JP2005255274A - エレベータの防犯カメラシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 犯罪の抑止効果を高めるとともに、エレベータを利用する場合には確実に乗客の顔を記録することにある。
【解決手段】 エレベータの乗りかご内を撮影する防犯カメラ6と、この防犯カメラで撮影される映像から顔画像を取得する画像処理装置7と、この防犯カメラで撮影される映像を記録する映像記録装置8と、エレベータ制御盤4とを有し、画像処理装置としては、防犯カメラで撮影される映像から顔画像を抽出したか否かを判断する顔画像抽出判断手段7aと、顔画像を抽出したと判断された場合、行き先階登録許可信号を発生する手段7bと、前記行き先階登録許可信号を発生した後の所定時間経過後又は前記乗りかごが行き先階に到着したことを検出した後に行き先階登録禁止信号を発生する手段7dと、顔画像を抽出不可の場合、防犯カメラに顔を向けさせるためのメッセージを発生するようにエレベータ制御盤に送出する顔抽出不可信号発生手段7cとを設けた防犯カメラシステムである。
【選択図】 図2

Description

本発明は、顔画像を確認し行き先階登録処理を行うエレベータの防犯カメラシステムに関する。
従来、エレベータの乗りかご内の犯罪を防止する観点から、乗りかご内の適宜な個所に防犯カメラが取り付けられ、また、乗りかごの上部にハードディスクなどの映像記録装置が設置され、防犯カメラで撮影された映像を映像記録装置に記録し保存することが行われている。
また、従来、乗りかご内の乗客の画像を撮影し記録する技術が提案されている(特許文献1)。
この特許文献1の技術は、乗りかご内の乗客の状況を撮影する防犯カメラと、昇降路上部の機械室に設置され、防犯カメラから出力される映像を移動ケーブルを介して取り込んで記録する画像記録手段と、同じく機械室に設置されるエレベータ制御盤とが設けられ、当該エレベータ制御盤内には、画像記録手段に接続される画像記録制御信号発生手段が内蔵されている。この画像記録制御信号発生手段は、エレベータの動き、つまりエレベータのドア開閉や巻上機を制動する電磁制動機の吸引・開放状態に連動し、画像記録手段に録画開始及び録画停止を制御する信号を送出する構成である。
特開2002−128407号公報
従って、以上のような従来技術は、エレベータのドア開閉等のタイミングに基づき、防犯カメラから出力される映像を記録する方法をとっているので、次のような問題が指摘されている。
一般に、乗りかごを利用する乗客は、乗りかごへの乗り降りの際、足元を注意しながら乗り込んでくることから、自然に足元に目線がいき、うつむいた状態で乗り込んでくることが多い。一方、防犯カメラは、かご天井付近に取り付けられ、かご天井からかご床部側を見下ろすような状態でかご内部を撮影する。その結果、防犯カメラは、乗客が乗りかごにうつむいた状態で乗り込んできた場合、乗客の顔をほとんど記録できず、人物の特定ができない状態となる。
さらに、乗りかごを利用する乗客がうつむいた状態で乗り込んでくることから、乗りかご内に防犯カメラが取り付けられていることに気付かないこともあり、犯罪の抑止効果を期待し難い。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、エレベータ内の犯罪抑止効果を高めるとともに、エレベータの利用時には乗客の顔を確実に記録し、犯罪を未然に回避するエレベータの防犯カメラシステムを提供することにある。
(1) 上記課題を解決するために、本発明は、エレベータの乗りかご内を撮影する防犯カメラと、この防犯カメラで撮影される映像を記録する映像記録装置と、行き先階登録ボタンが設けられたかご内操作パネルと、この操作パネルの行き先階登録ボタンの操作による行き先階登録信号に基づいて前記乗りかごを行き先階に移動させるエレベータ制御盤とを有するエレベータの防犯カメラシステムであって、
前記防犯カメラで撮影される映像から顔画像を抽出したか否かを判断する顔画像抽出判断手段と、この顔画像抽出判断手段によって顔画像を抽出したと判断された場合、行き先階登録許可信号を発生する手段とを有する画像処理装置を設け、前記エレベータ制御盤は、前記画像処理装置から行き先階登録許可信号を受けた場合、前記行き先階登録ボタンからの行き先階登録信号に基づいて行き先階登録処理を実行する構成である。
本発明は以上のような構成とすることにより、防犯カメラで撮影される映像から乗りかごに乗り込んできた乗客の顔画像を抽出したと判断された時、行き先階登録許可信号を発生するので、防犯カメラで顔画像を撮影しない限り、行き先階登録ボタンを操作しても行き先階の登録処理をしないので、乗りかごが移動せず、犯罪の抑止効果を高めることができる。
なお、画像処理装置による顔画像の抽出処理は、防犯カメラ内又はその近傍に設けられる人感センサの乗客検知信号を受けたときに開始するか、又はエレベータのドア開に伴う信号を受けたときに開始するので、適切なタイミングで防犯カメラから顔画像を抽出することが可能となる。
(2) また、前記(1)の構成要素である画像処理装置の構成に新たに、行き先階登録許可信号を発生した後の所定時間経過後又は前記乗りかごが行き先階に到着したことを検出した後に行き先階登録禁止信号を発生する手段を設けることにより、乗りかごに乗っている乗客が各階に自由に動き回ることができず、犯罪の抑止効果を高めることができる。
(3) 本発明は、前記(1)又は(2)の構成に新たに、かご内操作パネル又は前記乗りかごの適宜な個所に設けられ、音声信号を発生する音声信号発生器を設け、
また、エレベータ制御盤は、前記画像処理装置からの行き先階登録禁止信号に基づいて行き先階登録が禁止されている場合、行き先階登録ボタンから行き先階登録信号を受けたとき、乗客に対して前記防犯カメラに顔を向けさせるようなメッセージを前記音声信号発生器から発生する手段を設けた構成である。
この発明はこのような構成とすることにより、防犯カメラで撮影された映像から顔画像を抽出できない時、乗りかご内の音声発生器から防犯カメラに顔を向くようなメッセージを発生させるので、乗客の顔画像を確実に取り込んで映像記録装置に記録することができ、少なくとも犯罪の抑止効果が非常に高くなる。しかも、乗客の顔画像を抽出しない限り、乗りかごが所要とする階に移動できず、乗り込んだ階に停止したままとなり、かご内の犯罪が非常に難しくなる。
なお、画像処理装置としては、顔画像抽出判断手段によって顔画像の抽出不可と判断された場合、防犯カメラに対して顔を向けることを促すための顔抽出不可信号を発生する手段を設け、エレベータ制御盤から乗客に対して防犯カメラに顔を向けるようなメッセージを前記音声信号発生器から発生させるようにすれば、同様の作用効果を奏することができる。
(4) さらに、本発明は、防犯カメラで撮影される映像から顔画像を抽出したか否かを判断する顔画像抽出判断手段と、この顔画像抽出判断手段によって顔画像を抽出したと判断された場合、予め登録されている特定の人物か否かを判断する人物特定手段と、この人物特定手段によって特定の人物と判断された場合、行き先階登録許可信号を発生する手段とを有する画像処理装置を設ければ、前記エレベータ制御盤しては、行き先階登録許可信号を受けた場合、前記行き先階登録ボタンからの行き先階登録信号に基づいて行き先階登録処理を実行するので、例えばエレベータ設置の建物に居住している者(特定人)だけが確実に行き先階の登録に基づいて目的階に移動でき、いわゆる特定人以外の者については行き先階登録を拒否するので、エレベータの利用が困難となり、外部から各階への侵入が難しくなる。
本発明は、エレベータを利用する乗客の顔画像を抽出しない限り行き先階登録を拒否し、乗りかごを移動不可とするか、防犯カメラで顔を向けることを強制し顔画像を記録するので、犯罪を未然に回避することができるエレベータの防犯カメラシステムを提供できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明に係るエレベータの防犯カメラシステムの一実施の形態を示す構成図である。
このエレベータの防犯カメラシステムは、建物内の昇降路に設置される巻上機に巻き掛けられたメインロープ(図示せず)を介して昇降移動する乗りかご1と、この乗りかご1内の左右何れか一方の側板に設置されたかご内操作パネル2と、移動ケーブル3を介して乗りかご1の必要な構成部分,例えばかご内操作パネル2などと接続され、エレベータ全体を制御する昇降路上部などに設置されるエレベータ制御盤4とが設けられている。なお、前記メインロープの他端側にはつり合いおもり(図示せず)が吊下げられている。
かご内操作パネル2には、乗りかご内に乗り込んでくる乗客5が目的とする階に移動するために行き先階登録操作を行う行き先階登録ボタン2a、乗りかご1の現在位置、移動方向、管制運転等を表示する表示装置2b及び緊急時などに管理人室等から必要な情報が報知されるスピーカ2cが設けられている。なお、かご内操作パネル2には、緊急時に非常呼びを行う非常ボタン等が設けられている。
従って、乗客5は、乗りかご1に乗り込んで行き先階登録ボタン2aを押すと、行き先階登録信号がエレベータ制御盤4に伝達され、ここで乗りかご1の現在の停止階から上下何れの方向に移動すればよいかを判断し、その判断結果に基づいて図示しない巻上機を駆動制御し、乗りかご1を登録された行き先階に移動させる。
また、エレベータの防犯カメラシステムとしては、例えば乗りかご1内の天井付近に設置され、乗りかご内の映像を撮影する防犯カメラ6と、この防犯カメラ6で撮影された映像信号から顔画像を抽出処理するための画像処理装置7と、防犯カメラ6で撮影された映像信号を記録する映像記録装置8とが設けられている。なお、防犯カメラ6は、直接外部に露見しないようにするため、例えば映像取り込む部分を除き、或いは映像取り込む部分を含んで全体として外装体で覆われている。また、外装体内又は防犯カメラ6内に人感センサー9が内蔵され、赤外光の入光量のレベルから防犯カメラ6の近くに乗客5がいることを検知すると、乗客検知信号を画像処理装置7及び映像記録装置8に送出する。画像処理装置7は乗客検知信号を画像処理の開始条件とし、映像記録装置8は乗客検知信号を映像信号の記録保存条件とする。
前記画像処理装置7は、顔に関する形態学的特徴データ(以下、顔特徴データと呼ぶ)を保存する顔特徴データ記憶部11が設けられ、機能的には、人感センサー9から送られてくる乗客検知信号又はかごドア開閉信号に基づき、防犯カメラ6で撮影された映像信号から顔特徴データ記憶部11に記憶される顔特徴データを参照し、顔画像か否か,つまり顔画像を抽出したか否かを判断する顔画像抽出判断手段7aと、この判断結果から顔画像を抽出したと判断された場合、行き先階登録許可信号をエレベータ制御盤4に送出する登録許可信号発生手段7bと、前述する判断結果から顔画像抽出不可と判断された場合、防犯カメラ6に顔を向けるように促すための顔画像非検出信号をエレベータ制御盤4に送出する顔抽出不可信号発生手段7cと、登録許可信号発生手段7bから行き先階登録許可信号を送出した後、所定時間経過後に行き先階登録禁止信号をエレベータ制御盤4に送出する登録禁止信号発生手段7dとが設けられている。
前記映像記録装置8は、RAM及びハードディスク(何れも図示せず)が設けられ、常に最新の所定時間分の映像信号をRAMに記憶し、人感センサー9から乗客検知信号を受けた時、予め定める時間前にさかのぼってRAM内に記憶されている映像信号をハードディスクに記録し、人感センサー9によって人が検知されなくなるまで、所定間隔毎に映像信号をRAM及びハードディスクに記録し続ける。
次に、以上のようなエレベータの防犯カメラシステムの動作について図3を参照して説明する。なお、図3は画像処理装置7の動作を説明する図である。
画像処理装置7は、エレベータ利用者の乗場呼びのもとに乗りかご1が到着してかごドアが開いたとき(S1)、或いは乗りかご1内の乗客5が防犯カメラ6に近づいたことを人感センサ9で検知し、乗客検知信号を受けたとき(S2)、画像処理開始と判断する(S3)。ここで、画像処理開始と判断すると、画像処理装置7の顔画像抽出判断手段7aは、防犯カメラ6で撮影された映像信号を取り込み、顔特徴データ記憶部11に記憶される顔特徴データを参照しつつ、映像信号の中に顔画像が存在するか否かを判断し(S4)、顔画像が存在する場合には顔画像を抽出したと判断し、顔画像が存在しない場合には顔画像抽出不可と判断する。
登録許可信号発生手段7bは、顔画像抽出判断手段7aから顔画像を抽出したとする判断結果を受けると、行き先階登録許可信号を発生し(S5)、エレベータ制御盤4に送出する。エレベータ制御盤4は、行き先階登録許可信号を受けた場合に限り、かご内操作パネル2の行き先階登録ボタン2aから行き先階登録信号を受けると、当該行き先階の登録処理を行い、乗りかご1を行き先階方向に運転する。
そして、登録許可信号発生手段7bから行き先階登録許可信号を発生した後、登録禁止信号発生手段7dは、予め定める所定の時間、例えば行き先階登録ボタン2aの操作後、該当行き先階に到着したであろう相当の時間が経過した後(S6)、行き先階登録許可を解除するための行き先階登録禁止信号をエレベータ制御盤4に送出する(S7)。ここで、エレベータ制御盤4は、行き先階登録禁止信号を受けると、再度行き先階登録許可信号を受けるまでの間、行き先階登録ボタン2aから行き先階登録信号を受けた場合でも、登録処理を実施しない。なお、画像処理装置7は、行き先階登録禁止信号を送出した後、画像処理を継続するか否かを判断し(S8)、継続する場合にはステップS1に戻り、同様の処理を繰り返し実行する。
なお、ステップS4において、顔抽出不可信号発生手段7cは、顔画像抽出判断手段7aから顔画像抽出不可信号を受けると、顔画像非検出信号をエレベータ制御盤4に送出する(S9)。ここで、エレベータ制御盤4は、予め定めるメッセージ情報をかご内操作パネル2に送信し、スピーカ2cから乗客5に対して防犯カメラ6に顔を向けるよう催促する。
従って、以上のような実施の形態によれば、防犯カメラ6で撮影される映像を画像処理する画像処理装置7に当該映像から顔画像を抽出する機能及び顔画像を抽出した場合に行き先階登録許可信号をエレベータ制御盤4に送信する機能を設けたことにより、防犯カメラ6が乗客の顔画像を撮影しない限り、行き先階登録許可を与えないので、乗客は停止階から目的階に移動することが不可能となり、外部侵入者の移動が難しくなるか、エレベータが移動するためには必ず顔画像を映像記録装置8に記録することができる。
また、画像処理装置7及び映像記録装置8は、人感センサ9から乗客検知信号を受けたとき、或いはエレベータのドア開閉に伴う信号を受けたとき、顔画像の抽出処理を開始し、映像を保存する処理を行うので、合理的に画像処理のもとに行き先階登録許可信号を出して、乗客を目的階に運ぶことができる。
さらに、画像処理装置7は、行き先階登録許可信号を発生した後の所定時間経過後又は乗りかご1が行き先階に到着したことを検出した後に行き先階登録禁止信号を発生する手段7dを設けたので、行き先階登録を自動的に禁止することができる。
さらに、エレベータ制御盤4としては、画像処理装置7から行き先階登録禁止信号を受けた場合、乗客5に対して防犯カメラ6に顔を向けさせるようなメッセージをスピーカ2cから発生させるので、外部侵入者が顔の映像を撮られる警戒から乗りかごから逃げ出すか、エレベータが移動するためには必ず顔画像を映像記録装置8に記録することとなり、より一層の防犯効果を上げることができる。
さらに、本発明は、画像処理装置7としては、顔画像抽出判断手段7aで顔画像抽出不可と判断された場合、防犯カメラに対して顔を向けることを促すための顔抽出不可信号をエレベータ制御盤4に送出するので、同様に外部侵入者が顔の映像を撮られる警戒から乗りかごから逃げ出すか、エレベータが移動するためには必ず顔画像を映像記録装置8に記録することとなり、より一層の防犯効果を上げることができる。
図4は本発明に係るエレベータの防犯カメラシステムの他の実施の形態を説明する図であって、特に画像処理装置7の機能構成を示す図である。
この画像処理装置7は、予め予められた建物居住者や建物利用者の顔画像又は顔特徴データを記憶する顔画像データ記憶部12が設けられ、内部的には、図2と同様の機能をもつ顔画像抽出判断手段7aと、顔画像が抽出された場合、この抽出された顔画像と顔画像データ記憶部12に記憶される顔画像又は顔特徴データと比較参照し、建物居住者や建物利用者であることを特定する人物特定手段7eと、顔画像が抽出不可の場合に顔抽出不可信号をエレベータ制御盤4に送出する顔抽出不可信号発生手段7cと、人物特定手段7eにて建物居住者や建物利用者であることを特定すると、行き先階登録許可信号をエレベータ制御盤4に送出する登録許可信号発生手段7bとが設けられている。7fは人物を特定できなかった場合、行き先階登録を禁止するためにエレベータ制御盤4に人物特定不可信号を送出する人物特定不可信号発生手段である。
従って、このような実施の形態によれば、顔画像から特定の人物だけを行き先階登録許可を行い、特定の人物以外の人物,つまり外部侵入者の場合には、顔画像を抽出できない場合には防犯カメラ6に顔を向けさせることを強制し、顔を向けさせて顔画像を取り込んでも外部侵入者であれば、人物不特定と判断し、行き先階登録を許可しないので、乗りかご1を利用して建物を移動することは不可能となり、外部からの侵入が不可能になる。また、防犯カメラ6に顔を向けさせることを強制すれば、外部侵入者に限り、一般的に乗りかごから逃げ出すことになり、犯罪の抑止効果を高めることができる。
その他、本発明は、上記実施の形態に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
また、各実施の形態は可能な限り組み合わせて実施することが可能であり、その場合には組み合わせによる効果が得られる。さらに、上記各実施の形態には種々の上位,下位段階の発明が含まれており、開示された複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得るものである。例えば問題点を解決するための手段に記載される全構成要件から幾つかの構成要件が省略されうることで発明が抽出された場合には、その抽出された発明を実施する場合には省略部分が周知慣用技術で適宜補われるものである。
本発明に係るエレベータの防犯カメラシステムの一実施の形態を示す構成図。 図1に示す画像処理装置の具体的な構成図。 画像処理装置の動作を説明する流れ図。 図1に示す画像処理装置の他の具体的な構成図。
符号の説明
1…乗りかご、2…かご内操作パネル、2a…行き先階登録ボタン、2b…表示装置、2c…スピーカ、4…エレベータ制御盤、6…防犯カメラ、7…画像処理装置、7a…顔画像抽出判断手段、7b…登録許可信号発生手段、7c…顔抽出不可信号発生手段、7d…登録禁止信号発生手段、7e…人物特定手段、7f…人物特定不可信号発生手段、8…映像記録装置、9…人感センサー、11…顔特徴データ記憶部、12…顔画像データ記憶部。

Claims (7)

  1. エレベータの乗りかご内を撮影する防犯カメラと、この防犯カメラで撮影される映像を記録する映像記録装置と、行き先階登録ボタンが設けられたかご内操作パネルと、この操作パネルの行き先階登録ボタンの操作による行き先階登録信号に基づいて前記乗りかごを行き先階に移動させるエレベータ制御盤とを有するエレベータの防犯カメラシステムにおいて、
    前記防犯カメラで撮影される映像から顔画像を抽出したか否かを判断する顔画像抽出判断手段と、この顔画像抽出判断手段によって顔画像を抽出したと判断された場合、行き先階登録許可信号を発生する手段とを有する画像処理装置を備え、
    前記エレベータ制御盤は、前記画像処理装置から行き先階登録許可信号を受けた場合、前記行き先階登録ボタンからの行き先階登録信号に基づいて行き先階登録処理を実行することを特徴とするエレベータの防犯カメラシステム。
  2. 請求項1に記載のエレベータの防犯カメラシステムにおいて、
    防犯カメラ内又はその近傍に人感センサが設けられ、この人感センサから乗客検知信号を受けたとき、前記画像処理装置は、顔画像の抽出処理を開始することを特徴とするエレベータの防犯カメラシステム。
  3. 請求項1に記載のエレベータの防犯カメラシステムにおいて、
    エレベータのドア開閉に伴う信号を受けたとき、前記画像処理装置は、顔画像の抽出処理を開始することを特徴とするエレベータの防犯カメラシステム。
  4. 請求項1に記載のエレベータの防犯カメラシステムにおいて、
    前記画像処理装置は、前記行き先階登録許可信号を発生した後の所定時間経過後又は前記乗りかごが行き先階に到着したことを検出した後に行き先階登録禁止信号を発生する手段を設けたことを特徴とするエレベータの防犯カメラシステム。
  5. 請求項1又は請求項4に記載のエレベータの防犯カメラシステムにおいて、
    前記かご内操作パネル又は前記乗りかごの適宜な個所に設けられ、音声信号を発生する音声信号発生器を設け、
    前記エレベータ制御盤は、前記画像処理装置からの行き先階登録禁止信号に基づいて行き先階登録が禁止されている場合、前記行き先階登録ボタンから行き先階登録信号を受けたとき、乗客に対して前記防犯カメラに顔を向けさせるようなメッセージを前記音声信号発生器から発生する手段を設けたことを特徴とするエレベータの防犯カメラシステム。
  6. 請求項1又は請求項4に記載のエレベータの防犯カメラシステムにおいて、
    前記かご内操作パネル又は前記乗りかごの適宜な個所に設けられ、音声信号を発生する音声信号発生器を設け、
    また、前記画像処理装置は、前記顔画像抽出判断手段によって顔画像の抽出不可と判断された場合、前記防犯カメラに対して顔を向けることを促すための顔抽出不可信号を発生する手段を設け、
    前記エレベータ制御盤は、前記顔抽出不可信号を受けたとき、乗客に対して前記防犯カメラに顔を向けさせるようなメッセージを前記音声信号発生器から発生することを特徴とするエレベータの防犯カメラシステム。
  7. 乗りかご内を撮影する防犯カメラと、この防犯カメラで撮影される映像を記録する映像記録装置と、行き先階登録ボタンが設けられたかご内操作パネルと、この操作パネルの行き先階登録ボタンの操作による行き先階登録信号に基づいて前記乗りかごを行き先階に移動させるエレベータ制御盤とを有するエレベータの防犯カメラシステムにおいて、
    前記防犯カメラで撮影される映像から顔画像を抽出したか否かを判断する顔画像抽出判断手段と、この顔画像抽出判断手段によって顔画像を抽出したと判断された場合、予め登録されている特定の人物か否かを判断する人物特定手段と、この人物特定手段によって特定の人物と判断された場合、行き先階登録許可信号を発生する手段とを有する画像処理装置を備え、
    前記エレベータ制御盤は、前記画像処理装置から行き先階登録許可信号を受けた場合、前記行き先階登録ボタンからの行き先階登録信号に基づいて行き先階登録処理を実行することを特徴とするエレベータの防犯カメラシステム。
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