JPH11157416A - 回転量制限装置及びウエビング巻取装置 - Google Patents

回転量制限装置及びウエビング巻取装置

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JPH11157416A
JPH11157416A JP9328611A JP32861197A JPH11157416A JP H11157416 A JPH11157416 A JP H11157416A JP 9328611 A JP9328611 A JP 9328611A JP 32861197 A JP32861197 A JP 32861197A JP H11157416 A JPH11157416 A JP H11157416A
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rotation
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    • B60R22/4676Reels with means to tension the belt in an emergency by forced winding up comprising energy-absorbing means operating between belt reel and retractor frame
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    • F16H25/00Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms
    • F16H25/18Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying or interconverting oscillating or reciprocating motions
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 重量の増加を招いたり、製造に多くの時間や
手間を要することなく回転量を制限することができる回
転量制限装置、及びスプールの回転量を制限してウエビ
ング引出量を一定量とすることができるウエビング巻取
装置、を得る。 【解決手段】 スプール18と共に回転する欠環リング
54の対向面54Bには、周方向に沿って略半円状の係
合突起74が形成されている。ロック用シャフト部40
の円板48には、この係合突起74に対応して、係合凹
部78が形成されている。スプール18がウエビング引
出方向に回転し、対向面54Bが円板48に当たった状
態で、係合突起74が係合凹部78に隙間無く入り込ん
で係合する。さらにスプール18にウエビング引出方向
の回転力が作用し、欠環リング54が円板48に向かっ
て強く押しつけられても、欠環リング54の広がりが阻
止され、スプール18は回転を制限された状態に維持さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転量制限装置及
びウエビング巻取装置に関し、さらに詳しくは、ウエビ
ングを巻き取るスプールの回転量を制限することで、ウ
エビングの巻取量を一定量とすることができるウエビン
グ巻取装置と、このウエビング巻取装置に用いられる回
転量制限装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7に示す、従来のウエビング巻取装置
300では、車両に所定値以上の減速度が生じたことが
加速度センサ等によって検知されると、トーションバー
302の一端302A側に配置されたプリテンション部
304が、トーションバー302の一端302Aをウエ
ビング巻取方向に回転させる。スプール306もトーシ
ョンバー302と一体でウエビング巻取方向に回転し、
ウエビング308がスプール306に巻き取られる。こ
のとき、スプール306の内側に配置されたロック用シ
ャフト部310は、図示しないロック部によって、ウエ
ビング引き出し方向の回転を阻止されている。
【0003】その後、ウエビング308に引き出し力が
作用すると、スプール306がウエビング引出方向に回
転しようとする。トーションバー302は、その他端3
02B側でロック用シャフト部310によって回転が阻
止されているため、一端302A側に作用した回転力に
よって捩じられ、いわゆるフォースリミッタとして作用
する。
【0004】これにより、固定されたロック用シャフト
部310と、回転するスプール306との間に、相対的
な回転差が生じる。この回転差により、ロック用シャフ
ト部310の雄ねじ312に螺合されたリング314が
スプール306と一体で回転し、ロック用シャフト部3
10の円板316に向かって移動する。リング314が
円板316に当たると、リング314の移動及び回転が
阻止されるため、スプール306の回転も制限され、ウ
エビング308の引き出しが量が一定量となる。
【0005】このウエビング巻取装置300では、リン
グ314が円板316に当たった状態で、さらにスプー
ル306に、ウエビング引出方向の大きな回転力が作用
し、リング314が円板316に向かって移動しようと
すると、雌ねじ318の圧力側フランクが雄ねじ312
の圧力側フランクに沿って径方向外側への力を受ける。
これにより、リング314が径方向外側に広げられて雌
ねじ318が雄ねじ312から外れ、スプール306が
ロック用シャフト部310に対して自由に回転してしま
うおそれがある。このため、リング314を厚肉にした
り、高い剛性を有する材料で成形する等によって、リン
グ314の強度を高くする必要があり、重量増となった
り、製造に多くの時間や手間を要したりしていた。
【0006】かかる問題点は、上記したウエビング巻取
装置300に限らず、一般に、軸体に螺合された移動体
が回転しながら軸方向に移動し、この軸方向への移動を
制限することで回転量を一定量に制限する回転量制限装
置が有する問題点である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる事実を
考慮し、重量の増加を招いたり、製造に多くの時間や手
間を要することなく回転量を制限することができる回転
量制限装置、及びスプールの回転量を制限してウエビン
グ引出量を一定量とすることができるウエビング巻取装
置、を得ることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明で
は、外周に雄ねじが切られた軸体と、前記雄ねじに螺合
され、前記軸体に対する回転によって軸体の軸方向に移
動する移動体と、前記移動体の移動量を一定範囲に制限
する制限手段と、前記制限手段によって前記移動体の移
動が制限された状態でこの移動体の径方向外側への移動
を阻止する阻止手段と、を有することを特徴とする。
【0009】軸体に対して移動体が相対的に回転する
と、移動体は軸体の軸方向に移動する。
【0010】この移動体の移動は、制限手段によって一
定範囲に制限される。この状態で、さらに移動体が軸体
に対して相対的に回転しようとすると、雄ねじの圧力側
フランクに沿って、移動体に径方向外側への力が作用す
る。しかし、移動体の径方向外側への移動は阻止手段に
よって阻止されているので、移動体は径方向外側へ移動
しない。このため、移動体が雄ねじに螺合した状態が維
持される。移動体が軸体に対して自由に回転してしまう
ことがないので、移動体の回転が制限された状態が維持
される。
【0011】このように、阻止手段によって、移動体の
径方向外側への移動を阻止するため、移動体を厚肉に形
成したり、強固な材質で形成したりして強度を高める必
要がない。このため、重量の増加を招いたり、製造に多
くの時間や手間を要したりすることなく回転量制限装置
を構成して回転量を制限することができる。
【0012】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記制限手段が、前記軸体に形成さ
れ、回転によって軸体の軸方向に移動した移動体が当た
ることでこの移動を制限する壁体であり、前記阻止手段
が、前記移動体に形成され、移動体が前記壁体に当たっ
た状態で壁体に形成された被係合部に係合する係合部で
あることを特徴とする。
【0013】従って、制限手段に壁体及び被係合部を形
成し、移動体に係合部を形成するための簡単な構成で、
移動体の径方向外側への移動を阻止することができる。
【0014】請求項3に記載の発明では、外周に雄ねじ
が切られたシャフトと、前記シャフトと同軸的に回転可
能とされ、回転によりウエビングが巻取りあるいは引出
しされるスプールと、前記雄ねじに螺合されると共に前
記スプールと一体で回転し、回転によって前記シャフト
の軸方向に移動するリングと、前記シャフトに形成さ
れ、このシャフトの軸方向に移動した前記リングが当た
ることでこの移動を制限する制限壁と、前記リングに形
成され、リングが前記制限壁に当たった状態で制限壁に
形成された被係合部に係合してリングの径方向外側への
移動を阻止する係合部と、を有することを特徴とする。
【0015】シャフトに対してスプールが相対的に回転
すると、シャフトの雄ねじに螺合されたリングがスプー
ルと一体で回転し、シャフトの軸方向に移動する。
【0016】このリングの移動は、制限壁によって一定
範囲に制限されるため、スプールの回転も制限される。
この状態で、リングに形成された係合部が、制限壁に形
成された被係合部に係合して、リングの径方向外側への
移動が阻止される。従って、さらにスプールがシャフト
に対して相対的に回転しようとして、雄ねじの圧力側フ
ランクに沿って、リングに径方向外側への力が作用して
も、リングは径方向外側へ移動しない。このため、リン
グが雄ねじに螺合した状態が維持される。リングがシャ
フトに対して自由に回転してしまうことがないので、ス
プールの回転が制限された状態に維持される。
【0017】このように、係合部が被係合部に係合する
ことで、リングの径方向外側への移動を阻止するため、
リングを厚肉に形成したり、強固な材質で形成する等に
よって強度を高める必要がない。このため、重量の増加
を招いたり、製造に多くの時間や手間を要したりするこ
となく、スプールの回転量を制限することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1〜図3には、本発明の一実施
の形態に係る回転量制限装置が採用されたウエビング巻
取装置10が示されている。
【0019】ウエビング巻取装置10は、車両(図示省
略)に取り付けられるフレーム12を有している。フレ
ーム12には、一対の支持板14、16が平行に配置さ
れている。支持板14、16の間には、略円筒状に成形
され、軸方向両端から径方向に向かってフランジが突設
されたスプール18が配設されている。このスプール1
8にはウエビング20の一端が固着されて、ウエビング
20が巻き取られるようになっており、図1及び図2に
は、このようにウエビング20がスプール18に巻き取
られた状態が示されている。また、図3には、ウエビン
グ20がスプール18から引き出された状態が示されて
いる。
【0020】スプール18の内側には、スプール18の
中心軸と同軸にトーション部22が配設されている。ト
ーション部22は、スプール18の軸方向の長さより若
干長い略円柱状のトーションバー24を有している。ト
ーションバー24は金属等の塑性変形可能な材質で形成
されており、周方向に所定値以上の捩じり力が作用する
と塑性変形して捩じれる。
【0021】トーションバー24の一端側には、六角柱
状の挿入部24Aが形成されている。挿入部24Aは、
トーション部22を構成するプリテンション用シャフト
部26に形成された六角形の挿入孔34(図2及び図3
参照)に挿入されており、トーションバー24とプリテ
ンション用シャフト部26とが一体で回転する。
【0022】このプリテンション用シャフト部26は、
略円筒状に形成された被挟持部28と、被挟持部28よ
り小径で且つ被挟持部28と同軸的に一体形成された円
筒状のギヤ部30(図2及び図3参照)とを有してい
る。被挟持部28の外周には、トーションバー24の中
心軸方向と同方向が長手方向とされ、先端が鋭角的に尖
った複数の突起32(図1参照)が、周方向に所定間隔
で突設されている。突起32は、後述するドラム64の
挟持部66、68が被挟持部28を挟持したときにドラ
ム64の内面に食い込んで、ドラム64の空転を防止す
る。
【0023】ギヤ部30の外周には外歯ギヤ36が形成
されており、この外歯ギヤ36が、スプール18の内周
に形成された内歯ギヤ38と全周に亘ってかみ合って、
スプール18とプリテンション用シャフト部26とが一
体で回転する。従って、トーションバー24は、その一
端側で、プリテンション用シャフト部26を介してスプ
ール18と一体で回転する。
【0024】トーションバー24の他端側(図1左上
側、図2及び図3右側)には、トーション部22を構成
するロック用シャフト部40が配置されている。ロック
用シャフト部40は、略円筒状に形成され、六角形の挿
入孔44が一端側から軸方向に形成されると共に、外周
に雄ねじ46が切られた筒部42と、この筒部42の他
端側に形成されて挿入孔44を閉塞すると共に筒部42
の径方向外側に張り出す円板48及び、この円板48か
ら二股状に突出した被ロック片50で構成されている。
挿入孔44には、トーションバー24の他端に形成され
た六角柱状の挿入部24Bが挿入され、トーションバー
24とロック用シャフト部40とが一体に回転する。図
1では、この挿入部24Bが挿入孔44に挿入された状
態が示されている。
【0025】このようにして、トーションバー24の挿
入部24Bが挿入孔44に挿入された状態で、スプール
18を支持板14、16の間に配置し、支持板14側か
らプリテンション用シャフト部26の外歯ギヤ36をス
プール18の内歯ギヤ38にかみ合わせると共に、支持
板16側から、ロック用シャフト部40と一体とされた
トーションバー24をスプール18の内側に差し入れ
て、図2及び図3に示すように、トーションバー24が
スプール18内にスプール18と同軸的に配置される。
このとき、円板48の外周面のうち軸方向略中央から筒
部42側がスプール18の内周面に当接して、スプール
18の中心軸とトーションバー24の中心軸とが一致し
た状態でトーション部22が位置決めされる。また、円
板48の外周面のうち軸方向略中央から被ロック片50
側が、フレーム12の支持板16に、リング52を介し
て回転可能に支持される。また、プリテンション用シャ
フト部26のギヤ部30のうち外歯ギヤ36が形成され
ていない部分が、後述するカバードラム58に回転可能
に支持される。これにより、スプール18は、フレーム
12に回転可能に支持される。
【0026】筒部42の雄ねじ46には、略環状に形成
され周方向の一部が切りかけられると共に、内側に雌ね
じ72が切られた欠環リング54が螺合されている。ト
ーション部22がスプール18の内側に配設された状態
で、欠環リング54の周方向の端面54Aは、スプール
18の内周にスプール18の軸方向に沿って突設された
突条56(図2〜図4参照)に当接している。通常の状
態では、欠環リング54は雄ねじ46の一端側(プリテ
ンション用シャフト部26側、図2に示す位置)にある
が、ロック用シャフト部40に対してスプール18が相
対的に回転すると、欠環リング54もスプール18と共
に回転し他端側(円板48側、図3に示す位置)に移動
する。この移動は、欠環リング54の、円板48と対向
する対向面54Bが円板48に当たって止められ、ロッ
ク用シャフト部40に対するスプール18の回転も止め
られる。
【0027】対向面54Bには、周方向に沿って略半円
状の係合突起74が形成されている。一方、円板48に
は、この係合突起74に対応して、係合凹部78が形成
されている。対向面54Bが円板48に当たった状態
で、係合突起74が係合凹部78に隙間無く入り込んで
係合する。これにより、欠環リング54の径方向外側へ
の広がりが阻止される。従って、欠環リング54が円板
48に当たった状態で、さらにスプール18に、ウエビ
ング引出方向の大きな回転力が作用し、欠環リング54
が円板48に向かって移動しようとすると、雌ねじ72
の圧力側フランクが雄ねじ48の圧力側フランクに沿っ
て、ロック用シャフト部48の径方向外側への力を受け
るが、この場合でも、欠環リング54が径方向外側に広
げられて雌ねじ72が雄ねじ48から外れることはな
い。
【0028】支持板16の外側(スプール18が配設さ
れる側と反対側、図2及び図3右側)には、慣性ロック
機構(図示省略)が設けられている。この慣性ロック機
構は、ウエビング巻取装置10が取り付けられた車両に
所定値以上の減速度が作用したり、ウエビング20が急
速に引き出されたりした場合に、ウエビング20引出方
向のトーション部22の回転が制止されるように被ロッ
ク片50をロックするが、ウエビング20巻取方向へは
被ロック片50をロックしない。
【0029】一方、支持板14の外側(図2及び図3左
側)には、トーションバー24の回転軸から径方向外側
に向かって階段状に拡径された収容部60、62を有す
るカバードラム58が固定されている。径の小さい方の
収容部60(支持板14に近い側)には、後述するワイ
ヤ94が巻き回されたドラム64が、トーションバー2
4と同軸に配置されている。
【0030】ドラム64は、ロック用シャフト部40や
プリテンション用シャフト部26よりも柔らかい金属
(一例としてアルミニウム等)で形成されている。ま
た、ドラム64は、略半環状の挟持部66、68が対向
して略円筒を構成するように配置されており、この状態
で、挟持部66、68の周方向両端の対応する部分同士
が、挟持部66、68と一体成形された略S字状の圧縮
部70によって接続されている。通常は、ドラム64が
収容部60(図2及び図3参照)に配置された状態で、
挟持部66、68の内面と、被挟持部28の突起32の
先端との間には所定の僅かな隙間があいており、ドラム
64は収容部60内でプリテンション用シャフト部26
と分離しているが、挟持部66、68に互いに接近する
方向の力が作用して圧縮部70が圧縮変形され、挟持部
66、68が互いに接近すると、挟持部66、68は、
被挟持部28を挟持する。ドラム64は、プリテンショ
ン用シャフト部26よりも柔らかい金属で形成されてい
るので、突起32が挟持部66、68の内面に食い込
む。このため、ドラム64とプリテンション用シャフト
部26とが一体となって回転する。
【0031】挟持部66、68の軸方向一端側には、径
方向外側に向かって係合片76が突設されている。係合
片76は、挟持部66、68側の幅狭の破断部76A
と、この破断部76Aの先端側に形成された幅広の係合
部76Bとで構成されている。係合部76Bは、破断部
76Aよりもドラム64の軸方向一端側に向かって厚肉
とされて補強されている。係合部76Bに、ドラム64
の周方向の所定値以上の力が加わると、破断部76Aが
破断され、係合部76Bがドラム64から分離する。
【0032】カバードラム58の外側(支持板14の反
対側、図2及び図3左側)には、略円板状のドライブプ
レート80が配置され、カバードラム58から立設され
たリブ59に外周3か所を包囲されて、トーションバー
24と同軸的に、且つ回転可能となっている。ドライブ
プレート80の中央には、ドラム64の挟持部66、6
8が挿入される略円形の挿入孔82が形成されている。
【0033】挿入孔82には、係合片76が挿入される
拡径部82Aが形成されており、この拡径部82Aに挿
入された係合片76によって、ドライブプレート80と
ドラム64とが一体で回転する。
【0034】ドライブプレート80には、ワイヤ94の
一端に取り付けられた筒体がはめ込まれて固着される固
着部84が形成されている。固着部84に一端が固着さ
れたワイヤ94は、ドラム64の周囲に複数回(本実施
の形態ではほぼ2回)巻き回され、他端側が、フレーム
12に設けられたシリンダ86内のピストン(図示省
略)に巻きかけられて、シリンダ86の外部に固着され
ている。ウエビング巻取装置10が取り付けられた車両
に所定値以上の減速度が作用したことをセンサ(図示省
略)が検知すると、フレーム12に設けられたベースカ
ートリッジ90内のガスジェネレータ(図示省略)が作
動して、ピストンを急速にシリンダ86の奥に向かって
移動させる。このピストンの移動によりワイヤ94が急
速に引き込まれ、ドライブプレート80に回転力を作用
させる。
【0035】図1に示すように、フレーム12からは、
カバードラム58を貫通してシェアピン92が突設され
ており、このシェアピン92が、ドライブプレート80
に形成された凹部101に係合しているため、通常は、
ウエビング20巻取方向(図1矢印A方向)にドライブ
プレート80は回転しないが、ワイヤ94が急速にシリ
ンダ86内に引き込まれてドライブプレート80に所定
値以上の回転力が作用すると、シェアピン92が凹部1
01に押されて破断され、ドライブプレート80が回転
する。
【0036】ドライブプレート80の外側には、略環状
のストッパプレート96が配置されている。ストッパプ
レート96は、図示しない位置決め部材によって、トー
ションバーと同軸的に、且つトーションバー24の中心
軸J(図1参照)を中心として回転可能に支持されてい
る。(なお、図2及び図3では、図示の便宜上、このス
トッパプレート96及び後述するカバープレート102
を省略している。)ストッパプレート96からは、径方
向外側に向かって延出され、先端部分がドライブプレー
ト80側に向かって略直角に折り曲げられた移動突起9
8が形成されている。移動突起98の先端は、ドライブ
プレート80の周方向に沿って略円弧状にくり抜かれた
長溝100内に位置しており、ストッパプレート96と
ドライブプレート80との相対回転によって、移動突起
98が長溝100内を移動する。長溝100の中心角は
約90°に設定されており、ストッパプレート96とド
ライブプレート80とは、約90°相対回転する。
【0037】ストッパプレート96のさらに外側には、
カバープレート102が配置されて、カバードラム58
に固定されている。このカバープレート102によっ
て、ドラム64、ドライブプレート80及びストッパプ
レート96がカバードラム58の収容部60、62に収
容された状態が維持される。
【0038】カバープレート102からは、ストッパプ
レート96に向かってストッパ突起104が突設されて
いる。このストッパ突起104は、移動突起98には当
たるが、長溝100内には入り込まない長さとされてい
る。そして、ワイヤ94がシリンダ86内に引き込ま
れ、ドライブプレート80がウエビング巻き取り方向
(矢印A方向)に回転すると、ドライブプレート80は
回転初期でストッパプレート96が止まったまま約90
°回転し、次に、ストッパプレート96と共に約360
°回転する。この結果、ドライブプレート80は、回転
開始から回転終了まで約450°回転する。
【0039】なお、長溝100の長さを変えることでド
ライブプレート80とストッパプレート96との相対回
転の回転量を変えて、ドライブプレート80の回転量を
変更することができる。また、ドライブプレート80の
回転途中では、移動突起98は長溝100内のどの位置
にあってもよく、ドライブプレート80が回転開始から
回転終了まで、約450°回転すればよい。
【0040】次に、本実施の形態に係るウエビング巻取
装置10の動作及び作用を説明する。
【0041】通常の状態、すなわち、ウエビング巻取装
置10が取り付けられた車両の減速度が所定値に満たな
い場合には、図示しない慣性ロック機構は被ロック片5
0をロックしていない。ベースカートリッジ90内のガ
スジェネレータも作動していないため、ワイヤ94がシ
リンダ86内に引き込まれることもない。このため、ス
プール18(図1〜図3参照)は自由に回転し、ウエビ
ング20の引き出し、巻き取りができる。
【0042】車両に所定値以上の減速度が作用すると、
慣性ロック機構がウエビング20引出方向(図1矢印B
方向)への被ロック片50の回転をロックするため、ト
ーション部22と共に回転するスプール18も、ウエビ
ング20引出方向への回転をロックされ、ウエビング2
0をそれ以上引き出せなくなる。
【0043】また、ガスジェネレータが作動し、図示し
ないピストンをシリンダ86の奥側に向かって移動させ
るため、ワイヤ94がシリンダ86内に急速に引き込ま
れる。ここで、ドライブプレート80は、シェアピン9
2により回転を止められているので、ドラム64も回転
しない。このため、ワイヤ94が巻き付けられたドラム
64は、このワイヤによって急激に巻き締められて圧縮
部70(図1参照)が圧縮変形し、挟持部66、68が
互いに接近してプリテンション用シャフト部26の被挟
持部28を挟持する。ドラム64は被挟持部28より柔
らかい金属で成形されているので、被挟持部28の突起
32が挟持部66、68の内面に食い込み、ドラム64
とプリテンション用シャフト部26とが一体となる。
【0044】さらにワイヤ94がシリンダ86内に引き
込まれると、ドライブプレート80に回転力が作用し、
凹部101がシェアピン92を押圧して破断させる。こ
れによって、ドライブプレート80がウエビング20巻
取方向(矢印A方向)に回転する。ドラム64の係合片
76が、ドライブプレート80の挿入孔82の拡径部8
2Aに挿入されているので、ドラム64はドライブプレ
ート80と共に回転する。プリテンション用シャフト部
26のギヤ部30に形成された外歯ギヤ36はスプール
18の内周の内歯ギヤ38と係合しており、且つ、図示
しない慣性ロック機構は、ロック用シャフト部40のウ
エビング20巻取方向の回転をロックしていないので、
ドラム64の回転により、プリテンション用シャフト部
26を介して、スプール18がウエビング20巻取方向
(矢印A方向)に回転する。
【0045】図示しないピストンがシリンダ86内を奥
まで移動し、ワイヤ94が最もシリンダ86内に引き込
まれたときに、ドライブプレート80が初期状態から約
450°回転して、ウエビング20を最も緊張させる。
これにより、ウエビング20の装着者にウエビング20
が弛みなく装着される。
【0046】次に、ウエビング20の装着者の慣性力で
ウエビング20に所定値以上の引き出し力が作用する
と、この力がスプール18に、ウエビング20引出方向
(図1矢印B方向)への回転力として作用する。ここ
で、図示しない慣性ロック機構は、ロック用シャフト部
40のウエビング20引出方向への回転をロックしてい
るため、ロック用シャフト部40の挿入孔44に他端側
の挿入部24Bが挿入されたトーションバー24も、こ
の他端側で回転をロックされている。一方、トーション
バー24の一端側の挿入部24Aはプリテンション用シ
ャフト部26に挿入されており、プリテンション用シャ
フト部26は、外歯ギヤ36と内歯ギヤ38との係合に
より、スプール18と一体に回転する。このため、スプ
ール18の回転力がプリテンション用シャフト部26を
介してトーションバー24に伝わり、トーションバー2
4が塑性変形して捩じられ始めて、ウエビング20に所
定値以上の引張力が作用しないようにするフォースリミ
ッタの作用を始める。このとき、スプール18がロック
用シャフト部40に対して回転すると、欠環リング54
の端面54Aが突条56に押されて欠環リング54が回
転し、円板48に向かって移動し始める。
【0047】また、プリテンション用シャフト部26の
被挟持部28に食いついたドラム64もウエビング20
引出方向(矢印B方向)に回転するため、ドライブプレ
ート80もウエビング20引出方向に回転し、ワイヤ9
4がシリンダ86内で引っ張られる。
【0048】ドライブプレート80が、ほぼ初期状態ま
で回転すると、移動突起98がストッパ突起104に当
たるため、ドライブプレート80の回転が止められる。
この状態でさらにスプール18にウエビング20引出方
向(矢印B方向)の回転力が作用すると、ドラム64が
ウエビング20引出方向に回転しようとするため、回転
を阻止されたドライブプレート80の拡径部82Aに収
容された係合片76に回転力が作用し、破断部76Aが
破断される。これにより、プリテンション用シャフト部
26がドライブプレート80から分離されてドライブプ
レート80に対して相対的に回転可能となるので、トー
ションバー24がさらに捩じられてフォースリミッタの
作動を続け、スプール18がウエビング20引出方向に
回転する。そして、ウエビング20の引き出しによって
スプール18を介してプリテンション用シャフト部26
に作用する回転力と、トーションバー24の捩じり反力
が釣り合うまで、トーションバー24が捩じり変形され
る。
【0049】トーションバー24の捩じり変形による回
転角に対応して、挟持部76、プリテンション用シャフ
ト部26及びスプール18(図1〜図3参照)も回転し
てウエビング20が引き出され、ウエビング20に加わ
る引張荷重が所定値以上にならないようにするフォース
リミッタの作用をする。
【0050】スプール18に作用する回転力が大きい場
合には、円板48に向かって移動した欠環リング54が
円板48に当り(図3参照)、欠環リング54はそれ以
上移動しなくなる。このとき、欠環リング54に形成さ
れた係合突起74が、円板48に形成された係合凹部7
8に隙間なく収容されて係合する。
【0051】欠環リング54が円板48に当った状態
で、さらにスプール18にウエビング引出方向(矢印B
方向)の回転力が作用し、欠環リング54が円板48に
向かって強く押しつけられると、雌ねじ72の圧力側フ
ランクが、雄ねじ48の圧力側フランクに沿ってロック
用シャフト部40の径方向外側への力を受ける。しか
し、この場合であっても、係合突起74が係合凹部78
に係合しているため、欠環リング54が径方向外側へ広
がることが阻止される。このため、欠環リング54が径
方向外側に広げられて雌ねじ72が雄ねじ48から外れ
てしまうことがなく、スプール18は、回転を制限され
た状態に維持される。
【0052】このように、本実施の形態に係るウエビン
グ巻取装置10では、欠環リング54が円板48に当っ
た状態で、係合突起74が係合凹部78に係合するよう
にして、欠環リング54が径方向外側へ広がることを阻
止している。このため、重量を増加させたり、製造に多
くの時間や手間を要することなく、スプール18の回転
量を制限して、ウエビング20の引出量を一定量とする
ことができる。
【0053】図5及び図6には、本発明の第2の実施の
形態に係る回転量制限装置が採用されたウエビング巻取
装置120が示されている。以下、第1の実施の形態に
係るウエビング巻取装置10と同一の部材、部分につい
ては、同一符号を付して説明を省略する。
【0054】このウエビング巻取装置120では、欠環
リング54に、第1の実施の形態に示した係合突起74
に相当する部分は形成されていない。
【0055】また、ロック用シャフト部40の円板12
2は、第1の実施の形態に係る円板48よりも大径とさ
れると共に、欠環リング54の対向面54Bに対応し
て、係合凹部124が形成されている。
【0056】そして、図6に示すように、円板48に向
かって移動した欠環リング54のうち、円板48側の部
分が、係合凹部124に収容されて係合する(従って、
このウエビング巻取装置120では、欠環リング54の
うち、円板48側の部分が、第1の実施の形態に係る係
合突起74と同様の作用をする)。これによって、欠環
リング54が径方向外側へ広がることを阻止している。
このため、第2の実施の形態に係るウエビング巻取装置
120も、第1の実施の形態に係るウエビング巻取装置
10と同様、重量を増加させたり、製造に多くの時間や
手間を要することなく、スプール18の回転量を制限し
て、ウエビング20の引出量を一定量とすることができ
る。
【0057】なお、欠環リング54が円板48に当たっ
た状態で、この欠環リング54の径方向外側への広がり
を阻止する阻止手段としては、上記した係合突起74
や、円板48側の一部分に限られない。例えば、欠環リ
ング54の対向面54Bに係合凹部が形成され、円板4
8に、欠環リング54が円板48に当たった状態でこの
係合凹部に係合する突起が形成されていてもよい。
【0058】また、移動体としても、上記した欠環リン
グ54には限られず、要するに、ロック用シャフト部4
0の雄ねじ48に螺合されることで、スプール18と共
に回転してロック用シャフト部40の軸方向に移動する
ものであればよい。従って、例えば、環状あるいはブロ
ック状に形成されていてもよい。
【0059】
【発明の効果】請求項1に記載の発明では、外周に雄ね
じが切られた軸体と、前記雄ねじに螺合され、前記軸体
に対する回転によって軸体の軸方向に移動する移動体
と、前記移動体の移動量を一定範囲に制限する制限手段
と、前記制限手段によって前記移動体の移動が制限され
た状態でこの移動体の径方向外側への移動を阻止する阻
止手段と、を有するので、重量の増加を招いたり、製造
に多くの時間や手間を要したりすることなく回転量制限
装置を構成して回転量を制限することができる。
【0060】請求項2に記載に発明では、請求項1に記
載の発明において、前記制限手段が、前記軸体に形成さ
れ、回転によって軸体の軸方向に移動した移動体が当た
ることでこの移動を制限する壁体であり、前記阻止手段
が、前記移動体に形成され、移動体が前記壁体に当たっ
た状態で壁体に形成された被係合部に係合する係合部で
あるので、簡単な構成で、移動体の径方向外側への移動
を阻止することができる。
【0061】請求項3に記載に発明では、外周に雄ねじ
が切られたシャフトと、前記シャフトと同軸的に回転可
能とされ、回転によりウエビングが巻取りあるいは引出
しされるスプールと、前記雄ねじに螺合されると共に前
記スプールと一体で回転し、回転によって前記シャフト
の軸方向に移動するリングと、前記シャフトに形成さ
れ、このシャフトの軸方向に移動した前記リングが当た
ることでこの移動を制限する制限壁と、前記リングに形
成され、リングが前記制限壁に当たった状態で制限壁に
形成された被係合部に係合してリングの径方向外側への
移動を阻止する係合部と、を有するので、重量の増加を
招いたり、製造に多くの時間や手間を要したりすること
なく、スプールの回転量を制限することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るウエビング巻
取装置を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るウエビング巻
取装置を示す図1のII−II線断面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るウエビング巻
取装置において、図2に示す状態からウエビングが引き
出された状態を示す断面図である。
【図4】図3のIV−IV線断面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係るウエビング巻
取装置を示す断面図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係るウエビング巻
取装置において、図5に示す状態からウエビングが引き
出された状態を示す断面図である。
【図7】従来のウエビング巻取装置の断面図である。
【符号の説明】
10 ウエビング巻取装置 18 スプール 20 ウエビング 40 ロック用シャフト部(シャフト、軸体) 48 円板(制限壁、壁体、制限手段) 54 欠環リング(リング、移動体) 74 係合突起(係合部、阻止手段) 78 係合凹部(被係合部)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周に雄ねじが切られた軸体と、 前記雄ねじに螺合され、前記軸体に対する回転によって
    軸体の軸方向に移動する移動体と、 前記移動体の移動量を一定範囲に制限する制限手段と、 前記制限手段によって前記移動体の移動が制限された状
    態でこの移動体の径方向外側への移動を阻止する阻止手
    段と、 を有することを特徴とする回転量制限装置。
  2. 【請求項2】 前記制限手段が、前記軸体に形成され、
    回転によって軸体の軸方向に移動した移動体が当たるこ
    とでこの移動を制限する壁体であり、 前記阻止手段が、前記移動体に形成され、移動体が前記
    壁体に当たった状態で壁体に形成された被係合部に係合
    する係合部であることを特徴とする請求項1に記載の回
    転量制限装置。
  3. 【請求項3】 外周に雄ねじが切られたシャフトと、 前記シャフトと同軸的に回転可能とされ、回転によりウ
    エビングが巻取りあるいは引出しされるスプールと、 前記雄ねじに螺合されると共に前記スプールと一体で回
    転し、回転によって前記シャフトの軸方向に移動するリ
    ングと、 前記シャフトに形成され、このシャフトの軸方向に移動
    した前記リングが当たることでこの移動を制限する制限
    壁と、 前記リングに形成され、リングが前記制限壁に当たった
    状態で制限壁に形成された被係合部に係合してリングの
    径方向外側への移動を阻止する係合部と、 を有することを特徴とするウエビング巻取装置。
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