JP2002261950A - インターホン通話方法 - Google Patents
インターホン通話方法Info
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Abstract
スイッチを設けることなく、広角画像と標準画像を自動
的に切り替えることのできるインターホン通話方法を提
供する。 【解決手段】 2つの撮影モードを備え、子機Aは、親
機Bへの呼出を行うと、広角撮影モードを選択し、撮影
を開始し、親機Bからの応答を待つ通話待機状態に移行
し、その通話待機状態において、親機Bからの応答がな
ければ、通話を終了し、親機Bからの応答があれば、標
準撮影モードに自動的に切り替え、撮影を行い、通話を
開始することを特徴とする。
Description
機で通話するインターホン通話方法に関する。
示すように、子機1に、撮影手段であるカメラ11、ス
ピーカ12、通話釦13、マイク14が備えられ、カメ
ラ11で訪問者の姿を撮影し、その画像を親機2に備え
られたTV画面21に映し出すものである。親機2に
は、TV画面21と、スピーカ22、通話釦23、切り
替え用スイッチ24、マイク25が備えられている。子
機1に備えられたカメラ11は、訪問者を確実に撮影す
るために、広角画像、標準画像の2種類の画像を撮影で
きるようになっている。しかし、この広角画像と標準画
像とを切り替える際に、切り替え用スイッチ24を手動
で押すことで切り替えるものであった。そのため、親機
2に切り替え用のスイッチ24を設ける必要があった。
また、これまで、子機1と親機2で通話が始まっていな
い状態において、カメラ11により訪問者の姿を撮影し
ているとき、姿がカメラ11の画角から外れた場合は、
親機2の使用者が、通話を開始するために、通話釦23
を押し、インターホンで、子機1側の訪問者にカメラ1
1で適切に撮影できる位置に誘導するように話しかけな
いかぎり、訪問者の姿を撮影することはできなかった。
問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところ
は、インターホン通話装置に、画像切り替え用のスイッ
チを別に設けることなく、 広角画像と標準画像を自動
的に切り替えることができるとともに、訪問者の姿を適
切に撮影することができるように、訪問者を誘導するイ
ンターホン通話装置におけるインターホン通話方法を提
供することにある。
に本発明のインターホン通話装置は、以下の構成を備え
る。すなわち、請求項1の発明では、複数の撮影モード
を備え、該複数の撮影モードを切り替えることで、異な
る範囲の撮影が可能なドアホン子機と、該ドアホン子機
と通話する親機と、のインターホン通話方法であって、
前記ドアホン子機は、前記親機への呼出を行うと、前記
複数の撮影モードのうち、第1の撮影モードを選択し、
撮影を開始するとともに、前記親機からの応答を待つ通
話待機状態に移行し、該通話待機状態において、前記親
機からの応答がなければ、通話を終了し、前記親機から
の応答があれば、前記複数の撮影モードのうち、前記第
1の撮影モードとは異なる第2の撮影モードに自動的に
切り替え、撮影を行うとともに、通話を開始することを
特徴とする。
は、前記通話待機状態において、前記親機からの応答が
あった場合は、前記第2の撮影モードにより撮影を行
い、通話を開始し、前記所定時間経過するまでに、前記
親機からの応答がなかった場合は、自動的に前記第1の
撮影モードに切り替えて、前記親機からの応答を待ち、
前記親機からの応答があれば、再度前記第2の撮影モー
ドに自動的に切り替え、通話を開始し、前記親機からの
応答がなければ、終了することを特徴とする。
は、前記通話待機状態において、前記親機からの応答が
あった場合は、前記第2の撮影モードにより撮影を行
い、通話を開始し、前記所定時間経過するまでに、前記
親機からの応答がなかった場合は、前記第2の撮影モー
ドで適切に撮影できる位置に誘導するメッセージを出力
することを特徴とする。
例と共に説明する。本発明に係わるインターホン通話方
法の第1の実施の形態を、図1(b)を参照して以下に
説明する。まず、本実施の形態における装置の構成を説
明する。図1(b)に示すように、本実施の形態が用い
られるインターホン通話装置は、家屋外部の玄関などの
設けられる呼び出し用のドアホン子機Aと、家屋内部に
設けられる呼び出し受話用の親機Bと、からなる。ドア
ホン子機Aは、訪問者を撮影するための撮像手段として
CCD撮像素子A2を備え、CCD撮像素子A2は、広
い範囲を撮影できる広角レンズA4と標準の範囲を撮影
できる標準レンズA5の2つのレンズを備えている。本
実施の形態では、この広角レンズA4と標準レンズA5
とを切り替えることで、異なる撮影範囲を撮影する撮影
モードを切り替えている。さらに、この2つのレンズの
切り替えを行うレンズ切替回路A10と、CCD撮像素
子A2により撮像された撮像信号を処理する撮像信号処
理回路A1と、親機Bに対して呼出を行うための呼出釦
A6と、を備えている。
撮像素子A2により撮像された撮像信号を、画像表示装
置であるテレビ画面B3に表示するために必要な信号処
理を行う映像信号受信回路B1と、ドアホン子機Aから
の呼出を検出する呼出検出回路B4と、ドアホン子機A
からの呼出に対して通話を開始するために押下される通
話釦B6と、呼出検出回路B4と通話釦B6からの信号
を受信し、ドアホン子機Aに備えられた広角レンズA4
と標準レンズA5を切り替えるために、レンズ切替回路
A10に制御信号を送出する制御用マイコンB5と、を
備えている。
態におけるインターホン通話方法を説明する。ドアホン
子機Aの呼出釦A6が押下されると、親機Bの呼出検出
回路B4に、ドアホン子機Aからの呼出があったことを
示す信号を送出し、呼出が検出される(ステップSA
1)。ドアホン子機Aは、広角レンズA4を使って、訪
問者の撮影を開始するとともに親機Bからの応答を待つ
呼出待機状態になる(ステップSA2)。
と(ステップSA3)、制御用マイコンB5が、レンズ
切替回路A10に対し、レンズの切替信号を送出する。
切替信号を受信したレンズ切替回路A10は、呼出待機
状態での広角レンズA4から、通話状態での標準レンズ
A5に切り替え、撮影を継続するとともに(ステップS
A4)、通話を開始する(ステップSA5)。通話が終
われば、終了となる(ステップSA6)。ステップSA
3において、親機Bの通話釦B6が押下されなければ、
通話終了となる。以上が、本実施の形態におけるインタ
ーホン通話方法である。
置の通話待機状態、通話状態に応じて、自動的に広角レ
ンズA4と標準レンズA5とを切り替えることで、広角
の画像と、標準の画像とを自動的に切り替えることが可
能となり、手動で切り替えるための操作釦が不用になる
とともに、操作する手間を簡略化することができる。
2の実施の形態を、図2を参照して以下に説明する。な
お、本実施の形態は上述した第1の実施の形態のものと
同じ箇所には同じ符号を付してあるので、同じ符号の箇
所の詳細な説明は省略する。図2(b)に示すように、
本実施の形態は、第1の実施の形態において、親機B
に、所定時間ごとに広角レンズA4、標準レンズA5と
を、自動的に切り替えるためのタイマー回路B10を設
けたものである。
態における動作を説明する。子機Aからの呼出を検知す
ると(ステップSB1)、標準レンズA5による撮影を
開始するとともに、親機Bからの応答を待つ通話待機状
態に移行し、通話釦B6が押下されたかを検出する(ス
テップSB2)。
開始(ステップSB4)となり、通話が終了すれば、終
了(ステップSB5)となる。通話釦B6が押下され
ず、通話待機状態が所定時間以上経過してかを判定する
(ステップSB6)。所定時間経過していなければ、ス
テップSB3に戻り、通話釦B6が押下されたかを検出
する。所定時間経過していれば、レンズを広角レンズA
4に切り替えて撮影を開始する(ステップSB7)。こ
こで通話釦B6が押下されなければ、通話終了となる
(ステップSB5)。通話釦B6が押下されれば、再度
レンズを標準レンズA5に切り替え(ステップSB
9)、通話を開始し(ステップSB4)、通話が終了す
れば、終了となる(ステップSB5)。以上が、本実施
の形態におけるインターホン通話方法である。
ドと標準モードを切り替える操作釦を押下する手間をか
けずに、自動的に切り替えを行うことができる。
参照して説明する。なお、本実施の形態は上述した第1
の実施の形態のものと同じ箇所には同じ符号を付してあ
るので、同じ符号の箇所の詳細な説明は省略する。図3
(b)に示すように、本実施の形態におけるインターホ
ン通話装置は、第1の実施の形態において、親機Bに、
時間を計測するタイマー回路B10と、音ICB11に
プログラムされた音声パターンを取り出し、ドアホン子
機AのスピーカA9で鳴動させるための信号を生成する
音声信号回路B12とを備えているものである。
態におけるインターホン通話方法を説明する。本実施の
形態においては、第2の実施の形態におけるインターホ
ン通話方法に対し、ステップSB7が、ステップSC7
のメッセージを出力する動作となっている。また、レン
ズの切り替えであるステップSB9がなくなっているも
のである。
ていれば、音ICB11に記憶された音声パターンを音
声信号回路B12に送出し、スピーカA9で所定のメッ
セージとして、例えば、「どちらさまですか」というメ
ッセージを流し、訪問者を子機Aに備えられたカメラ1
1の前に誘導する。次に、通話釦の押下の検出を行う
(ステップSC8)。押下が検出されれば通話を開始す
る(ステップSC4)。押下が検出されなければ、終了
となる。以上が、本実施の形態における動作である。
に立たせることができるので、訪問者の姿を適切に撮影
することが可能となる。
たが、本発明はこの実施の形態に限らず、種々の形態で
実施することができる。
ンターホン通話方法によれば、撮影モードの切り替え
を、切り替えスイッチを手動でなく、自動的に行うこと
ができるので、切り替えスイッチを設ける必要がなくな
る。
おいて、所定時間経過すれば、自動的に広角画像と標準
画像が切り替わるものであるので、切り替えスイッチを
設ける必要がなくなる。
おいて、所定時間経過したとき、訪問者に所定の位置に
立つようにメッセージを伝えることができるので、訪問
者の姿を適切に撮影できる。
実施の形態を示す図である
実施の形態を示す図である
実施の形態を示す図である
Claims (3)
- 【請求項1】複数の撮影モードを備え、該複数の撮影モ
ードを切り替えることで、異なる範囲の撮影が可能なド
アホン子機と、該ドアホン子機と通話する親機と、のイ
ンターホン通話方法であって、前記ドアホン子機は、前
記親機への呼出を行うと、前記複数の撮影モードのう
ち、第1の撮影モードを選択し、撮影を開始するととも
に、前記親機からの応答を待つ通話待機状態に移行し、
該通話待機状態において、前記親機からの応答がなけれ
ば、通話を終了し、前記親機からの応答があれば、前記
複数の撮影モードのうち、前記第1の撮影モードとは異
なる第2の撮影モードに自動的に切り替え、撮影を行う
とともに、通話を開始することを特徴とするインターホ
ン通話方法。 - 【請求項2】前記ドアホン子機は、前記通話待機状態に
おいて、前記親機からの応答があった場合は、前記第2
の撮影モードにより撮影を行い、通話を開始し、前記所
定時間経過するまでに、前記親機からの応答がなかった
場合は、自動的に前記第1の撮影モードに切り替えて、
前記親機からの応答を待ち、前記親機からの応答があれ
ば、再度前記第2の撮影モードに自動的に切り替え、通
話を開始し、前記親機からの応答がなければ、終了する
ことを特徴とする請求項1に記載のインターホン通話方
法。 - 【請求項3】前記ドアホン子機は、前記通話待機状態に
おいて、前記親機からの応答があった場合は、前記第2
の撮影モードにより撮影を行い、通話を開始し、前記所
定時間経過するまでに、前記親機からの応答がなかった
場合は、前記第2の撮影モードで適切に撮影できる位置
に誘導するメッセージを出力することを特徴とする請求
項1または請求項2のいずれかに記載のインターホン通
話方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001055369A JP3627661B2 (ja) | 2001-02-28 | 2001-02-28 | インターホン通話方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP2001055369A JP3627661B2 (ja) | 2001-02-28 | 2001-02-28 | インターホン通話方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002261950A true JP2002261950A (ja) | 2002-09-13 |
JP3627661B2 JP3627661B2 (ja) | 2005-03-09 |
Family
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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JP (1) | JP3627661B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007104381A (ja) * | 2005-10-05 | 2007-04-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | インターホン装置 |
JP2008141704A (ja) * | 2006-12-05 | 2008-06-19 | Canon Inc | 通信装置、その制御方法及びプログラム |
JP2008206085A (ja) * | 2007-02-22 | 2008-09-04 | Aiphone Co Ltd | インターホン装置 |
-
2001
- 2001-02-28 JP JP2001055369A patent/JP3627661B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
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