JP2004064306A - エレベータ用防犯システム - Google Patents

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Satoru Ohata
大畠 覚
Hideaki Hara
原 英敬
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Abstract

【課題】保守員や管理人等がエレベータかご内で少ない労力で短時間に安全に映像確認作業を行うことにある。
【解決手段】エレベータかご1内に設置する防犯カメラ2で撮影された映像をエレベータかご上部の記録装置3に記録する。この記録装置3にはエレベータかご内に設置するタッチパネル付き表示器4が接続されている。この表示器4は、タッチパネルの所定エリアにタッチするか、所定の操作を行ったとき、メニュー選択画面を表示する。メニュー画面には映像表示、記憶処理、動作条件変更処理のメニューが形成されている。何れかを選択すると、必要な条件入力等の画面が表示され、その条件入力に従って、記録装置3に記録される映像の表示、当該映像の記憶、さらに防犯カメラを含む記録装置の動作条件変更を当該記録装置に設定する処理を行うエレベータ用防犯システムである。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エレベータかご内の様子を撮影するエレベータ用防犯システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、エレベータかご内の犯罪を防止する観点から、乗りかご内に防犯カメラを設置し、乗りかご内の様子を撮影し記録することが行われている。
【0003】
このエレベータ用防犯システムは、エレベータかごの天井に取付けられ、エレベータかご内の映像を撮影する防犯カメラと、乗りかごの上部に設置され、防犯カメラで撮影された映像を記録する記録装置とが設けられ、この記録装置には映像用ケーブルが接続されている。
【0004】
このシステムでは、定期的或いは必要に応じて記録された映像を点検する場合、エレベータ保守員が営業所等に準備している携帯パソコンを携行し、現地の点検場所に出向き、映像用ケーブルに映像信号用インタフェースを介してパソコンを接続する。そして、所定の操作のもとに記録装置に記録されているエレベータかご内の映像をパソコン表示部に表示するとともに記憶部に記憶し、営業所等に持帰る方法をとっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、以上のような防犯システムでは、次のような種々の問題が指摘されている。
【0006】
(1) 保守員が携帯パソコンを携行し、エレベータかご上に設置される記録装置に接続するために、エレベータの運行を停止させて点検・確認作業を実施しなければならない。
【0007】
(2) また、1つの施設に多数のエレベータが設置されているが、各エレベータごとに携帯パソコンを持ち歩いて点検・確認等の作業を行う必要があり、保守員の疲労度の増大は否めない。
【0008】
(3) また、通常、防犯カメラは目立たない状態で設置されているだけであり、防犯カメラ以外に犯罪を抑止する機能をもっていない。
【0009】
さらに、別のシステムとしては、乗りかご内に設置される防犯カメラで撮像された映像を乗りかご外の監視室等で監視する場合も考えられているが、常時監視員を常駐させる必要があり、監視員が施設的な面から常駐できないとか、或いはコストの面から常駐させない場合、利用不可となる。また、カメラで撮影された映像はリアルタイムに表示するだけであり、過去に溯って映像を確認できない。
【0010】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、保守員や管理人が少ない労力で短時間に安全に映像確認作業を行い得るエレベータ用防犯システムを提供することを目的とする。
【0011】
また、本発明の他の目的は、エレベータかご内で記録装置や防犯カメラの動作条件等を設定可能にするエレベータ用防犯システムを提供することにある。
【0012】
さらに、本発明の他の目的は、所望の記録映像を選択しダウンロード可能なエレベータ用防犯システムを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
(1) 上記課題を解決するために、エレベータかご内を撮影する防犯カメラと、この防犯カメラで撮影された映像を記録する記録装置とを備えた本発明に係るエレベータ用防犯システムは、エレベータかごの壁面に設置され、かつ、前記記録装置に接続され、初期画面であるメニュー選択画面にタッチ選択し、前記記録装置に記録される映像の表示、映像記憶処理および前記防犯カメラを含む前記記録装置の動作条件変更設定を選択的に実行するタッチパネル付き表示器を設けた構成である。
【0014】
この発明は以上のような構成とすることにより、エレベータかごの壁面にタッチパネル付き表示器を設置し、保守員や管理人が必要に応じて初期画面であるメニュー選択画面にタッチし、前記記録装置に記録される映像の表示、映像記憶処理および前記防犯カメラを含む前記記録装置の動作条件変更設定処理を可能とするので、エレベータかご内で少ない労力で短時間に安全に映像確認作業を行うことが可能である。
【0015】
(2) また、本発明に係るエレベータ用防犯システムは、エレベータかご内を撮影する防犯カメラと、この防犯カメラで撮影された映像を記録する記録装置と、この記録装置に接続され、タッチパネルのタッチ操作により所要とする処理を実行する前記エレベータかごの壁面に設置されたタッチパネル付き表示器とを備え、
このタッチパネル付き表示器は、所要とする複数のメニュー画面を記憶するメニュー画面記憶手段と、前記タッチパネルの所定エリアのタッチ操作或いは所定の操作に基づいて前記メニュー画面記憶手段に記憶されているメニュー選択画面を表示部に表示し、映像表示及び記憶処理の何れかの選択を促すメニュー選択手段と、このメニュー選択手段によって映像表示メニューが選択された場合、前記メニュー画面記憶手段に記憶される表示条件画面を表示し、表示条件指定を促す表示条件入力手段と、この表示条件入力手段により入力される表示条件に従って前記記録装置に記録される映像を読み出して表示する映像表示手段と、前記メニュー選択手段によって記憶処理メニューが選択された場合、前記メニュー画面記憶手段に記憶される記憶処理条件画面を表示し、記憶処理条件指定を促す記憶処理条件入力手段と、この記憶処理条件入力手段により入力される記憶処理条件に従って前記記録装置に記録される映像を読み出して記憶する映像記憶手段とが設けられている。
【0016】
この発明は以上のような構成とすることにより、記録装置に記録されている映像を表示する場合又は記録装置に記録されている映像を記録する場合でも、タッチパネルを用いて所要とする条件のもとに映像を連続表示したり、連続記録したり、あるいはある指定時間内で映像表示、映像記憶することが可能となる。
【0017】
さらに、タッチパネル付き表示器のメニュー選択手段に動作条件変更処理のメニュー選択画面が追加されている場合、
このこのメニュー選択手段によって動作条件変更処理のメニューが選択された場合、前記記録装置から前記防犯カメラを含み、或いは当該防犯カメラを含まない前記記録装置の動作条件を読み出して表示する手段と、この手段により表示された動作条件を参照し、所要とする動作条件に変更し前記記録装置に設定する手段とを設ければ、現在の動作条件を参照しながら動作条件を変更し記録装置に設定することが可能である。
【0018】
(3) なお、タッチパネル付き表示器には、挿脱可能な挿入口を設け、またPCカードスロットを搭載し、挿入口にPCカードが挿入すれば、タッチパネルから映像の転送指示に基づき、表示器内部に記憶される映像をPCカードにダウンロードすることが可能であり、エレベータかごから外部に持ち出して管理したり、映像確認をすることが可能となる。
【0019】
また、表示器および記録装置にそれぞれ赤外線通信ポートを設けることにより、表示器と記録装置との間で映像データを含む各種のデータの赤外線通信により実現することが可能である。
【0020】
さらに、表示器は、記エレベータかご内の壁に取り外し可能に設置することも可能である。
【0021】
さらに、エレベータかごに人感センを設ければ、記録装置に設定される前記動作条件と人感センサによる人間の検知とを条件にエレベータかご内の映像を記録することが可能となり、記録容量の利用効率を上げることができる。
【0022】
さらに、防犯カメラの内部にマイクロホンを内蔵すれば、記録装置はエレベータかご内の音声も記録でき、犯罪を未然に防止することやエレベータ内の状況を適切に解析することが可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0024】
(実施の形態1)
図1は本発明に係わるエレベータ用防犯システムの一実施の形態を示す構成図である。
【0025】
このエレベータ用防犯システムは、エレベータかご1内の例えば天井の適宜な個所に取付けられ、エレベータかご内の様子を撮影する防犯カメラ2と、この防犯カメラ2により撮影された映像を取り込んで記録する例えばハードディスクレコーダなどの記録装置3と、エレベータかご1の内壁の適宜な個所に設置され、記録装置3に記録されている映像を読み出して表示するタッチパネル付き表示器4とによって構成されている。
【0026】
タッチパネル付き表示器4は、所要とする処理を実行するCPUで構成される演算処理制御部11が設けられ、この演算処理制御部11からバスライン12が導出されている。このバスライン12には、演算処理制御部11に所要の処理を実行させるためのプログラムデータを記憶するプログラム記憶部13、各種のメニュー画面を記憶するメニュー画面記憶部14、処理中又は処理結果のデータを一時格納する一時データ記憶部15の他、映像データを記憶する映像データ記憶部16が接続されている。なお、これら記憶部13〜16はそれぞれ独立した状態で記載されているが、少なくとも1つの記憶媒体に領域分けして必要なデータを記憶することも可能である。
【0027】
また、バスライン12には、動作条件データや記録装置3に記録されている映像データを授受する送受信制御部17及び入出力インターフェイス18が設けられている。この入出力インターフェイス18には、タッチパネル19が施された表示部20が設けられている。
【0028】
前記演算処理制御部11は、機能的には、メニュー画面記憶部14に記録される映像表示、映像記憶処理、動作条件変更処理等を記述するメニュー画面を表示し選択を促すメニュー選択手段111と、このメニュー画面の中から映像表示が選択されたとき、例えば連続表示・日時指定その他の条件の入力を促す表示条件入力手段112と、この条件入力手段112から入力される表示条件のもとに映像の読み出し指示データを送受信制御部17を経由して記録装置3に送信し、記録装置3に記録される映像を順次読み出して一時データ記憶部15に記憶するとともに表示部20に表示する一方、記憶指示が入力されたとき表示部20に表示される映像,つまり一時データ記憶部15に記憶される映像データを映像データ記憶部16に記憶する映像表示手段113と、前記メニュー画面の中から記憶処理が選択されたとき、例えば連続表示・日時指定その他の条件の入力を促す記憶処理条件入力手段114と、この条件入力手段114から入力される記憶処理条件のもとに記録装置3に記録される映像を順次読み出して映像データ記憶部16に記憶する映像記憶手段115とが設けられている。
【0029】
さらに、前記メニュー画面の中から動作条件変更処理が選択されたとき、記録装置3に既に設定されている動作条件を読み出して表示し、例えば連続記録・日時記録、アラーム記録、画質等の動作条件の変更入力に基づいて記録装置3に変更された動作条件を設定する動作条件変更設定手段116とが設けられている。なお、動作条件変更設定手段116は、記録装置3だけでなく、防犯カメラ2の動作条件も設定するものとする。
【0030】
なお、メニュー画面の選択は、映像表示、記録処理、動作条件変更処理の順序で説明したが、これらの順序は特に限定するものでなく、また1つ以上の処理を行う場合も有り得る。
【0031】
次に、以上のような防犯システムの動作について図3を参照して説明する。
【0032】
表示器4の動作が開始すると、プログラム記憶部13に記憶されるプログラムに従って例えば図3に示すような一連の処理を実行する。
【0033】
すなわち、一時データ記憶部15などに記憶される不要データを消去したり、所定の動作状態に設定する初期化処理を実行する(S1)。
【0034】
この状態において、常時カメラ映像表示か否かを判断し(S2)、常時表示の場合には既に設定されている動作条件のもとに連続記録であれば、防犯カメラ2で撮影された映像を記録装置3から読み出して表示器3の表示部20に表示する(S3)。その結果、防犯カメラ2で撮影されたエレベータかご内が監視映像が表示部2に表示される結果、犯罪を抑止する役割を十分に果たすことができる。。なお、日時指定の場合、設定された日時の間,例えば午後9:00から午前6:00の間だけ防犯カメラ2で撮影された映像を表示する(S3)。
【0035】
ところで、保守員は、定期的或いは必要に応じて適宜な時期にメンテナンスする場合、現場のエレベータかご1に乗り、表示部20に表示される映像画面の中の所定のエリアに相当するタッチパネル19にタッチすると(S4)、メニュー画面記憶部14から映像表示、映像記録処理、動作条件変更処理等のメニュー画面を読み出し、表示部20に表示する(S5)。
【0036】
なお、ステップS2において、常時・日時指定表示でないと判断された場合、防犯カメラ2で撮影された映像は記録装置3に記録するだけとし、必要に応じて表示器4の表示部20に表示せずに常時例えば暗視状態としタッチパネル19の所定のエリアをタッチしたとき、或いは表示器4の所要とする鍵穴に鍵の入力し所定の操作を行ったとき(S6)、同様にメニュー画面記憶部14からメニュー画面を読み出し、表示部20に表示する(S5)。
【0037】
ここで、保守員がメニュー画面の中から映像表示、映像記憶処理、或いは動作条件変更処理の何れのメニューが選択されたか否かを判断する(S7,S8)。これら一連の処理はメニュー選択手段111に相当する。
【0038】
ステップS7において、記録映像表示と判断された場合、メニュー画面記憶部14から連続表示か日時指定表示その他の表示かを選択させる表示条件メニュー画面を読み出して表示部20に表示する(S11)。なお、表示条件メニュー画面には必要に応じてキーボードに相当する所定の入力画面が付加されている。
【0039】
ここで、保守員の選択に基づいて連続表示と判断された場合(S12)、連続読み出し指示を送受信制御部17を介して記録装置3に送信し、この指示に基づいて記録装置3に記録されている映像を読み出し(S13)、一時データ記憶部15に記憶すると共に表示部20に連続的に表示する(S15,S16)。
【0040】
ステップS12において、連続表示でない場合には入力画面に日時指定データが入力され、かつ、表示条件メニュー画面の中から日時指定の選択があったと判断すると(S14)、日時指定データと共に読み出し指示を送受信制御部17を介して記録装置3に送信し、この指示に基づいて記録装置3に記録されている映像を読み出し(S13)、一時データ記憶部15に記憶すると共に表示部20に連続的に表示する(S15,S16)。これらステップS11,S12,S14は表示条件入力手段112に相当する。なお、日時指定が無ければ終了となる。
【0041】
以上のようにして表示部20に映像を表示した後(S15)、表示終了指示或いは指定日時終了を判断し(S16)、表示終了となったとき、記憶するか否かを判断し(S17)、記憶すると判断された場合には一時データ記憶部15に記憶される映像データを映像データ記憶部16に記憶する(S18)。これらステップS13,S15〜S18等は映像表示手段113に相当する。
【0042】
さらに、ステップS8において、記録処理メニューが選択されたと判断された場合、メニュー画面記憶部14から記憶条件メニュー画面を読み出して表示部20に表示する(S21)。なお、記憶条件メニュー画面にはキーボードに相当する所定の入力画面が付加されている。
【0043】
ここで、保守員の選択に基づいて連続記憶と判断された場合(S22)、連続読み出し指示を送受信制御部17を介して記録装置3に送信し、この指示に基づいて記録装置3に記録されている映像を読み出し、映像データ記憶部16に記憶し(S23)、また連続記憶でない場合には入力画面に日時指定データが入力され、かつ、記憶条件メニュー画面の中から日時指定の選択があったと判断すると(S24)、日時指定データと共に読み出し指示を送受信制御部17を介して記録装置3に送信し、この指示に基づいて記録装置3に記録されている映像を読み出し、映像データ記憶部16に記憶する(S23)。この記憶処理は終了するまで行われる(S25)。これらステップS8,S21,S22,S24は記憶処理条件入力手段114、S23,S25は映像記憶手段115に相当する。
【0044】
さらに、記録映像表示でも記録処理でもなく、動作条件変更処理であると判断された場合、送受信制御部17を介して記録装置3から既に設定中の動作条件を読み出し、所定の順序で埋め込んでなるメニュー画面記憶部14の動作条件メニュー画面を読み出し、表示部20に表示する(S31)。このとき、動作条件メニュー画面とともにキーボードに相当する入力画面が表示される。
【0045】
引き続き、動作条件変更か否かを判断し、変更でない場合には確認と判断し、処理を終了する。変更であると判断した場合には、既に設定されている動作条件エリアを指定し、入力画面から変更動作条件を入力し、変更処理を実行する(S34)。
【0046】
しかる後、確認設定指示が入力されれば、その入力された変更動作条件データを記録装置3に送信し、防犯カメラ2を含む記録装置3の動作条件を設定する(S35,S36)。確認設定指示がなければ、動作条件を設定しない。これらステップS31〜S36の一連の処理は動作条件変更設定手段116に相当する。
【0047】
従って、以上のような実施の形態によれば、携帯パソコンを携行することなくエレベータかご1内に設置されるタッチパネル付き表示器4を用いて、記録装置3に記録される映像を監視できるので、保守員や管理人の労力を軽減できる。また、常時、防犯カメラ2で撮影された映像を表示器4に表示すれば、犯罪等に対する抑止の効果も奏する。
【0048】
また、このシステムにおいては、表示器4を用いて、記録装置3から表示条件のもとに映像を取出して表示したり、あるいは記録装置3から記憶条件のもとに映像を取出して記憶することができ、所要とする期間の映像を確実に読み出して表示し、或いは記憶することができる。
【0049】
さらに、動作条件メニュー画面を表示し、既に設定されている動作条件を参照しながら動作条件を変更入力するので、状況に応じて防犯カメラ2を含む記録装置3の動作条件を容易に変更でき、柔軟性に富んだものとすることができる。
【0050】
しかも、エレベータの運転中でも上記の一連の処理を実行でき、さらに従来のようにエレベータかご上部の記録装置3から切り離された状態にあって、必要時に携帯パソコンを接続するものと比較し、保守員の安全性を確保できる。
【0051】
(実施の形態2)
図4は本発明に係るエレベータ用防犯システムの他の実施形態を説明する表示器の一例を示す図である。
【0052】
このシステムは、エレベータかご1の内壁に表示器4を設置すること、また表示器4内のハード的構成及び一連の処理は図2及び図3と同様であるので、その同様な部分については図2及び図3の説明に譲る。
【0053】
本発明システムにおいては、図2に示す構成に新たに、PCカード制御部(図示せず)およびPCカードスロット(図示せず)等を搭載し、当該PCカードスロット相当部分,つまり表示器4の例えば下部にカード挿入口21を形成し、このカード挿入口21に対してPCカード22を挿脱可能に挿入する構成とする。
【0054】
そして、実施の形態1による一連の処理の中で記録装置3に記録された映像を映像データ記憶部16に記憶したが、PCカード22がカード挿入口21に挿入されたことを検知し、PCカード制御部を介して割込み信号が発生すると、演算処理制御部11は、メニュー画面記憶部14から転送操作画面を読み出して表示部20に表示する。ここで、保守員または管理人等がタッチパネル19の所定のエリアにタッチするか、転送操作画面と同時に表示部20の表示画面下側に表示されるキーボードに相当する入力画面の必要なキーにタッチすると、転送指示操作ありと判断し、映像データ記憶部16に記憶されている映像データをPCカード制御部およびPCカードスロットを通して高速通信によりPCカード22にダウンロードする。
【0055】
従って、以上のような実施の形態によれば、防犯映像をエレベータかご外に持ち出して映像表示ないし映像確認等の作業を行うことができ、保守員の持ち運びはPCカード22だけであるので労力的な負担がほとんどなく、しかも定期的に映像をダウンロードし保存管理することができる。つまり、長期間にわたって映像データを保存でき、過去に何らかの事情で表示を必要とする場合でも、容易に読み出して表示することが可能である。
【0056】
(実施の形態3)
図5及び図6は本発明に係るエレベータ用防犯システムの他の実施形態を示す構成図である。
【0057】
実施の形態1のシステムでは、表示器4側に設けられるバスライン12に映像データ等を送受するデータ送受信制御部17が接続されているが、この送受信制御部17に代えて、赤外線周波数に映像データを重畳させて送受信する赤外線送受信処理部26を設け、この赤外線送受信処理部26には赤外線ポート27が設けられている。
【0058】
一方、記録装置3側においても同様に赤外線送受信処理部および赤外線ポートが設けられている。
【0059】
これら表示器4側赤外線通信ポート27と記録装置3側赤外線通信ポートは少なくともエレベータかご1壁の貫通部分28に対峙するごとく設けられている。
【0060】
このシステムの一連の処理は図3と同様であるので、図3の説明に譲り、処理の説明を省略する。
【0061】
また、防犯カメラ2と記録装置3との関係については、前述同様に赤外線送受信処理部および赤外線ポートを設け、防犯カメラ2で撮影された映像データ及び防犯カメラ2の駆動制御データの送受信を赤外線を利用して通信することも可能である。
【0062】
(その他の実施の形態)
(1) 上記実施の形態では、エレベータかご1内壁に表示器4を固定設置したが、例えば表示器4の裏面側の四隅または上側2個所に弯曲凹状の係合部31を設け、一方、表示器4の裏面四隅または裏面上側2個所の弯凹状の係合部31に対応するエレベータかご1内壁に支持体32を設け、必要なときだけ表示器4の裏面の係合部31を支持体32に係着する,表示器4の着脱自在な構成とする。なお、係合部31と支持体32とは逆に取付けてもよく、また係合部31および支持体32の形状は特に限定するものでなく、要は着脱自在な構成であれば良い。
【0063】
また、映像データの送受信、動作条件の設定データ、映像表示、映像記録等の送受信は実施の形態3と同様に赤外線を用いて送受信を行い、かつ、一連の処理は図3などに従って実行する。
【0064】
このような実施の形態によれば、必要な時だけ表示器4を取付けて動作条件の変更設や映像データを記憶して持ち帰ることが可能である。
【0065】
(2) さらに、予め適宜な記憶手段に保守員を識別するパスワードを設定し、保守員がタッチパネル19からパスワードを入力したとき、設定されたパスワードと照合し、両パスワードが一致したとき、メニュー画面を表示すれば、いたずらなどの操作に十分に対処できる。このパスワードの入力処理は、図3においてステップS6による処理に相当する。
【0066】
(3) さらに、上記実施の形態では、連続記録や日時指定による動作条件のもとに防犯カメラ2で撮影された映像を記録する構成としたが、例えば連続記録又は日時指定とエレベータかごの適宜な個所に設置する人感センサによるかご内の人間の検知とを条件に防犯カメラ2を駆動制御し、防犯カメラ2で撮影された映像を記録する構成であってもよい。
【0067】
(4) さらに、防犯カメラ2は、エレベータかご内の様子を撮影することが目的であるが、例えば防犯カメラ2内にマイクロホンを埋め込み、映像とともに音声も記録することもできる。
【0068】
(5) さらに、タッチパネルを設けることなく、リモコン等を用いて、表示部20にメニュー選択画面その他の画面を表示し、かつ、必要な情報を入力し、タッチパネルのタッチ操作と同様な処理を実行させることができる。
【0069】
なお、本願発明は、上記実施の形態に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。また、各実施の形態は可能な限り組み合わせて実施することが可能であり、その場合には組み合わせによる効果が得られる。さらに、上記各実施の形態には種々の上位,下位段階の発明が含まれており、開示された複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得るものである。例えば問題点を解決するための手段に記載される全構成要件から幾つかの構成要件が省略されうることで発明が抽出された場合には、その抽出された発明を実施する場合には省略部分が周知慣用技術で適宜補われるものである。
【0070】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、保守員や管理人等がエレベータかご内で少ない労力で短時間に安全に映像確認や記憶処理作業を行うことができる。
【0071】
また、本発明は、エレベータかご内で記録装置や防犯カメラの動作条件等を簡単に設定できる。
【0072】
さらに、表示器に記憶した記録装置からの映像をPCカードにダウンロードし、容易に外部に持ち出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエレベータ用防犯システムの一実施の形態を示す構成図。
【図2】タッチパネル付き表示器の電気的なハード構成の一例を示す図。
【図3】タッチパネル付き表示器の一連の処理例を説明するフローチャート。
【図4】タッチパネル付き表示器にPCカードを適用可能にした一例を示す図。
【図5】タッチパネル付き表示器の電気的なハード構成の中に赤外線通信手段を設けた構成図。
【図6】赤外線通信を行う場合の記録装置と表示器とエレベータかごの壁との関係を示す図。
【図7】エレベータかごの壁に取り外し可能に表示器を取付けるための説明図。
【符号の説明】
1…エレベータかご
2…防犯カメラ
3…記録装置
4…表示器
11…演算処理制御部
14…メニュー画面記憶部
16…映像データ記憶部
17…送受信制御部
19…タッチパネル
20…表示部
22…PCカード
26…赤外線通信処理部
27…赤外線通信ポート
31…係合部
32…支持体

Claims (8)

  1. エレベータかご内を撮影する防犯カメラと、この防犯カメラで撮影された映像を記録する記録装置とを備えたエレベータ用防犯システムにおいて、
    前記エレベータかごの壁面に設置され、かつ、前記記録装置に接続され、初期画面であるメニュー選択画面にタッチ選択し、前記記録装置に記録される映像の表示、映像記憶処理および前記防犯カメラを含む前記記録装置の動作条件変更設定を選択的に実行するタッチパネル付き表示器を設けたことを特徴とするエレベータ用防犯システム。
  2. エレベータかご内を撮影する防犯カメラと、この防犯カメラで撮影された映像を記録する記録装置と、この記録装置に接続され、タッチパネルのタッチ操作により所要とする処理を実行する前記エレベータかごの壁面に設置されたタッチパネル付き表示器とを備えたエレベータ用防犯システムであって、
    前記タッチパネル付き表示器は、
    所要とする複数のメニュー画面を記憶するメニュー画面記憶手段と、
    前記タッチパネルの所定エリアのタッチ操作或いは所定の操作に基づいて前記メニュー画面記憶手段に記憶されているメニュー選択画面を表示部に表示し、映像表示及び記憶処理の何れかの選択を促すメニュー選択手段と、
    このメニュー選択手段によって映像表示メニューが選択された場合、前記メニュー画面記憶手段に記憶される表示条件画面を表示し、表示条件指定を促す表示条件入力手段と、
    この表示条件入力手段により入力される表示条件に従って前記記録装置に記録される映像を読み出して表示する映像表示手段と、
    前記メニュー選択手段によって記憶処理メニューが選択された場合、前記メニュー画面記憶手段に記憶される記憶処理条件画面を表示し、記憶処理条件指定を促す記憶処理条件入力手段と、
    この記憶処理条件入力手段により入力される記憶処理条件に従って前記記録装置に記録される映像を読み出して記憶する映像記憶手段と
    を備えたことを特徴とするエレベータ用防犯システム。
  3. 請求項2に記載のエレベータ用防犯システムにおいて、
    前記タッチパネル付き表示器は、
    前記メニュー選択手段に動作条件変更処理のメニュー選択画面が追加されている場合、
    このこのメニュー選択手段によって動作条件変更処理のメニューが選択された場合、前記記録装置から前記防犯カメラを含み、或いは当該防犯カメラを含まない前記記録装置の動作条件を読み出して表示する手段と、
    この手段により表示された動作条件を参照し、所要とする動作条件に変更し前記記録装置に設定する手段と
    を設けたことを特徴とするエレベータ用防犯システム。
  4. 請求項1ないし請求項3の何れか一項に記載のエレベータ用防犯システムにおいて、
    前記タッチパネル付き表示器には、挿脱可能な挿入口が設けられ、またPCカードスロットが搭載され、前記挿入口にPCカードが挿入されたとき、当該PCカードスロットを介して割込みを行い、前記タッチパネルから映像の転送指示を受けたとき、前記表示器内部に記憶される映像を前記PCカードに転送記憶することを特徴とするエレベータ用防犯システム。
  5. 請求項1ないし請求項3の何れか一項に記載のエレベータ用防犯システムにおいて、
    前記表示器および前記記録装置にそれぞれ赤外線通信ポートを設けるとともに、前記エレベータかごの壁に貫通部分を形成し、前記貫通部分に前記赤外線通信ポートを対峙させ、前記表示器と前記記録装置との間で映像データを含む各種のデータの赤外線通信を行うことを特徴とするエレベータ用防犯システム。
  6. 請求項1ないし請求項3の何れか一項に記載のエレベータ用防犯システムにおいて、
    前記表示器は、前記エレベータかご内の壁に取り外し可能に設置され、請求項5に記載する構成に基づいて前記表示器と前記記録装置との間で映像データを含む各種のデータの赤外線通信を行うことを特徴とするエレベータ用防犯システム。
  7. 請求項1ないし請求項6の何れか一項に記載のエレベータ用防犯システムにおいて、
    前記記録装置による映像記録は、当該記録装置に設定される前記動作条件と前記エレベータかごに設置される人感センサによる人間の検知とを条件に前記エレベータかご内を撮影することを特徴とするエレベータ用防犯システム。
  8. 請求項1ないし請求項6の何れか一項に記載のエレベータ用防犯システムにおいて、
    前記防犯カメラの内部にマイクロホンが内蔵され、また前記記録装置には前記マイクロホンから発生する音声信号を記憶する記憶手段を備えていることを特徴とするエレベータ用防犯システム。
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