JP4542802B2 - ストロボ装置およびストロボ内蔵カメラ - Google Patents

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Description

本発明は、メインコンデンサに流れる充電電流を検出するための電流検出用抵抗を備えたストロボ装置およびストロボ内蔵カメラに関する。
CCDイメージセンサ(CCD)などの固体撮像素子で撮像した被写体光をデジタルの画像データに変換し、内蔵メモリやメモリカードなどの記憶媒体に記憶するデジタルカメラが普及している。現在市販されているデジタルカメラの多くは、夜間や室内での撮影を可能とするために、ストロボ装置を内蔵している。
ストロボ装置を制御する回路には、電流検出用の抵抗(抵抗値0.5Ω程度)が接続されており、この抵抗にかかる電圧と基準電圧とを比較することで、定電流駆動を行っている。抵抗には、例えばリフロータイプのチップ抵抗や、複数回分屈曲した細線状パターンを有するシート抵抗(特許文献1参照)が用いられている。
特開平5−21203号公報
従来のストロボ装置で使用される抵抗値が1Ω以下のリフロータイプのチップ抵抗は、生産量が極めて少なく、その分通常と比べて高価であるため、部品コストが嵩むという問題があった。また、特許文献1に記載のシート抵抗は、複雑な形状を有しているため、生産コストおよび工数が掛かるうえ、パターンの幅が非常に細く、接触によりパターンに傷がつき、断線する確率が高いという問題があった。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、低コストで信頼性の高いストロボ装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、ストロボ充電により電源にかかる負担を軽減させることができるストロボ内蔵カメラを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、ストロボ光を発する光源と、前記ストロボ光を発生させる電荷が充電されるメインコンデンサと、このメインコンデンサに流れる充電電流を検出するための電流検出用抵抗と、前記充電電流の検出結果に応じて、定電流にて前記充電を行うように制御するストロボ制御回路とを備えたストロボ装置において、前記電流検出用抵抗を、アルミ製のシート状パターンから形成するとともに、このシート状パターンに、前記ストロボ制御回路に接続されるリード線が配された複数の端子を設けたことを特徴とする。
なお、前記端子は、3個以上であり、前記シート状パターンの長さ方向に関して等間隔に設けられていることが好ましい。また、前記ストロボ制御回路は、前記充電電流の値が相対的に大きい場合、前記複数の端子のうち、抵抗値が相対的に小さくなる端子で前記電流検出を行い、前記充電電流の値が相対的に小さい場合、前記複数の端子のうち、抵抗値が相対的に大きくなる端子で前記電流検出を行うことが好ましい。さらに、前記リード線の幅を、前記シート状パターンの長さの1/10以下とすることが好ましい。
また、本発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載のストロボ装置が内蔵され、異なる動作を実行する複数の動作モードを有するカメラにおいて、前記動作モードの使用状況に応じて、前記充電電流の値を切り替える制御手段を備えたことを特徴とする。
本発明のストロボ装置によれば、メインコンデンサに流れる充電電流を検出するための電流検出用抵抗を、アルミ製のシート状パターンから形成するとともに、このシート状パターンに、ストロボ制御回路に接続されるリード線が配された複数の端子を設けたので、従来のシート抵抗よりもパターンの幅を広くすることができ、複雑な形状にする必要が無くなる。したがって、低コストで装置の信頼性を向上させることができる。
また、本発明のストロボ内蔵カメラによれば、動作モードの使用状況に応じて、充電電流の値を切り替える制御手段を備えたので、ストロボ充電により電源にかかる負担を軽減させることができる。
図1および図2において、デジタルカメラ2の前面には、撮像レンズ10を保持するレンズ鏡胴11が組み込まれている。レンズ鏡胴11の上部には、ポップアップ式のストロボ装置12が内蔵されており、その近傍に調光センサ13が配置されている。調光センサ13は、ストロボ装置12からストロボ光が被写体に向けて照射されたときに、被写体からのストロボ反射光を受光する。調光センサ13からの受光信号は光量積分に用いられ、この光量積分値が規定レベルに達すると、ストロボ制御回路54(図3参照)の発光制御部75(図4参照)によりストロボ発光が停止される。
デジタルカメラ2の上面には、レリーズボタン14、電源スイッチ15、およびモードダイヤル16が設けられており、側面には、メモリカード49(図3参照)が着脱自在に装填されるメモリカードスロットを覆う蓋17が設けられている。
デジタルカメラ2の背面には、電子ビューファインダを構成するファインダ接眼窓18、液晶表示器(LCD)19、および操作部20が設けられている。LCD19には、撮影した画像やいわゆるスルー画像、各種メニュー画面が表示される。操作部20は、撮像レンズ10のズームレンズをワイド側、テレ側に変倍するズーム操作ボタン21や、LCD19にメニュー画面を表示させる際や、選択内容を決定する際に操作されるメニューボタン22、およびメニュー画面内でカーソルを移動させる十字キー23から構成される。
デジタルカメラ2では、静止画撮影を行う静止画撮影モード、動画撮影を行う動画撮影モード、撮影した画像をLCD19に表示する再生モード、および各種設定を行う設定モードが選択可能となっている。これらのモードの切り替えは、モードダイヤル16を回動操作させることで行われる。動画撮影モードでは、動画の撮影とともに、図示しないマイクロホンを介して周囲の音声が収録される。
レリーズボタン14は、2段階押しのスイッチとなっている。電子ビューファインダまたはLCD19によるフレーミングの後に、レリーズボタン14を軽く押圧(半押し)すると、自動露光調整(AE)、自動焦点調整(AF)などの各種撮影準備処理が施される。この状態でレリーズボタン14をもう1度強く押圧(全押し)すると、撮影準備処理が施された1画面分の撮像信号が画像データに変換された後、後述する画像処理および圧縮処理が施され、メモリカード49に記録される。
デジタルカメラ2の電気的構成を示す図3において、撮像レンズ10には、レンズモータ30が接続されている。また、絞り31には、アイリスモータ32が接続されている。これらのモータ30、32はステッピングモータからなり、CPU33に接続されたモータドライバ34、35から送信される駆動パルスにより動作制御され、レリーズボタン14の半押しに伴う撮影準備処理を行う。
レンズモータ30は、ズーム操作ボタン21の操作に連動して、撮像レンズ10のズームレンズをワイド側、あるいはテレ側に移動させる。また、被写体距離やズームレンズの変倍に応じて撮像レンズ10のフォーカスレンズを移動させ、撮影条件が最適となるように焦点調整を行う。アイリスモータ32は、絞り31を動作させ、露出調整を行う。
撮像レンズ10の背後には、撮像レンズ10を透過した被写体光が撮像されるCCD36が配置されている。CCD36には、CPU33によって制御されるタイミングジェネレータ(TG)37が接続され、このTG37から入力されるタイミング信号(クロックパルス)により、電子シャッタのシャッタ速度が決定される。
CCD36から出力された撮像信号は、相関二重サンプリング回路(CDS)38に入力され、CCD36の各セルの蓄積電荷量に正確に対応したR、G、Bの画像データとして出力される。CDS38から出力された画像データは、増幅器(AMP)39で増幅され、A/D変換器(A/D)40でデジタルの画像データに変換される。
画像入力コントローラ41は、バス42を介してCPU33に接続され、CPU33の制御命令に応じてCCD36、CDS38、AMP39、およびA/D40を制御する。A/D40から出力された画像データは、SDRAM43に一旦格納され、LCDドライバ44を介してLCD19に表示される。または、図示しない電子ビューファインダドライバを介して電子ビューファインダに表示される。
画像信号処理回路45は、SDRAM43から画像データを読み出して、階調変換、ホワイトバランス補正、γ補正処理などの各種画像処理を施し、この画像データを再度SDRAM43に格納する。YC変換処理回路46は、画像信号処理回路45で各種処理を施された画像データをSDRAM43から読み出し、輝度信号Yと色差信号Cr、Cbとに変換する。圧縮伸長処理回路47は、この変換された画像データに対して、所定の圧縮形式(例えばJPEG形式)で画像圧縮を施す。圧縮された画像データは、メディアコントローラ48を経由してメモリカード49に記録される。
CPU33には、前述のレリーズボタン14、操作部20の他に、EEPROM50および電源51が接続されている。EEPROM50には、各種制御用のプログラムや設定情報などが記録されている。CPU33は、これらの情報をEEPROM50から作業用メモリであるSDRAM43に読み出して、各種処理を実行する。電源51は、リチウムイオン電池などの二次電池からなり、デジタルカメラ2の各部に電力を供給する。
バス42には、露出量、すなわち電子シャッタのシャッタ速度、および絞り31の絞り値が撮影に適切か否かを検出するとともに、ホワイトバランスが撮影に適切か否かを検出するAE/AWB検出回路52と、撮像レンズ10の焦点調整が撮影に適切か否かを検出するAF検出回路53と、ストロボ装置12の動作を制御するストロボ制御回路54と、パーソナルコンピュータなどの外部機器とのデータの送受信を行う通信I/F55とが接続されている。
各検出回路52、53は、レリーズボタン14の半押し時に、バス42を介してCPU33に検出結果を逐次送信する。CPU33は、各検出回路52、53から送信される検出結果に基づいて、撮像レンズ10、絞り31、およびCCD36の動作を制御する。
ストロボ装置12の発光モードとしては、例えば被写体輝度が低いときに自動的にストロボ発光させる自動発光モード、被写体輝度に関わらずストロボ発光させる強制発光モード、ストロボ発光を禁止した発光禁止モードなどがあり、これらは操作部20を操作することにより選択可能となっている。
図4に示すように、ストロボ制御回路54は、ストロボ装置12の光源であるキセノン放電管60の点灯回路61に接続されている。点灯回路61は、前述の電源51、メインコンデンサ62、発振昇圧回路63、およびトリガ回路64などから構成される。発振昇圧回路63は、発振トランジスタ65、発振トランス66、および電流検出用抵抗67からなり、周知のブロッキング発振回路を構成している。この発振昇圧回路63は、ストロボ制御回路54からの入力信号により作動し、電源51からの給電を受けて高電圧を発生させ、メインコンデンサ62に対して定電流駆動による高圧充電を行う。
トリガ回路64には、トリガコンデンサ68、トリガコイル69、およびトリガ電極70が設けられている。トリガコンデンサ68は、発振昇圧回路63からの出力電流によって充電される。IGBT(Insulated Gate BipolarMode Transistor、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ)71がオンすると、トリガコンデンサ68に蓄えられた電荷がトリガコイル69の一次側に流れ、トリガコイル69の二次側にトリガ電圧が発生し、このトリガ電圧がトリガ電極70を介してキセノン放電管60に印加される。これにより、キセノン放電管60の電極間に絶縁破壊が起こり、メインコンデンサ62の電荷がキセノン放電管60内で放電してストロボ光が発生する。
ストロボ制御回路54には、充電電流検出部72、充電電圧制御部73、充電電圧検出部74、および発光制御部75が設けられている。充電電流検出部72は、電流検出用抵抗67の端子Cと、充電電圧制御部73とに接続されており、発振トランジスタ65のソース電極に流れる電流を検出し、この検出信号を充電電圧制御部73に送信する。充電電圧制御部73は、発振トランジスタ65のゲート電極に接続され、充電電流検出部72から送信される電流検出信号に基づいて、発振トランジスタ65のゲート電極に印加する電圧を制御する。
充電電圧検出部74は、抵抗を介してメインコンデンサ62に接続されており、メインコンデンサ62の充電電圧を検出する。発光制御部75は、IGBT71のゲート電極に接続され、IGBT71のゲート電極に印加する電圧を制御することで、キセノン放電管60の発光量を制御する。
図5に示すように、電流検出用抵抗67は、中央に抵抗値を調整するためのくり抜き部80を有するII型のアルミ製シート状パターン81から形成されている。このシート状パターン81は、抵抗値Rがおよそ0.09Ωとなるように各寸法L1(長さ)、L2(幅)、L3(厚さ、図示せず)が決められており、各々L1=30mm、L2=0.5mm、L3=0.018mmとなっている(R=ρl/S=ρL1/L2×L3=2.7×10-8×30×10-3/18×10-6×0.5×10-3≒0.09Ω)。
電流検出用抵抗67の各端子A〜Cは、それぞれ電源51、発振トランジスタ65のソース電極、および充電電流検出部72に接続されている。端子Cは、シート状パターン81の端子A側の付け根に設けられたC1と、端子B側の付け根に設けられたC3と、これらの中間に設けられたC2とからなる。これらの端子C1〜C3には、それぞれリード線82が取り付けられており、端子C1−C2間、C2−C3間の抵抗値rは、およそ0.045Ωとなっている。
リード線82の幅L4は、シート状パターン81の長さL1の1/10以下となっている。これにより、リード線82の抵抗による電流損失が、充電電流検出部72の検出結果に与える影響を無視することができる。
各リード線82は、ストロボ制御回路54の端子Dに接続されている。ストロボ制御回路54内では、端子C1からの線がアースに接続され、端子C2、C3からの線が充電電流検出部72にそれぞれ接続されている。充電電流検出部72では、端子C1を基準として、端子C1−C2間、C1−C3間の電圧V1、V2を測定することにより、電流検出用抵抗67を流れる電流を検出する。
CPU33は、デジタルカメラ2の各種動作モードの使用状況に応じて、ストロボ充電電流の値を切り替える。すなわち、例えば、LCD19にスルー画像が表示されている場合や、静止画撮影モードで連写モードが選択されている場合など、デジタルカメラ2の電源に負担がかかっている状態でストロボ充電を行う際には、充電電流を0.5Aとして低速充電を行う。一方、LCD19の表示がオフの場合など、デジタルカメラ2の電源に負担がかかっていない状態でストロボ充電を行う際、あるいは強制発光モードが選択されている場合には、充電電流を1Aとして高速充電を行う。
ストロボ制御回路54は、CPU33により切り替えられる充電電流の値に応じて、端子C2、C3のうち、電流検出を行う端子を選択する。すなわち、低速充電を行う場合には、C3を選択して抵抗値0.09Ωにて検出を行い、高速充電を行う場合には、C2を選択して抵抗値0.045Ωにて検出を行う。
次に、上記構成を有するデジタルカメラ2の動作について、図6のフローチャートを参照して説明する。まず、デジタルカメラ2で被写体の撮影を行う際には、電源スイッチ15を操作してデジタルカメラ2の電源を投入し、モードダイヤル16を操作して静止画撮影モード、あるいは動画撮影モードを選択する。
撮影モード下において、撮像レンズ10、絞り31を介して入射した被写体光は、CCD36により光電変換され、CDS38でサンプリングされる。CDS38から出力された画像データは、AMP39で増幅され、A/D40でデジタルの画像データに変換される。
デジタル変換された画像データは、画像信号処理回路45で各種画像処理が施された後、画像入力コントローラ41を介してSDRAM43に順次格納され、電子ビューファインダまたはLCD19にスルー画像として表示される。この状態でレリーズボタン14が半押しされると、AE/AWB検出回路52、AF検出回路53により露出量、ホワイトバランス、焦点が検出され、この検出結果に基づいて撮影準備処理が施される。
撮影準備処理後、レリーズボタン14の全押しにより撮影が実行されると、静止画撮影モード下では、そのときSDRAM43に格納されている画像データがYC変換処理回路46に読み出され、輝度信号Yと色差信号Cr、Cbとに変換された後、圧縮伸長処理回路47で圧縮処理が施され、メディアコントローラ48を経由してメモリカード49に記録される。
一方、動画撮影モード下では、レリーズボタン14が再度全押しされるまで、一定のフレームレート(例えば30フレーム/秒)で画像データが記録される。また、これと同時にマイクロホンを介して周囲の音声が収録される。マイクロホンで収録された音声は、画像データと関連付けられてメモリカード49に記録される。
静止画撮影時、操作部20によりストロボ発光モードが選択され、デジタルカメラ2の電源に負担がかかっている状態の場合には、CPU33によりストロボ制御回路54が制御され、充電電流を0.5Aとして低速充電が行われる。一方、デジタルカメラ2の電源に負担がかかっていない状態、あるいは強制発光モードが選択されている場合には、充電電流を1Aとして高速充電が行われる。
このとき、ストロボ制御回路54では、低速充電を行う場合には、C3が選択されて抵抗値0.09Ωにて検出が行われ、高速充電を行う場合には、C2が選択されて抵抗値0.045Ωにて検出が行われる。
充電電流検出部72では、選択された端子にて発振トランジスタ65のソース電極に流れる電流が検出され、この検出信号が充電電圧制御部73に送信される。そして、充電電圧制御部73により、充電電流検出部72から送信される電流検出信号に基づいて、発振トランジスタ65のゲート電極に印加する電圧が制御され、定電流駆動によるメインコンデンサ62への充電が行われる。
メインコンデンサ62への充電中、充電電圧検出部74によりメインコンデンサ62の充電電圧が検出される。充電電圧が規定量に達すると、調光センサ13による被写体の照度検出結果からストロボ発光量が算出され、光量積分時のゲインが設定される。
ゲイン設定後、発光制御部75によりIGBT71のゲート電極に電圧が印加され、トリガ回路64が作動してキセノン放電管60の電極間に絶縁破壊が起こり、メインコンデンサ62の電荷がキセノン放電管60内で放電してストロボ光が発生する。そして、調光センサ13からの受光信号の光量積分値が規定レベルに達すると、IGBT71がオフされ、ストロボ発光が停止される。
上記のように、電流検出用抵抗67をアルミ製のシート状パターン81から形成したので、従来のシート抵抗よりもパターンの幅を広くすることができ、複雑な形状にする必要が無くなる。このため、接触によりパターンに傷がつき、断線する確率が低くなり、単純な形状で端子の取り出しが容易であるので、生産コストを低減させ、信頼性を向上させることができる。
なお、端子Cの個数は、上記実施形態の3個に限らず、2個であってもよく、3個以上であってもよい。また、上記実施形態では、デジタルカメラを例示して説明したが、本発明はこれに限定されず、他のカメラ、例えばインスタントカメラやレンズ付きフイルムユニット、カメラ付き携帯電話やビデオカメラなどにも適用することができる。
本発明を適用したデジタルカメラの正面外観斜視図である。 デジタルカメラの背面外観図である。 デジタルカメラの電気的構成を示すブロック図である。 点灯回路およびストロボ制御回路の構成を示す電気回路図である。 電流検出用抵抗の構成を示す説明図である。 ストロボ発光時の動作手順を示すフローチャートである。
符号の説明
2 デジタルカメラ
10 撮像レンズ
12 ストロボ装置
13 調光センサ
14 レリーズボタン
19 液晶表示器(LCD)
20 操作部
33 CPU
36 CCD
43 SDRAM
45 画像信号処理回路
49 メモリカード
54 ストロボ制御回路
60 キセノン放電管
62 メインコンデンサ
65 発振トランジスタ
67 電流検出用抵抗
71 IGBT
72 充電電流検出部
73 充電電圧制御部
75 発光制御部
81 シート状パターン
82 リード線

Claims (5)

  1. ストロボ光を発する光源と、前記ストロボ光を発生させる電荷が充電されるメインコンデンサと、このメインコンデンサに流れる充電電流を検出するための電流検出用抵抗と、前記充電電流の検出結果に応じて、定電流にて前記充電を行うように制御するストロボ制御回路とを備えたストロボ装置において、
    前記電流検出用抵抗を、アルミ製のシート状パターンから形成するとともに、
    このシート状パターンに、前記ストロボ制御回路に接続されるリード線が配された複数の端子を設けたことを特徴とするストロボ装置。
  2. 前記端子は、3個以上であり、前記シート状パターンの長さ方向に関して等間隔に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のストロボ装置。
  3. 前記ストロボ制御回路は、前記充電電流の値が相対的に大きい場合、前記複数の端子のうち、抵抗値が相対的に小さくなる端子で前記電流検出を行い、前記充電電流の値が相対的に小さい場合、前記複数の端子のうち、抵抗値が相対的に大きくなる端子で前記電流検出を行うことを特徴とする請求項に記載のストロボ装置。
  4. 前記リード線の幅を、前記シート状パターンの長さの1/10以下としたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のストロボ装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載のストロボ装置が内蔵され、異なる動作を実行する複数の動作モードを有するカメラにおいて、
    前記動作モードの使用状況に応じて、前記充電電流の値を切り替える制御手段を備えたことを特徴とするストロボ内蔵カメラ。
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