JP2002133495A - 自動販売機の不正行為抑止方式 - Google Patents

自動販売機の不正行為抑止方式

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JP2002133495A
JP2002133495A JP2000369260A JP2000369260A JP2002133495A JP 2002133495 A JP2002133495 A JP 2002133495A JP 2000369260 A JP2000369260 A JP 2000369260A JP 2000369260 A JP2000369260 A JP 2000369260A JP 2002133495 A JP2002133495 A JP 2002133495A
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vending machine
display device
camera
center
fraud
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JP2000369260A
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Hiroyuki Tanaka
博幸 田中
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Tietech Co Ltd
Original Assignee
Tietech Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動販売機へ不正行為を為そうとする者が、
不正行為を行なうことを躊躇させることができる自動販
売機の不正行為抑止方式を提供する。 【解決手段】 自動販売機1に、カメラ4と、表示装置
5と、カメラが撮像した画像データを記録する記録媒体
7と、カメラ4が撮像した画像データを表示装置5に表
示させるか否かを判断するとともに、表示装置5にカメ
ラ4が撮像した画像データを表示させる制御部3と、を
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金銭盗難など、自
動販売機へ不正や犯罪を働きがたくする構成に係るもの
であり、自動販売機の不正行為抑止方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動販売機に不正行為検出センサ
とカメラ(撮像手段)とを設けて、前記センサが発する
不正検出信号(アラーム信号)に基き、そのカメラで撮
像した画像を記録するなり、センタへ該画像を伝送する
なりして、該自動販売機に対する犯罪行為(不正行為)
を記録または通報する自動販売機の防犯装置が知られて
いた。
【0003】しかし、それらの防犯装置ないし不正行為
記録通報方式が役立つのは、主として不正行為が自動販
売機に対して為されている最中及び為されてしまった後
である。従来の方式では、不正行為が為されると、その
ことをセンタへ通知するので、当業者は、警察へ通報し
たり、現場へ駆けつける、などができる。また、犯人の
画像を記録していれば、後で、その画像を見て、犯人逮
捕に役立てることができるかもしれないのであった。い
ずれにしても、不正行為の抑止というより、不正を行な
うものがどんな人間であるのかの記録という側面が強か
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明に係る自動販売
機の不正行為抑止方式は、従来の技術が有する問題点に
鑑み為されたもので、次の課題を解決することを目的と
する。自動販売機へ不正行為を為そうとする者が、不正
行為を行なうことを躊躇させることができるようにす
る。自動販売機へ不正行為を為そうとする者が、不正行
為に及んだら、警告を発することができ、未遂に終わら
せることができるようにする。不幸にして、自動販売機
へ不正行為を為そうとする者によって、不正行為が為さ
れてしまったら、少なくとも画像による記録とセンタへ
の通報ができるようにする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動販売機
の不正行為抑止方式は、上記した課題を解決したもので
あり、次のようなものである。先ず、請求項1の発明か
ら説明する。自動販売機は、撮像手段と、表示装置と、
前記撮像手段が撮像した画像データを記録する記録媒体
と、を具備している。また、前記自動販売機は、前記撮
像手段が撮像した画像データを前記表示装置に表示させ
るか否かを判断するとともに、前記表示装置に前記撮像
手段が撮像した画像データを表示させる制御部と、を具
備している。
【0006】請求項2の発明は、請求項1記載の自動販
売機の不正行為抑止方式において、前記自動販売機は、
センタと通信可能なシステムが当業者によって構築して
あることが前提である。その上で、前記自動販売機は、
前記自動販売機へ不正行為が為されようとすること、も
しくは為されたことを検出する不正行為検出手段を具備
している。また、前記制御部は、前記不正行為検出手段
が発するアラーム信号に基き、前記センタと通信可能の
状態にするとともに、前記センタから所定の指令を受信
するよう、構成してある。なお、前記指令というのは、
情報、(画像もしくは音声)データまたは制御信号など
のことである。
【0007】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2記載の自動販売機の不正行為抑止方式において、前記
自動販売機へ接近してくる被検出物を検出する接近者感
知手段を設けたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る自動販売機
の不正行為抑止方式のブロック図である。自動販売機1
は、金銭投入口、購入ボタンなど、各種の部材を具備し
ている従来からの通常の自動販売機で充分である。な
お、それらの部材は、本発明とは直接関係ないので図示
していない。自動販売機1は、撮像手段であるカメラ4
を必ず具備している。このカメラ4で所定方向を連続的
または断続的に撮像する。カメラ4が撮像する画像は動
画でも静止画でもよい。また、自動販売機1は、図1で
は示していないが、カメラ4が撮像した画像データ(映
像信号)を記録する記録媒体(例、バッファメモリ)を
必ず具備している。図1では、制御部3もしくはカメラ
4に、該記録媒体が含まれていると考えられる。この記
録媒体については、後述する。さらに、自動販売機1
は、LCD(液晶法事装置)、CRT(ブラウン管)、
PDP(プラズマディスプレイ装置)などの表示装置5
と制御部3とを具備している。
【0009】制御部3は、自動販売機1の制御中枢であ
り、図示している自動販売機1の各構成ブロック、図示
していない自動販売機1の各部材を統御・管轄・制御す
るものであり、典型的には、CPUとメモリからなるコ
ンピュータ装置である。制御部3は、カメラ4が撮像し
た画像データ、もしくはカメラ4から出力され、前記記
録媒体に蓄積されている画像データを、表示装置5に表
示させるか否かを判断する。例えば、常時表示させた
り、制御装置3が所定の信号の入力を認めたとき、表示
装置5に表示する画像をカメラ4からの画像に切り替え
たり、などする。例えば、制御部3が各構成ブロックを
制御する一方法としては、常時、カメラ4で撮像そのも
のはしておき、不正行為検出手段6がアラーム信号を発
したとき、初めて表示装置5に、カメラ4の撮像画像を
表示するというようなものでもよい。この制御方法とは
別に、制御部3は、表示装置5に、カメラ4が撮像した
画像データを常時表示させておくようにすることもでき
るので、不正行為を為そうとする者が自動販売機1に近
づくと、自分の顔なり姿なりが、表示装置1に表示され
るので、不正行為を為そうとする者は、不正行為を行な
うことを躊躇することとなる。図1では、この常時撮像
かつ常時表示状態を、表示装置5のブロック内の破線枠
内に撮像画像表示と示している。
【0010】また、この常時表示状態において、金銭投
入口(図示せず)に、硬貨が投入されると、自動販売機
1の表示装置5に表示する画像を、カメラ4の撮像画像
から、自動販売機に持たせておく他の画像に切り替える
ことも、当業者の所望により自由に行なえる。
【0011】本発明において、自動販売機1とセンタ1
0とを、例えば有線または無線の公衆電話回線網9を介
して通信可能とすると、センタ10への通報が可能であ
る。当然、自動販売機1には、携帯電話機2aか固定電
話機、センタ10には、電話装置12を設ける。電話装
置12は、無線電話通信用のものでも有線電話通信用の
ものでもどちらでもよい。自動販売機1には、自動販売
機1へ不正行為が為されようとすること、もしくは為さ
れたことを検出する、例えば、振動センサ、リミットス
イッチなどの不正行為検出手段6が設けられている。こ
の不正行為検出手段6がアラーム信号を発すると、その
ことを制御部3が認識し、携帯電話機2aにセンタ10
へ電話を掛けさせ、非常事態発生をセンタ10へ通報す
る。自動販売機1とセンタ10とが通信可能と成ると、
自動販売機1は、カメラ4が撮像しているもしくは撮像
した画像をセンタ10へ送信してもよい(この段階では
しなくてもよい)。
【0012】自動販売機1から通報を受けたセンタ10
のコントローラ11では、自動販売機1に非常事態が発
生したものとみなし、所定の情報ないし命令を自動販売
機1へ必ず返信する。例えば、(この段階で)カメラ4
が撮像した画像をセンタ10へ送信させたり、携帯電話
機2aを使って警察に通報させたり、表示装置5の表示
内容を不正行為者への警告画面へ変えたり、などであ
る。自動販売機1は、携帯電話機2aを具備しているの
で、センタ10からのこのような情報ないし指令を受信
することができる。すなわち、当業者が予め設計してお
く非常時の行動(処置)を取ることができる(例、セン
タへの画像伝送)。
【0013】図2は、本発明に係る自動販売機の不正行
為抑止方式の実施の一形態を示すブロック図である。自
動販売機1には、携帯電話機でなく、固定電話機2bを
設けておいてもよい。もちろん、公衆電話回線網9から
加入者線を自動販売機1へ引き込んでおく。
【0014】不正行為検出手段6がアラーム信号を発
し、そのことを制御部3が認識したとすると、本発明を
実施することによって、次のようなことができる。自動
販売機1には、不正行為者に対する警報(警告)用のス
ピーカ8を設けておくことができる。予め、制御部3
に、警報用の音声データを用意しておいてもよいし、セ
ンタ10からの通信で警報(警告)をスピーカ8に流し
てもよい。もちろん、表示装置5に警告画像を表示して
もよい。表示装置5に表示する警告画像は、センタ10
発のものでもよいし、自動販売機1に予め用意しておく
ものでもよい。また、スピーカ8と表示装置5の両方に
警報を出力させてもよい。カメラ4の後段には、記録媒
体7が必ず必要であるが、カメラ4から記録媒体7とい
うデータの流れになるような構成でもよいし、カメラ4
から一旦制御部3を介して記録媒体7というデータの流
れになるような構成でもよい。記録媒体7は、具体的に
は、例えば、メモリ(RAM)、ハードディスク装置な
どである。
【0015】また、自動販売機1には、接近者感知手段
13(例、超音波センサ、赤外線センサ)を設けて、接
近者感知手段13からの信号を参照して、制御部3は、
カメラ4または記録媒体7からの画像データを、表示装
置5に表示させるようにしてもよい。自動販売機1が接
近者を撮像し始めたこと、少なくとも表示し始めたこと
を該接近者に知らせることができる。
【0016】
【発明の効果】本発明に係る自動販売機の不正行為抑止
方式は、以上説明したように構成されているので、次に
記載する効果を奏する。常時、適宜、自動販売機1への
接近者が在った場合、または不正行為検出手段6からア
ラーム信号が発せられると、自動販売機1の制御部3
は、撮像手段(カメラ4)が撮像している撮像画像を表
示装置5に表示させる。不正行為を為そうとする者は、
自分の画像が自動販売機1に写っているのを見ることに
なるので、それを為そうとすることを躊躇させることが
できる。それでも、不正行為が為された場合は、自動販
売機1は、そのことをセンタ10へ通報するとともに、
自身が持っている情報もしくは、センタ10との通信で
手に入れた情報によって、不正行為に及んでいる者に警
報を発することができる。すると、不正行為に及んでい
る者は、驚いて、不正行為を中断してしまうことが期待
できる。本発明に係る自動販売機の不正行為抑止方式
は、撮像手段(カメラ4)と記録媒体7と通信手段(固
定電話機2bまたは携帯電話機2a)を持っているの
で、不幸にして、自動販売機1へ不正行為を為そうとす
る者によって、不正行為が為されてしまったら、少なく
とも画像による不正行為者の記録とセンタ10への通報
ができる。すなわち、不正行為を為した者を特定するた
めの情報を素早く得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動販売機の不正行為抑止方式の
ブロック図
【図2】本発明に係る自動販売機の不正行為抑止方式の
実施の一形態を示すブロック図
【符号の説明】
1 自動販売機 2a 携帯電話機 2b 固定電話機 3 制御部 4 カメラ 5 表示装置 6 不正行為検出手段 7 記録媒体 8 スピーカ 9 公衆電話回線網 10 センタ 11 コントローラ 12 電話装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像手段と、 表示装置と、 前記撮像手段が撮像した画像データを記録する記録媒体
    と、 前記撮像手段が撮像した画像データを前記表示装置に表
    示させるか否かを判断するとともに、前記表示装置に前
    記撮像手段が撮像した画像データを表示させる制御部
    と、を具備している自動販売機の不正行為抑止方式。
  2. 【請求項2】 前記自動販売機は、センタと通信可能な
    システムを構築してあり、 前記自動販売機は、前記自動販売機へ不正行為が為され
    ようとすること、もしくは為されたことを検出する不正
    行為検出手段を具備し前記制御部は、前記不正行為検出
    手段が発するアラーム信号に基き、前記センタと通信可
    能の状態にするとともに、前記センタから所定の指令を
    受信するよう、構成してある請求項1記載の自動販売機
    の不正行為抑止方式。
  3. 【請求項3】 前記自動販売機へ接近してくる被検出物
    を検出する接近者感知手段を設けた請求項1または請求
    項2記載の自動販売機の不正行為抑止方式。
JP2000369260A 2000-10-27 2000-10-27 自動販売機の不正行為抑止方式 Pending JP2002133495A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004064306A (ja) * 2002-07-26 2004-02-26 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータ用防犯システム
JP2011150718A (ja) * 2004-01-12 2011-08-04 Coca Cola Co 双方向性を有したネットワーク化されたプロダクトコンテナ
CN107705425A (zh) * 2017-11-09 2018-02-16 李�根 一种防暴力破坏和技术开锁的自动售货机报警系统

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