JP2010079750A - 監視装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、現金を引き出そうとする者が顔を隠蔽して顔画像を取得できない場合は、顔を出すように促すとともに、顔を出さない限り、出入り口を閉鎖制御して不正目的で現金を引き出すことを未然に防止することを目的とする。
【解決手段】前記無人店舗への入退出する出入り口を閉鎖する閉鎖制御手段と、撮像装置により撮像された画像から操作者の顔を隠していない正常な顔画像が取得できるか否かを判定する顔検知手段と、前記顔検知手段が前記正常な顔画像が取得できないと判定すると、前記閉鎖制御手段により前記出入り口を閉鎖させる制御手段とを有する監視装置を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、金融機関等の無人店舗に設置される自動取引装置に対する操作者を監視する監視装置に関し、特に、不正な現金の引き出し操作を防止し、当該操作者の顔画像を記録するとともに所定の制御を行なう監視装置に関する。
従来、金融機関の無人店舗にはカメラ等の撮像装置が設置されており、店舗内の自動取引装置に対して現金引き出し等を行う際の顔画像が撮影されるようになっている。
これに対し、近年、振込め詐欺等により相手をだまして指定の口座に現金を振込ませる手口が発生している。当該口座から現金を不正に引き出そうとする者は、ヘルメット、サングラス等で顔を隠蔽することにより顔画像が撮影されることを防止し、撮影された画像から個人が特定されないような細工をしている。
特許文献1には、自動取引装置に対する操作者が顔を隠蔽している場合は自動取引装置を停止することが開示されている。
特開2005−346174号公報
しかし、特許文献1では、不正に現金を引き出すということは防止できるが、上記装置が導入されていない他の自動取引装置で操作するか、変装する等の別の対策をして自動取引装置で現金を引き出すことを防止できないという問題点があった。
また、特許文献1には、操作者の画像を記録することが記載されているが、あくまでもサングラス等をした画像であるため、個人の特定を行うのは困難である場合が多かった。
かかる課題を解決するために、第一の発明は、無人店舗内に設置された自動取引装置の操作者を監視する監視装置であって、前記無人店舗への入退出する出入り口を閉鎖する閉鎖制御手段と、撮像装置により撮像された画像から操作者の顔を隠していない正常な顔画像が取得できるか否かを判定する顔検知手段と、前記顔検知手段が前記正常な顔画像が取得できないと判定すると、前記閉鎖制御手段により前記出入り口を閉鎖させる制御手段と
を有する監視装置を提供する。
かかる構成において、前記監視装置は、さらに前記操作者に対して警告を出力する警告出力手段を有し、前記制御手段は、前記顔検知手段が前記正常な顔画像の取得ができないと判定すると、前記警告出力手段により前記操作者に対し警告を出力させ、前記警告を出力してから所定時間以内に前記操作者の前記正常な顔画像が取得できないときに、前記閉鎖施錠手段により、前記出入り口を閉鎖させるようにしてもよい。
なお、警告出力手段としては、無人店舗内のスピーカなどに固定メッセージを警告として出力させるか、ディスプレイ上に表示させるための文字情報を出力させるようにしてもよい。
かかる課題を解決するために、第二の発明は、無人店舗内に設置された自動取引装置の操作者を監視する監視装置であって、前記無人店舗への入退出する出入り口を閉鎖する閉鎖制御手段と、撮像装置により撮像された画像から操作者の顔を隠していない正常な顔画像が取得できるか否かを判定する顔検知手段と、在室人数を計数する在室人数計数手段と、
前記顔検知手段が前記正常な顔画像が取得できないと判定すると、前記閉鎖制御手段により前記出入り口を閉鎖させる制御手段とを有し、前記制御手段は、前記正常な顔画像が取得できないとき、前記在室人数に応じて、前記出入り口を閉鎖させる制御を異ならせる監視装置を提供する。
かかる構成において、前記制御手段は、前記在室人数が一人のみの場合に、前記閉鎖制御手段により、前記出入り口を閉鎖させるようにしてもよい。
以上説明したように、本発明によれば、自動取引装置で不正に現金を引き出そうとする者が、顔を隠蔽して操作しようとしても、監視装置により顔が隠蔽されていることを検知すると自動取引装置が設置されている室内から退出できないようにすることにより、不正を行おうとした者を特定する顔画像の取得が可能となり、その者が、他の自動取引装置で不正を行おうとする行為を抑制することができる。
また、室内に複数の人がいる場合でも、顔を隠蔽して自動取引装置を操作しようとする場合は、周囲にアナウンスすることで他の人の注意を喚起して自動取引装置で不正を行おうとする行為を抑制することができる。
以下、図を参照して本発明にかかる監視装置について説明する。
<第一の実施例>
図1は本発明の第一の実施例に係わる監視装置を設置した無人店舗の構成を示す。監視対象である無人店舗1内は、客室2と機械室3に区分され監視装置4は機械室3内に配置される。
CD機5(自動取引装置)は、客室2と機械室3を仕切る部屋に配置され、正面が客室2側に向き、現金の出し入れを行う背面が機械室3側に向くように配置される。客室2と機械室3の間に出入口に扉6が設けられる。客室2内に外部から顧客が出入りするための客室扉7が設けられる。客室扉7は、無人店舗1内に人が入るために開け、人が通過した後、自動的に閉まる構造となっており、電気錠8により施錠可能となっている。
ここで言う、電気錠8の施錠とは、客室扉7が閉まると自動的に施錠され、開ける場合にサムターンを操作して電気錠を解錠するタイプのものであれば、サムターンで操作しても電気錠の解錠を禁止し、客室扉7の開閉が自由であるタイプの場合は、電気錠8により扉の開閉を禁止することを意味する。
本実施例では、自動取引装置をCD機で説明するがATM(現金自動預け払い機)であってもよい。また、出入り口の閉鎖を扉による電気錠の閉鎖で説明するが、自動シャッターによる出入り口の閉鎖であってもよい。
CD機5の周辺には、CD機5の前に人が立つと感知する人感センサ9(図1中のS1)と操作者の顔が撮影可能なカメラ10が配置される。人感センサ9は熱感知センサ、超音波センサに代表される既存のセンサを採用し、CD機5本体、壁面、あるいは天井等人体を確実に検知できる場所に適宜設置される。また、人の体重を感知するマットセンサなどを採用することも可能である。
カメラ10は、CD機5の周辺に設置され(図1中のC1)、操作者の顔が映りこむ位置であればいずれの場所でもかまわない。
またスピーカ11は、CD機5周辺に設置され、監視装置4からの指示により各種メッセージを出力する。
尚、人感センサ9は無人店舗1の天井等にも別途配置し(図1中のS2)店舗内全体を監視するようにし、無人店舗の営業時間が終了して警戒状態であるときに、人感センサ9(S2)が店舗1内への侵入者を検知すると、監視装置4を介してセンタ装置12へ異常通報が通知される。
監視装置4は、電話回線を介して遠隔地にあるセンタ装置12と接続される。センタ装置12は警備会社の監視センタ又は金融機関のATM監視センタ等を表す。センタ装置12には、複数の監視装置4が接続される。
次に図2を用いて監視装置4の構成を説明する。監視装置4は、CPUにより構成される制御手段40を有し、制御手段40には、以下のものが接続される。
カメラ10が顔検知手段41を介して接続される。人感センサ9がセンサ監視手段42を介して接続される。電気錠8が電気錠制御手段(閉鎖制御手段)43を介して接続される。
制御手段40は、更に監視装置4に設けられた操作手段46、表示手段47、記憶手段48と接続される。これらは、監視装置4の設定を変更等するために設けられる。
また、通信手段45を介して電話回線と接続し、センタ装置12と通信する。
監視装置4内の各部に電力を供給する電源49が設けられる。
制御手段40は、記憶手段48に記憶されたプログラムに従って、無人店舗1が閉店中は警備モードを警戒状態とし、営業時間中は非警戒状態にするように制御し、無人店舗1の開店、閉店時の電気錠制御を電気錠制御手段43に、各種センサの監視をセンサ監視手段42に実行させる。
また制御手段40は、センサ監視手段42により、人感センサ9がCD機5の前に人が立っていることを検知すると、顔検知手段41によりカメラ10から取り込んだ画像を処理して人の顔画像を検知できるか否かを判定させる。さらに制御手段40は、顔検知手段41により顔画像が確認できないという結果を受け取ると、スピーカ制御手段44により予め記憶手段48に記憶されたメッセージをスピーカ11から出力する。
次に、CD機5に操作者が現金引き出し等の操作を行う場合の監視装置4の動作について図3のフローチャートを用いて説明を行う。
ここでは、図1で示すように無人店舗1内に1つのCD機5が設置されている場合について説明する。
図3の処理は、無人店舗1の営業時間となり制御手段40により無人店舗1が警戒状態から非警戒状態に変更されCD機5の操作取り扱いが可能な状態になったとき開始し、営業時間が終了し無人店舗1が警戒状態に変更されるか、あるいは対処員が無人店舗1内にて現金補填等の作業を行うときにCD機5の取り扱いが中止の状態なると終了する。
ステップS01で、無人店舗1内のCD機5の前に人が立つと人感センサ9が人を感知したことをセンサ監視手段42に出力し、ステップS02へ進む。また、ここで客室扉7付近に扉開閉を検知する開閉検知センサを儲け、開閉検知センサの出力をセンサ監視手段4で監視するようにし、人感センサ9が監視しても、扉が閉まっていない場合は警告を出すようにしてもよい。人の存在が確認されない間は、人感センサ9は常に監視を継続する。
ステップS02では、制御手段40は、センサ監視手段42から人感センサ9が人を検知した信号を受けると、顔検知手段41にカメラ10の撮像範囲内に人の顔が正常に検出できるか否かを判定させる。
顔検知手段41は、カメラ10から得られる画像内から人物の正常な顔画像が取得できるか否かを判定する。ここで人物の正常な顔画像が取得できるとは、撮像画像中のCD機5の前に立っている人物の顔画像に、目、鼻、口が確認できる画像が取得できることであり、逆に、正常な顔が像が取得できないとは、画像中に頭部領域が抽出できない、あるいは顔画像中の全部または一部が隠れている画像しか取得できないことを意味する。具体的には、顔画像に目、鼻、口の各部が確認できないこと、サングラス、マスク、あるいは、手などで顔の一部を隠蔽していることを検出したこと、フルフェイスのヘルメット等をかぶっていることを検出したこと、または真横、真下を向いてカメラの撮像範囲に顔画像そのものの抽出ができない場合等を意味する。
撮像画像中から顔画像を抽出すること、及び抽出された顔画像が、顔の一部を隠蔽していないことを判定するには、前述の特許文献1等に記載される一般的な手法、あるいは本出願人よる特開2005−962、特開2005−25568に詳述される手法を採用することが可能である。
ステップS03では顔検知手段41により撮像画像中に正常な顔画像が取得されたか否かを判定する。正常な顔画像が取得された場合(ステップS03−YES)は、CD機5の前に立っている人物は正当な者であるとしてCD機5の操作が可能となる。この場合、操作者がCD機5の操作を終了し、人感センサ9が感知しなくなると(ステップS10)処理を終了してステップS01へ戻る。
撮像画像中から正常な顔画像が取得されない場合、即ち撮像画像中に顔画像そのものが抽出されないか、抽出された顔画像の一部が隠蔽されていると判定された場合(ステップS03−No)はステップS04へ進む。
ステップS04では、制御手段40は、顔検知手段41より正常な顔画像が取得されないという結果を受け取ると、スピーカ制御手段44により、スピーカ11を介して「顔が確認できません。サングラス、マスク等をしている場合ははずしてください」等の予め記憶手段48に記憶されたメッセージを出力する。
それとともに、ステップ05で、電気錠制御手段43により電気錠8を施錠して、無人店舗1内からCD機5前の人物が外へ即座に出られないようにする。
ステップS06では、再び顔検知手段41により撮像画像から顔画像の抽出を行う。マスク、サングラス等をしていても、悪意のない操作者であればメッセージに従って、マスク、サングラス等を外すはずであり、顔検知手段41により正常な顔画像の抽出を行うことができる。
ステップS07では、再び正常な顔画像の取得ができているか否かを判定する。ステップS07の判定は所定時間(例えば10秒)の経過を待つものとし、所定時間の間に正常な顔画像の検出ができれば(ステップS07−YES)、ステップS08で電気錠制御手段43により電気錠8を解錠する。そして正常に取得された顔画像は記憶手段48に記憶される。
顔画像が正常に検出されたことにより操作者は正当な者であるとしてCD機5の操作が可能となる。この場合、操作者がCD機5の操作を終了し、人感センサ9が感知しなくなるとステップS01へ戻る。
ステップS07で、所定時間の間に正常な顔画像の取得ができない場合(ステップS07−NO)、CD機5の前の人物は顔画像をカメラ10により撮影されたくないという意思の表れであり、不正に現金を引き出そうとしている人物である可能性が高い。この場合、ステップS09で通信手段45よりセンタ装置12へ通報する。
無人店舗1内の人物は、電気錠8が施錠されたままであるので店舗外へ出ることができない。無人店舗1内にはスピーカから「恐れ入ります。現在対処員が急行しております。その場でしばらくお待ちください」などのメッセージが出力される。
また、この時点で「お顔の確認ができないため、電気錠を施錠しました。顔画像が確認できれば、電気錠が解錠されます」などのメッセージを流して正常な顔画像の取得に協力してもらえるよう促してもよい。
通報を受けたセンタ装置12では、対処員を無人店舗1に急行させ、閉じ込められている人の身分を確認し、不審人物であれば警察に通報するなどの対応が可能となる。
また、図3のフローチャートの例では、ステップS03の時点で正常な顔画像が取得できないと電気錠8を施錠するとしたが、ステップS07のメッセージを流したあとに正常な顔画像が取得できないときに電気錠8を施錠するようにしてもよい。
また、ステップS03で正常な顔画像が取得できないときに、電気錠8を施錠するとしたが、さらにセンタ装置11に通報を行い、正常な顔画像が取得できない場合は、CD機5の現金引き出し操作を停止するようにしてもよい。
さらに、このCD機5の現金引き出し操作の停止のタイミングも上述のように2度目の顔検知判定(ステップS07)の後に行うようにすることも可能である。
以上のように、CD機5前に操作者がいる場合、カメラ10により正常な顔画像が取得できないときは、電気錠8を施錠するとともに、操作者に対し正常な顔画像が取得できるように促し、操作者があくまでも正常な顔画像を取得させることを拒むときは、無人店舗1内に閉じ込めることで不正の疑いのある人物を確保することができる。また、無人店舗から退出するためにはマスク、サングラス等のない顔画像が取得されることで、不正な目的でCD機5から現金を引き出そうとしていたとしても、顔画像が取得されたことにより、他の店舗で不正な現金引き出しを抑止する効果が見込まれる。
<第二の実施例>
次に、本発明の第二の実施例 に係る監視装置について説明する。図4は本発明の第二の実施に係わる監視装置を設置した無人店舗100の構成を示す。
第一の実施例との相違点は、第一の実施例では、無人店舗1内にCD機5が1つだけの場合であったが、第二の実施例では無人店舗100内に複数のCD機5が設置されている。
CD機5が複数設定されていること以外は構成上の相違点はないため、無人店舗100内の各部、及び監視装置4の各部構成の説明は省略する。
また図4の例では無人店舗100内に2台のCD機5が設置されている例を示しているが、CD機5が2台以上であってもよいことは言うまでもなく、人感センサ9とカメラ10は各CD機5付近に各々設置される。CD機5と人感センサ9、カメラ10には各々IDが付与され、各々の対応関係は予め記憶手段48に記憶されている。
次に、CD機5に操作者が現金引き出し等の操作を行う場合の監視装置4の動作について図5のフローチャートを用いて説明を行う。
図5の処理は、第一の実施例同様、無人店舗100の営業時間となり制御手段40により無人店舗100が警戒状態から非警戒状態に変更されCD機5の操作取り扱いが可能な状態になったとき開始し、営業時間が終了して無人店舗1が警戒状態になるか、あるいは対処員が無人店舗100内で現金補填等の作業を行うときにCD機5の取り扱いが中止の状態なると終了する。
ステップS21で、無人店舗100内の複数のCD機5のいずれか一つの前に人が立ち、人感センサ9が感知すると、センサIDとともに人を検知したことをセンサ監視手段42に出力し、ステップS22へ進む。人の存在が確認されない間は、人感センサ9は常に監視を継続する。
ステップS22では、制御手段40は、センサ監視手段42から人感センサ9が人を検知した信号を受けると、当該人感センサ9に対応するカメラ10の撮像範囲内に人の顔が正常に検出できるか否かを顔検知手段41に判定させる。
顔検知手段41は、カメラ10から得られる画像内に人物の顔が正常に写っているか否かを判定する。ここで人物の顔が正常に写っているか否かの判定基準は第一の実施例と同じであるため説明を省略する。
ステップS23では顔検知手段41により撮像画像中に正常な顔画像が取得されたか否かを判定する。正常な顔画像が取得された場合(ステップS23−YES)は、CD機5の前に立っている人物は正当な者であるとしてCD機5の操作が可能となる。この場合、操作者がCD機5の操作を終了し、人感センサ9が感知しなくなる(ステップS32)と終了し、ステップS21へ戻る。
撮像画像中に正常な顔画像が取得されない場合、即ち撮像画像中に顔画像そのものが抽出されないか、抽出された顔画像の一部が隠蔽されていると判定された場合(ステップS23−No)はステップS24へ進む。
ステップ24では、制御手段40が、無人店舗100内の人数を計数する在室人数計数手段として、無人店舗100内にいる人数がCD機5前にいる人物一人のみか否か判定する。
具体的には、無人店舗100内の人数は、CD機5付近に設置した人感センサ9の検知数をセンサ監視手段42により取得することで計数できる。または、室内監視用の人感センサ9(図4中のS2)の検知結果を併用するようにしてもよい。さらに、客室扉70に開閉検知センサを設置して、その開閉検知信号を制御手段40で取得できるようにし、人感センサ9の検知結果を併用して判定するようにしてもよい。例えば、人感センサ9が検知中に客室扉7が開いたことを検知した後、人感センサ9が尚検知中であれば2人以上が無人店舗100内にいると判定し、人感センサ9が検知しなくなれば無人になったと判定する。
制御手段40により無人店舗1内の人数が一人と判定された場合(ステップS24−YES)、ステップS25へ進む。ここでは、無人店舗100内の正確な人数を計数する必要はなく、一人か複数人かが識別できればよく、確実に一人と判定れた場合に、ステップS25へ進むものとする。
ステップS25からステップS30までの処理は、顔検知手段41より正常な顔が検出されないという判定結果を受けた場合の処理であり、第一の実施例と同じであるため説明を省略する。
ステップS24で、無人店舗100内の人数が複数と判定された場合、即ち、顔画像を取得できない人物のほかに、無人店舗100内に人がいる場合には、電気錠8を施錠すると、他のCD機利用者も無人店舗100内に閉じ込められてしまうので、ステップS31へ進む複数人数用処理が行われる。
第二の実施例では、在室人数に応じて制御処理を異ならせることを特徴としており、在室者が複数の場合の処理を適宜選択することが可能となる。
ステップS31の処理として、ステップS23において正常な顔画像が取得できない場合、店内スピーカ(図示せず)にて、「犯罪防止のため、顔が隠れないようにしてください」等の音声を大きめに鳴らすことにより、同室の他のCD機利用者の注意を惹くことができる。この場合、顔検知手段41により正常な顔画像を取得できれば即時スピーカからの音声を停止するようにし、顔画像を取得できない間は所定時間スピーカからのメッセージを流しつづけるようにする。
また、第一の実施例同様、センタ装置12に通報してCD機5の操作を停止させるようにしてもよい。
さらに、無人店舗100内に複数人数がいる場合でも、正常な顔画像が取得できない人物がいた場合は、上述スピーカからのメッセージを流すとともに、所定時間(例えば10秒)のみ電気錠8を施錠することにより、急いで無人店舗100から退出しようとする人を足止めして、無人店舗100内にいる他の人が目撃する時間をかせぐようにすることもできる。
以上説明したように、複数のCD機5が設置された無人店舗100内において、CD機5前の人物の正常な顔画像が取得できない場合、他に人がいるか否かを判定し、無人店舗100内に1人しかいない場合は、電気錠を施錠することにより、不正な現金引き出しを行おうとする者の身柄の確保が容易にでき、無人店舗100内に複数の人物がいる場合でも、スピーカからメッセージを流すことにより、当該不正行為の疑いのある人物に対する注意を惹きつけたり、当該顔画像の取得を拒んだ人物が無人店舗外へ出ようとしても、所定時間のみ電気錠を施錠することにより、無人店舗100内の他の人物が目撃する時間をかせぐことができる。
本発明の監視装置を設置した無人店舗の例を示す図である(第一の実施例)。 監視装置の詳細図。 本発明の監視装置の第一の実施例の動作を示すフローチャート。 本発明の監視装置を設置した無人店舗の例を示す図である(第二の実施例)。 本発明の監視装置の第二の実施例の動作を示すフローチャート。
符号の説明
1、100…無人店舗、2…客室、3…機械室、4…監視装置、5…CD機、6、60…扉、7、70…出入り口扉、8…電気錠、9…人感センサ、10…カメラ、11…スピーカ、12…センタ装置

Claims (4)

  1. 無人店舗内に設置された自動取引装置の操作者を監視する監視装置であって、
    前記無人店舗への入退出する出入り口を閉鎖する閉鎖制御手段と、
    撮像装置により撮像された画像から操作者の顔を隠していない正常な顔画像が取得できるか否かを判定する顔検知手段と、
    前記顔検知手段が前記正常な顔画像が取得できないと判定すると、前記閉鎖制御手段により前記出入り口を閉鎖させる制御手段と、
    を有する監視装置。
  2. 前記監視装置は、さらに前記操作者に対して警告を出力する警告出力手段を有し、
    前記制御手段は、前記顔検知手段が前記正常な顔画像の取得ができないと判定すると、前記警告出力手段により前記操作者に対し警告を出力させ、
    前記警告を出力してから所定時間以内に前記操作者の前記正常な顔画像が取得できないときに、前記閉鎖施錠手段により、前記出入り口を閉鎖させる請求項1の監視装置。
  3. 無人店舗内に設置された自動取引装置の操作者を監視する監視装置であって、
    前記無人店舗への入退出する出入り口を閉鎖する閉鎖制御手段と、
    撮像装置により撮像された画像から操作者の顔を隠していない正常な顔画像が取得できるか否かを判定する顔検知手段と、
    在室人数を計数する在室人数計数手段と、
    前記顔検知手段が前記正常な顔画像が取得できないと判定すると、前記閉鎖制御手段により前記出入り口を閉鎖させる制御手段とを有し、
    前記制御手段は、前記正常な顔画像が取得できないとき、前記在室人数に応じて、前記出入り口を閉鎖させる制御を異ならせることを特徴とする監視装置。
  4. 前記制御手段は、前記在室人数が一人のみの場合に、前記閉鎖制御手段により、前記出入り口を閉鎖させる請求項3の監視装置。

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