JPH11138764A - ロール紙輪転印刷機の連続印刷状態達成方法 - Google Patents

ロール紙輪転印刷機の連続印刷状態達成方法

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JPH11138764A
JPH11138764A JP10254319A JP25431998A JPH11138764A JP H11138764 A JPH11138764 A JP H11138764A JP 10254319 A JP10254319 A JP 10254319A JP 25431998 A JP25431998 A JP 25431998A JP H11138764 A JPH11138764 A JP H11138764A
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    • B41P2233/10Starting-up the machine
    • B41P2233/12Pre-wetting

Abstract

(57)【要約】 【課題】 連続印刷に必要な版胴へのインク供給が迅速
に行われるロール紙輪転印刷機の連続印刷状態達成方法
を提供する。 【解決手段】 洗浄装置27〜30、27’〜30’に
より残留印刷インクをインク装置7,7’から除去し
て、所定の出発状態が得られるようにする。次に、印刷
テーマ特有の条件に応じてインク装置7,7’に新たに
インクを供給する。これは印刷機の慣らし運転の間に並
行して行われ、次に、インク塗布ロール19〜20が版
胴6に接触するために必要な最小回転数に版胴6が達し
たときにインク塗布ロール19〜20を版胴6に接触さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、版胴とインクゾー
ンを有しているインク装置とを用いて印刷物軌道を印刷
するためのロール紙輪転印刷機の連続印刷状態達成方法
であって、インク装置は、インクボックスと、インク移
しローラと、インク転写・塗布ロールとを備え、印刷物
軌道に印刷される像に応じてインク転写・塗布ロールが
版胴にゾーンごとにインクを供給するようにした方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】枚葉紙オフセット印刷機においては、印
刷開始時の刷り損じ枚葉紙の数量を低減させる方法がす
でに知られている。即ち紙を印刷する前に、インク塗布
ロールと湿しロールとを版胴に対して接触させる。所望
のインク流はインクボックスから版胴の表面へ供給さ
れ、紙を消費することなく版胴の表面に加湿剤を所望ど
おりに供給することができる。加湿水の量と印刷インク
の量を予め適宜制御することにより、当初は印刷を行わ
ないようにすることで連続印刷の場合よりも少量の加湿
水と印刷インクが湿しロールとインク塗布ロールから版
胴を通じて取り出される。
【0003】ロール紙輪転印刷機の場合には印刷物軌道
が中断しないので、上記の方法はさらに処置を施さねば
実現することができない。なぜなら印刷物軌道の搬送は
圧胴と版胴とを接触させて行われるか(直接印刷)、圧
胴と転写胴、すなわちブランケット胴とを接触させて行
われる(オフセット印刷)からである。搬送される紙と
版胴またはブランケット胴との接触と離間には問題があ
る。紙軌道は版胴またはブランケット胴において摩擦に
より、特に残留インクにより付着することがあり、場合
によっては損傷することがある。紙軌道の切断も防止さ
れていない。
【0004】さらに、加湿剤を使用して作動するロール
紙輪転印刷機においては、生産を中断するとき、および
生産を終了させるときに、インクボックスロールに当接
しているインクゾーンカッターがクリアランス幅0に調
整される場合、およびインク振動ローラがすでに版胴か
ら離間したインク塗布ロールおよびインク転写ロール上
にある印刷インクをインクボックスロールに戻す場合
に、加湿剤がインク装置に内に蓄積することにより加湿
剤によって乳化された印刷インクおよび不純物がインク
ボックス内へ逆送されることが明らかになった。他方イ
ンクゾーンカッターのクリアランス幅を0に調整した場
合、インク装置内にまだ残っているインクをインク転写
ロールと版胴にまだ接触しているインク塗布ロールとか
らインク塗布ロールへ転写しようとすると、即ちインク
塗布ロールに取り付けられている版型へ転写しようとす
ると、しかもその際に加湿装置が離間していると、印刷
物軌道が鋭く破損する危険がある。
【0005】独国特許第44 30 693号公開公報か
らは、版胴と転写胴と圧胴とがそれぞれ固有の駆動部を
有し、機械的な駆動結合で結合されていないロール紙オ
フセット印刷機が知られている。この場合もインク装置
または加湿装置のロールは版胴、転写胴または圧胴のた
めの駆動部とは別個に駆動される。たとえばインク装置
および加湿装置のすべてのインク移し胴および湿し胴
は、電動機を備えた共通の駆動部を有している。しかし
湿し胴は別個の電動機によって駆動されてもよい。さら
にこの独国特許第44 30 693号公開公報からは、
すべてのインク胴と湿し胴を別個の電動機により駆動す
ることも知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、イン
ク装置が版胴または転写胴とは別個の駆動部を有してい
る印刷機において、連続印刷に必要な版胴へのインク供
給が迅速に行われるように、冒頭で述べた方法を構成す
ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題は、請求項1に
記載の構成により解決される。本発明を適用することに
より、刷り損じ紙の数量を著しく減少させることができ
る。有利な構成は従属項から明らかである。
【0008】本発明の利点は、特に、たとえば紙破損報
知器の応答により印刷過程を中断させる場合に、インク
装置のクリーニングによって所定の初期状態が得られる
ことにある。この初期状態から出発してインク転写ロー
ルおよびインク塗布ロールに印刷テーマに応じて再びイ
ンクを供給することができ、したがって印刷過程を続行
する場合には常に同じ出発状態が得られ、少数の刷り損
じ紙が印刷されるにすぎない。
【0009】したがって本発明によれば、まずインク装
置が洗浄装置によりクリーニングされ、その結果インク
装置ロールに再び印刷インクが供給される前に常に再現
可能な初期状態が得られるので、連続印刷に適したイン
ク装置へのインク予供給が得られる。さらに本発明によ
る方法の目的は、個々のインク装置ロール上に連続印刷
中の定常状態に対して設けられるインク層厚プロフィー
ルを分布させることにある。このインク層厚プロフィー
ルの分布は、他の装置の過程と並行に行われる送入過程
によって生じさせることができる。各インク装置ロール
に必要な層圧(平衡層厚とも呼ばれる)は、まず第1に
インク装置の構成に依存している。また、その都度の印
刷テーマに応じたインク需要量とか、或いは印刷インク
や印刷紙のような印刷過程で使用される補助材にも依存
している。本発明による方法を実際に即して適用するこ
とができるようにパラメータ表を設けてもよい。このパ
ラメータ表は、印刷板走査測定値またはインク需要量検
出測定値をデジタルデータとして含み、操作人の実験値
も含んでいる。また、以前の印刷過程で使用した同種の
補助材(印刷インク、加湿材、紙)の使用経験から得ら
れた実験値を再利用してもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を添付
の図面を用いてより詳細に説明する。ロール紙輪転印刷
機1(図1、以下では印刷機1と記す)は、印刷物軌道
(以下では「紙軌道」とも記す。)に印刷を施すために
用いる。印刷機1はたとえば多数の印刷ユニットを有し
ており、そのうち図1には印刷ユニット3だけが図示さ
れている。それぞれの印刷ユニットは2つの印刷装置4
と5を有している。印刷装置5は印刷装置4に対して鏡
対称に構成されているので、以下では印刷装置4の構成
だけを説明するにとどめる。印刷装置5の対応する構成
要素の符号にはダッシュ(’)を付した。印刷装置4は
版胴6を有している。版胴6はその表面にひとつまたは
複数の版型を担持している。版胴6はインク装置7およ
び加湿装置8を介して印刷インクおよび加湿剤の供給を
受ける。インク装置7は印刷インクで充填したインクボ
ックス9と、このインクボックス内で回転するインク移
しローラ10とを有している。インク移しローラ10の
表面に当接しているインクゾーンカッターの設定クリア
ランス(ここには図示せず)に応じてインク移しローラ
10から印刷インクが振動ロール11に移される。振動
ロール11は印刷インクをインク装置ロール12へ移
す。インク移しロール13、14、15、16、17、
18を介して印刷インクはインク装置ロール12からイ
ンク塗布ロール19、20、21、22へ移される。イ
ンク塗布ロール19ないし22から印刷インクは版胴6
の表面に塗布される。加湿剤ボックス23と加湿剤移し
ローラ24と湿しローラ25とを有している加湿装置8
から加湿剤はインク塗布ロール19へ移され、したがっ
てインク装置7の一連のインクロールに送入される。こ
の場合インク塗布ロール19は同時に加湿ロールとして
機能する。
【0011】インク装置7に属しているロール10ない
し22と加湿装置8に属しているロール24および25
とは、版胴6と印刷像を版胴6から印刷物軌道2へ転写
する転写胴26とは独立に駆動される。インク移しロー
ラ10とインク移しロール14、17、18と、場合に
よってはインク装置ロール12とは、共通の駆動モータ
を備えているか、或いはそれぞれ固有の駆動モータを備
えている。
【0012】本発明の一つの実施の形態では、インク装
置7においてはインク移しローラ10だけが固有の駆動
モータを有している。この駆動モータは調整可能な種々
の速度で作動することができる。有利には、インク移し
ローラ10が印刷過程の間インクの需要に応じて遅い周
速で回転するのがよい。印刷物軌道2が停止している間
にインク塗布ロール19ないし22が版胴6から離間し
たときに、インク移しローラ10の駆動モータによりイ
ンク塗布ロール19ないし22が駆動される。この場合
インク移しローラ10と少なくとも一つのインク移しロ
ール14、17、18とは歯車と切換え可能なクラッチ
とにより駆動連結され、特にインク装置ロール12に対
しても駆動連結される。
【0013】加湿装置24も固有の駆動部を備えてお
り、版胴6および転写胴26とは独立に駆動される。イ
ンク塗布ロール19ないし22は、版胴6の側面から離
間する。インク塗布ロール19ないし22が版胴6の側
面から離間して、しかもインク塗布ロール19も湿しロ
ーラ25から離間し、且つ振動ロール11がインク装置
ロール12に接触して押上げロール11がインク移しロ
ーラ10から印刷インクを受容しなくなると、インク装
置7のすべてのロール11ないし22は公知のクリーニ
ング装置または洗浄装置によりクリーニングされる。こ
の場合版胴6と転写胴26の回転を続行させる必要はな
い。版胴6と転写胴26とはそれぞれ固有の駆動部を有
しているか、或いは歯車を介して互いに連結されて共通
の駆動部を有している。インク装置ロール11ないし2
2は版胴6または転写胴26とは独立に駆動されるの
で、印刷物軌道2が依然印刷機1に引き込まれた状態で
ある場合にもインク装置7のクリーニングを行うことが
できる。
【0014】クリーニング装置はたとえば2つの噴射バ
ー27、28を有し、このうち特にインク装置ロール1
5と16に近いほうの噴射バーがこれらインク装置ロー
ル15と16にクリーニング剤を噴射させる。インク装
置ロール11ないし22が回転することによりクリーニ
ング剤はインク装置7内で均一に分散され、クリーニン
グ過程の間、インク装置ロール17に接触しているドク
ターブレード29により残留印刷インクと共に掻き取ら
れ、残留印刷インクと共に捕獲容器30により捕獲され
る。以上説明した種類のクリーニング装置は広く知られ
ているものであり、たとえば独国特許第33 09 55
7号公開公報または独国特許第44 24 590号公開
公報から知られている。
【0015】インク装置7がクリーニングされると、イ
ンク装置ロール11ないし22が清潔になった所定の初
期状態が達成される。この初期状態から出発して、イン
ク塗布ロール19ないし22が版胴6に接触する前に印
刷テーマに応じて印刷テーマ特有のインク供給が行われ
る。この場合インクゾーンカッターは印刷テーマに応じ
てインク移しローラ10に接触し、振動ロール11は印
刷インクをインク装置ロール12へ移し、該インク装置
ロール12から印刷インクはまだ版胴6に接触していな
いインク塗布ロール19ないし22まで達する。次にイ
ンク移しローラが作動して、インク塗布ロール19にも
加湿剤を供給する。最後に、まずインク塗布ロール19
が版胴6に接触する。インク塗布ロール19も加湿剤を
転写するからである。続いて他のインク塗布ロール20
ないし22が版胴6に接触する。
【0016】上記の構成に代えて、インク塗布ロール1
9ないし22が版胴6に接触し、該版胴6がインク供給
の間、転写胴26から離間したときに、版胴6をインク
予供給過程に使用してもよい。この場合湿しロール25
もインク予供給の適当な時点でインク塗布ロール19に
接触させることにより、加湿剤を版胴6に到達させるよ
うにしてもよい。このインク予供給方式の場合には、連
続印刷の間よりも加湿剤と印刷インクの量を少なくさせ
るよう考慮することができる。なぜなら印刷インクは版
胴6から転写胴26へ移送されず、したがって印刷物軌
道2へ移送されないからである。
【0017】印刷機1を作動させる場合には、時刻t0
(図2)でゴム胴、たとえば図1の転写胴26、26’
と、版胴、たとえば図1の版胴6、6’とを回転させ
て、これらが時刻t1で回転数U1に達するようにする。
この回転数U1はたとえば印刷時の目標回転数の1/8
である。回転数U1に達すると、印刷機1に付属してい
る熱風乾燥機が始動し、所定の目標温度に達する。この
乾燥機の加速的な機能を線31で示した。時刻t2で印
刷物軌道が加速されて、印刷物軌道はたとえば1000
0/h(U2)に達し、転写胴は印刷物軌道2に接触す
る。この場合熱風乾燥機はすでにその目標温度に達して
いるものとする。時刻t3において回転数U2で湿しロ
ール25、25’がインク塗布ロール19または19’
に接触し、この場合インク塗布ロール19ないし22は
版胴6に接触する。その際まず、上述したようにインク
塗布ロール19が接触し、次に残りのインク塗布ロール
20ないし22が接触する。これに対応してインク塗布
ロール19’ないし22’が版胴6’に接触する。これ
は、時刻t3でインク装置7と7’が両者とも連続印刷
に必要なインクプロフィールを備えていることを前提と
している。それゆえインク装置7、7’は、たとえば時
刻t0よりも前の時刻tFで(しかし時刻t0と時刻t3
間でもよい)始動させる。このためインクゾーンカッタ
ーは、連続印刷に必要なインクプロフィールがインク移
しローラ10に生じるように調整される。即ち振動ロー
ル11を振動させ、駆動されるインク装置ロール14、
17、18および同様に駆動されるインク移しロール1
0の駆動部は、インク装置ロール14、17、18およ
び同様に駆動されるインク移しロール10を互いに同期
させて駆動させる。
【0018】インクゾーンカッターは、たとえば印刷テ
ーマに応じて短時間開口せしめられる。この場合インク
ゾーンカッターはオーバーライド制御され、しかも有利
には、少量の印刷インクを必要とするにすぎないインク
ゾーンが、多量の印刷インクを必要するインクゾーンに
比べて、最終的な充填クリアランス位置からかなりずれ
るようにオーバーライド制御される。目標クリアランス
幅に関する情報はたとえばコントロールセンターのコン
ピュータ、ディスクスキャナー、或いは特別のテーマコ
ンピュータからインクゾーンカッターへ送られる。独国
特許第19615 156号公開公報に記載の方法に従
っても連続印刷インクプロフィールの迅速な構築を得る
ことができる。この方法では、インクゾーンカッターと
インク移しローラ10の間のクリアランスにおいて充填
過程が行われ、その際配量装置がインク装置の全幅にわ
たって、充填クリアランスを境界付ける位置へもたらさ
れ、次に配量機構が受け渡し位置において短時間開口せ
しめられ(この受け渡し位置は、連続印刷インクプロフ
ィール用の調整に比べると、最終的なクリアランス位置
からかなりずれている)、その後にはじめて、連続印刷
インクプロフィールに相当する調整位置へもたらされ
る。合目的には、たとえば充填過程の間に充填クリアラ
ンスを複数の段階で或いは連続的に最大クリアランス幅
の少なくとも50%以上の最終クリアランス幅に、有利
には60%ないし70%の最終クリアランス幅に拡大す
るのがよい。他の有利な構成は、少なくとも外側のゾー
ンの配量機構を充填過程が始まった時刻でほぼ完全に開
口させ、有利には最大クリアランス幅の90%ないし1
00%開口させ、残りの配量機構が最終充填クリアラン
ス幅に達したときにこの最終充填クリアランス幅に戻す
ことである。これにより外側ゾーンでのインク不足が回
避される。
【0019】インク塗布ロール19ないし22が時刻t
3で版胴6に接触すると、短時間で版胴6に所望のイン
ク層厚が得られ、たとえばカラー印刷された100部の
印刷物が印刷物軌道から得られる。ただしこの印刷物は
刷り損じ紙である。その後に印刷される印刷物は目標と
する条件を満たしている。
【0020】時刻t3からもう一度インクゾーンカッタ
ークリアランスの値を再調整することができる。この場
合も同様に複数の印刷ユニットのインクレジスターが互
いに一致せしめられ、印刷機1の折畳み装置の折畳み・
切断レジスターが調整される。この過程が終了すると、
即ち遅くとも時刻t4において、印刷機はさらに加速さ
れて、時刻t5においてたとえば回転数U5に達する。
その後もう一度インクゾーンカッタークリアランスと、
版胴のインクレジスターと、折畳み装置の折畳み・切断
レジスターとを調整する。引き続き印刷機1は時刻t6
からさらに加速され、時刻t7において連続印刷の目標
回転数USに達する。印刷を終了させる必要がある場
合、或いはたとえば貼り付けミス、印刷物軌道の破損、
印刷物軌道が破損せずとも印刷物軌道破損安全装置の応
答により生産障害が生じてすぐに停止しなければならな
い場合、或いは折畳み装置に障害が生じた場合には、印
刷機1を再び停止状態にする必要がある。このため、ま
ず転写胴26、26’と版胴6、6’とを同時に印刷物
軌道2から離間させ、次にインク塗布ロール19、1
9’を離間させる。これは時刻t9で行われる。
【0021】すでに時刻t8において振動ロール11、
11’がインク移しローラ10、10’から離間せしめ
られ、その結果印刷インクはインク装置7および7’に
それ以上到達せず、インク装置7、7’にまだ残ってい
る印刷インクが塗布される。これと同時に乾燥機が最大
出力に設定される。乾燥機が時刻t9でその最大出力に
達し、したがって次のクリーニング過程で生じる空気流
内の高濃度の溶媒を除去できるようになると、印刷機の
回転数はU2に減速される。これと同時に転写胴26、
26’のブランケットを洗浄する。この場合、回転数が
2以下でないことが前提である。転写胴26、26’
の洗浄と同時にインク装置7および7’の洗浄が開始さ
れる。この場合噴射バー27と28、或いは27’と2
8’からクリーニング剤がインク装置ロール11ないし
22或いは11’ないし22’に噴射され、ドクターブ
レード29、29’により掻き取られる。
【0022】転写胴26、26’のブランケットの洗浄
は、転写胴26、26’をクリーニングするために必要
な時間で回転数U2で行うことができる。その後時刻t
10で、或いは転写胴26、26’のクリーニングがより
長い時間必要な場合には時刻t11で印刷機を停止させ
る。
【0023】インク装置7、7’のクリーニングは時刻
10またはt11ですでに終わっているか、或いはブラン
ケットのクリーニングよりも長い時間を必要とする。し
かしインク装置7、7’のクリーニングが終了すると、
インク装置は再び所定の初期状態になる。この初期状態
により、印刷機1を再び上述したようにして作動させる
ことができる。これは特定の印刷テーマの生産が終了し
たかどうかに関係なく行われ、或いは技術的な障害だけ
で印刷過程が中断したかどうかに関係なく行われる。
【0024】加湿剤移しローラ24にもドクターブレー
ドを設けるのが有利であり、このドクターブレードは、
加湿装置をクリーニングする必要がある場合に加湿剤移
しローラ24に接触する。これは、インク装置を清掃し
ている間、および湿しローラ25がインク塗布ロール1
9から離間している間に可能である。
【0025】本発明は、振動ロール11と11’の代わ
りにフィルムロールが設けられ、これらのフィルムロー
ルがそれぞれインク移しローラ10と10’から離間可
能である場合にも適用できる。
【0026】また本発明は、インクユニット3が一つの
印刷装置4しか有せず、この場合転写胴26が転写胴2
6’の代わりに設けられる圧胴と協働する場合にも利用
できる。圧胴も印刷物軌道2から離間可能でなければな
らない。
【0027】さらに本発明は、印刷物軌道2が版胴6に
より直接印刷で印刷され、且つ版胴6も印刷物軌道2か
ら離間可能である場合にも適用することができる。この
場合も、インク装置ロール11ないし22だけにインク
予供給過程で印刷インクを供給し、一方インク塗布ロー
ル19ないし22は版胴6から離間しているようにする
か、或いはインク塗布ロール19ないし22をすでにイ
ンク予供給過程時に版胴6に接触させ、一方版胴6は印
刷物軌道2から離間し、印刷インクの供給を受けるよう
にしてよい。この場合、引き続きインク装置のすべての
ロールおよび加湿装置が設けられている場合には該加湿
装置のすべてのロールは版胴と共に印刷物軌道2に対す
る接触運動を実施する。
【0028】本発明の特に有利な点は、すべてのインク
装置ロール11ないし22が印刷インクの供給を受け、
それと同時に、版胴6と(転写胴26が設けられている
場合には)転写胴26とが停止している状態で印刷物軌
道2が印刷機1内へ引き込まれるようにして、インク装
置7或いは両インク装置7と7’がクリーニングされ、
再び連続印刷の態勢が調えられる点にある。したがって
本発明は特に連続印刷過程の間に予定外の停止を行うの
に適している。
【0029】インク予供給を行っている間にインク塗布
ロール19ないし22が版胴6に接触しており、一方版
胴6が転写胴26から離間している場合には、版胴6と
インク装置7を別個に転写胴26によって駆動させる必
要があり、また圧胴が設けられている場合には該圧胴に
より駆動する必要がある。このため版胴6と駆動される
インク装置14、17、18とは個々に駆動部を有して
いるか、或いは共通の駆動ユニットが設けられている
か、或いは前記個々の駆動部がインク供給過程の間に転
写胴26から、および圧胴が設けられている場合には該
圧胴からクラッチを介して遮断される。回転数および特
に回転角を同期させる同期装置を用いると、版胴6がイ
ンク装置7から連続印刷に適した量のインクを供給され
たときにインク装置7と版胴6とブランケット胴26と
同時に作動させることができる。
【0030】転写胴26と圧胴とが版胴6およびインク
装置7に連結されていない駆動部を有している場合に
は、転写胴26が版胴6と接触していない限りにおいて
は、転写胴26と印刷物軌道2とを版胴6の回転数に比
べてかなり低速度で移動させてよく、あるいは停止させ
てよい。その後転写胴26と印刷物軌道2とを加速させ
て、これらが版胴6の周速に対して同期するようにす
る。この時刻で版胴6と転写胴26とを接触させること
により印刷物軌道2に印刷を施し、即ち時刻t3で印刷
を行う。この時刻ですでに版胴6の表面においては印刷
インクと加湿剤とが最適な平衡状態にある。
【0031】また本発明は、加湿装置8が設けられてい
ない場合にも適用でき、即ち乾燥オフセット印刷または
加湿剤を用いない印刷に適用できる。同様に本発明は他
の印刷方法、たとえば凹版印刷または凸版印刷に適用で
き、転写胴26の代わりに凹版印刷に適した転写胴が使
用される場合には特に間接凹版印刷に適用できる。同様
に本発明は転写胴26が設けられていない場合には直接
印刷にも適用できる。直接印刷の場合に、印刷過程を開
始する前に版胴にもインクを供給する必要がある場合に
は、印刷物軌道がまだ静止しているときに、或いは版胴
6に対して低速で移動しているときに印刷インクの予供
給の間に印刷インクが版胴から印刷物軌道に達しないよ
うにするため、版胴は印刷物軌道に対して十分間隔を持
っている必要がある。このような場合には、連続印刷に
必要なインク層厚がすべてのインク装置ロールに存在し
ているときにインク塗布ロール19ないし22を版胴に
対して接触させる。これは版胴がインク供給過程にある
ときにも適用され、即ちインク塗布ロールが慣らし運転
中に版胴に接触し、一方版胴が転写胴から離間している
場合、或いは直接印刷方法において転写胴が設けられて
いない場合には印刷物軌道から離間しているときにも適
用される。
【0032】インク装置、特にインク装置7、7’をも
予制御するため、予制御中U予制御の調整量のベクトル
が算出される。即ち印刷機で印刷される印刷物の各ゾー
ンごとのインク密度に対応する各インクゾーンカッター
のクリアランス幅の予制御時増大量(または減少量)
を、連続印刷を行うためのインク層厚S連続の定常的な
最終値と、インク装置7、7’の長さに依存するインク
装置特有の区間時間TSと、選定した制御逆転時刻T
Uと、インク装置7、7’の全表面積とインク移しロー
ル14、17、18の色彩変化特性とを考慮した印刷機
ごとのファクタkSから算出することができる。図3
(a)からわかるように、慣らし運転中のインクゾーン
は、慣らし運転中の連続印刷に必要なクリアランスアパ
ーチャーU連続に比べてかなり大きなクリアランスアパ
ーチャーU予制御を持っている。このクリアランスアパ
ーチャーU予制御は制御逆転時刻TUまで維持される。
予制御中の調整量のベクトルU予制御と定常的なインク
層厚S連続との間には次のような関係がある。 U予制御=S連続kS -1(1−exp(−TU/TS))-1 この関係は、たとえば B.Hentschel, K. Seyfahrth, W.
Preissler著 研究報告「多ゾーンインク装置の制御」
1992年、TU−Chemnitzから知られてい
る。
【0033】インクゾーンカッターが時刻T=0で開口
すると、一定時間遅れて、即ちデッドタイムTT後にイ
ンク装置ロール11ないし22上でのインク層厚Sの形
成が開始される(図3(b))。即ちインク移しローラ
10に当接しているインクゾーンカッターが必要なクリ
アランス幅に対応して開口すると、インク塗布ロール1
9ないし22上でインクプロフィールS(図3(b))
の形成が始まるまでデッドタイムTTが経過する。この
デッドタイムTTが考慮されるのは、インクゾーンカッ
ターが時刻TUで連続印刷に必要なクリアランス幅U連
続に調整される場合である。したがって連続印刷に必要
なインク厚さプロフィールS連続は時間TU+TT後に提
供される。この時間は、インク装置を時刻tF(図2)
で作動させ、その結果版胴6が時刻t2とt3で回転数U
1を有するに至ったときにインク塗布ロール19ないし
22を版胴6に接触させるような場合に考慮する必要が
ある。
【0034】加湿剤を使用する印刷方法の場合に、イン
ク供給開始時においても版胴6の表面が十分加湿されて
いるよう保証するため、次のような処置を取る必要があ
る。まず湿しローラ25と、版胴6からまだ離間してい
るインク塗布ロール19とを互いに接触させる。その後
インク塗布ロール19を版胴6に接触させて、版胴6を
加湿させる。その後になって初めて、他のすべてのイン
ク塗布ロール20ないし22を版胴6に接触させて版胴
6にインクを供給する。
【0035】本発明により、インク装置7、7’に予め
インクを供給する方法が提供される。インク装置7、
7’は、印刷機1を構成している他の回転部品が停止し
ているときにクリーニングされ、特に印刷物軌道2を引
き込んでいるときにもクリーニングされる。洗浄装置2
7ないし30、27’ないし30’により残余の印刷イ
ンクがインク装置7、7’から除去され、所定の出発状
態になる。次にインク装置7、7’には印刷テーマ特有
の条件に応じて、即ち印刷の注文に応じて新たにインク
が供給される。これは印刷機1の慣らし運転に並行して
行われ、その後インク塗布ロール19ないし20は、版
胴6が十分な最小回転数に達したときに版胴6に対して
接触せしめられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 インク装置をそれぞれ有する2つの印刷装置
を備えた、印刷物軌道に印刷を施すための印刷ユニット
を示す図である。
【図2】 時間の関数としてのロール紙輪転印刷機の回
転数を示すグラフである。
【図3】 インク装置の予制御時における状態であっ
て、(a)は時間に対するインクゾーンの位置を、
(b)は時間に対する層厚変化を、それぞれ示すグラフ
である。
【符号の説明】
1 ロール紙輪転印刷機 2 印刷物軌道 6,6’ 版胴 7,7’ インク装置 9,9’ インクボックス 10,10’ インク移しローラ 11,11’ 振動ロール 12 インク装置ロール 13、14、15、16、17、18 インク移しロー
ル 19,20,21,22 インク塗布ロール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヨーゼフ・ゲットリング ドイツ・D−86316・フリートベルク・ア ハシュトラーセ・11

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 版胴(6,6’)と、インクゾーンを有
    しているインク装置(7,7’)とを備え、 前記インク装置(7,7’)は、インクボックス(9,
    9’)と、インク移しローラ(10,10’)と、イン
    ク転写・塗布ロール(11ないし22,11’ないし2
    2’)とを備え、 印刷物軌道(2)に印刷される像に応じて前記インク転
    写・塗布ロール(11ないし22,11’ないし2
    2’)が前記版胴(6,6’)にゾーンごとにインクを
    供給するようにした印刷物軌道(2)を印刷するための
    ロール紙輪転印刷機(1)の連続印刷状態達成方法にお
    いて、 前記インク移しローラ(10,10’)および前記イン
    ク転写・塗布ロール(11ないし22,11’ないし2
    2’)を前記版胴(6,6’)とは独立に駆動させ、 前記版胴(6,6’)および印刷物軌道(2)の慣らし
    運転過程に並行してまたは前記慣らし運転とは独立に、
    前記インク移しローラ(10,10’)および前記イン
    ク転写・塗布ロール(11ないし22,11’ないし2
    2’)に、印刷されるべき像に応じた印刷インクを供給
    し、 前記インク塗布ロール(19ないし22,19’ないし
    22’)を前記版胴(6,6’)に接触させるために必
    要な回転数(U2)に前記版胴(6,6’)が達したと
    きに、前記インク塗布ロール(19ないし22,19’
    ないし22’)を前記版胴(6,6’)に接触させるこ
    とを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 版胴(6,6’)を加湿装置(8,
    8’)により加湿する際に、インク塗布ロール(20な
    いし22,20’ないし22’)を版胴(6,6’)に
    接触させる前に、湿しロール(19,19’)を版胴
    (6,6’)に接触させることを特徴とする請求項1に
    記載の方法。
  3. 【請求項3】 版胴(6,6’)と、インクゾーンを有
    しているインク装置(7,7’)とを備え、 前記インク装置(7,7’)は、インクボックス(9,
    9’)と、インク移しローラ(10,10’)と、イン
    ク転写・塗布ロール(11ないし22,11’ないし2
    2’)とを備え、 印刷物軌道(2)に印刷される像に応じて前記インク転
    写・塗布ロール(11ないし22,11’ないし2
    2’)が前記版胴(6,6’)にゾーンごとにインクを
    供給するようにした印刷物軌道(2)を印刷するための
    ロール紙輪転印刷機(1)の連続印刷状態達成方法にお
    いて、 前記インク移しローラ(10,10’)、前記インク転
    写・塗布ロール(11ないし22,11’ないし2
    2’)および前記版胴(6,6’)を前記印刷物軌道
    (2)とは独立に駆動させ、 前記印刷機(1)の慣らし運転中に前記インク装置
    (7,7’)により前記版胴(6,6’)にインクを供
    給し、 前記版胴(6,6’)の周速(U2)が前記印刷物軌道
    (2)の軌道速度に一致したときに前記版胴(6,
    6’)を前記印刷物軌道(2)に接触させることを特徴
    とする方法。
  4. 【請求項4】 前記版胴(6,6’)を加湿装置(8,
    8’)により加湿し、 その際前記インク移しローラ(10,10’)のインク
    クリアランスが開口する前にまず湿しロール(19,1
    9’)が前記版胴(6,6’)の側面を加湿することを
    特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記版胴(6,6’)と前記印刷物軌道
    (2)との間に転写胴(26,26’)が設けられてお
    り、前記版胴(6,6’)の周速が前記転写胴(26,
    26’)の周速と一致したときに該転写胴(26,2
    6’)を前記印刷物軌道(2)といっしょに移動させて
    前記転写胴(26,26’)に前記版胴(6,6’)を
    接触させることを特徴とする請求項1から4までのいず
    れか一つに記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記インク塗布ロール(19ないし2
    2,19’ないし22’)を同時に湿しロール(19,
    19’)としても使用することを特徴とする請求項1か
    ら5までのいずれか一つに記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記インク装置(7,7’)の前記イン
    ク移しロール(14,17,18;14’,17’,1
    8’)と、前記インク移しローラ(10,10’)と、
    加湿装置(8,8’)が設けられている場合には該加湿
    装置(8,8’)とがそれぞれ別個の駆動部を有し、ま
    たは前記ロール紙輪転印刷機(1)の個々の胴(6,
    6’;26,26’)とは独立に固有の共通の駆動部を
    有していること、或いは前記インク移しローラ(10,
    10’)と、前記インク移しロール(14,17,1
    8;14’,17’,18’)と、加湿装置(8,
    8’)が設けられている場合には該加湿装置(8,
    8’)との駆動部を、他の胴(6,6’;26,2
    6’)の駆動部から切り離した状態で互いに同期させて
    駆動し、同期状態に達したときに残りの胴(6,6’;
    26,26’)に連結させることを特徴とする請求項1
    から6までのいずれか一つに記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記インク移しローラ(10,10’)
    に供給されるインク量を、インク予供給時にゾーンごと
    に且つ時間的に変化させることを特徴とする請求項1か
    ら7までのいずれか一つに記載の方法。
  9. 【請求項9】 請求項1から8までのいずれか一つに記
    載の方法に従ってインクを予め供給されたインク装置
    (7,7’)を洗浄する方法において、 ロール紙輪転印刷機(1)を制動している間にインク塗
    布ロール(19ないし22,19’ないし22’)を版
    胴(6,6’)から離間させ、且つ版胴(6,6’)と
    は独立に駆動させ、且つクリーニング装置(27ないし
    30;27’ないし30’)により洗浄することを特徴
    とする方法。
  10. 【請求項10】 洗浄過程を開始する前にフィルムロー
    ルまたは振動ロール(11,11’)を前記インク移し
    ローラ(10,10’)から離間させることを特徴とす
    る請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記インク塗布ロール(19ないし2
    2,19’ないし22’)を版胴(6,6’)から離間
    させる前にフィルムロールまたは振動ロール(11,1
    1’)をインク移しローラ(10,10’)から離間さ
    せることを特徴とする請求項10に記載の方法。
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