JP2007072808A - 防犯システム、誤動作防止方法、及び誤動作防止プログラム - Google Patents

防犯システム、誤動作防止方法、及び誤動作防止プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】店舗関係者による物品運搬作業に伴う警報の誤動作を防止することができる防犯システムを提供する。
【解決手段】商品に貼付された商品タグ11と、商品の持ち出しを許可された者を識別する管理者タグ21と、無線タグリーダ31を備えた防犯ゲート30とを備える。防犯ゲート30は、商品タグ11だけを検出すると警報を作動させ、商品10と管理者タグ21とを検出すると警報動作を無効にする。
【選択図】図1

Description

本発明は、防犯システム、誤動作防止方法、及び誤動作防止プログラムに係り、特に、警告が不要な場合の警告動作を抑制する技術に関する。
従来、万引き防止用のシステムとして無線タグを商品に添付し、その無線タグを店舗の出入り口に設置した防犯ゲートに備えた無線タグリーダで読取り、警報を鳴らす防犯システムがある。
特許文献1は、無線タグ付きの巻装バンドであって、これが防犯ゲートを通過した場合、防犯ゲートは警報音を鳴らす。また、特許文献2は、防犯ゲート通過時に読取った無線タグが貼付された商品と、その店舗で取り扱う商品データベースとの比較を行い、誤警報を防止する防犯システムである。
特開2002−211626号公報 特開2004−171369号公報
しかし、上記特許文献1及び2では、営業時間中に店舗関係者が商品を運搬する際に警報を鳴らさないようにするために一旦防犯ゲートの電源を切るか、防犯ゲートの脇をすりぬけて無線タグが読み取られないようにする必要があった。または、警報が鳴ったとしてそれを甘受する必要があった。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、防犯ゲートの電源をオフにすることなく、店舗関係者による物品運搬作業に伴う警報の誤動作を防止することができる防犯システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る防犯システムは、物品に貼付され、その物品の持ち出しを禁止する禁止情報が記録された無線タグからなる物品タグと、前記物品タグから前記禁止情報を読み取る無線タグリーダと、前記無線タグリーダが前記禁止情報を読み取ると警告動作を行う警告手段と、前記警告動作が不要な場合に、前記無線タグリーダが前記禁止情報を読み取る処理を妨げることなく、前記無線タグリーダが読み取った前記禁止情報に基づく前記警告手段の警告動作を無効にする警告無効化手段と、を備えることを特徴とする。
ここでいう「物品の持ち出しを禁止する禁止情報」とは、例えば商品が未清算であることを示す情報や、図書館などの施設から持ち出しが禁止されている本や備品であることを示す情報などがある。この禁止情報は、持ち出しが禁止されていることのみを示す情報でもよいし、商品や備品を固有に識別し、その商品や備品ごとに持ち出しを禁止しているか否かを管理できる情報でもよい。
「警告動作」には、警報音を鳴らしたり、パイロットランプを点滅させたり、監視モニターで無線タグリーダがついた商品を持つ者の録画を開始したりすることを含む。
また「警告動作が不要な場合」とは、例えば店舗関係者や施設管理者による物品の運搬作業時のように、未精算の商品や持ち出し禁止の本や備品などを持ち出しても警告動作をする必要がない場合をいう。
これにより、無線タグリーダの電源をオフにすることなく、警告動作が不要な場合に警告動作を無効にすることができる。
また、前記警告無効化手段は、前記警告手段による警告動作を無効にすることを許可された者であることを示す無効情報が記録された無線タグからなる管理者タグと、前記管理者タグに記録された前記無効情報及び前記禁止情報を共に読み取る前記無線タグリーダと、前記無効情報に基づいて前記警告動作の無効制御を行う制御部と、により構成され、前記無線タグリーダが、前記禁止情報のみを読み取った場合には前記警告手段が警告動作を行い、前記禁止情報及び前記無効情報を読み取った場合には前記制御部が前記警告手段の警告動作を無効にしてもよい。
ここでいう「無効情報」とは、警告動作をする必要がないことを示す情報であって、例えば、店舗関係者、物品運搬者、施設管理者など、禁止情報が貼付された商品や本や備品などの持ち出しを許可された者であることを示す情報である。この場合、無効情報は、商品等の持ち出しを許可された者であることのみを識別する情報であってもよいし、店舗関係者、物品運搬者、施設管理者などを固有に識別し、個々人ごとに許可された者か否かを管理できる情報であってもよい。
これにより、一種類の無線タグリーダを用いて禁止情報と無効情報とを読み取ることができ、防犯システムを構成する部品点数を削減することができる。
また、前記警告無効化手段は、前記警告手段による警告動作を無効にすることを許可された者であることを示す無効情報が記録された接触又は非接触ICカードと、そのICカードを読み取るカードリーダと、前記無効情報に基づいて前記警告手段の警告動作の無効制御を行う制御部と、により構成され、前記無線タグリーダが前記禁止情報を読み取り、かつ前記ICカードが前記無効情報を読み取らない場合には前記警告手段が警告動作を行い、前記無線タグリーダが前記禁止情報を読み取り、かつ前記ICカードが前記無効情報を読み取った場合には前記制御部が前記警告手段の警告動作を無効にする、ことを特徴とする。
これにより、例えば、店舗関係者を特定可能な固有情報を記録したICカードからなる社員証と、そのICカードの固有情報を読み取るカードリーダとを備えた社員管理システムがある場合に、既存の社員管理システムと防犯システムとを組み合わせて、防犯システムの誤動作を防止することができる。
また、前記警告無効化手段は、前記物品タグが貼付された物品を有する者の生体情報を読み取る生体情報読取手段と、前記生体情報読取手段が読み取った生体情報に基づいて前記物品の持ち出しを許可された者を認証する認証手段と、前記認証手段の認証結果に基づいて前記警告動作の無効制御を行う制御部と、により構成され、前記無線タグリーダが前記禁止情報を読み取り、かつ前記認証手段が認証しない場合には前記警告手段が警告動作を行い、前記無線タグリーダが前記禁止情報を読み取り、かつ前記認証手段が認証した場合には前記制御部が前記警告手段の警告動作を無効にしてもよい。
ここでいう「生体情報」とは、商品を有する者に固有の生体情報であればよく、指紋情報、顔認識情報、虹彩情報、静脈情報、声紋情報などを含む。
これにより、商品を有する者が警告動作を作動させる必要がある者か否かに応じて警告動作の有効、無効を決定することができる。
また、前記物品タグが貼付された物品を有する者の存在を検知する第一検知センサと、その第一検知センサから所定距離離れた場所に設置され、かつ前記物品タグが貼付された物品を有する者の存在を検知する第二検知センサと、を更に備え、前記警告無効化手段は、前記第一検知センサが前記物品を有する者の存在を検知すると前記警告動作を無効にし、前記第二検知センサが前記物品を有する者の存在を検知すると前記警告動作の無効を解除してもよい。
これにより、警告無効化手段が警告動作を無効にする時間を、物品を有する者が第一検知手段から第二検知手段までの間を通りすぎる間に限定することができる。
また、前記警告無効化手段が、警告動作を無効にしてからの経過時間を計測する計時手段を更に備え、前記計時手段が所定時間を経過したことを計測すると、前記警告無効化手段の動作無効を解除してもよい。
これにより、所定時間だけ警告動作を無効にし、その所定時間を経過後は、再度警告動作を有効にすることができる。
また、本発明に係る誤動作防止方法は、物品に貼付され、その物品の持ち出しを禁止する禁止情報が記録された無線タグからなる物品タグと、前記物品タグから前記禁止情報を読み取る無線タグリーダと、前記無線タグリーダが前記禁止情報を読み取ると警告動作を行う警告手段と、前記警告動作が不要な場合に、前記無線タグリーダが前記禁止情報を読み取る処理を妨げることなく、前記無線タグリーダが読み取った前記禁止情報に基づく前記警告手段の警告動作を無効にする警告無効化手段と、を備えた防犯システムで実行される誤作動防止方法であって、前記無線タグリーダが、物品に貼付された前記物品タグから前記禁止情報を読み取るステップと、前記警告動作が不要な場合に、前記無線タグリーダが前記禁止情報を読み取る処理を妨げることなく、前記無線タグリーダが読み取った前記禁止情報に基づく前記警告手段の警告動作を前記警告無効化手段が無効にするステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係る誤動作防止プログラムは、物品に貼付され、その物品の持ち出しを禁止する禁止情報が記録された無線タグからなる物品タグと、前記物品タグから前記禁止情報を読み取る無線タグリーダと、前記無線タグリーダが前記禁止情報を読み取ると警告動作を行う警告手段と、前記警告動作が不要な場合に、前記無線タグリーダが前記禁止情報を読み取る処理を妨げることなく、前記無線タグリーダが読み取った前記禁止情報に基づく前記警告手段の警告動作を無効にする警告無効化手段と、演算装置と、を備えた防犯システムで実行される誤作動防止プログラムであって、前記無線タグリーダが、物品に貼付された前記物品タグから前記禁止情報を読み取るステップと、前記警告動作が不要な場合に、前記無線タグリーダが前記禁止情報を読み取る処理を妨げることなく、前記無線タグリーダが読み取った前記禁止情報に基づく前記警告手段の警告動作を前記警告無効化手段が無効にするステップと、を前記演算装置に実行させることを特徴とする。
本発明によれば、警告動作が不要な場合には、防犯ゲートの電源をオフにすることなく警告動作を無効にできるため、店舗関係者による物品運搬作業に伴う警報の誤動作を防止することができる防犯システムを提供することができる。
以下添付図面に従って本発明に係る防犯システム、誤動作防止方法及びプログラムの好ましい実施の形態について詳説する。
<第一実施形態>
[システムの概略構成]
図1は、本発明に係る防犯システム1の全体構成及び動作処理を示す概念図である。本実施形態に係る防犯システム1は、商品10に貼付された商品タグ11と、店舗関係者や物販業者など商品タグ11が貼付された商品を清算することなく持ち出すことを許可された者を識別し、防犯ゲート30の警報動作を無効にするための無効情報が記録された管理者タグ21と、商品タグ11及び管理者タグ21のタグ情報を読み取る無線タグリーダ31を備えた防犯ゲート30とを備える。防犯ゲート30は、店舗の出入口付近に設置される。商品タグ11に記録された禁止情報は、その商品10を固有に識別する情報でもよいし、清算済みか未精算かを識別する情報でもよい。また、管理者タグ21に記録された無効情報は、店舗管理者や物販業者の個人を固有に識別する情報でもよいし、未精算商品の持ち出しを許可されたものであることのみを識別する情報でもよい。
本実施形態に係る防犯システム1は、図1(a)に示すように、店舗内から防犯ゲート30を通過して店舗出入口へ出る際に未清算の商品10に貼付された無線タグリーダ11を読み出すと、防犯ゲート30に備えられたスピーカから警報が鳴る。また、図1(b)に示すように、防犯ゲート30の無線タグリーダ31が、管理者タグ21と未精算の商品10の商品タグ11とを共に読み出すと警報が鳴らない。
次に図2に基づいて、防犯システム1の構成について説明する。図2は、防犯システム1の機能を説明するためのブロック図である。
防犯ゲート30は、無線タグリーダ31、CPU32、メモリ33、防犯システム1の誤動作防止プログラムが格納されるハードディスク(HDD)34、CPU32からの指示に従って警報信号を出力する音声処理回路35及びスピーカ35a、CPU32からの指示に従って点灯信号を出力する点灯処理回路36及びライト36a、電源スイッチ37、CPU32からの指示に従って撮影指示信号を出力する撮影処理回路38及びテレビカメラ38a、生体情報読取部39a、認証部39b、ICカードリーダ40、店舗内LANに接続して送受信を行う通信部41、第一人感センサ42、第二人感センサ43、タイマ44、及び警報解除スイッチ45を備える。
無線タグリーダ31は、商品タグ11の禁止情報及び管理者タグ21の無効情報の両方を検知する。
生体情報読取部39aは、例えば、指紋読取装置、静脈パターン読取装置、虹彩パターン読取装置、声紋を収集するためのマイクからなる。
通信部41は、防犯ゲート30がLANなどの通信回線を介して他の装置と無効情報を送受信するためのものである。
第一人感センサ42及び第二人感センサ43は、例えば、フォトセンサにより構成する。
上記防犯ゲート30の構成のうち、第一実施形態では、撮影処理回路38及びテレビカメラ38a、生体情報読取部39a、認証部39b、ICカードリーダ40、通信部41、第一人感センサ42及び第二人感センサ43は必須構成要件ではない。ICカードリーダ40、通信部41、撮影処理回路38及びテレビカメラ38a、生体情報読取部39a、認証部39bは第二実施形態で用いられる構成要素である。また、第一人感センサ42及び第二人感センサ43は第三実施形態で用いられる構成要素である。
次に図3に基づいて、防犯システム1のCPU32が実行する誤動作防止プログラムを説明する。図3は、誤動作防止プログラムの構成を示すブロック図である。
誤動作防止プログラムは、無線タグリーダ31から商品タグ11の禁止情報を取得する禁止情報取得部32a、無線タグリーダ31から管理者タグ21の無効情報を取得する無効情報取得部32b、禁止情報に基づいて警告動作の指示を行う警告部32c、無効情報に基づいて警告動作を無効にする警告無効化部32d、及び警告動作の無効状態を解除する無効解除部32eからなる。この誤動作防止プログラムは、HDD34に格納されており、適宜CPU32がメモリ33にロードして実行する。
[処理の流れ]
図4に基づいて処理の流れを説明する。図4は、防犯システム1の動作処理の流れを示すフローチャートである。
S1では、ユーザは、防犯ゲート30の電源スイッチ37をオンにする。
S2では、防犯ゲート30の無線タグリーダ31が未精算の商品10に貼付された商品タグ11を検知して禁止情報を読み取り、禁止情報取得部32aが禁止情報を取得したか否かが判断される(S2)。「NO」であれば、S3へ進み、待機状態になる。「YES」であれば、S4へ進む。
S4では、S2で防犯ゲート30が商品タグ11を読み取ってから所定時間、例えば1秒以内に防犯ゲート30の無線タグリーダ31が管理者タグ21を検知して無効情報を読み取り、無効情報取得部32bが無効情報を取得したか否かが判断される。「NO」であればS5へ進む。「YES」であれば、S7へ進む。
S5では、防犯ゲート30の警告部32cは、警報を作動させる指示を行う(S5)。
ここでいう警報とは、音声処理回路35及びスピーカ35aから警報を鳴らしたり、点灯処理回路36及びライト36aを点滅させたりする動作をいう。防犯ゲート30は、撮影処理回路38及びテレビカメラ38aに、警報を作動させた者の録画を開始させてもよい。録画したデータはHDD34に格納しておくことにより、万一、警報を作動させたものが逃走した場合にも犯人を特定する資料に使うことができる。
S6では、S5で作動した警報を停止させる(S5)。警報の停止は、店舗管理者が警報解除スイッチ45を操作して実行してもよいし、防犯ゲート30のタイマ44が警報が作動してからの経過時間を計測し、所定時間経過後に警報を停止させてもよい。
S7では、警告無効化部32dが、警告部32cに対し警報動作を無効にする、すなわち、警報動作を行わせない指示を送る(S7)。警告無効化部32dが警報動作を無効にする時間は、防犯ゲート30のタイマ44により、警報を無効にしてからの経過時間を計測し、所定時間経過後に警報の無効を解除してもよい。
S8では、防犯ゲート30の電源がオフになっているか否かが判断される(S8)。「YES」であれば、防犯ゲート30の動作を終了する。「NO」であれば、防犯ゲート30は待機状態に戻る。
本実施の形態により、管理者タグ21を有している者が、禁止情報を記録した商品タグ21が貼付された商品を持ち出した場合には、防犯ゲート30による警報動作を停止させることができる。そのため、警報動作が不要な場合に、防犯ゲート30の電源をオフにしたり、防犯ゲート30の警報が作動するのを甘受したりする必要がない。
なお、図4では防犯ゲート30が商品タグ11を読み取った後、管理者タグ21を読み取ったが、先に管理者タグ21を読取りそのあと商品タグ11を読み取ってもよい。この場合、管理者タグ21の電波出力を商品タグ11の電波出力よりも大きくしておくことにより、両者が防犯ゲート30に同時に近づいた場合に管理者タグ21を先に読み取ることができる。
<第二実施形態>
第二実施形態は、警告を無効化する装置として、管理者タグ21に代えてICカードを用いる実施形態である。
防犯ゲート30は、通信部41を介して店舗内LAN50に接続される。その店舗内LAN50には、管理サーバ51が接続される。管理サーバ51には、人事データベースが格納され、店舗従業員や物品運搬業者に発行した社員証や業者管理証などのIDカードと、そのIDカードに記録された情報とが関係づけられて格納される。ICカードリーダ40が読み取ったカード情報は、通信部41を介して管理サーバ51に送信される。管理サーバ51は、受信したカード情報と人事データベースとを照合し、警報動作を無効にしてもよい者か否かを判断し、無効にしてもよい者である場合は、その結果を無効情報として防犯ゲート30に送信する。防犯ゲート30の無効情報取得部32bは、その無効情報に基づいて警報動作を無効にする。その他の構成及び処理の流れは、第一実施形態と同様である。
本実施形態によれば、既に発行されている社員証などのICカード情報を用いて警報動作を無効にすることができ、既存システムを利用して本発明を実施することができる。
上記では無効情報をICカードから読み取ったが、ICカード及びICカードリーダ40に代えて、生体情報(バイオメトリックス)を無効情報として利用してもよい。防犯ゲート30は、生体情報読取部39a及び認証部39bを備える。警報動作を無効にしてもよい者の生体情報はHDD34に格納しておく。認証部39bは、生体情報読取部39aが読み取った生体情報と、HDD34に格納された生体情報とを照合し、認証の可否をCPU32に送出する。CPU32は、認証ができたことを示す情報を無効情報として、第一実施形態と同様の処理を行う。生体情報として指紋、静脈、虹彩パターンを用いる場合には、それぞれを読み取る装置を生体情報読取部39aとして構成する。生体情報として顔情報を用いる場合には、生体情報読取部39aはテレビカメラ38aを用いればよい。この場合、撮影された顔画像データが撮影処理回路38を介して認証部39bに送られる。認証部39bは、顔認識処理を行う。そして、HDD34に格納された顔画像データとの比較照合を行う。警報動作を解除してもよい者の顔情報は、HDD34ではなく、管理サーバ51に格納しておき、通信部41を介して認証処理を行ってもよい。
<第三実施形態>
第三実施形態は、第一実施形態及び第二実施形態に付加する機能であって、警告無効化部32dが警告動作を無効にしている時間を規定する機能である。防犯ゲート30の店舗内側には第一人感センサ42を、店舗出入口側には第二人感センサ43を備える。第一人感センサ42と第二人感センサ43とが、所定の間隔を空けて備えられる。
防犯ゲート30の警告無効化部32dは、無効情報を有する管理者タグ21やICカードを有する者、又は生体情報認識ができた者を検知する。更に、それらの者が防犯ゲート30を店舗内側から店舗出入口側に向けて通過すると、第一人感センサ42がそれらの者を感知する。これにより、警告無効化部32bは、警告部32cの警報動作を無効にする。
更に、管理者タグ21を有する者等が進むと、第二人感センサ43がそれらの者を感知し、その信号を無効解除部32eが受信する。無効解除部32eは、第二人感センサ43からの感知信号に基づいて警告無効化部32dの警告動作の無効を解除する。
これにより、防犯ゲート30において警報が鳴らなくなる時間は、第一人感センサ42が人を検出した時間から第二人感センサ43が人を検出した時間までとすることができ、警報動作を無効にしておく時間を、管理者タグ21を有する者等が防犯ゲート30を通過する間に限定することができる。
上記実施形態の他、例えば図書館などで貸し出しする本の冊数を管理したい場合には、予め本に無線タグの貼付しておき、無線タグリーダ31が貸し出し数を超えるタグ情報を読み取った場合に防犯システムの警報がなるように設定しておく。そして、管理者タグ21等を検出した場合には、無線タグリーダ31が貸し出し数を超えるタグ情報を読み取っても警報が鳴らないようにしてもよい。
更に、管理者タグ21やICカード、生体情報から個々人を特定して警報動作を無効にした場合に、その特定した個々人の情報と商品タグ11とを関連づけてログをとり、HDD34に格納しておいてもよい。これにより、物品が紛失した場合に、誰が持ち出したかを特定しやすくなる。
防犯システム1の全体構成及び動作処理を示す概念図 防犯システム1の機能を説明するためのブロック図 誤動作防止プログラムの構成を示すブロック図 防犯システム1の動作処理の流れを示すフローチャート
符号の説明
1:防犯システム、10:商品、11:商品タグ、21:管理者タグ、30:防犯ゲート

Claims (8)

  1. 物品に貼付され、その物品の持ち出しを禁止する禁止情報が記録された無線タグからなる物品タグと、
    前記物品タグから前記禁止情報を読み取る無線タグリーダと、
    前記無線タグリーダが前記禁止情報を読み取ると警告動作を行う警告手段と、
    前記警告動作が不要な場合に、前記無線タグリーダが前記禁止情報を読み取る処理を妨げることなく、前記無線タグリーダが読み取った前記禁止情報に基づく前記警告手段の警告動作を無効にする警告無効化手段と、
    を備えることを特徴とする防犯システム。
  2. 前記警告無効化手段は、前記警告手段による警告動作を無効にすることを許可された者であることを示す無効情報が記録された無線タグからなる管理者タグと、前記管理者タグに記録された前記無効情報及び前記禁止情報を共に読み取る無線タグリーダと、前記無効情報に基づいて前記警告動作の無効制御を行う制御部と、により構成され、
    前記無線タグリーダが、前記禁止情報のみを読み取った場合には前記警告手段が警告動作を行い、前記禁止情報及び前記無効情報を読み取った場合には前記制御部が前記警告手段の警告動作を無効にする、
    ことを特徴とする請求項1に記載の防犯システム。
  3. 前記警告無効化手段は、前記警告手段による警告動作を無効にすることを許可された者であることを示す無効情報が記録された接触又は非接触ICカードと、そのICカードを読み取るカードリーダと、前記無効情報に基づいて前記警告手段の警告動作の無効制御を行う制御部と、により構成され、
    前記無線タグリーダが前記禁止情報を読み取り、かつ前記ICカードが前記無効情報を読み取らない場合には前記警告手段が警告動作を行い、前記無線タグリーダが前記禁止情報を読み取り、かつ前記ICカードが前記無効情報を読み取った場合には前記制御部が前記警告手段の警告動作を無効にする、
    ことを特徴とする請求項1に記載の防犯システム。
  4. 前記警告無効化手段は、前記物品タグが貼付された物品を有する者の生体情報を読み取る生体情報読取手段と、前記生体情報読取手段が読み取った生体情報に基づいて前記物品の持ち出しを許可された者を認証する認証手段と、前記認証手段の認証結果に基づいて前記警告動作の無効制御を行う制御部と、により構成され、
    前記無線タグリーダが前記禁止情報を読み取り、かつ前記認証手段が認証しない場合には前記警告手段が警告動作を行い、前記無線タグリーダが前記禁止情報を読み取り、かつ前記認証手段が認証した場合には前記制御部が前記警告手段の警告動作を無効にする、
    ことを特徴とする請求項1に記載の防犯システム。
  5. 前記物品タグが貼付された物品を有する者の存在を検知する第一検知センサと、その第一検知センサから所定距離離れた場所に設置され、かつ前記物品タグが貼付された物品を有する者の存在を検知する第二検知センサと、を更に備え、
    前記警告無効化手段は、前記第一検知センサが前記物品を有する者の存在を検知すると前記警告動作を無効にし、前記第二検知センサが前記物品を有する者の存在を検知すると前記警告動作の無効を解除する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一つに記載の防犯システム。
  6. 前記警告無効化手段が、警告動作を無効にしてからの経過時間を計測する計時手段を更に備え、
    前記計時手段が所定時間を経過したことを計測すると、前記警告無効化手段の動作無効を解除する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一つに記載の防犯システム。
  7. 物品に貼付され、その物品の持ち出しを禁止する禁止情報が記録された無線タグからなる物品タグと、前記物品タグから前記禁止情報を読み取る無線タグリーダと、前記無線タグリーダが前記禁止情報を読み取ると警告動作を行う警告手段と、前記警告動作が不要な場合に、前記無線タグリーダが前記禁止情報を読み取る処理を妨げることなく、前記無線タグリーダが読み取った前記禁止情報に基づく前記警告手段の警告動作を無効にする警告無効化手段と、を備えた防犯システムで実行される誤作動防止方法であって、
    前記無線タグリーダが、物品に貼付された前記物品タグから前記禁止情報を読み取るステップと、
    前記警告動作が不要な場合に、前記無線タグリーダが前記禁止情報を読み取る処理を妨げることなく、前記無線タグリーダが読み取った前記禁止情報に基づく前記警告手段の警告動作を前記警告無効化手段が無効にするステップと、
    を含むことを特徴とする誤作動防止方法。
  8. 物品に貼付され、その物品の持ち出しを禁止する禁止情報が記録された無線タグからなる物品タグと、前記物品タグから前記禁止情報を読み取る無線タグリーダと、前記無線タグリーダが前記禁止情報を読み取ると警告動作を行う警告手段と、前記警告動作が不要な場合に、前記無線タグリーダが前記禁止情報を読み取る処理を妨げることなく、前記無線タグリーダが読み取った前記禁止情報に基づく前記警告手段の警告動作を無効にする警告無効化手段と、演算装置と、を備えた防犯システムで実行される誤作動防止プログラムであって、
    前記無線タグリーダが、物品に貼付された前記物品タグから前記禁止情報を読み取るステップと、
    前記警告動作が不要な場合に、前記無線タグリーダが前記禁止情報を読み取る処理を妨げることなく、前記無線タグリーダが読み取った前記禁止情報に基づく前記警告手段の警告動作を前記警告無効化手段が無効にするステップと、
    を前記演算装置に実行させることを特徴とする誤作動防止プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009070259A (ja) * 2007-09-14 2009-04-02 Toshiba Corp 医用機具管理システム
JP2010041475A (ja) * 2008-08-06 2010-02-18 Micro Talk Systems Corp 無線タグ管理システム
JP2015210692A (ja) * 2014-04-28 2015-11-24 イノウク株式会社 利用者通行認証ゲート
JP2017016380A (ja) * 2015-07-01 2017-01-19 株式会社デンソー 防犯装置
JP2018055460A (ja) * 2016-09-29 2018-04-05 Nttテクノクロス株式会社 監視装置、検出方法及びプログラム

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