JP2004158967A - 撮像装置付き携帯電話機 - Google Patents

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Naomiki Izumitani
直幹 泉谷
Atsushi Takayama
淳 高山
Keiji Sumiyoshi
敬二 住吉
Yuichi Shin
勇一 新
Hiroshi Takahashi
弘 高橋
Kazuhiko Suzuki
和彦 鈴木
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Abstract

【課題】撮像装置付き携帯電話機において、動画像の撮像中に静止画像を撮像することを可能にする。
【解決手段】携帯電話機1のCPU11aは、入力部12から入力された撮影指示に応じて、静止画像用画素数データ又は動画像用画素数データとホワイトバランスの調整を指示するデータを撮影部17に出力して撮影を実行させる。また、動画像の撮影中に静止画像の撮影指示が入力された場合には、撮影部17に画像データの解像度の変更とホワイトバランスの調整を実行させ、ストロボ発光部16にストロボを発光させて静止画像を撮影させた後、終了指示が入力されるまで動画像の撮影を続行させる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、静止画像及び動画像を撮像する機能を有する撮像装置付き携帯電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話やPHS(Personal Handyphone System)等の通信端末機(以下、「携帯電話機」と称す。)の普及が著しく、多機能化が進んでいる。多機能化の一例として、携帯電話機にカメラ等の撮像装置を組み込んだ撮像装置付き携帯電話機が提案されている。このような撮像装置付き携帯電話機として、例えば、静止画像だけでなく動画像の撮像機能を有する撮像装置を備えた携帯電話機が知られている。
【0003】
一方、近時、デジタルカメラの普及も顕著であり、携帯電話機と同様に多機能化の傾向にあり、静止画像と動画像の撮像が可能なデジタルカメラが公知である。従来、例えば、動画像の撮像中に撮像を中断することなく画像圧縮率を変更することが可能なデジタルカメラが発明されている(例えば、特許文献1参照)。通常、画質が低い場合、動画像よりも静止画像の方がノイズが目立ちやすいため、静止画像は比較的高画質であることが求められる。上記デジタルカメラによれば、動画像の撮影中に画像圧縮率を低く設定して画質を向上させ、撮影した画像を静止画像として利用することができる。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−270251号公報(第2−5頁、第3図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の撮像装置付き携帯電話機には、動画像の撮像中に静止画像を撮像する機能がなく、静止画像を撮影する場合には一度動画像の撮像を中断して静止画撮影モードに切り替えなければならなかった。このため、ユーザは好適な撮像機会を逃してしまう場合があった。
【0006】
本発明の課題は、動画像の撮像中に静止画像を撮像することが可能な撮像装置付き携帯電話機を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、
撮像装置付き携帯電話機において、
被写体を撮像して静止画像及び動画像を生成する撮像装置と、
撮像を指示する指示データを入力する入力手段と、
複数種類の解像度データを記憶する記憶手段と、
前記撮像装置を制御して、前記入力手段により入力された指示データに応じた解像度データを前記記憶手段から読み出し、このデータを利用して前記撮像装置に撮像を実行させる制御手段と、
を備えることを特徴としている。
【0008】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、
前記記憶手段は、静止画像撮像用の解像度データ及び動画像撮像用の解像度データを記憶し、
前記制御手段は、前記入力手段により動画像の撮像を指示する指示データが入力されると、前記記憶手段から前記動画像撮像用の解像度データを読み出し、このデータを利用して前記撮像装置に撮像を実行させ、前記入力手段により静止画像の撮像を指示する指示データが入力されると、前記記憶手段から前記静止画像撮像用の解像度データを読み出し、このデータを利用して前記撮像装置に撮像を実行させて静止画像を生成させることを特徴としている。
【0009】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、
前記撮像装置は、前記解像度データに応じて画像の解像度を変更する解像度変更手段を備えることを特徴としている。
【0010】
請求項1〜3の何れか一項に記載の発明によれば、動画像の撮像中に静止画像を撮像することが可能となる。このため、動画像の撮像中に良好な撮像機会を逃すことなく静止画像を撮像することができる。
【0011】
請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の発明において、
前記制御手段は、前記撮像装置による動画像の撮像中に前記入力手段により静止画像の撮像を指示する指示データが入力されると、前記記憶手段から前記静止画像撮像用の解像度データを読み出し、このデータを利用して前記撮像装置に撮像を実行させて静止画像を生成させた後、前記動画像撮像用の解像度データを利用して前記撮像装置に撮像を実行させて動画像を生成させることを特徴としている。
【0012】
請求項4記載の発明によれば、動画像の撮像中に静止画像を撮像した後、動画像の撮像を続行することができるため、静止画像の撮像後に動画像の撮像を続ける場合に指示データを改めて入力する必要がなく、操作入力を省略することができる。
【0013】
請求項5記載の発明は、請求項1〜4の何れか一項に記載の発明において、
前記被写体に対してストロボ光を発光する発光手段を備え、
前記制御手段は、前記撮像装置による動画像の撮像中に前記入力手段により静止画像の撮像を指示する指示データが入力されると、前記発光手段によりストロボ光を発光させるとともに、前記記憶手段から前記静止画像撮像用の解像度データを読み出し、このデータを利用して前記撮像装置に撮像を実行させて静止画像を生成させることを特徴としている。
【0014】
請求項6記載の発明は、請求項1〜5の何れか一項に記載の発明において、
前記撮像装置は、周囲の光量を検出するセンサと、該センサによる光量の検出結果に基づきホワイトバランスを調整する調整手段とを備え、
前記制御手段は、前記撮像装置による動画像の撮像中に前記入力手段により静止画像の撮像を指示する指示データが入力されると、前記撮像装置を制御して前記調整手段によりホワイトバランスを調整させることを特徴としている。
【0015】
請求項5又は6記載の発明によれば、画質の良い静止画像を得ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0017】
<携帯電話機1の構成>
図1は、本発明を適用した一実施の形態における携帯電話機1の機能的構成を示すブロック図である。図1に示すように、携帯電話機1は、制御部11、入力部12、表示部13、アンテナ14aを有する無線通信部14、記憶部15、ストロボ部16、解像度変更手段17a及びWB(White Balance)調整手段17bを有する撮影部17、電源制御部18、送受話部19等を備えて構成され、各部はバス20により接続されている。
【0018】
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)11a、書き換え可能な半導体素子で構成されるRAM(Random Access Memory)11b、不揮発性の半導体メモリで構成されるROM(Read Only Memory)11c等から構成されている。ROM11cには、携帯電話機1に対応する各種プログラム、通信処理プログラム、撮影制御処理プログラム、静止画像用の解像度を示すデータ(以下、静止画像用画素数データという。)、動画像用の解像度を示すデータ(以下、動画像用画素数データという。)等が記憶されている。
【0019】
ここで、静止画像では動画像と比べてノイズが目につきやすいという特徴があるため、静止画像用画素数データは動画像用画素数データよりも高く設定することが望ましい。
【0020】
CPU11aは、入力部12から入力される各種指示又は無線通信部14から入力されるデータに従って、ROM11cに記録されている各種プログラムの中から指定されたプログラムをRAM11bのワークエリアに展開し、この入力指示及び入力データにより上記プログラムに従って各種処理を実行し、その処理結果をRAM11bの所定の領域に格納するとともに、表示部13に表示させる。
【0021】
CPU11aは、ROM11cに記憶された撮影制御処理プログラムを読み出してRAM11bに展開し、このプログラムとの協働により撮影制御処理を実行する。撮影制御処理において、CPU11aは入力部12から入力された指示内容に応じて、撮影部17に静止画像または動画像を撮影させる。
【0022】
CPU11aは、静止画像の撮影が指示された場合、入力部12のシャッタキーが押下されると、撮影部17を制御してホワイトバランスを調整させるとともに、RAM11bから静止画像用画素数データを読み出して撮影部17に出力し、静止画像を撮影させる。
一方、CPU11aは、動画像の撮影が指示されると、RAM11bから動画像用画素数データを読み出して撮影部17に出力し、動画像を撮影させる。また、動画像の撮影中に入力部12のシャッタキーが押下されると、CPU11aは、静止画像用画素数データとWBの調整を指示するデータとを撮影部17に出力する。その後、CPU11aは撮影部17から静止画像の撮影終了を示すデータが入力されると、撮影部17に動画像用画素数データを出力して動画像の撮影を再開させる。
【0023】
入力部12は、テンキー、各種機能スイッチ、通話モード及びカメラモードの切り替えを行うモード切替スイッチ、画像の撮影時に使用するシャッタキー等を備え、各キー操作による押下信号を制御部11に出力する。
【0024】
表示部13は、LCD(Liquid Crystal Display)パネル等により構成され、制御部11から入力される表示データに基づいて画面表示を行う。また、表示部13は、撮影時に後述する撮影部17の撮像素子から取り込まれた画像データをプレビュー表示するとともに、撮影した画像データを表示する。
【0025】
無線通信部14は、無線基地局(図示せず)との間で着信や発信等に係る無線信号の送受信を行うアンテナ14aを備え、制御部11から入力される指示に従って、無線基地局との間でIMT−2000準拠の通信方式(例えば、W−CDMAやcdma2000)に対応する携帯電話用の通信プロトコルを実行し、この通信方式で設定される通信チャネルにより、送受話音声の送受信やデータ通信を実行する。
【0026】
記憶部15は、制御部11により実行された処理結果のデータ等を記憶する。例えば、記憶部15は、撮影部17により撮影された静止画像や動画像のデータ、無線通信部14を介して送受信したメールのデータ、通話履歴のデータ等を記憶している。
【0027】
ストロボ部16は、発光タイミングや発光量を調節して被写体にストロボ光を発光する。ストロボ部16は、ストロボ光を発光させるための電荷を蓄積するコンデンサ(図示せず)と、コンデンサを充電する充電回路(図示せず)と、キセノン管等からなる発光部(図示せず)とを備えている。ストロボ部16は、電源制御部18から供給される電源の電圧がコンバータ回路で高電圧に変換され、充電回路に電流が供給されて、コンデンサに発光エネルギーとなる電荷が蓄積される。
【0028】
撮影部17は、ガラス又はプラスチックからなる光学レンズ、及びCCD(Charge Coupled Diode)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子、解像度変更手段17a、WB調整手段17b等により構成され、光学レンズを介して入力される画像を撮像素子で電気信号に変換し、画像データを生成する。また、CCDやCMOSは、周囲の光量を検出する光学センサとしての機能を有し、周囲の光量に応じた検出信号を制御部11に出力する。
【0029】
解像度変更手段17aは、CPU11aから静止画像用画素数データ又は動画像用画素数データが入力されると、入力された画素数データに応じて撮像素子から取り込まれた画像データの画素数を変更し、画質が異なる動画像と静止画像を生成する。
【0030】
WB調整手段17bは、CPU11aからホワイトバランスの調整を指示するデータが入力されると、上記光学レンズから取り込まれる光束に応じてホワイトバランスの調整を行う。
【0031】
電源制御部18は、例えば、リチウム電池、ニッケル電池、ニカド電池等の2次電池により構成され、電源が投入されると、制御部11の制御に応じて、プラス側の端子及びマイナス側の端子から、携帯電話機1の各部を駆動する駆動回路に所定電圧の電源を供給する。
【0032】
送受話部19は、マイク、スピーカ、A/D変換部、及びD/A変換部(何れも図示せず)を有し、マイクから入力されるユーザの送話音声をA/D変換処理して、その送話音声データをCPU11aに出力するとともに、CPU11aから入力される受話音声データや、着信音、操作確認音、シャッタ音等の音声データをD/A変換処理して、スピーカから出力する。
【0033】
ここで、静止画像用画素数データの値を1としたときに、動画像用画素数データの値が1/4である場合に、解像度変更手段17aにより実行される解像度の変更処理について説明する。解像度変更手段17aは、CPU11aにより静止画像用画素数データが入力されると、撮像素子により読み取られた画像データをCPU11aに指示された送出先(例えば、表示部13や記憶部15等)にそのまま送出する。一方、解像度変更手段17aは、CPU11aにより動画像用画素数データが入力されると、撮像素子によって読み取られた画像データの主走査方向及び副走査方向の画素数を各々1/2に間引きし、これにより動画像の解像度を静止画像の解像度の1/4にして、CPU11aにより指示された送出先に送出する。
【0034】
なお、上記例では動画像の解像度を静止画像の1/4に変更する場合について説明したが、静止画像と動画像の解像度比率はこれに限定されない。例えば、動画像用解像度データが示す解像度の値が静止画像用解像度データの値の1/9である場合には、解像度変更手段17aによって、動画像のデータを主走査及び副走査方向の各々において、3画素毎に1画素を読み込む(2画素を読み込まない)ように間引きすればよい。
【0035】
<携帯電話機1の動作>
ここで、動作説明の前提として、以下のフローチャートに記述されている処理を実現するためのプログラムは、携帯電話機1のCPU11aが読み取り可能なプログラムコードの形態でROM11cに格納されており、CPU11aは、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。
【0036】
図2は、CPU11aにより実行される撮影制御処理を示すフローチャートである。図2に示す撮影制御処理において、CPU11aは入力部12を介して撮影を実行する指示が入力されたか否かを判別し(ステップS1)、入力がなければ(ステップS1;NO)、待機を続け、撮影指示が入力されると(ステップS1;YES)、動画像と静止画像のうちどちらの撮影が指示されたかを判別する(ステップS2)。
【0037】
CPU11aは、ステップS2において、静止画像の撮影が指示された場合に(ステップS2;静止画像)、シャッタキーが押下されたか否かを更に判別し(ステップS3)、押下されなければ(ステップS3;NO)、待機を続け、押下されると(ステップS3;YES)、静止画像の撮影を指示するデータと、静止画像用画素数データと、ホワイトバランスの調整を指示するデータとを撮影部17に出力するとともに、ストロボ発光部16にストロボ発光を指示するデータを出力して(ステップS4)、ステップS5に移行する。
【0038】
CPU11aは、ステップS5において撮影部17による撮影が完了したか否かを判別し、完了しなければ(ステップS5;NO)、待機を続け、完了すると(ステップS5;YES)、撮影した静止画像を表示部13に表示させるとともに、撮影により得られた画像データを記憶部15に記憶させて(ステップS6)、ステップS14に移行する。
【0039】
一方、CPU11aは、ステップS2において動画像の撮影が指示された場合には(ステップS2;動画像)、動画像の撮影を指示するデータと、動画像用画素数データと、ホワイトバランスの調整を指示するデータとを撮影部17に出力する(ステップS7)。次いで、CPU11aは、撮影部17による動画像の撮影が完了したか否かを判別し(ステップS8)、撮影が完了しなければ(ステップS8;NO)、待機を続け、撮影が完了すると(ステップS8;YES)、撮影された画像を表示部13に表示させるとともに、撮影により得られた画像データを記憶部15に記憶させ(ステップS9)、ステップS10に移行する。
【0040】
CPU11aは、ステップS10においてシャッタキーが押下されたか否かを判別し、シャッタキーが押下されると(ステップS10;YES)、静止画像の撮影を指示するデータと、静止画像用画素数データと、ホワイトバランスの調整を指示するデータとを撮影部17に出力するとともに、ストロボ発光部16に発光を指示するデータを出力した後(ステップS11)、静止画像の撮影が完了したか否かを判別する(ステップS12)。CPU11aは、静止画像の撮影が完了しなければ(ステップS12;NO)、待機を続け、撮影が完了すると(ステップS12;YES)、ステップS9に戻る。
【0041】
一方、CPU11aは、ステップS10においてシャッタキーが押下されないと(ステップS10;NO)、入力部12から動画像の撮影終了指示が入力されたか否かを判別する(ステップS13)。CPU11aは、動画像の撮影終了指示が入力されなければ(ステップS13;NO)、ステップS7に戻り、動画像の撮影終了指示が入力されると(ステップS13;YES)、ステップS14に移行する。
【0042】
CPU11aは、ステップS14において、入力部12から撮影指示又は撮影終了指示が入力されたか否かを判別し、入力がなければ(ステップS14;NO)、待機を続け、撮影指示が入力されると(ステップS14;撮影指示)、ステップS2に戻る。一方、撮影終了指示が入力されると(ステップS14;撮影終了指示)、表示部13における画像の表示を終了して(ステップS15)、撮影制御処理を終了する。
【0043】
以上のように、本実施の形態における携帯電話機1のCPU11aは、入力部12から入力された撮影指示に応じて、静止画像用画素数データ又は動画像用画素数データとホワイトバランスの調整を指示するデータを撮影部17に出力して撮影を実行させる。また、動画像の撮影中に静止画像の撮影指示が入力された場合には、撮影部17に画像データの解像度の変更とホワイトバランスの調整を実行させ、ストロボ発光部16にストロボを発光させて静止画像を撮影させた後、終了指示が入力されるまで動画像の撮影を続行させる。
【0044】
したがって、動画像の撮影中に静止画像を撮影することが可能となり、撮影モードを切り替える操作入力を省略することができるため、好適な撮影機会を逃すことなく被写体を撮影することができる。
【0045】
また、静止画像と動画像とで解像度を変更することができるため、動画像の撮影時には、画素数が比較的少ない画像データを生成することで記憶部15におけるメモリ使用量を省略することができる。一方、静止画像に関しては、動画像と比較して解像度が高い精細な画像データを生成することができる。
【0046】
更に、静止画像の撮影時にストロボを発光させることにより、より鮮明な静止画像を得ることができる。
【0047】
なお、本実施の形態における記述内容は、本発明に係る携帯電話機1の好適な一例であり、これに限定されるものではない。例えば、図1において、制御部11内にCPU11a、RAM11b、ROM11cを設け、撮影制御プログラムをはじめとする携帯電話機1用の各種プログラムをROM11cに記憶させることとしたが、制御部11をCPUのみで構成し、記憶部15内にRAMやROMを設置する構成にすることも可能である。
【0048】
また、上記実施の形態では、制御部11のROM11cに2種類の画素数データを記憶された例を説明したが、例えば静止画像用画素数データと動画像用画素数データの両方又は一方について複数種類の画素数データをROM11cに記憶させておき、CPU11aが撮影部17により測定された光量に応じて画素数データを自動的に選択したり、入力部12からの指示入力により画素数データを選択可能なように構成することも可能である。
【0049】
更に、上記実施の形態では、静止画像の撮影時にストロボ発光を行うこととしたが、撮像部17による光量に応じてストロボ発光の有無をCPU11aが決定することとしてもよい。
【0050】
また、上記実施の形態では、動画像の撮影時に画像データを間引きすることで動画像と静止画像の解像度を変更する例を説明したが、例えば、撮影部17内にデジタルズーム機能を追加して、動画像の撮影時にはデジタルズーム機能を使用して撮影することでデータ量を減らし、静止画像の撮影時には画像データのデータ量を減少させないようにすることで解像度の差をつけてもよい。この他には、撮影部17で撮影された画像データを記憶部15に記憶させる際に、動画像のデータ圧縮率を静止画像の圧縮率よりも高くすることにより、動画像と静止画像の解像度に差をつけることもできる。更に、上述した画像データを間引く処理、デジタルズーム機能を利用した処理、データ圧縮率を変更する処理のうち複数を組み合わせて実行することにより動画像と静止画像の解像度を変更することも可能である。
【0051】
その他、本実施の形態における携帯電話機1の細部構成、及び詳細動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
【0052】
【発明の効果】
請求項1〜3の何れか一項に記載の発明によれば、動画像の撮像中に静止画像を撮像することが可能となる。このため、動画像の撮像中に良好な撮像機会を逃すことなく静止画像を撮像することができる。
【0053】
請求項4記載の発明によれば、動画像の撮像中に静止画像を撮像した後、動画像の撮像を続行することができるため、静止画像の撮像後に動画像の撮像を続ける場合に指示データを改めて入力する必要がなく、操作入力を省略することができる。
【0054】
請求項5又は6記載の発明によれば、画質の良い静止画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一実施の形態における携帯電話機1の機能的構成を示すブロック図である。
【図2】図1のCPU11aにより実行される撮影制御処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 携帯電話機
11 制御部
11a CPU
11b RAM
11c ROM
12 入力部
13 表示部
14 無線通信部
14a アンテナ
15 記憶部
16 ストロボ部
17 撮影部
17a 解像度変更手段
17b WB変更手段
18 電源制御部
19 送受話部
20 バス

Claims (6)

  1. 被写体を撮像して静止画像及び動画像を生成する撮像装置と、
    撮像を指示する指示データを入力する入力手段と、
    複数種類の解像度データを記憶する記憶手段と、
    前記撮像装置を制御して、前記入力手段により入力された指示データに応じた解像度データを前記記憶手段から読み出し、このデータを利用して前記撮像装置に撮像を実行させる制御手段と、
    を備えることを特徴とする撮像装置付き携帯電話機。
  2. 前記記憶手段は、静止画像撮像用の解像度データ及び動画像撮像用の解像度データを記憶し、
    前記制御手段は、前記入力手段により動画像の撮像を指示する指示データが入力されると、前記記憶手段から前記動画像撮像用の解像度データを読み出し、このデータを利用して前記撮像装置に撮像を実行させ、前記入力手段により静止画像の撮像を指示する指示データが入力されると、前記記憶手段から前記静止画像撮像用の解像度データを読み出し、このデータを利用して前記撮像装置に撮像を実行させて静止画像を生成させることを特徴とする請求項1記載の撮像装置付き携帯電話機。
  3. 前記撮像装置は、前記解像度データに応じて画像の解像度を変更する解像度変更手段を備えることを特徴とする請求項1又は2記載の撮像装置付き携帯電話機。
  4. 前記制御手段は、前記撮像装置による動画像の撮像中に前記入力手段により静止画像の撮像を指示する指示データが入力されると、前記記憶手段から前記静止画像撮像用の解像度データを読み出し、このデータを利用して前記撮像装置に撮像を実行させて静止画像を生成させた後、前記動画像撮像用の解像度データを利用して前記撮像装置に撮像を実行させて動画像を生成させることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の撮像装置付き携帯電話機。
  5. 前記被写体に対してストロボ光を発光する発光手段を備え、
    前記制御手段は、前記撮像装置による動画像の撮像中に前記入力手段により静止画像の撮像を指示する指示データが入力されると、前記発光手段によりストロボ光を発光させるとともに、前記記憶手段から前記静止画像撮像用の解像度データを読み出し、このデータを利用して前記撮像装置に撮像を実行させて静止画像を生成させることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の撮像装置付き携帯電話機。
  6. 前記撮像装置は、周囲の光量を検出するセンサと、該センサによる光量の検出結果に基づきホワイトバランスを調整する調整手段とを備え、
    前記制御手段は、前記撮像装置による動画像の撮像中に前記入力手段により静止画像の撮像を指示する指示データが入力されると、前記撮像装置を制御して前記調整手段によりホワイトバランスを調整させることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の撮像装置付き携帯電話機。
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