JPH11146027A - 直交振幅変調方式における差動デコード装置 - Google Patents

直交振幅変調方式における差動デコード装置

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JPH11146027A
JPH11146027A JP10222183A JP22218398A JPH11146027A JP H11146027 A JPH11146027 A JP H11146027A JP 10222183 A JP10222183 A JP 10222183A JP 22218398 A JP22218398 A JP 22218398A JP H11146027 A JPH11146027 A JP H11146027A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、簡単な回路構成であるとともに、
ルックアップテーブルのメモリ容量を少なくすることが
できる差動デコード装置を提供する。 【解決手段】 差動デコーダ10は、入力されたnビッ
トの各データのうちの2ビットを差動復号する差動復号
器20と、第1象限に入力されたnビットの各データの
うちの他のn−2ビットを、差動復号器20に入力され
たnビットの各データのうちの2ビットに基づいて、回
転する回転器30と、回転器30によって回転されたn
−2ビットに基づいて、入力された信号の振幅値をデー
タビットの値に割り当てる単一象限デマッピング回路4
0とを備える。そして、差動復号器20から出力信号の
2ビットが得られるとともに、単一象限デマッピング回
路40から出力信号のn−2ビットが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直交振幅変調方式
における差動デコード装置に関し、特に、ケーブルを介
して音声やデータを配信するディジタルマルチプログラ
ムシステムにおけるテレビジョン受像機用の受信装置に
用いられる差動デコード装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタルマルチプログラムのテレビジ
ョン受像機の規格としては、例えば、欧州放送連盟(E
BU:European Broadcasting Union)と、欧州電気通
信標準化機構(ETSI:European Telecommunication
s Standards Insititude)との合同技術委員会(JT
C:Joint Technical Committee)によって、1994
年に作成されたETS草案がある。このETS草案に
は、ケーブルを用いたディジタルマルチプログラムのテ
レビジョン受像機における変調方式、チャンネル符号化
方式、フレーム構成等が規定されている。この規格は、
欧州ディジタルビデオ放送(DVB)プロジェクトの実
施において研究された方式に基づいている。
【0003】このケーブルを用いたディジタルマルチプ
ログラムシステムは、装置の機能ブロック図として規格
化されており、図3に示すように、ケーブルに接続され
た送信装置110と受信装置120との概念的なブロッ
ク図で表される。
【0004】送信装置110には、音声や映像等の各種
データを供給する供給装置100が接続されている。こ
の供給装置100は、例えば、いわゆるMPEG−2規
格に準拠した画像データからなる番組を供給するローカ
ルの装置、コントリビューションリンク(Contribution
Link)、再多重化装置等からなっている。この供給装
置100は、データをMPEG−2トランスポート多重
化パケットとして、クロック信号とともに送信装置11
0のベースバンド物理インターフェース回路111に供
給する。ベースバンド物理インターフェース回路111
には、クロック信号に同期して、所定のデータ構造、す
なわち信号源のフォーマットのデータを入力する。な
お、ベースバンド物理インターフェース回路111に入
力されるデータのフレーム構造は、同期バイトを含むM
PEG−2のトランスポートレイヤに基づいている。
【0005】同期反転及びランダム化回路112は、M
PEG−2のフレーム構造に基づいた同期バイトを反転
するとともに、スペクトル整形を行うために、データス
トリームをランダム化する。得られたデータストリーム
は、8ビット幅を有しており、リードソロモンコーダ1
13に供給される。リードソロモンコーダ113は、ラ
ンダム化された各トランスポート多重化パケットに短縮
リードソロモン符号を適用し、エラー訂正符号が付加さ
れたパケットを生成する。また、リードソロモンコーダ
113は、同期バイトにもこの短縮リードソロモン符号
を付加する。畳込みインターリーブ回路114は、エラ
ー訂正符号が付加されたパケットに対して、深さI=1
2バイトの畳込みインターリーブを行う。なお、ここで
同期バイトの周期は、変化しない。
【0006】バイト/m倍長(byte to m-tuple)変換
器115は、畳込みインターリーブ回路114によって
生成されたデータをバイト単位で直交振幅変調(以下、
QAM:Quadrature Amplitude Modulationという。)
におけるシンボルに変換する。このバイト/m倍長変換
器115の出力は、mビット幅を有している。後述する
差動エンコーダ116は、ローテーションインヴァリア
ントなデータ点配置(rotation-invariant constellati
on)を得るために、2つのシンボルの最上位ビットを差
動符号化して、IデータとQデータを生成する。
【0007】送信装置110の最終段であるQAM変調
及び物理インターフェース回路117は、IデータとQ
データを、二乗余弦関数の平方根特性を有するフィルタ
でフィルタリングした後、得られる信号によって、互い
に直交した搬送波をそれぞれQAM変調し、QAM変調
された信号(以下、QAM変調信号という。)を、RF
ケーブルチャンネル130を介して送信する。
【0008】クロック及び同期信号発生器118には、
ベースバンド物理インターフェース回路111に入力さ
れているクロック信号と、同期反転及びランダム化回路
112からの制御信号とが供給されている。このクロッ
ク及び同期信号発生器118は、同期反転及びランダム
化回路112〜QAM変調及び物理インターフェース回
路117の同期をとるとともに、これらを制御する。
【0009】一方、受信装置120は、ベースバンド信
号を得るために、上述した変調処理と逆の信号処理を行
う。
【0010】すなわち、RFケーブルチャンネル130
を介して受信されるQAM変調信号は、RF物理インタ
ーフェース及びQAM復調回路121に入力される。R
F物理インターフェース及びQAM復調回路121は、
このQAM変調信号を復調して、QAM復調された信号
(以下、QAM復調信号という。)を整合フィルタ及び
等化器122に供給するとともに、制御信号を、搬送波
及びクロック及び同期信号再生器129に供給する。搬
送波及びクロック及び同期信号再生器129は、搬送
波、クロック信号、同期信号を再生して、受信装置12
0の全ての回路の同期をとり、及び/又は、これらの回
路を制御する。
【0011】整合フィルタ及び等化器122は、QAM
復調信号を波形等化して、mビット幅のIデータとQデ
ータを再生し、差動デコーダ123に供給する。差動デ
コーダ123は、IデータとQデータからmビット幅の
シンボルを再生して、シンボル/バイトマッピング回路
124に供給する。シンボル/バイトマッピング回路1
24は、各シンボルをバイトに変換して、畳込みデイン
ターリーブ回路125に供給する。このシンボル/バイ
トマッピング回路124から出力される信号は、8ビッ
トの幅を有する。
【0012】畳込みデインターリーブ回路125は、8
ビット幅のデータを、畳込みデインターリーブして、ト
ランスポート多重化パケットを再生し、リードソロモン
デコーダ126に供給する。リードソロモンデコーダ1
26は、リードソロモン符号を用いて、トランスポート
多重化パケットをエラー訂正して、同期反転及びエネル
ギ分散除去回路127に供給する。同期反転及びエネル
ギ分散除去回路127は、ランダム化されているトラン
スポート多重化パケットのデータストリームを元に戻す
とともに、反転されている同期バイトを元に戻して、ベ
ースバンド物理インターフェース回路128に供給す
る。ベースバンド物理インターフェース回路128は、
ローカルのMPEG−2プログラムソース、コントリビ
ューションリンク、再多重化装置等に基づいたMPEG
−2のトランスポート多重化パケットとクロック信号を
再生して、出力する。
【0013】なお、本発明は、ケーブルを用いたディジ
タルマルチプログラムシステムの受信装置120におけ
る差動復号に関するものであるので、以下、差動符号及
び復号について説明する。
【0014】上述したように、送信装置110におい
て、供給装置100からのデータが、バイト/シンボル
マッピングされた後、連続した2つシンボルの最上位ビ
ットは、π/2ローテーションインヴァリアントなデー
タ点配置を得るために、差動エンコーダ116によって
差動符号化される。
【0015】ここで、バイト/m倍長変換器115及び
差動エンコーダ116の詳細について、図4を参照しな
がら詳細に説明する。
【0016】バイト/m倍長変換器115には、畳込み
インターリーブ回路114からのデータが、8ビット幅
のパラレルデータとして供給され、バイト/m倍長変換
器115は、このデータをmビットのシンボルとして差
動エンコーダ116に供給する。
【0017】差動エンコーダ116は、各シンボルの最
上位ビットを差動符号化する差動符号器116aと、Q
AM変調方式におけるIデータとQデータを生成するマ
ッピング回路116bとを備える。差動符号器116a
には、連続した2つの各シンボルの最上位ビット(以
下、Ak,Bkという。)のみが供給されており、差動符
号器116aは、下記式1及び式2に基づいて、QAM
変調方式における同相成分であるIデータ(以下、実数
成分Iともいう。)の最上位ビットIkと、直交成分で
あるQデータ(以下、虚数成分Qともいう。)の最上位
ビットQkとを生成して、マッピング回路116bに供
給する。
【0018】
【数1】
【0019】・・・式1
【0020】
【数2】
【0021】・・・式2 また、このマッピング回路116bには、バイト/m倍
長変換器115から、シンボルの残りの下位qビットが
供給されている。ここで、16−QAM変調方式の場合
には、q=2であり、32−QAM変調方式の場合に
は、q=3であり、64−QAM変調方式の場合には、
q=4である。そして、マッピング回路116bは、最
上位ビットIk,Qk及び下位qビットに基づいて、実数
成分Iと虚数成分Qを出力する。
【0022】ここで、16−QAM変調、32−QAM
変調、64−QAM変調方式におけるデータ点配置を、
それぞれ図5、図6、図7に示す。これらの図5〜図7
に示すように、各変調方式における最上位ビットIk
kは、各象限におけるデータ点配置の上位2ビットと
見なすことができる。また、第1象限のデータ点配置
は、図5〜図7に示すように、上位2ビット(MSB
s、例えばIkとQk)を変化させるとともに、下記表1
に示す規則に従ってq個の下位ビット(LSBs)を回
転することによって、第2象限、第3象限、第4象限の
データ点配置とすることができる。
【0023】
【表1】
【0024】一方、受信装置120における差動デコー
ダ123は、上述したデータ処理とは逆のデータ処理を
行う。具体的には、この差動デコーダ123は、図8に
示すように、従来の4象限デマッピング回路123a
と、従来の差動復号器123bとを備える。
【0025】4象限デマッピング回路123aは、入力
された信号の振幅値を、図5〜図7に示すようなデータ
ビットの値に割り当てるためのものであり、この4象限
デマッピング回路123aには、nビットの信号が供給
される。4象限デマッピング回路123aから出力され
るnビットのデータは、上述した2つの最上位ビットI
k及びQkと、残りのn−2ビットの下位ビットとに分割
される。2つの最上位ビットIk及びQkは、差動復号器
123bに供給され、n−2ビットの下位ビットは、図
3に示すシンボル/バイトマッピング回路124に供給
される。差動復号器123bは、2つの最上位ビットI
k及びQkを差動復号して、シンボル/バイトマッピング
回路124に供給する。すなわち、この差動デコーダ1
23は、差動復号された2つの最上位ビットIk及びQk
と、残りのn−2ビットの下位ビットとを結合し、nビ
ットのシンボルとしてシンボル/バイトマッピング回路
124に供給する。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の4象
限デマッピング回路123aとしては、2n・nビット
の大きさのルックアップテーブルを用いる必要があっ
た。すなわち、例えば、64−QAM変調の場合には、
n=6であることから、ルックアップテーブルの大きさ
は、26・6=64・6=384ビットと大きいものに
なってしまっていた。そのため、ルックアップテーブル
を構成するメモリは、その容量を非常に大きくする必要
があった。
【0027】本発明は、QAM変調方式における上述し
た問題点を解決するものであり、本発明の目的は、簡単
な回路構成であるとともに、ルックアップテーブルのメ
モリ容量を少なくすることができる差動復号用の差動デ
コード装置を提供することである。
【0028】
【課題を解決するための手段】この目的を達成する本発
明に係る直交振幅変調方式における差動デコード装置
は、入力されたnビットの各データのうちの2ビットを
差動復号する差動復号手段と、第1象限に入力されたn
ビットの各データのうちの他のn−2ビットを、差動復
号手段に入力されたnビットの各データのうちの2ビッ
トに基づいて、回転する回転手段と、回転手段によって
回転されたn−2ビットに基づいて、入力された信号の
振幅値をデータビットの値に割り当てる単一象限デマッ
ピング手段とを備え、差動復号手段から出力信号の2ビ
ットが得られるとともに、単一象限デマッピング手段か
ら出力信号のn−2ビットが得られることを特徴として
いる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る直交振幅変調
(以下、QAM変調という。)方式における差動デコー
ド装置について図面を参照しながら詳細に説明する。図
1は、本発明を適用した差動デコーダの具体的な構成を
示すブロック図である。なお、この差動デコーダは、上
述した図3に示すケーブルを用いたディジタルマルチプ
ログラムシステムの受信装置120に用いられるもので
あり、ディジタルマルチプログラムシステムの詳細につ
いては割愛する。
【0030】図1に示すように、本発明を適用した差動
デコーダ10は、入力されたnビットのデータのうちの
2ビットを差動復号する差動復号器20と、残りのn−
2ビットを回転する回転器30と、回転器30からのn
−2ビットをデータビットの値に割り当てる単一象限デ
マッピング回路40とを備える。
【0031】差動デコーダ10には、例えば図3に示す
整合フィルタ及び等化器122から、QAM変調方式に
おけるnビットのデータが入力され、その同相成分であ
るIデータ(以下、実数成分Iともいう。)の最上位ビ
ットIk及び直交成分であるQデータ(以下、虚数成分
Qともいう。)の最上位ビットQkが、差動復号器20
に供給されるとともに、残りの下位n−2ビットが、回
転器30に供給される。
【0032】差動復号器20は、最上位ビットIk,Qk
を、後述するように差動復号して、図3に示すシンボル
/バイトマッピング回路124に供給するとともに、最
上位ビットIk,Qkをそのまま象限情報として回転器3
0に供給する。回転器30は、差動復号器20からの象
限情報に基づいて、下位n−2ビットを、例えば0゜,
90゜,180゜,270゜に回転する。例えば回転器
30は、第1象限以外の象限におけるn−2ビットを第
1象限に回転して、単一象限デマッピング回路40に供
給する。単一象限デマッピング回路40は、回転器30
からのn−2ビット、すなわち入力された信号の振幅値
を、データビットの値に割り当てて、このn−2ビット
のデータビットの値をシンボル/バイトマッピング回路
124に供給する。すなわち、シンボル/バイトマッピ
ング回路124には、差動復号器20からの差動復号さ
れた2ビットが上位ビットとされ、単一象限デマッピン
グ回路40からのn−2ビットが下位ビットとされて、
全体としてnビットがシンボルとして供給される。
【0033】つぎに、差動復号器20〜単一象限デマッ
ピング回路40の具体的な構成について図2を参照して
説明する。ここで、nを8とし、すなわち256−QA
M変調された信号をデマッピングする具体例について説
明する。
【0034】差動デコーダ10には、4ビットのIデー
タと4ビットのQデータとからなる8ビットのデータが
供給される。それぞれの最上位ビットIk,Qkは、差動
復号器20と回転器30に入力される。そして、差動デ
コーダ10は、単一象限デマッピング回路40から6ビ
ットのD0〜D5と、差動復号器20から2ビットのD
6,D7とを出力する。ここで、IデータとQデータ
は、2の補数で表されているものとする。また、ビット
D0〜D7は、シンボルの各ビットを表し、ビットD7
が最上位ビット(MSB)である。
【0035】差動復号器20は、図2に示すように、I
データ及びQデータの各最上位ビットIk,Qkを遅延す
る遅延器21と、最上位ビットIk,Qkと遅延された最
上位ビットIk-1,Qk-1とに基づいてシンボルの上位2
ビットを生成するルックアップテーブル22とを備え
る。
【0036】遅延器21には、Iデータ及びQデータの
最上位ビットIk,Qkが入力され、この遅延器21は、
最上位ビットIk,Qkを1シンボルクロックだけ遅延し
て、ルックアップテーブル22に供給する。また、この
ルックアップテーブル22には、最上位ビットIk,Qk
がそのまま入力されており、ルックアップテーブル22
は、これらの4ビットに基づいて、シンボルの上位2ビ
ットD6,D7を出力する。具体的には、ルックアップ
テーブル22は、例えば表2に示すように、入力される
k,Qk,Ik-1,Qk-1を読出アドレスとして、ビット
D6,D7を出力する。
【0037】
【表2】
【0038】回転器30は、図2に示すように、Iデー
タの下位3ビットとその各ビットをそれぞれ反転した3
ビット(以下、反転下位3ビットという。)とを切り換
え選択して出力する切換スイッチ34と、Qデータの下
位3ビットとその反転下位3ビットとを切り換え選択し
て出力する切換スイッチ35と、これらの切換スイッチ
34,35の各出力を切り換え選択して、単一象限デマ
ッピング回路40に出力する切換スイッチ36,37と
を備える。
【0039】インバータ31には、Iデータの下位3ビ
ットが入力され、このインバータ31は、入力されたI
データの下位3ビットを反転し、得られる反転下位3ビ
ットを、切換スイッチ34の被選択端子34bに供給す
る。また、この切換スイッチ34の被選択端子34cに
は、Iデータの下位3ビットがそのまま供給されてい
る。切換スイッチ34は、Iデータの最上位ビットIk
によって制御され、例えば最上位ビットIkが”1”の
ときには、被選択端子34bからのIデータの反転下位
3ビットを選択し、最上位ビットIkが”0”のときに
は、被選択端子34cからのIデータの下位3ビットを
選択し、選択端子34aを介して切換スイッチ36の被
選択端子36b及び切換スイッチ37の被選択端子37
cに供給する。
【0040】インバータ33には、Qデータの下位3ビ
ットが入力され、このインバータ33は、入力されたQ
データの下位3ビットを反転し、得られる反転下位3ビ
ットを、切換スイッチ35の被選択端子35bに供給す
る。また、この切換スイッチ35の被選択端子35cに
は、Qデータの下位3ビットがそのまま供給されてい
る。切換スイッチ35は、Qデータの最上位ビットQk
によって制御され、例えば最上位ビットQkが”1”の
ときには、被選択端子35bからのQデータの反転下位
3ビットを選択し、最上位ビットQkが”0”のときに
は、被選択端子35cからのQデータの下位3ビットを
選択し、選択端子35aを介して切換スイッチ36の被
選択端子36c及び切換スイッチ37の被選択端子37
bに供給する。
【0041】一方、排他的論理和ゲート32には、Iデ
ータ及びQデータの最上位ビットIk,Qkが入力され、
この排他的論理和ゲート32は、最上位ビットIk,Qk
の排他的論理和を求め、この排他的論理和の値を制御信
号とし、この制御信号によって切換スイッチ36,37
を制御する。具体的には、切換スイッチ36は、排他的
論理和ゲート32からの制御信号が”0”であるときに
は、被選択端子36bを選択し、制御信号が”1”であ
るときには、被選択端子36cを選択し、すなわち、I
データの下位3ビットと反転下位3ビットのいずれか一
方を、選択端子36aを介して単一象限デマッピング回
路40に供給する。一方、切換スイッチ37は、排他的
論理和ゲート32からの制御信号が”0”であるときに
は、被選択端子37bを選択し、制御信号が”1”であ
るときには、被選択端子37cを選択し、すなわち、Q
データの下位3ビットと反転下位3ビットのいずれか一
方を、選択端子37aを介して単一象限デマッピング回
路40に供給する。かくして、この回転器30は、第1
象限以外の象限におけるn−2ビットを第1象限に回転
して、これらの回転されたデータを、切換スイッチ3
6,37からの2つの出力として単一象限デマッピング
回路40に供給する。
【0042】単一象限デマッピング回路40は、図2に
示すように、切換スイッチ36,37から供給されるI
データの下位3ビット、Iデータの反転下位3ビット、
Qデータの下位3ビット、Qデータの反転下位3ビット
の各ビットの排他的論理和を求め、シンボルの下位6ビ
ットを生成する4つの排他的論理和ゲート41〜44を
備える。
【0043】排他的論理和ゲート41には、切換スイッ
チ36の選択端子36aからのIデータの下位3ビッ
ト、Iデータの反転下位3ビット、Qデータの下位3ビ
ット又はQデータの反転下位3ビット(以下、単に3ビ
ットといい、その一番上位のビットを第3ビットとし、
中央のビットを第2ビットとし、最も下位のビットを第
1ビットとする。)のうちの第2ビットと第1ビットが
入力され、この排他的論理和ゲート41は、第2ビット
と第1ビットの排他的論理和を求め、シンボルのビット
D0として出力する。
【0044】排他的論理和ゲート42には、切換スイッ
チ36の選択端子36aからの3ビットのうちの第3ビ
ットと第2ビットが入力され、この排他的論理和ゲート
42は、第3ビットと第2ビットの排他的論理和を求
め、シンボルのビットD2として出力する。
【0045】排他的論理和ゲート43には、切換スイッ
チ37の選択端子37aからの3ビットのうちの第2ビ
ットと第1ビットが入力され、この排他的論理和ゲート
43は、第2ビットと第1ビットの排他的論理和を求
め、シンボルのビットD1として出力する。
【0046】排他的論理和ゲート44には、切換スイッ
チ37の選択端子37aからの3ビットのうちの第3ビ
ットと第2ビットが入力され、この排他的論理和ゲート
44は、第3ビットと第2ビットの排他的論理和を求
め、シンボルのビットD3として出力する。
【0047】また、単一象限デマッピング回路40は、
切換スイッチ36の選択端子36aからの3ビットのう
ちの排他的論理和ゲート42に供給されている第3ビッ
トを、そのままシンボルのビットD4として出力する。
さらに、単一象限デマッピング回路40は、切換スイッ
チ37の選択端子37aからの3ビットのうちの排他的
論理和ゲート44に供給されている第3ビットを、その
ままシンボルのビットD5として出力する。かくして、
単一象限デマッピング回路40は、シンボルの下位6ビ
ットであるビットD0〜D5を出力する。ここで、ビッ
トD0は、シンボルの最下位ビットである。なお、上述
の具体例では、単一象限デマッピング回路40を4つの
排他的論理和ゲートで構成しているが、例えば切換スイ
ッチ36,37の出力を読出アドレスとするルックアッ
プテーブルで構成するようにしてもよい。
【0048】以上のように、差動デコーダ10は、4ビ
ットのIデータと4ビットのQデータからなる8ビット
のデータを8ビットのシンボルとして出力する。
【0049】ところで、IデータとQデータは、上述し
たように2の補数で表されており、回転器30は、Iデ
ータとQデータの符号ビット(サインビット)である最
上位ビットIk,Qkに基づいて、データ点配置の実際の
象限を決定している。
【0050】回転器30の各切換スイッチ34,35,
36,37の図2に示す具体的な切り換え状態、すなわ
ち選択端子34a及び35aが、それぞれ被選択端子3
4c及び35cに接続され、選択端子36a及び37a
が、それぞれ被選択端子36b及び37bに接続されて
いる状態においては、IデータとQデータの符号ビット
は、”0”であり、データ点配置は、第1象限における
ものである。したがって、インバータ31,33は、用
いられず、IデータとQデータの値は、変化していな
い。
【0051】また、Iデータの符号ビットが高レベル、
すなわち”1”であり、Qデータの符号ビットが低レベ
ル、すなわち”0”のときには、データ点配置は、第2
象限におけるものである。したがって、インバータ31
は、用いられ、Iデータが反転されるとともに、Qデー
タと入れ換えられる。
【0052】さらに、Iデータの符号ビットが”0”で
あり、Qデータの符号ビットが”1”のときには、デー
タ点配置は、第4象限におけるものである。したがっ
て、インバータ33は、用いられ、Qデータが反転され
るとともに、Iデータと入れ換えられる。
【0053】さらにまた、IデータとQデータの符号ビ
ットがともに”1”であるときには、データ点配置は、
第3象限におけるものである。したがって、インバータ
31,33は、ともに用いられ、IデータとQデータが
ともに反転されるとともに、IデータとQデータは、入
れ換えられない。
【0054】図2に示す差動デコーダ10は、欧州ディ
ジタルビデオ放送(DVB)の規格において規定されて
いるように、16−QAM変調,64−QAM変調,2
56−QAM変調方式に対応するものである。256−
QAM変調方式の場合、差動デコーダ10の全ての出力
ビットD0〜D7が用いられる。また、64−QAM変
調方式の場合、差動デコーダ10のビットD2〜D7の
みが用いられる。さらに、16−QAM変調方式の場
合、差動デコーダ10のビットD4〜D7のみが用いら
れる。単一象限デマッピング回路40は、次数が低いQ
AM変調方式においては用いられないので、省略するこ
とができる。
【0055】以上の説明で明らかなように、本発明を適
用した差動デコーダ10では、ルックアップテーブル2
2のサイズは、2(n-2)・(n−2)ビットであり、従
来のルックアップテーブルよりも(3・n+2)・2
(n-2)分を少なくすることができる。具体的には、例え
ばn=6、すなわち64−QAM変調方式のときには、
従来のルックアップテーブルのサイズは、26・6=6
4・6=384ビットであったが、本発明を適用したル
ックアップテーブル22のサイズは、24・4=64ビ
ットである。したがって、(3・6+2)・24=32
0ビット分を少なくすることができる。
【0056】また、例えば16−QAM変調方式の場合
には、ルックアップテーブル22として、下記表3に示
すようなルックアップテーブルが用いられる。
【0057】
【表3】
【0058】この場合、ビットD7は、入力されるI1
データに等しく、ビットD6は、入力されるQ1データ
に等しいので、ルックアップテーブル22は、必要でな
い。
【0059】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る直交振幅変調方式における差動デコード装置は、入力
されたnビットの各データのうちの2ビットを差動復号
する差動復号手段と、第1象限に入力されたnビットの
各データのうちの他のn−2ビットを、差動復号手段に
入力されたnビットの各データのうちの2ビットに基づ
いて、回転する回転手段と、回転手段によって回転され
たn−2ビットに基づいて、入力された信号の振幅値を
データビットの値に割り当てる単一象限デマッピング手
段とを備える。そして、差動復号手段から出力信号の2
ビットが得られるとともに、単一象限デマッピング手段
から出力信号のn−2ビットが得られることによって、
簡単な回路構成であるとともに、ルックアップテーブル
のメモリ容量を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態として示す差動デコーダの
ブロック図である。
【図2】同差動デコーダの具体的な構成を示すブロック
図である。
【図3】ケーブルを介して音声とデータを配信するディ
ジタルマルチプログラムシステムにおける送信装置と受
信装置のブロック図である。
【図4】図3に示す送信装置における従来の差動エンコ
ーダのブロック図である。
【図5】16−QAM変調方式におけるデータ点配置を
示す図である。
【図6】32−QAM変調方式におけるデータ点配置を
示す図である。
【図7】64−QAM変調方式におけるデータ点配置を
示す図である。
【図8】従来の差動デコーダのブロック図である。
【符号の説明】
10 差動デコーダ、 20 差動復号器、 21 遅
延器、 22 ルックアップテーブル、 30 回転
器、 31 インバータ、 32 排他的論理和ゲー
ト、 33 インバータ、 34 切換スイッチ、 3
4a 選択端子、34b 被選択端子、 34c 被選
択端子、 35 切換スイッチ、 35a選択端子、
35b 被選択端子、 35c 被選択端子、 36
切換スイッチ、 36a 選択端子、 36b 被選択
端子、 36c 被選択端子、37 切換スイッチ、
37a 選択端子、 37b 被選択端子、 37c被
選択端子、 40 単一象限デマッピング回路、 41
排他的論理和ゲート、 42 排他的論理和ゲート、
43 排他的論理和ゲート、 44 排他的論理和ゲ
ート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シュパリンク ゲルト ドイツ連邦共和国 ディー−70736 フェ ルバッハシュトゥットゥガルター シュト ラーセ 106 ソニー インターナショナ ル (ヨーロッパ) ゲゼルシャフト ミ ット ベシュレンクテル ハフツングシュ トゥットゥガルト テクノロジー センタ ー内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されたnビットの各データのうちの
    2ビットを差動復号する差動復号手段と、 第1象限に入力されたnビットの各データのうちの他の
    n−2ビットを、上記差動復号手段に入力されたnビッ
    トの各データのうちの2ビットに基づいて、回転する回
    転手段と、 上記回転手段によって回転されたn−2ビットに基づい
    て、入力された信号の振幅値をデータビットの値に割り
    当てる単一象限デマッピング手段とを備え、 上記差動復号手段から出力信号の2ビットが得られると
    ともに、上記単一象限デマッピング手段から出力信号の
    n−2ビットが得られることを特徴とする直交振幅変調
    方式における差動デコード装置。
  2. 【請求項2】 上記入力されたnビットのデータは、n
    /2ビットの実数成分と、n/2ビットの虚数成分とか
    らなり、これら両成分は、2の補数であり、上記差動復
    号手段に入力された2ビットは、上記入力されたデータ
    のうちの上記実数成分の最上位ビット及び上記入力され
    たデータのうちの上記虚数成分の最上位ビットであり、 上記回転手段に入力されたn−2ビットは、上記入力さ
    れたデータのうちの上記実数成分の下位ビットと、上記
    入力されたデータのうちの上記虚数成分の下位ビットで
    あることを特徴とする請求項1記載の直交振幅変調方式
    における差動デコード装置。
  3. 【請求項3】 上記回転手段は、上記実数成分の下位ビ
    ットが入力されるとともにこれら下位ビットをそれぞれ
    変換する第1の変換手段と、 上記実数成分の下位ビットがそれぞれ入力される第1の
    被選択端子と、上記第1の変換手段によって変換された
    実数成分の下位ビットがそれぞれ入力される第2の被選
    択端子と、上記最上位ビットが低レベルであるときには
    上記第1の被選択端子と接続され、一方、上記最上位ビ
    ットが高レベルであるときには上記第2の被選択端子と
    接続されるように、上記実数成分の最上位ビットに応じ
    て、上記第1の被選択端子又は第2の被選択端子と接続
    される選択端子とを有する第1の切換スイッチと、 上記虚数成分の下位ビットがそれぞれ入力されるととも
    にこれら下位ビットをそれぞれ変換する第2の変換手段
    と、 上記虚数成分の下位ビットがそれぞれ入力される第1の
    被選択端子と、上記第2の変換手段によって変換された
    虚数成分の下位ビットがそれぞれ入力される第2の被選
    択端子と、上記最上位ビットが低レベルであるときには
    上記第1の被選択端子と接続され、一方、上記最上位ビ
    ットが高レベルであるときには上記第2の被選択端子と
    接続されるように、上記虚数成分の最上位ビットに応じ
    て、上記第1の被選択端子又は第2の被選択端子と接続
    される選択端子とを有する第2の切換スイッチと、 上記第2の切換スイッチの選択端子と接続される第1の
    被選択端子と、上記第1の切換スイッチの選択端子と接
    続される第2の被選択端子と、制御信号が低レベルであ
    るときには上記第2の被選択端子と接続され、一方、上
    記制御信号が高レベルであるときには上記第1の被選択
    端子と接続されるように、上記制御信号に応じて、上記
    第1の被選択端子又は第2の被選択端子と接続される選
    択端子とを有する第3の切換スイッチと、 上記第1の切換スイッチの選択端子と接続される第1の
    被選択端子と、上記第2の切換スイッチの選択端子と接
    続される第2の被選択端子と、上記制御信号が低レベル
    であるときには上記第2の被選択端子と接続され、一
    方、上記制御信号が高レベルであるときには上記第1の
    被選択端子と接続されるように、上記制御信号に応じ
    て、上記第1の被選択端子又は第2の被選択端子と接続
    される選択端子とを有する第4の切換スイッチと、 上記実数成分の最上位ビットと上記虚数成分の最上位ビ
    ットとが入力されるとともに上記制御信号を生成する第
    1の排他的論理和ゲートとを備えることを特徴とする請
    求項2記載の直交振幅変調方式における差動デコード装
    置。
  4. 【請求項4】 上記単一象限デマッピング手段は、上記
    第3の切換スイッチの選択端子及び第4の切換スイッチ
    の選択端子が接続されるルックアップテーブルからなる
    ことを特徴とする請求項3記載の直交振幅変調方式にお
    ける差動デコード装置。
  5. 【請求項5】 上記nが8に対応する256−直交振幅
    変調における上記単一象限デマッピング手段は、 上記第3の切換スイッチの出力の下位2ビットの排他的
    論理和を求める第2の排他的論理和ゲートと、 上記第3の切換スイッチの出力の上位2ビットの排他的
    論理和を求める第3の排他的論理和ゲートと、 上記第4の切換スイッチの出力の下位2ビットの排他的
    論理和を求める第4の排他的論理和ゲートと、 上記第4の切換スイッチの出力の上位2ビットの排他的
    論理和を求める第5排他的論理和ゲートとを有し、 当該単一象限デマッピング手段の出力の6ビットの順位
    は、上記第2の排他的論理和ゲートからの出力を最下位
    ビットとし、上位ビットに向かって上記第4の排他的論
    理和ゲートからの出力、上記第3の排他的論理和ゲート
    からの出力、上記第5排他的論理和ゲートからの出力、
    上記第3の切換スイッチの出力の最上位ビット、上記第
    4の切換スイッチの出力の最上位ビットの順となってい
    ることを特徴とする請求項3記載の直交振幅変調方式に
    おける差動デコード装置。
  6. 【請求項6】 上記nが6に対応する64−直交振幅変
    調における上記単一象限デマッピング手段は、 上記第3の切換スイッチの出力の各ビットの排他的論理
    和を求める上記第3の排他的論理和ゲートと、 上記第3の切換スイッチの出力の各ビットの排他的論理
    和を求める上記第5の排他的論理和ゲートとを有し、 当該単一象限デマッピング手段の出力の4ビットの順位
    は、上記第3の排他的論理和ゲートからの出力を最下位
    ビットとし、上位ビットに向かって上記第5排他的論理
    和ゲートからの出力、上記第3の切換スイッチの出力の
    最上位ビット、上記第4の切換スイッチの出力の最上位
    ビットの順となっていることを特徴とする請求項3記載
    の直交振幅変調方式における差動デコード装置。
  7. 【請求項7】 上記nが4に対応する16−直交振幅変
    調では、 上記第3の切換スイッチの出力の最上位ビットと、上記
    第4の切換スイッチの出力の最上位ビットとが出力され
    ることを特徴とする請求項3記載の直交振幅変調方式に
    おける差動デコード装置。
  8. 【請求項8】 上記差動復号手段は、 上記入力されたデータのうちの2ビットが入力されると
    ともにこれら2ビットを1シンボルクロックの間だけ遅
    延させる遅延手段と、 上記遅延手段によって遅延された2ビットと上記入力さ
    れたデータのうちの上位2ビットが読出アドレスとして
    入力され、出力信号の上位2ビットを出力するルックア
    ップテーブルとからなることを特徴とする請求項1乃至
    請求項7のいずれか1項記載の直交振幅変調方式におけ
    る差動デコード装置。
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