JP2005333296A - 撮像機能付き携帯電話 - Google Patents

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Abstract

【課題】
撮像処理と通話処理とを的確なタイミングで行える撮像機能付き携帯電話を提供する。
【解決手段】
制御部8が、撮像モードが設定されているときに、受信部31を介して外部の電話機より着信信号を受信した場合、ユーザーが通話を望めば撮像装置100に撮像を行わせることなく、撮像に関する情報をメモリ7に記憶させ、且つ通話モードを強制的に設定するので、撮像処理のために、重要な用件を伝え損なうことがない。又、通話が終了した後は、メモリ7に記憶された撮像に関する情報を用いることで、迅速な撮像処理を行うことができ、それによりシャッターチャンスを損なう恐れが抑制される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、撮像機能付き携帯電話に関する。
近年、撮像機能付き携帯電話が急速に発達し、例えば200万画素の固体撮像素子を搭載したものも市販されている。ここで、通常の撮像機能付き携帯電話においては、被写体を撮像する場合には撮像モードを設定し、別な電話を介して通話を行う場合には、通話モードを設定するようになっている。しかるに、撮像モードの設定中に着信があると、撮像処理が妨げられる恐れがある。そこで、着信時には撮像を一時中断したり、撮像時には着信機能を停止させる構成が知られている。
特開平11−317793号公報
しかるに、特許文献1の技術によれば、例えば撮像モード時に着信があった場合、それにより撮像処理が中断されるので、通話が終了した後に、再度撮像を実行しようとすると、始めからやり直さねばならないので、撮像処理まで時間がかかり、その結果シャッターチャンスを逃してしまう恐れがある。
更にユーザー側から見ると、撮影中に着信があった場合、着信の相手と撮影する被写体によってどちらを優先にするかが決まってくるのであり、あらかじめ撮影優先モードや着信優先モードに設定しておくと、撮影がしたかったのに勝手に通話モードに切り替わってしまったり、重要な相手からの着信であるのに撮影モードのままということになってしまい使い勝手が悪い。
本発明は、これらの課題に鑑みてなされたものであり、撮像処理と通話処理とを的確なタイミングで行える撮像機能付き携帯電話を提供することを目的とする。
第1の本発明の撮像機能付き携帯電話は、外部の端末を介して通話可能な撮像機能付き携帯電話において、撮像が可能な撮像モードと通話が可能な通話モードとを設定可能なモードスイッチと、レリーズ操作を行えるレリーズスイッチと、撮像モードが設定されているときに、前記レリーズスイッチがレリーズ操作されることに応動して、被写体を撮像処理する撮像手段と、外部の端末と通信可能であり、通話モードが設定されているときに、外部の端末を介して通話処理を行う通信手段と、制御手段と、撮像に関する情報を記憶する記憶手段と、着信を報知する報知手段と、を有し、前記制御手段は、前記撮像モードが設定されているときに、前記通信手段を介して外部の端末より着信信号を受信したときは、前記報知手段を駆動して着信を報知し、更に前記モードスイッチの操作により前記通話モードに切り替えられた場合には、前記通信手段に通話処理を行わせると共に、撮像に関する情報を前記記憶手段に記憶させるので、ユーザーは着信があったことを前記報知手段により知らされ、従って前記モードスイッチの操作により通話が可能であるから、撮像処理のために重要な用件を伝え損なうことがない。又、通話が終了した後は、前記記憶手段に記憶された撮像に関する情報を用いることで、迅速な撮像処理を行うことができ、それによりシャッターチャンスを損なう恐れが抑制される。前記報知手段は、着信に関する情報を被写体像に重ねて表示するディスプレイを含むと、ユーザーが視覚を通じて情報を認識できるので、迅速な認識が可能である。尚、「外部の端末」とは、例えば外部の電話機の他、PCやサーバー等を含む概念である。
従って、前記制御手段は、前記モードスイッチにより、強制的に設定された通話モードが撮像モードに切り替えられたときは、前記記憶手段より、記憶された撮像に関する情報を読み出して、それに基づき前記撮像手段を設定すると好ましい。
前記制御手段は、前記撮像モードが設定され且つ前記報知手段を駆動して着信を報知した後に、前記撮像モードが続行された場合には、前記通信手段による通話処理を行うことなく、前記レリーズスイッチのレリーズ操作に応じて、前記撮像手段に撮像処理を行わせると、シャッタチャンスを逃す恐れが抑制され好ましい。
前記制御手段は、前記撮像手段による撮像処理が終了した後、前記通信手段に通話処理を行わせると、前記制御手段の負担が減るので好ましい。
前記制御手段は、前記撮像手段による撮像処理の少なくとも一部と並行して、前記通信手段に通話処理を行わせると、処理時間が短縮されるので好ましい。
前記撮像に関する情報は、表示画面の表示モード、光学的ズーム位置、デジタルズーム位置、フォーカス位置、露出値、ホワイトバランス、ISO感度の少なくとも1つを含むと好ましい。
第2の本発明の撮像機能付き携帯電話は、外部の端末を介して通話可能な撮像機能付き携帯電話において、撮像が可能な撮像モードと通話が可能な通話モードとを設定可能なモードスイッチと、レリーズ操作を行えるレリーズスイッチと、前記レリーズスイッチがレリーズ操作されることに応動して、被写体を撮像処理する撮像手段と、外部の端末と通信可能であり、外部の端末を介して通話処理を行う通信手段と、制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記通信手段が通話処理を行っている間に、前記レリーズスイッチが操作されたこと、もしくは前記モードスイッチにより前記通話モードから前記撮影モードに切り替えられたことに応動し、前記通信手段の通話処理を中断して、前記撮像手段に撮像処理を行わせるので、シャッターチャンスを損なう恐れを抑制できる。
前記制御手段は、前記通信手段が通話処理を行っている間に、前記レリーズスイッチが操作されたこと、もしくは前記モードスイッチにより前記通話モードから前記撮影モードに切り替えられたことに応動し、前記通信手段に通話の保留を行わせると好ましい。
前記制御手段は、前記通信手段が通話処理を行っている間に、前記レリーズスイッチが操作されたこと、もしくは前記モードスイッチにより前記通話モードから前記撮影モードに切り替えられたことに応動し、通話相手のアドレスを記憶した上で前記通信手段に通話処理を強制的に終了させ、前記撮像手段の撮像処理後に、前記通信手段に記憶したアドレスにアクセスすると好ましい。ここで、「アドレス」とは電話番号の他、IPアドレス等を含む概念である。従って、「アクセス」とは電話をかけることの他、他のPCやサーバーに対して通信可能な状態にすることを含む。
前記制御手段は、前記撮像手段による撮像処理の少なくとも一部と並行して、前記通信手段に通話処理を行わせると好ましい。
第3の本発明の撮像機能付き携帯電話は、外部の端末を介して通話可能な撮像機能付き携帯電話において、レリーズ操作を行えるレリーズスイッチと、前記レリーズスイッチがレリーズ操作されることに応動して、被写体を撮像処理する撮像手段と、外部の端末と通信可能であり、外部の端末を介して通話処理を行う通信手段と、制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記通信手段の通話処理と、前記撮像手段の撮像処理とを並行して行うので、シャッターチャンスを逃す恐れを回避することもでき、また緊急の用件を聞き逃す恐れも回避できる。
前記通信手段を介して外部の端末より着信信号を受信したことを示す報知手段を有すると、ユーザーが着信を認識できるので好ましい。
前記報知手段は、着信に関する情報を被写体像に重ねて表示するディスプレイを含むと、ユーザーが視覚を通じて情報を認識できるので、迅速な認識が可能である。
本発明によれば、撮像処理と通話処理とを的確なタイミングで行える撮像機能付き携帯電話を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。図1は、本実施の形態にかかる撮像機能付き携帯電話Tの正面図(a)及びその背面図(b)である。かかる携帯電話Tについて説明する。図1に示すように、携帯電話Tは、表示画面(ディスプレイともいう)174を備えたケースとしての上筐体171と、操作ボタン群16を備えた下筐体172とがヒンジ173を介して連結されている。レンズとCCDとを含む撮像装置100は、上筐体171の内表面側(表示画面174を有する側)の表示画面174の下方に内蔵されており、撮像装置100(光学部材101)内へと、レンズ42(図2)を介して上筐体171の外表面から光を取り込めるようになっている。
下筐体172の側面には、モードスイッチ41が配置されている。モードスイッチ41は、図に示す中央位置から上方及び下方にスライド可能となっており、通常このモードスイッチ41は中央位置にあるが、上方にスライドさせると、それに応じて制御部8(図2)が通話モードから撮影モードに切り替える。撮影モード中は上方にスライドしても切り替わらないが、撮影中に着信があった場合には撮影モードが優先される。一方、撮影モード中にモードスイッチ41を下方にスライドさせると、制御部8は撮影モードから通話モードに切り替える。通話モード中に下方にスライドさせても切り替わらない。このモードスイッチ41は中立スイッチになっており、スライドさせて手を離すと中央位置に戻るため、操作しない限り常に中央位置にあることになる。
図2は、本実施の形態にかかる撮像機能付き携帯電話Tの構成を示すブロック図である。通話モードが設定されている場合、図2において、送話部2では、例えばコンデンサマイク21などから使用者の発する音声が、このマイク21を介して音声信号に変換された後、音声コーデック11、チャネルコーデック12、変調部22を介して送信部23へ出力され、SWIC13によりダイバーシティアンテナ14から、外部の電話機等を介して通話相手へ送信される。
一方、受話部3では、通話相手からの送信信号を前述のダイバーシティアンテナ14を介してSWIC13により受信部31で受信すると、復調部32、チャネルコーデック12、音声コーデック11を介して通話相手の音声がレシーバ33やスピーカ34などから聞き取れるように構成されている。
撮像装置100は、図2に示すように、表示画面174や操作ボタン群16を設けた前面側とは反対の背面側にレンズ42を設けており、撮像モードが設定されている場合、撮影した映像がこのレンズ42を介してCCDなどの撮像素子43に結像するようになっている。尚、図示していないが、レンズ42は合焦位置になるよう光軸方向に駆動可能な構成となっている。また、この実施形態の撮像装置100は、撮像モード時に、操作ボタン群16のうちレリーズスイッチRを操作することで、撮像処理を行い、それにより得られた画像信号がメモリ7に記憶されるようになっている。本実施の形態においては、撮像部100が撮像手段を構成し、受信部31及び送信部23を含む送話部2及び受話部3が通話手段を構成し、制御部8が制御手段を構成し、メモリ7が記憶手段を構成し、表示手段Dが報知手段を構成する。
メモリ7は、撮像装置100で撮像した画像を登録しておくためのものであり、この実施形態では、制御部8により静止画像のみを登録させているが、動画像を登録するように構成してもよい。また、このメモリ7は、制御部8の制御下で、撮影に関する情報を記憶するようになっている。
図3は、本実施の形態にかかる撮像機能付き携帯電話Tの動作の一例を示す梯子チャート図である。図4(a)は、表示画面174の表示例を示す図である。この例では既に撮像モードに設定されているものとする。まず、図3のステップS101で、ユーザーがS1処理(ここではモードスイッチ41を用いて撮像モードを設定することをいう)を行ったものとする。それに応じて、撮像機能付き携帯電話Tの制御部8は、撮像装置100を制御して、フォーカシングを行い合焦位置にレンズ42を移動させ、撮像素子43を取り込んだ画像をプレビュー表示し(図4(a)参照)、露出値やホワイトバランス値を決定し、S2スイッチ操作(レリーズ操作のこと、以下同じ)を待つ。
この時点で、受信部31を介して着信があったものとする。受信部31は、制御部8に着信信号を送信する。このとき、制御部8は、表示画面174を駆動して、ステップS103において、プレビュー表示に重ねて着信があった旨及び相手先の番号を表示し(図4(b)参照)、ユーザーの操作を待つ。
ステップS103で表示画面174に表示された相手先の番号を確認したユーザーが、撮像より通話する方が大事であると判断し、モードスイッチ41を下方に操作すると(ステップS104)、制御部8は、ユーザーが撮像より通話を優先したと判断し、撮像モードを通話モードに切り替えて、撮像装置100に撮像処理を中断するコマンドを送信する。これに応じて、撮像装置100からメモリ7に、撮像に関する情報としての決定されたフォーカス位置、露出値、ホワイトバランス値等の情報を記憶する(ステップS105)。ユーザーは、その間、着信した相手と通話を行うことができる。この場合にモードスイッチ41を下方に操作するかわりに、操作ボタン群16のうち、レリーズスイッチRをのぞく予め定められたいずれかのスイッチを操作することでも構わない。
その後、通話を終了したユーザーが、操作ボタン群16の通話終了ボタンを操作する(モードスイッチ41を上方に操作しても良い)と、制御部8は、通話モードを撮像モードに切り替えて、通話処理を終了し、且つ撮像装置100に撮像を再開するコマンドを送信する。これに応じて、撮像装置100は、メモリ7から、記憶されたフォーカス位置、露出値、ホワイトバランス値等の情報を読み出して、再度撮影可能な状態にする(ステップS107)。その後、ステップS108で、ユーザーがレリーズスイッチRを操作することでS2処理(レリーズ信号を発生させることをいう)を行うと、それに応じて、ステップS109において、制御部8は撮像装置100に撮像処理を実行させ画像の取り込みを行って、制御部8に撮像完了信号を送信した後、ステップS110で、得られた画像信号を画像処理してメモリ7に記憶する。
本実施の形態によれば、制御部8が、撮像モードが設定されているときに、受信部31を介して外部の電話機より着信信号を受信した場合、ユーザーが通話を望めば撮像装置100に撮像を行わせることなく、撮像に関する情報をメモリ7に記憶させ、且つ通話モードを強制的に設定するので、撮像処理のために、重要な用件を伝え損なうことがない。又、通話が終了した後は、メモリ7に記憶された撮像に関する情報を用いることで、迅速な撮像処理を行うことができ、それによりシャッターチャンスを損なう恐れが抑制される。
図5は、本実施の形態にかかる撮像機能付き携帯電話Tの動作の別な例を示す梯子チャート図である。まず、図5のステップS201で、ユーザーがS1処理を行ったものとする。それに応じて、撮像機能付き携帯電話Tの制御部8は、撮像装置100を制御して、フォーカシングを行い合焦位置にレンズ42を移動させ、撮像素子43を取り込んだ画像をプレビュー表示し(図4(a)参照)、露出値やホワイトバランス値を決定し、S2スイッチ操作を待つ。
この時点で、受信部31を介して着信があったものとする。受信部31は、制御部8に着信信号を送信する。このとき、制御部8は、表示画面174を駆動して、ステップS103において、プレビュー表示に重ねて着信があった旨及び相手先の番号を表示し(図4(b)参照)、ユーザーの操作を待つ。
このとき、ステップS204において、ユーザーがレリーズスイッチRを操作することでS2スイッチ操作を検出すると、制御部8は、ユーザーが通話よりも撮像を優先したと判断し、受信部31に通話を保留とするコマンドを送信すると共に、撮像装置100に撮像を指示するコマンドを送信する。これに応じて、受信部31は着信を保留状態にし、撮像装置100は、決定されたフォーカス位置、露出値、ホワイトバランス値等で撮像処理を実行し、画像の取り込みを行い、制御部8に撮像完了信号を送信した後、ステップS206で、得られた画像信号を画像処理してメモリ7に記憶する。尚、ステップS204でレリーズスイッチRのかわりに、スライドスイッチ41を上方にスライドさせることで受信部31に着信を保留するコマンドを送信し、改めてレリーズスイッチRを操作してS2処理を行っても良い。
撮像完了信号を受信した制御部8は、ステップS207で、受信部31の保留状態が続行していることを確認し、撮像モードから通話モードに切り替えて、受信部31に通話を再開するコマンドを送信する。これに応じて、受信部31は相手先との回線を開き、ユーザーが通話を行うことが可能となる。尚、ステップS206の画像処理等は、通話処理と並行して行うことができる。このような並行処理は、ある短い時間で時分割を行い、その単位時間ごとに、撮像装置100の動作と、受信部31と送信部23の動作を交互に行わせることができ、それにより見かけ上、撮像と通話の処理が同時に行われることとなる。画像処理等が完了した時には、制御部8は完了信号を受信する。
画像取込動作が終了した場合に、着信を継続せずに更に撮影を継続したい場合もある。本実施の形態では、画像取り込みが完了すると撮像モードから通話モードに切り替えるが、ここでレリーズスイッチRの操作又はモードスイッチ41の上方へのスライド操作が行われた場合、制御部8は、再び受信部31と送信部23を待機させ、撮像部100を継続して動作させることも可能である。
尚、制御部8が、撮像完了信号を受信した時点で、相手先が電話を切ったため受信部31の保留状態が継続されていない場合、又はユーザーが通話するためのボタン操作を行わなければ、制御部8は、受信部31に対して通話を指示するコマンドは送信しない。しかしながら、相手先の電話番号などがわかっている場合、送信部23を介して、着信した相手先に自動的に電話をかける設定としても良い。
本実施の形態によれば、制御部8が、制御部8が撮像モードが設定されている時に受信部31を介して外部の電話機より着信信号を受信した場合、ユーザーが撮影を継続することを選択した場合には、受信部31の通話処理を中断して、撮像装置に撮像処理を行わせるのでシャッターチャンスを損なう恐れを抑制できる。
図6は、本実施の形態にかかる撮像機能付き携帯電話Tの動作の別な例を示す梯子チャート図である。ここでは、通話モードで待ち受け状態にあるものとし、その状態で着信があった場合、まず、図6のステップ301で、制御部8は、表示画面174を介して着信表示を行う。制御部8が、受信部31及び送信部23を制御することで、通話が可能となる。
このとき、ステップS302において、ユーザーがモードスイッチ41を上方にスライドすることでS1処理を行うと、制御部8は、ユーザーが通話よりも撮像を優先したと判断し、通話モードから撮影モードに切り替えて、受信部31に通話を保留とするコマンドを送信すると共に、撮像装置100に撮像準備を指示するコマンドを送信する(直接、レリーズスッチRを操作してS1処理を行ってもよい)。これに応じて、受信部31は着信を保留状態にし(ここでは基地局との最低限の通信動作は間欠的に行われているものとする)、撮像装置100は、フォーカシングを行い合焦位置にレンズ42を移動させ、撮像素子43を取り込んだ画像をプレビュー表示し(図4(a)参照)、露出値やホワイトバランス値を決定し、準備完了信号を制御部8に送信して、S2スイッチ操作を待つ。
その後、ステップS304において、ユーザーがレリーズスイッチRを操作することでS2処理を行うと、制御部8は、撮像装置100に撮像を指示するコマンドを送信する。これに応じて、ステップS305で、撮像装置100は、決定されたフォーカス位置、露出値、ホワイトバランス値等で撮像処理を実行し、画像の取り込みを行い、制御部8に撮像完了信号を送信した後、ステップS306で、得られた画像信号を画像処理してメモリ7に記憶する。
撮像完了信号を受信した制御部8は、ステップS307で、受信部31の保留状態が続行していることを確認し、撮像モードから通話モードに切り替えて、受信部31に通話を再開するコマンドを送信する。これに応じて、受信部31は相手先との回線を開き、ユーザーが通話を行うことが可能となる。尚、ステップS306の画像処理等は、通話処理と並行して行うことができる。画像処理等が完了した時には、制御部8は完了信号を受信する。
画像取込動作が終了した場合に、着信を継続せずに更に撮影を継続したい場合もある。本実施の形態では、画像取り込みが完了すると撮像モードから通話モードに切り替えるが、ここでモードスイッチ41の上方へのスライド操作かレリーズスイッチRの操作がなされた場合、制御部8は、再び受信部31と送信部23を待機させ、撮像部100を継続して動作させることも可能である。
本実施の形態によれば、制御部8が、受信部31が通話処理を行っている間に、モードスイッチ41の上方へのスライド操作かレリーズスイッチRの操作がなされたことに応動し、受信部31の通話処理を中断して、撮像装置100に撮像準備及び撮像処理を行わせるので、シャッターチャンスを損なう恐れを抑制できる。
尚、制御部8が高性能であれば、撮像装置100と、受信部31及び送信部23の双方を、上述した時分割処理等を駆使して並行して制御できるため、撮像モード・通話モードのモード設定に限らず、撮像処理と通話処理を同時に行える。
以上、本発明を実施の形態を参照して説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定して解釈されるべきではなく、適宜変更・改良が可能であることはもちろんである。本実施の形態においては、撮像モードと通話モードの設定をモードスイッチで切り替えて行い、撮像モード設定と同時に、フォーカシング処理などを実行しているが、例えばレリーズスイッチRを半押し及び全押しできるようにし、半押しによりS1処理(すなわち撮像モードの設定)を行い、全押しによりS2処理を行うようにしても良い。又、本発明の報知手段としては、表示画面174の表示に限らず、着信により発光するアンテナ、着信により振動するバイブレータ等であっても良いことはいうまでもない。
本実施の形態にかかるフラッシュユニットを搭載する撮影機能付き携帯電話Tの正面図(a)及びその背面図(b)である。 本実施の形態にかかる撮像機能付き携帯電話Tの構成を示すブロック図である。 本実施の形態にかかる撮像機能付き携帯電話Tの動作の一例を示す梯子チャート図である。 表示画面174の表示例を示す図である。 本実施の形態にかかる撮像機能付き携帯電話Tの動作の別な例を示す梯子チャート図である。 本実施の形態にかかる撮像機能付き携帯電話Tの動作の更に別な例を示す梯子チャート図である。
符号の説明
11 音声コーデック
12 チャネルコーデック
14 ダイバーシティアンテナ
16 操作ボタン群
21 コンデンサマイク
21 マイク
22 変調部
23 送信部
31 受信部
32 復調部
33 レシーバ
34 スピーカ
42 レンズ
43 撮像素子
100 撮像装置
174 表示画面
R レリーズスイッチ

Claims (14)

  1. 外部の端末を介して通話可能な撮像機能付き携帯電話において、
    撮像が可能な撮像モードと通話が可能な通話モードとを設定可能なモードスイッチと、
    レリーズ操作を行えるレリーズスイッチと、
    撮像モードが設定されているときに、前記レリーズスイッチがレリーズ操作されることに応動して、被写体を撮像処理する撮像手段と、
    外部の端末と通信可能であり、通話モードが設定されているときに、外部の端末を介して通話処理を行う通信手段と、
    制御手段と、
    撮像に関する情報を記憶する記憶手段と、
    着信を報知する報知手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記撮像モードが設定されているときに、前記通信手段を介して外部の端末より着信信号を受信したときは、前記報知手段を駆動して着信を報知し、更に前記モードスイッチの操作により前記通話モードに切り替えられた場合には、前記通信手段に通話処理を行わせると共に、撮像に関する情報を前記記憶手段に記憶させることを特徴とする撮像機能付き携帯電話。
  2. 前記報知手段は、着信に関する情報を被写体像に重ねて表示するディスプレイを含むことを特徴とする請求項1に記載の撮像機能付き携帯電話。
  3. 前記制御手段は、前記通信手段による通話処理が終了した後、前記記憶手段より、記憶された撮像に関する情報を読み出して、それに基づき前記撮像手段を設定することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像機能付き携帯電話。
  4. 前記制御手段は、前記撮像モードが設定され且つ前記報知手段を駆動して着信を報知した後に、前記撮像モードが続行された場合には、前記通信手段による通話処理を行うことなく、前記レリーズスイッチのレリーズ操作に応じて、前記撮像手段に撮像処理を行わせることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の撮像機能付き携帯電話。
  5. 前記制御手段は、前記撮像手段による撮像処理が終了した後、前記通信手段に通話処理を行わせることを特徴とする請求項4に記載の撮像機能付き携帯電話。
  6. 前記制御手段は、前記撮像手段による撮像処理の少なくとも一部と並行して、前記通信手段に通話処理を行わせることを特徴とする請求項4に記載の撮像機能付き携帯電話。
  7. 前記撮像に関する情報は、表示画面の表示モード、光学的ズーム位置、デジタルズーム位置、フォーカス位置、露出値、ホワイトバランス、ISO感度の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の撮像機能付き携帯電話。
  8. 外部の端末を介して通話可能な撮像機能付き携帯電話において、
    撮像が可能な撮像モードと通話が可能な通話モードとを設定可能なモードスイッチと、
    レリーズ操作を行えるレリーズスイッチと、
    前記レリーズスイッチがレリーズ操作されることに応動して、被写体を撮像処理する撮像手段と、
    外部の端末と通信可能であり、外部の端末を介して通話処理を行う通信手段と、
    制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記通信手段が通話処理を行っている間に、前記レリーズスイッチが操作されたこと、もしくは前記モードスイッチにより前記通話モードから前記撮影モードに切り替えられたことに応動し、前記通信手段の通話処理を中断して、前記撮像手段に撮像処理を行わせることを特徴とする撮像機能付き携帯電話。
  9. 前記制御手段は、前記通信手段が通話処理を行っている間に、前記レリーズスイッチが操作されたこと、もしくは前記モードスイッチにより前記通話モードから前記撮影モードに切り替えられたことに応動し、前記通信手段に通話の保留を行わせることを特徴とする請求項8に記載の撮像機能付き携帯電話。
  10. 前記制御手段は、前記通信手段が通話処理を行っている間に、前記レリーズスイッチが操作されたこと、もしくは前記モードスイッチにより前記通話モードから前記撮影モードに切り替えられたことに応動し、通話相手のアドレスを記憶した上で前記通信手段に通話処理を強制的に終了させ、前記撮像手段の撮像処理後に、前記通信手段に記憶したアドレスにアクセスすることを特徴とする請求項8に記載の撮像機能付き携帯電話。
  11. 前記制御手段は、前記撮像手段による撮像処理の少なくとも一部と並行して、前記通信手段に通話処理を行わせることを特徴とする請求項10に記載の撮像機能付き携帯電話。
  12. 外部の端末を介して通話可能な撮像機能付き携帯電話において、
    レリーズ操作を行えるレリーズスイッチと、
    前記レリーズスイッチがレリーズ操作されることに応動して、被写体を撮像処理する撮像手段と、
    外部の端末と通信可能であり、外部の端末を介して通話処理を行う通信手段と、
    制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記通信手段の通話処理と、前記撮像手段の撮像処理とを並行して行うことを特徴とする撮像機能付き携帯電話。
  13. 前記通信手段を介して外部の端末より着信信号を受信したことを示す報知手段を有することを特徴とする請求項8乃至12のいずれかに記載の撮像機能付き携帯電話。
  14. 前記報知手段は、着信に関する情報を被写体像に重ねて表示するディスプレイを含むことを特徴とする請求項13に記載の撮像機能付き携帯電話。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014143565A (ja) * 2013-01-24 2014-08-07 Kyocera Corp 携帯電話機、制御プログラムおよび制御方法

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