JP2007009643A - 出入管理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、利用者の顔画像の取得精度を高めて、セキュリティ性を向上させることができる出入管理装置を得ることを目的とするものである。
【解決手段】コントローラ1には、カメラ2、カードリーダ部3、電気錠4、及び報知手段としての顔検出ランプ5が接続されている。コントローラ1には、ID情報とID情報に対応した出入管理情報とが登録されている。コントローラ1は、カメラ2により撮影された画像情報における利用者の顔画像の有無の判断結果とカードリーダ部3から受けたID情報と出入管理情報とに応じて電気錠4を施錠・解錠させるとともに顔検出ランプ5を点灯・消灯させて、利用者の出入管理を行う。
【選択図】図1
【解決手段】コントローラ1には、カメラ2、カードリーダ部3、電気錠4、及び報知手段としての顔検出ランプ5が接続されている。コントローラ1には、ID情報とID情報に対応した出入管理情報とが登録されている。コントローラ1は、カメラ2により撮影された画像情報における利用者の顔画像の有無の判断結果とカードリーダ部3から受けたID情報と出入管理情報とに応じて電気錠4を施錠・解錠させるとともに顔検出ランプ5を点灯・消灯させて、利用者の出入管理を行う。
【選択図】図1
Description
この発明は、ID情報を用いて特定区域への出入管理を行う出入管理装置に関するものである。
従来の入退室管理装置は、利用者のIDカードをカードリーダ部が読み込むことにより電気錠を解錠させて所定エリア内への入退室管理を行っていた。そして、カードリーダ部のID情報読込時における利用者の画像情報をCCDカメラから取得し、メモリに保存していた(例えば、特許文献1参照)。
上記のような従来の入退室管理装置は、CCDカメラとカードリーダ部との動作上の直接の関連が無いため、盗難及び偽造IDカード等を用いる悪意を持つ利用者には、下を向かれたり覆面を被られたりすることにより顔を隠されてしまい、利用者の顔を画像上で特定することが困難な場合があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、利用者のID情報に対応した出入管理を行う場合に、セキュリティ性を向上させることができる出入管理装置を得ることを目的とする。
この発明に係る出入管理装置は、利用者の画像を撮影するカメラ、及びカメラから得た画像情報から利用者の顔画像の有無を判断するとともに、利用者により入力されたID情報と利用者の顔画像の有無に応じて利用者の出入管理を行うコントローラを備えている。
この発明の出入管理装置は、カメラから得た利用者の画像情報からコントローラが利用者の顔画像の有無を判断し、利用者の顔画像の有無と利用者から入力されたID情報とに応じて出入管理を行うことにより、利用者の顔画像の取得精度を高めて、セキュリティ性を向上させることができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による出入管理装置を示すブロック図である。コントローラ1には、カメラ2、カードリーダ部3、電気錠4、及び報知手段としての顔検出ランプ5が接続されている。コントローラ1には、ID情報とID情報に対応した出入管理情報とが登録されている。コントローラ1は、カメラ2が撮影した利用者の画像情報を受けて、画像情報から利用者の顔画像の有無を判断し顔画像を選択的に記録する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による出入管理装置を示すブロック図である。コントローラ1には、カメラ2、カードリーダ部3、電気錠4、及び報知手段としての顔検出ランプ5が接続されている。コントローラ1には、ID情報とID情報に対応した出入管理情報とが登録されている。コントローラ1は、カメラ2が撮影した利用者の画像情報を受けて、画像情報から利用者の顔画像の有無を判断し顔画像を選択的に記録する。
また、コントローラ1は、カードリーダ部3により利用者が所持するIDカード6が検出されるかどうかを監視するとともに、カードリーダ部3を介してIDカード6からID情報を取得する。さらに、コントローラ1は、利用者の顔画像の有無の判断結果とID情報と出入管理情報とに応じて電気錠4を施錠・解錠させるとともに顔検出ランプ5を点灯・消灯させる。ここで、電気錠4は、対象となる管理領域の出入口のドアに設けられている。顔検出ランプ5は、コントローラ1により利用者の顔が認識されたかどうかを利用者に知らせる。
図2は、図1のコントローラ1に登録された出入管理情報の一例を示す説明図である。この例では、ID毎に通行許可パラメータと顔画像検出要求パラメータとがそれぞれ設定されている。通行許可パラメータは、出入口の通行を許可するかどうかを設定するパラメータである。顔画像検出要求パラメータは、出入口を通行する際に、利用者の顔画像が必要であるかどうかを設定するパラメータである。
また、顔画像検出要求パラメータは、時間帯によって異なる設定とすることができる。例えば、図2では、ID情報001234について、9時〜20時の時間帯は、顔画像検出要求パラメータが「不要」に設定され、その他の時間帯は、顔画像検出要求パラメータが「必要」に設定されている。
次に、動作について説明する。図3は、図1のコントローラ1の動作を示すフローチャートである。コントローラ1は、カメラ2から受けた画像情報に利用者の顔画像が含まれているかどうかを監視する(ステップS101)。ここで、コントローラ1が利用者の顔画像を検出した場合、コントローラ1は、顔検出ランプ5を点灯させる(ステップS102)。一方、コントローラ1が利用者の顔画像を検出しなかった場合、コントローラ1は、顔検出ランプ5の消灯状態を維持、又は顔検出ランプ5を消灯させる(ステップS103)。
また、コントローラ1は、カードリーダ部3がIDカード6を検出したかどうかを監視する(ステップS104)。カードリーダ部3がIDカード6を検出した場合、コントローラ1は、IDカード6の検出とほぼ同時にID情報を取得する。(ステップS105)。一方、カードリーダ部3がIDカード6を検出していない場合、コントローラ1は、利用者の顔画像及びIDカード6の検出待ち状態で待機する。
コントローラ1は、ID情報を取得すると、出入管理情報から取得したID情報に対応する顔画像検出要求パラメータを確認する(ステップS106)。ここで、顔画像検出要求パラメータが「不要」と設定されている場合、コントローラ1は、通行許可判定(ステップS110)へと移行する。一方、顔画像検出要求パラメータが「必要」と設定されている場合、コントローラ1は、既に(ステップS101の段階で)利用者の顔画像が検出されているかを判断する(ステップS107)。
ここで、既に利用者の顔画像が検出されている場合、コントローラ1は、利用者の顔画像を記録し(ステップS109)、通行許可判定(ステップS110)へと移行する。
また、利用者の顔画像が検出されていない場合、コントローラ1は、顔検出ランプ5を点滅させ、利用者に顔画像が検出されていないことを知らせて顔画像検出を促す(ステップS108)。そして、コントローラ1は、利用者の顔画像及びIDカード6の検出待ち状態へと移行する。
また、利用者の顔画像が検出されていない場合、コントローラ1は、顔検出ランプ5を点滅させ、利用者に顔画像が検出されていないことを知らせて顔画像検出を促す(ステップS108)。そして、コントローラ1は、利用者の顔画像及びIDカード6の検出待ち状態へと移行する。
通行許可判定(ステップS110)において、コントローラ1は、出入管理情報を参照し、取得したID情報の通行許可パラメータの設定を確認する。ここで、取得したID情報の通行許可パラメータが「許可」と設定されている場合、コントローラ1は、電気錠4を解錠させる(ステップS111)。そして、コントローラ1は、ドアが一度開閉されるか、一定時間経過するか、又は一人が出入口を通過したことを確認すると、電気錠4を施錠させ、利用者の顔画像及びIDカード6の検出待ち状態へと移行する。
一方、取得したID情報の通行許可パラメータが「不許可」と設定されている場合、コントローラ1は、利用者の通行を拒むため電気錠4の施錠状態を維持させて、利用者の顔画像及びIDカード6の検出待ち状態へと移行する。
ここで、コントローラ1は、演算処理部(CPU)、記憶部(ROM、RAM及びハードディスク等)及び信号入出力部を持ったコンピュータ(図示せず)により構成することができる。そして、図3の動作は、コントローラ1のコンピュータにより実現することができる。
上記のような出入管理装置では、コントローラ1が利用者の顔画像の有無とID情報に応じて出入管理を行い、ID情報や時間等の必要に応じて、利用者の顔画像を確実に記録することができるため、利用者の顔画像の取得精度を高めて、セキュリティ性を向上させることができる。
また、例えば図2のID情報002345のように、顔画像検出要求パラメータを「必要」に設定しつつ、通行許可パラメータを「不許可」に設定することも可能である、これにより、例えば盗難等により無効となったIDカードの所持者が管理領域に侵入しようとした場合に、出入口の通行を拒否しつつ、無効IDカードの所持者の顔画像の取得を図ることができる。
なお、実施の形態1では、利用者からのID情報の入力にカードリーダ部3を用いたが、ID情報を記録させた鍵、非接触式ICカード及びICタグ等の読込装置を用いてもよい。また、ID情報の入力として、例えば暗証番号の入力装置など、利用者が記憶するID情報を利用者により入力させる装置を用いてもよい。さらに、ID情報の入力として、指紋、静脈、声紋及び虹彩等の生体の特徴を読み取る装置を用いてもよい。
さらにまた、複数の出入管理装置を組み合わせて使用した場合に、出入管理装置毎及びID情報毎にセキュリティレベルを設定し、同一ID情報でもエリア及びセキュリティレベルに応じて出入管理が異なるように設定してもよい。
1 コントローラ、2 カメラ、4 電気錠、5 顔検出ランプ(報知手段)。
Claims (4)
- 利用者の画像を撮影するカメラ、及び
上記カメラから得た画像情報から利用者の顔画像の有無を判断するとともに、利用者により入力されたID情報と上記顔画像の有無とに応じて利用者の出入管理を行うコントローラ
を備えていることを特徴とする出入管理装置。 - 上記コントローラには、ID情報に対応した出入管理情報が登録されており、上記出入管理情報には、利用者の顔画像が出入管理に必要かどうかを判断するための情報と、入力されたIDが管理領域の通行を許可されているかどうかを判断するための情報とが含まれていることを特徴とする請求項1に記載の出入管理装置。
- 上記コントローラは、上記管理領域の出入口に設けられた電気錠を施錠・解錠することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の出入管理装置。
- 上記コントローラによる利用者の顔画像の有無の判断結果を利用者に知らせる報知手段をさらに備えていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の出入管理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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