JP2008311965A - テレビドアホン装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】留守中の来訪者の録画に対し、来訪者の動作をより考慮した録画が可能となり、人物識別の向上を図るテレビドアホン装置を提供することである。
【解決手段】子機100は、通話手段と、呼出ボタンを含む呼出手段と、来訪者を撮像し、映像信号を生成するカメラ部と、来訪者を検出可能な非接触形物体検知センサと、該センサの来訪者検出及び前記呼出操作に基づいて呼出操作の前及び後にカメラ部に撮像及び映像信号生成させる子機側制御手段とを備える。親機200は、通話手段と、子機からの呼出信号及び音声信号を検出、増幅、出力応答する手段と、子機で生成した映像信号を表示する映像表示部と、映像信号を録画及び再生する録画再生手段と、子機のカメラ部で呼出操作前に得られる映像信号及び呼出操作後に得られる映像信号を、録画再生手段に録画させる親機側制御手段とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、カメラ付き子機と、この子機からの映像信号を映像表示又は録画再生可能なモニタ及び録画再生機能付き親機とで構成されるテレビドアホン装置に関する。
従来、テレビドアホン装置として知られる録画機能付きインターホン装置は、共通の伝送線路を介して、親機と子機間で通話する双方向の音声通話機能と子機から親機へ画像伝送しモニタ表示するモニタ表示機能を有するほか、留守中の訪問者を撮像し自動録画する自動録画機能を有している(例えば、非特許文献1参照)。
従って、録画機能付きインターホン装置では、モニタ表示及び録画を実現するために、子機側に撮像素子を備え、親機側にテレビモニタ及び録画再生装置を備えており、子機側の撮像素子で得られた電気信号を映像信号に変換し、該映像信号を、子機と親機を繋ぐ2線の伝送線路を通して親機側に伝送し、親機のテレビモニタに表示すると共に録画再生できるようになっている。電源電圧は、交流電源を親機内で直流化した電圧が親機内の各部に供給されると共に、その直流化した電圧が親機側から子機側に伝送されるようになっている。また、音声信号は、子機側および親機双方に設けられた送受話機能により双方向の伝送が可能となっており、映像を見ながら、音声を送受できる構成となっている。このような構成では、例えば、音声信号及び電源電圧についてはそのままの信号状態で伝送し、映像信号は、画像伝送用の標準仕様(例えばNTSC方式)を使用し、搬送波を映像信号で変調することで、搬送波に乗せて伝送している。
一方、録画機能付きインターホン装置は、屋内に設けられた親機と、玄関等の屋外に設けられた子機との間でハンズフリーで通話を行う機能を有し、子機からの呼び出しに応答して、親機に設けられた通話ボタンを操作して子機と親機の間で通話状態を成立させ、親機側において送話音レベルと受話音レベルを比較して、送話あるいは受話のうち高いレベルを有する方を自動的に優先させて通話させる自動交互切換方式が用いられている。
東芝ライテック(株)のインターネットホームページ:「商品紹介」「インターホン」「録画機能付ハンズフリーカラーテレビドアホン」〈URL:http://www.tlt.co.jp/tlt/new/phone/htv6002/htv6002.htm〉
ところで、親機側での子機映像信号の録画機能は、来訪者が子機側の呼出ボタンを操作した後、親機側でこれを検知して子機側のカメラ部に撮像に必要なレベルの電源が供給されてから撮像を開始するので、来訪者が呼出操作してからある一定時間経過後の映像を録画し、保存することになる。ここで、録画機能は帰宅時に留守中の来訪者の人物を識別することが目的であるが、来訪者の子機呼出操作から、ある一定時間経過後の映像を録画するため、来訪者の呼出操作後の動作により、録画された映像が来訪者によって、さまざまである。例えば、子機に対し、横を向いていたり、最悪の場合は子機映像範囲からずれた位置で録画される場合がある。
そこで、本発明はこのような問題に鑑み、留守中の来訪者の録画に対し、来訪者の動作をより考慮した録画が可能となり、人物識別の向上を図ることが可能なテレビドアホン装置を提供することを目的とするものである。
請求項1の発明のテレビドアホン装置は、通話手段と、呼出ボタンを含む呼出手段と、来訪者を撮像し、映像信号を生成するカメラ部と、来訪者を検出可能な非接触形物体検知センサと、該非接触形物体検知センサの来訪者検出及び前記呼出操作に基づいて前記カメラ部を制御し映像信号を生成させる子機側制御手段とを備えた子機と;通話手段と、前記子機からの呼出信号及び音声信号を検出、増幅、出力応答する手段と、前記子機で生成した映像信号を表示する映像表示部と、録画メモリを含み、前記映像信号を録画及び再生する録画再生手段と、前記子機のカメラ部で呼出操作前に得られる映像信号及び呼出操作後に得られる映像信号を、前記録画再生手段の録画メモリに録画させる親機側制御手段とを備えた親機と;前記子機と前記親機間を繋ぐ伝送線路と;を具備したことを特徴とする。
上記の説明で、子機側制御手段及び親機側制御手段はそれぞれ、例えば、マイクロコンピュータ又はCPUで構成され、子機内の各部及び親機内の各部での通話、呼出、応答、撮像及び表示などの動作を制御する。
映像表示部は、液晶パネル、有機ELなどのフラットディスプレイのほか、CRT(陰極線管)であってもよい。
録画メモリは、フラッシュメモリなどの半導体メモリのほかに、HD(ハードディスク)などの磁気記録媒体であってもよい。
非接触形物体検知センサは、赤外線反射方式、焦電型赤外線センサ方式、及び静電容量センサ方式などのセンサで構成され、人体から放射される赤外線に感応したり、或いは、手などの物体をかざすとその物体の接近に感応するセンサである。
非接触形物体検知センサを設けることにより、例えば、来訪者が玄関の子機の前に立ったとき、即ち来訪者が子機の呼出ボタンを押す以前の段階で、非接触形物体検知センサが来訪者を検知してこれを親機に通知し、子機側への電源供給及び1回目の撮像を行い、親機に伝送して録画メモリに録画することができる。そして、その後に、来訪者が呼出ボタンを押すことにより、その呼出信号が親機に通知されると共に、子機側での2回目の撮像が行われ、そのときの映像信号を親機側で録画することができる。
従って、来訪者が呼出操作をする前と呼出操作後の2つの映像を取得することができ、帰宅後に来訪者の人物確認(識別)の確実性を向上させることができる。
ここで、呼出ボタンを押すときに、子機側にはカメラ部を駆動させるための電源が供給されており、呼出ボタンが押されてから撮像するまでの時間が短くなる。このため、呼出ボタンが押された直後の来訪者を撮像することができる。
なお、非接触形物体検知センサの検知範囲は、子機と対向し呼出ボタンを押すことが可能な位置に立ったときの来訪者を検知することができる範囲であってもよいし、呼出ボタンの近傍のみを検知範囲とし、呼出操作のみを検知する構成であってもよい。
また、静止画だけでなく非接触形物体検知センサが来訪者を検知してから呼出ボタンが押されてから一定時間経過後までを動画として記録してもよい。この場合であっても呼出ボタンが押される前後の来訪者を撮像することができるため、来訪者の人物確認の確実性を向上させることができる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の発明のテレビドアホン装置において、前記親機側制御手段は、前記非接触形物体検知センサが来訪者を検出してから所定時間内に前記呼出操作がされなかった場合に、前記録画再生手段の録画メモリに記録している呼出操作前の映像信号を消去する機能を備えたことを特徴とする。
このようにすれば、少ない記憶容量の録画メモリを使用することができ、経済的に有利な装置を構成できるほか、小型及び軽量化に有利である。
請求項3の発明は、請求項1に記載の発明のテレビドアホン装置において、前記子機側制御手段及び親機側制御手段は、前記非接触形物体検知センサが来訪者を検出してから所定時間内に前記呼出操作がされなかった場合に、前記カメラ部による撮像及び前記録画再生手段による録画の動作を一定時間間隔で所定回数繰り返し実行させる機能を備えたことを特徴とする。
このようにすれば、非接触形物体検知センサで最初に検出された来訪者の映像のほかに、呼出ボタンが所定時間内に押されなかった場合でも、その後に続いて一定時間間隔で複数枚自動的に玄関周辺の映像を録画することができ、防犯上極めて有用である。
請求項1の発明によれば、来訪者が呼出操作をする前及び呼出操作後の映像を記録することができ、来訪者動作をより考慮した録画が可能となり、従来と比べて、来訪者の人物を識別するのに有利なテレビドアホン装置を提供できる。
請求項2の発明によれば、録画メモリの容量を少なくでき、経済的に有利なテレビドアホン装置を提供できる。
請求項3の発明によれば、非接触形物体検知センサが来訪者を検出してから所定時間内に前記呼出操作がされなかった場合でも、最初のセンサ検出時の映像のほかに、続けて複数枚の映像が記録され、防犯上有利なテレビドアホン装置を提供できる。
発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1は本発明の第1の実施形態のテレビドアホン装置のブロック図を示し、図2は図1のテレビドアホン装置の平面的な外観図を示している。
図2の外観から説明すると、テレビドアホン装置は、家屋の玄関や門などに設置されるカメラ付き子機100と、家屋内に設置される録画機能付き親機200と、子機100と親機200を電気的に接続し、電源電圧を供給するとともに,音声信号及び映像信号を多重伝送する2線の伝送線路300とを備えている。
電源電圧は、交流電源電圧を親機200で直流化したものが直流電圧として子機100へ供給される。また電源電圧、テレビドアホン装置の待機時は6V程度の直流電圧が親機200から子機100へ供給されており、テレビドアホン装置の動作時は12〜13V程度の直流電圧が親機200から子機100へ供給される。
音声信号は、数十Hz〜数十kHzの信号でそのままの信号状態で電源電圧に多重されて子機100から親機200へ、又は、親機200から子機100へ伝送される。
映像信号は、CDD等の撮像素子から得られる撮像信号が例えばNTSC方式の映像信号に変換され、更にこの映像信号で12〜13MHzの搬送波に変調したものが伝送線路に多重される形で子機100から親機200へ伝送される。
子機100は、マイク11及びスピーカ12を含む通話手段と、呼出操作部である呼出ボタン13を含む呼出手段と、非接触形物体検知センサ15の検出信号及び、来訪者の呼出操作による呼出信号に基づいて子機周辺の来訪者を撮像し、映像信号を生成して出力するカメラ部14と、来訪者有りを呼出操作前に非接触状態で検出可能な非接触形物体検知センサ15とを備えている。呼出ボタン13には、通電状態にあるときに赤色に点灯する通電表示灯16が配設されている。通話手段は、マイク11,スピーカ12,2−4分離回路17及び制御部19で構成される。呼出手段は、呼出ボタン13及び制御部19で構成される。非接触形物体検知センサは、赤外線反射方式、焦電型赤外線センサ方式、及び静電容量センサ方式などがあり、人体などの物体が近づくとこれを検知するセンサである。
親機200は、子機100からの呼出信号及び音声信号を検出、増幅、出力応答する手段と、非接触形物体検知センサ15の検出信号及び、来訪者による前記呼出ボタン13の呼出操作に基づいて子機100内のカメラ部14で撮像しかつ生成した映像信号を表示する映像表示部21と、マイク22及びスピーカ23を含む通話手段と、録画メモリを含み、前記映像信号を録画及び再生する録画再生手段と、自動交互切換方式による自動通話モードに設定する通話ボタン24と、録画ボタン,再生ボタン,セットボタン,モニタボタンを有し、録画,再生,セット,モニタの各操作を行う操作部25とを備えている。通話ボタン24には、通電状態にあるときに赤色に点灯する通電表示灯26が配設されている。前述の呼出信号及び音声信号を検出、増幅、出力応答する手段は、検出回路30及び制御部33で構成され、子機からの呼出信号に応じてピンポン音(呼出音)を生成し子機側へ返送(応答)する機能も備えている。通話手段は、マイク22,スピーカ23,2−4分離回路32及び制御部33で構成される。録画再生手段は、録画ボタン,再生ボタン,検出回路30,制御部33及び録画メモリ回路28で構成される。映像表示部21は、CRT(陰極線管)や、LCD(液晶パネル)及び有機EL等のフラットディスプレイなどで構成される。
伝送線路300は、2線で構成され、前述したように音声信号は子機と親機間を双方向に伝送され、映像信号は子機から親機への片方向に伝送され、電源電圧は親機から子機へ片方向に伝送される。
次に、図1を参照して、本発明の第1の実施形態のテレビドアホン装置の構成を具体的に説明する。図2と同一部分には同一符号を付して説明する。
子機100は、マイク11及びスピーカ12、呼出ボタン13、カメラ部14、非接触形物体検知センサ15のほかに、2−4分離回路17と、変調回路18と、制御部19と、電源回路20とを備えている。
マイク11は、子機100側の呼出ボタン13が押された後、親機200側で通話ボタン24が押されることによって自動交互切換方式による自動通話モードが設定されたときに、来訪者の音声入力手段として用いられるものであり、スピーカ12は、通話中に、親機200側の在宅者がマイク22から音声入力したときにその音声信号を子機100側に音声出力する音声出力手段として用いられるものである。
呼出ボタン13は、来訪者が子機側から操作することによって、親機200へ呼出信号を供給するためのものである。
カメラ部14は、CCD等の撮像素子及びその駆動回路と、撮像信号を例えばNTSC方式の映像信号に変換するための映像信号生成回路とを備える。
非接触形物体検知センサ15は、人体から放射される赤外線に感応したり、或いは、手などの物体をかざすとその物体の接近に感応するセンサであり、赤外線反射方式、焦電型赤外線センサ方式、及び静電容量センサ方式などのセンサで構成される。
2−4分離回路17は、ハイブリッドトランスを備え、共通線路である2線の伝送線路300を、子機側スピーカ12への2線線路と子機側マイク11への2線線路との2線2組の4線に分離する構成を有し、子機側マイク11からの音声信号を伝送線路300に導くと共に伝送線路300側からの音声信号を分離して子機側スピーカ12に導く。
変調回路18は、カメラ部14で生成された例えばNTSC方式の映像信号を12〜13MHzの搬送波に変調して出力する。
制御部19は、マイクロコンピュータやCPU等で構成され、非接触形物体検知センサ15による人体等の物体を検出した検知信号及び呼出ボタン13による呼出操作を検出した検知信号に基づいて撮像動作を開始するようにカメラ部14を制御することができる。また、子機及び親機間で相互通話が可能な状態では、2−4分離回路17を制御することによって、マイク11から親機200側への音声信号伝送と親機200側からスピーカ12への音声信号伝送とを制御することができる。
電源回路20は、テレビドアホン装置の待機時は、親機200側から伝送線路300を介して供給される電源電圧(6V位)で制御部19を動作させる。テレビドアホン装置の動作時は、親機200側から伝送線路300を介して供給される電源電圧(12〜13V)でカメラ部14,2−4分離回路17及び制御部19等を動作させる。
親機200は、映像表示部21、マイク22及びスピーカ23、復調回路27、通話ボタン24、その他の操作部25のほかに、録画メモリ回路28と、駆動回路29と、検出回路30と、ボイススイッチ回路31と、2−4分離回路32と、制御部33と、電源回路34とを備えている。
映像表示部21は、CRT(陰極線管)や、LCD(液晶パネル)及び有機EL等のフラットディスプレイなどで構成され、使用するディスプレイの種類及びサイズ(解像度)に応じて、そのディスプレイに合った表示用信号が駆動回路29から供給されるようになっている。
通話ボタン24は、親機と子機間の通話を自動交互切換方式による自動通話モードに設定及び解除するため操作部である。
マイク22は、子機100側の呼出ボタン13が押された後、親機200側で通話ボタン24が押されることによって自動交互切換方式による自動通話モードが設定されたときに、親機200側の音声入力手段として用いられるものであり、スピーカ23は、通話中に、子機100側の来訪者がマイク11から音声入力したときにその音声信号を親機200側に音声出力する音声出力手段として用いられるものである。
復調回路27は、NTSC映像信号で搬送波(12〜13MHz)を変調した映像搬送信号を伝送線路300側より入力し、NTSC映像信号に復調して、録画メモリ回路28及び駆動回路29へ供給する。
また、その他の操作部25は、録画ボタン25-1,再生ボタン25-2,セットボタン25-3,モニタボタン25-4から構成されている。録画ボタン25-1は、通話中やモニタ中に来訪者を手動録画する操作部である。再生ボタン25-2は、留守中等の録画映像を再生する操作部である。セットボタン25-3は、留守時の自動録画モードを設定するなど、設定項目を順次にモニタ表示し設定できる操作部である。モニタボタン25-4は子機周辺の様子を室内から見たいときにこのボタンを押すことによって所定の時間(例えば30秒程度)子機側カメラ部14がとらえた映像を映像表示部21に表示するための操作部である。
録画メモリ回路28は、録画メモリを含み、復調回路27で復調されたNTSC映像信号を入力し、録画する。録画した映像信号は、再生ボタンの操作によって録画メモリ回路28から再生して映像表示部21に表示することができる。録画ボタン,再生ボタン,検出回路30,制御部33及び録画メモリ回路28は、録画再生手段を構成している。
駆動回路29は、映像表示部21の種類に対応した表示部用信号を生成(変換)するものであって、例えば液晶パネルであればその液晶パネルの縦横の画素数に対応した数のサンプリング値(量子化値)を生成してその表示用信号として液晶パネルに供給する。
検出回路30は、子機100側で発生した非接触形物体検知センサ15による人体等の物体検出信号や呼出ボタン13の呼出操作による検出信号を検出したり、或いは、親機200側での通話ボタン24及びその他の操作部25の操作による操作信号を検出する。
ボイススイッチ回路31は、子機100側のマイク11からの音声入力に基づいた音声信号のレベルと親機200側のマイク22からの音声入力に基づいた音声信号のレベルとを比較し、信号レベルの大きい方の音声信号を優先(選択)して伝送線路300上に伝送させる。これによって子機側と親機側とが恰も同時に話しているがごとく通話できる。
2−4分離回路32は、ハイブリッドトランスを備え、共通線路である2線の伝送線路300を、親機側スピーカ23への2線線路と子機側マイク22への2線線路との2線2組の4線に分離する構成を有し、親機側マイク22からの音声信号を伝送線路300に導くと共に子機100側からの音声信号を分離して親機側スピーカ23に導く。
制御部33は、マイクロコンピュータやCPU等で構成され、通話ボタン24及びその他の操作ボタン25の操作の結果に基づき、録画メモリ回路28に対する録画及び再生を制御したり、復調回路27で復調した映像信号或いは録画メモリ回路28から再生した映像信号を映像表示部21に表示するための駆動制御をしたり、ボイススイッチ回路31における送受話の自動交互切換方式による自動交互通話を制御したりする。
電源回路34は、図示しない交流電源(AC)から供給される交流電圧を適宜のレベルの直流電圧に変換して出力するスイッチングレギュレータ等で構成され、検出回路30や制御部33等に直流電圧を供給する。テレビドアホン装置の待機時には、2〜6V程度の直流電圧を生成して親機側制御部33等に供給すると同時に伝送線路300を介して子機側の電源回路20へ供給する。また、テレビドアホン装置の動作時(具体的にはセンサ15検知後若しくは呼出ボタン13操作後)には、12〜13Vの高い直流電圧を生成して親機200側の各部へ供給すると同時に伝送線路300を介して子機側の電源回路20へ供給する。
なお、子機100側へ供給する電源電圧は親機200側の電源回路34から検出回路30を経て伝送線路300を通して子機100側へ供給される。子機100側のカメラ部14等における撮像動作などを考慮して、必要な電源電圧12〜13Vを子機100側の電源回路20に供給する。しかし、インターホン装置としての特性上、来訪者がいない期間が大部分であるため、実際に撮像や通話が実施されない待機状態においては、電力節約のため、12〜13Vの半分の6V或いはそれよりさらに低い2〜3Vの直流電圧を電源電圧として子機100側に常時供給している。待機時にはこのように低い直流電圧が電源電圧として供給されていても、制御部19では非接触形物体検知センサ15の人体等の物体検出に伴う検知信号や或いは呼出ボタン13の押下(オン)による呼出操作時の基準電位点への短絡による電圧低下を検知信号として検知することが可能であり、その検知信号を伝送線路300を介して親機200側へ伝達することができる。親機200側では、低い電圧レベルの検知信号であっても、これを検出回路30で検出し、制御部33はその検出タイミングで電源回路34を制御して電源電圧を上昇させ子機100側にも12〜13Vの電源電圧が供給されるようにしている。
次に、テレビドアホン装置の留守中の自動録画動作について図3を参照して説明する。図3は本発明の第1の実施形態のテレビドアホン装置における留守中の自動録画動作を説明するフローチャートを示している。
ここでは、テレビドアホン装置は自動録画モードに設定されて、待機状態(子機及び親機とも電源回路34からは電源電圧として正規の電圧(例えば12V)に比べて低い値の待機電圧(例えば6V)が出力されている状態)にあるとする。
子機100側の制御部19が、来訪者を非接触形物体検知センサ15で検出したか否かを判定する(ステップS1)。
玄関に来訪者があり、これを子機100の非接触形物体検知センサ15が検出すると、子機100側の制御部19はそのセンサ検知信号を生成して送出し、2−4分離回路17及び伝送線路300を経由して親機200へ伝送する(ステップS2)。センサ検知信号が親機200内の検出回路30を経て制御部33に伝達されると、親機200側の制御部33は電源回路34を制御してその待機電圧(例えば6V)を正規の電源電圧(例えば12V)に上昇させる。この正規の電源電圧は、親機自身の各部へ供給されると同時に、検出回路30及び伝送線路300を経由して子機100へも供給される(ステップS3)。
子機100へ正規の電源電圧が供給されると、子機内の電源回路20に蓄積した電圧によってカメラ部14,マイク11のアンプ(図示せず)及び制御部19を含む子機内部の回路が動作状態となる。その結果、カメラ部14が作動して来訪者を撮像し、カメラ部14からNTSC映像信号が送出される。その映像信号は変調回路18にて搬送波に変調した映像搬送信号となって伝送線路300に送出され、親機200へ伝送される(ステップS4)。
親機200内へ伝送された映像搬送信号は復調回路27でNTSC映像信号に復調され、親機側の制御部33の制御の下で録画メモリ回路28に録画される(ステップS5)。これによって1回目の録画が実施される。このときの録画映像は、日時を含む時間情報と共に録画メモリ(図示せず)に記録される。
ステップS2での非接触形物体検知センサ15による来訪者の検知後、子機100側の制御部19に含まれるタイマー(図示せず)が動作しており、制御部19はこのタイマーによって来訪者のセンサ検知後から計時を開始して予め定めた所定時間内に呼出ボタン13による呼出操作が行れたか否かの判定を行う(ステップS6)。
ステップS6の判定動作で、所定時間内の呼出操作がされなかった場合には、親機200から子機100へ待機時の電源電圧が供給され(ステップS10)、再びステップS1の待機状態に戻る。
一方、来訪者がセンサ検知後から所定時間内に子機100の呼出ボタン13による呼出操作をすると、制御部19がこれを検知して親機200側へ呼出信号を送出する。さらに親機200では、この呼出信号を受けると、制御部33がピンポン音(呼出音)を生成して子機100側へ送出し、子機100のスピーカ12にてピンポン音を出力する(ステップS7)。このピンポン音の生成及び出力と同時に、来訪者の呼出操作に基づいて子機100側ではカメラ部14が撮像を行い、NTSC映像信号を出力して変調回路18を通して親機200側へ送出する(ステップS8)。そして、親機200側へ送られた映像搬送信号は、復調回路27でNTSC映像信号に復調され、制御部33の制御の下で録画メモリ回路28に録画される(ステップS9)。これによって2回目の録画が実施される。このときの録画映像についても、日時を含む時間情報と共に録画メモリ(図示せず)に記録される。2回目の録画後は、親機200から子機100へ待機時の電源電圧が供給され(ステップS10)、再びステップS1の待機状態に戻る。
なお、図3のフローチャートの動作は、家屋内に在宅者が居なく留守中の自動録画モードでの動作であったが、在宅者が居て、来訪者が呼出操作を行ったときの在宅者と来訪者との通常の通話応答を行うモードでは、来訪者が呼出操作を行うと、制御部19がこれを検知して親機200側へ呼出信号を送出し、親機200では、この呼出信号を受けると、制御部33がピンポン音を生成して子機100側へ送出し、子機100のスピーカ12にてピンポン音を出力する。このピンポン音の生成後に、在宅者は映像表示部21に映し出される来訪者の映像をモニタし、来訪者を確認した後、在宅者が親機200の通話ボタン24を操作すると、ボイススイッチ回路31が動作状態となって、親機と子機間でハンズフリーの自動交互通話が可能となる。
第1の実施形態によれば、留守中の自動録画モードでは、来訪者が呼出操作をする前と呼出操作後の2つの画像を撮影して録画することができ、帰宅後に2つの画像を再生して来訪者の人物確認(識別)をより確実に行うことが可能となる。換言すれば、留守中の来訪者の録画に対し、来訪者の動作をより考慮した録画が可能となり、人物識別の向上を図ることができる。
[第2の実施形態]
本発明の第2の実施形態のテレビドアホン装置の構成は、図1及び図2と同様である。
図4は本発明の第2の実施形態のテレビドアホン装置における留守中の自動録画動作を説明するフローチャートを示している。図3の第1の実施形態におけるフローチャートと同一ステップには、同一符号を付してある。図3の第1の実施形態におけるフローチャートと異なる点は、新たに追加したステップS11である。
図4に示すフローチャートのステップS11は、ステップS6で前記非接触形物体検知センサ15による来訪者の検出後から所定時間内に呼出操作されなかった場合には、呼出操作前の映像信号の記録を、前記録画再生手段のメモリから消去するもので、消去後は親機200から子機100へ待機時の電源電圧が供給され(ステップS10)、ステップS1の待機状態にリターンする。
第2の実施形態によれば、来訪者の人物確認が確実であるとともに呼出ボタンを押した来訪者のみを撮像し記憶するため、留守中の来訪者の確認が容易である。
また、少ない記憶容量の録画メモリを使用することができ、経済的に有利な装置を構成できるほか、小型及び軽量化に有利である。
[第3の実施形態]
本発明の第3の実施形態のテレビドアホン装置の構成は、図1及び図2と同様である。
図5は本発明の第3の実施形態のテレビドアホン装置における留守中の自動録画動作を説明するフローチャートを示している。図3の第1の実施形態におけるフローチャートと同一ステップには、同一符号を付してある。図3の第1の実施形態におけるフローチャートと異なる点は、新たに追加したステップS12である。
図5に示すフローチャートのステップS12は、ステップS6で前記非接触形物体検知センサ15による来訪者の検出後から所定時間内に呼出操作されなかった場合に、前記カメラ部14による撮像及び前記録画再生手段による録画を一定時間間隔で所定回数繰り返し行わせるもので、所定回数の撮像及び録画後は親機200から子機100へ待機時の電源電圧が供給され(ステップS10)、ステップS1の待機状態にリターンする。
第3の実施形態によれば、非接触形物体検知センサで最初に検出された来訪者の映像のほかに、呼出ボタンが所定時間内に押されなかった場合でも、その後に続いて一定時間間隔で複数枚自動的に玄関周辺の映像を録画することができ、防犯上極めて有用である。
なお、本発明においては、発明の精神及び範囲から逸脱することなく、広い範囲において異なる実施態様を、本発明に基づいて構成することができることは明白である。本発明は、添付の特許請求の範囲によって限定される以外には、それの特定の実施態様によって制約されない。
本発明の第1の実施形態のテレビドアホン装置を示すブロック図。 図1のテレビドアホン装置の平面的な外観図。 本発明の第1の実施形態のテレビドアホン装置における留守中の自動録画動作を説明するフローチャート。 本発明の第2の実施形態のテレビドアホン装置における留守中の自動録画動作を説明するフローチャート。 本発明の第3の実施形態のテレビドアホン装置における留守中の自動録画動作を説明するフローチャート。
符号の説明
11,22…マイク
12,23…スピーカ
13…呼出ボタン
14…カメラ部
15…非接触形検知センサ
19…制御部(子機側制御手段)
21…映像表示部(映像表示手段)
24…通話ボタン
28…録画メモリ回路
33…制御部(親機側制御手段)
100…子機
200…親機

Claims (3)

  1. 通話手段と、呼出ボタンを含む呼出手段と、来訪者を撮像し、映像信号を生成するカメラ部と、来訪者を検出可能な非接触形物体検知センサと、該非接触形物体検知センサの来訪者検出及び前記呼出操作に基づいて前記カメラ部を制御し映像信号を生成させる子機側制御手段とを備えた子機と;
    通話手段と、前記子機からの呼出信号及び音声信号を検出、増幅、出力応答する手段と、前記子機で生成した映像信号を表示する映像表示部と、録画メモリを含み、前記映像信号を録画及び再生する録画再生手段と、前記子機のカメラ部で呼出操作前に得られる映像信号及び呼出操作後に得られる映像信号を、前記録画再生手段の録画メモリに録画させる親機側制御手段とを備えた親機と;
    前記子機と前記親機間を繋ぐ伝送線路と;
    を具備したことを特徴とするテレビドアホン装置。
  2. 前記親機側制御手段は、前記非接触形物体検知センサが来訪者を検出してから所定時間内に前記呼出操作がされなかった場合に、前記録画再生手段の録画メモリに記録している呼出操作前の映像信号を消去する機能を備えたことを特徴とする請求項1に記載のテレビドアホン装置。
  3. 前記子機側制御手段及び親機側制御手段は、前記非接触形物体検知センサが来訪者を検出してから所定時間内に前記呼出操作がされなかった場合に、前記カメラ部による撮像及び前記録画再生手段による録画の動作を一定時間間隔で所定回数繰り返し実行させる機能を備えたことを特徴とする請求項1に記載のテレビドアホン装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103426267A (zh) * 2013-03-06 2013-12-04 珠海电力设计院有限公司 一种基于视频分析技术的视频安全围栏系统

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