JP2016088405A - ウェビング巻取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造時の加工コストの増加を抑制する。【解決手段】ウェビング巻取装置は、乗員に装着されるウェビングが巻取られ、ウェビングが引出されることで引出方向へ回転されるスプール14と、スプール14と一体回転可能に設けられていると共に、車両の緊急時に引出方向への回転が制限されるロック部16と、を備えている。また、ウェビング巻取装置は、ロック部16の回転が制限された際にスプール14のロック部16に対するフォースリミッタ荷重以上での引出方向への回転を許容するフォースリミッタ機構20と、スプール14とロック部16との間に設けられていると共に、スプール14がロック部16に対して所定の回転角度回転された後にロック部16側に移動し、ロック部16に係合しスプール14のロック部16に対する引出方向への回転を制限する回転制限部26と、を備えている。【選択図】図2

Description

本発明は、ウェビング巻取装置に関する。
下記特許文献1に記載のウェビング巻取装置は、フレームに回転可能に支持されていると共に、一端にロック用シャフトが設けられたトーションバーと、車両緊急時にロック用シャフトの回転を阻止する慣性ロック機構と、ウェビングが巻装されると共にトーションバーの他端に連結されたスプールと、を備えている。また、ロック用シャフトとスプールとの間には、車両の緊急時にウェビングが所定の引出し量を超えて引出されないようにする回転量制限装置が設けられている。そして、車両緊急時に、慣性ロック機構がロック用シャフトの回転をロックして、ウェビングに大きな張力が負荷されると、トーションバーが捻じれながら、スプールがロック用シャフトに対して回転される。また、スプールがロック用シャフトに対して回転されることによって、ロック用シャフトに形成された螺子部に係合する欠環リングがロック用シャフトに沿って移動する。そしてさらに、欠環リングがロック用シャフトの円板に当接すると、スプールのロック用シャフトに対する相対回転が規制される。これにより、車両の緊急時におけるスプールのロック用シャフトに対する回転角度が所定の回転角度となるように制限されている。すなわち、車両の緊急時においては、ウェビングが所定の引出し量を超えて引出されないようになっている。
しかしながら、下記特許文献1に記載されたウェビング巻取装置では、雄螺子部が形成されたロック用シャフトと、雌螺子部が形成された欠環リングと、を含んで回転量制限装置が構成されているため、ロック用シャフト及び欠環リングを形成する際の加工コストが増加し易い。
特開平11−157416号公報
本発明は、上記事実を考慮し、製造時の加工コストの増加を抑制することができるウェビング巻取装置を得ることが目的である。
請求項1記載のウェビング巻取装置は、乗員に装着されるウェビングが巻取られ、前記ウェビングが引出されることで引出方向へ回転されるスプールと、前記スプールと一体回転可能に設けられていると共に、車両の緊急時に引出方向への回転が制限されるロック部と、前記ロック部の回転が制限された際に前記スプールの前記前記ロック部に対するフォースリミッタ荷重以上での引出方向への回転を許容するフォースリミッタ機構と、前記スプールと前記ロック部との間に設けられていると共に、前記スプールが前記ロック部に対して所定の回転角度回転された後に前記ロック部側に移動し、前記ロック部に係合して前記スプールの前記ロック部に対する引出方向への回転を制限する回転制限部と、を備えている。
請求項2記載のウェビング巻取装置は、請求項1記載のウェビング巻取装置において、前記回転制限部は、前記スプールに該スプールの軸方向に沿って移動可能に支持されていると共に、前記回転制限部には、前記スプールの周方向に沿って溝部が形成されており、前記溝部に係合する係合部を有する係合部材が、前記スプールの周方向に沿って移動されることによって、前記回転制限部が、前記ロック部側に移動する。
請求項3記載のウェビング巻取装置は、請求項2記載のウェビング巻取装置において、前記スプールと前記ロック部との間には、前記スプールが前記ロック部に対して所定の角度回転された際に前記係合部材に当接する移動部材が設けられており、前記移動部材が前記係合部材を押圧することで前記係合部材が前記スプールの周方向に沿って移動する。
請求項4記載のウェビング巻取装置は、請求項3記載のウェビング巻取装置において、前記スプールは、該スプールの径方向外側の面が該スプールの軸方向視で弧状に形成された弧状ガイド面を備えており、前記スプールが前記ロック部に対して回転されることによって、前記移動部材が前記弧状ガイド面に沿って移動する。
請求項1記載のウェビング巻取装置では、乗員に装着されるウェビングがスプールに巻取られており、スプールからウェビングが引出されることで、スプールが引出方向へ回転される。
また、車両の緊急時にロック部の引出方向への回転が制限された際に、フォースリミッタ機構が、スプールのフォースリミッタ荷重以上での引出方向への回転を許容する。
さらに、スプールがロック部に対して所定の回転角度回転した後に、回転制限部がロック部側に向けて移動する。これにより、回転制限部がロック部に係合して、車両の緊急時にウェビングが所定の引出し量を超えて引出されないようになる。
ところで、スプールがロック部に対して回転している過程において回転制限部がロック部側に向けて常に移動する構成においては、回転制限部をロック部側に向けて途切れなく移動させるための螺子部等の加工を回転制限部及びロック部等に施すことが考えられ、当該加工によるコストが増加する。しかしながら、本発明では、スプールがロック部に対して所定の回転角度回転した後に、回転制限部がロック部側に向けて移動する構成とされている。そのため、上記加工によるコストの増加を抑制することができる
請求項2に記載のウェビング巻取装置では、係合部材がスプールの周方向へ移動されると、当該係合部材の係合部が、回転制限部の溝部に沿って移動する。これにより、ウェビング巻取装置に作用する加速度に影響されることなく、回転制限部をロック部側に向けて移動させることができる。
請求項3に記載のウェビング巻取装置では、スプールがロック部に対して所定の回転角度回転すると、移動部材が係合部材に当接する。そして、移動部材が係合部材を押圧して移動させると、係合部材の係合部が回転制限部の溝部に沿って移動して、回転制限部がロック部側に向けて移動する。このように、スプールがロック部に対して所定の角度回転された際に係合部材に当接する移動部材を設けることにより、スプールのロック部に対する引出方向への回転数(回転角度)を調整することができる。
請求項4に記載のウェビング巻取装置では、スプールがロック部に対して回転されると、移動部材が弧状ガイド面に沿ってガイドされながら移動する。すなわち、当該構成では、移動部材において弧状ガイド面と当接する部分とは反対側の部分をガイドするガイド面が不要となる。そのため、本発明では、移動部材において弧状ガイド面と当接する部分とは反対側の部分をガイドするガイド面をスプールに設けた場合に比して(例えば、移動部材をガイドするガイド溝をスプールに設けた場合に比して)、スプールが大径化することを抑制することができる。
第1実施形態に係るウェビング巻取装置を示す正面図である。 第1実施形態のウェビング巻取装置におけるスプール、フォースリミッタ機構、及び回転制限機構を示す分解斜視図である。 スプールを軸方向一方側から見た拡大斜視図である。 第1実施形態のウェビング巻取装置の回転制限部を示す拡大側面図である。 第1実施形態のウェビング巻取装置の係合部材を示す拡大斜視図である。 第1実施形態のウェビング巻取装置の移動部材を示す拡大斜視図である。 第1実施形態のウェビング巻取装置のロック部を示す拡大平面図である。 第1実施形態のウェビング巻取装置のロック部の外周部と移動部材との関係を模式的に示す側面図である。 第1実施形態のウェビング巻取装置の回転制限部、係合部材及び移動部材の位置関係を示す平面図であり、移動部材が初期位置に位置している状態を示している。 第1実施形態のウェビング巻取装置の回転制限部、係合部材及び移動部材の位置関係を示す平面図であり、移動部材が係合部材に当接した状態を示している。 第1実施形態のウェビング巻取装置の回転制限部及び係合部材を示す平面図であり、(A)は係合部材の係合部が回転制限部の溝部の一端部側に位置している状態を示しており、(B)は(A)に示された状態から係合部材が周方向一方側に移動して、係合部材の係合部が回転制限部の溝部の他端部側に位置している状態を示している。 第2実施形態に係るウェビング巻取装置のロック部及び移動部材を示す側面図である。 (A)は第2実施形態に係るウェビング巻取装置の回転制限部、係合部材及び移動部材の位置関係を示す平面図であり、移動部材が初期位置に位置している状態を示しており、(B)は(A)に示された13B−13B線に沿って切断したスプールの断面を示す断面図である。 第3実施形態のウェビング巻取装置における回転制限機構を示す分解斜視図である。 第3実施形態のウェビング巻取装置の回転制限部、係合部材、第1移動部材及び第2移動部材の位置関係を示す平面図であり、第1移動部材及び第2移動部材が初期位置に位置している状態を示している。 第3実施形態のウェビング巻取装置の回転制限部、係合部材、第1移動部材及び第2移動部材の位置関係を示す平面図であり、第1移動部材が第2移動部材に当接した状態を示している。 第3実施形態のウェビング巻取装置の回転制限部、係合部材、第1移動部材及び第2移動部材の位置関係を示す平面図であり、第1移動部材が第2移動部材と共に移動して、第2移動部材が係合部材に当接した状態を示している。 第4実施形態のウェビング巻取装置におけるスプール、フォースリミッタ機構、及び回転制限機構を示す分解斜視図である。 第4実施形態のウェビング巻取装置を軸方向に沿って切断した断面を示す側断面図である。 第4実施形態のウェビング巻取装置の回転制限部、受圧部付リング、及びストッパ部の移動部の位置関係を示す平面図であり、移動部が初期位置に位置している状態を示している。 第4実施形態のウェビング巻取装置の回転制限部、受圧部付リング、及びストッパ部の移動部の位置関係を示す平面図であり、移動部が受圧部付リングに当接した状態を示している。 第4実施形態のウェビング巻取装置の回転制限部、受圧部付リング、及びストッパ部の移動部の位置関係を示す平面図であり、移動部が受圧部付リングと共に移動して、受圧部付リングの受圧部が係止板の係止部を折曲げた状態を示している。 第4実施形態のウェビング巻取装置の回転制限部、受圧部付リング、及びストッパ部の移動部の位置関係を示す平面図であり、移動部と共に移動した受圧部付リングの受圧部が回転制限部に当接した状態を示している。
(第1実施形態)
図1〜図12を用いて、本発明の第1実施形態に係るウェビング巻取装置について説明する。なお、図中に適宜示す矢印Z方向、矢印R方向及び矢印C方向は、スプールの軸方向、径方向及び周方向をそれぞれ示すものとする。また以下、単に軸方向、径方向、周方向を示す場合は、特に断りのない限り、スプールの軸方向、径方向、周方向を示すものとする。
図1及び図2に示されるように、本実施形態のウェビング巻取装置10は、乗員に装着されるウェビング12が巻取られ、ウェビング12が引出されることで引出方向へ回転されるスプール14と、スプール14と一体回転可能に設けられていると共に、車両の緊急時に引出方向への回転が制限されるロック部16を有するロック機構18と、を備えている。また、ウェビング巻取装置10は、ロック部16の回転が制限された際にスプール14のロック部16に対するフォースリミッタ荷重以上での引出方向への回転を許容するフォースリミッタ機構20と、スプール14とロック部16との間に設けられていると共に、スプール14がロック部16に対して所定の回転角度回転された際にスプール14のロック部16に対する引出方向への回転を制限する回転制限機構22と、を備えている。
(スプール14の構成)
スプール14は、略円柱状に形成された巻取部14Aを備えている。この巻取部14Aには、長尺帯状のウェビング12が基端側から巻取られており、ウェビング12は、フレーム13から上側へ延出されて、車両のシート(図示省略)に着座した乗員に装着可能にされるようになっている。また、スプール14が周方向一方側(矢印Cの方向)へ回転されることで、ウェビング12がスプール14に巻取られると共に、ウェビング12がスプール14から引出されることで、スプール14が周方向他方側(矢印C方向とは反対方向)へ回転される、すなわち、スプール14が引出方向へ回転されるようになっている。
図2及び図3に示されるように、巻取部14Aには、後述する回転制限機構22の一部を構成する回転制限部26が収容される回転制限部収容孔14Bが形成されている。回転制限部26が回転制限部収容孔14B内に収容されることによって、回転制限部26が、スプール14に軸方向に移動可能に支持されるようになっている。また、回転制限部収容孔14Bの内面における径方向外側の面には、周方向に沿って間隔をあけて配置されていると共に軸方向に延びる3本の突起部14Cが形成されている。
また、巻取部14Aの軸方向一方側には、回転制限機構22の他の一部を構成する係合部材28及び移動部材30が支持される係合部材支持部14D及び移動部材ガイド溝14Eがそれぞれ形成されている。係合部材支持部14Dは、回転制限部収容孔14Bの径方向外側に当該回転制限部収容孔14Bと隣接して設けられており、係合部材28が係合部材支持部14D内に配置されることによって、係合部材28が周方向一方側に所定の距離移動することが可能となっている。図3及び図9に示されるように、移動部材ガイド溝14Eは、軸方向視で周方向に沿って延びる渦巻状に形成されている。そして、移動部材30が、移動部材ガイド溝14Eに沿って移動することによって、移動部材30がスプール14の軸心部側に徐々に移動するようになっている。また、移動部材30が移動部材ガイド溝14Eの径方向外側かつ周方向他方側の端部にセットされた状態が、当該移動部材30が初期位置に位置している状態(ウェビング巻取装置10が組み立てられた状態)である。
(ロック機構18の構成)
図1及び図2に示されるように、ロック機構18は、スプール14の軸方向一方側に設けられたロック部16と、車両の緊急時(車両の衝突時等におけるウェビング12のスプール14からの急激な引出し時や車両の急減速時)にロック部16に係合することによって、ロック部16の引出方向への回転を制限する図示しないロック部係合部と、を含んで構成されている。
(フォースリミッタ機構20の構成)
図2に示されるように、フォースリミッタ機構20は、略円柱状に形成されたトーションシャフト24を含んで構成されており、このトーションシャフト24は、スプール14の軸心部に配置されている。トーションシャフト24の一側端は、ロック部16にセレーションを介して一体回転可能に結合されると共に、トーションシャフト24の他側端は、スプール14の他側端にセレーションを介して一体回転可能に結合されている。これにより、スプール14、ロック部16及びトーションシャフト24は、一体回転可能とされている。このため、ロック部16の引出方向への回転が規制されることで、トーションシャフト24及びスプール14の引出方向への回転が制限されるようになっている。
(回転制限機構22の構成)
回転制限機構22は、回転制限部26と、係合部材28と、移動部材30と、ロック部16の外周部に設けられた移動部材係止板部32と、を含んで構成されている。
図4に示されるように、回転制限部26は、軸方向視で径方向外側に凸状に湾曲されていると共に(図2参照)、側面視で軸方向を長手方向とする矩形状に形成されている。この回転制限部26には、周方向に間隔を空けて配置されていると共にその軸方向の中間部から他方側の端部(矢印Z方向とは反対側の端部)に掛けて延びる3本の凹溝26Aが形成されている。そして、回転制限部26が回転制限部収容孔14B(図3参照)内に収容されることによって、回転制限部26に設けられた3本の凹溝26Aと回転制限部収容孔14Bの内面に設けられた3本の突起部14Cとが嵌合するようになっている。また、回転制限部26の軸方向一方側(矢印Z方向側)かつ周方向一方側の端部は、周方向一方側に向かうにつれて軸方向他方側に傾斜された傾斜部26Bとされている。さらに、回転制限部26の軸方向一方側かつ周方向他方側の端面は、ロック部16の当接面16A(図2参照)が当接する被当接面26Cとされている。また、回転制限部26の軸方向一方側の端部には、径方向外側が開放された溝部26Dが周方向に沿って形成されている。この溝部26Dは、回転制限部26の周方向の中間部から周方向一方側に向けて延びる第1溝部M1と、第1溝部M1の周方向一方側の端から周方向一方側に向かうにつれて軸方向他方側に傾斜して延びる第2溝部M2と、第2溝部M2の軸方向他方側の端から周方向一方側に向けて延びると共に第1溝部M1と平行とされた第3溝部M3と、を有して構成されている。
図5に示されるように、係合部材28は、側面視で略L字状に形成されていると共にスプールの巻取部14Aに形成された係合部材支持部14D(図3参照)内に配置される基壁部28Aと、基壁部28Aの周方向の中間部から径方向内側に向けて突出すると共に回転制限部26の溝部26D(図4参照)に係合する係合部28Bと、を備えている。また、係合部材28は、基壁部28Aの軸方向一方側の端から周方向一方側に向けて延びる頂壁部28Cと、頂壁部28Cの周方向一方側の端部から軸方向他方側に向けて屈曲して延びる移動部材当接部28Dと、を備えている。図9に示されるように、移動部材当接部28Dは、移動部材30をガイドする移動部材ガイド溝14E内に配置されている。
図6に示されるように、移動部材30は、側面視で周方向一方側が開放されたJ字状(略U字状)に形成された湾曲部30Aと、湾曲部30Aの軸方向他方側の端部から軸方向一方側に向けて延びる当接部30Bと、を備えている。また、移動部材30は湾曲部30Aの軸方向一方側の端部から軸方向一方側に向けて延びる係止部30Cを備えている。
図7に示されるように、ロック部16の外周部に設けられた移動部材係止板部32は、軸方向を厚み方向とする板状に形成されていると共に軸方向視で略C字状に形成されている。移動部材係止板部32の周方向一方側の端部には、初期位置に位置している移動部材30(図6参照)の係止部30Cが係止される第1係止溝32Aが形成されており、移動部材係止板部32の周方向他方側の端部には、スプール14がロック部16に対して回転した際に移動部材30の係止部30Cが係止される第2係止溝32Bが形成されている。また、図8に示されるように、第1係止溝32Aの周方向他方側の縁部の軸方向他方側の面は、周方向他方側に向かうにつれて軸方向他方側に傾斜された傾斜面32Cとされている。当該傾斜面32Cの角度は、スプール14がロック部16に対して回転し始めた際に移動部材係止板部32が移動部材30の係止部30Cに乗上げる程度の角度に設定されている。
(本実施形態の作用並びに効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
図1に示されるように、本実施形態のウェビング巻取装置10では、ウェビング12が、スプール14から引出されて、図示しない車両のシートに着座した乗員に装着される。
図1及び図2に示されるように、車両の緊急時(車両の衝突時等)には、ロック機構18が作動されることで、ロック部16の引出方向への回転が規制される。これにより、スプール14のロック部16に対する引出方向への回転がトーションシャフト24を介して制限されることで、ウェビング12のスプール14からの引出しが制限されて、ウェビング12によって乗員が拘束される。
また、スプール14のロック部16に対する引出方向への回転がトーションシャフト24によって制限された状態において、ウェビング12から乗員に作用される荷重(乗員からウェビング12に作用される荷重)が所定値(フォースリミッタ荷重)以上となった際に、トーションシャフト24が捩れ変形されて、スプール14のロック部16に対するフォースリミッタ荷重以上での引出方向への回転が許容される。これにより、乗員の運動エネルギーがトーションシャフト24の変形によって吸収されて、ウェビング12から乗員に作用される荷重が低減される。
ここで、本実施形態では、スプール14がロック部16に対して引出方向へ回転し始めると、図8に示されるように、ロック部16の外周部に設けられた移動部材係止板部32が、移動部材30の係止部30Cに乗上げる。また、移動部材係止板部32が移動部材30の係止部30Cに乗上げた後に、スプール14がロック部16に対して引出方向へさらに回転すると、移動部材30が移動部材ガイド溝14Eの径方向外側かつ周方向他方側の端部に位置している状態(図9に示された状態)で、移動部材係止板部32と移動部材30の係止部30Cとが摺接する。そして、スプール14がロック部16に対して引出方向へさらに回転すると、移動部材30の係止部30Cが、移動部材係止板部32の第2係止溝32Bに係止される。
図8及び図9に示されるように、移動部材30の係止部30Cが移動部材係止板部32の第2係止溝32Bに係止された状態で、スプール14がロック部16に対して引出方向へさらに回転すると、図10に示されるように、移動部材30が移動部材ガイド溝14Eに沿って移動して、移動部材30の当接部30Bが、係合部材28の移動部材当接部28Dに当接する。そして、スプール14がロック部16に対して引出方向へさらに回転して、移動部材30の当接部30Bが、係合部材28の移動部材当接部28Dを押圧すると、係合部材28がスプール14に対して周方向一方側に移動する。
図11(A)及び(B)に示されるように、係合部材28がスプール14に対して周方向一方側に移動すると、当該係合部材28の係合部28Bが、回転制限部26に形成された第1溝部M1、第2溝部M2及び第3溝部M3に沿って移動する。ここで、本実施形態では、係合部材28がスプール14に対して周方向一方側に移動した際の係合部28Bの軸方向の位置は変化しないことに加えて、回転制限部26に形成された第3溝部M3が第1溝部M1に対して軸方向他方側に配置されている。このため、係合部材28がスプール14に対して周方向一方側に移動すると、回転制限部26がロック部16側(軸方向一方側)に移動する。そして、ロック部16の当接面16Aが、回転制限部26の被当接面26C(図2参照)に当接する(ロック部16と回転制限部26とが係合する)。これにより、本実施形態では、車両の緊急時にウェビング12が所定の引出し量を超えて引出されないようにすることができる。
ところで、本実施形態では、スプール14がロック部16に対して回転している過程において回転制限部26がロック部16側に向けて常に移動する構成とされていないため、回転制限部26をロック部16側に向けて途切れなく移動させるための螺子部等の加工を回転制限部26及びロック部16等に施すことが必要ない。これにより、上記加工によるコストの増加を抑制することができる
また、本実施形態では、係合部材28がスプール14に対して周方向一方側へ移動されると、当該係合部材28の係合部28Bが、回転制限部26の溝部26Dに沿って移動する。当該構成とすることにより、ウェビング巻取装置10に作用する加速度に影響されることなく、回転制限部26をロック部16側に向けて移動させて当該ロック部16に係合させることができる。
さらに、本実施形態では、スプール14がロック部16に対して所定の角度回転された際に係合部材28に当接する移動部材30を設けることにより、スプール14のロック部16に対する引出方向への回転数(回転角度)を調整する(増やす)ことができる。なお、本実施形態では、スプール14がロック部16に対して2回転半ほど回転するように設定されている。
(第2実施形態)
次に、図12及び図13を用いて、本発明の第2実施形態に係るウェビング巻取装置について説明する。なお、上記第1実施形態と同一の機能を有する部材及び部分については、上記実施形態と同一の符号を付してその説明を省略する。
図12及び図13に示されるように、本実施形態に係るウェビング巻取装置は、上記実施形態の移動部材30に代えて針金状の部材を折曲げることによって形成された移動部材34が設けられていると共に、スプール14に形成された移動部材ガイド溝14Eに代えてガイド段差部36が形成されていることに特徴がある。
図12に示されるように、移動部材34の一端部は、ロック部16側に向けて延びる固定部34Aとされており、この固定部34Aがロック部16に形成された図示しない固定孔に挿入されることによって、移動部材34がロック部16の外周部に固定されている。また、移動部材34の他端部は、側面視で軸方向一方側が開放されたU字状に形成された先端部34Bとされている。
図13(A)及び(B)に示されるように、ガイド段差部36は、径方向外側から内側に向かうにつれて、軸方向に高さの差を有する複数段の階段状に形成されている。ガイド段差部36の径方向外側の面は軸方向視で弧状に形成された弧状ガイド面36Aとされており、この弧状ガイド面36Aは軸方向視で周方向に沿って延びる渦巻状に形成されている。そして、移動部材34の先端部34Bが、弧状ガイド面36Aと摺接しながらガイド段差部36に沿って移動することによって、移動部材34の先端部34Bがスプール14の軸心部側に徐々に移動して、当該移動部材34の先端部34Bが係合部材28と当接した後に移動部材34の先端部34Bが係合部材28を押圧するようになっている。
以上説明した本実施形態では、上記第1実施形態と同様に、車両の緊急時にウェビング12が所定の引出し量を超えて引出されないようにすることができる。
また、本実施形態では、移動部材34の先端部34Bにおいて弧状ガイド面36Aと当接(摺接)する部分とは反対側の部分をガイドするガイド面が不要となる。そのため、本実施形態では、移動部材34の先端部34Bにおいて弧状ガイド面36Aと当接(摺接)する部分とは反対側の部分をガイドするガイド面をスプールに設けた場合に比して(例えば、上記第1実施形態のように移動部材30をガイドする移動部材ガイド溝14Eをスプール14に設けた場合に比して)、スプール14が大径化することを抑制することができる。
(第3実施形態)
次に、図14〜図17を用いて、本発明の第3実施形態に係るウェビング巻取装置について説明する。なお、上記第1実施形態等と同一の機能を有する部材及び部分については、上記実施形態と同一の符号を付してその説明を省略する。
図14に示されるように、本実施形態に係るウェビング巻取装置の回転制限機構22は、回転制限部26と、係合部材38と、第1移動部材40と、第2移動部材42と、ロック部16の外周部に設けられた第1移動部材押圧部44と、を含んで構成されている。
係合部材38は、基壁部28Aの軸方向一方側の端が径方向外側に向けて折曲げられた係合部材側被当接部38Aを備えている。
図14及び図15に示されるように、第1移動部材40は、側面視で周方向を長手方向とする矩形状に形成されていると共に軸方向視で径方向外側に凸状に湾曲された基部40Aと、基部40Aの軸方向一方側の端部から径方向内側に向けて屈曲して延びる第1移動部材側当接部40Bと、を備えている。また、第1移動部材40の基部40Aは、スプール14に形成された環状の第1移動部材ガイド溝14Fに収容されている。また、第1移動部材40の基部40Aが第1移動部材ガイド溝14Fに収容された状態において、第1移動部材40の第1移動部材側当接部40Bが、第1移動部材ガイド溝14Fの径方向内側に形成された第2移動部材ガイド溝14Gと軸方向にオーバーラップしている。
第2移動部材42は、軸方向視で略C字状に湾曲された基部42Aを備えている。また、第2移動部材42は、基部42Aの周方向一方側の端部から軸方向一方側に向けて突出する第2移動部材側被当接部42Bと、基部42Aの周方向他方側かつ軸方向一方側の端部から径方向内側に向けて延びる第2移動部材側当接部42Cと、を備えている。また、第2移動部材42の基部42Aが第2移動部材ガイド溝14Gに収容された状態において、第2移動部材42の第2移動部材側当接部42Cが、係合部材支持部14Dに収容された係合部材38の係合部材側被当接部38Aと周方向にオーバーラップしている。
第1移動部材押圧部44は、ロック部16の外周部から軸方向他方側に向けて突出しており、この第1移動部材押圧部44は、第1移動部材ガイド溝14Fに収容されている。
以上説明した本実施形態のウェビング巻取装置によれば、スプール14のロック部16に対する引出方向への回転がトーションシャフト24によって制限された状態において、スプール14がロック部16に対して引出方向へ回転し始めると、図15に示されるように、ロック部16の外周部に設けられた第1移動部材押圧部44が、第1移動部材40に当接する。また、第1移動部材押圧部44が第1移動部材40に当接した状態において、スプール14がロック部16に対して引出方向へさらに回転すると、図16に示されるように、第1移動部材40が第1移動部材ガイド溝14Fに沿って移動して、第1移動部材40の第1移動部材側当接部40Bが、第2移動部材42の第2移動部材側被当接部42Bに当接する。
第1移動部材40の第1移動部材側当接部40Bが、第2移動部材42の第2移動部材側被当接部42Bに当接した状態において、スプール14がロック部16に対して引出方向へさらに回転すると、図17に示されるように、第1移動部材40及び第2移動部材42が、第1移動部材ガイド溝14F及び第2移動部材ガイド溝14Gに沿ってそれぞれ移動して、第2移動部材42の第2移動部材側当接部42Cが、係合部材38の係合部材側被当接部38Aに当接する。そして、スプール14がロック部16に対して引出方向へさらに回転すると、係合部材38の係合部28Bが、回転制限部26の溝部26Dに沿って移動する。これにより、回転制限部26がロック部16側に向けて移動して、ロック部16の当接面16A(図14参照)が、回転制限部26の被当接面26Cに当接する(ロック部16と回転制限部26とが係合する)。これにより、本実施形態では、車両の緊急時にウェビング12が所定の引出し量を超えて引出されないようにすることができる。
(第4実施形態)
次に、図18〜図23を用いて、本発明の第4実施形態に係るウェビング巻取装置について説明する。なお、上記第1実施形態等と同一の機能を有する部材及び部分については、上記実施形態と同一の符号を付してその説明を省略する。
図18に示されるように、本実施形態に係るウェビング巻取装置の回転制限機構22は、回転制限部46と、スプリング48と、回転制限部ストッパ50と、受圧部付リング52と、ロック部16の外周部に設けられた移動部54と、を含んで構成されている。
回転制限部46は、側面視で軸方向を長手方向とする矩形状に形成されていると共に軸方向視で径方向外側に凸状に湾曲されている。また、回転制限部46の軸方向他方側の端部には、周方向に間隔を空けて配置され軸方向に延びるスプリング収容部46Aが形成されている。
スプリング48は、圧縮コイルスプリングであり、このスプリング48は、回転制限部46のスプリング収容部46A内に配置された状態で回転制限部46と共にスプール14に形成された回転制限部収容孔14B内に収容されている。そして、スプリング48の弾性力によって、回転制限部46が軸方向一方側に付勢されている。
回転制限部ストッパ50は、側面視で周方向を長手方向とする矩形状に形成されていると共に軸方向視で径方向外側に凸状に湾曲された一般部50Aと、一般部50Aの軸方向一方側の端部から径方向内側の向けて延びる係止爪部50Bと、一般部50Aの軸方向他方側の端部に設けられた固定爪部50Cと、を備えている。また、回転制限部ストッパ50の一般部50Aは、スプール14において回転制限部収容孔14Bの径方向外側に形成されたストッパ収容部14H内に配置されている。また、図19に示されるように、回転制限部ストッパ50の固定爪部50Cがストッパ収容部14Hに形成された被固定部14Iに係合されることによって、回転制限部ストッパ50がスプール14に固定されている。また、回転制限部ストッパ50がスプール14に固定された状態において、係止爪部50Bが回転制限部46の軸方向一方側の端面に係止されている。これにより、回転制限部46の軸方向一方側への移動が規制されている。
図18及び図19に示されるように、受圧部付リング52は、スプール14の軸心部及びロック部16の軸心部に設けられたボス部14J,16Bに回転可能に支持された環状部52Aと、環状部52Aの径方向外側の端部から径方向外側に向けて突出すると共に軸方向視で略扇状に形成された受圧部52Bと、を備えている。また、受圧部52Bの径方向の中間部には、周方向に沿って延びる通過溝52Cが形成されている。また、図20に示されるように、受圧部52Bが初期位置に位置している状態において、受圧部52Bは回転制限部46の軸方向一方側に配置されていると共に、受圧部52Bの通過溝52C内には、回転制限部ストッパ50の一般部50Aが配置されている。また、受圧部52Bの周方向他方側には、回転制限部ストッパ50の係止爪部50Bが配置されており、さらに受圧部52Bにおいて通過溝52Cよりも径方向内側の部位は、係止爪部50Bと周方向にオーバーラップしている。
図18に示されるように、移動部54は、ロック部16の外周部から軸方向他方側に向けて突出しており、この移動部54は、軸方向視で周方向の寸法が受圧部付リング52の受圧部52Bの周方向の寸法よりも長く設定された略扇形に形成されている。また、移動部54の径方向内側かつ軸方向他方側の端面は、移動部54の径方向外側かつ軸方向他方側の端面に比して軸方向一方側にオフセットしている。これにより、移動部54と回転制限部ストッパ50の係止爪部50Bとが周方向にオーバーラップしないようになっている。さらに、移動部54が初期位置に位置している状態において、移動部54は受圧部付リング52の受圧部52Bに対して周方向一方側に配置されている。
以上説明した本実施形態のウェビング巻取装置によれば、スプール14のロック部16に対する引出方向への回転がトーションシャフト24によって制限された状態において、スプール14がロック部16に対して引出方向へ回転し始めると、図21に示されるように、ロック部16の外周部に設けられた移動部54が、受圧部付リング52の受圧部52Bに当接する。また、移動部54が受圧部52Bに当接した状態において、スプール14がロック部16に対して引出方向へさらに回転すると、図22に示されるように、受圧部付リング52の受圧部52Bが移動部54に押圧されて、受圧部付リング52がスプール14に対して周方向一方側に回転される。そして、受圧部付リング52の受圧部52Bが回転制限部ストッパ50の係止爪部50Bを折曲げ変形させる。これにより、回転制限部46がスプリング48の弾性力によって、軸方向一方側に移動して、回転制限部46の軸方向一方側の端面が受圧部52Bに当接する。なお、折曲げられた係止爪部50Bは、受圧部付リング52の受圧部52Bに形成された通過溝52C内を通過するようになっている。
回転制限部46の軸方向一方側の端面が受圧部52Bに当接した後に、スプール14がロック部16に対して引出方向へさらに回転すると、受圧部付リング52の受圧部52Bが移動部54に押圧されて、受圧部付リング52スプール14に対してが周方向一方側にさらに回転される。そして、受圧部52Bと回転制限部46とが軸方向にオーバーラップしない状態となった時に、回転制限部46が、軸方向一方側にさらに移動する。そしてさらに、スプール14がロック部16に対して引出方向へさらに回転すると、図23に示されるように、受圧部付リング52の受圧部52Bが回転制限部46の被当接面26Cに当接する。これにより、本実施形態では、車両の緊急時にウェビング12が所定の引出し量を超えて引出されないようにすることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
10 ウェビング巻取装置
12 ウェビング
14 スプール
16 ロック部
20 フォースリミッタ機構
26 回転制限部
26D 溝部
28 係合部材
28B 係合部
30 移動部材
34 移動部材
36A 弧状ガイド面
38 係合部材
40 移動部材
42 移動部材
46 回転制限部

Claims (4)

  1. 乗員に装着されるウェビングが巻取られ、前記ウェビングが引出されることで引出方向へ回転されるスプールと、
    前記スプールと一体回転可能に設けられていると共に、車両の緊急時に引出方向への回転が制限されるロック部と、
    前記ロック部の回転が制限された際に前記スプールの前記前記ロック部に対するフォースリミッタ荷重以上での引出方向への回転を許容するフォースリミッタ機構と、
    前記スプールと前記ロック部との間に設けられていると共に、前記スプールが前記ロック部に対して所定の回転角度回転された後に前記ロック部側に移動し、前記ロック部に係合して前記スプールの前記ロック部に対する引出方向への回転を制限する回転制限部と、
    を備えたウェビング巻取装置。
  2. 前記回転制限部は、前記スプールに該スプールの軸方向に沿って移動可能に支持されていると共に、前記回転制限部には、前記スプールの周方向に沿って溝部が形成されており、
    前記溝部に係合する係合部を有する係合部材が、前記スプールの周方向に沿って移動されることによって、前記回転制限部が、前記ロック部側に移動する請求項1記載のウェビング巻取装置。
  3. 前記スプールと前記ロック部との間には、前記スプールが前記ロック部に対して所定の角度回転された際に前記係合部材に当接する移動部材が設けられており、
    前記移動部材が前記係合部材を押圧することで前記係合部材が前記スプールの周方向に沿って移動する請求項2記載のウェビング巻取装置。
  4. 前記スプールは、該スプールの径方向外側の面が該スプールの軸方向視で弧状に形成された弧状ガイド面を備えており、
    前記スプールが前記ロック部に対して回転されることによって、前記移動部材が前記弧状ガイド面に沿って移動する請求項3記載のウェビング巻取装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113518735A (zh) * 2019-04-09 2021-10-19 株式会社东海理化电机制作所 安全带卷绕装置

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