JP2020045684A - スマートロック連動システム - Google Patents
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例えば、特許文献1では、宿泊施設のドアにスマートロック装置を取り付けて、宿泊者が携帯する携帯電話でスマートロック装置を解錠して入室可能としている。また、宿泊者の本人確認の方法として、宿泊者が携行する携帯電話で撮影した顔画像により認証する構成が開示されている。
しかしながら、一般住宅を民泊に使用する場合、ホテルのように利用者の確認ができないため、キーを使用して開ける玄関はキーを持っていれば誰でも開けることができてしまう。そのため、契約者以外は解錠できないシステムが望まれている。
但し、特許文献1の技術は、最初のチェックインの時に本人の顔認証を行うだけで、その後ドアを解錠する際には本人確認を行わないため、契約者以外の人物が契約者の携帯電話等を使用してスマートロック装置の解錠が可能であった。
この構成によれば、スマートロック装置を解錠動作させる携帯端末を携帯していても、顔認証を必要とするため、顔画像を登録した契約者以外は玄関扉を解錠できない。よって、契約者以外の人物が開けることはできず、契約者以外の人物の利用を防止でき、一般住宅を民泊に使用する際に宿泊者が管理し易くなる。
この構成によれば、解錠許可されたことが認証操作装置に表示されるため、契約者は安心して解錠操作できる。
この構成によれば、インターホン子機が認証操作装置を兼ねているため、別途認証操作装置を設ける必要がない。
この構成によれば、住戸管理者の管理端末にもカメラの撮像画像が送信されるため、管理者も住戸利用者を確認でき住戸の利用状況を管理し易い。
この構成によれば、解錠操作した人物の画像は保存されるため、利用者を管理でき住戸の利用履歴を管理し易い。
この構成によれば、顔認証されない状態で解錠操作したら、解錠できないことを報音されるメッセージにより解錠操作者はそれを認識でき、操作が間違っていることを把握できる。
この構成によれば、顔認証されない状態で解錠操作したら、解錠できないことを報音されるメッセージにより解錠操作者はそれを認識でき、操作が間違っていることを把握できる。。
この構成によれば、解錠の有無に関わらず一定時間が経過したらスマートロック装置の解錠動作が再び禁止されて解錠する際には顔認証が必要となる。よって、スマートロック装置をリセット等することなく高いセキュリティを維持できる。
また、インターホン子機1は、通信ネットワーク6を介してクラウドサーバ4と通信を行う。
まず、民泊として住戸を使用するにあたり、所定の手続きにより使用者は管理者と契約が成される。その際、使用者の顔画像が登録されてクラウドサーバ4に保存される。一方、使用者は自身の携帯電話3に、宿泊先の住戸の玄関扉のスマートロック装置2を解錠/施錠するためのアプリケーションを通信ネットワーク6を介してクラウドサーバ4からダウンロードしてインストールする。このアプリケーションのインストールにより、所定の操作でBluetooth(登録商標)に基づく近距離無線通信によるスマートロック装置2の解錠(或いは施錠)操作が可能となる。
尚、1つの住戸に対して複数の契約者が宿泊する場合には、複数の人物画像が登録される。
撮像画像を受信したクラウドサーバ4は、操作されたインターホン子機1に関連付けて登録されている契約者の画像と比較し、一致したら解錠許可信号をインターホン子機1に返信する。
但し、インターホン子機1の呼出ボタン11を1秒程度(3秒未満)の短い時間で押下操作すると、通常のインターホン動作を実施して呼出信号がインターホン親機等に送信される。
そして、インターホン子機1は、LED15を特定の発行動作、例えば点滅させて操作者に対して認証されてスマートロック装置2の解錠操作が可能となったことを通知する。
但し、インターホン子機1は、スマートロック装置2を解錠可能モードに移行させても、解錠操作の有無に関わらず、例えば60秒等一定時間が経過したら、スマートロック装置2を再び解錠禁止モードに戻す。また、解錠された電気錠21は、施錠操作を受けなくとも、10秒等の一定時間が経過したらスマートロックCPU28の制御により施錠される。
近距離通信部22が解錠信号を受信したスマートロック装置2は、自身が解錠禁止モードにあるため解錠動作はしないが、スマートロックCPU28の制御により、スピーカ24から例えば「インターホンを使って個人認証をしてください」のメッセージを報音させて、解錠操作者に対して認証操作を促す。尚、このメッセージはスマートロックCPU28に予め登録されている。
また、インターホン子機1のLED15の点滅等の通知動作により顔認証されたことを把握できるため、契約者は安心して解錠操作できるし、インターホン子機1が認証操作装置を兼ねているため、別途認証操作装置を設ける必要がない。
加えて、住戸の管理者が使用する携帯電話5にも認証操作したカメラ13の撮像画像が送信されるし、解錠操作した人物の画像はクラウドサーバ4に保存されるため、管理者は住戸利用者を確認でき住戸の利用状況及び利用履歴を管理し易い。
また、顔認証されない状態で解錠操作したら、報音されるメッセージにより解錠できないことを認識でき、解錠操作者は操作が間違っていることを把握できる。
そして、スマートロック装置2が解錠可能な状態となっても、解錠の有無に関わらず一定時間が経過したら、スマートロック装置2の解錠動作が再び禁止されて解錠する際には顔認証が必要となるため、スマートロック装置2をリセット等することなく高いセキュリティを維持できる。
また、上記スマートロック連動システムは、民泊に使用する住戸のスマートロック装置2の錠解除操作を説明したが、民泊に関わらず、ホテル等の宿泊施設に対しても適用できる。
更に、インターホン子機1の呼出ボタン11を長押しする特殊操作で顔認証を実施する構成を説明したが、インターホン子機1が無い場合は顔認証するためのカメラを備えた認証操作装置を玄関に設ければ良いし、インターホン子機1があっても別途認証操作装置を設けても良い。
また、管理者が使用する管理端末を携帯電話5としているが、画像表示機能をはじめ各種情報の表示機能及び通話機能を有していれば良く、パーソナルコンピュータを使用しても良いし、他のモバイル端末であっても良い。
Claims (8)
- 住戸の玄関扉に組み付けられて、特定の無線信号により前記玄関扉の施錠/解錠を実施するスマートロック装置と、
前記住戸の使用が許可された契約者が携帯し、前記スマートロック装置を施錠/解錠操作する前記特定の無線信号を送出する機能を備えた携帯電話と、
前記携帯電話による前記スマートロック装置の解錠操作を許可するための認証操作装置と、
前記契約者の顔画像が登録されており、解錠操作者を顔認証する管理サーバと、を有し、
前記認証操作装置は、住戸玄関に設置されており、前記玄関扉の解錠操作者の顔認証を行うための操作ボタン及びカメラを備え、前記操作ボタンが操作されたら前記カメラの撮像画像を前記管理サーバに送信し、
前記管理サーバは、受信した前記カメラの顔画像を登録されている契約者の顔画像と照合し、一致したら解錠許可信号を前記認証操作装置に返信し、
前記解錠許可信号を受信した前記認証操作装置は、前記スマートロック装置に対して解錠動作を許可し、
解錠動作が許可された前記スマートロック装置は、前記携帯電話から送信された前記特定の無線信号を受けて解錠動作し、前記玄関扉が解錠されることを特徴とするスマートロック連動システム。 - 前記認証操作装置は、前記管理サーバから解錠許可信号を受信したことを表示する表示部を有することを特徴とする請求項1記載のスマートロック連動システム。
- 前記認証操作装置が、居住者を呼び出して通話すためのインターホン子機に組み込まれて成り、
前記インターホン子機は、呼出ボタンに加えて訪問者を撮像するためのカメラを具備し、前記呼出ボタンが前記操作ボタンであり、前記呼出ボタンの特定の操作により、前記インターホン子機のカメラが顔認証用のカメラとして起動して、撮像画像が前記管理サーバに送信されることを特徴とする請求項1又は2記載のスマートロック連動システム。 - 前記認証操作装置は、前記操作ボタンの操作を受けて前記カメラの撮像画像を前記管理サーバに加えて、管理者が使用する管理端末にも送信することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のスマートロック連動システム。
- 前記管理サーバに送信された前記カメラの撮像画像は、前記管理サーバに保存されることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のスマートロック連動システム。
- 前記スマートロック装置は報音部を有し、解錠制御が許可されていない状態で、解錠動作させるための前記特定の無線信号を受信したら、前記報音部から顔認証を促す特定のメッセージを報音することを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載のスマートロック連動システム。
- 前記スマートロック装置は、解錠制御が許可されていない状態で、解錠動作させるための前記特定の無線信号を受信したら、前記特定の無線信号を受信したことを前記認証操作装置に通知し、
前記認証操作装置は、前記通知を受けて顔認証を促す特定のメッセージを報音することを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載のスマートロック連動システム。 - 前記認証操作装置より前記スマートロック装置に出される解錠制御の許可は、一定時間が経過したら無効となり再び解錠動作が禁止され、前記スマートロック装置は前記特定の無線信号を受けても解錠動作しないことを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載のスマートロック連動システム。
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- 2018-09-19 JP JP2018175194A patent/JP7105151B2/ja active Active
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