JP2018022320A - 入退場管理システム - Google Patents

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裕治 平林
長谷川 実
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Abstract

【課題】特定のエリアの入退場管理を非常に簡便に行うことが可能となる入退場管理システムを提供する。【解決手段】本発明に係る入退場管理システム1は、管理対象エリアの入退場ゲートにおける利用者の入退場を管理する入退場管理システム1において、管理対象エリア外側に設けられ、利用者の進行方向を検知する第1通過センサ30と、管理対象エリア内側に設けられ、利用者の進行方向を検知する第2通過センサ34と、前記第1通過センサと前記第2通過センサとの間に設けられ、利用者の画像データを取得する撮像部と、前記第1通過センサ30と前記第2通過センサ34による検知に基づく入退判定と、前記撮像部で取得される画像データによる顔認証結果とを記録する入退場履歴データベース12と、有することを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、建設工事現場などにおける入退場ゲートでの作業員の入退場を管理する入退場管理システムに関する。
例えば、建設工事現場などへの作業員の入退場管理を、非接触型IC(Integrated Circuit)カードのような認証情報記録媒体を用いて行うことが提案されている。
例えば、特許文献1(特開2015−149002号公報)には、特定のエリアへの入退場を管理する入退場管理装置であって、前記特定のエリアへの入退場が可能な利用者を示す利用者情報を含む認証情報記録媒体から、当該利用者情報を含む信号を、特定のエリア側および前記特定のエリアとは異なる他のエリア側の両側から受信するアンテナと、前記認証情報記録媒体が、前記アンテナに対し、前記特定のエリア側または前記他のエリア側の何れの方向から近接したのかを検知する、近接方向検知部材と、前記アンテナが受信した信号に含まれる前記利用者情報に基づいて、利用者の認証を行う認証手段と、前記認証手段によって認証された利用者の前記利用者情報と、前記近接方向検知部材が検知した方向とに基づいて、前記利用者に対する前記特定のエリアへの入退場を管理する入退場管理手段と、を備えた入退場管理装置が開示されている。
特開2015−149002号公報
しかしながら、ICカードを利用者が保持することで入退場を管理する従来の方法では、ICカードの発行に手間とコストがかかる、といった問題、さらに手間やコストをかけてICカードを発行したとしても、ICカードの常時携帯や紛失防止などのICカードの管理を利用者に徹底することは難しい、という問題もあった。
また、前記従来の方法では、利用者がICカードを他人に貸し出すことで、なりすましによる入退場が可能となってしまう、といった根本的な問題もあった。
この発明は、上記課題を解決するものであって、本発明に係る入退場管理システムは、管理対象エリアの入退場ゲートにおける利用者の入退場を管理する入退場管理システムにおいて、管理対象エリア外側に設けられ、利用者の進行方向を検知する第1通過センサと、管理対象エリア内側に設けられ、利用者の進行方向を検知する第2通過センサと、前記第1通過センサと前記第2通過センサとの間に設けられ、利用者の画像データを取得する撮像部と、前記第1通過センサと前記第2通過センサによる検知に基づく入退判定と、前記撮像部で取得される画像データによる顔認証結果とを記録する記録部と、有することを特徴とする。
また、本発明に係る入退場管理システムは、前記第1通過センサと前記第2通過センサは、それぞれ2つの光学センサ対からなることを特長とする。
また、本発明に係る入退場管理システムは、前記撮像部が設けられているエリアにおける利用者の存否を報知する表示灯を有することを特長とする。
また、本発明に係る入退場管理システムは、前記撮像部が設けられているエリアにおける利用者の存否に基づいて点滅する照明装置が設けられることを特長とする。
また、本発明に係る入退場管理システムは、管理対象エリア内側に進入を制御するためのトライポッドゲートが設けられることを特長とする。
本発明に係る入退場管理システムは、前記第1通過センサと前記第2通過センサによる検知に基づく入退判定と、前記撮像部で取得される画像データによる顔認証結果とを記録する記録部と、有するので、このような本発明に係る入退場管理システムによれば、ICカードを発行する手間やコストを要したり、ICカードの管理を利用者に徹底したりすることなく、対象となるエリアの入退場管理を非常に簡便に行うことが可能となる。
また、本発明に係る入退場管理システムによれば、利用者がICカードを他人に貸し出すことで、なりすましによる入退場が可能となってしまうような事態を防ぐことができる。
また、本発明に係る入退場管理システムによれば、顔認証に登録している利用者と登録していない未登録の利用者の動向を通過センサで検知することにより、入退場時の不審者を監視・記録できる。
また、本発明に係る入退場管理システムによれば、顔認証に登録していない未登録の新規利用者の状況を顔認識で事前に把握でき、その場で利用者登録ができる。
また、本発明に係る入退場管理システムによれば、入退場時に顔認証した顔画像データを記録しておくことで、顔画像データの時系列の変化を把握できるので、例えば、利用者の体調(健康)管理にも役立たせることができる。
本発明の実施形態に係る入退場管理システム1の概要を示す図である。 本発明の実施形態に係る入退場管理システム1で用いる顔画像データベースのデータ構造の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る入退場管理システム1における利用者の入場の典型例を示す図である。 本発明の実施形態に係る入退場管理システム1の入退判定処理のフローチャートを示す図である。 入退判定処理で参照するテーブルを示す図である。 本発明の実施形態に係る入退場管理システム1の顔認証処理のフローチャートを示す図である。 本発明の実施形態に係る入退場管理システム1の入退場履歴記録処理のフローチャートを示す図である。 入退パターンを決めるためのテーブルを示す図である。 本発明の実施形態に係る入退場管理システム1で用いる入退場履歴データベース12のデータ構造の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る入退場管理システム1の顔画像データベース新規登録処理のフローチャートを示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の実施形態に係る入退場管理システム1の概要を示す図である。本発明に係る入退場管理システム1は、例えば建設工事現場などの管理対象エリアの入退場のゲート5において、作業員などの利用者の入退場を管理するものである。
また、ゲート5は、建設工事現場などの管理対象エリア内と、管理対象エリア外との間に設置され、入退場しようとする利用者(例えば、管理対象エリアを建設工事現場とすると、作業員や納入業者など)がゲート5間を通過することが想定されるものである。また、図1において、ゲート5周辺に設置されている構成については平面図として記載されている。
なお、本実施形態においては、ゲート5を1つ設ける例に基づいて説明するが、管理対象エリアの内と外との間に、ゲート5を複数設けるようにしてもよい。その場合でも、入退場管理システム1の処理・動作は本実施形態で説明するものと同様とすることができる。
本発明に係る入退場管理システム1は、管理対象エリア外側に設けられ、利用者が通過する時の進行方向を検知する第1通過センサ30を有している。管理対象エリア外側の第1通過センサ30は、第1光学センサ対31及び第2光学センサ対32とから構成されている。
また、本発明に係る入退場管理システム1は、管理対象エリア内側に設けられ、利用者が通過する時の進行方向を検知する第2通過センサ34を有している。管理対象エリア内側の第2通過センサ34は、第3光学センサ対35及び第4光学センサ対36とから構成されている。
いずれの光学センサ対も、発光素子と受光素子とから構成されている。発光素子からの発光を、受光素子が基本的に常時受光しており、受光が遮られることを検知すると、利用者が通過してものとして判定するようになっている。また、通過センサは、2つの光学センサ対による遮光タイミングのずれを検知することで、利用者の進行方向を検知するようになっている。
本発明に係る入退場管理システム1が設置されるゲート5においては、第1通過センサ30、第2通過センサ34によって、図中の「入場方向」又は「退場方向」のいずれかの方向が検知される。第1通過センサ30、第2通過センサ34で取得される検知データは、撮像機能付きタブレット型端末20やサーバー10などの情報処理装置に転送されるようになっている。
第1通過センサ30と第2通過センサ34との間の空間は、入退場管理システム1を通過する利用者が顔認証を行うための顔画像データを取得するための空間である。本実施形態では、入退場管理システム1を通過しようとする利用者の顔画像データを、ゲート5に取り付けた撮像機能付きタブレット型端末20によって取得している。しかしながら、利用者の顔画像データを取得することができれば、撮像機能付きタブレット型端末20に限定されず、任意の画像データ取得手段を用いることができる。また、撮像機能付きタブレット型端末20によって取得された顔画像データはサーバー10に送信されるようになっている。
利用者の顔画像データを取得する空間においては、利用者の存否を検知する人感センサ41が設けられており、この人感センサ41が利用者の存在を検知すると照明装置42が点灯するようになっている。これにより、夜間においても、利用者の鮮明な顔画像データを取得することができる。
サーバー10は、撮像機能付きタブレット型端末20にデータを送信すると共に、撮像機能付きタブレット型端末20から転送されてくるデータ、或いは、第1通過センサ30や第2通過センサ34から検知データを受信、収集して解析を行い、履歴を記録したり、記録した情報を表示したりすることができるようになっている。サーバー10としては、データ処理機能、通信機能、データ記憶機能などを有する汎用のものを用いることができる。
サーバー10の記憶装置には、少なくとも、顔画像データベース11、入退場履歴データベース12の2つのデータベースが記録されている。
顔画像データベース11は、利用者の顔画像データと、利用者に関連するデータとが関連付けられてデータベース化されたものである。図2は本発明の実施形態に係る入退場管理システム1で用いる顔画像データベースのデータ構造の一例を示す図である。図2に示すように、顔画像データベースのデータには、固有の「ID」データ、利用者の「氏名」データ、利用者の既登録の「顔画像データ」が記録されている。
サーバー10は、顔画像データベース11に記録されている顔画像データと、撮像機能付きタブレット型端末20によって取得される顔画像データとに基づいて、顔認証を行う。
また、入退場履歴データベース12は、本発明に係る入退場管理システム1が設置されるゲート5の通過履歴に係るデータベースである。この入退場履歴データベース12が、利用者によるゲート5の入退状況に伴い記録・更新される記録部となる。
第2通過センサ34より、さらに管理対象エリアよりには、トライポッドゲート50が設けられている。このトライポッドゲート50は、サーバー10と通信可能に接続しておくことができる。例えば、サーバー10において顔認証が成功したときにのみ、サーバー10はトライポッドゲート50に対して制御信号を送信し、トライポッドゲート50のバーのロックを解除して、利用者を通過可能とするように構成することができる。しかしながら、このように構成することは必ずしも、本発明に係る入退場管理システム1においては必須の要件ではない。
第1表示灯61及び第2表示灯62は、ゲート5内の顔画像データを取得する空間に誰もおらずゲート5に進入可能であるか、或いは、当該空間に既に利用者がおり進入不可能であるかを、ゲート5外にいる利用者に報知するための表示灯である。本実施形態では、表示灯としてパトランプを用いるようにしたが、ディスプレイなどのその他の報知・表示手段を用いるようにしてもよく、要は、第1表示灯61及び第2表示灯62は、ゲート5外にいる利用者に前記空間における利用者の存否を報知し得る構成であればどのようなものを用いても構わない。
また、前記空間における利用者の存否の検知には、第1通過センサ30及び第2通過センサ34による検知データを用いても構わないし、人感センサ41による検知結果を用いても構わないし、或いは、撮像機能付きタブレット型端末20の画像データなどを利用する方法などの他の検知方法を用いるようにしてもよい。
以上のように構成される入退場管理システム1における利用者の入場の典型例を、図3を参照して説明する。
図3(A)は、管理エリア対象外の利用者Pが、第1表示灯61における表示が「進入可」を意味する表示であることを確認して第1通過センサ30を通過している様子を示している。このとき、第1通過センサ30は、第1回目の検知として、利用者Pが入場方向に進入していることを検知し、当該検知データがサーバー10に送信される。
図3(B)は、利用者Pが、顔画像データを取得する空間においては、撮像機能付きタブレット型端末20によって、顔画像データを撮像する様子を示している。このとき、人感センサ41が利用者Pの存在を検知し照明装置42が点灯される。撮像機能付きタブレット型端末20によって、取得された顔画像データはサーバー10に送信される。また、図3(B)においては、第1表示灯61及び第2表示灯62における表示は、「進入不可」を意味する表示となる。
図3(C)は、利用者Pが第2通過センサ34を通過し、さらに、トライポッドゲート50も通過し、管理対象エリア内に入った様子を示している。第2回目の検知として、第2通過センサ34は、利用者Pが入場方向に進入していることを検知し、当該検知データがサーバー10に送信される。また、顔画像データを取得する空間に人がいないので、図3(C)においては、第1表示灯61及び第2表示灯62における表示は、「進入可」を意味する表示となる。
ところで、管理対象エリアに設けられるゲート5においては、図3に示すような典型的な入場パターンだけが発生するわけではなく、例えば、管理対象エリア外から、顔画像データを取得する空間に一端入場したが、そのまま、管理対象エリア内に入場せず、再び管理対象エリア外へと退場してしまうようなパターンも発生し得る。また、ゲート5において、顔画像データによる認証が成功しないままに、管理対象エリア内に入場するようなパターンも発生し得る。
本発明に係る入退場管理システム1においては、これらのようなイレギュラーなパターンも管理履歴として残すようにすることも一つの特徴点となっている。
以下、種々の入退場パターンを管理するための、本発明に係る入退場管理システム1のアルゴリズムについて説明する。まず、本発明に係る入退場管理システム1において、利用者がどのようなパターンでゲートを通過したかを判定する入退判定処理について説明する。
図4は本発明の実施形態に係る入退場管理システム1の入退判定処理のフローチャートを示す図である。以下、「第1回目の検知」や「第2回目の検知」などについて説明するが、この場合の「第1回」や「第2回」とは、着目している利用者の、ゲート5への進入のタイミングと、ゲート5からの進出のタイミングとに相当する。
図4において、ステップS100で、入退判定処理のフローチャートが開始されると、続いて、ステップS101に進み、ゲート5に入場してきた、着目するある1人の利用者について、第1回目の検知を行ったときにおける情報を取得する。すなわち、第1回目の検知が行われた通過センサが、第1通過センサ30又は第2通過センサ34のいずれのセンサであるかに係る情報と、検知された利用者の進行方向に係る情報を取得する。
続く、ステップS102では、ステップS101で検知したときと同じ利用者について、第2回目の検知を行ったときにおける情報を取得する。すなわち、第2回目の検知が行われた通過センサが、第1通過センサ30又は第2通過センサ34のいずれのセンサであるかに係る情報と、検知された利用者の進行方向に係る情報を取得する。
次のステップS103では、テーブルを参照する。図5は入退判定処理のステップS103で参照するテーブルを示す図である。続く、ステップS104では、取得情報とテーブルとから、入退判定結果を取得する。
図5に示すようなテーブルを参照することにより、例えば、ステップS101で、通過センサとして「第1通過センサ30」を、また、方向として「入場方向」を取得し、ステップS102で、通過センサとして「第2通過センサ34」を、また、方向として「入場方向」を取得していたとすると、入退判定が「入場」となる。
図5に示すように、通過センサの種別、及び、通過センサで検知した利用者の進行方向によって、「入場」、「退場」、「未入場」、「未退場」の4つの入退判定がなされる。
ステップS105では、入退判定処理を終了する。
本発明に係る入退場管理システム1においては、上記のような入退判定処理によって、利用者毎の入退場履歴に記録する入退パターンを得ることができる。
続いて、入退判定処理が行われた利用者と同じ利用者による顔認証が成功したか否かを判定する処理が実行される。図6は本発明の実施形態に係る入退場管理システム1の顔認証処理のフローチャートを示す図である。
ステップS200で、顔認証処理が開始されると、続く、ステップS201では、先の着目している利用者が撮像機能付きタブレット型端末20によって撮像した顔画像データを取得する。
ステップS202では、顔画像データベース11に登録されている顔画像データと、ステップS201で取得された顔画像データとを照合する。なお、顔画像データ同士を照合する際の顔認証技術としては、従来周知のものを適宜採用することができる。
ステップS203では、照合の結果、顔画像データ同士が一致した否かが判定される。ステップS203における結果がYESであればステップS204で認証したものとして処理し、当該結果がNOであればステップS205で未認証であるものとして処理する。ステップS206で、顔認証処理を終了する。
次に、以上のような「入退場判定処理」の結果と「顔認証処理」の結果、そして、入退場形態のカテゴリーである「入退場分類」を記録する入退場履歴記録処理について説明する。図7は本発明の実施形態に係る入退場管理システム1の入退場履歴記録処理のフローチャートを示す図である。
図7において、ステップS300で入退場履歴記録処理を開始すると、続いて、ステップS301で、入退判定処理(図4のフローチャート)の結果を取得し、ステップS302で、顔認証処理(図6のフローチャート)の結果を取得する。
続くステップS303では、テーブルを参照し、入退場分類を取得する。図8は入退場分類を決めるためのテーブルを示す図である。図8を参照すると、例えば、入退判定結果が「入場」で、顔認証結果が「認証」であると、入退場分類を「正常」にカテゴライズする。また、例えば、入退判定結果が「入場」で、顔認証結果が「未認証」であると、入退場分類を「不審」にカテゴライズする。
ステップS304では、入退判定処理の結果、顔認証処理の結果、入退場分類を、入退場履歴データベースに記録する。図9は本発明の実施形態に係る入退場管理システム1で用いる入退場履歴データベース12のデータ構造の一例を示す図である。このような入退場履歴データベースは、サーバー10のハードディスクなどの記憶装置(不図示)に記録される。
図9に示すように、入退場履歴データベース12には少なくとも、入退場履歴が取得された「日時」の項目、また認証が成功した場合には顔画像データベース11に登録されている「ID,氏名(認証の場合)」の項目、「入退判定」の結果の項目、「認証/非認証」の結果の項目、及び、認証用にゲート5における撮像機能付きタブレット型端末20で取得した「顔画像データ」、「入退場分類」の項目が記録される。
ステップS304では、入退場履歴記録処理を終了する。
このように、本発明に係る入退場管理システム1が、ゲート5において利用者の入退場を管理することで、入退場履歴データベース12の記録が自動的に更新されていくこととなり、ICカード等を用いることなく、利用者の入退場の履歴を簡便に残すことができる。
以上のような本発明に係る入退場管理システム1は、前記第1通過センサ30と前記第2通過センサ34による検知に基づく入退判定と、前記撮像部で取得される画像データによる顔認証結果とを記録する記録部(入退場履歴データベース12)と、有するので、このような本発明に係る入退場管理システム1によれば、ICカードを発行する手間やコストを要したり、ICカードの管理を利用者に徹底したりすることなく、対象となるエリアの入退場管理を非常に簡便に行うことが可能となる。
また、本発明に係る入退場管理システム1によれば、利用者がICカードを他人に貸し出すことで、なりすましによる入退場が可能となってしまうような事態を防ぐことができる。
また、本発明に係る入退場管理システム1によれば、顔認証に登録している利用者と登録していない未登録の利用者の動向を通過センサで検知することにより、入退場時の不審者を監視・記録できる。
また、本発明に係る入退場管理システム1によれば、顔認証に登録していない未登録の新規利用者の状況を顔認識で事前に把握でき、その場で利用者登録ができる。
また、本発明に係る入退場管理システム1によれば、入退場時に顔認証した顔画像データを、入退場管理システム1に記録しておくことで、顔画像データの時系列の変化を把握できるので、例えば、利用者の体調(健康)管理にも役立たせることができる。
さて、これまで説明していなかったが、予め顔画像データベース11に登録がされていない利用者については、撮像機能付きタブレット型端末20によって利用者の顔画像データを取得する空間で、顔画像データベース11を新規に登録するように構成することが好ましい。
そこで、次に顔画像データベース11の新規登録の処理について説明する。このような処理において、撮像やデータ入力は撮像機能付きタブレット型端末20によって実行され、顔画像データベース11の登録についてはサーバー10によって実行されることが想定される。
図10は本発明の実施形態に係る入退場管理システム1の顔画像データベース新規登録処理のフローチャートを示す図である。
図10において、ステップS400で、顔画像DB新規登録処理が開始されると、続く、ステップS401では、撮像機能付きタブレット型端末20によって顔画像データが取得される。次のステップS402では、撮像機能付きタブレット型端末20によって利用者の氏名等を入力する。
ステップS403では、新たな固有のIDを生成・付与して、ステップS404では、顔画像データベース11に新規に登録を行い、ステップS405で顔画像DB新規登録処理を終了する。
このような顔画像データベース新規登録処理によれば、予め顔画像データベース11に登録していないような利用者についても、本発明に係る入退場管理システム1によって、入退場管理を開始することが可能となる。
1・・・入退場管理システム
5・・・ゲート
10・・・サーバー
11・・・顔画像データベース
12・・・入退場履歴データベース
20・・・撮像機能付きタブレット型端末
30・・・第1通過センサ
31・・・第1光学センサ対
32・・・第2光学センサ対
34・・・第2通過センサ
35・・・第3光学センサ対
36・・・第4光学センサ対
41・・・人感センサ
42・・・照明装置
50・・・トライポッドゲート
61・・・第1表示灯
62・・・第2表示灯

Claims (5)

  1. 管理対象エリアの入退場ゲートにおける利用者の入退場を管理する入退場管理システムにおいて、
    管理対象エリア外側に設けられ、利用者の進行方向を検知する第1通過センサと、
    管理対象エリア内側に設けられ、利用者の進行方向を検知する第2通過センサと、
    前記第1通過センサと前記第2通過センサとの間に設けられ、利用者の画像データを取得する撮像部と、
    前記第1通過センサと前記第2通過センサによる検知に基づく入退判定と、前記撮像部で取得される画像データによる顔認証結果とを記録する記録部と、有することを特徴とする入退場管理システム。
  2. 前記第1通過センサと前記第2通過センサは、それぞれ2つの光学センサ対からなることを特長とする請求項1に記載の入退場管理システム。
  3. 前記撮像部が設けられているエリアにおける利用者の存否を報知する表示灯を有することを特長とする請求項1又は請求項2に記載の入退場管理システム。
  4. 前記撮像部が設けられているエリアにおける利用者の存否に基づいて点滅する照明装置が設けられることを特長とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の入退場管理システム。
  5. 管理対象エリア内側に進入を制御するためのトライポッドゲートが設けられることを特長とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の入退場管理システム。
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