JPH1098435A - ワイヤレス通信システム - Google Patents

ワイヤレス通信システム

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JPH1098435A
JPH1098435A JP8269158A JP26915896A JPH1098435A JP H1098435 A JPH1098435 A JP H1098435A JP 8269158 A JP8269158 A JP 8269158A JP 26915896 A JP26915896 A JP 26915896A JP H1098435 A JPH1098435 A JP H1098435A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイヤレス通信で、キーボードや描画入力装
置等の操作用装置や他の周辺装置の使用できる範囲(角
度)が広がり、装置の利便性が向上するワイヤレス通信
システムを提供する。 【解決手段】 パソコン本体1等のワイヤレス通信を実
行する1つのデータ処理装置に、発光方向がそれぞれ異
なる複数の受発光部(赤外線受発光モジュール30〜3
2)を備え、これらの中から選択された1つの受発光部
を用いて、周辺装置等の相手装置とのワイヤレス通信を
実行するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤレス通信を
実行する1つのデータ処理装置を複数の人が共有するよ
うな場合に適用して好適なワイヤレス通信システムに関
するものである。このような利用例として、パーソナル
コンピュータ(以下、パソコンと略記する)本体とワイ
ヤレス通信を行うワイヤレスキーボードを、そのパソコ
ン本体に対し広い範囲(角度)で使用する場合や、テレ
ビ会議端末装置本体と操作キーパッド等の間の通信をワ
イヤレス通信とし、操作キーパッド等をテレビ会議端末
装置本体に対し広い範囲(角度)で使用する場合等があ
る。
【0002】
【従来の技術】データ処理装置本体とその周辺装置との
間の通信をワイヤレス化する場合、電波を使う方法と赤
外線を使う方法がある。両者の方法を比較すると、赤外
線は電波に比べ、通信部の回路が単純なため製品のコス
トを安くでき、また消費電力が小さい等のメリットがあ
る。そこで、赤外線はテレビのリモコン等に広く利用さ
れている。
【0003】赤外線通信では、業界団体であるIrDA
(Infrared Data Associatio
n;1993年6月設立)が赤外線データ通信の標準方
式であるIrDA方式を標準化するまでは、各メーカは
独自の伝送方式を使用してきた。IrDA方式は、変復
調回路や発光素子、受光素子等のハードウェアが安価で
あることから、パソコンとその周辺装置との間のワイヤ
レス通信を中心に広く利用されつつある。
【0004】このIrDA方式の最大通信距離と放射光
の角度を以下に示す。 ・最大通信距離は1m、オプションで最大3m。 ・放射光の角度は±15度〜±30度。
【0005】さて、近年、通信回線を介して遠隔地点間
でパソコンのアプリケーションを共有するとともに、音
声や動画像の送受信を行うパソコン・テレビ会議システ
ムが普及しつつある。このパソコン・テレビ会議システ
ムは会議に参加する複数の人により共有される場合があ
るが、この場合、キーボードや描画入力装置等の操作用
装置も複数の会議参加者で共有される。これらの操作用
装置を複数の会議参加者の間で交替で使用する場合、操
作性を良くするために、これらの操作用装置を使用する
人の手元に移動させたい要望がある。この時、パソコン
本体と操作用装置間が接続コードで接続されている場
合、移動に際し接続コードも移動されるため、この接続
コードの移動が煩わしく感じるという欠点がある。
【0006】そこで、この接続コードを無くし、IrD
A方式の赤外線通信を実行すると、接続コードの移動の
煩わしさは解消する。
【0007】また、特開平4−55992号公報には、
パソコンが赤外線通信を用いてハンディーターミナルか
らデータを収集するようにした「ハンディーターミナル
によるデータ収集方法」が開示されている。
【0008】さらに、特開平7−67093号公報に
は、周辺装置と端末本体間をワイヤレス化し、各種周辺
装置を本体の操作パネルから集中操作できるようにした
「ワイヤレス通信機能付き制御装置及びTV会議装置」
が開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したよ
うに、接続コードを無くし、IrDA方式の赤外線通信
を実行すると、接続コードの移動の煩わしさは解消する
が、パソコン本体側の発光部に対して操作用装置の使用
できる範囲(角度)は、放射光の角度の制約を受ける。
したがって、パソコン本体からの赤外線の放射範囲以外
では操作用装置が使用できない、という問題がある。例
えば、パソコン・テレビ会議システムを3人で共有する
場合、両端の人は操作用装置を使用する位置に常に注意
を払わなければならず、装置の利便性が悪い、という問
題がある。
【0010】また、前記特開平4−55992号公報記
載のものでは、赤外線通信で送信されるデータはテレビ
のリモコンと同様に一方向であり、両方向のデータ通信
はできない。したがって、誤り訂正等の高品質なデータ
通信を実現することができない。
【0011】また、パソコン等の情報処理装置側のレシ
ーバは、「同時に複数のハンディーターミナルから赤外
線信号が送信された場合も、データのぶつかり制御を行
い、データを整理してRS232Cインタフェースに出
力するため、レシーバ1台に対して複数のハンディータ
ーミナルのデータを受信することができる」という記述
があるが、データのぶつかり制御についての具体的な方
法が記述されておらず、データの破棄が起こらないとい
う保証がない。
【0012】一方、特開平7−67093号公報記載の
ものでは、テレビ会議システムの会議出席者の手元にあ
るディジタイザ・タブレットやマイクとテレビ会議シス
テムの本体との間の情報伝達を赤外光等の光通信で行っ
ているが、ディジタイザ・タブレットやマイクと光通信
装置間は接続コードで接続されているため、会議出席者
の手元にある周辺装置の移動に際し、この接続コードの
移動が前述したと同様に煩わしく感じるという問題点が
ある。
【0013】そこで、本発明はこのような問題点を解決
するためになされたものであり、ワイヤレス通信で、キ
ーボードや描画入力装置等の操作用装置や他の周辺装置
の使用できる範囲(角度)が広がり、装置の利便性が向
上するワイヤレス通信システムを提供することを目的と
するものである。
【0014】また、通信回線を介して遠隔地点間でパソ
コンのアプリケーションを共有するとともに音声や動画
像の送受信を行うパソコン・テレビ会議システム等にお
いて、キーボードや描画入力装置等の操作用装置を複数
の会議参加者の間で交替で使用する場合であって、これ
らの操作用装置を使用する人の手元に移動して使用する
場合に、装置の利便性を向上させることを目的とする。
【0015】また、パソコン・テレビ会議システム等に
おいて、複数の操作用装置を使用することで、操作用装
置を使用する人の手元に移動する手間を省き、装置の利
便性を向上させることを目的とする。
【0016】また、ワイヤレス通信で送信されるデータ
は双方向とし、誤り検出、回復機能等を持った高品質な
通信を実現することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1に記載の
発明は、パソコン本体等のワイヤレス通信を実行する1
つのデータ処理装置に、発光方向がそれぞれ異なる複数
の受発光部を備え、これらの中から選択された1つの受
発光部を用いて、周辺装置等の相手装置とのワイヤレス
通信を実行するようにしたものである。
【0018】そして、請求項2に記載の発明は、前記請
求項1記載のワイヤレス通信システムにおいて、複数の
受発光部を備えたパソコン本体等のデータ処理装置は、
周辺装置等の相手装置から受信した受発光部選択コマン
ドにより、選択された受発光部を用いてワイヤレス通信
を実行するようにしたものである。
【0019】また、請求項3に記載の発明は、同じく請
求項1記載のワイヤレス通信システムにおいて、複数の
受発光部を備えたパソコン本体等のデータ処理装置は、
いずれかの受発光部を用いて周辺装置等の相手装置とコ
ネクションが確立していない場合、使用する受発光部を
一定の時間間隔で順次切り換えて、相手装置に対してコ
ネクションの確立を試行し、コネクションが確立した場
合のみワイヤレス通信を実行するようにしたものであ
る。
【0020】一方、請求項4に記載の発明は、前記請求
項3記載のワイヤレス通信システムにおいて、パソコン
本体等のデータ処理装置の複数の受発光部にそれぞれ対
応して位置された周辺装置等の複数の相手装置が存在す
る場合、相手装置においてオペレータの操作によりデー
タ処理装置と通信を行うモードに設定されている場合の
み、データ処理装置からのコネクション確立要求に対し
応答を返してコネクションを確立し、オペレータの操作
により前記モードが解除された場合に、コネクションを
解放するようにしたものである。
【0021】また、請求項5に記載の発明は、同じく請
求項3記載のワイヤレス通信システムにおいて、パソコ
ン等のデータ処理装置の複数の受発光部にそれぞれ対応
して位置された周辺装置等の複数の相手装置が存在する
場合、相手装置においてデータ処理装置とコネクション
が確立していない時にオペレータの操作等によりデータ
処理装置へ送信するデータが発生した場合、その送信用
データをバッファメモリに記憶しておき、この送信用デ
ータがバッファメモリに記憶されている場合のみ、デー
タ処理装置からのコネクション確立要求に対して応答を
返してコネクションを確立し、前記送信用データをデー
タ処理装置へ送信するようにしたものである。
【0022】そして、請求項6に記載の発明は、前記請
求項1ないし請求項5のいずれかに記載のワイヤレス通
信システムにおいて、ワイヤレス通信にハードウェアが
安価に実現できる赤外線を用いたことを特徴とするもの
である。
【0023】また、請求項7に記載の発明は、前記請求
項1ないし請求項6のいずれかに記載のワイヤレス通信
システムにおいて、複数の受発光部を備えたデータ処理
装置はテレビ会議端末装置本体であり、相手装置は描画
入力装置や操作キーパッド等のテレビ会議用周辺装置で
あることを特徴とするものである。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本願の各発明の実施形態を
図面を参照して詳細に説明する。
【0025】ここでは、本願の各発明のワイヤレス通信
を実行するシステムとして、前述のパソコン・テレビ会
議システムを例にとって説明する。
【0026】パソコン・テレビ会議システムの機器構成
図を図1に示す。図中、1はパソコン本体、2はディス
プレイ(CRT)、3はビデオカメラ、4はマイク、5
はキーボード、6はマウス、7は描画入力装置、8は描
画入力装置7に文字等を入力するときに使用する電子ペ
ンである。
【0027】パソコン・テレビ会議システム本体のシス
テム構成図を図2に示す。図中、CPU11、メインメ
モリ12、クロック13、バスコントローラ14、RO
M15、キーボードコントローラ16、マウスI/F1
7、RTC18、PCIブリッジ19、キャッシュメモ
リ20、ハードディスク21、SCSIコントローラ2
2、CRT表示コントローラ23、テレビ会議用拡張ボ
ード24(ビデオコントローラ25と通信&オーディオ
コントローラ26を含む)、スピーカ27、直−並列変
換回路28、スイッチ回路29、赤外線受発光モジュー
ル30、赤外線受発光モジュール31、赤外線受発
光モジュール32、CPUバス33、PCIバス3
4、Xバス(内部バス)35は、パソコン本体1に実装
されている。
【0028】CPU11は、ROM(Read Onl
y Memory)15に記憶された制御処理プログラ
ム、OS(Operating System)や各種
のアプリケーションプログラムを実行、処理する。メイ
ンメモリ12は、DRAM(Dynamic Rand
om Access Memory)より構成されてお
り、CPU11のワークエリア等に使用される。クロッ
ク13は、水晶発振子と分周回路から構成されており、
CPU11やバスコントローラ14の動作タイミングを
制御するためのクロックを生成している。バスコントロ
ーラ14は、CPUバス33とXバス35でのデータ転
送を制御する。ROM15は、電源オン時のシステム立
ち上げや各種デバイスの制御を行うためのプログラムが
予め書き込まれている。
【0029】キーボードコントローラ16は、キーボー
ド5から入力されたシリアルデータからパラレルデータ
への変換等を行う。マウス1/F(インタフェース)1
7は、マウス用のポートを持ち、マウスドライバ(制御
プログラム)によって制御される。RTC(Real
Time Clock)18は、日付時計であり、バッ
テリーによりバックアップされている。
【0030】PCI(Peripheral Comp
onent Interconnect)ブリッジ19
は、キャッシュメモリ20を使用して、PCIバス34
とCPU11との間のデータ転送を行う。キャッシュメ
モリ20は、DRAMより構成されており、PCIブリ
ッジ19により使用される。
【0031】ハードディスク21は、システムソフトウ
ェア、各種のアプリケーションプログラム、多数のユー
ザデータ等を記憶する。SCSI(Small Com
puter System Interface)コン
トローラ22は、ハードディスク21とのインタフェー
スであり、ハードディスク21と高速データ転送を行
う。
【0032】CRT表示コントローラ23は、文字やグ
ラフィックデータ、または、ビデオコントローラ25か
ら供給されるビデオデータをD/A(Digital/
Analog)変換するとともに、これらのデータをC
RT2に表示するための制御を行う。
【0033】テレビ会議用拡張ボード24は、ビデオコ
ントローラ25と通信&オーディオコントローラ26か
ら構成されており、PCI拡張バススロットに装着され
ている。ビデオコントローラ25は、ビデオカメラ3か
ら入力されるアナログビデオ信号をA/D(Analo
g/Digital)変換し、CRT表示コントローラ
23に供給したり、テレビ会議通信中においては、A/
D変換されたビデオデータに対してITU−T勧告H.
261に従った符号化を行い、圧縮されたデータを通信
&オーディオコントローラ26に出力し、また、通信&
オーディオコントローラ26から入力される圧縮ビデオ
データに対してITU−T勧告H.261に従った復号
化を行い、伸長されたデータをCRT表示コントローラ
23に供給する。通信&オーディオコントローラ26
は、マイク4、スピーカ27等が接続され、また音声信
号のA/D変換およびITU−T勧告G.722等の符
号化を行う音声コーデック、ITU−T勧告H.221
に準拠した各種メディアデータの多重・分離制御部、D
チャネルを用いた呼の接続、切断を実行するDチャネル
制御部およびISDNインターフェイス等を含んでお
り、主に通信制御のハードウェア部分を処理する。
【0034】直−並列変換回路28は、赤外線データ通
信において使用され、送信データをパラレルからシリア
ルへ、また受信データをシリアルからパラレルへ変換す
る。スイッチ回路29は、赤外線受発光モジュール3
0、赤外線受発光モジュール31、赤外線受発光モジ
ュール32の中の任意の1つと直−並列変換回路28
とを接続し、使用する赤外線受発光モジュールを切り換
える。赤外線受発光モジュール30、赤外線受発光モ
ジュール31、赤外線受発光モジュール32は、I
rDA方式の赤外線通信を実行するために必要な回路
で、その内部の構成を図3に示す。
【0035】図3に示すように、これらの赤外線受発光
モジュールは、非同期送受信回路40、変復調回路4
1、アンプ42、アンプ43、赤外線発光ダイオード4
4、フォトダイオード45から構成されている。非同期
送受信回路40は、スイッチ回路29と変復調回路41
との間に位置し、変復調回路41に対してデータを非同
期に送受信する。変復調回路41は、送信データをRZ
(Return to Zero)符号を用いて変調し、
変調されたアナログ信号をアンプ42へ出力するととも
に、アンプ43から受信したアナログ信号を復調して、
シリアルデータを非同期送受信回路40へ出力する。な
お、RZ符号は、伝送するデータが“0”のときに赤外
光を放射し、“1”のときには放射しない方式である。
赤外線発光ダイオード44は、電流のオン・オフに従
い、ピーク波長が850nm〜900nm、放射角度±
15度〜±30度の赤外線を発光または消光する。フォ
トダイオード45は、赤外光を受信すると電流を出力す
る。
【0036】これらの3つの赤外線受発光モジュール
は、発光ダイオード44とフォトダイオード45を外側
に向け、パソコン本体1の前側の側面(前面)に、それ
ぞれ向きを変えて取り付けられている。これらの赤外線
受発光モジュールの取り付け例を図4の(a)、
(b)、(c)に示す。図4の(a)は前から見た場
合、図4の(b)は上から投影して見た場合、図4の
(c)は右から投影して見た場合を示している。また、
図4の(b)は放射光の範囲も示している。なお、パソ
コン本体1の前面には、通常、電源スイッチ、フロッピ
ーディスク・ディスケットやCD−ROM(Compa
ct Disc Read 0nly Memory)
の挿入口等があるが、ここでは、それらの図示を省略し
ている。赤外線受発光モジュール31は、発光される
赤外線の中心線が側面に対して90度の角度になるよう
に取り付けられており、赤外線受発光モジュール30
と赤外線受発光モジュール32は、それぞれの発光の
中心線が赤外線受発光モジュール31の発光の中心線
に対して30度の角度になるように取り付けられてい
る。
【0037】なお、赤外線受発光モジュールの取り付け
場所はパソコン本体1の側面に限られるものではなく、
例えば、パソコン本体1の外部に専用の箱体を設けて、
発光ダイオード44とフォトダイオード45を外側に向
けて、その中に収納することもできる。
【0038】次に、パソコン本体1と赤外線通信を実行
する描画入力装置7について説明する。描画入力装置7
の構成図を図5に示す。図中、CPU50は、ROM5
1に記憶された制御処理プログラムに従って、装置全体
を制御する。ROM51は、装置全体の制御を行うため
のプログラムやIrDA方式の赤外線通信プロトコルを
実行するプログラムが予め書き込まれている。RAM5
2は、CPU50のワークエリアとして使用される他、
赤外線通信時の送信データ用バッファ、受信データ用バ
ッファとしても使用される。
【0039】LCD表示コントローラ53は、LCD5
4の表示画面を制御する。タッチパネルコントローラ5
5は、タッチパネル56上で電子ペン8のペン先が接触
した部分を検出し、その位置情報を取り込む。タッチパ
ネル56はLCD54と重ね合わせて密着している。赤
外線通信コントローラ57は、直−並列変換回路と赤外
線受発光モジュールから構成されており、これらは、そ
れぞれ前述したパソコン本体1の直−並列変換回路2
8、赤外線受発光モジュール30〜32と同様のも
のである。バス58は、上記各構成要素間でデータを転
送するために使用される。
【0040】この描画入力装置7は、手書き文字入力モ
ードに設定されている場合、電子ペン8にてタッチパネ
ル56上に加筆すると、その筆跡がLCD54上に表示
される。また、LCD54上に英数字の一覧を表示し、
英数字の他に仮名漢字変換を用いてかなや漢字を入力す
ることもできる。さらに、カーソル移動キーをLCD5
4上に表示し、これをポイントすることで、パソコン・
テレビ会議システム本体のCRT2に表示されたカーソ
ルを移動させることができる。描画入力装置7より入力
された文字や描画データは、LCD54に表示されると
ともに、赤外線通信によりパソコン本体1へ送信され、
CRT2にも表示される。パソコン・テレビ会議システ
ムが会議通信中で共有黒板モードにある場合には、パソ
コン本体1は描画入力装置7から受信した表示データを
CRT2に表示するとともに相手のパソコン・テレビ会
議システムにも送信し、相手側のCRTにも表示され
る。また、描画入力装置7は、パソコン本体1から受信
した表示データをLCD54に表示することもできる。
【0041】次に、IrDA方式の赤外線通信プロトコ
ルについて説明する。IrDA方式のプロトコル構成を
図6に示す。
【0042】図中、アプリケーション60は、本実施形
態の場合、文字や描画データ、またカーソル移動指示デ
ータ等を伝送するアプリケーションである。TPエンテ
ィティ(Entities)61は、OSI(Open
Systems Interconnection)
参照モデルのトランスポートプロトコル(レイヤ4)を
実行するエンティティ(実体)であり、このエンティテ
ィはオプションである。なお、TPは“transpo
rt”の略である。LM−IAS(LinkManag
ement Information Access
Service)62は、通信している機器が何である
かを示す情報をやり取りする。このLM−IAS62と
前記TPエンティティ61は同じレイヤに位置してお
り、1つのアプリケーション間コネクションでは、いず
れか1つが選択されて使用される。本実施形態では、L
M−IAS62を使用し、TPエンティティ61は使用
しない。
【0043】LM−MUX(Link Managem
ent Multiplexer)63は、複数のサー
ビスアクセスポイントを持つことができ、複数のアプリ
ケーションのデータ伝送を同時に処理する。IrLAP
(Infrared Link Access Pro
tocol)64は、HDLC(High level
Data Link Control proced
ures)の不平衡型手順クラスを基にして規定されて
いる。不平衡型手順クラスとは、一方の局が制御に関し
て全責任を持つものであり、一次局と二次局の接続によ
り構成される。この場合、一次局は単一であるが、二次
局は複数存在することができる。本実施形態の場合は、
パソコン本体1が一次局であり、描画入力装置7が二次
局である。IrDA−SIR(IrDA Serial
Infrared Physical Layer)
65は、変調方式など赤外線通信の物理的な仕様を規定
している。
【0044】本実施形態では、IrDA方式の赤外線通
信プロトコルを使用して、文字や描画データ、またカー
ソル移動指示データ等を伝送する。IrDA−SIR6
5を除いた全てのプロトコルはソフトウェアにより実行
される。以下、各発明に共通する基本的な動作について
説明する(請求項1に対応)。
【0045】このパソコン・テレビ会議システムでは、
スイッチ回路29を用いて直−並列変換回路28と3つ
の赤外線受発光モジュールの中の1つとを接続する。す
なわち、図7の動作フローで示すように、スイッチ回路
29はCPU11から選択信号を受信すると(判断10
1のYES)、それまでの接続を切り離して、選択信号
により指定された赤外線受発光モジュールと直−並列変
換回路28とを接続する(処理102)。そして、その
接続された赤外線受発光モジュールを使用して、描画入
力装置7と赤外線通信を実行する(処理103)。
【0046】以上のように、パソコン・テレビ会議シス
テムのパソコン本体1に発光方向の異なった3つの赤外
線受発光モジュールが具備されており、この中の1つの
赤外線受発光モジュールを用いて描画入力装置7とワイ
ヤレス通信を実行するため、描画入力装置7の使用でき
る範囲(角度)が広がり、装置の利便性が向上する。ま
た、ワイヤレス通信として、ハードウェアが安価な赤外
線を使用することにより、装置の製造コストが安価にな
る。
【0047】次に、請求項2記載の発明の実施形態につ
いて説明する。この実施形態におけるパソコン本体1側
の動作フローを図8に、描画入力装置7側の動作フロー
を図9に示す。
【0048】このパソコン・テレビ会議システムは、本
体において、描画入力装置7との通信開始キーが選択さ
れることにより(図8の判断201のYES)、赤外線
通信を開始する。まず、中央の赤外線受発光モジュール
31を使用して、描画入力装置7と赤外線通信のコネ
クションを確立する(処理202)。そして、パソコン
本体1は、使用できる赤外線受発光モジュールの数,す
なわち「3」と、現在使用している赤外線受発光モジュ
ールの番号,すなわち「2」を送信する(処理20
3)。
【0049】一方、描画入力装置7は、まず、後述する
SNRMコマンドを受信すると、UAレスポンスを返
し、赤外線通信コネクションを確立する(図9の判断3
01のYES→処理302)。そして、赤外線受発光モ
ジュールの数として「3」、現在使用している赤外線受
発光モジュールの番号として「2」を受信すると(処理
303)、LCD54に赤外線受発光モジュールのアイ
コンを3つ表示させる(処理304)。この時、現在使
用されている赤外線受発光モジュールに対応したアイコ
ン、すなわち中央のアイコンをリバース(反転)して表
示する。
【0050】LCD54における、この赤外線受発光モ
ジュールのアイコンの表示例を図10に示す。図中のア
イコン70は、赤外線受発光モジュールの番号「1」、
すなわち赤外線受発光モジュール30に対応してお
り、また、斜線で示すリバース表示のアイコン71は、
赤外線受発光モジュールの番号「2」、すなわち赤外線
受発光モジュール31に対応しており、さらに、アイ
コン72は、赤外線受発光モジュールの番号「3」、す
なわち赤外線受発光モジュール32に対応している。
【0051】赤外線受発光モジュールのアイコンが表示
された後、描画入力装置7は文字や描画データ、またカ
ーソル移動データ等をパソコン本体1へ送信できる状態
となる(図9の判断305のYES→処理306、また
は判断307のYES→処理308)。今、LCD54
に表示されたリバースしていないアイコン70の位置が
電子ペン8にてポイントされると(判断311のYE
S)、描画入力装置7は、赤外線受発光モジュールの番
号「1」を含んだ赤外線受発光モジュールの切り換えコ
マンドをパソコン本体1へ送信する(処理312)。
【0052】パソコン本体1は、このコマンドを受信す
ると(図8の判断208のYES)、これまでの赤外線
通信のコネクションを解放して、スイッチ回路29によ
り使用する赤外線受発光モジュールを赤外線受発光モジ
ュール30に切り換える(処理209)。そして、こ
の赤外線受発光モジュールを使用して、描画入力装置7
とのコネクションの確立を試みる(処理210)。
【0053】ここで、上記の赤外線受発光モジュール
31を使用した、パソコン本体1と描画入力装置7との
間のコネクションの確立から解放までのプロトコルシー
ケンス例を図11に示し、この動作について説明する。
なお、IrLAPコネクション終端間のRR(Rece
ive Ready)の図示は省略している。
【0054】赤外線通信アプリケーション間のコネクシ
ョン確立までの動作は、パソコン本体1と描画入力装置
7とに分けて説明する。まず、パソコン本体1の動作に
ついて説明する。
【0055】パソコン・テレビ会議システム本体におい
て、描画入力装置7との通信開始キーが選択されると、
赤外線通信アプリケーション60は、LM−IAS62
へコネクション確立要求を出し、このメッセージはLM
−MUX63を介してlrLAP64に通知される。I
rLAP64はコネクション確立要求(IrLAP_C
ON.req)を受けると、SNRM(Set Nor
mal Response Mode)コマンドを送信
する。そして、相手からUA(Unnumbered
Acknowledgment)レスポンスを受信する
と、LM−MUX63へデータリンクコネクション確立
確認(IrLAP_CON.cnf)を出す。LM−M
UX63はこのメッセージを受けると、CR LM−P
DU(Connect Request Link M
anagement−Protocol Data U
nit)をデータ要求(IrLAP_DT.req)メ
ッセージに含めて、IrLAP64へ渡す。IrLAP
64は、この情報をI(Information)フレ
ームに含めて相手に送信する。その後、相手よりCC
LM−PDU(Connect Confirm Li
nk Management−Protocol Da
ta Unit)を含んだIフレームを受信すると、L
M−MUX63へデータ指示(IrLAP_DT.in
d)を出す。LM−MUX63は、これを受けると、コ
ネクション確立確認をLM−IAS62を介して赤外線
通信アプリケーション60へ渡す。
【0056】次に、描画入力装置7の動作について説明
する。
【0057】IrLAP64が相手からSNRMコマン
ドを受信すると、LM−MUX63へデータリンクコネ
クション確立指示(IrLAP_CON.ind)を出
す。LM−MUX63は、このメッセージを受けると、
応答(IrLAP_CON.rsp)をIrLAP64
へ返す。IrLAP64は、このメッセージを受ける
と、UAレスポンスを相手に送信する。その後、相手か
らCR LM−PDUを含んだIフレームを受信する
と、IrLAP64は、LM−MUX63へデータ指示
(IrLAP_DT.ind)を出す。LM−MUX6
3は、このメッセージを受けると、コネクション確立指
示をLM−IAS62を介して赤外線通信アプリケーシ
ョン60へ渡す。赤外線通信アプリケーション60は、
この応答メッセージをLM−IAS62を介してLM−
MUX63へ渡す。LM−MUX63は、これを受ける
と、CC LM−PDUをデータ要求(IrLAP_D
T.req)メッセージに含めて、IrLAP64へ渡
す。IrLAP64は、この情報をI(Informa
tion)フレームに含めて相手に送信する。
【0058】このようにして、赤外線通信アプリケーシ
ョン間のコネクションが確立される(図8の処理202
までと、図9の処理302までに相当)。コネクション
が確立されると、パソコン本体1は使用できる赤外線受
発光モジュールの数と、現在使用している赤外線受発光
モジュールの番号をDT LM−PDU(DataLi
nk Management−Protocol Da
ta Unit)に含めて相手に送信する。その後、描
画入力装置7は、カーソル移動指示データや描画データ
をDT LM−PDUに含めて相手に送信する。そし
て、ユーザにより描画入力装置7のLCD54に表示さ
れたリバースされていない赤外線受発光モジュールのア
イコンが選択されると、赤外線受発光モジュールの切り
換えコマンドをDT LM−PDUに含めて相手に送信
する。パソコン本体1の赤外線通信アプリケーション6
0は、このコマンドを受けると、LM−IAS62へコ
ネクション解放要求を出し、このメッセージはLM−M
UX63を介してIrLAP64に通知される。
【0059】IrLAP64は、このメッセージを受け
ると、DISC(Disconnect)コマンドを送
信する。描画入力装置7のIrLAP64は、このコマ
ンドを受信すると、相手にUAレスポンスを送信すると
ともに、切断指示(IrLAP_DIS.ind)メッ
セージをLM−MUX63へ渡す。LM−MUX63
は、この切断指示メッセージをLM−IAS62を介し
て赤外線通信アプリケーション60へ渡す。
【0060】一方、パソコン本体1のIrLAP64
は、UAレスポンスを受信すると、切断指示(IrLA
P_DIS.ind)メッセージをLM−MUX63へ
渡す。LM−MUX63は、この切断指示メッセージを
LM−IAS62を介して赤外線通信アプリケーション
60へ渡す。このようにして、赤外線通信アプリケーシ
ョン間のコネクションが解放される(図8の処理209
までと、図9の処理313までに相当)。
【0061】次に、パソコン本体1は、スイッチ回路2
9を使用して、描画入力装置7から指定された番号の赤
外線受発光モジュールに接続を切り換える(図8の処理
209)。この例では、指定された赤外線受発光モジュ
ールの番号は「1」であるため、赤外線受発光モジュー
ル30が使用可能な状態となる。そして、パソコン本
体1の赤外線通信アプリケーション60は、LM−IA
S62へコネクション確立要求を出し、以降、上記と同
様の手順により描画入力装置7とコネクションを確立す
る(処理210)。なお、パソコン本体1のIrLAP
64はこの要求を受けると、SNRMコマンドを所定の
時間間隔で繰り返し送出し、相手からのUAレスポンス
の受信を待つ。そして、ユーザが描画入力装置7を赤外
線受発光モジュール30と通信できる位置まで移動さ
せると(図9の処理314)、描画入力装置7はSNR
Mコマンドを受信し(判断301のYES)、UAレス
ポンスを返す(処理302)。このようにして、コネク
ション確立手順が開始される。
【0062】コネクションが確立すると、描画入力装置
7におけるユーザの操作により、文字や描画データ、ま
たカーソル移動データ等をパソコン本体1へ送信する
(図9の判断305のYES→処理306、または判断
307のYES→処理308)。そして、パソコン・テ
レビ会議システム本体において、描画入力装置7との通
信終了キーが選択されるか(図8の判断211のYE
S)、あるいはテレビ会議通信が終了すると(判断21
2のYES)、赤外線通信アプリケーション間のコネク
ションを解放し、赤外線通信を終了する(処理21
3)。
【0063】以上のように、本実施形態によれば、パソ
コン・テレビ会議システムのパソコン本体1に具備され
た発光方向の異なる3つの赤外線受発光モジュールの中
から次に使用する赤外線受発光モジュールをユーザが指
定できるため、描画入力装置7を複数の人で共有する場
合、装置の利便性が向上する。
【0064】次に、請求項3記載の発明の実施形態につ
いて説明する。本実施形態の動作フローを図12に示
す。
【0065】パソコン・テレビ会議システムは、本体に
おいて描画入力装置7との通信開始キーが選択されると
(判断401のYES)、スイッチ回路29を使用し
て、まず、赤外線受発光モジュール31を接続し(処
理402)、描画入力装置7とのコネクションの確立を
試みる。すなわち、IrLAP64はSNRMコマンド
を所定の時間間隔で所定の回数だけ送出する(処理40
3→処理404→判断405のNO→判断406のYE
S→処理407→判断408のNOループ)。もし、相
手からUAレスポンスを受信したら、赤外線通信アプリ
ケーション間のコネクションを確立する(判断405の
YES→処理409)。そして、描画入力装置7におけ
るユーザの操作により、文字や描画データ、またカーソ
ル移動データ等がパソコン本体1へ送信される。
【0066】SNRMコマンドを所定の回数だけ送出し
たが、相手からUAレスポンスを受信しなかった場合に
は、スイッチ回路29を使用して、赤外線受発光モジュ
ール32の接続へ切り換える(判断408のNO→処
理410)。そして、上記と同様に、SNRMコマンド
を所定の時間間隔で所定の回数だけ送出し、もし相手か
らUAレスポンスを受信しなかった場合には、スイッチ
回路29を使用して、赤外線受発光モジュール30の
接続へ切り換える。このように、使用する赤外線受発光
モジュールを順次、切り換えていき、コネクションの確
立を試みる。そして、相手からUAレスポンスを受信し
た場合、赤外線通信アプリケーション間のコネクション
を確立する。
【0067】以上のように、本実施形態によれば、パソ
コン・テレビ会議システムのパソコン本体1に具備され
た発光方向の異なる3つの赤外線受発光モジュールを一
定の時間間隔で順次切り換えて描画入力装置7とのコネ
クションの確立を試行するため、オペレータが次に使用
する赤外線受発光モジュールを指定する必要がなくな
り、装置の利便性が向上する。
【0068】次に、請求項4記載の発明の実施形態とし
て、パソコン本体1の赤外線受発光モジュールの数と同
数の描画入力装置が存在し、これらの描画入力装置がそ
れぞれの赤外線受発光モジュールに対応した位置に存在
している場合について説明する。
【0069】パソコン本体1と複数の描画入力装置との
位置関係を図13に示す。描画入力装置80、描画入力
装置81、描画入力装置82は、それぞれ、赤外線受発
光モジュール30、赤外線受発光モジュール31、
赤外線受発光モジュール32と通信できる位置に存在
している。パソコン本体1が描画入力装置とコネクショ
ンを確立するための方法は、上記の実施形態に従った動
作を実行する。本実施形態における各描画入力装置の動
作フローを図14に示す。
【0070】それぞれの描画入力装置80〜82には、
パソコン本体1と赤外線通信を実行可能なモードと実行
不可のモードがあり、このモード(通信実行モード)を
切り換えるためのキーがLCD54に表示されている。
今、全ての描画入力装置80〜82の通信実行モードが
オフの状態において、描画入力装置80のユーザが通信
実行モードをオンとすると(判断501のYES)、描
画入力装置80のIrLAP64は、SNRMコマンド
待ちタイマーを起動し(処理502)、SNRMコマン
ドの受信を待つ(判断503)。そして、SNRMコマ
ンドを受信するとUAレスポンスを送出して、赤外線通
信アプリケーション間のコネクションを確立する(判断
503のYES→処理504)。そして、ユーザの操作
により、文字や描画データ、またカーソル移動データ等
がパソコン本体1へ送信される(処理505)。描画入
力装置80のユーザが通信実行モードをオフとすると
(判断506のYES)、赤外線通信アプリケーション
間のコネクションを解放し通信を終了する(処理50
7)。
【0071】次に、描画入力装置80が赤外線通信中の
時に、他の描画入力装置において、ユーザにより通信実
行モードをオンとする操作が行われた場合について説明
する。この場合、IrLAP64は相手からのSNRM
コマンドの受信を待つが、SNRMコマンド待ちタイマ
ーがタイムアウトとなる(判断503のNO→判断50
8のYES)。そして、LCD54に、他の描画入力装
置が現在通信中である旨が表示される(処理509)。
【0072】以上のように、本実施形態によれば、パソ
コン・テレビ会議システムのパソコン本体1に具備され
た発光方向の異なる3つの赤外線受発光モジュールを一
定の時間間隔で順次切り換えて、対応する描画入力装置
80〜82とのコネクションの確立を試行する場合、ワ
イヤレス通信の実行を希望する描画入力装置のみがコネ
クションを確立してワイヤレス通信を実行するため、描
画入力装置の不必要なコネクションの確立が起こらず、
装置の利便性が向上する。
【0073】次に、請求項5記載の発明の実施形態につ
いて説明する。
【0074】図13に示したように、パソコン本体1の
赤外線受発光モジュールの数と同数の描画入力装置80
〜82が存在し、これらの描画入力装置80〜82がそ
れぞれの赤外線受発光モジュールと通信できる位置に存
在している。パソコン本体1が描画入力装置とコネクシ
ョンを確立するための方法は、前記同様、上記の実施形
態に従った動作を実行する。本実施形態における各描画
入力装置の動作フローを図15に示す。
【0075】今、全ての描画入力装置80〜82が通信
を行っていない時に、描画入力装置80において、ユー
ザの操作により、パソコン本体1へ送信するための文字
や描画データが入力されたり、カーソル移動キーがポイ
ントされると(判断601のYES)、これらのデータ
は、RAM52内に割り当てられた送信データ用バッフ
ァ領域に記憶される(処理602)。また、送信データ
用バッファ領域にデータが記憶されたことを意味する変
数フラグ(実行プログラム中に定義されている)をオン
にする。そして、描画入力装置80のIrLAP64
は、SNRMコマンド待ちタイマーを起動し(処理60
3)、相手からのSNRMコマンドを待つ(判断60
4)。そして、SNRMコマンドを受信するとUAレス
ポンスを送出して、赤外線通信アプリケーション間のコ
ネクションを確立する(判断604のYES→処理60
5)。そして、先に送信データ用バッファ領域に記憶し
たデータをパソコン本体1へ送信する(処理606)。
その後、必要に応じて、ユーザの操作により、文字や描
画データ、またカーソル移動データ等がパソコン本体1
へ送信される(処理607→判断608のNOルー
プ)。
【0076】この実施形態の場合も、通信実行モードを
切り換えるためのキーがLCD54に表示されている。
そして、コネクションが確立すると、通信実行モードを
オンに切り換える。すなわち、前記実施形態に対して、
ユーザが通信実行モードをオンに切り換える操作を省略
している。描画入力装置80のユーザが通信実行モード
をオフとすると、赤外線通信アプリケーション間のコネ
クションを解放し、通信を終了する(判断608のYE
S→処理609)。
【0077】また、描画入力装置80が赤外線通信中の
時に、他の描画入力装置において、ユーザによりパソコ
ン本体1へ送信するための文字や描画データが入力され
たり、カーソル移動キーがポイントされると、前記と同
様に、これらのデータは、RAM52内に割り当てられ
た送信データ用バッファ領域に記憶される。また、送信
データ用バッファ領域にデータが記憶されたことを意味
する変数フラグをオンにする。そして、描画入力装置8
0のIrLAP64は、SNRMコマンド待ちタイマー
を起動し、相手からのSNRMコマンドを待つが、この
場合は、SNRMコマンド待ちタイマーがタイムアウト
となる(判断604のNO→判断610のYES)。こ
の場合は、先に送信データ用バッファ領域に記憶したデ
ータを消去し、また、送信データ用バッファ領域にデー
タが記憶されたことを意味する変数フラグをオフにする
(処理611)。そして、LCD54に、他の描画入力
装置が現在通信中である旨を表示する(処理612)。
また、LCD54の表示を、文字や描画データを送信デ
ータ用バッファ領域に記憶した前の状態に戻す(処理6
13)。
【0078】以上のように、本実施形態によれば、前記
実施形態同様、パソコン・テレビ会議システムのパソコ
ン本体1に具備された発光方向の異なる3つの赤外線受
発光モジュールを一定の時間間隔で順次切り換えて、対
応する描画入力装置80〜82とのコネクションの確立
を試行する場合、ワイヤレス通信の実行を希望する描画
入力装置のみがコネクションを確立してワイヤレス通信
を実行するため、描画入力装置の不必要なコネクション
の確立が起こらず、装置の利便性が向上する。また、本
実施形態では、オペレータがワイヤレス通信を開始する
ための操作、すなわち通信実行モードの切り換え操作が
不要となり、装置の利便性がさらに向上する。
【0079】なお、上記のパソコン・テレビ会議システ
ムを通常のテレビ会議システムに、また、描画入力装置
を操作キーパッドに置き換えても、上記の各実施形態と
同様の動作を行うことができ、同様な作用効果が得られ
る。
【0080】また、パソコン・テレビ会議システム本体
のシステム構成において、使用する赤外線受発光モジュ
ールを切り換えるスイッチ回路29を使用しない方法も
ある。この場合、それぞれの赤外線受発光モジュールに
対応した直−並列変換回路を実装する。この場合の赤外
線受発光モジュールと直−並列変換回路の構成例を図1
6に示す。この場合、使用する赤外線受発光モジュール
の選択をスイッチにより行うのではなく、使用する直−
並列変換回路28a,28b,28cを選択すること
で、上記の各実施形態と同様の動作及び作用効果が実現
される。
【0081】また、本発明は、本体と複数の操作部間を
ワイヤレスとしたテレビゲーム機などにも適用可能であ
る。
【0082】
【発明の効果】以上のように、本願の請求項1記載の発
明によれば、パソコン本体等のワイヤレス通信を実行す
る1つのデータ処理装置に、発光方向がそれぞれ異なる
複数の受発光部を備え、これらの中から選択された1つ
の受発光部を用いて、周辺装置等の相手装置とのワイヤ
レス通信を実行するようにしたので、キーボードや描画
入力装置等の操作用装置、または他の周辺装置の使用で
きる範囲(角度)が広がり、装置の利便性が向上する効
果がある。
【0083】そして、請求項2記載の発明によれば、前
記請求項1記載のワイヤレス通信システムにおいて、複
数の受発光部を備えたパソコン本体等のデータ処理装置
は、周辺装置等の相手装置から受信した受発光部選択コ
マンドにより、選択された受発光部を用いてワイヤレス
通信を実行するようにしたので、キーボードや描画入力
装置等の操作用装置を複数の人で共有する場合、装置の
利便性が向上する効果がある。
【0084】また、請求項3記載の発明によれば、同じ
く請求項1記載のワイヤレス通信システムにおいて、複
数の受発光部を備えたパソコン本体等のデータ処理装置
は、いずれかの受発光部を用いて周辺装置等の相手装置
とコネクションが確立していない場合、使用する受発光
部を一定の時間間隔で順次切り換えて、相手装置に対し
てコネクションの確立を試行し、コネクションが確立し
た場合のみワイヤレス通信を実行するようにしたので、
オペレータが次に使用する受発光部を指定する必要がな
くなり、装置の利便性がさらに向上する効果がある。
【0085】一方、請求項4記載の発明によれば、前記
請求項3記載のワイヤレス通信システムにおいて、パソ
コン本体等のデータ処理装置の複数の受発光部にそれぞ
れ対応して位置された周辺装置等の複数の相手装置が存
在する場合、相手装置においてオペレータの操作により
データ処理装置と通信を行うモードに設定されている場
合のみ、データ処理装置からのコネクション確立要求に
対し応答を返してコネクションを確立し、オペレータの
操作により前記モードが解除された場合に、コネクショ
ンを解放するようにしたので、周辺装置の不必要なコネ
クションの確立が起こらず、装置の利便性が向上する効
果がある。
【0086】また、請求項5記載の発明によれば、同じ
く請求項3記載のワイヤレス通信システムにおいて、パ
ソコン等のデータ処理装置の複数の受発光部にそれぞれ
対応して位置された周辺装置等の複数の相手装置が存在
する場合、相手装置においてデータ処理装置とコネクシ
ョンが確立していない時にオペレータの操作等によりデ
ータ処理装置へ送信するデータが発生した場合、その送
信用データをバッファメモリに記憶しておき、この送信
用データがバッファメモリに記憶されている場合のみ、
データ処理装置からのコネクション確立要求に対して応
答を返してコネクションを確立し、前記送信用データを
データ処理装置へ送信するようにしたので、ワイヤレス
通信の実行を希望する周辺装置のみがコネクションを確
立してワイヤレス通信を実行するため、周辺装置の不必
要なコネクションの確立が起こらず、装置の利便性が向
上する。また、オペレータがワイヤレス通信を開始する
ための操作、すなわち、通信実行モードの切り換え操作
が不要となり、装置の利便性がさらに向上する効果があ
る。
【0087】そして、請求項6記載の発明によれば、前
記請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のワイヤレ
ス通信システムにおいて、ワイヤレス通信にハードウェ
アが安価に実現できる赤外線を用いたので、前記請求項
1ないし請求項5の効果に加えて、装置の製造コストを
安価にすることができる効果がある。
【0088】また、請求項7記載の発明によれば、前記
請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のワイヤレス
通信システムにおいて、複数の受発光部を備えたデータ
処理装置はテレビ会議端末装置本体であり、相手装置は
描画入力装置や操作キーパッド等のテレビ会議用周辺装
置であるので、テレビ会議システムの利便性が向上する
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るパソコン・テレビ会議
システムの機器構成図。
【図2】上記図1におけるパソコン・テレビ会議システ
ム本体のシステム構成図。
【図3】上記図2における赤外線受発光モジュールの内
部構成図。
【図4】上記赤外線受発光モジュールの具体的な取り付
け例を示す図。
【図5】上記図1における描画入力装置のシステム構成
図。
【図6】IrDA方式のプロトコル構成図。
【図7】本願の各発明の実施形態に共通する基本的な動
作を示すフローチャート。
【図8】請求項2記載の発明の実施形態におけるパソコ
ン本体の動作を示すフローチャート。
【図9】同じく、請求項2記載の発明の実施形態におけ
る描画入力装置の動作を示すフローチャート。
【図10】赤外線受発光モジュールアイコンの表示例を
示す図。
【図11】赤外線通信のシーケンス例を示す図。
【図12】請求項3記載の発明の実施形態におけるパソ
コン本体の動作を示すフローチャート。
【図13】パソコン本体と複数の描画入力装置との位置
関係を示す図。
【図14】請求項4記載の発明の実施形態における各描
画入力装置の動作を示すフローチャート。
【図15】請求項5記載の発明の実施形態における各描
画入力装置の動作を示すフローチャート。
【図16】赤外線受発光モジュールと直−並列変換回路
の他の構成例を示す図。
【符号の説明】
1 パソコン本体 2 ディスプレイ(CRT) 3 ビデオカメラ 4 マイク 5 キーボード 6 マウス 7、80、81、82 描画入力装置 8 電子ペン 11 CPU 12 メインメモリ 13 クロック 14 バスコントローラ 15 ROM 16 キーボードコントローラ 17 マウスI/F 18 RTC 19 PCIブリッジ 20 キャッシュメモリ 21 ハードディスク 22 SCSIコントローラ 23 CRT表示コントローラ 24 テレビ会議用拡張ボード 25 ビデオコントローラ 26 通信&オーディオコントローラ 27 スピーカ 28、28a、28b、28c 直−並列変換回路 29 スイッチ回路 30〜32 赤外線受発光モジュール 33 CPUバス 34 PCIバス 35 Xバス(内部バス) 40 非同期送受信回路 41 変復調回路 42、43 アンプ 44 赤外線発光ダイオード 45 フォトダイオード 50 CPU 51 ROM 52 RAM 53 LCD表示コントローラ 54 LCD 55 タッチパネルコントローラ 56 タッチパネル 57 赤外線通信コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 7/15 // H04M 3/56

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤレス通信を実行する1つのデータ
    処理装置に、発光方向がそれぞれ異なる複数の受発光部
    を備え、これらの中から選択された1つの受発光部を用
    いて、相手装置とのワイヤレス通信を実行することを特
    徴とするワイヤレス通信システム。
  2. 【請求項2】 前記複数の受発光部を備えたデータ処理
    装置は、前記相手装置から受信した受発光部選択コマン
    ドにより、選択された受発光部を用いてワイヤレス通信
    を実行することを特徴とする請求項1記載のワイヤレス
    通信システム。
  3. 【請求項3】 前記複数の受発光部を備えたデータ処理
    装置は、いずれかの受発光部を用いて相手装置とコネク
    ションが確立していない場合、使用する受発光部を一定
    の時間間隔で順次切り換えて、相手装置に対してコネク
    ションの確立を試行し、コネクションが確立した場合の
    みワイヤレス通信を実行することを特徴とする請求項1
    記載のワイヤレス通信システム。
  4. 【請求項4】 前記データ処理装置の複数の受発光部に
    それぞれ対応して位置された複数の相手装置が存在する
    場合、相手装置においてオペレータの操作によりデータ
    処理装置と通信を行うモードに設定されている場合の
    み、データ処理装置からのコネクション確立要求に対し
    応答を返してコネクションを確立し、オペレータの操作
    により前記モードが解除された場合に、コネクションを
    解放することを特徴とする請求項3記載のワイヤレス通
    信システム。
  5. 【請求項5】 前記データ処理装置の複数の受発光部に
    それぞれ対応して位置された複数の相手装置が存在する
    場合、相手装置においてデータ処理装置とコネクション
    が確立していない時にオペレータの操作等によりデータ
    処理装置へ送信するデータが発生した場合、その送信用
    データをバッファメモリに記憶しておき、この送信用デ
    ータがバッファメモリに記憶されている場合のみ、デー
    タ処理装置からのコネクション確立要求に対して応答を
    返してコネクションを確立し、前記送信用データをデー
    タ処理装置へ送信することを特徴とする請求項3記載の
    ワイヤレス通信システム。
  6. 【請求項6】 前記ワイヤレス通信は赤外線を用いたも
    のであることを特徴とする請求項1ないし請求項5のい
    ずれかに記載のワイヤレス通信システム。
  7. 【請求項7】 前記複数の受発光部を備えたデータ処理
    装置はテレビ会議端末装置本体であり、相手装置は描画
    入力装置や操作キーパッド等のテレビ会議用周辺装置で
    あることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれ
    かに記載のワイヤレス通信システム。
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