JP4983628B2 - 監視装置、監視方法、及び監視プログラム - Google Patents

監視装置、監視方法、及び監視プログラム Download PDF

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本発明は、監視対象物として端末装置の異常を検知した場合に警報を発生させる警報装置と接続されると共に、カメラにより撮影された映像を記録する画像記録装置とネットワークを介して接続された監視装置、監視方法、及び監視プログラムに関する。
例えば、パチンコ店などの遊技場では、パチンコ遊技機などの遊技装置を映像で監視する監視システムが用いられている。このような監視システムは遊技装置に設けたセンサに連動して監視カメラを制御し、この監視カメラにより撮影された映像を録画する。
また、遊技場に設置されたパチンコ遊技機を管理する集中管理装置と、遊技場内を撮影する監視カメラを制御するモニタ制御装置とを備え、この集中管理装置とモニタ制御装置とにより遊技場全体の管理を行う監視システムもある。(例えば、特許文献1参照)。
このような特許文献1に記載の監視システムにおいて、集中管理装置は、パチンコ遊技機で不正行為などの異常状態が発生したときにはモニタ命令を自動発生する。そして、モニタ制御装置は、新たなモニタ命令を受けたときに、新規モニタ命令の優先度が既発生のモニタ命令の優先度と比べて同等以上であった場合のみ、その新規モニタ命令により特定されるパチンコ遊技機に対応したズームレンズ付きテレビカメラを動作させて、当該パチンコ遊技機及び周辺をズームイン状態で撮像してモニタに再生させる。さらに、固定焦点距離のテレビカメラは、端末装置群の全体をズームレンズ付きテレビカメラの反対方向から撮像した画像をモニタに再生させる。
しかしながら、特許文献1に記載の監視システムでは、異常状態が発生したときに、モニタ命令に応じて監視カメラを制御するので、利用者は、異常状態が発生したときの画像を後から確認することができなかった。
そこで、特許文献2には、監視カメラで撮影される画像のデータを記憶する画像記憶部と、制御部のプログラム記憶部内のウェブサーバのソフトウエアの実行により実現されるサーバ手段とを備え、サーバ手段は、画像記憶部の画像データが再生される再生画面を表示装置に表示するための情報を監視ユニットに送信する処理と、再生画面において任意の画像が注目画像に指定されたときに、指定情報を画像データベース記憶部に記憶する処理と、指定情報に基づいて選択された画像データがサムネイル画像として一覧表示される画面を表示するための情報を監視ユニットに送信する処理と、入力装置により選択されたサムネイル画像に対応する画像データが最初に再生される再生画面を表示するための情報を監視ユニットに送信する処理とを実行する画像記録装置が提案されている。
特開平5−166082号公報 特開2007−67457号公報
しかしながら、特許文献2に記載の画像記録装置では、サーバ手段が、表示装置に表示された再生画面において任意の画像が注目画像に指定されたときに、指定情報に基づいて選択された画像データがサムネイル画像として一覧表示される画面を表示するための情報を生成し、監視ユニットに送信するので、注目画像が指定されてから、サムネイル画像の一覧が表示されるまで、かなりの時間を要するという課題があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、警報装置が発呼した警報発生日時におけるアラーム情報を検索でき、かつ検索されたアラーム情報が示す縮小画像を即座に表示することができる監視装置、監視方法、及び監視プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る監視装置の第1の特徴は、複数の監視対象物(201a〜201c)それぞれに配置された警報装置(102a〜102d,103a〜103d)から、前記複数の監視対象物における異常を示す警報を受信すると共に、複数のカメラ(101a1〜101a16,101b1〜101b16)により撮影された画像を記録する複数の画像記録装置(106a,106b)から、前記画像を受信する監視装置(1)であって、前記複数の監視対象物(201a〜201c)のそれぞれを一意に識別する対象物番号と、前記警報の種別と、前記警報を発生した警報発生日時と、この警報発生日時における前記カメラ(101a1〜101a16,101b1〜101b16)により撮影された画像に基づいて生成された縮小画像とを関連付けて、アラーム情報として記憶するアラーム情報記憶手段(17a)と、前記対象物番号と、前記カメラを一意に識別するカメラ番号と、前記画像記録装置(106a,106b)を一意に識別する画像記録装置番号とを関連付けて、対象物情報として記憶する対象物情報記憶手段(17b)と、外部より前記対象物番号、前記警報の種別、及び前記警報発生日時のうち少なくともいずれか1つを検索条件として選択する選択指示がなされた場合に、前記アラーム情報記憶手段(17a)に前記検索条件に適合する1又は複数のアラーム情報が記憶されているか否かを判定するアラーム判定手段(11a)と、前記アラーム判定手段(11a)により、前記検索条件に適合する1又は複数のアラーム情報が記憶されていると判定された場合に、この1又は複数のアラーム情報に含まれる前記縮小画像を表示部(16)に表示させる縮小画像表示制御手段(11b)と、外部より前記表示部(16)に表示された1又は複数の縮小画像のうちいずれか1つを選択する選択指示がなされた場合に、前記アラーム情報記憶手段(17a)に記憶されたアラーム情報に基づいて前記選択された縮小画像に対応する前記対象物番号を抽出すると共に、前記対象物情報記憶手段(17b)に記憶された対象物情報に基づいて、前記抽出した対象物番号に対応する前記画像記録装置番号、及び前記カメラ番号を抽出する検索装置決定手段(11c)と、前記抽出された画像記録装置番号で識別される前記画像記録装置(106a,106b)から、前記選択された縮小画像に対応する前記警報発生日時を含む時間に前記抽出されたカメラ番号で識別される前記カメラ(101a1〜101a16,101b1〜101b16)により撮影された動画像を受信し、この受信した動画像を表示部(16)に表示させる動画像表示制御手段(11d)と、を備え、前記監視装置は更に、前記警報装置(102a〜102d,103a〜103d)の内の一警報装置から、前記警報として前記一警報装置が配置された前記監視対象(201a〜201c)を一意に識別する対象物番号と、前記警報の種別と、前記警報発生日時とを受信した場合に、前記対象物情報記憶手段に記憶された対象物情報に基づいて、前記受信した対象物番号に対応する前記画像記録装置番号、及び前記カメラ番号を抽出するアラーム発生装置決定手段(11e)と、前記抽出された画像記録装置番号で識別される前記画像記録装置(106a,106b)から、前記抽出されたカメラ番号で識別される前記カメラによって撮影された動画像のうち前記受信した警報発生日時に対応する静止画像を縮小して生成された縮小画像を受信し、この受信した縮小画像と、前記受信した対象物番号と、警報の種別と、警報発生日時とを関連付けて、アラーム情報として前記アラーム情報記憶手段(17a)に記憶させるアラーム記憶制御手段(11f)と、を備えたことにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る監視方法の第2の特徴は、複数の監視対象物(201a〜201c)それぞれに配置された警報装置(102a〜102d,103a〜103d)から、前記複数の監視対象物における異常を示す警報を受信すると共に、複数のカメラ(101a1〜101a16,101b1〜101b16)により撮影された画像を記録する複数の画像記録装置(106a,106b)から、前記画像を受信する監視装置(1)であり、前記複数の監視対象物(201a〜201c)のそれぞれを一意に識別する対象物番号と、前記警報の種別と、前記警報を発生した警報発生日時と、この警報発生日時における前記カメラ(101a1〜101a16,101b1〜101b16)により撮影された画像に基づいて生成された縮小画像とを関連付けて、アラーム情報として記憶するアラーム情報記憶手段(17a)と、前記対象物番号と、前記カメラを一意に識別するカメラ番号と、前記画像記録装置(106a,106b)を一意に識別する画像記録装置番号とを関連付けて、対象物情報として記憶する対象物情報記憶手段(17b)と、を備える前記監視装置(1)を用いて前記複数の監視対象物を監視する監視方法であって、外部より前記対象物番号、前記警報の種別、及び前記警報発生日時のうち少なくともいずれか1つを検索条件として選択する選択指示がなされた場合に、前記アラーム情報記憶手段(17a)に前記検索条件に適合する1又は複数のアラーム情報が記憶されているか否かを判定するアラーム判定ステップ(11a)と、前記アラーム判定ステップ(11a)により、前記検索条件に適合する1又は複数のアラーム情報が記憶されていると判定された場合に、この1又は複数のアラーム情報に含まれる前記縮小画像を表示部(16)に表示させる縮小画像表示制御ステップ(11b)と、外部より前記表示部(16)に表示された1又は複数の縮小画像のうちいずれか1つを選択する選択指示がなされた場合に、前記アラーム情報記憶手段(17a)に記憶されたアラーム情報に基づいて前記選択された縮小画像に対応する前記対象物番号を抽出すると共に、前記対象物情報記憶手段(17b)に記憶された対象物情報に基づいて、前記抽出した対象物番号に対応する前記画像記録装置番号、及び前記カメラ番号を抽出する検索装置決定ステップ(11c)と、前記抽出された画像記録装置番号で識別される前記画像記録装置(106a,106b)から、前記選択された縮小画像に対応する前記警報発生日時を含む時間に前記抽出されたカメラ番号で識別される前記カメラ(101a1〜101a16,101b1〜101b16)により撮影された動画像を受信し、この受信した動画像を表示部(16)に表示させる動画像表示制御ステップ(11d)と、を有し、前記監視方法は更に、前記警報装置(102a〜102d,103a〜103d)の内の一警報装置から、前記警報として前記一警報装置が配置された前記監視対象(201a〜201c)を一意に識別する対象物番号と、前記警報の種別と、前記警報発生日時とを受信した場合に、前記対象物情報記憶手段に記憶された対象物情報に基づいて、前記受信した対象物番号に対応する前記画像記録装置番号、及び前記カメラ番号を抽出するアラーム発生装置決定ステップ(11e)と、前記抽出された画像記録装置番号で識別される前記画像記録装置(106a,106b)から、前記抽出されたカメラ番号で識別される前記カメラによって撮影された動画像のうち前記受信した警報発生日時に対応する静止画像を縮小して生成された縮小画像を受信し、この受信した縮小画像と、前記受信した対象物番号と、警報の種別と、警報発生日時とを関連付けて、アラーム情報として前記アラーム情報記憶手段(17a)に記憶させるアラーム記憶制御ステップ(11f)と、を有したことにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る監視プログラムの第1の特徴は、複数の監視対象物(201a〜201c)それぞれに配置された警報装置(102a〜102d,103a〜103d)から、前記複数の監視対象物における異常を示す警報を受信すると共に、複数のカメラ(101a1〜101a16,101b1〜101b16)により撮影された画像を記録する複数の画像記録装置(106a,106b)から、前記画像を受信する監視装置(1)であり、前記複数の監視対象物(201a〜201c)のそれぞれを一意に識別する対象物番号と、前記警報の種別と、前記警報を発生した警報発生日時と、この警報発生日時における前記カメラ(101a1〜101a16,101b1〜101b16)により撮影された画像に基づいて生成された縮小画像とを関連付けて、アラーム情報として記憶するアラーム情報記憶手段(17a)と、前記対象物番号と、前記カメラを一意に識別するカメラ番号と、前記画像記録装置(106a,106b)を一意に識別する画像記録装置番号とを関連付けて、対象物情報として記憶する対象物情報記憶手段(17b)と、を備える前記監視装置(1)に実行させるための監視プログラムであって、外部より前記対象物番号、前記警報の種別、及び前記警報発生日時のうち少なくともいずれか1つを検索条件として選択する選択指示がなされた場合に、前記アラーム情報記憶手段(17a)に前記検索条件に適合する1又は複数のアラーム情報が記憶されているか否かを判定するアラーム判定ステップ(11a)と、前記アラーム判定ステップ(11a)により、前記検索条件に適合する1又は複数のアラーム情報が記憶されていると判定された場合に、この1又は複数のアラーム情報に含まれる前記縮小画像を表示部(16)に表示させる縮小画像表示制御ステップ(11b)と、外部より前記表示部(16)に表示された1又は複数の縮小画像のうちいずれか1つを選択する選択指示がなされた場合に、前記アラーム情報記憶手段(17a)に記憶されたアラーム情報に基づいて前記選択された縮小画像に対応する前記対象物番号を抽出すると共に、前記対象物情報記憶手段(17b)に記憶された対象物情報に基づいて、前記抽出した対象物番号に対応する前記画像記録装置番号、及び前記カメラ番号を抽出する検索装置決定ステップ(11c)と、前記抽出された画像記録装置番号で識別される前記画像記録装置(106a,106b)から、前記選択された縮小画像に対応する前記警報発生日時を含む時間に前記抽出されたカメラ番号で識別される前記カメラ(101a1〜101a16,101b1〜101b16)により撮影された動画像を受信し、この受信した動画像を表示部(16)に表示させる動画像表示制御ステップ(11d)と、を前記監視装置(1)に実行させるための監視プログラムであって、前記監視プログラムは更に、前記警報装置(102a〜102d,103a〜103d)の内の一警報装置から、前記警報として前記一警報装置が配置された前記監視対象(201a〜201c)を一意に識別する対象物番号と、前記警報の種別と、前記警報発生日時とを受信した場合に、前記対象物情報記憶手段に記憶された対象物情報に基づいて、前記受信した対象物番号に対応する前記画像記録装置番号、及び前記カメラ番号を抽出するアラーム発生装置決定ステップ(11e)と、前記抽出された画像記録装置番号で識別される前記画像記録装置(106a,106b)から、前記抽出されたカメラ番号で識別される前記カメラによって撮影された動画像のうち前記受信した警報発生日時に対応する静止画像を縮小して生成された縮小画像を受信し、この受信した縮小画像と、前記受信した対象物番号と、警報の種別と、警報発生日時とを関連付けて、アラーム情報として前記アラーム情報記憶手段(17a)に記憶させるアラーム記憶制御ステップ(11f)と、を前記監視装置(1)に実行させることにある。
本発明に係る監視装置、監視方法、及び監視プログラムによれば、警報装置が発呼した警報発生日時におけるアラーム情報を検索でき、かつ検索されたアラーム情報が示す縮小画像を即座に表示することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
本実施形態では、端末装置として遊技装置それぞれに配置された警報装置から、端末装置における異常を示す警報を受信すると共に、監視カメラにより撮影された画像を記録する画像記録装置から、画像を受信する監視装置が適用された監視システムについて説明する。
図1は、本実施形態における監視システムの構成を示した構成図である。
監視システム100は、監視カメラ101(101a1〜101a16、101b1〜101b16)と、警報装置として開放センサ102(102a〜102d)及び、磁気センサ103(103a〜103d)と、ホールコンピュータ104と、スイッチャ105(105a、105b)と、画像記録装置106(106a、106b)と、ネットワークエンコーダ107(107a,107b)と、シリアルコンバータ108と、監視装置1と、表示部109と、を備えている。なお、ネットワークエンコーダ107(107a,107b)と、監視装置1とはネットワーク120を介して接続されている。
監視カメラ101a1〜101a16は、ホールコンピュータ104からの制御信号に基づいて、パン方向、及びチルト方向に旋回して、遊技装置(図示しない)の設置付近を撮影する。また、監視カメラ101a1〜101a16は、撮影した動画像をスイッチャ105aへ供給する。
また、監視カメラ101b1〜101b16についても、監視カメラ101a1〜101a16と同様に、ホールコンピュータ104からの制御信号に基づいて、パン方向、及びチルト方向に旋回して、遊技装置の設置付近を撮影する。また、監視カメラ101b1〜101b16は、撮影した動画像をスイッチャ105bへ供給する。
警報装置の1つである開放センサ102a〜102dは、各々の遊技装置に設置され、遊技装置の前面扉が開放されたことを検知すると、“DOOR OPEN”警報をホールコンピュータ104へ送信する。
警報装置の1つである磁気センサ103a〜103dは、各々の遊技装置に設置され、磁場を検知すると、“MAGNET”警報をホールコンピュータ104へ送信する。
ホールコンピュータ104は、開放センサ102(102a〜102d)、又は磁気センサ103(103a〜103d)から警報が供給されると、ホールコンピュータ104の内部に記憶している監視カメラ関連情報に基づいて、監視カメラ101(101a1〜101a16、101b1〜101b16)の中から警報を供給した警報装置が取り付けられた遊技装置に対応する監視カメラを特定し、特定した監視カメラ101を制御する。
また、供給された警報を、シリアルコンバータ108を介して監視装置1に対して出力する。
図2は、ホールコンピュータ104の内部に記憶している監視カメラ関連情報の一例を示した図である。
図2に示すように、カラム名“遊技装置”(符号201)と、カラム名“カメラ1”(符号202)と、カラム名“カメラ2”(符号203)と、カラム名“カメラ3”(符号204)とが関連付けられて監視カメラ関連情報として記憶されている。
ホールコンピュータ104は、この監視カメラ関連情報に基づいて、監視カメラ101(101a1〜101a16、101b1〜101b16)の中から警報を供給した警報装置が取り付けられた遊技装置に対応する監視カメラを特定することができる。
図1に戻り、スイッチャ105aは、監視カメラ101a1〜101a16を切り替え、スイッチャ105bは、監視カメラ101b1〜101b16を切り替える。
画像記録装置106aは、スイッチャ105aを介して、監視カメラ101a1〜101a16により撮影された動画像を受信し、受信した動画像を記憶する。同様に、画像記録装置106bは、スイッチャ105bを介して、監視カメラ101b1〜101b16により撮影された動画像を受信し、受信した動画像を記憶する。
また、監視装置1は、ホールコンピュータ104から警報を受けると、警報発生日時に撮影された縮小画像の送信を画像記録装置106aに対して要求するので、画像記録装置106aは、この監視装置1からの要求に応じて、記憶している動画像から警報発生日時における静止画像を生成し、この生成した静止画像をネットワークエンコーダ107aへ供給する。同様に、画像記録装置106bは、この監視装置1からの要求に応じて、記憶している動画像から警報発生日時における静止画像を生成し、この生成した静止画像をネットワークエンコーダ107bへ供給する。
ネットワークエンコーダ107aは、画像記録装置106aから供給された静止画像を、縮小、及び圧縮して縮小画像を生成し、この生成した縮小画像をネットワーク120を介して監視装置1へ送信する。同様に、ネットワークエンコーダ107bは、画像記録装置106bから供給された静止画像を、縮小、及び圧縮して縮小画像を生成し、この生成した縮小画像をネットワーク120を介して監視装置1へ送信する。
シリアルコンバータ108は、ホールコンピュータ104からパラレル伝送されたデータをパラレル−シリアル変換し、監視装置1へ供給する。
表示部109は、有機EL(electroluminescence)ディスプレイや、液晶ディスプレイ等の画像出力装置を備え、監視装置1から供給された出力信号に基づいて、アラーム情報検索画面等を表示する。
入力部110は、キーボードやマウスを備えており、利用者によってこのキーボードやマウスが操作されることによって、操作信号を生成し、生成した操作信号を監視装置1へ供給する。
監視装置1は、ホールコンピュータ104からシリアルコンバータ108を介して供給された警報と、ネットワークエンコーダ107a,107bからネットワーク120を介して送信された縮小画像とを関連づけて記憶すると共に、利用者の操作で選択された縮小画像に対応する動画像を表示部109に表示する。
図3は本実施形態における監視システム100が監視する遊技装置と、その監視システム100に備えられた遊技装置、監視カメラ101、開放センサ102、及び磁気センサ103との配置関係を示した図である。
図3に示すように、遊技装置は、それぞれ一列または二列に配置された遊技装置201a〜201dとして遊技場に配設されている。例えば、遊技装置201aは、1つの開放センサ102、及び1つの磁気センサ103を備えており、他の遊技装置201b〜201dにも、同様にそれぞれ1つの開放センサ102、及び1つの磁気センサ103が備えられている。
そして、図3に示すように、遊技装置201aと遊技装置201bとの間には、監視カメラ101a1〜101a3が配置されている。同様に、遊技装置201bと遊技装置201cとの間には、監視カメラ101a4,101a5が配置されている。さらに、遊技装置201cと遊技装置201dとの間には、監視カメラ101b1〜101b3が配置されている。
このように、遊技装置、監視カメラ101、開放センサ102、及び磁気センサ103を配置し、ホールコンピュータ104は、開放センサ102(102a〜102d)から供給される警報と、磁気センサ103(103a〜103d)から供給される警報に基づいて、監視カメラ101(101a1〜101a16、101b1〜101b16)を制御する。
これにより、ホールコンピュータ104は、供給された警報に基づいて、最大3台の監視カメラを制御できるので、例えば監視カメラは、遊技装置の正面方向や左右方向等多方向から遊技装置周辺を撮影することができる。
次に、本実施形態である監視装置1とネットワークエンコーダ107a,107bを介して接続された画像記録装置106a,106bの構成について説明する。
図4は、画像記録装置106aの構成を示した構成図である。なお、画像記録装置106aと画像記録装置106bとは、同一構成を有するので、ここでは、画像記録装置106aについて説明する。
図4に示すように、画像記録装置106aは、入力I/F301と、CPU302と、メモリ303と、出力I/F304と、表示部305と、ハードディスクドライブ306とを備え、それぞれはバス307により接続されている。
入力I/F301は、スイッチャ105aと接続されており、このスイッチャ105aから監視カメラ101a1〜101a16により撮影された動画像が供給される。
メモリ303は、不揮発性半導体等で構成されており、CPU302が実行するプログラムや各種データを一時的に記憶する。
出力I/F304は、ネットワークエンコーダ107aと接続されており、後述するCPU302により生成された静止画像をネットワークエンコーダ107aへ供給する。また、出力I/F304は、後述するCPU302により抽出された動画像をネットワークエンコーダ107へ供給する。
表示部305は、有機EL(electroluminescence)ディスプレイや、液晶ディスプレイ等の画像出力装置を備え、CPU302から供給された出力信号に基づいて、画像等を表示する。
ハードディスクドライブ306は、その機能ブロックとして、動画像記憶手段306aと、静止画像記憶手段306bとを備える。
動画像記憶手段306aは、監視カメラ101a1〜101a16を一意に識別するカメラ番号と、監視カメラ101a1〜101a16により撮影された動画像とを関連づけて記憶する。
静止画像記憶手段306bは、監視カメラ101a1〜101a16を一意に識別するカメラ番号と、警報発生日時と、CPU302により生成された静止画像とを関連づけて記憶する。
CPU302は、画像記録装置106aにおける中枢的な処理を行う。また、CPU302は、その機能上、静止画像生成手段302aと、動画像抽出手段302bとを備える。
静止画像生成手段302aは、ネットワークエンコーダ107aから縮小画像の送信を要求する縮小画像送信要求信号と共に、カメラ番号と警報発生日時とが供給された場合に、ハードディスクドライブ306の動画像記憶手段306aに記憶された動画像から、受信したカメラ番号と警報発生日時に対応する静止画像を生成する。そして、縮小画像生成手段302aは、この生成した静止画像をハードディスクドライブ306の静止画像記憶手段306bに記憶させると共に、出力I/F304を介してネットワークエンコーダ107aへ供給する。
動画像抽出手段302bは、ネットワークエンコーダ107aから動画像の送信を要求する動画像送信要求信号と共に、カメラ番号と警報発生日時とが供給された場合に、ハードディスクドライブ306の動画像記憶手段306aから、受信したカメラ番号と警報発生日時を含む前後数分間分の動画像を抽出する。そして、動画像抽出手段302bは、この抽出した動画像を出力I/F304を介してネットワークエンコーダ107aへ供給する。
次に、本実施形態である監視装置1の構成について説明する。
図5は、本実施形態である監視装置1の構成を示した構成図である。
本実施形態である監視装置1は、CPU11と、メモリ12と、ネットワークI/F13と、シリアルポート14と、入力I/F15と、出力I/F16と、ハードディスクドライブ17とを備え、それぞれはバス18により接続されている。
メモリ12は、不揮発性半導体等で構成されており、CPU11が実行するOS(Operating System)や、監視プログラム等の各種プログラム、及びこれら各種プログラムを実行するための各種データを一時的に記憶する。
ネットワークI/F13は、ネットワークカードなどの通信インタフェースであり、このネットワークI/F13によりネットワーク120に接続することによって、ネットワーク120に接続されたネットワークエンコーダ107a,107bと通信することができる。
シリアルポート14は、シリアルコンバータ108からシリアル伝送された警報を受信する。
入力I/F15は、キーボードやマウス等の入力部110と接続され、このキーボードやマウスによって生成された操作信号をCPU11へ供給する。
出力I/F16は、CPU11から供給された出力信号を、有機EL(electroluminescence)ディスプレイや、液晶ディスプレイ等で構成された表示部109へ供給する。
ハードディスクドライブ17は、機能ブロックとして、アラーム情報記憶手段17aと、装置情報記憶手段17bとを備える。
アラーム情報記憶手段17aは、遊技装置のうちいずれか1つを一意に識別する端末番号と、警報の種別と、警報を発生した警報発生日時と、この警報発生日時における監視カメラ101により撮影された画像に基づいて生成された縮小画像とを関連付けて、アラーム情報として記憶している。
装置情報記憶手段17bは、遊技装置の端末番号と、監視カメラ101を一意に識別するカメラ番号と、画像記録装置106a,106bを一意に識別する画像記録装置番号とを関連付けて、装置情報として記憶している。
図6は、装置情報記憶手段17bが記憶している装置情報の一例を示した図である。
図6に示すように、カラム名“端末番号”(符号401)と、カラム名“カメラ番号”(符号402)と、カラム名“画像記録装置番号”(符号403)とが関連付けられて装置情報として記憶されている。
このように、装置情報には、1つの端末番号に複数台の監視カメラ101のカメラ番号が対応付けられて記憶されている。
CPU11は、監視装置1の中枢的な制御を行う。また、CPU11は、その機能上、アラーム判定手段11aと、縮小画像表示制御手段11bと、検索装置決定手段11cと、動画像表示制御手段11dと、アラーム発生装置決定手段11eと、アラーム記憶制御手段11fとを備える。
アラーム判定手段11aは、入力I/F15より、遊技装置の端末番号、警報の種別、及び警報発生日時のうち少なくともいずれか1つを検索条件として選択する操作信号が供給された場合に、ハードディスクドライブ17のアラーム情報記憶手段17aからアラーム情報を読み出し、この読み出したアラーム情報に検索条件に適合する1又は複数のアラーム情報が記憶されているか否かを判定する。
縮小画像表示制御手段11bは、アラーム判定手段11aにより、検索条件に適合する1又は複数のアラーム情報が記憶されていると判定された場合に、この1又は複数のアラーム情報に含まれる縮小画像を出力I/F16を介して表示部16に表示させる。
検索装置決定手段11cは、入力I/F15より、表示部16に表示された1又は複数の縮小画像のうちいずれか1つを選択する操作信号が供給された場合に、ハードディスクドライブ17のアラーム情報記憶手段17aに記憶されたアラーム情報に基づいて、選択された縮小画像に対応する遊技装置の端末番号を抽出すると共に、ハードディスクドライブ17の装置情報記憶手段17bに記憶された装置情報に基づいて、抽出した端末番号に対応する画像記録装置番号、及びカメラ番号を抽出する。
動画像表示制御手段11dは、抽出された画像記録装置番号で識別される画像記録装置106a,106bから、選択された縮小画像に対応する警報発生日時を含む時間に抽出されたカメラ番号で識別される監視カメラ101により撮影された動画像を受信し、この受信した動画像を出力I/F16を介して表示部16に表示させる。
アラーム発生装置決定手段11eは、警報装置102,103から、警報として遊技装置装置のうちいずれか1つを一意に識別する端末番号と、警報の種別と、警報発生日時とを受信した場合に、ハードディスクドライブ17の装置情報記憶手段17bに記憶された装置情報に基づいて、受信した端末番号に対応する画像記録装置番号、及びカメラ番号を抽出する。
アラーム記憶制御手段11fは、抽出された画像記録装置番号で識別される画像記録装置106a,106bから、抽出されたカメラ番号で識別される監視カメラによって撮影された動画像のうち、受信した警報発生日時における静止画像を縮小して生成された縮小画像を受信し、この受信した縮小画像と、端末番号と、警報の種別と、警報発生日時とを関連付けて、アラーム情報としてハードディスクドライブ17のアラーム情報記憶手段17aに記憶させる。
≪監視装置1の作用≫
本実施形態である監視装置1は、主にアラーム情報記憶処理、アラーム情報検索処理を行う。よって以下に、これら各処理について詳細に説明する。
(アラーム情報記憶処理)
図7は、本実施形態である監視装置1におけるアラーム情報記憶処理の処理手順を示すフローチャートである。ここでは、遊技装置の利用者が不正を行おうとして遊技装置201aのガラス扉を開いた場合を例に挙げて説明する。
まず、遊技装置の利用者が遊技装置201aのガラス扉を開くと、開放センサ102aがこれを検知して、ホールコンピュータ104へ警報出力を行う。
そして、警報が供給されたホールコンピュータ104は、警報を発呼した開放センサ102aに取り付けられた遊技機の端末番号と、警報の種別(ここでは、“DOOR OPEN”)と、開放センサ102aが警報を出力した日時である警報発生日時とをシリアルコンバータ108を介して、監視装置1へ送信する。
また、ホールコンピュータ104は、内部に記憶されたカメラ関連情報に基づいて、アラームを発呼した開放センサ102aに取り付けられた遊技機の端末番号に対応するカメラ番号を抽出し、警報を発呼した開放センサ102aに取り付けられた遊技機周辺を撮影するように、抽出したカメラ番号に対応する監視カメラ101のパン角度及びチルト角度を制御する。
そして、監視装置1は、ホールコンピュータ104から送信された端末番号と、警報の種別と、警報発生日時とを受信すると(ステップS101)、監視装置1のCPU11のアラーム記憶制御手段11fは、受信した端末番号と、警報の種別と、警報発生日時とを関連づけて、ハードディスクドライブ17のアラーム情報記憶手段17aに記憶させる(ステップS102)。
次に、監視装置1のCPU11のアラーム発生装置決定手段11eは、ハードディスクドライブ17の装置情報記憶手段17bに記憶された装置情報を読み出し、この読み出した装置情報に基づいて、ステップS101において受信した端末番号に対応する画像記録装置番号、及びカメラ番号を抽出し、抽出した画像記録装置番号で識別される画像記録装置106aへ、抽出したカメラ番号で識別される監視カメラ101が警報発生日時に撮影した縮小画像の送信を要求する縮小画像送信要求信号を送信する(ステップS103)。
そして、監視装置1のCPU11のアラーム記憶制御手段11fは、画像記録装置106aから、ネットワークエンコーダ107aを介して、ステップS103において抽出したカメラ番号で識別される監視カメラ101が警報発生日時に撮影した縮小画像を受信する(ステップS104)。
次に、アラーム記憶制御手段11fは、ステップS104において受信した縮小画像を、ステップS102において記憶させた端末番号と、警報の種別と、警報発生日時とに関連付けて、アラーム情報としてアラーム情報記憶手段17aに記憶させる(ステップS105)。
ここで、アラーム記憶制御手段11fは、受信した縮小画像に遊技機の端末番号、カメラ番号、警報発生日時のファイル名を付与してアラーム情報記憶手段17aに記憶させる。例えば、遊技機の端末番号が201a、カメラ番号がカメラ1、日付が2007年6月30日、時刻が14時33分5秒の場合、ファイル名を「201a120070630143305.jpg」として記憶する。
(アラーム情報検索処理)
図8は、本実施形態である監視装置1におけるアラーム情報検索処理の処理手順を示すフローチャートである。
まず、利用者は、表示部109に表示されたアラーム情報検索画面を見ながら、入力部110を操作すると、入力部110は操作信号を生成し、この生成した操作信号を監視装置1へ供給する(ステップS201)。
図9は、表示部109に表示されたアラーム情報検索画面の一例を示した図である。
図9に示すように、アラーム情報検索画面600は、画面上、検索条件入力部601と、サムネイル表示部602と、動画再生部603とにエリア分割されている。
そして、利用者は、入力部110を用いて、検索条件入力部601内に表示されているプルダウンメニューにより、遊戯装置の端末番号、警報の種別、及び警報発生日時のうち少なくともいずれか1つを検索条件として指定する操作を行い、検索条件入力部601内に表示されている検索実行ボタンを選択する操作を行うと、入力部110は、この検索条件を含む操作信号を監視装置1へ供給する。
次に、監視装置1のCPU11のアラーム判定手段11aは、端末番号、警報の種別、及び警報発生日時のうち少なくともいずれか1つを指定する検索条件を含む操作信号が供給されると、ハードディスクドライブ17のアラーム情報記憶手段17aからアラーム情報を読み出し、この読み出したアラーム情報の中に、検索条件に適合する1又は複数のアラーム情報が含まれているか否かを判定する(ステップS202)。
そして、ステップS202において、読み出したアラーム情報の中に、検索条件に適合するアラーム情報が含まれていないと判定された場合、処理を終了する。
一方、ステップS202において、読み出したアラーム情報の中に、検索条件に適合する1又は複数のアラーム情報が含まれていると判定された場合、この1又は複数のアラーム情報に含まれる縮小画像を図9に示したサムネイル表示部602に表示させる(ステップS206)。
次に、利用者が、入力部110を用いて、サムネイル表示部602内に表示されている縮小画像のうちいずれか1つを選択する操作を行うと、入力部110は、選択された縮小画像のファイル名を含む操作信号を生成し、CPU11へ供給する(ステップS207)。
次に、選択された縮小画像のファイル名を含む操作信号が供給されたCPU11の検索装置決定手段11cは、ハードディスクドライブ17のアラーム情報記憶手段17aからアラーム情報を読み出し、この読み出したアラーム情報に基づいて、ステップS207において供給された操作信号に含まれる縮小画像のファイル名に対応する遊技装置の端末番号を抽出する。さらに、検索装置決定手段11cは、ハードディスクドライブ17の装置情報記憶手段17bから装置情報を読み出し、この読み出した装置情報に基づいて、抽出した端末番号に対応する画像記録装置番号、及びカメラ番号を抽出する(ステップS208)。
次に、動画像表示制御手段11dは、ステップS208において抽出された画像記録装置番号で識別される画像記録装置106aへ、選択された縮小画像に対応する警報発生日時を含む時間に抽出されたカメラ番号によって撮影された動画像の送信を要求する動画像送信要求信号を送信する(ステップS209)。
そして、動画像表示制御手段11dは、画像記録装置106aから、ネットワークエンコーダ107aを介して、ステップS209において送信した動画像送信要求信号への応答として、取得したカメラ番号で識別される監視カメラ101が警報発生日時を含む時間に撮影した動画像を受信し、この受信した動画像をデコードした後、図9に示した動画再生部603に表示させる(ステップS210)。
以上のように、本実施形態である監視装置1によれば、複数の画像記録装置106a,106bによりアラーム情報の記録を行っている場合においても、アラーム情報を総合的に検索することができ、検索したアラーム情報に関連する縮小画像を即座に表示することができる。
また、従来の監視システムでは、検索用のアラーム情報と縮小画像とがそれぞれの記録装置に記憶されていた。
そのため、従来の監視システムに備えられた複数の記録装置が、異なるメーカによって製造されたものである場合、又は異なる機種である場合に、この記録装置毎に検索条件の書式などが異なり、各記録装置間で互換性が得られない場合があった。そのため、従来の監視システムでは、必ずしも統合的に検索を行うことができなかった。
また、複数の記録装置がある従来の監視システムでは、各記録装置に対し検索を行う必要があるため、縮小画像の検索、及び表示が即座に行えなかった。
しかしながら、本実施形態である監視装置1が適用された監視システムによれば、監視装置1が、検索条件(装置番号,警報の種別,警報発生日時)と縮小画像とを関連付けてアラーム情報として記憶しているので、画像記録装置の製造メーカや機種に依存することなく検索条件を作成できるため、製造メーカや機種が異なる画像記録装置が混在している場合にも、統合的にアラーム情報を検索することができる。さらに、検索されたアラーム情報に含まれる縮小画像を即座に検索し、表示することができる。
なお、本実施形態である監視装置1では、パン・チルト駆動可能な監視カメラを用いてパン角度、チルト角度をホールコンピュータ104が制御する例を示したがこれに限らず、監視対象を撮影する監視カメラとして固定カメラを複数設けておき、これらの固定カメラの画像を検索して閲覧してもよいことはいうまでもない。
また、本実施形態である監視装置1では、アラームの発生した警報発生時刻におけるアラームの発生した場所の縮小画像を検索する例を示したが、本実施例のように画像記録装置にすべての画像を記録しておけば、例えばアラームの発生した時刻の他の場所の画像を閲覧するなど、アラームの画像以外を総合的に検索したり閲覧することも可能であり、好適である。
さらに、本実施形態では縮小画像をネットワークエンコーダ107a,107bを介して取得する例を示したが、画像記録装置106a、106bから縮小画像を取得できる場合はネットワークエンコーダ107a,107bを用いることなく、画像記録装置106a、106bから縮小画像を直接取得してもよい。
また、本実施形態では監視対象が個別の遊技装置が列状に配置された遊技装置を説明したが、各個別の遊技装置毎に識別できる識別番号を用いて稼働する監視装置であってもよい。
もちろん、監視対象は、列状に配置されたものに限定されるものではない。
本実施形態である監視装置が適用された監視システムの構成を示した構成図である。 本実施形態に係る監視システムに備えられたホールコンピュータの内部に記憶している監視カメラ関連情報の一例を示した図である。 本実施形態に係る監視システムに備えられた遊技装置、監視カメラ、開放センサ、及び磁気センサの配置を示した図である。 本実施形態に係る監視システムに備えられた画像記録装置の構成を示した構成図である。 本実施形態である監視装置の構成を示した構成図である。 本実施形態である監視装置の装置情報記憶手段が記憶している装置情報の一例を示した図である。 本実施形態である監視装置1におけるアラーム情報記憶処理の処理手順を示すフローチャートである。 本実施形態である監視装置1におけるアラーム情報検索処理の処理手順を示すフローチャートである。 本実施形態である監視装置に接続された表示部に表示されたアラーム情報検索画面の一例を示した図である。
符号の説明
1…監視装置
11…CPU
11a…アラーム判定手段
11b…縮小画像表示制御手段
11c…検索装置決定手段
11d…動画像表示制御手段
11e…アラーム発生装置決定手段
11f…アラーム記憶制御手段
12…メモリ
14…シリアルポート
16…表示部
17…ハードディスク
17a…アラーム情報記憶手段
17b…装置情報記憶手段(対象物情報記憶手段)
18…バス
100…監視システム
101a1〜101a16,101b1〜101b16…監視カメラ
102a〜102d…開放センサ(警報装置)
103a〜103d…磁気センサ(警報装置)
104…ホールコンピュータ
105a,105b…スイッチャ
106a,106b…画像記録装置
107a,107b…ネットワークエンコーダ
108…シリアルコンバータ
109…表示部
110…入力部
120…ネットワーク
201a,201b,201c,201d…遊技装置

Claims (3)

  1. 複数の監視対象物それぞれに配置された警報装置から、前記複数の監視対象物における異常を示す警報を受信すると共に、複数のカメラにより撮影された画像を記録する複数の画像記録装置から、前記画像を受信する監視装置であって、
    前記複数の監視対象物のそれぞれを一意に識別する対象物番号と、前記警報の種別と、
    前記警報を発生した警報発生日時と、この警報発生日時における前記カメラにより撮影された画像に基づいて生成された縮小画像とを関連付けて、アラーム情報として記憶するアラーム情報記憶手段と、
    前記対象物番号と、前記カメラを一意に識別するカメラ番号と、前記画像記録装置を一意に識別する画像記録装置番号とを関連付けて、対象物情報として記憶する対象物情報記憶手段と、
    外部より前記対象物番号、前記警報の種別、及び前記警報発生日時のうち少なくともいずれか1つを検索条件として選択する選択指示がなされた場合に、前記アラーム情報記憶手段に前記検索条件に適合する1又は複数のアラーム情報が記憶されているか否かを判定するアラーム判定手段と、
    前記アラーム判定手段により、前記検索条件に適合する1又は複数のアラーム情報が記憶されていると判定された場合に、この1又は複数のアラーム情報に含まれる前記縮小画像を表示部に表示させる縮小画像表示制御手段と、
    外部より前記表示部に表示された1又は複数の縮小画像のうちいずれか1つを選択する選択指示がなされた場合に、前記アラーム情報記憶手段に記憶されたアラーム情報に基づいて前記選択された縮小画像に対応する前記対象物番号を抽出すると共に、前記対象物情報記憶手段に記憶された対象物情報に基づいて、前記抽出した対象物番号に対応する前記画像記録装置番号、及び前記カメラ番号を抽出する検索装置決定手段と、
    前記抽出された画像記録装置番号で識別される前記画像記録装置から、前記選択された縮小画像に対応する前記警報発生日時を含む時間に前記抽出されたカメラ番号で識別される前記カメラにより撮影された動画像を受信し、この受信した動画像を表示部に表示させる動画像表示制御手段と、
    を備え、前記監視装置は更に、
    前記警報装置内の一警報装置から、前記警報として前記一警報装置が配置された前記監視対象物を一意に識別する対象物番号と、前記警報の種別と、前記警報発生日時とを受信した場合に、前記対象物情報記憶手段に記憶された対象物情報に基づいて、前記受信した対象物番号に対応する前記画像記録装置番号、及び前記カメラ番号を抽出するアラーム発生装置決定手段と、
    前記抽出された画像記録装置番号で識別される前記画像記録装置から、前記抽出されたカメラ番号で識別される前記カメラによって撮影された動画像のうち前記受信した警報発生日時に対応する静止画像を縮小して生成された縮小画像を受信し、この受信した縮小画像と、前記受信した対象物番号と、警報の種別と、警報発生日時とを関連付けて、アラーム情報として前記アラーム情報記憶手段に記憶させるアラーム記憶制御手段と、
    を備えたことを特徴とする監視装置。
  2. 複数の監視対象物それぞれに配置された警報装置から、前記複数の監視対象物における異常を示す警報を受信すると共に、複数のカメラにより撮影された画像を記録する複数の画像記録装置から、前記画像を受信する監視装置であり、前記複数の監視対象物のそれぞれを一意に識別する対象物番号と、前記警報の種別と、前記警報を発生した警報発生日時と、この警報発生日時における前記カメラにより撮影された画像に基づいて生成された縮小画像とを関連付けて、アラーム情報として記憶するアラーム情報記憶手段と、前記対象物番号と、前記カメラを一意に識別するカメラ番号と、前記画像記録装置を一意に識別する画像記録装置番号とを関連付けて、対象物情報として記憶する対象物情報記憶手段と、
    を備える前記監視装置を用いて前記複数の監視対象物を監視する監視方法であって、
    外部より前記対象物番号、前記警報の種別、及び前記警報発生日時のうち少なくともいずれか1つを検索条件として選択する選択指示がなされた場合に、前記アラーム情報記憶手段に前記検索条件に適合する1又は複数のアラーム情報が記憶されているか否かを判定するアラーム判定ステップと、
    前記アラーム判定ステップにより、前記検索条件に適合する1又は複数のアラーム情報が記憶されていると判定された場合に、この1又は複数のアラーム情報に含まれる前記縮小画像を表示部に表示させる縮小画像表示制御ステップと、
    外部より前記表示部に表示された1又は複数の縮小画像のうちいずれか1つを選択する選択指示がなされた場合に、前記アラーム情報記憶手段に記憶されたアラーム情報に基づいて前記選択された縮小画像に対応する前記対象物番号を抽出すると共に、前記対象物情報記憶手段に記憶された対象物情報に基づいて、前記抽出した対象物番号に対応する前記画像記録装置番号、及び前記カメラ番号を抽出する検索装置決定ステップと、
    前記抽出された画像記録装置番号で識別される前記画像記録装置から、前記選択された縮小画像に対応する前記警報発生日時を含む時間に前記抽出されたカメラ番号で識別される前記カメラにより撮影された動画像を受信し、この受信した動画像を表示部に表示させる動画像表示制御ステップと、
    を有し、前記監視方法は更に、
    前記警報装置の内の一警報装置から、前記警報として前記一警報装置が配置された前記監視対象物を一意に識別する対象物番号と、前記警報の種別と、前記警報発生日時とを受信した場合に、前記対象物情報記憶手段に記憶された対象物情報に基づいて、前記受信した対象物番号に対応する前記画像記録装置番号、及び前記カメラ番号を抽出するアラーム発生装置決定ステップと、
    前記抽出された画像記録装置番号で識別される前記画像記録装置から、前記抽出されたカメラ番号で識別される前記カメラによって撮影された動画像のうち前記受信した警報発生日時に対応する静止画像を縮小して生成された縮小画像を受信し、この受信した縮小画像と、前記受信した対象物番号と、警報の種別と、警報発生日時とを関連付けて、アラーム情報として前記アラーム情報記憶手段に記憶させるアラーム記憶制御ステップと、
    を有したことを特徴とする監視方法。
  3. 複数の監視対象物それぞれに配置された警報装置から、前記複数の監視対象物における異常を示す警報を受信すると共に、複数のカメラにより撮影された画像を記録する複数の画像記録装置から、前記画像を受信する監視装置であり、前記複数の監視対象物のそれぞれを一意に識別する対象物番号と、前記警報の種別と、前記警報を発生した警報発生日時と、この警報発生日時における前記カメラにより撮影された画像に基づいて生成された縮小画像とを関連付けて、アラーム情報として記憶するアラーム情報記憶手段と、前記対象物番号と、前記カメラを一意に識別するカメラ番号と、前記画像記録装置を一意に識別する画像記録装置番号とを関連付けて、対象物情報として記憶する対象物情報記憶手段と、
    を備える前記監視装置に実行させるための監視プログラムであって、
    外部より前記対象物番号、前記警報の種別、及び前記警報発生日時のうち少なくともいずれか1つを検索条件として選択する選択指示がなされた場合に、前記アラーム情報記憶手段に前記検索条件に適合する1又は複数のアラーム情報が記憶されているか否かを判定するアラーム判定ステップと、
    前記アラーム判定ステップにより、前記検索条件に適合する1又は複数のアラーム情報が記憶されていると判定された場合に、この1又は複数のアラーム情報に含まれる前記縮小画像を表示部に表示させる縮小画像表示制御ステップと、
    外部より前記表示部に表示された1又は複数の縮小画像のうちいずれか1つを選択する選択指示がなされた場合に、前記アラーム情報記憶手段に記憶されたアラーム情報に基づいて前記選択された縮小画像に対応する前記対象物番号を抽出すると共に、前記対象物情報記憶手段に記憶された対象物情報に基づいて、前記抽出した対象物番号に対応する前記画像記録装置番号、及び前記カメラ番号を抽出する検索装置決定ステップと、
    前記抽出された画像記録装置番号で識別される前記画像記録装置から、前記選択された縮小画像に対応する前記警報発生日時を含む時間に前記抽出されたカメラ番号で識別される前記カメラにより撮影された動画像を受信し、この受信した動画像を表示部に表示させる動画像表示制御ステップと、
    を前記監視装置に実行させるための監視プログラムであって、前記監視プログラムは更に、
    前記警報装置の内の一警報装置から、前記警報として前記一警報装置が配置された前記監視対象物を一意に識別する対象物番号と、前記警報の種別と、前記警報発生日時とを受信した場合に、前記対象物情報記憶手段に記憶された対象物情報に基づいて、前記受信した対象物番号に対応する前記画像記録装置番号、及び前記カメラ番号を抽出するアラーム発生装置決定ステップと、
    前記抽出された画像記録装置番号で識別される前記画像記録装置から、前記抽出されたカメラ番号で識別される前記カメラによって撮影された動画像のうち前記受信した警報発生日時に対応する静止画像を縮小して生成された縮小画像を受信し、この受信した縮小画像と、前記受信した対象物番号と、警報の種別と、警報発生日時とを関連付けて、アラーム情報として前記アラーム情報記憶手段に記憶させるアラーム記憶制御ステップと、
    を前記監視装置に実行させるための監視プログラム。
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