JPH11219231A - コンピュータシステムおよびコンピュータ用複合コネクタ装置および小型コンピュータ装置 - Google Patents

コンピュータシステムおよびコンピュータ用複合コネクタ装置および小型コンピュータ装置

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JPH11219231A
JPH11219231A JP10019592A JP1959298A JPH11219231A JP H11219231 A JPH11219231 A JP H11219231A JP 10019592 A JP10019592 A JP 10019592A JP 1959298 A JP1959298 A JP 1959298A JP H11219231 A JPH11219231 A JP H11219231A
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computer
connector
composite connector
composite
connector device
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JP10019592A
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English (en)
Inventor
Yukiko Iwama
由紀子 岩間
Yoshiaki Amano
好章 天野
Takao Ito
隆雄 伊藤
Yukinobu Maruyama
幸伸 丸山
Tsunehiro Takabayashi
恒広 高林
Satoshi Hamazaki
聡 浜崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1台の小型コンピュータを、異なる場所に持
ち運んで、簡単・容易に使用できるようにすること。 【解決手段】 複数の周辺機器や電源/通信インフラ手
段を予め接続し、小型コンピュータ装置が着脱可能に接
続されるコンピュータ用複合コネクタ装置を、所定の異
なる場所毎にそれぞれ設置しておき、小型コンピュータ
装置のみをそれぞれの場所に持ち運んで、所望の場所の
コンピュータ用複合コネクタ装置にワンタッチで接続し
て使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータシス
テムおよびコンピュータ用複合コネクタ装置および小型
コンピュータ装置に係り、特に、単一の小型コンピュー
タ装置を、異なる機器接続環境下で使用するのに好適な
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近時のパーソナルコンピュータ(以下、
パソコン)の普及は著しく、家庭においても、ネットワ
ーク通信ユース、事務・会計処理ユース、文書作成ユー
ス、デザイン作成ユース、ゲーム娯楽ユースなどに、幅
広く用いられるようになってきている。
【0003】そして、デスクトップタイプのパソコンで
は、画像出力装置としての表示装置や、入力装置として
のキーボード装置やマウスなどが、通常は固定的に接続
された環境下で使用されるようになっている。また、ノ
ート型パソコンでは、表示装置やキーボード装置が一体
化されており、ノート型パソコン単体での使用が可能と
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、パソコンの
普及は著しいものがあるが、一般家庭において、家族1
人毎に1台、あるいは、各部屋に1台といったようにあ
てがうには、いまだパソコンの価格は高価であって、斯
様な潤沢なパソコンの所有は、現時点ではまだ先のこと
と考えられる。
【0005】したがって現状では、例えば、部屋Aでビ
ジネスユースで使用していたパソコンを、部屋Bでゲー
ムユースで使用する場合には、部屋Aで他の機器(例え
ば、ディスプレイやプリンタやスキャナ等)とコネクタ
で結線していたパソコンの接続を外して、パソコンを部
屋Bに移動させた後、部屋Bで新たに別の機器(例え
ば、TVやゲーム操作ボード等)とコネクタで接続し
て、部屋Bでパソコンを使用するようにしていた。この
ため、種類の異なるコネクタを複数差し替えなければな
らず、コネクタ接続の差し替えが非常に煩わしく、手間
がかかるという問題があった。また、パソコンを移動さ
せる度に、パソコンの電源を移動先のコンセントから得
なければならず、電源ラインの接続の手間も面倒なもの
となっていた。
【0006】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、1台の小型コンピュータを、
異なる場所に持ち運んで、簡単・容易に使用できるよう
にすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、小型コンピュータ装置と、該小型コンピ
ュータ装置が着脱可能に接続されるコンピュータ用複合
コネクタ装置と、該コンピュータ用複合コネクタ装置に
接続された周辺機器および少なくとも電源供給手段を含
む電源/通信インフラ手段とからなるコンピュータシス
テムにおいて、小型コンピュータ装置には、外部接続用
のコネクタとしてコンピュータ用複合コネクタ装置に接
続するための専用コネクタのみを設け、コンピュータ用
複合コネクタ装置には、小型コンピュータ装置と接続す
るための専用コネクタと、周辺機器および電源/通信イ
ンフラ手段とそれぞれ接続するための複数のコネクタと
を設けて、小型コンピュータ装置は、コンピュータ用複
合コネクタ装置に接続されたときのみ、使用可能な状態
におかれるようにする。そして、所定の異なる場所毎に
コンピュータ用複合コネクタ装置をそれぞれ設置してお
いて、小型コンピュータ装置のみをそれぞれの場所に持
ち運んで、所望の場所のコンピュータ用複合コネクタ装
置に接続して使用するように、構成される。また、小型
コンピュータ装置は、CPUや半導体メモリを搭載した
マザーボードと、ハードディスクドライブと、着脱可能
な記録メディアを用いる記録メディアドライブと、コン
ピュータ用複合コネクタ装置を介して供給されるAC電
源をDC電源に変換する電源ユニットとを、少なくとも
内蔵したものとし、小型コンピュータ装置とコンピュー
タ用複合コネクタ装置との接続を行うそれぞれの専用コ
ネクタを、情報信号授受用の接触子と、AC電源用の接
触子とを、1つのコネクタソケット内に配設した構成と
する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を用いて説明する。図1〜図12は本発明の第1実施
形態によるコンピュータシステムに係り、図1は、コン
ピュータ用複合コネクタ装置に小型コンピュータ装置を
接続した状態を示す斜視図である。
【0009】図1において、1は小型コンピュータ装置
(以下、コンピュータ装置と称す)、2はコンピュータ
用複合コネクタ装置(以下、複合コネクタ装置と称す)
である。本発明のコンピュータ装置1は、それ自身単独
では使用できないものの、汎用のパソコン(パーソナル
コンピュータ)が内蔵する機能は充足するものとなって
いる。また、本実施形態のコンピュータ装置1は、薄型
のものとされて、持ち運びが容易なものとされていると
共に、立て置きにして用いられる立型設置タイプのもの
とされて、複合コネクタ装置2上に載置・接続されて使
用されるようになっている。
【0010】図2は、コンピュータ装置1の構成の概要
を示す分解斜視図である。図2において、11、12、
13、14は、これらが組み合わされてコンピュータ装
置1の外筐体を構成するケース板、15は、CPU16
やROM、RAM等が搭載されたメイン回路ボード、1
7は、メイン回路ボード15上に設置され半導体メモリ
が装着されるメモリソケット、18は、メイン回路ボー
ド15上に設置され増設用メモリボードが装着されるラ
イザーボードである。また、19はハードディスクドラ
イブ、20は電源ユニット、21はバックアップ電源
(ここでは、例えば2次電池)、22はDVD(デジタ
ルビデオディスク)ドライブ、23はFD(フロッピー
ディスク)ドライブ、24は複合コネクタ装置2と接続
するための専用コネクタであり、これらの部材19、2
0、21、22、23、24は適宜に保持されて、メイ
ン回路ボード15や他の部材と結線されている。なお、
25はDVD挿入口、26はFD挿入口である。
【0011】上記専用コネクタ24はコンピュータ装置
1の下面に設けられており、複合コネクタ装置2の上面
に設けられた後記する専用コネクタ34とダイレクトに
接続されるようになっている。この専用コネクタ24
は、情報信号授受用の接触子と、AC電源受電用の接触
子とを、1つのコネクタソケット内に配設した構成とし
てある。また、上記電源ユニット20は、複合コネクタ
装置2を介して供給されるAC電源(商用交流電源)を
DC電源に変換する機能と、変換したDC電圧を所定の
DC電圧に変換するDC−DCコンバート機能とを具備
しており、この電源ユニット20から、コンピュータ装
置1内の各部に電源供給が行われるようになっている。
【0012】図3は複合コネクタ装置2の斜視図であ
る。図3において、31は複合コネクタ装置2のケーシ
ングで、台座部32と、細長薄箱状の上部ケース33と
からなっており、上部ケース33の上面には、コンピュ
ータ装置1の専用コネクタ24と接続するための専用コ
ネクタ34が設けられている。この専用コネクタ34
は、コンピュータ装置1側に外部接続コネクタとして唯
一設けられた専用コネクタ24に対応するもので、情報
信号授受用の接触子と、AC電源供給用の接触子とを、
1つのコネクタソケット内に配設した構成にしてある。
【0013】上部ケース33の長手方向の一側面には、
複数の周辺機器や電源/通信インフラ(インフラストラ
クチャー)手段を接続するための多数のコネクタ35、
35、35、……が設けてあり、図3ではこれらのコネ
クタ群に、周辺機器や電源/通信インフラ手段からの接
続コードのコネクタ(コネクタプラグ)36、36、3
6、……が結線された状態が示されている。そして、各
コネクタ35と専用コネクタ34とは、複合コネクタ装
置2内において、適宜中継ターミナル手段を介して接続
されている。
【0014】ここで、上記の周辺機器としては、例え
ば、画像表示装置としてのCRTディスプレイ装置や液
晶ディスプレイ装置、あるいはTV受像機、ハードコピ
ー出力手段としてのプリンタやプロッタ、あるいはデジ
タル複写機、画像入力手段としてのイメージスキャナや
デジタルカメラ、音声出力手段としてのスピーカ、入力
操作手段としてのキーボードやポインティングデバイス
(マウス、トラックボール、タッチ入力タブレット)、
あるいはジョイスティック等々が挙げられ、コンピュー
タ装置1と関連して動作するものが総べて含まれる。ま
た、上記の電源/通信インフラ手段としては、電源供給
手段としての屋内配線されたコンセント(商用AC電源
コンセント)、一般電話回線やISDN等のネットワー
クと通信するためのモデム(一般電話回線の場合)やタ
ーミナルアダプタ(ISDNの場合)等の回線I/F
(インターフェース)手段、外部アンテナ等々の、一般
家庭や事業所に予め備えられた基幹的な電源や通信のイ
ンフラ手段が挙げられる。
【0015】本発明においては、複合コネクタ装置2に
設けられる周辺機器や電源/通信インフラ手段用のコネ
クタ35は、接続する周辺機器や電源/通信インフラ手
段の種別に応じた形態のものが任意に選択されて、任意
の数だけ設置されるようになっており、後述するよう
に、1つのコンピュータ装置1に対して、接続する周辺
機器や電源/通信インフラ手段の種別に応じて異なる形
態のコネクタ群をそれぞれ備えた、複数の複合コネクタ
装置2が例えば所定の部屋毎に準備されるようになって
いる。ただし、複合コネクタ装置2の専用コネクタ34
は、総べての複合コネクタ装置2において共通の仕様の
ものとなっている。なお、本発明でいうコネクタとは、
電気的接続を図るものを総べて含むものを意味し、電源
接続手段としての電源ソケットや電源プラグも、コネク
タとして表現している。
【0016】図3に示した本実施形態の複合コネクタ装
置2では、先にも述べたように、上部ケース33の長手
方向の一側面にのみ、周辺機器や電源/通信インフラ手
段を接続するための多数のコネクタ35を配設した構成
としてあるので、周辺機器や電源/通信インフラ手段か
らの接続コードが、複合コネクタ装置2から一方向に引
き出されて、接続コードのとりまわしがすっきりとする
ようになっている。ところで、複合コネクタ装置2と周
辺機器との配置関係、複合コネクタ装置2の配置場所な
どによっては、図1のように複合コネクタ装置2上に載
置・接続されるコンピュータ装置1を、図1とは180
°逆にした方が、ディスクの挿入・取り出し等を考慮す
ると好都合な場合がある。そこで、本実施形態では、複
合コネクタ装置2の上部ケース33における専用コネク
タ34の設置部位33aを、180°水平回転可能なよ
うに構成してあり、これによって、図4に示すように、
専用コネクタ34を必要に応じて180°水平回転させ
て用いることが可能なようにしてある。
【0017】また、図3、図4において、37は、上部
ケース33の上面に設けた複数のディップスイッチから
なるID設定手段で、複数のディップスイッチの切替位
置の組合せを、予め所定のものに設定しておくことによ
って、各複合コネクタ装置2に固有のIDを設定できる
ようになっている。そして、複合コネクタ装置2にコン
ピュータ装置1が接続された際には、コンピュータ装置
1は、ID設定手段37で設定されたID情報によっ
て、接続した複合コネクタ装置2を特定可能なようにな
っている。
【0018】図5は本実施形態のコンピュータシステム
の基本概要を示す図である。図5において、1は前記コ
ンピュータ装置、2は前記複合コネクタ装置、37は前
記ID設定手段、3は複合コネクタ装置2に接続された
任意数の周辺機器、4は複合コネクタ装置2に接続され
た任意数の電源/通信インフラ手段、5は複合コネクタ
装置2に接続された任意数の入力操作装置(周辺機器の
一部をなすもの)である。また、コンピュータ装置1内
において、41は接続環境記憶部、42はコネクタ接続
状態チェック手段である。
【0019】図5に示すように、コンピュータ装置1が
複合コネクタ装置2に接続されて、コンピュータ装置1
と、周辺機器3、電源/通信インフラ手段4、入力操作
装置5とが、複合コネクタ装置2を介して接続されて状
態において、コンピュータ装置1は動作可能となる。す
なわち、電源/通信インフラ手段4中の電源供給手段か
らの電源供給を受けたコンピュータ装置1は、入力操作
装置5からのオペレータ(ユーザ)による入力指示に基
づいて所定の処理を実行し、周辺機器3中の表示装置に
所定の画像を表示させたり、周辺機器3中のプリンタに
印刷出力させたり、電源/通信インフラ手段4中の回線
I/F手段を介してネットワーク通信を行ったりするよ
うになっている。なお、入力操作装置5がワイヤレスタ
イプで、コンピュータ装置1がワイヤレスで入力操作装
置5と通信可能な光通信部を備えている場合には、入力
操作装置5は複合コネクタ装置2には接続せず、入力操
作装置5とコンピュータ装置1とは光通信で情報の授受
を行うようにされる(これは、後記する図6、図7、図
13の場合も同様である)。
【0020】また、コンピュータ装置1の接続環境記憶
部41には、前記ID設定手段37で設定されたID情
報と、該ID情報で特定される複合コネクタ装置2に接
続された周辺機器および電源/通信インフラ手段の種別
を示す機器/手段種別情報とが対応付けて、書替え可能
に記憶されるようになっていて、この接続環境記憶部4
1の格納情報は、コンピュータ装置1を各複合コネクタ
装置2に接続した際に、ユーザによって予め登録設定し
ておくようにされる。そして、コンピュータ装置1を所
定の場所に設置された複合コネクタ装置2に装着・接続
すると、この接続当初に、コンピュータ装置1は、ID
設定手段37に設定されたID情報を取得して、これに
よって、接続環境記憶部41に格納された当該複合コネ
クタ装置2のID情報に対応する機器/手段種別情報
を、自動的に認知するようになっている。
【0021】また、コンピュータ装置1のコネクタ接続
状態チェック手段42は、コンピュータ装置1が所定の
場所に設置された複合コネクタ装置2に装着・接続され
ると、この接続当初に、複合コネクタ装置2の周辺機器
用および電源/通信インフラ手段用の各コネクタ35に
おける結線の有無を確認するようになっている。このコ
ネクタ結線の有無の確認手法としては、コンピュータ装
置1からコネクタ結線の有無を確認するための信号を送
出し、コンピュータ装置1がこの信号に対する反応をセ
ンシングする手法や、各コネクタ35部分にコネクタ結
線が行われたことを感知する簡易スイッチ手段を設ける
手法などが考えられる。
【0022】そして、コンピュータ装置1は、所定の場
所に設置された複合コネクタ装置2に装着・接続される
と、この接続当初に、各コネクタ35における結線の有
無を確認すると共に、ID情報を取得して、これに対応
する機器/手段種別情報を認知し、これによって、当該
複合コネクタ装置2に現在接続されている周辺機器およ
び電源/通信インフラ手段の種別を、自動的に認知する
ようになっている。なお、複合コネクタ装置2に接続さ
れた周辺機器や電源/通信インフラ手段が、殆ど固定的
に設置されると想定される場合には、各コネクタ35に
おける結線の有無の確認動作を割愛するようにしても、
実用上差し支えない。
【0023】図6は、本実施形態のコンピュータシステ
ムのリビングルームでの適用構成例を示す図である。図
6に示した例では、周辺機器3として、TVモニタ5
1、スピーカ52、デジタルカメラ53が複合コネクタ
装置2に接続されており、電源/通信インフラ手段4と
して、コンセント(商用AC電源コンセント)54、回
線I/F手段55、外部アンテナ56が複合コネクタ装
置2に接続されており、操作入力装置(周辺機器)5と
して、ポインタ付きキーボード57、タブレット58、
ジョイステック59が複合コネクタ装置2に接続されて
いる。
【0024】また、図7は、本実施形態のコンピュータ
システムの書斎での適用構成例を示す図である。図7に
示した例では、周辺機器3として、ディスプレイ61、
プリンタ62、スキャナ63が複合コネクタ装置2に接
続されており、電源/通信インフラ手段4として、コン
セント(商用AC電源コンセント)54、回線I/F手
段55が複合コネクタ装置2に接続されており、操作入
力装置(周辺機器)5として、キーボード64、マウス
65が複合コネクタ装置2に接続されている。
【0025】図8は、リビングルームでのコンピュータ
システムに用いられる複合コネクタ装置2における、周
辺機器および電源/通信インフラ手段用の各コネクタ3
5の具体例を示す図である。図8において、右から順
に、35Aは電源用のコネクタ(電源ソケット)、35
Bは外部アンテナ用のコネクタ、35CはTVモニタ用
のコネクタ、35Dはスピーカ(右)用のコネクタ、3
5Eはスピーカ(左)用のコネクタ、35Fは回線I/
F手段用のコネクタ、35Gはデジタルカメラ用のコネ
クタ、35Hはジョイステック用のコネクタ、35Iは
タブレット用のコネクタ、35Jはポインタ付きキーボ
ード用のコネクタである。
【0026】また、図9は、書斎でのコンピュータシス
テムに用いられる複合コネクタ装置2における、周辺機
器および電源/通信インフラ手段用の各コネクタ35の
具体例を示す図である。図9において、右から順に、3
5Aは電源用のコネクタ(電源ソケット)、35Kはデ
ィスプレイ用のコネクタ、35Lはプリンタ用のコネク
タ、35Mはスキャナ用のコネクタ、35Fは回線I/
F手段用のコネクタ、35Nはマウス用のコネクタ、3
5Oはキーボード用のコネクタである。
【0027】斯様に、例えば、図8、図9に示すような
リビングルームや書斎でのコンピュータシステムの構築
に適した複合コネクタ装置2をそれぞれ用意し、リビン
グルームに設置した複合コネクタ装置2には、図6に示
すような周辺機器および電源/通信インフラ手段を予め
接続しておき、また、書斎に設置した複合コネクタ装置
2には、図7に示すような周辺機器および電源/通信イ
ンフラ手段を予め接続しておくことで、コンピュータ装
置1のみを持ち運んでそれぞれの部屋の複合コネクタ装
置2にワンタッチで接続するだけで、それぞれの部屋に
適したコンピュータシステムが簡単に構築できることに
なる。したがって、高価なコンピュータ装置1を何台も
購入する必要なしに、1台のコンピュータ装置1のみ
で、各部屋にそれぞれ適したコンピュータシステムを構
築できることとなって、コスト的に見て非常に有利なも
のなる。
【0028】図10は、コンピュータ装置1の前記した
接続環境記憶部41の記憶テーブルの内容を模式的に示
す図である。図10に示すように、接続環境記憶部41
には、複合コネクタ装置2のID71と、当該IDで規
定される複合コネクタ装置2の各コネクタ35の番号7
2と、各番号72のコネクタに予め接続された周辺機器
や電源/通信インフラ手段の種別情報73とが、それぞ
れ格納されるようになっており、番号72に対応するコ
ネクタ35に周辺機器や電源/通信インフラ手段が接続
されていない場合には、未設定である旨を示す情報が格
納される。
【0029】図11は、本実施形態において、コンピュ
ータ装置1が所定の場所に設置された複合コネクタ装置
2に装着・接続された際の、この接続初期における表示
装置上の表示画面の遷移を示す図である。
【0030】本実施形態では、複合コネクタ装置2の専
用コネクタ34にコンピュータ装置1の専用コネクタ2
4が装着・接続されると、コンピュータ装置1に自動的
に電源が投入されるようになっており、コンピュータ装
置1は、自身の機能の初期チェックを行った後、異常が
なければ、例えば前記ハードディスクドライブ19のデ
ィスク等に書き込まれたOS(オペレーションシステ
ム)ソフトを起動させる。OSが起動すると、コンピュ
ータ装置1は、複合コネクタ装置2の周辺機器用および
電源/通信インフラ手段用の各コネクタ35における結
線の有無を確認すると共に、複合コネクタ装置2からI
D情報を取得する。この間、表示装置の表示画面上に
は、図11の(a)に示すような、「現在接続状態をチ
ェックしています。」旨のメッセージ81を表示させ
る。なお、本実施形態では、複合コネクタ装置2にコン
ピュータ装置1が装着・接続されると、表示装置にも自
動的に電源を投入されるようになっているが、表示装置
の電源はユーザがマニュアルで投入するようにしてもよ
い。
【0031】次に、各コネクタ35における結線の有無
を確認し終わり、取得したID情報からこれに対応する
機器/手段種別情報を判別すると、コンピュータ装置1
は、複合コネクタ装置2に現在接続されている周辺機器
および電源/通信インフラ手段の種別を表す情報を、図
11の(b)に示すように、表示画面上に表示させる。
図11の(b)では、現在の接続状態を示すウインドウ
表示82内に、周辺機器や電源/通信インフラ手段を示
すアイコン82aと、アイコン82aが示す周辺機器や
電源/通信インフラ手段の名称82bとが併記されるよ
うになっている。上記のアイコン82aは、通常のアイ
コンと同様に機能し、例えばプロパティーの確認などに
利用することができる。
【0032】図11の(b)の表示を所定秒時だけ継続
させた後、コンピュータ装置1は、表示画面上の表示
を、図11の(c)に示すような、初期メニュー画像8
3と、接続状態を示す小さなウインドウ表示84とを、
併記したものに切り替える。そしてこの後は、初期メニ
ュー画像83と対話式に選択した処理が、コンピュータ
装置1によって実行されることになる。なお、図11の
(c)の画面において、ウインドウ表示84が不要であ
る場合には、このウインドウ表示84を閉じるようにで
きることは言うまでもない。また、コンピュータ装置1
の電源をオフする際には、図示していないが、コンピュ
ータ装置1に備えられた電源スイッチをオフ操作するよ
うにされる。
【0033】なお、複合コネクタ装置2にコンピュータ
装置1を接続したときに取得したID情報によって、コ
ンピュータ装置1が、ID情報と対応する機器/手段種
別情報に基づいて、接続した複合コネクタ装置2毎に応
じたメニュー選択画面を自動的に作成するようにしても
よい。
【0034】図12は、複合コネクタ装置2にコンピュ
ータ装置1を接続したときの、コンピュータ装置1によ
る初期の処理フローを示す図である。コンピュータ装置
1が複合コネクタ装置2に接続されると、コンピュータ
装置1は電源を投入され(ステップST1)、続いて、
コンピュータ装置1は、OSを起動(ステップST2)
させた後、複合コネクタ装置2の周辺機器用および電源
/通信インフラ手段用の各コネクタ35における結線の
有無を確認し(ステップST3)、また、複合コネクタ
装置2からID情報を取得し(ステップST4)、取得
したID情報に基づいて接続環境記憶部41を検索し
て、取得したID情報に対応する機器/手段種別情報を
判別する(ステップST5)。そしてこの後、コンピュ
ータ装置1は、複合コネクタ装置2に現在接続されてい
る周辺機器および電源/通信インフラ手段の種別を表す
情報を、表示画面上に表示させ(ステップST6)、こ
の所定秒時後に、表示画面上の表示を初期メニュー画像
に切り替える。
【0035】図13は、本発明の第2実施形態に係るコ
ンピュータシステムの基本概要を示す図で、同図におい
て、図5に示した前記第1実施形態と均等な構成要素に
は、同一符号を付してある。
【0036】図13において、1はコンピュータ装置、
2は複合コネクタ装置、3は複合コネクタ装置2に接続
された任意数の周辺機器、4は複合コネクタ装置2に接
続された任意数の電源/通信インフラ手段、5は複合コ
ネクタ装置2に接続された任意数の入力操作装置(周辺
機器の一部をなすもの)である。また、6は複合コネク
タ装置に接続されたコンピュータ用増設複合コネクタ装
置(以下、増設複合コネクタ装置と称す)、3’は増設
複合コネクタ装置6に接続された任意数の周辺機器、
4’は増設複合コネクタ装置6に接続された任意数の電
源/通信インフラ手段、5’は増設複合コネクタ装置6
に接続された任意数の入力操作装置(周辺機器の一部を
なすもの)である。
【0037】複合コネクタ装置2に接続される増設複合
コネクタ装置6は、コンピュータ装置1と接続するため
の前記専用コネクタ34がない点を除き、前記した複合
コネクタ装置2と略同等の機能をもつものとなってい
る。したがって、図13に示すように、コンピュータ装
置1が複合コネクタ装置2に接続されて、コンピュータ
装置1と、周辺機器3、電源/通信インフラ手段4、入
力操作装置5とが、複合コネクタ装置2を介して接続さ
れ、かつ、コンピュータ装置1と、周辺機器3’、電源
/通信インフラ手段4’、入力操作装置5’とが、複合
コネクタ装置2および増設複合コネクタ装置6を介して
接続された状態においては、電源/通信インフラ手段4
または4’中の電源供給手段からの電源供給を受けたコ
ンピュータ装置1は、入力操作装置5または5’からの
オペレータ(ユーザ)の入力指示に基づいて所定の処理
を実行し、周辺機器3または3’中の表示装置に所定の
画像を表示させたり、周辺機器3または3’中のプリン
タに印刷出力させたり、電源/通信インフラ手段4また
は4’中の回線I/F手段を介してネットワーク通信を
行ったりするようになっている。
【0038】なお、入力操作装置5’がワイヤレスタイ
プで、コンピュータ装置1がワイヤレスで入力操作装置
5’と通信可能な光通信部を備えている場合には、先に
述べたのと同様に、入力操作装置5’は増設複合コネク
タ装置6には接続せず、入力操作装置5’とコンピュー
タ装置1とは光通信で情報の授受を行うように、構成さ
れる。
【0039】また、増設複合コネクタ装置6のIDは、
複合コネクタ装置2のIDに付随するものとして、コン
ピュータ装置1の接続環境記憶部に記憶され、この増設
複合コネクタ装置6のID情報で特定される当該増設複
合コネクタ装置6に接続された周辺機器および電源/通
信インフラ手段の種別を示す機器/手段種別情報が、増
設複合コネクタ装置6のID情報と対応付けて、コンピ
ュータ装置1の接続環境記憶部に記憶される。そして、
コンピュータ装置1を複合コネクタ装置2に装着・接続
すると、この接続当初に、コンピュータ装置1は、複合
コネクタ装置2および増設複合コネクタ装置6のID情
報をそれぞれ取得して、これによって、接続環境記憶部
に格納された当該複合コネクタ装置2および当該増設複
合コネクタ装置6のID情報にそれぞれ対応する機器/
手段種別情報を、自動的に認知するようになっている。
さらに、コンピュータ装置1のコネクタ接続状態チェッ
ク手段は、コンピュータ装置1が複合コネクタ装置2に
装着・接続されると、この接続当初に、複合コネクタ装
置2および増設複合コネクタ装置6の、周辺機器用およ
び電源/通信インフラ手段用の各コネクタにおけるそれ
ぞれの結線の有無を確認するようになっている。そし
て、これによって、コンピュータ装置1は、複合コネク
タ装置2および増設複合コネクタ装置6に現在接続され
ている、周辺機器および電源/通信インフラ手段の種別
を、自動的に認知するようになっている。
【0040】図14は、本実施形態において、コンピュ
ータ装置1が複合コネクタ装置2に装着・接続された際
の、この接続初期における表示装置上の表示画面の遷移
を示す図である。
【0041】本実施形態でも、複合コネクタ装置2にコ
ンピュータ装置1が装着・接続されると、コンピュータ
装置1に自動的に電源が投入されるようになっており、
電源投入後、コンピュータ装置1はOSを起動させる。
OSが起動すると、コンピュータ装置1は、複合コネク
タ装置2および増設複合コネクタ装置6の周辺機器用お
よび電源/通信インフラ手段用の各コネクタにおける結
線の有無を確認すると共に、複合コネクタ装置2および
増設複合コネクタ装置6からID情報を取得する。この
間、表示装置の表示画面上には、図14の(a)に示す
ような、「現在接続状態をチェックしています。」旨の
メッセージ91を表示させる。
【0042】次に、各コネクタにおける結線の有無を確
認し終わり、取得したID情報からこれに対応する機器
/手段種別情報を判別すると、コンピュータ装置1は、
複合コネクタ装置2および増設複合コネクタ装置6に現
在接続されている周辺機器および電源/通信インフラ手
段の種別を表す情報を、図14の(b)に示すように、
表示画面上に表示させる。図14の(b)では、現在の
接続状態を示すウインドウ表示92内に、複合コネクタ
装置2に現在接続されている周辺機器や電源/通信イン
フラ手段を示すアイコン92aと、アイコン92aが示
す周辺機器や電源/通信インフラ手段の名称92bと
が、また、増設複合コネクタ装置6に現在接続されてい
る周辺機器や電源/通信インフラ手段を示すアイコン9
2cと、アイコン92cが示す周辺機器や電源/通信イ
ンフラ手段の名称92dとが、それぞれグループ分けし
て、表示されるようになっている。
【0043】そして、図14の(b)の表示を所定秒時
だけ継続させた後、コンピュータ装置1は、表示画面上
の表示を、図14の(c)に示すような、初期メニュー
画像93と、接続状態を示す小さなウインドウ表示94
とを、併記したものに切り替える。
【0044】本実施形態においても、コンピュータ装置
1のみを持ち運んでそれぞれの部屋の複合コネクタ装置
2にワンタッチで接続するだけで、それぞれの部屋に適
したコンピュータシステムが簡単に構築できる。さら
に、増設複合コネクタ装置6を付設してあるので、より
多数の周辺機器や電源/通信インフラ手段を接続するこ
とが可能となる。
【0045】図15は、本発明のコンピュータシステム
で用いられるコンピュータ装置の変形例を示す図であ
る。この図15に示した例では、コンピュータ装置1を
複合コネクタ装置2に接続した際に、コンピュータ装置
1のケーシング101の下部が、複合コネクタ装置2の
前記上部ケース33を覆い隠すようになっており、ケー
シング101の一側面の下部は、周辺機器や電源/通信
インフラ手段からの接続コードやコネクタプラグの邪魔
にならないように、開閉可能なカバー101aとされて
いる。
【0046】また、上述してきた実施形態の複合コネク
タ装置2は、複合コネクタ装置2の長手方向の一側面に
のみ、周辺機器や電源/通信インフラ手段を接続するた
めのコネクタ群を設けた構成としているが、複合コネク
タ装置2の長手方向の両側面や、場合によっては、複合
コネクタ装置2の4側面の総べてに、周辺機器や電源/
通信インフラ手段を接続するためのコネクタ群を設けた
構成としてもよい。
【0047】図16は、本発明のコンピュータシステム
で用いられるコンピュータ装置および複合コネクタ装置
の変形例を示す図である。この図16に示した例では、
コンピュータ装置1’は、その面積の最も大きい面を載
置されるタイプの装置とされ、コンピュータ装置1の奥
方面(後面)に、複合コネクタ装置と接続するための前
記した専用コネクタ24が設けられており、コンピュー
タ装置1の前面には、前記DVD挿入口25、FD挿入
口26が設けてある。また、コンピュータ装置1’が接
続される複合コネクタ装置2’の前面には、コンピュー
タ装置と接続するための前記した専用コネクタ34が設
けられており、複合コネクタ装置2’の後面には、周辺
機器や電源/通信インフラ手段を接続するためのコネク
タ35群が設けられている。斯様な構成をとっても、コ
ンピュータ装置1’と複合コネクタ装置2’の設置姿勢
が先の実施形態と異なるだけで、同等の効果を奏するこ
とは言うまでもない。
【0048】なおまた、設置場所によっては、コンピュ
ータ装置1の専用コネクタ24と複合コネクタ装置2の
専用コネクタ34を直接接続せず、専用ケーブルを介し
て接続するようにしても、差し支えない。
【0049】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、それぞれ
の設置場所でのコンピュータシステムの構築に適した複
合コネクタ装置を複数用意し、各複合コネクタ装置に
は、それぞれの設置場所でのコンピュータシステムの構
築に適した周辺機器および電源/通信インフラ手段を予
め接続しておくことで、コンピュータ装置のみを持ち運
んでそれぞれの場所の複合コネクタ装置にワンタッチで
接続するだけで、それぞれの場所に適したコンピュータ
システムを簡単に構築できる。したがって、高価なコン
ピュータ装置を何台も購入する必要なしに、1台のコン
ピュータ装置のみで、それぞれの場所に適したコンピュ
ータシステムを手軽に構築できることとなって、コスト
的に見て非常に有利なものなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るコンピュータシス
テムにおける、複合コネクタ装置にコンピュータ装置を
接続した状態を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係るコンピュータシス
テムにおける、コンピュータ装置の構成の概要を示す分
解斜視図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係るコンピュータシス
テムにおける、複合コネクタ装置の斜視図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係るコンピュータシス
テムにおいて、複合コネクタ装置の専用コネクタ部分を
回転させている状態を示す説明図である。
【図5】本発明の第1実施形態に係るコンピュータシス
テムの基本概要を示す説明図である。
【図6】本発明の第1実施形態に係るコンピュータシス
テムの、リビングルームでの適用構成例を示す説明図で
ある。
【図7】本発明の第1実施形態に係るコンピュータシス
テムの、書斎での適用構成例を示す説明図である。
【図8】本発明の第1実施形態に係るリビングルームで
用いられるコンピュータシステムの複合コネクタ装置に
おける、周辺機器および電源/通信インフラ手段用の各
コネクタの具体例を示す説明図である。
【図9】本発明の第1実施形態に係る書斎で用いられる
コンピュータシステムの複合コネクタ装置における、周
辺機器および電源/通信インフラ手段用の各コネクタの
具体例を示す説明図である。
【図10】本発明の第1実施形態に係るコンピュータシ
ステムにおける、コンピュータ装置の接続環境記憶部の
記憶テーブルの内容を模式的に示す説明図である。
【図11】本発明の第1実施形態に係るコンピュータシ
ステムにおける、コンピュータ装置が所定の場所に設置
された複合コネクタ装置に装着・接続された際の、この
接続初期における表示装置上の表示画面の遷移を示す説
明図である。
【図12】本発明の第1実施形態に係るコンピュータシ
ステムにおける、複合コネクタ装置にコンピュータ装置
を接続したときの、コンピュータ装置による初期の処理
フローを示す説明図である。
【図13】本発明の第2実施形態に係るコンピュータシ
ステムの基本概要を示す説明図である。
【図14】本発明の第2実施形態に係るコンピュータシ
ステムにおける、コンピュータ装置が複合コネクタ装置
に装着・接続された際の、この接続初期における表示装
置上の表示画面の遷移を示す説明図である。
【図15】本発明のコンピュータシステムで用いられる
コンピュータ装置の変形例を示す斜視図である。
【図16】本発明のコンピュータシステムで用いられる
コンピュータ装置および複合コネクタ装置の変形例を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1 小型コンピュータ装置(コンピュータ装置) 2 コンピュータ用複合コネクタ装置(複合コネクタ装
置) 3、3’ 周辺機器 4、4’ 電源/通信インフラ(インフラストラクチャ
ー)手段 5、5’ 入力操作装置(周辺機器) 6 コンピュータ用増設複合コネクタ装置(増設複合コ
ネクタ装置) 15 メイン回路ボード 16 CPU 17 メモリソケット 18 ライザーボード 19 ハードディスクドライブ 20 電源ユニット 21 バックアップ電源 22 DVD(デジタルビデオディスク)ドライブ 23 FD(フロッピーディスク)ドライブ 24 専用コネクタ 25 DVD挿入口 26 FD挿入口 31 ケーシング 32 台座部 33 上部ケース 34 専用コネクタ 35 コネクタ 36 コネクタ(コネクタプラグ) 37 ID設定手段 41 接続環境記憶部 42 コネクタ接続状態チェック手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丸山 幸伸 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内 (72)発明者 高林 恒広 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部内 (72)発明者 浜崎 聡 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立画像情報システム内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小型コンピュータ装置と、該小型コンピ
    ュータ装置が着脱可能に接続されるコンピュータ用複合
    コネクタ装置と、該コンピュータ用複合コネクタ装置に
    接続された周辺機器および少なくとも電源供給手段を含
    む電源/通信インフラ(インフラストラクチャー)手段
    とからなるコンピュータシステムであって、 上記小型コンピュータ装置には、外部接続用のコネクタ
    として上記コンピュータ用複合コネクタ装置に接続する
    ための専用コネクタのみが設けられ、上記コンピュータ
    用複合コネクタ装置には、上記小型コンピュータ装置と
    接続するための専用コネクタと、上記周辺機器および上
    記電源/通信インフラ手段とそれぞれ接続するための複
    数のコネクタとが設けられ、 上記小型コンピュータ装置は、上記コンピュータ用複合
    コネクタ装置に接続されたときのみ、使用可能な状態に
    おかれるようにされたことを特徴とするコンピュータシ
    ステム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、 所定の異なる場所毎に前記コンピュータ用複合コネクタ
    装置がそれぞれ設置され、前記小型コンピュータ装置の
    みをそれぞれの場所に持ち運んで、所望の場所の前記コ
    ンピュータ用複合コネクタ装置に接続して使用するよう
    にしたことを特徴とするコンピュータシステム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載において、 前記コンピュータ用複合コネクタ装置として、接続する
    前記周辺機器および前記電源/通信インフラ手段の種別
    に応じてそれぞれ異なる形態のコネクタをもつ、複数種
    類のコンピュータ用複合コネクタ装置が設置されること
    を特徴とするコンピュータシステム。
  4. 【請求項4】 請求項2または3記載において、 前記各コンピュータ用複合コネクタ装置には、それぞれ
    に固有のIDを設定するためのID設定手段が設けら
    れ、 前記小型コンピュータ装置は、上記ID設定手段で設定
    されたID情報と、該ID情報で特定される前記コンピ
    ュータ用複合コネクタ装置に接続された前記周辺機器お
    よび前記電源/通信インフラ手段の種別を示す機器/手
    段種別情報とを、関連付けて格納可能とされ、 前記コンピュータ用複合コネクタ装置に前記小型コンピ
    ュータ装置を接続した際に、前記小型コンピュータ装置
    が、上記ID設定手段からのID情報を取得して、当該
    コンピュータ用複合コネクタ装置に接続された前記周辺
    機器および前記電源/通信インフラ手段の種別を、自動
    的に認知するようにしたことを特徴とするコンピュータ
    システム。
  5. 【請求項5】 請求項2または3記載において、 前記各コンピュータ用複合コネクタ装置には、それぞれ
    に固有のIDを設定するためのID設定手段が設けら
    れ、 前記小型コンピュータ装置は、上記ID設定手段で設定
    されたID情報と、該ID情報で特定される前記コンピ
    ュータ用複合コネクタ装置に接続された前記周辺機器お
    よび前記電源/通信インフラ手段の種別を示す機器/手
    段種別情報とを、関連付けて格納可能とされ、 前記コンピュータ用複合コネクタ装置に前記小型コンピ
    ュータ装置を接続した際に、前記小型コンピュータ装置
    は、上記ID設定手段からID情報を取得すると共に、
    前記コンピュータ用複合コネクタ装置の前記した周辺機
    器用および電源/通信インフラ手段用の各コネクタにお
    ける結線の有無を確認して、当該コンピュータ用複合コ
    ネクタ装置に現在接続されている前記周辺機器および前
    記電源/通信インフラ手段の種別を、自動的に認知する
    ようにしたことを特徴とするコンピュータシステム。
  6. 【請求項6】 請求項4または5記載において、 前記コンピュータ用複合コネクタ装置に前記小型コンピ
    ュータ装置を接続したときに取得した前記ID情報によ
    って、前記小型コンピュータ装置は、前記ID情報と対
    応する前記機器/手段種別情報に基づいて、接続したコ
    ンピュータ用複合コネクタ装置に応じたメニュー選択画
    面を作成可能であるようにされたことを特徴とするコン
    ピュータシステム。
  7. 【請求項7】 請求項1記載において、 前記小型コンピュータ装置は、CPUや半導体メモリを
    搭載したマザーボードと、ハードディスクドライブと、
    着脱可能な記録メディアを用いる記録メディアドライブ
    と、前記コンピュータ用複合コネクタ装置を介して供給
    されるAC電源をDC電源に変換する電源ユニットと
    を、少なくとも内蔵したことを特徴とするコンピュータ
    システム。
  8. 【請求項8】 小型コンピュータ装置が着脱可能に接続
    されると共に、上記小型コンピュータ装置と接続するた
    めの周辺機器および少なくとも電源供給手段を含む電源
    /通信インフラ手段が接続可能なコンピュータ用複合コ
    ネクタ装置であって、 上記小型コンピュータ装置と接続するための専用コネク
    タを、情報信号授受用の接触子と、AC電源供給用の接
    触子とを、1つのコネクタソケット内に配設した構成に
    したことを特徴とするコンピュータ用複合コネクタ装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載において、 前記小型コンピュータ装置と接続するための前記専用コ
    ネクタを、前記コンピュータ用複合コネクタ装置の上面
    に設け、前記周辺機器および前記電源/通信インフラ手
    段を接続するための複数のコネクタを、前記コンピュー
    タ用複合コネクタ装置の側面に設けて、前記専用コネク
    タに接続された前記小型コンピュータ装置を、前記コン
    ピュータ用複合コネクタ装置の上部に担持するようにし
    たことを特徴とするコンピュータ用複合コネクタ装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載において、 前記ケーシングの上面に設けた前記専用コネクタを、1
    80°水平回転可能であるようにしたことを特徴とする
    コンピュータ用複合コネクタ装置。
  11. 【請求項11】 周辺機器および少なくとも電源供給手
    段を含む電源/通信インフラ手段が接続可能なコンピュ
    ータ用複合コネクタ装置に、着脱可能に接続される小型
    コンピュータ装置であって、 外部接続用のコネクタとして上記コンピュータ用複合コ
    ネクタ装置に接続するための専用コネクタのみをもち、
    この専用コネクタを、情報信号授受用の接触子と、AC
    電源受電用の接触子とを、1つのコネクタソケット内に
    配設した構成にしたことを特徴とする小型コンピュータ
    装置。
  12. 【請求項12】 請求項11記載において、 前記小型コンピュータ装置を薄型でかつ立型設置タイプ
    のものとし、前記専用コネクタを前記小型コンピュータ
    装置の下面に設けたことを特徴とする小型コンピュータ
    装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008257744A (ja) * 2001-01-18 2008-10-23 Hewlett Packard Co <Hp> モジュール交換型演算システムおよび信号媒介方法
JP2008547098A (ja) * 2005-06-20 2008-12-25 ベルキン・インターナショナル・インコーポレイテッド 複数規格接続ハブおよびその製造方法
JP2020087894A (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 シーシーエス株式会社 光照射器用電源装置及び光照射システム

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