JP2009059222A - 防犯システム及び防犯方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】不審者を事前に見つけ出し犯罪を未然に防止することを可能とする防犯方法を提供すること。
【解決手段】画像を読み取り、前記読み取られた画像に含まれる人物の顔画像を検出し、前記検出された顔画像と不審者リストに登録された不審者顔画像とを照合し、前記照合に基づく不審者否該当判定及び人物の不審行動検出に基づき前記検出された顔画像を前記不審者リストへ登録し、前記照合に基づく不審者該当判定に基づき防犯動作を制御する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、例えば防犯カメラ及び電子錠を利用した防犯技術の改良に関する。
近年の防犯意識の高まりから、様々な防犯技術が提案されている。例えば、普段は施設や部屋に対して入場が許可されていない人物を一時的に入場許可にするときでも、セキュリティを損なうことなく入場の管理を行なうことができ、かつ、入場が許可されている場所以外へのアクセス自体も禁止することができる入場管理装置および入場管理方法が提案されている(特許文献1参照)。具体的には、1つの共用出入り口およびこの共用出入り口を通って入場する複数の部屋を有する建物の入場管理装置において、ドアの開錠の際には常に顔画像の認証を行ない、あらかじめ顔の特徴情報を登録している登録者に対しての入場管理を行なうとともに、一時的に建物内に入場を許可された来訪者がきた場合でも、入場管理および部屋内への通知制御を行なうことで、アクセスの許可された部屋以外に不正にアクセスすることを制限する。
特開2002−352291
上記提案されている防犯技術では、事前の来訪者登録が必要となる。また、不審者による犯罪を未然に防止することはできない。犯罪者は、防犯施設に対して事前に下見を行うことがあり、この下見の段階で犯罪者を不審者として見つけ出す技術が要望されている。
本発明の目的は、不審者を事前に見つけ出し犯罪を未然に防止することを可能とする防犯システム及び防犯方法を提供することにある。
この発明の一実施形態に係る防犯システムは、画像を読み取る画像読取手段と、前記画像読取手段により読み取られた画像から人物の顔画像を検出する顔検出手段と、人物の不審行動を検出する不審行動検出手段と、前記顔検出手段により検出された人物の顔画像と不審者リストに登録された不審者顔画像とを照合し、前記人物が不審者に該当するか否かを判定する不審者判定手段と、前記不審者判定手段による不審者否該当判定及び前記不審行動検出手段による不審行動検出に基づき前記検出された顔画像を前記不審者リストへ登録し、前記不審者判定手段による不審者該当判定に基づき防犯動作を制御する防犯動作制御手段と、を備える。
この発明の一実施形態に係る防犯システムは、画像を読み取る第1の画像読取手段と、前記第1の画像読取手段に対応して配置され、第1のパスワード入力により開錠する第1の施錠手段と、画像を読み取る第2の画像読取手段と、前記第2の画像読取手段に対応して配置され、第2のパスワード入力により開錠する第2の施錠手段と、前記第1の画像読取手段により読み取られた第1の画像から第1の顔画像を検出し、前記第2の画像読取手段により読み取られた第2の画像から第2の顔画像を検出する顔検出手段と、前記第1の画像に含まれる第1の人物の不審行動を検出し、前記第2の画像に含まれる第2の人物の不審行動を検出する不審行動検出手段と、前記第1の顔画像と第1の不審者リストに登録された不審者顔画像とを照合し前記第1の人物が不審者に該当するか否かを判定し、前記第2の顔画像と第2の不審者リストに登録された不審者顔画像とを照合し前記第2の人物が不審者に該当するか否かを判定する不審者判定手段と、前記不審者判定手段による前記第1の人物の不審者否該当判定及び前記不審行動検出手段による前記第1の人物の不審行動検出に基づき前記検出された前記第1の顔画像を前記第1の不審者リストへ登録し、前記不審者判定手段による前記第1の人物の不審者該当判定に基づき前記第1の施錠手段に対するいかなるパスワードの入力も無効にし、前記不審者判定手段による前記第2の人物の不審者否該当判定及び前記不審行動検出手段による前記第2の人物の不審行動検出に基づき前記検出された前記第2の顔画像を前記第2の不審者リストへ登録し、前記不審者判定手段による前記第2の人物の不審者該当判定に基づき前記第2の施錠手段に対するいかなるパスワードの入力も無効にする防犯動作制御手段と、を備える。
この発明の一実施形態に係る防犯システムは、画像を読み取る第1の画像読取手段と、前記第1の画像読取手段に対応して配置され、第1のパスワード入力により開錠する第1の施錠手段と、画像を読み取る第2の画像読取手段と、前記第2の画像読取手段に対応して配置され、第2のパスワード入力により開錠する第2の施錠手段と、前記第1の画像読取手段により読み取られた第1の画像から第1の顔画像を検出し、前記第2の画像読取手段により読み取られた第2の画像から第2の顔画像を検出する顔検出手段と、前記第1の画像に含まれる第1の人物の不審行動を検出し、前記第2の画像に含まれる第2の人物の不審行動を検出する不審行動検出手段と、前記第1の顔画像と不審者リストに登録された不審者顔画像とを照合し前記第1の人物が不審者に該当するか否かを判定し、前記第2の顔画像と前記不審者リストに登録された不審者顔画像とを照合し前記第2の人物が不審者に該当するか否かを判定する不審者判定手段と、前記不審者判定手段による前記第1の人物の不審者否該当判定及び前記不審行動検出手段による前記第1の人物の不審行動検出に基づき前記検出された前記第1の顔画像を前記不審者リストへ登録し、前記不審者判定手段による前記第1の人物の不審者該当判定に基づき前記第1及び第2の施錠手段に対するいかなるパスワードの入力も無効にし、前記不審者判定手段による前記第2の人物の不審者否該当判定及び前記不審行動検出手段による前記第2の人物の不審行動検出に基づき前記検出された前記第2の顔画像を前記不審者リストへ登録し、前記不審者判定手段による前記第2の人物の不審者該当判定に基づき前記第1及び第2の施錠手段に対するいかなるパスワードの入力も無効にする防犯動作制御手段と、を備える。
この発明の一実施形態に係る防犯方法は、画像を読み取り、前記読み取られた画像に含まれる人物の顔画像を検出し、前記検出された顔画像と不審者リストに登録された不審者顔画像とを照合し、前記照合に基づく不審者否該当判定及び人物の不審行動検出に基づき前記検出された顔画像を前記不審者リストへ登録し、前記照合に基づく不審者該当判定に基づき防犯動作を制御する。
この発明の一実施形態に係る防犯方法は、第1のカメラにより画像を読み取り、前記読み取られた画像に含まれる第1の人物の第1の顔画像を検出し、前記検出された第1の顔画像と第1の不審者リストに登録された不審者顔画像とを照合し、前記照合に基づく不審者否該当判定及び前記読み取られた画像に含まれる第1の人物の不審行動検出に基づき前記検出された第1の顔画像を前記第1の不審者リストへ登録し、前記照合に基づく不審者該当判定に基づき前記第1のカメラに対応して設置された第1の電子錠に対するいかなるパスワードの入力も無効にし、第2のカメラにより画像を読み取り、前記読み取られた画像に含まれる第2の人物の第2の顔画像を検出し、前記検出された第2の顔画像と第2の不審者リストに登録された不審者顔画像とを照合し、前記照合に基づく不審者否該当判定及び前記読み取られた画像に含まれる第2の人物の不審行動検出に基づき前記検出された第2の顔画像を前記第2の不審者リストへ登録し、前記照合に基づく不審者該当判定に基づき前記第2のカメラに対応して設置された第2の電子錠に対するいかなるパスワードの入力も無効にする。
この発明の一実施形態に係る防犯方法は、第1のカメラにより画像を読み取り、前記読み取られた画像に含まれる第1の人物の第1の顔画像を検出し、前記検出された第1の顔画像と不審者リストに登録された不審者顔画像とを照合し、前記照合に基づく不審者否該当判定及び前記読み取られた画像に含まれる第1の人物の不審行動検出に基づき前記検出された第1の顔画像を前記不審者リストへ登録し、前記照合に基づく不審者該当判定に基づき前記第1のカメラに対応して設置された第1の電子錠及び第2のカメラに対応して設置された第2の電子錠に対するいかなるパスワードの入力も無効にし、前記第2のカメラにより画像を読み取り、前記読み取られた画像に含まれる第2の人物の第2の顔画像を検出し、前記検出された第2の顔画像と第2の不審者リストに登録された不審者顔画像とを照合し、前記照合に基づく不審者否該当判定及び前記読み取られた画像に含まれる第2の人物の不審行動検出に基づき前記検出された第2の顔画像を前記第2の不審者リストへ登録し、前記照合に基づく不審者該当判定に基づき前記第1及び第2の電子錠に対するいかなるパスワードの入力も無効にする。
本発明によれば、不審者を事前に見つけ出し犯罪を未然に防止することを可能とする防犯システム及び防犯方法を提供できる。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。本発明の防犯システムは、犯罪者が防犯施設に対して事前に下見を行う習性に着目し、下見を行っている不審者を記憶し、不審者の再訪時に犯罪を未然に防止するというものである。本発明の防犯システムは、例えばマンションなどの集合住宅に適用可能であり、不審者を特定した際にたとえ正規のパスワードが入力されたとしても電子錠の開錠を許可しない。これにより、不審者が不正に正規パスワードを取得できたとしても、不審者の入場を防止することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る防犯システムの概略構成を示すブロック図である。
図1に示すように、防犯システムは、監視カメラ1a、1b、1c、1d、電子錠2a、2b、2c、顔検出・照合部3、不審行動検出部4、防犯動作制御部5、及び不審者データベース6を備えている。
図2は、本発明の一実施形態に係る防犯システムの設置例を示す図である。図3は、防犯システムの動作例を示すフローチャートである。
図2に示すように、例えば、入口方向に向けて監視カメラ1aを設置し、電子錠2aに対向して監視カメラ1aを設置し、電子錠2bに対向して監視カメラ1bを設置し、電子錠2cに対向して監視カメラ1cを設置する。
監視カメラ1dは、進入者を事前に撮影するためのカメラである。この監視カメラ1aにより撮影された画像を利用することにより、進入者が電子錠2a、2b、2cへ辿り着くまでの間に予め進入者を検出することが可能となる。
監視カメラ1aは、電子錠2a近傍の人物を撮影する(ST1)。例えば、監視カメラ1aの設置場所を調整し、監視カメラ1aにより電子錠2aに対してパスワードを入力している人物を撮影するようにしてもよい。同様に、監視カメラ1b、1cは、電子錠2b、2c近傍の人物を撮影する(ST1)。例えば、監視カメラ1b、1cの設置場所を調整し、監視カメラ1b、1cにより電子錠2b、2cに対してパスワードを入力している人物を撮影するようにしてもよい。
顔検出・照合部3は、監視カメラ1a、1b、1c、1dにより読み取られた画像から人物の顔画像を検出する(ST2)。具体的には、読み取られた画像から人物の顔特徴情報を検出する。また、顔検出・照合部3は、検出された人物の顔画像(顔特徴情報)と不審者データベース6に登録された不審者顔画像(不審者顔特徴情報)とを照合し(ST3)、前記人物が不審者に該当するか否かを判定する(ST4)。
不審行動検出部4は、人物の不審行動を検出する。不審行動の検出例は、後に詳しく説明する。防犯動作制御部5は、顔検出・照合部3による不審者否該当判定(ST4、NO)及び不審行動検出部4による不審行動検出(ST5、YES)に基づき前記検出された顔画像(顔特徴情報)を不審者データベース6へ登録する(ST6)。また、防犯動作制御部5は、顔検出・照合部3による不審者該当判定(ST4、YES)に基づき防犯動作を制御する(ST7)。防犯動作の制御例は、後に詳しく説明する。防犯動作が継続されている間(ST8、YES)、上記ST1〜ST7が繰り返される。
以下、本システムの動作の詳細(第1例)について説明する。
例えば、不審行動検出部4は、監視カメラ1a、1b、1c、1dにより読み取られた画像に含まれる人物の一定時間以上の立ち止まりを不審行動として検出する。或いは、不審行動検出部4は、電子錠2a、2b、2cに対する所定回数以上(例えば3回以上)のパスワードの誤入力を不審行動として検出する。
例えば、不審者データベース6は不審者ファイル6a、6b、6cを含む。監視カメラ1aにより読み取られた画像に含まれる人物の一定時間以上の立ち止まりを不審行動として検出した場合には、監視カメラ1aに対応して用意された不審者ファイル6aに対して監視カメラ1aにより読み取られた画像から検出された人物の顔画像が登録される。このとき、不審行動の詳細を示す情報もあわせて登録される。つまり、不審人物の顔画像と監視カメラ1aの撮影エリア内での一定時間以上の立ち止まりを示す不審行動詳細情報とが対応付けられて登録される。
同様に、監視カメラ1bにより読み取られた画像に含まれる人物の一定時間以上の立ち止まりを不審行動として検出した場合には、監視カメラ1bに対応して用意された不審者ファイル6bに対して監視カメラ1bにより読み取られた画像から検出された人物の顔画像が登録される。このとき、不審行動の詳細を示す情報もあわせて登録される。つまり、不審人物の顔画像と監視カメラ1bの撮影エリア内での一定時間以上の立ち止まりを示す不審行動詳細情報とが対応付けられて登録される。
同様に、監視カメラ1cにより読み取られた画像に含まれる人物の一定時間以上の立ち止まりを不審行動として検出した場合には、監視カメラ1cに対応して用意された不審者ファイル6cに対して監視カメラ1cにより読み取られた画像から検出された人物の顔画像が登録される。このとき、不審行動の詳細を示す情報もあわせて登録される。つまり、不審人物の顔画像と監視カメラ1cの撮影エリア内での一定時間以上の立ち止まりを示す不審行動詳細情報とが対応付けられて登録される。
或いは、電子錠2aに対する所定回数以上のパスワードの誤入力を不審行動として検出した場合には、電子錠2aに対応して用意された不審者ファイル6aに対して監視カメラ1aにより読み取られた画像から検出された人物の顔画像が登録される。このとき、不審行動の詳細を示す情報もあわせて登録される。つまり、不審人物の顔画像と電子錠2aに対する所定回数以上のパスワードの誤入力を示す不審行動詳細情報とが対応付けられて登録される。
同様に、電子錠2bに対する所定回数以上のパスワードの誤入力を不審行動として検出した場合には、電子錠2bに対応して用意された不審者ファイル6bに対して監視カメラ1bにより読み取られた画像から検出された人物の顔画像が登録される。このとき、不審行動の詳細を示す情報もあわせて登録される。つまり、不審人物の顔画像と電子錠2bに対する所定回数以上のパスワードの誤入力を示す不審行動詳細情報とが対応付けられて登録される。
同様に、電子錠2cに対する所定回数以上のパスワードの誤入力を不審行動として検出した場合には、電子錠2cに対応して用意された不審者ファイル6cに対して監視カメラ1cにより読み取られた画像から検出された人物の顔画像が登録される。このとき、不審行動の詳細を示す情報もあわせて登録される。つまり、不審人物の顔画像と電子錠2cに対する所定回数以上のパスワードの誤入力を示す不審行動詳細情報とが対応付けられて登録される。
一定時間経過後(例えば翌日)、不審者登録されたことを知らない人物が、本システムが設置された防犯施設に入ると、監視カメラ1a、1b、1c、1dにより撮影される。顔検出・照合部3は、撮影された人物の顔画像(顔特徴情報)を検出し、検出された人物の顔画像(顔特徴情報)と不審者データベース6に登録された不審者顔画像(不審者顔特徴情報)とを照合し、前記人物が不審者に該当するか否かを判定する。
例えば、監視カメラ1aにより撮影された人物の顔画像(顔特徴情報)は、不審者ファイル6aに登録された不審者顔画像(不審者顔特徴情報)と照合される。防犯動作制御部5は、不審者該当判定に基づき電子錠2aに対するパスワードの入力を無効にし、さらに警告を出力する。つまり、仮に、不審者該当判定を受けた者が、正規のパスワードを不正に入手し、正規のパスワードを入力したとしても、電子錠2aは開錠しない。
同様に、監視カメラ1bにより撮影された人物の顔画像(顔特徴情報)は、不審者ファイル6bに登録された不審者顔画像(不審者顔特徴情報)と照合される。防犯動作制御部5は、不審者該当判定に基づき電子錠2bに対するパスワードの入力を無効にし、さらに警告を出力する。つまり、仮に、不審者該当判定を受けた者が、正規のパスワードを不正に入手し、正規のパスワードを入力したとしても、電子錠2bは開錠しない。
同様に、監視カメラ1cにより撮影された人物の顔画像(顔特徴情報)は、不審者ファイル6cに登録された不審者顔画像(不審者顔特徴情報)と照合される。防犯動作制御部5は、不審者該当判定に基づき電子錠2cに対するパスワードの入力を無効にし、さらに警告を出力する。つまり、仮に、不審者該当判定を受けた者が、正規のパスワードを不正に入手し、正規のパスワードを入力したとしても、電子錠2cは開錠しない。
なお、防犯動作制御部5が、不審者ファイル6a、6b、6cに登録されている不審行動詳細情報に基づき、防犯動作を選択し実行するようにしてもよい。つまり、防犯動作制御部5は、所定回数以上のパスワードの誤入力を示す不審行動詳細情報が登録されていることを条件として、パスワード入力を無効にする防犯動作を選択し実行する。言い換えれば、一定時間以上の立ち止まりを示す不審行動詳細情報しか登録されていなければ、パスワード入力を無効にする防犯動作は実行しない。これにより、不審行動履歴に即した防犯動作を実行することができる。
さらに、本システムの動作の詳細(第2例)について説明する。上記では、不審者判定が得られた条件に応じて(どの監視カメラで撮影された情報を利用するかに応じて)、電子錠2a、2b、2cのうちのいずれかの電子錠の操作を不能とするケースについて説明した。ここでは、不審者判定が得られた条件に関係なく、電子錠2a、2b、2cの操作(全ての電子錠の操作)を不能とするケースについて説明する。
監視カメラ1aにより読み取られた画像に含まれる人物の一定時間以上の立ち止まりを不審行動として検出した場合には、不審者データベース6に対して監視カメラ1aにより読み取られた画像から検出された人物の顔画像が登録される。このとき、不審行動の詳細を示す情報もあわせて登録される。つまり、不審人物の顔画像と監視カメラ1aの撮影エリア内での一定時間以上の立ち止まりを示す不審行動詳細情報とが対応付けられて登録される。
同様に、監視カメラ1bにより読み取られた画像に含まれる人物の一定時間以上の立ち止まりを不審行動として検出した場合にも、不審者データベース6に対して監視カメラ1bにより読み取られた画像から検出された人物の顔画像が登録される。このとき、不審行動の詳細を示す情報もあわせて登録される。つまり、不審人物の顔画像と監視カメラ1bの撮影エリア内での一定時間以上の立ち止まりを示す不審行動詳細情報とが対応付けられて登録される。
同様に、監視カメラ1cにより読み取られた画像に含まれる人物の一定時間以上の立ち止まりを不審行動として検出した場合にも、不審者データベース6に対して監視カメラ1cにより読み取られた画像から検出された人物の顔画像が登録される。このとき、不審行動の詳細を示す情報もあわせて登録される。つまり、不審人物の顔画像と監視カメラ1cの撮影エリア内での一定時間以上の立ち止まりを示す不審行動詳細情報とが対応付けられて登録される。
或いは、電子錠2aに対する所定回数以上のパスワードの誤入力を不審行動として検出した場合にも、不審者データベース6に対して監視カメラ1aにより読み取られた画像から検出された人物の顔画像が登録される。このとき、不審行動の詳細を示す情報もあわせて登録される。つまり、不審人物の顔画像と電子錠2aに対する所定回数以上のパスワードの誤入力を示す不審行動詳細情報とが対応付けられて登録される。
同様に、電子錠2bに対する所定回数以上のパスワードの誤入力を不審行動として検出した場合にも、不審者データベース6に対して監視カメラ1bにより読み取られた画像から検出された人物の顔画像が登録される。このとき、不審行動の詳細を示す情報もあわせて登録される。つまり、不審人物の顔画像と電子錠2bに対する所定回数以上のパスワードの誤入力を示す不審行動詳細情報とが対応付けられて登録される。
同様に、電子錠2cに対する所定回数以上のパスワードの誤入力を不審行動として検出した場合にも、不審者データベース6に対して監視カメラ1cにより読み取られた画像から検出された人物の顔画像が登録される。このとき、不審行動の詳細を示す情報もあわせて登録される。つまり、不審人物の顔画像と電子錠2cに対する所定回数以上のパスワードの誤入力を示す不審行動詳細情報とが対応付けられて登録される。
一定時間経過後(例えば翌日)、不審者登録されたことを知らない人物が、本システムが設置された防犯施設に入ると、監視カメラ1a、1b、1c、1dにより撮影される。顔検出・照合部3は、撮影された人物の顔画像(顔特徴情報)を検出し、検出された人物の顔画像(顔特徴情報)と不審者データベース6に登録された不審者顔画像(不審者顔特徴情報)とを照合し、前記人物が不審者に該当するか否かを判定する。例えば、監視カメラ1aにより撮影された人物の顔画像(顔特徴情報)は、不審者データベース6に登録された不審者顔画像(不審者顔特徴情報)と照合される。防犯動作制御部5は、不審者該当判定に基づき電子錠2a、2b、2cに対するパスワードの入力を無効にし、さらに警告を出力する。つまり、仮に、不審者該当判定を受けた者が、正規のパスワードを不正に入手し、正規のパスワードを入力したとしても、電子錠2a、2b、2cは開錠しない。
同様に、監視カメラ1bにより撮影された人物の顔画像(顔特徴情報)は、不審者データベース6に登録された不審者顔画像(不審者顔特徴情報)と照合される。防犯動作制御部5は、不審者該当判定に基づき電子錠2a、2b、2cに対するパスワードの入力を無効にし、さらに警告を出力する。つまり、仮に、不審者該当判定を受けた者が、正規のパスワードを不正に入手し、正規のパスワードを入力したとしても、電子錠2a、2b、2cは開錠しない。
同様に、監視カメラ1cにより撮影された人物の顔画像(顔特徴情報)は、不審者データベース6に登録された不審者顔画像(不審者顔特徴情報)と照合される。防犯動作制御部5は、不審者該当判定に基づき電子錠2a、2b、2cに対するパスワードの入力を無効にし、さらに警告を出力する。つまり、仮に、不審者該当判定を受けた者が、正規のパスワードを不正に入手し、正規のパスワードを入力したとしても、電子錠2a、2b、2cは開錠しない。
以上説明したように、本システムは、不審者を検知した際に予防措置を取ることが可能となる。
なお、本願発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適当な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
本発明の一実施形態に係る防犯システムの概略構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る防犯システムの設置例を示す図である。 防犯システムの動作例を示すフローチャートである。
符号の説明
1a、1b、1c、1d…監視カメラ、2a、2b、2c…電子錠、3…顔検出・照合部、4…不審行動検出部、5…防犯動作制御部、6…不審者データベース

Claims (9)

  1. 画像を読み取る画像読取手段と、
    前記画像読取手段により読み取られた画像から人物の顔画像を検出する顔検出手段と、
    人物の不審行動を検出する不審行動検出手段と、
    前記顔検出手段により検出された人物の顔画像と不審者リストに登録された不審者顔画像とを照合し、前記人物が不審者に該当するか否かを判定する不審者判定手段と、
    前記不審者判定手段による不審者否該当判定及び前記不審行動検出手段による不審行動検出に基づき前記検出された顔画像を前記不審者リストへ登録し、前記不審者判定手段による不審者該当判定に基づき防犯動作を制御する防犯動作制御手段と、
    を備えた防犯システム。
  2. 前記不審行動検出手段は、前記画像読取手段により読み取られた画像に含まれる人物の一定時間以上の立ち止まりを不審行動として検出する、請求項1に記載の防犯システム。
  3. 前記不審行動検出手段は、電子錠に対する所定回数以上のパスワードの誤入力を不審行動として検出する、請求項1に記載の防犯システム。
  4. 前記防犯動作制御手段は、電子錠に対するパスワードの入力を無効にする、請求項3に記載の防犯システム。
  5. 画像を読み取る第1の画像読取手段と、
    前記第1の画像読取手段に対応して配置され、第1のパスワード入力により開錠する第1の施錠手段と、
    画像を読み取る第2の画像読取手段と、
    前記第2の画像読取手段に対応して配置され、第2のパスワード入力により開錠する第2の施錠手段と、
    前記第1の画像読取手段により読み取られた第1の画像から第1の顔画像を検出し、前記第2の画像読取手段により読み取られた第2の画像から第2の顔画像を検出する顔検出手段と、
    前記第1の画像に含まれる第1の人物の不審行動を検出し、前記第2の画像に含まれる第2の人物の不審行動を検出する不審行動検出手段と、
    前記第1の顔画像と第1の不審者リストに登録された不審者顔画像とを照合し前記第1の人物が不審者に該当するか否かを判定し、前記第2の顔画像と第2の不審者リストに登録された不審者顔画像とを照合し前記第2の人物が不審者に該当するか否かを判定する不審者判定手段と、
    前記不審者判定手段による前記第1の人物の不審者否該当判定及び前記不審行動検出手段による前記第1の人物の不審行動検出に基づき前記検出された前記第1の顔画像を前記第1の不審者リストへ登録し、前記不審者判定手段による前記第1の人物の不審者該当判定に基づき前記第1の施錠手段に対するいかなるパスワードの入力も無効にし、前記不審者判定手段による前記第2の人物の不審者否該当判定及び前記不審行動検出手段による前記第2の人物の不審行動検出に基づき前記検出された前記第2の顔画像を前記第2の不審者リストへ登録し、前記不審者判定手段による前記第2の人物の不審者該当判定に基づき前記第2の施錠手段に対するいかなるパスワードの入力も無効にする防犯動作制御手段と、
    を備えた防犯システム。
  6. 画像を読み取る第1の画像読取手段と、
    前記第1の画像読取手段に対応して配置され、第1のパスワード入力により開錠する第1の施錠手段と、
    画像を読み取る第2の画像読取手段と、
    前記第2の画像読取手段に対応して配置され、第2のパスワード入力により開錠する第2の施錠手段と、
    前記第1の画像読取手段により読み取られた第1の画像から第1の顔画像を検出し、前記第2の画像読取手段により読み取られた第2の画像から第2の顔画像を検出する顔検出手段と、
    前記第1の画像に含まれる第1の人物の不審行動を検出し、前記第2の画像に含まれる第2の人物の不審行動を検出する不審行動検出手段と、
    前記第1の顔画像と不審者リストに登録された不審者顔画像とを照合し前記第1の人物が不審者に該当するか否かを判定し、前記第2の顔画像と前記不審者リストに登録された不審者顔画像とを照合し前記第2の人物が不審者に該当するか否かを判定する不審者判定手段と、
    前記不審者判定手段による前記第1の人物の不審者否該当判定及び前記不審行動検出手段による前記第1の人物の不審行動検出に基づき前記検出された前記第1の顔画像を前記不審者リストへ登録し、前記不審者判定手段による前記第1の人物の不審者該当判定に基づき前記第1及び第2の施錠手段に対するいかなるパスワードの入力も無効にし、前記不審者判定手段による前記第2の人物の不審者否該当判定及び前記不審行動検出手段による前記第2の人物の不審行動検出に基づき前記検出された前記第2の顔画像を前記不審者リストへ登録し、前記不審者判定手段による前記第2の人物の不審者該当判定に基づき前記第1及び第2の施錠手段に対するいかなるパスワードの入力も無効にする防犯動作制御手段と、
    を備えた防犯システム。
  7. 画像を読み取り、
    前記読み取られた画像に含まれる人物の顔画像を検出し、
    前記検出された顔画像と不審者リストに登録された不審者顔画像とを照合し、
    前記照合に基づく不審者否該当判定及び人物の不審行動検出に基づき前記検出された顔画像を前記不審者リストへ登録し、前記照合に基づく不審者該当判定に基づき防犯動作を制御する防犯方法。
  8. 第1のカメラにより画像を読み取り、前記読み取られた画像に含まれる第1の人物の第1の顔画像を検出し、前記検出された第1の顔画像と第1の不審者リストに登録された不審者顔画像とを照合し、前記照合に基づく不審者否該当判定及び前記読み取られた画像に含まれる第1の人物の不審行動検出に基づき前記検出された第1の顔画像を前記第1の不審者リストへ登録し、前記照合に基づく不審者該当判定に基づき前記第1のカメラに対応して設置された第1の電子錠に対するいかなるパスワードの入力も無効にし、
    第2のカメラにより画像を読み取り、前記読み取られた画像に含まれる第2の人物の第2の顔画像を検出し、前記検出された第2の顔画像と第2の不審者リストに登録された不審者顔画像とを照合し、前記照合に基づく不審者否該当判定及び前記読み取られた画像に含まれる第2の人物の不審行動検出に基づき前記検出された第2の顔画像を前記第2の不審者リストへ登録し、前記照合に基づく不審者該当判定に基づき前記第2のカメラに対応して設置された第2の電子錠に対するいかなるパスワードの入力も無効にする防犯方法。
  9. 第1のカメラにより画像を読み取り、前記読み取られた画像に含まれる第1の人物の第1の顔画像を検出し、前記検出された第1の顔画像と不審者リストに登録された不審者顔画像とを照合し、前記照合に基づく不審者否該当判定及び前記読み取られた画像に含まれる第1の人物の不審行動検出に基づき前記検出された第1の顔画像を前記不審者リストへ登録し、前記照合に基づく不審者該当判定に基づき前記第1のカメラに対応して設置された第1の電子錠及び第2のカメラに対応して設置された第2の電子錠に対するいかなるパスワードの入力も無効にし、
    前記第2のカメラにより画像を読み取り、前記読み取られた画像に含まれる第2の人物の第2の顔画像を検出し、前記検出された第2の顔画像と第2の不審者リストに登録された不審者顔画像とを照合し、前記照合に基づく不審者否該当判定及び前記読み取られた画像に含まれる第2の人物の不審行動検出に基づき前記検出された第2の顔画像を前記第2の不審者リストへ登録し、前記照合に基づく不審者該当判定に基づき前記第1及び第2の電子錠に対するいかなるパスワードの入力も無効にする防犯方法。
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