御部102が信号伝送部100から親子画面の切換を指示する制御信号を送信させる。そして、当該制御信号を受け取った子機Sの制御部6は、画像処理部4に対して親画面に表示する画像と子画面に表示する画像の切換(入れ替え)を指示する。その結果、親機Mの表示部101に表示される親子画面の画像の位置が切り換えられることになる。ただし、親画面と子画面の合成並びに入れ替えを親機Mの親機制御部102で行うことも可能である。
ところで、画像処理部4で実行される画像処理は、上述した親子画面処理に限定されるものではない。例えば、イントロ期間に親機Mの操作入力部103で一時停止の操作入力が受け付けられた場合、親機Mから一時停止の制御信号を受け取った子機Sの制御部6は、画像処理部4に対して、イントロ画像を構成している複数枚のフレームのうちの一部(1枚)のフレームを抜き出して信号伝送部3から親機Mへ繰り返し伝送させる。その結果、親機Mの表示部101では、子機Sから繰り返し伝送されてくる1枚のフレームが静止画像として表示されることになる。
あるいは、イントロ期間に親機Mの操作入力部103でコマ送り再生の操作入力が受け付けられた場合、親機Mからコマ送り再生の制御信号を受け取った子機Sの制御部6は、画像処理部4に対して、イントロ画像を構成している各フレームを、フレーム周期よりも充分に長い時間間隔(例えば、数100ミリ秒〜1秒)を空けて信号伝送部3から親機Mへ順次伝送させる。その結果、親機Mの表示部101では、子機Sから伝送されてくるイントロ画像がコマ送り再生のように表示されることになる。
ところで、イントロ画像は来訪者が撮像部1の撮像範囲に居る可能性が高いと考えられる期間(イントロ期間)に撮像(記憶)されているが、当該イントロ期間の一部では、来訪者が全く映っていないか、あるいは来訪者の体の一部分(特に、顔以外の部位)しか映っていない場合がある。このような場合、例えば、来訪者の顔が映っていない画像(フレーム)を画像記憶部2に記憶せず、来訪者の顔が映っている画像(フレーム)のみを画像記憶部2に記憶すれば、来訪者を確実に認識できるとともに画像記憶部2を効率的に使用することができる。
そこで、画像処理部4において、撮像部1で撮像された画像に対して顔検出処理を実行し、顔が映っている領域(顔存在領域)が検出されたフレームのみを画像記憶部2に記憶させればよい。なお、顔検出処理とは、例えば、あらかじめ撮像部1で取得される画像から人の顔の特徴部分(目や鼻、口など)を抽出してテンプレートを作成しておき、実際に撮像された画像に対してテンプレートを走査し、テンプレートとのマッチング(相関)が高い領域を人の顔の存在領域と判定する処理である。あるいは、画像処理部4において、連続して取得された複数のフレームのフレーム間差分を求め、その差分画像から人(移動体)の有無を判定し、人が存在していると判定されたフレームのみを画像記憶部2に記憶させてもよい。
また、上述のようにして画像記憶部2に記憶されたイントロ画像は、実際に撮像された時間よりも再生時間が短くなってしまう。そこで、イントロ画像を伝送する際、信号伝送部3が、記憶されていないフレームの部分を別のフレーム(例えば、記憶されていないフレームの前後のフレーム)で補うようにして伝送すれば、親機Mの表示部101で表示されるイントロ画像の表示時間(再生時間)が短くなることを回避できる。
(実施形態2)
本実施形態の子機S(撮像装置)と親機Mのブロック図を図3に示す。ただし、本実施形態の親機M並びに子機Sの構成は実施形態1と基本的に共通であるから、共通する構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態は、子機Sの近傍を含む検知範囲内の人の存在を検知する人検知手段(人感センサ部7)を子機Sに備えている点に特徴がある。人感センサ部7は、人体から放射される熱線(赤外線)を焦電素子で感知することによって人の存在を検知するパッシブ型のものや、あるいは超音波又は電波を送波し、対象物(人)に反射して戻る超音波又は電波を受波することで人の存在を検知するアクティブ型のものなどがある。人感センサ部7の検知範囲が子機Sの近傍に形成されており、この検知範囲内に人が進入すると人感センサ部7が当該人の存在を検知して制御部6に人体検知信号を送出する。
人体検知信号を受け取った制御部6は、スタンバイ状態から通常の動作状態に復帰し、撮像部1を起動して画像を取得させるとともに撮像部1から出力される画像(映像信号)を画像記憶部2に記憶するように指示する。ただし、人体検知信号を受け取った制御部6が直ちに撮像部1に画像の取得を指示するのではなく、操作部材201、202が押操作されるまで(操作入力部5で操作入力が受け付けられるまで)の任意のタイミングで撮像部1に画像の取得を指示し、且つ画像記憶部2に画像の記憶を指示しても構わない。つまり、本実施形態におけるイントロ画像には、子機Sの操作部材201、202を操作する前の来訪者が映っている可能性が高い。したがって、このようなイントロ画像が親機Mの表示部101で表示されれば、操作部材201、202を操作する前の来訪者の挙動が確認できるため、防犯性の向上が図れるという利点がある。
ここで、撮像部1と画像記憶部2を常時動作させておき、制御部6から指示を受けるまでは画像記憶部2の記憶容量が足りなくなった時点で古い画像を順次消去して新しい画像を記憶し、制御部6から指示を受けた時点(タイミング)から所定時間だけ遡った時点(タイミング)をイントロ画像の開始時点としても構わない。つまり、人感センサ部7の検知範囲よりも撮像部1の撮像範囲の方が広い場合、上述のように人感センサ部7で検知される以前から撮像部1で撮像することにより、来訪者の挙動をより確実且つ適切に確認することができる。
ところで、パッシブ型又はアクティブ型のいずれの人感センサ部7においても、人以外の移動体(例えば、犬や猫などの小動物)が検知範囲内に進入した場合にも人体検知信号を出力してしまう可能性がある。そこで、人感センサ部7から人体検知信号が出力されたときに撮像部1で取得する画像に人が映っているか否かを判定し、人が映っていると判定された場合にのみ、撮像部1で取得する画像を画像記憶部2に記憶すればよい。人が映っているか否かの判定方法としては、例えば、連続して取得された複数のフレームのフレーム間差分を求め、その差分画像から人(移動体)の有無を判定すればよい。なお、このような画像処理(判定処理)は、画像処理部4で行うことができる。このようにすれば、来訪者の挙動をより確実に確認することができる。
S インターホン子機(第1の通話機、撮像装置)
M インターホン親機(第2の通話機)
1 撮像部(撮像手段)
2 画像記憶部(記憶手段)
3 信号伝送部(伝送手段)
101 表示部(表示手段)
102 親機制御部(制御手段)

Claims (5)

  1. 来訪者が通話に使用する第1の通話機と、前記来訪者に応対する応対者が通話に使用する第2の通話機とを備え、前記第1の通話機と前記第2の通話機との間で音声が伝送されるとともに前記第1の通話機の撮像手段で撮像される画像が前記第2の通話機に伝送されて当該第2の通話機で表示されるインターホンシステムであって、
    前記第1の通話機は、前記来訪者の呼出操作を受け付けて前記第2の通話機へ呼出信号を送信する呼出手段と、前記来訪者が発する音声を取得して前記第2の通話機へ伝送するとともに前記第2の通話機から伝送されてくる音声を鳴動して前記来訪者に聞かせる通話手段と、動画像を撮像する前記撮像手段と、前記撮像手段で撮像される動画像を短時間の動画像として記憶する記憶手段と、前記短時間の動画像を前記第2の通話機に伝送する伝送手段とを具備し、
    前記第2の通話機は、前記呼出信号を受け取ったときに呼出音を鳴動する鳴動手段と、前記応対者が発する音声を取得して前記第1の通話機へ伝送するとともに前記第1の通話機から伝送されてくる音声を鳴動して前記応対者に聞かせる通話手段と、前記伝送手段から伝送される前記動画像を表示する表示手段と、少なくとも前記応対者の応答操作を受け付ける受付手段と、前記第1の通話機から伝送されてくる動画像を前記表示手段に表示させる制御手段とを具備し、
    前記制御手段は、前記呼出音を鳴動するとき、前記第1の通話機から伝送されてくる前記短時間の動画像を前記表示手段に繰り返し表示させることを特徴とするインターホンシステム。
  2. 前記撮像手段は、前記第1の通話機の前記呼出手段で呼出操作が受け付けられたときに前記短時間の動画像の撮像を開始することを特徴とする請求項1記載のインターホンシステム。
  3. 前記第1の通話機は、前記第1の通話機の近傍を含む検知範囲内の人の存在を検知する人検知手段を備え、前記撮像手段は、前記人検知手段の検知結果に応じたタイミングで前記短時間の動画像の撮像を開始することを特徴とする請求項1又は2記載のインターホンシステム。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の第1の通話機として用いられることを特徴とするインターホン子機。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の第2の通話機として用いられることを特徴とするインターホン親機。
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