JP3094537U - 防犯機能付自動販売機 - Google Patents

防犯機能付自動販売機

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JP3094537U
JP3094537U JP2002007780U JP2002007780U JP3094537U JP 3094537 U JP3094537 U JP 3094537U JP 2002007780 U JP2002007780 U JP 2002007780U JP 2002007780 U JP2002007780 U JP 2002007780U JP 3094537 U JP3094537 U JP 3094537U
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JP
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phrase
vending machine
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crime prevention
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JP2002007780U
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Inventor
義章 片岡
Original Assignee
京葉システム技研株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動販売機の不正使用等を抑制すると共に、
不正使用等が発生したときに容易に犯人を特定できる防
犯機能付きの自動販売機を提供する。 【解決手段】 異常通報装置20は、人感センサ16が
人の接近を検知したときには、所定のフレーズをスピー
カ17から発声させ、所定の時間がたっても人が離れ
ず、しかも商品購入の操作もしない場合には、ライト1
8、監視カメラ19、および映像記録装置30を作動さ
せて、監視カメラ19により周囲を撮影し、撮影した映
像に日時を挿入して映像記録装置30に映像を記録す
る。所定のフレーズのセリフを複数回スピーカ17から
発生させても人感センサ16が人の接近を検知し続けた
ときは異常と判断して、外部の電話機50に接続した後
に、音声となったフレーズで外部の電話機50に通報す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、防犯機能を備える自動販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の自動販売機はIT化の装備が図られ、商品購入における操作面は勿論、 販売状況の即時把握から補充情報による手配までを、ネットワークによって管理 している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら一方で、偽造されたお札やコインを使用して自動販売機から商品 を不正に抜き取ったり、自動販売機の一部を破壊して商品、売り上げ金等を盗ん だりする等の金銭的な被害が後を断たない。
【0004】 本考案の目的は、自動販売機の不正使用等を抑制すると共に、不正使用等が発 生したときに容易に犯人を特定できる防犯機能付きの自動販売機を提供すること にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案は、人の接近を感じる人感センサと、スピーカと、周囲を照らすライ トと周囲を撮影する監視カメラを備え、さらに、内部にタイマーと、音声記録発 生部と、異常通報装置と、映像記録装置と、通信装置を備える防犯機能付自動販 売機であって、異常通報装置は、人感センサが人の接近を検知したときには、予 め音声記録発生部に録音しておいた複数のフレーズから、所定のフレーズをスピ ーカから発生させ、所定の時間がたっても自動販売機から人が離れず、しかも商 品購入の操作もしない場合には、監視カメラ、および映像記録装置、更に夜間に は前記ライトを作動させて、監視カメラにより周囲を撮影し、撮影した映像に日 時を挿入して映像記録装置に映像を記録することを特徴とする。
【0006】 また、異常通報装置は、人感センサからの検知信号を受信する信号受信部と、 検知信号に関連付けて、予め所定の内容を表すセリフを内蔵又は外付けマイクロ フォンによりフレーズ領域に録音しておいて、フレーズ領域に録音されているフ レーズを音声にする音声記録発生部と、検知信号を受信すると信号等を分析し、 音声記録発生部のフレーズの中から受信した信号等に対応したフレーズを選択し て、スピーカから音声を発生させるコントロール部とを備えることが望ましい。 コントロール部では、複数のフレーズの発声の間隔時間及びライトや監視カメ ラの作動の間隔時間を設定できることが望ましい。
【0007】 また、異常通報装置は、所定のフレーズを複数回前記スピーカから発生させて も人感センサが人の接近を検知し続けたときは異常と判断して、外部の電話機に 接続した後に、音声となったフレーズで外部の電話機に通報することが望ましい 。
【0008】
【考案の実施の形態】
次に、この考案の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0009】 図1は、この考案の防犯機能付自動販売機の実施の形態を示す正面図である。 図1において、11は商品見本展示窓、12は商品見本、13は商品選択ボタン 、14はコイン投入口、15は商品取り出し口である。図1に示す防犯機能付自 動販売機10は、さらに前面中央部の商品選択ボタン13の下方位置に、人の接 近を感じる人感センサ16とスピーカ17を備え、商品見本展示窓11の上方に 、防犯機能付自動販売機10の前方を照らすライト18を備え、商品見本展示窓 11内に、防犯機能付自動販売機10の前面を撮影する監視カメラ19を備えて いる。
【0010】 また、防犯機能付自動販売機10は、図2に示すように、内部に、異常通報装 置20と、映像記録装置30と、通信装置40を備えている。更に、図示してな いが、内部にはタイマーを備えている。
【0011】 異常通報装置20は、人感センサ16からの検知信号を受信する信号受信部2 1と、検知信号に関連付けて、予め所定の内容を表すセリフをフレーズ領域に録 音しておいて、フレーズ領域に録音されているセリフを音声にする音声記録発生 部23と、検知信号を受信すると信号等を分析し、音声記録発生部23のフレー ズの中から受信した信号等に対応したフレーズを選択して、スピーカ17から音 声を発生させるコントロール部22とを備えている。
【0012】 コントロール部22は、防犯機能付自動販売機に内蔵され、または取り付けら れた各種周辺機器をソフトウェアにより制御する。
【0013】 音声記録発生部23には、人に知らせるためのセリフを予め内蔵又は外付けの マイクロフォンによりフレーズ領域に録音しておく。
【0014】 映像記録装置30は、監視カメラ19からの映像を撮影時刻と共に記録する。 映像記録装置30には小型のVTRか、ハードディスク付のIC録画装置を用い る。監視カメラの代りにカメラ付き携帯電話機の活用も可能である。
【0015】 通信装置40は、コントロール部22が、異常(不審者)と判断すると、外部 の電話機50に接続した後に、音声となったフレーズのセリフで電話機50に通 報する。予め特定の通報先をいくつか決めておいて、その電話番号を呼出先とし て登録し、この登録した通報先に通報する。通信装置40は、防犯機能付自動販 売機に組み込めるものであれば、電話機や携帯電話機でもよい。
【0016】 ライト18と、監視カメラ19と映像記録装置30は、コントロール部22か らの指示(信号)により作動・停止する。
【0017】 人感センサ15は、防犯機能付自動販売機10の前面に限るものではなく、側 面に取り付けてもよい。人感センサ15には、防犯機能付自動販売機よりある一 定距離以内に近づいた人を検知する焦電型センサ、または検知範囲を絞ることが できる反射型センサが用いられる。
【0018】 また、監視カメラ19の位置も、商品見本展示窓10内に限るものではなく、 不審者の顔写真が撮影できる位置ならばどこでもよい。
【0019】 次に、この防犯機能付自動販売機の動作について説明する。
【0020】 防犯機能付自動販売機10が、人感センサ16により人の近接を検知すると、 人感センサ16からの検知信号を信号受信部21で受信し、信号受信部21は、 検知信号をコントロール部22へ出力する。コントロール部22は、検知信号を 分析して、音声記録発生部23のフレーズの中から対応するフレーズを選択し、 スピーカ17から、まず、商品購入のために防犯機能付自動販売機に近づいたお 客様に対して、例えば、「いらっしゃいませ。お望みの商品の金額のコインまた は紙幣を投入口から入れて、商品ボタンを押して下さい。・・・」等のフレーズ を発声させる。
【0021】 人が近づいて、所定の時間内に購入の操作(金銭投入の信号)がない場合には 、コントロール部22は、もう一度、上述した初めのフレーズをスピーカ17か ら発声させる。人が防犯機能付自動販売機10の前にいて、人感センサ16が人 を検知している場合は、同じセリフを発声させることによって、犯罪を抑制する ことができる。
【0022】 防犯機能付自動販売機10から所定の時間がたっても、人が離れず(センサが 検知)、しかも商品購入の操作もしない場合(金銭投入の信号がない場合)には 、ライト18を点灯させて防犯機能付自動販売機10の前面を照らし、さらに、 監視カメラ19および映像記録装置30を作動させて、監視カメラ19により防 犯機能付自動販売機10の周囲(特に前面)を撮影し、撮影した映像に日時を挿 入して映像記録装置30に取り込む。映像を取り込むことによって、後に犯罪が 行われたときに犯人を特定できる。
【0023】 異常と見なした場合に、ライトの照射をすることは、夜間の場合は、当然必要 であるが、昼間でも照射して注意を促すことも可能である。
【0024】 コントロール部22は、指定した時間、センサが検知しているのに、商品購入 の操作がなく、何回もフレーズを発声させた場合を、異常(不審者)と判断する か、防犯機能付自動販売機そのものに取付けた振動センサなどで、異常を検知し 、破損行為と判断すると、各々異なるフレーズで通報先(管理センタ等)に電話 通報する。
【0025】 異常通報装置のフレーズとして、操作説明のセリフを録音しておいて、操作の 手順に基づいて発声させることも可能である。なお、上述した実施の形態では防 犯機能付自動販売機について説明したが、この考案はこれに限るものではなく、 ATM、自動クリーニング機、自動精米機などの無人自動処理機械についても適用 できるものである。
【0026】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案は、状況に応じた音声を発生させることができ るので、防犯機能付自動販売機でおこる犯罪を抑制できる。また犯罪が起こった 場合には、監視カメラによって自動的に写真撮影するので、それが犯人逮捕の証 拠となる。更に、防犯機能付自動販売機の設置場所や異常の状況など、予めフレ ーズ領域に録音しておいたセリフで電話通報することで、異常時に迅速に対応す ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の防犯機能付自動販売機の実施の形態
を示す正面図である。
【図2】図1に示す防犯機能付自動販売機の防犯機能を
果たす部分のブロック図である。
【符号の説明】
10 防犯機能付自動販売機 11 商品見本展示窓 12 商品見本 13 商品選択ボタン 14 コイン投入口 15 商品取り出し口 16 人感センサ 17 スピーカ 18 ライト 19 監視カメラ 20 異常通報装置 21 信号受信部 22 コントロール部 23 音声記録発生部 30 映像記録装置 40 通信装置 50 電話機

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】人の接近を感じる人感センサと、スピーカ
    と、周囲を照らすライトと周囲を撮影する監視カメラを
    備え、さらに、内部にタイマーと、音声記録発生部と、
    異常通報装置と、映像記録装置と、通信装置を備える防
    犯機能付自動販売機であって、 前記異常通報装置は、前記人感センサが人の接近を検知
    したときには、予め音声記録発生部に録音しておいた複
    数のフレーズから、所定のフレーズを前記スピーカから
    発生させ、所定の時間がたっても自動販売機から人が離
    れず、しかも商品購入の操作もしない場合には、監視カ
    メラ、および映像記録装置、更に夜間には前記ライトを
    作動させて、監視カメラにより周囲を撮影し、撮影した
    映像に日時を挿入して前記映像記録装置に映像を記録す
    ることを特徴とする防犯機能付自動販売機。
  2. 【請求項2】前記異常通報装置は、前記人感センサから
    の検知信号を受信する信号受信部と、検知信号に関連付
    けて、予め所定の内容を表すセリフを内蔵又は外付けマ
    イクロフォンによりフレーズ領域に録音しておいて、フ
    レーズ領域に録音されているフレーズを音声にする音声
    記録発生部と、検知信号を受信すると信号等を分析し、
    前記音声記録発生部のフレーズの中から受信した信号等
    に対応したフレーズを選択して、前記スピーカから音声
    を発生させるコントロール部とを備えることを特徴とす
    る請求項1に記載の防犯機能付自動販売機。
  3. 【請求項3】前記コントロール部では、複数のフレーズ
    の発声の間隔時間及びライトや監視カメラの作動の間隔
    時間を設定できることを特徴とする請求項2に記載の防
    犯機能付自動販売機。
  4. 【請求項4】前記異常通報装置は、所定のフレーズを複
    数回前記スピーカから発生させても人感センサが人の接
    近を検知し続けたときは異常と判断して、外部の電話機
    に接続した後に、音声となったフレーズで外部の電話機
    に通報することを特徴とする請求項1または2または3
    に記載の防犯機能付自動販売機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011154725A (ja) * 2006-07-07 2011-08-11 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 料金自動収受機
JP2017199337A (ja) * 2016-04-27 2017-11-02 寶凱電子企業股▲分▼有限公司 ゲーム機管理システム
CN107945385A (zh) * 2018-01-02 2018-04-20 北京芯联创展电子技术股份有限公司 开架货品悬挂式智能自动售货系统与方法

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