JP2004180077A - 通信装置及び通信方法 - Google Patents

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JP2004180077A JP2002345256A JP2002345256A JP2004180077A JP 2004180077 A JP2004180077 A JP 2004180077A JP 2002345256 A JP2002345256 A JP 2002345256A JP 2002345256 A JP2002345256 A JP 2002345256A JP 2004180077 A JP2004180077 A JP 2004180077A
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Abstract

【課題】通信端末Aと通信中継機器Bとの間に近距離無線通信接続(ローカル接続)が完了した後、通信中継機器BとネットワークCとの間で接続(リモート接続)を試みる段階において、回線のBusy等によりリモート接続が失敗した場合、一定時間の待機を行い、その後リダイヤルを行い再接続を試みる際に、ローカル接続維持のために必要な電力消費を低減することができる通信装置を得る。
【解決手段】デジタルカメラ2が携帯電話4を介してプロバイダ6へ接続可能であり、デジタルカメラ2の近距離無線用通信手段が携帯電話4と近距離無線通信により通信を行うことができる。近距離無線用通信手段によって携帯電話4と近距離無線通信による通信が確立できた後に携帯電話4を介してプロバイダ6へのリモート接続が確立できない場合、リモート接続へのリダイヤルまでの間、接続モード変更手段は近距離無線通信の接続状態を通常の通信モードよりも電力がかからない省電力接続モードに移行させておく。
【選択図】図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線通信機能を有した通信装置が通信中継機器を介してネットワークへ接続する場合の通信装置及び方法に関し、特に、その場合の無線通信における省電力制御に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、通信装置がローカル側の端末等との接続状態に応じて、通信装置の省電力モードへの移行を制御する技術が提供されている(特許文献1参照)。
【0003】
しかし、電源容量の小さな内蔵電池駆動のモバイル端末の普及により、外部接続状態における端末自体の省電力制御技術が必要とされている。
【0004】
さらに、携帯電話のように自らが主通信手段を持つ通信端末は別として、無線通信手段の多様化に伴い、通信端末自体には近距離無線通信機能のみを持ち、電話回線やインターネット回線などの公衆回線への接続は他の通信中継機器を用いる通信端末が出現してきている。このような通信端末にはデジタルカメラやパソコンなど種々の機器があるが、無線リンク状態にしておくことは有線リンク状態にしておくことに比べ電力消費が非常に大きいため、通信端末と通信中継機器との間の無線回線維持にかかる電力消費に関して省電力制御手段が必要とされている。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−184106号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、内蔵電源駆動の通信端末Aにおいて、その通信端末Aに対しローカルに存在する通信中継機器Bを介して、ネットワークCにリモート接続する場合を考える。
【0007】
まず、通信端末Aと通信中継機器Bとの間に近距離無線通信接続(ローカル接続)が完了した後、通信中継機器BとネットワークCとの間で接続(リモート接続)を試みる段階において、回線のBusy等によりリモート接続が失敗した場合、一定時間の待機を行い、その後リダイヤルを行い再接続を試みる。
【0008】
この状況において、リダイヤルまでの待機時間の間は、通信端末A、通信中継機器B共に他の第3の通信機器とのローカル接続は発生しないことを前提として、ローカル接続維持のために必要な電力消費を低減することができる通信装置及び通信方法を提供することを目的とする。
【0009】
一方、省電力モードに移行したり通常モードに復帰したりする動作時間は無視できない程度に存在するため、必要以上の頻繁な両モード間の移行は避ける必要がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1の本発明は、ネットワークへ通信中継機器を介して接続可能な通信装置であって、
前記通信中継機器と近距離無線通信により通信することができる近距離無線用通信手段と、
前記近距離無線用通信手段によって前記通信中継機器と近距離無線通信による通信が確立できた後に前記通信中継機器を介して前記ネットワークへのリモート接続が確立できない場合、リモート接続へのリダイヤルまでの間、前記近距離無線通信の接続状態を通常の通信モードよりも電力がかからない省電力接続モードに移行させておく接続モード変更手段と、からなる通信装置、からなる。
【0011】
請求項1の本発明によれば、通信装置が通信中継機器を介してネットワークへ接続可能であり、通信装置の近距離無線用通信手段が通信中継機器と近距離無線通信により通信を行うことができる。前記近距離無線用通信手段によって前記通信中継機器と近距離無線通信による通信が確立できた後に前記通信中継機器を介して前記ネットワークへのリモート接続が確立できない場合、リモート接続へのリダイヤルまでの間、接続モード変更手段は前記近距離無線通信の接続状態を通常の通信モードよりも電力がかからない省電力接続モードに移行させておく。
【0012】
請求項2の本発明は、ネットワークへ通信中継機器を介して接続可能な通信装置であって、
前記通信中継機器と近距離無線通信により通信することができる近距離無線用通信手段と、
前記近距離無線用通信手段によって前記通信中継機器と近距離無線通信による通信が確立できた後に前記通信中継機器を介して前記ネットワークへのリモート接続が確立できない場合、リモート接続へのリダイヤルまでの間、前記通信中継機器との近距離無線通信の接続を断つ接続モード切断手段と、からなる通信装置、からなる。
【0013】
請求項2の本発明によれば、通信装置が通信中継機器を介してネットワークへ接続可能であり、通信装置の近距離無線用通信手段が通信中継機器と近距離無線通信により通信を行うことができる。前記近距離無線用通信手段によって前記通信中継機器と近距離無線通信による通信が確立できた後に前記通信中継機器を介して前記ネットワークへのリモート接続が確立できない場合、リモート接続へのリダイヤルまでの間、接続モード変更手段は前記近距離無線通信の接続を断つようにする。
【0014】
請求項3の本発明は、通信端末からネットワークへ通信中継機器を介して接続する通信方法であって、
前記通信端末と前記通信中継機器との近距離無線通信による通信を確立するステップと、
前記近距離無線通信による通信が確立できた後に前記通信中継機器を介して前記ネットワークへのリモート接続を試みるステップと、
前記リモート接続が確立できない場合、リモート接続へのリダイヤルまでの間、前記近距離無線通信の接続状態を通常の通信モードよりも電力がかからない省電力接続モードに移行させておくステップと、からなる通信方法、からなる。
【0015】
請求項3の本発明によれば、近距離無線通信による通信が確立できた後に通信中継機器を介してネットワークへのリモート接続を試みて、前記リモート接続が確立できない場合、リモート接続へのリダイヤルまでの間、前記近距離無線通信の接続状態を通常の通信モードよりも電力がかからない省電力接続モードに移行させておく。
【0016】
請求項4の本発明は、通信端末からネットワークへ通信中継機器を介して接続する通信方法であって、
前記通信端末と前記通信中継機器との近距離無線通信による通信を確立するステップと、
前記近距離無線通信による通信が確立できた後に前記通信中継機器を介して前記ネットワークへのリモート接続を試みるステップと、
前記リモート接続が確立できない場合、リモート接続へのリダイヤルまでの間、前記通信端末と前記通信中継機器との前記近距離無線通信の接続を断つステップと、からなる通信方法、からなる。
【0017】
請求項4の本発明によれば、近距離無線通信による通信が確立できた後に通信中継機器を介してネットワークへのリモート接続を試みて、前記リモート接続が確立できない場合、リモート接続へのリダイヤルまでの間、前記近距離無線通信の接続を断つ。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に従って本発明の実施の形態を詳説する。
【0019】
本実施の形態では、図1に示すように、近距離無線通信手段を有するデジタルカメラ2で撮影した画像データをインターネット回線上のプロバイダ6へ送信するため、デジタルカメラ2が近距離無線通信手段を通じて通信中継機器である携帯電話4とローカル接続を確立し、その後携帯電話4からインターネットサービスプロバイダ(以下、「プロバイダ」という)6へ接続を試み、このときにプロバイダ6側がBUSY状態であり、デジタルカメラ2が携帯電話4を介してリダイヤルを行う例を示す。
【0020】
デジタルカメラ2と携帯電話4とは、デジタルカメラ2の近接無線通信部と携帯電話4の近接無線通信部とが近接無線通信可能なように接続されている。携帯電話4は公衆回線を介してプロバイダ6と接続している。
【0021】
図2はデジタルカメラ2のブロック図である。撮像部10は撮影レンズ、絞り、CCD等を含み、撮影レンズを通過した光は絞りによって光量が調節された後、CCDに入射する。CCDの受光面にはフォトセンサが平面的に配列されており、撮影レンズを介してCCDの受光面に結像された被写体像は、各フォトセンサによって入射光量に応じた信号電荷に変換される。各フォトセンサに蓄積された信号電荷は、CCDドライバ(図示せず)から与えられるパルスに基づいて信号電荷に応じた電圧信号(画像信号)として順次読み出される。
【0022】
CCDから出力された画像信号は、アナログ処理部12に送られる。アナログ処理部12は、サンプリングホールド回路、色分離回路、ゲイン調整回路等の信号処理回路を含み、このアナログ処理部12において、相関二重サンプリング(CDS)処理並びにR,G,Bの各色信号に色分離処理され、各色信号の信号レベルの調整(プリホワイトバランス処理)が行われる。
【0023】
アナログ処理部12から出力された信号は、A/D変換部14によりデジタル信号に変換された後、内蔵バッファ(図示せず)を介してメモリ36に格納される。CCDドライバ、アナログ処理部12及びA/D変換部14には、タイミングジェネレータ(図示せず)からタイミング信号が与えられ、このタイミング信号によって各回路の同期がとられている。
【0024】
メモリ36に記憶された画像データは信号処理部15へ送られる。信号処理部15は、輝度・色差信号生成回路、ガンマ補正回路、シャープネス補正回路、コントラスト補正回路、ホワイトバランス補正回路等の画像信号処理回路を含むデジタルシグナルプロセッサ(DSP)で構成された信号処理手段であり、CPU34からのコマンドに従って画像信号を処理する。信号処理部15に入力された画像データは、輝度信号(Y信号)及び色差信号(Cr,Cb 信号)に変換されるとともに、ガンマ補正等の所定の処理が施された後、メモリ36に格納される。
【0025】
撮影画像を表示出力する場合、メモリ36に格納された輝度・色差信号(YC信号と略記する)は、バス35を介してフレームメモリ26に送られる。フレームメモリ26に記憶されたデータはLCD制御部30に送られ、ここでオンスクリーンディスプレイ(以下、「OSD」という)28から供給される文字や記号のデータとともに表示用の所定方式の信号(例えば、NTSC方式のカラー複合映像信号)に変換される。
【0026】
LCD制御部30の出力は液晶ディスプレイ(以下、「LCD」という)32に出力される。こうして、当該画像データの画像内容がLCD32の画面上に表示される。
【0027】
CCDから出力される画像信号によってメモリ36内の画像データが定期的に書き換えられ、その画像データから生成される映像信号がLCD32に供給されることにより、CCDを介して入力される画像がリアルタイムにLCD32に表示される。撮影者は、LCD32に映し出される画像(スルー画)、或いは光学ファインダーによって撮影画角を確認できる。
【0028】
パワー及びモードスイッチ48により撮影系モードが選択され、レリーズスイッチ48が押されると入出力インターフェース46を介して撮影開始指示(レリーズON)信号が発せられる。CPU34は、この指示信号の受入に応動して、記録用の画像データの取り込みを開始する。また、CPU34は圧縮/伸張部20にコマンドを送り、これにより圧縮/伸張部20は、メモリ36上の画像データをJPEGその他の所定の形式に従って圧縮する。
【0029】
圧縮された画像データは、カードインターフェース50、メモリカードスロット52を介してメモリカード54に記録される。本例のデジタルカメラ2では、画像データを保存する手段として、例えばスマートメディア(Solid−State Floppy Disk Card)が適用される。記録メディアの形態はこれに限定されず、PCカード、コンパクトフラッシュ、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、メモリスティックなどでもよく、電子的、磁気的、若しくは光学的、又はこれらの組み合わせによる方式に従って読み書き可能な種々の媒体を用いることができる。使用される媒体に応じた信号処理手段とインターフェースが適用される。異種、同種の記録メディアを問わず、複数の媒体を装着可能な構成にしてもよい。また、データを保存する手段は、カメラ本体に着脱可能なリムーバブルメディアに限らず、デジタルカメラ2に内蔵された記録媒体(内部メモリ)であってもよい。
【0030】
パワー及びモードスイッチ48によって撮影系モードでムービーモードが選択されたときには、動画の記録が可能となり、レリーズスイッチ48の押下によって録画動作がスタートし、もう一度レリーズスイッチ48を押下すると録画動作が停止する。レリーズスイッチ48を押下継続している期間、録画動作を行い、押下解除により録画を停止するようにしてもよい。1回の撮影で記録できる最長時間、画像サイズ、フレームレート及び記録方式などは予め定められており、例えば、1回の撮影で最長約80秒のムービーを撮影でき、320 ×240 ピクセル、10フレーム/秒、Motion JPEG 形式によってメモリカード54に記録される。
【0031】
パワー及びモードスイッチ48によって再生系モードが選択されると、メモリカード54に記録されている最終のファイル(最後に記録したファイル)が読み出される。最終のファイルが画像ファイルの場合は、その画像ファイル(動画の場合には最初の一コマ)の画像データは、圧縮/伸張部20によって伸張処理され、フレームメモリ26、LCD制御部30を介してLCD32に出力される。
【0032】
この一コマ再生時に動画の先頭コマが表示されている状態で、所定の操作キーの押下によって動画の再生を開始させることができる。動画再生中に所定のキーを押すと、再生が中止される。
【0033】
また、所定のキーを操作することにより、順方向又は逆方向にコマ送り(ファイル送り)することができ、コマ送りされた次のファイルがメモリカード54から読み出され、上記と同様にして静止画又は動画が再生される。
【0034】
CPU34は本カメラシステムを統括制御する制御部である。CPU34は、パワー及びモードスイッチ48、レリーズスイッチ48その他の操作部から受入する入力信号に基づいて、対応する回路の動作を制御し、LCD32における表示の制御、ストロボ発光制御、オートフォーカス(AF)制御及び自動露出(AE)制御等を行う。CPU34は、CCDを介して入力された画像データに基づいて焦点評価演算やAE演算などの各種演算を行い、その演算結果に基づいてレンズ駆動部を制御して撮影レンズを合焦位置に移動させる一方、アイリス駆動部を制御して絞りを適正絞り値に設定するとともにCCDの電荷蓄積時間を制御する。
【0035】
メモリ36にはCPU34が処理するプログラム及び制御に必要な各種データ等が格納され、メモリ36は画像処理領域の他、CPU34が各種の演算処理等を行う作業用領域を有する。
【0036】
ストロボ装置は、ストロボ発光部、ストロボ調光センサ、コンデンサからなるストロボ16、及びストロボ制御部18から構成される。ストロボボタン48の操作によって、低輝度時にストロボ16を自動的に発光させる「低輝度自動発光モード」、「赤目軽減モード」、被写体輝度にかかわらずストロボ発光させる「強制発光モード」、又はストロボ発光を禁止させる「発光禁止モード」などの各モードに設定可能である。
【0037】
CPU34は、操作者が選択したストロボモードに応じて、撮影実行時にストロボ制御部18にコマンドを与える。ストロボ制御部18は、CPU34から加えられる指令に基づいてコンデンサの充電制御やストロボ発光部への放電(発光)タイミングを制御する。
【0038】
ストロボ調光センサは、ストロボ発光によって照らされる被写体からの反射光を受光し、受光量に応じた電気信号に変換する受光素子が用いられている。ストロボ調光センサの検出信号は図示せぬ積分回路により積算され、積算受光量が所定の適正受光量に達した時にストロボ16の発光が停止される。
【0039】
デジタルカメラ2の電源は、バッテリ40又は電源入力端子に接続される図示せぬACパワーアダプター等の外部電源を用いることができる。バッテリ40等から供給される電力は、バッテリ制御部42によって所要の電圧に変換された後、各回路ブロック、無線インターフェース22に電源供給される。
【0040】
バス35には、外部機器と通信を行うための無線インターフェース22が接続しており、無線インターフェース22には画像データ等をBluetooth (登録商標)などの近接無線通信で外部機器と送受信するためのアンテナ24が接続している。タイマ38、カレンダ時計44もバス35に接続している。
【0041】
図3は携帯電話4の構成を示すブロック図である。
【0042】
携帯電話4は、CPU70、システムメモリ72、不揮発性メモリ74、タイマ76、カレンダ時計78、スイッチ/LED等入出力部80、近距離無線通信用送受信回路56、無線電話回線用送受信回路60、フレームメモリ64がバス57を介して接続されている。
【0043】
送受信回路56には近距離無線通信用のアンテナ58が接続しており、送受信回路60には無線電話回線用アンテナ62が接続している。フレームメモリ64にはLCD制御部66が接続しており、LCD制御部66にはLCD68が接続している。スイッチ/LED等入出力部80にはスイッチ/LED等82が接続している。
【0044】
CPU70は携帯電話4を統括制御する制御部である。CPU70は、パワー電源、スイッチ等から受け入れする入力信号に基づいて、対応する回路の動作を制御し、LCD68における表示の制御等を行う。
【0045】
システムメモリ72は各種システムプログラムを記憶している。不揮発性メモリ74は、登録済み電話番号、登録済みメールアドレス、受信済みメッセージ、着信記録等を記憶している。
【0046】
スイッチ/LED等入出力部80は、スイッチなどの入力要素、LED等の出力要素のインターフェースであり、入力情報を受け付けたり出力結果を表現したりする。
【0047】
送受信回路56及びアンテナ58は、近距離無線通信で使用するものであり、ここではデジタルカメラ2とBluetooth 等の近距離無線通信をして制御信号、画像等を送受信することができる。
【0048】
送受信回路60及びアンテナ62は、公衆回線(すなわち、電話回線やインターネット回線)を介しての通信に使用するものであり、本実施の形態ではプロバイダ6とインターネット通信をして制御信号、画像等を送受信することができる。
【0049】
携帯電話4は、デジタルカメラ2とプロバイダ6との通信における通信中継機器として機能するものである。すなわち、デジタルカメラ2と携帯電話4とのローカル接続を確立した後は、デジタルカメラ2から携帯電話4を介してプロバイダ6にリモート接続を行うことができる。
【0050】
バッテリ84は、各部へ電源を供給する。
【0051】
本実施の形態の作用を説明する。
【0052】
本実施の形態では、近距離無線通信手段である無線インターフェース22及びアンテナ24を有するデジタルカメラ2で撮影した画像データを、インターネット上のプロバイダ6に送信するため、近距離無線通信手段を通じて携帯電話4とローカル接続を確立し、その後携帯電話4からプロバイダ6へ接続を試み、このときにプロバイダ側がBUSY状態であり、リダイヤルを行う例を説明する。
【0053】
図4は、本実施の形態における、デジタルカメラ2のフローチャート、及びデジタルカメラ2、携帯電話4、プロバイダ6の三者間の通信タイミングチャートを示した図である。
【0054】
まず、デジタルカメラ2と携帯電話4との間で近距離無線通信手段を用いたローカル接続を確立する(ステップ86)。これは、デジタルカメラ2から携帯電話4へローカル接続を要求するパケットを近距離無線通信回線を通じて送信し、携帯電話4がローカル接続確立OKの信号をデジタルカメラ2に送信することによって行われる。Bluetooth の場合には、通信手順として、通信相手を探してその通信相手との通信のための同期を確立する同期確立段階と、同期が確立した上で接続及びデータ転送を行う通信接続段階とを有する。通信を行うBluetooth 機器(ここでは、デジタルカメラ2と携帯電話4)はマスターもしくはスレーブの役割を持つ。Bluetooth ではマスターとスレーブとの間でタイムスロットごとにパケットの送受を行って所定のネゴシエーションを行うことにより通信を行う。
【0055】
次に、デジタルカメラ2から携帯電話4を介して公衆回線を用いてプロバイダ6にリモート接続を試行する(ステップ88)。デジタルカメラ2からリモート接続試行のパケットが携帯電話4に送信される。その結果、携帯電話4からプロバイダ6に公衆回線を通じてリモート接続要求の信号が送信される。
【0056】
そして、リモート接続結果の成否を問う(ステップ90)。接続が成功すれば接続成功ということで終了し、接続が失敗するとステップ92に移行する。ここではリモート接続失敗の例を説明する。プロバイダ6がBUSYで接続できなかったとするとプロバイダ6からはリモート接続失敗の信号が携帯電話4に送信され、携帯電話4からはリモート接続失敗の通知がデジタルカメラ2に送信される。
【0057】
デジタルカメラ2の内蔵電源残量が規定値以上かどうかみる(ステップ92)。規定値以下の場合は、省電力接続モードへ移行する(ステップ94)。すなわち、デジタルカメラ2と携帯電話4との近距離無線リンクによるローカル接続回線を省電力接続モードに移行する。デジタルカメラ2からは携帯電話4に省電力接続モードへ移行したことを知らせるパケットが送信される。省電力接続モードとしては、パケットの交換指令を出さずにスリープさせるなどの方法がある。近距離無線通信の場合は、パケットの交換をいつでもできるように無線インターフェース22等を稼動状態にしておくことが多くの電力を消費するので、これを防止したものである。
【0058】
その後、デジタルカメラ2は省電力接続モードを保持したまま待機状態に入る(ステップ96)。ステップ92で内蔵電源残量が規定値以上の場合もステップ96の待機状態へ移行する。
【0059】
なお、上記ステップ92を設けずに、リモート接続が失敗したらステップ94へ直接移行するようにしてもよい。
【0060】
待機時間が経過するか、又はいずれかのスイッチが操作されるかすると省電力モードから通常通信モードに復帰する(ステップ98)。待機時間はユーザが設定できるようにしてもよい。通常通信モードへ復帰すると、それを知らせるパケットがデジタルカメラ2から携帯電話4に送信される。
【0061】
その後、ステップ88に戻り、再度デジタルカメラ2から携帯電話4を介してプロバイダ6にリモート接続を試みる(ステップ88)。
【0062】
なお、上記実施の形態において、デジタルカメラ2がリダイヤル待機の際に省電力接続モードへ移行するのではなく、デジタルカメラ2と携帯電話4とのローカル接続自体を切断するようにしてもよい。この場合、通常通信モードへ復帰するには、ローカル接続の再接続から行うこととなる。すなわち、ステップ86へ戻る。
【0063】
本実施の形態によれば、ネットワーク上のプロバイダへのリモート接続確立失敗後、再接続までの待機時間のデジタルカメラと携帯電話との無用な無線リンク維持にかかる不要な電力消費を低減若しくはなくすことができる。
【0064】
本実施の形態では、デジタルカメラ2と携帯電話4との近距離無線通信をBluetooth としたが、赤外線通信を用いてもよい。
【0065】
また、本実施の形態では、ネットワークへ通信中継機器を介して接続可能な通信装置において、通信中継機器として携帯電話、通信装置としてデジタルカメラを用いたが、通信中継機器、通信装置はこれらに限定されない。
【0066】
【発明の効果】
本発明によれば、ネットワークへのリモート接続確立失敗後、再接続までの待機時間の通信端末と通信中継機器との無用な無線リンク維持にかかる不要な電力消費を低減もしくはなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】デジタルカメラと携帯電話とインターネットサービスプロバイダとの接続図。
【図2】デジタルカメラのブロック図。
【図3】携帯電話の構成を示すブロック図。
【図4】デジタルカメラのフローチャート、及びデジタルカメラ、携帯電話、プロバイダの三者間の通信タイミングチャートを示した図。
【符号の説明】
2…デジタルカメラ、4…携帯電話、6…プロバイダ、22…無線インターフェース、24…アンテナ、34…CPU、36…メモリ、46…入出力インターフェース、48…スイッチ/LED等、56…送受信回路、58…アンテナ、60…送受信回路、62…アンテナ、70…CPU、72…システムメモリ、74…不揮発性メモリ

Claims (4)

  1. ネットワークへ通信中継機器を介して接続可能な通信装置であって、
    前記通信中継機器と近距離無線通信により通信することができる近距離無線用通信手段と、
    前記近距離無線用通信手段によって前記通信中継機器と近距離無線通信による通信が確立できた後に前記通信中継機器を介して前記ネットワークへのリモート接続が確立できない場合、リモート接続へのリダイヤルまでの間、前記近距離無線通信の接続状態を通常の通信モードよりも電力がかからない省電力接続モードに移行させておく接続モード変更手段と、からなる通信装置。
  2. ネットワークへ通信中継機器を介して接続可能な通信装置であって、
    前記通信中継機器と近距離無線通信により通信することができる近距離無線用通信手段と、
    前記近距離無線用通信手段によって前記通信中継機器と近距離無線通信による通信が確立できた後に前記通信中継機器を介して前記ネットワークへのリモート接続が確立できない場合、リモート接続へのリダイヤルまでの間、前記通信中継機器との近距離無線通信の接続を断つ接続モード切断手段と、からなる通信装置。
  3. 通信端末からネットワークへ通信中継機器を介して接続する通信方法であって、
    前記通信端末と前記通信中継機器との近距離無線通信による通信を確立するステップと、
    前記近距離無線通信による通信が確立できた後に前記通信中継機器を介して前記ネットワークへのリモート接続を試みるステップと、
    前記リモート接続が確立できない場合、リモート接続へのリダイヤルまでの間、前記近距離無線通信の接続状態を通常の通信モードよりも電力がかからない省電力接続モードに移行させておくステップと、からなる通信方法。
  4. 通信端末からネットワークへ通信中継機器を介して接続する通信方法であって、
    前記通信端末と前記通信中継機器との近距離無線通信による通信を確立するステップと、
    前記近距離無線通信による通信が確立できた後に前記通信中継機器を介して前記ネットワークへのリモート接続を試みるステップと、
    前記リモート接続が確立できない場合、リモート接続へのリダイヤルまでの間、前記通信端末と前記通信中継機器との前記近距離無線通信の接続を断つステップと、からなる通信方法。
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