JP2008310456A - 現金自動預払機システム - Google Patents

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JP2008310456A
JP2008310456A JP2007155851A JP2007155851A JP2008310456A JP 2008310456 A JP2008310456 A JP 2008310456A JP 2007155851 A JP2007155851 A JP 2007155851A JP 2007155851 A JP2007155851 A JP 2007155851A JP 2008310456 A JP2008310456 A JP 2008310456A
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Japan
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atm
user
person
transaction
teller machine
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JP2007155851A
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English (en)
Inventor
Hiroki Teranishi
寛記 寺西
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Hitachi Omron Terminal Solutions Corp
Original Assignee
Hitachi Omron Terminal Solutions Corp
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Abstract

【課題】ATMの不正利用や不審者の検知には、従来の技術では、現状のATM取引のシステム
で使用していない顔画像判別等の新技術を搭載したり、別途データ登録が必要であったり
、携帯電話への発信等、新たなシステムの整備・連動を実施・整備した上でATM取引と連
動する必要があった。
【解決手段】ATM前面にある接客センサが人物検知後、ATM取引が始まり終了するまでの間
に、接客センサが人物を検知しなくなった場合、利用者が逃走しようとする可能性がある
ため、ATMの警備接点信号出力によりATMブース出入口を施錠し、ATMの前に戻るようガイ
ダンスを流し、再び接客センサが人物を検知した後にカード等を返却し、抜き取る瞬間の
人物画像をATM前面のカメラで取得する。
【選択図】図1

Description

現金自動預払機(以下ATM)取引における、不審者および不正取引の検知方法に関する
技術。
ATM不審者および不正取引の検知方法として、特許文献1〜特許文献3に示す文献によ
り、予めデータベースに登録してある不審者顔画像と現在ATMを操作している利用者の顔
画像のつき合わせることや、予めデータベースに正しい暗証番号とともに不正利用者が入
力しがちな番号(生年月日等)を登録し、これらが入力された場合に不正とみなす事、あ
るいはATM利用の際に本人の携帯電話等に通知し、その携帯電話等から認証しないとATM利
用が出来なくする等により実施する例が示されている。
特開2006-293454号公報 特開2006-259780号公報 特開2006-79382号公報
上記技術では、現状のATM取引のシステムでは使用していない顔画像判別等の新技術を
搭載したり、別途データ登録が必要であったり、携帯電話への発信等、新たなシステムの
整備・連動を実施・整備した上でATM取引と連動するための開発が必要であった。
本発明では、新規システムの導入を極力少なくした上で不正利用を検知を効率よく行う
ため、ATM不正利用者が上手く現金を引き出すことが出来ない場合に顔画像を確実に撮影
する事を主眼とする。
具体的には、ATM前面にある接客センサが人物検知後、ATM取引が始まり終了するまでの
間に、接客センサが人物を検知しなくなった場合、利用者が逃走しようとしている可能性
があるため、ATMの警備接点信号出力によりATMブース出入口を施錠し、ATMの前に戻るよ
うガイダンスを流し、再び接客センサが人物を検知した後にフリッカランプの点灯やカー
ドの返却等により、カメラ方向を向いた瞬間の利用者人物画像をATM前面のカメラで取得
する。
ATMが元来持つ機能(接客センサ、人物カメラ、警備接点出力)を利用して、取引中の
接客センサ状態により利用者をATMの前に戻すため自動ドアを施錠する事および施錠によ
りATM前に利用者を戻す事で画像撮影を確実に実施できる。ATMのソフトウェア変更および
ATMブースの出入口ドア施錠制御の条件設定追加で対応できるため、システムの改造範囲
が限定できる。
以下、図面に示す発明を実施するための最良の形態により、本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明におけるATMの設置の形態の概要を示したものである。1はATMであり、
102、106等のユニットにより構成される。これら1の構成内容については別途図2
にて詳細を説明する。2はATMが一台設置されているブースであり、201はブース2にA
TM1を利用する利用者が出入りを行う出入り口の扉、202は出入り口扉201を遠隔操
作などにより施錠可能なロック装置で、外部信号によりリレー等を作動させることで動作
を行う。通常、タイマによる外部信号により、ATMの営業時間以外はブース2を施錠する
ために使用している物である。
203は、後述するATMから出力された制御信号をロック装置202に伝えるための信
号線である。
3はATM1を操作する利用者である。
図2は、本発明における、ATM1の構成を説明したものである。
ATM1は、現金ユニットである紙幣ユニット104、硬貨ユニット、キャッシュカード
105の読み取りや明細票の発行を行うカード・明細票ユニット102、通帳の印字をお
こなう通帳ユニット103である。これら102〜105のユニットは、利用者3に対し
て取引に応じて媒体の挿入や取り出しを行うユニットの位置示すためにランプを点灯させ
るフリッカランプを持つ。カード・明細票ユニット102にはフリッカランプ102A、
通帳ユニット103にはフリッカランプ103A、紙幣ユニット104にはフリッカラン
プ104A、硬貨ユニット105にはフリッカランプ105Aをそれぞれ持つ。
106は利用者3がATMの前に居る事を検知する人物センサ、107は利用者3の主に
顔画像を撮影する人物カメラ、108は取引途中に音声ガイダンスを流すために利用する
スピーカである。
109は前出の出入り口ドアのロック信号を伝えるための信号線203を接続し、ATM
からの出入り口ドアロック信号を出力する警備接点信号出力機構で、ハード的にはATM1
からの汎用出力ポートである。通常、ATM1内部の現金や消耗品類の残量が少なくなった際
に警備会社に通知するための信号を出力する事などに用いられており一般的にATMに搭
載されているものである。
110は利用者3がATM取引の際にガイダンス表示を見たりボタン操作を行うタッチパ
ネル付LCDである。
これらの構成ユニットは、制御部101により制御されており、制御部101はハード
ディスク(以下HDD)101Aの内部にインストールされた業務アプリケーションS1
により動作を行う。HDD101Aには業務アプリケーションS1のほか、ATM1での取
引履歴等を記録した電子ファイルである電子ジャーナルS2が作成され格納されている。
図3は、本発明における取引手順の一例を示した取引フローである。
なお本フローは、通常のATM1における取引フローにより利用者3が取引を行っている
途中に、割り込み処理により実施する事を想定する。
人物センサ106は、通常はATM1での取引業務が行われている際は常に装置前面に利
用者3が居る事から、取引途中は常に人物が居る事を検知している。通常は利用者3は、
何らかの理由により取引を途中で中断しなければならない場合においても、しかるべき画
面操作等の実施によりキャッシュカードや現金などの媒体類も全て受け取った時点で取引
を終了し、その後ATMの前をはなれるが、取引途中であるにもかかわらず、人物センサ1
06が人物を検知しなくなったということは、利用者3が何らかの理由で緊急にATMの前
を離れなければいけない理由があったと想定でき、それは何らかの不正を働いたことの発
覚を避けるためである可能性がある。
このため図3に示すとおり、取引中に人物センサ106が検知しなくなった事を契機(フ
ロー1001)に、109警備接点信号出力機構より出入り口ロック信号を出力する(フ
ロー1002)。出力されたロック信号は、信号線203を伝わりロック装置202に届
き、出入り口扉201が施錠される(フロー1003)。出入り口扉201の施錠は、人
物センサ106の人物検知なし状態とほぼ同時に実施されるため、利用者はこの時点では
ブース2の外へは出ておらず、出ることも不可能である。
ブース2内に居る利用者3にATMの前に戻ることを促すため、スピーカ108より「お
取引が途中です。ATMの前にお戻りください。」等の主旨の音声ガイダンスを流す(フロ
ー1004)。
利用者3がATM1の前に戻れば、ふたたび人物センサ106が人物を検知するので(フ
ロー1005)、検知後ATM1のフリッカランプを点灯させる(フロー1006)。これ
は利用者は通常画面のガイダンスを見るため下方を見る事が多く、人物カメラ107から
はっきりした顔画像が撮影できない事があるため、不意に点灯したフリッカランプを見る
事で、人物カメラ方向を利用者3に向かせる事を目的とする。このため人物カメラ107
付近に専用のフリッカランプを設けてもよいが、既存装置をハード改造なく使用するため
、本例の場合ではカメラに最も近い、カード・明細票ユニット部分のフリッカランプ10
2Aを点灯させる。なお、これは利用者3にカメラ107の方向を向かせる事が目的であ
るため、音声や明細票の出力等、代替となる手段があればそれを利用しても構わない。
フロー1006実施後、利用者3を人物カメラ107にて撮影する(フロー1007)
。撮影した画像は、後からの取引履歴との関連付けのために、HDD101A内の電子ジ
ャーナルデータS2の中の一つの情報として記録する(フロー1008)。
この後引き続き通常の取引(残りの取引)を実施する(フロー1009)。取引が全て
終了(正しい手順により取引が中断処理された場合も含む)した場合は、画面110上に
ドアロック解除ボタンを表示する(フロー1010)。利用者3は画面上のボタンをタッ
チパネル操作により押下すると(フロー1011)、警備接点信号出力機構109からの
出入り口ロック解除信号出力が実施され(フロー1012)、信号線203を伝わりロッ
ク装置202に届き、出入り口扉201の施錠が解除される(フロー1013)。
フロー1010〜1013の処理は、一旦出入り口ドアを施錠されたことを認識した利
用者3が、取引終了後にもドアが開いていないのではと不安に思う可能性があることから
、ATMを離れる前にATMの操作で自ら施錠解除することで不安を払拭するためのものである
が、単に画面や音声でその旨伝えるだけでドアの施錠解除自体は自動で行っても構わない
し、何も伝えず解除しても構わない。
本実施例ではATM内蔵の人物カメラを使用した例を挙げたが、既存の状態で防犯カメラ
はブース2の壁や天井等に設置されている場合もあり、それらカメラでも構わない。
また、利用者3がATM前に居る事を検知するセンサについても、ATM1に内蔵のもの以外
にブースの壁等に設置されたものがあり、かつATM動作と連動可能となっていれば、これ
を利用してもよい。
また、本実施例では、ATMでの例を挙げて説明したが、現金の使用の有無に関わらずセ
キュリティ性の向上が必要な無人環境への設置を前提とした自動機全般に適用が可能であ
る。
本発明は、セキュリティ性の向上が必要なATMをはじめとする自動機において利用が可
能である。
本発明におけるATMの設置の形態の概要を示した物である。 本発明における、ATM1の構成を説明したものである。 本発明における取引手順の一例を示した取引フローである。
符号の説明
1…ATM、101…制御部、101A…ハードディスク、S1…ATMの業務アプリケーシ
ョンソフト、S2…ATMの電子ジャーナルデータファイル、102…カード・明細票ユニ
ット、102A…102に付属のフリッカランプ、103…通帳プリンタ、103A10
3に付属のフリッカランプ、104…紙幣ユニット、104A…104に付属のフリッカ
ランプ、105…硬貨ユニット、105A…105に付属のフリッカランプ、106…人
物センサ、107…人物カメラ、108…スピーカ、109…警備接点信号出力機構、1
10…タッチパネル付LCD、2…ATMブース、201…出入り口扉、202…出入り口
扉ロック装置、203…信号線(扉ロック信号伝達用)、1001〜1014…取引フロ
ー。

Claims (3)

  1. 取引中の接客センサ状態により、利用者を現金自動預払機(以下ATM)の前に戻すため
    に出入り口ドアを施錠する事、および施錠によりATM前に利用者を戻す事でATMの不正利用
    および不審者の画像撮影を確実に実施することを特徴とする現金自動預払機システム。
  2. 請求項1において、出入り口ドアの施錠と同時に音声ガイダンスにより利用者をATMの
    前に戻ることを促す事を特徴とした現金自動預払機システム。
  3. 請求項1あるいは請求項2において、フリッカランプの点灯によりATM前に戻った利用
    者がフリッカランプに気が付き見る事で顔をランプ方向に向ける事から、フリッカランプ
    に近接する人物カメラで正面からの顔画像を撮影可能なことを特徴とした現金自動預払機
    システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2779640A4 (en) * 2011-11-29 2015-08-19 Korbi Co Ltd SECURITY SYSTEM FOR PURSUIT AND MONITORING OF A UNSHELLABLE OBJECT USING A MONITORING CAMERA AND METHOD FOR PROVIDING A SECURITY SERVICE WITH THE SYSTEM
WO2018079642A1 (ja) * 2016-10-31 2018-05-03 ヤマハ株式会社 鍵盤楽器
CN111354136A (zh) * 2020-02-27 2020-06-30 中国建设银行股份有限公司 一种自助终端及其控制方法

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