JP3215137B2 - 遠隔会議用通信端末装置 - Google Patents

遠隔会議用通信端末装置

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JP3215137B2
JP3215137B2 JP01053192A JP1053192A JP3215137B2 JP 3215137 B2 JP3215137 B2 JP 3215137B2 JP 01053192 A JP01053192 A JP 01053192A JP 1053192 A JP1053192 A JP 1053192A JP 3215137 B2 JP3215137 B2 JP 3215137B2
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  • Facsimile Transmission Control (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は遠隔会議用通信端末装置
に関し、特に、テレライティングによる通信機能とドキ
ュメント操作を可能とするドキュメント操作用テレライ
ティング機能を有する遠隔会議用通信端末装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】テレライティング装置は、CCITT
(国際電信電話諮問委員会)勧告T.150に規定され
ており、通信回線を通じて遠隔値の端末と接続し、表示
器と手書き入力装置を用い、会話しながら双方の手書き
入力情報を伝達し、表示することにより会話を補助する
通信端末である。
【0003】従来のこの種のテレライティング装置とし
ては、例えば、このCCITT勧告T.150のテレラ
イティング機能を実装した島津製作所製の「ペンテレホ
ン(ファクシミリ機能つき手書き通信端末機TW10
1)」があり、この装置では、文字や図形から成る描画
情報を双方の液晶画面上に表示し、この液晶画面上に形
成された透明タブレットを専用ペンで手書き入力するこ
とにより、入力された描画情報がリアルタイムで双方の
液晶画面に表示されるようになっている。
【0004】また、テレライティング装置を利用する遠
隔会議システムでは、バルク型データとリアルタイム型
データの2つのタイプのデータを送・受信して操作する
必要がある。バルク型データの代表的なサービスは、ラ
スターイメージに基づくファクシミリデータであり、リ
アルタイム型データの代表的なサービスは、位置情報に
基づくテレライティングデータである。
【0005】遠隔会議におけるテレライティング装置
は、それ単独で使用する場合とラスターイメージの表示
と組み合わせて使用する場合があり、遠隔会議では、相
互の端末に同一ドキュメントを表示させ、それをリアル
タイム型データで操作しながら進行される。このときの
操作には、ドキュメント指定、手書き修正、拡大・縮
小、スクロール及び回転等が含まれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のペンテレホンにあっては、その表示中の画面
範囲だけでの手書き入力が可能であるだけであったた
め、会話している内容のメモが、複数ページにわたる場
合は、ローカルな処理としてプリンタに記録し、表示中
の画面を消去して次の手書き情報を書き込まなければな
らなかった。
【0007】このため、スムーズな会話環境を中断し、
また前の描画情報を再度表示して利用できないという不
具合があった。また、複数画面にわたるメモをファイル
として蓄積する機能もない。また、CCITT勧告T.
150に基づくテレライティング装置では、手書き情報
を送・受信するだけで、ドキュメントを送・受信、およ
び表示・操作する能力は規定されていないため、遠隔会
議システムに利用する際の妨げとなる。
【0008】しかし、T.150勧告に基づくテレライ
ティング機能では、単独で使用するのが本来の使い方と
されており、会議のメモ代わりとして使用することが可
能であるが、単独のテレライティングモードとドキュメ
ントを送・受信するモードを相互に移動する際には、そ
れぞれのモードで表示中のファイルを一旦蓄積終了させ
てから他のモードを再起動して新たにファイルを呼び出
す手間が必要であり、スムーズな会議進行の妨げになる
という問題があった。
【0009】そこで本発明は、単独テレライティングモ
ードとドキュメント操作用テレライティングモードを相
互に遷移可能とし、ドキュメント操作用テレライティン
グモードに際しては、ドキュメント情報の表示範囲に基
づく論理座標系による論理座標データを送信するととも
に、この論理座標データを画面表示サイズに基づく論理
座標データに変換して表示して遠隔会議の進行をスムー
ズに行わせる遠隔会議用通信端末装置を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
テレライティング情報やドキュメント情報を表示すると
ともに、これらの情報の制御を行なう制御情報を入力す
ライティングパッドと、公衆回線網を介して、前記テ
レライティング情報や前記ドキュメント情報および前記
制御情報を相手先遠隔会議用通信端末装置との間で交信
する通信制御部と、前記テレライティング情報および前
記制御情報を前記通信制御部により交信して相手先に同
一の画情報を表示する単独テレライティングモードと、
前記テレライティング情報と前記ドキュメント情報およ
び前記制御情報前記通信制御部により交信して相手先
に同一の各種画情報とドキュメント情報を表示するドキ
ュメント操作用テレライティングモードを択一的に選択
するモード選択手段と、選択されたモード情報と前記制
御情報を所定の通信制御信号に付加する情報付加手段
備え、前記単独テレライティングモードが選択された
ときは、表示画面サイズに基づく論理座標系を使用し、
該論理座標系に基づく論理座標データを相手先遠隔会議
用通信端末装置との間でリアルタイムに交信する際に送
信し、 前記ドキュメント操作用テレライティングモード
が選択されたときは、ドキュメント情報の表示範囲に基
づく論理座標系を使用し、該論理座標系に基づく論理座
標データを相手先遠隔会議用通信端末装置との間でリア
ルタイムに交信する際に送信することを特徴とし、請求
項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記
ドキュメント操作用テレライティングモードにおいて操
作および交信中のドキュメント情報をライティングパッ
ドの画面に表示する際には、ドキュメント情報の表示範
囲に基づく論理座標データを表示画面サイズに基づく論
理座標データに変換する座標変換手段を設けたことを特
徴としている。
【0011】
【0012】
【0013】
【作用】 請求項記載の発明では、公衆回線網を介し
て、前記テレライティング情報や前記ドキュメント情報
および前記制御情報を相手先遠隔会議用通信端末装置と
の間で交信する通信制御部と、前記テレライティング情
報および前記制御情報を前記通信制御部により交信して
相手先に同一の画情報を表示する単独テレライティング
モードと、前記テレライティング情報と前記ドキュメン
ト情報および前記制御情報前記通信制御部により交信
して相手先に同一の各種画情報とドキュメント情報を表
示するドキュメント操作用テレライティングモードを択
一的に選択するモード選択手段と、選択されたモード情
報と前記制御情報を所定の通信制御信号に付加する情報
付加手段とを備え、前記単独テレライティングモード
選択されたときは、表示画面サイズに基づく論理座標系
使用し、該論理座標系に基づく論理座標データを相手
先遠隔会議用通信端末装置との間でリアルタイムに交信
する際に送信し、前記ドキュメント操作用テレライティ
ングモードが選択されたときは、ドキュメント情報の表
示範囲に基づく論理座標系を使用し、該論理座標系に基
づく論理座標データを相手先遠隔会議用通信端末装置と
の間でリアルタイムに交信する際に送信される。
【0014】したがって、ドキュメント操作用テレライ
ティングモードにおいてドキュメント情報の指示操作内
容を相手先遠隔会議用通信端末装置に送信することがで
き、遠隔会議用通信端末装置の利用性及び操作性を一層
向上させることができるとともに、遠隔会議を円滑に進
行することができる。請求項記載の発明では、上記請
求項記載の発明において、ドキュメント操作用テレラ
イティングモードにおいて操作および交信中のドキュメ
ント情報をライティングパッドの画面に表示する際に
は、ドキュメント情報の表示範囲に基づく論理座標デー
タを表示画面サイズに基づく論理座標データに変換して
表示される。
【0015】したがって、ドキュメント操作用テレライ
ティングモードにおけるドキュメント情報の遠隔操作を
容易に行うことができ、遠隔会議用通信端末装置の利用
性及び操作性をより一層向上させることができるととも
に、遠隔会議をより円滑に進行することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
図1〜図5は、本発明の遠隔会議用通信端末を適用した
テレライティング装置の一実施例を示す図である。図1
は、テレライティング装置1のブロック図であり、テレ
ライティング装置1は、CPU2、INTC3、DMA
C4、RAM5、ROM6、HDC7、FDC8、PR
N部9、GC部10、VRAM11、CG部12、VRAM−
TC13、DISP−TC14、表示器15、ISDN i/
f16、LAPD部17、MPX/DMPX部18、Audi
o部19、RS232C20、21、DCR部22、LAPB部
23、24及びSCN部25等から構成されており、各部はバ
ス26により接続されている。
【0017】CPU(Central Processing Unit)2は、
ROM6内に格納されているプログラムに従って各部を
制御してテレライティング装置1としてのシーケンスを
実行し、特に、CPU2は、相手先テレライティング装
置との間で交信する際に、後述するテレライティングモ
ードとドキュメントモードの各モード処理及びモード相
互間の遷移を制御する。
【0018】INTC3は、実行プログラムと非同期で
発生する事象をCPU2に知らせるための割り込み制御
処理を実行する。DMAC部4は、単なるデータの転送
からCPU2を解放し、それを高速に実行することで、
CPU2をプログラムの実行に専念させ、システム全体
の処理の高速化を実現するDMA(Direct Memory Acce
ss)制御を行う。
【0019】RAM(Random Access Memory)5は、C
PU2がデータ及びプログラムの格納のために使用す
る。ROM(Read Only Memory)6は、プログラムおよ
び固定データの格納のために使用する。HDC7は、図
外のハードディスク(以下、HDという)の制御を行っ
て、後述するテレライティング画像情報の蓄積を制御す
る。
【0020】FDC8は、図外のフロッピディスク(以
下、FDという)の制御を行う。PRN9は、図外のプ
リンタの制御のためのインタフェースである。GC部10
は、グラフィック制御をVRAMを対象に高速に実行
し、且つ表示のためのタイミングを提供する。GC部10
では、後述する本発明のドキュメント操作用テレライテ
ィングモードにおいてライティングパッドの画面上で指
示操作されるドキュメント情報を表示するに際してVR
AM11に格納するドキュメント情報に付加する論理座標
データの論理座標系の変換処理を行う座標変換手段とし
ての機能を有する。
【0021】VRAM(Video Random Accesss Memory
)11は、表示器15に表示するための遠隔会議用の文書
情報、描画情報、図表情報等の各種画情報やドキュメン
ト情報を格納し、CPU2とGC部11からアクセスされ
る。VRAM11は、シリアル入出力ポートを持ち、高速
な表示のためのビデオデータ出力を可能にする。CG部
12は、GC部10からアクセスされ、表示器15に文字を表
示するデータを格納している。
【0022】VRAM−TC13は、CPU2、GC部1
1、DISP−TC14間でVRAM11のアクセスおよび
リフレッシュを制御する。DISP−TC14は、表示タ
イミング信号を発生する。VRAM11のシリアル出力を
GC部10が発生する表示タイミング信号に従って表示器
15が必要とする信号を発生し、表示器15に表示データを
転送する。
【0023】表示器15は、CRTやLCDなどが考えら
れる。表示器15により制御と表示データの形式が異なる
ので使用する表示器15でDISP−TC14が異なる。ま
た、表示器15は、図外のライティングパッドと一体的に
形成される。また、表示器15の画面には、図2に示すよ
うに、画面上にドキュメント(以下、DOCという)モ
ード(ドキュメント操作用テレライティングモード)と
テレライティング(以下、TWという)モード(単独テ
レライティングモード)を選択する機能選択画面(モー
ド選択手段)と遠隔会議用の文書情報、描画情報、図表
情報等の各種画情報やドキュメント情報を複数の画面に
表示する表示画面が形成されている。
【0024】ISDN i/f16は、図外のISDN網
と物理的に接続するインタフェースを提供する。LAP
D(Link Access Procedureon the Dchannel)部17は、
ISDNのDchレイヤ2を処理するLSI(Large Sc
ale Integrated Circuit)により構成される。
【0025】MPX/DMPX部18は、この端末で使用
する、音声(Audio)、データ(2個のLAP
B)、データ3(例えば、動画データ等)の信号をIS
DNの基本インタフェース(BRI)上に多重化及びそ
れを分離する。Audio部19は、音声をアナログ/デ
ジタル、およびデジタル/アナログに変換する音声処理
デバイスから構成される。
【0026】RS232C20、21は、シリアルデータを
外部とやり取りし、本実施例では、2本分用意されてお
り、RS232C20には、本発明を実現するための図外
のライティングパッドからテレライティング用の手書き
入力データが入力され、他方のRS232C21からは、
データ3と対になり、外部のユニットを制御するための
信号が提供される。
【0027】DCR部22は、符号化方式としてMMR方
式により後述するテレライティング情報及びドキュメン
ト情報をラスターデータとして圧縮(符号化)を行うと
ともに、符号化されたラスターデータの伸張(復号化)
を行う。LAPB(Link Access Protocol-Balanced)部
23、24は、ISDN Bchレイヤ2を処理するLSI
により構成され、テレライティング情報及びドキュメン
ト情報の交信処理が実行される。LAPB部23、24で
は、テレライティング情報及びドキュメント情報を送信
する際に、各モード情報とライティングパッドの各画面
における指示操作内容を示す指示情報が所定の通信制御
信号に付加されて送信され、LAPB部23、24は、通信
制御部及び情報付加手段としての機能を有する。
【0028】SCN部25は、図外のスキャナの制御のた
めのインタフェースである。次に、作用を説明する。本
実施例では、遠隔会議用通信端末装置としてのテレライ
ティング装置1が、同様の相手先テレライティング装置
との間で上記単独テレライティングモードとドキュメン
ト操作用テレライティングモードの各モードを遷移して
リアルタイムに各種画情報及びドキュメント情報を操作
可能とするところにその特徴がある。
【0029】まず、原稿の読み込みから送信における処
理について説明する。ライティングパッドから「原稿読
み込み」が選択されると、SCN部25を介して図外のス
キャナにコマンドが送られて、読み込んだ画像データが
このテレライティング装置1に転送される。この画像デ
ータは、DCR部22により圧縮されて、どちらかのLA
PB部23、24によりG4ファクシミリの手順でISDN
i/f16を介してISDNに送出され、相手先テレラ
イティング装置あるいはファクシミリ装置に送信され
る。
【0030】このISDNからの受信に際しては、上記
のようにLAPD部17によりG4ファクシミリ通信の受
信手順が起動され受信される。受信された画像データ
は、HDC7を通じて図外のHDに保存される。会議の
起動と進行においては、ライティングパッドから「会議
の起動」の情報が入力されると、CPU2により会議の
アプリケーションプログラムが実行され、音声及びデー
タのチャネルが接続される。この接続された情報は、M
PX/DMPX部18で多重化され、相手先からの多重デ
ータは、MPX/DMPX部18で分離される。
【0031】多重データとしては、上記バルクデータ、
リアルタイムデータ及び外部拡張のためのデータ3があ
る。データ3として考慮されるのは、例えば、動画デー
タや音声(Audio)がある。このため、MPX/D
MPX部は、4つのデータを多重・分離する。したがっ
て、音声、データ(外部ユニットがあれば、動画)の3
つの範疇のデータがISDN上で多重化して送受信され
る。多重化データとして、バルク、リアルタイムの2種
類のデータがあるため、LAPB部23、24が2回路用意
されている。
【0032】会議の主な機能として、図3に示すように
ドキュメント操作(DOC)とテレライティング(T
W)の2つがある。DOCを選択して、特定のファイル
を指定しドキュメントをHDから読み出して表示器15に
表示すると、この表示内容が相手先テレライティング装
置にも伝えられ、同じ画面が表示される。TWを選択す
ると何も表示していない画面が表示される。この情報
は、同様に相手先テレライティング装置にも伝えられ、
同様の状態になる。この状態で、音声とTWを使いなが
ら会議が進行される。
【0033】ドキュメントを使用して相手に説明する場
合は、上記図2に示したDOCモードを選択し、上記の
如く特定のドキュメントを選択して表示させる。この表
示されたドキュメントに基づいてDOCモードの中のテ
レライティング機能を使用し会議が進行される。図3に
示すモード遷移図では、TWモード及びDOCモードの
主な機能を示しており、「トレース」は、手書き情報を
表示器に線として表示し、「イレース」は、表示の消
去、「マーカ」は、特定の位置を示し、ドキュメント表
示に特有の機能としては、「拡大・縮小」、「スクロー
ル」、「回転」である。
【0034】例えば、縮小により、図4に示すようにペ
ージ全体を表示する。拡大は、図6の様に表示範囲を2
点(X1、Y1)(X2、Y2)で指定する。これも相
手に伝えられ同様の表示がなされる。図3は、本発明の
単独テレライティングモードとドキュメント操作用テレ
ライティングモードの遷移の仕方を示している。入力待
ちでは、ライティングパッドからの入力待ちの状態であ
る。入力待ち(TW)で入力があるとそれは(ステップ
P1)、「DOC機能」の選択かどうかをチェックし、
そうでなければ、TWの処理を実行し(ステップP
2)、また入力待ちの状態になる(ステップP1)。こ
の繰り返しでTWの処理がなされる。この処理は相手先
テレライティング装置にも伝えられ同様の画面表示が維
持される。「DOC機能」が選択されると(ステップP
3)、現在使用中のドキュメントを表示し(ステップP
4)、「DOC機能」の入力待ちになる(ステップP
3)。ここでは、同様にライティングパッドから入力が
あると「TW機能」の選択か否かをチェックし(ステッ
プP1)、そうでなければDOCの処理をする(ステッ
プP4)。「TW機能」が選択されると、前のTWの画
面に戻り、同様にテレライティングの処理を続ける(ス
テップP1、P2)。
【0035】このようにして会議中、TWとDOCの間
を状態遷移しながら会議が進行される。次いで、この会
議進行中における表示の同期処理について説明する。テ
レライティング機能に関しては、上記のようにCCIT
T勧告T.150に記載され、画面に対して3種類の解
像度が設定されている。512、1024、2048画
素/ラインである。この座標値が、符号化されて機能と
供に相手側に伝えられる。
【0036】テレライティング装置1として必要な機能
は、この論理座標を物理的な表示メモリのアドレスに変
換して描画を行うことである。それ故、論理座標(x,
y)を相手に伝えれば、それ以後の表示は、どちらの側
にとってもローカルな処理問題となる。しかし、このC
CITT勧告T.150には、ドキュメントの扱いにた
いする規定がないため、テレライティング装置1にドキ
ュメントを表示させるのためには別な問題が発生する。
一般には、スキャナで読み込んだラスターイメージの画
素数は、表示装置のそれよりはかなり大きい。このた
め、図3のDOCモード処理に対しては、TWモードに
対し、拡大・縮小、スクロール、回転の機能を追加して
表示範囲を拡大している。
【0037】具体的には、ドキュメントデータを表示の
ためには、2つの座標を必要とする。現在表示中のドキ
ュメントデータの範囲を示す座標と現在処理中のドキュ
メントの位置座標である。これらの座標の関係を示した
のが、図4である。ドキュメントの原点は、CCITT
勧告では参照点(原点)と呼ばれており、ページの左上
に定義され、座標は、BMU(Basic Measurment Unit)
を単位として参照点から定義される。図4に示すよう
に、ドキュメント座標に基づいて表示範囲(図4の座標
(X1,Y1)(X2,Y2))が指定され、処理位置
(図4の座標(X,Y))が伝送される。
【0038】このドキュメント座標(X,Y)は、画面
の表示座標に基づく論理座標(x,y)に変換され、そ
れがメモリ、すなわち、本実施例ではVRAM11の物理
アドレスに変換される。このように、DOCモードで
は、画面の表示座標(GU(G-rid Unit)値)が送・受
信されるのではなく、ドキュメント座標が、BMUを単
位として送受信される。拡大で指定されたページの表示
位置に基づいて画面の論理座標に変換され、メモリの物
理アドレスに変換される。BMU値の座標を、送信また
は、受信した後はテレライティング装置1内におけるロ
ーカルな処理の問題であるため説明は省略する。
【0039】以上のように、テレライティング装置1で
は、単独テレライティング機能とドキュメントを操作す
るドキュメント操作用テレライティング機能の両方を持
ち、ライティングパッドから入力されるモード選択情報
に基づき、最初に他方の機能が選択されたかどうかをチ
ェックし、選択されていれば、他方の機能へ移動し、選
択されていなければ現在の機能を実行することにより、
テレライティングだけでなく、ドキュメント操作機能を
持った遠隔会議用通信端末装置としてのテレライティン
グ装置1を実現することができる。
【0040】また、ドキュメントの論理座標としてBM
Uを単位とする座標を用いて送・受信るとともに、それ
を表示画面の論理座標に変換してローカル処理により表
示させることによりドキュメント情報の遠隔操作も可能
とする遠隔会議用通信端末装置としてのテレライティン
グ装置1を実現することができる。したがって、テレラ
イティング装置1を利用して2地点間あるいは多地点間
での遠隔会議を実行することにより、会議進行中に単独
テレライティングモードとドキュメント操作用テレライ
ティングモードを相互に状態遷移して任意の会議用の文
書情報、描画情報、図表情報等の各種画情報やドキュメ
ント情報を画面に表示して説明することができ、スムー
ズに会議を進行することができる。
【0041】
【0042】
【発明の効果】 請求項記載の発明によれば、ISDN
等の公衆回線網を介して2地点間あるいは多地点間で接
続され、ライティングパッドの画面に表示される遠隔会
議用の各種画情報、ドキュメント情報および各画面にお
いて指示操作される座標情報や各種制御情報を該公衆回
線網を介して2地点間あるいは多地点間の相手先遠隔会
議用通信端末装置との間でリアルタイムに交信し、ライ
ティングパッドの画面における指示操作内容および各種
画情報を相手先遠隔会議用通信端末装置との間でリアル
タイムに交信して相手先に同一の各種画情報を表示する
単独テレライティングモードと、ライティングパッドに
おける指示操作内容および各種画情報、ドキュメント情
報を相手先遠隔会議用通信端末装置との間でリアルタイ
ムに交信して相手先に同一の各種画情報とドキュメント
情報を表示するドキュメント操作用テレライティングモ
ードを択一的に選択し、選択される各モードで各種画情
報およびドキュメント情報を送信する際には、そのモー
ド情報と各種画情報およびドキュメント情報の指示操作
内容を示す指示情報を所定の通信制御信号に付加し、
独テレライティングモードによりライティングパッドの
画面に表示する各種画情報を表示あるいは書き換えやス
クロール等を行うときは、表示画面サイズに基づく論理
座標系を使用し、該論理座標系に基づく論理座標データ
が相手先遠隔会議用通信端末装置との間でリアルタイム
に交信する際に送信し、ドキュメント操作用テレライテ
ィングモードによりライティングパッドの画面に表示す
るドキュメント情報の書き換えやスクロール等を行うと
きは、ドキュメント情報の表示範囲に基づく論理座標系
を使用し、該論理座標系に基づく論理座標データが相手
先遠隔会議用通信端末装置との間でリアルタイムに交信
する際に送信しているので、ドキュメント操作用テレラ
イティングモードにおいてドキュメント情報の指示操作
内容を相手先遠隔会議用通信端末装置に送信することが
でき、遠隔会議用通信端末装置の利用性及び操作性を一
層向上させることができるとともに、遠隔会議を円滑に
進行することができる。
【0043】請求項記載の発明によれば、請求項
載の発明において、ドキュメント操作用テレライティン
グモードにおいて操作および交信中のドキュメント情報
をライティングパッドの画面に表示する際には、ドキュ
メント情報の表示範囲に基づく論理座標データを表示画
面サイズに基づく論理座標データに変換して表示してい
るので、ドキュメント操作用テレライティングモードに
おけるドキュメント情報の遠隔操作を容易に行うことが
でき、遠隔会議用通信端末装置の利用性及び操作性をよ
り一層向上させることができるとともに、遠隔会議をよ
り円滑に進行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による遠隔会議用通信端末装置を適用し
たテレライティング装置のブロック構成図。
【図2】図1の表示器に表示される画面構成を示す図。
【図3】本発明による遠隔会議用通信端末装置を適用し
たテレライティング装置における処理モードの遷移状態
を示す図。
【図4】図1の表示器に表示されるドキュメント情報の
画面構成を示す図。
【図5】図1の表示器に表示されるドキュメント情報の
指示座標を示す図。
【符号の説明】
1 テレライティング装置 2 CPU 3 INTEC 4 DMAC 5 RAM 6 ROM 7 HDC 8 FDC 9 PRN部 10 GC部 11 VRAM 12 CG部 13 VRAM−TC 14 DISP−TC 15 表示器 16 ISDN i/f 17 LAPD部 18 MPX/DMPX部 19 Audio部 20、21 RS232C 22 DCR部 23、24 LAPB部 25 SCN部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 7/15 H04L 11/18 (56)参考文献 特開 平2−192381(JP,A) 特開 昭60−9263(JP,A) 特開 平3−244265(JP,A) 特開 昭62−171262(JP,A) 特開 昭59−267(JP,A) 特開 平2−186783(JP,A) 特開 平5−56425(JP,A) 実開 昭63−40056(JP,U) 実開 昭63−40057(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テレライティング情報やドキュメント情報
    を表示するとともに、これらの情報の制御を行なう制御
    情報を入力するライティングパッドと、 公衆回線網を介して、前記テレライティング情報や前記
    ドキュメント情報および前記制御情報を相手先遠隔会議
    用通信端末装置との間で交信する通信制御部と、前記テレライティング情報および前記制御情報を前記通
    信制御部により交信して 相手先に同一の画情報を表示す
    る単独テレライティングモードと、前記テレライティン
    グ情報と前記ドキュメント情報および前記制御情報
    記通信制御部により交信して相手先に同一の各種画情報
    とドキュメント情報を表示するドキュメント操作用テレ
    ライティングモードを択一的に選択するモード選択手段
    と、選択された モード情報と前記制御情報を所定の通信制御
    信号に付加する情報付加手段とを備え、前記単独テレライティングモードが選択されたときは、
    表示画面サイズに基づく論理座標系を使用し、該論理座
    標系に基づく論理座標データを相手先遠隔会議用通信端
    末装置との間でリアルタイムに交信する際に送信し、 前記ドキュメント操作用テレライティングモードが選択
    されたときは、ドキュメント情報の表示範囲に基づく論
    理座標系を使用し、該論理座標系に基づく論理座標デー
    タを相手先遠隔会議用通信端末装置との間でリアルタイ
    ムに交信する際に送信する ことを特徴とする遠隔会議用
    通信端末装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の発明において、 前記ドキュメント操作用テレライティングモードにおい
    て操作および交信中のドキュメント情報をライティング
    パッドの画面に表示する際には、ドキュメント情報の表
    示範囲に基づく論理座標データを表示画面サイズに基づ
    く論理座標データに変換する座標変換手段を設けたこと
    を特徴とする遠隔会議用通信端末装置。
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