JPH0630139A - 遠隔会議端末装置 - Google Patents

遠隔会議端末装置

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JPH0630139A
JPH0630139A JP18502592A JP18502592A JPH0630139A JP H0630139 A JPH0630139 A JP H0630139A JP 18502592 A JP18502592 A JP 18502592A JP 18502592 A JP18502592 A JP 18502592A JP H0630139 A JPH0630139 A JP H0630139A
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JP18502592A
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Naoki Tsunoda
直規 角田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、遠隔会議端末装置に関し、テレライ
ティングサービスの実行中以外であっても、会議資料を
他の遠隔会議端末に送信することが可能であって、スム
ースな会議運営が行えることを目的とする。 【構成】送信側の遠隔会議端末装置から会議前に大量の
会議資料を受信側の遠隔会議端末装置に送信する場合
は、予め会議資料の画情報だけを受信側の遠隔会議端末
装置に送信する。そして、送信側と受信側の遠隔会議端
末装置がテレライティングサービス実行中になったら、
ライティングパット9やキーボード22などから送受信
済の画情報の座標をページ単位で指定して、その座標情
報を送信する。このように別々に送信される画情報と座
標情報とは、互いに対応関係を保持するために、共通の
会議資料番号で管理されるよう構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は遠隔会議端末装置に関
し、特に送信側の遠隔会議端末からデジタル公衆網を介
して受信側の遠隔会議端末に会議資料などを送信する遠
隔会議端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の遠隔会議端末装置では、遠隔地間
で会議を行うため、通信回線等によって接続された遠隔
会議端末装置を使い、会議中の音声や会議相手の容姿、
あるいは会議資料等を音声・画像データとして送受信
し、これをスピーカやディスプレイあるいはプリンタな
どにより出力することにより、遠隔地間で会議を行って
いた。
【0003】このような、従来の遠隔会議端末装置にお
いて、送信側の遠隔会議端末から受信側の遠隔会議端末
へ会議資料を送信する場合は、会議資料の画情報とその
画情報を表示座標空間上のどの位置に配置するかを指定
する座標情報とをそれぞれ送信する必要があった。この
ため、従来はテレライティングサービスの実行中の時の
み、送信側のオペレータが送信画情報に対して座標情報
を指定しながら送信することが可能であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の遠隔会議端末装置にあっては、会議資料が大
量にある場合は、会議中のテレライティングサービス実
行中に会議資料を送信しようとすると、通信回線がビジ
ーとなってスムースな会議運営ができなくなる恐れがあ
り、会議開催前に会議資料を各遠隔会議端末装置へ予め
送信することが要請されている。
【0005】ところが、従来の遠隔会議端末装置は、上
記したようにテレライティングサービス実行中の場合の
み会議資料の画情報に対して座標情報を指定して送信す
ることが可能であって、会議に先立って大量の会議資料
を予め送信することはできなかった。本発明は、上記従
来の課題に鑑みてなされたものであり、必ずしもテレラ
イティングサービスの実行中でなくても、会議資料を他
の遠隔会議端末に送信することが可能であって、スムー
スな会議運営が行える遠隔会議端末装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
送信側の遠隔会議端末からデジタル公衆網を介して受信
側の遠隔会議端末に会議資料を送信する際に、相互に座
標空間を持ちながらテレライティングサービスを行う遠
隔会議端末装置において、前記送信側の遠隔会議端末が
テレライティングサービス実行中以外に、前記会議資料
の画情報のみを受信側の遠隔会議端末に送信する画情報
送信手段と、前記送信側と受信側の遠隔会議端末間でテ
レライティングサービス実行中に、タッチパネルやキー
ボードなどの入力装置によって、既に送受信済みの会議
資料の座標をページ単位で指定するページ単位座標情報
指定手段と、該指定した会議資料の座標情報をテレライ
ティングサービス実行中に、相手方の遠隔会議端末に送
信する指定座標情報送信手段と、会議資料を相互にやり
とりする遠隔会議端末間で別々に送受信される会議資料
の画情報とこれに対応する座標情報とに共通の会議資料
番号を付加する共通資料番号付加手段と、を備えたこと
を特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、送信側の遠隔会議
端末からデジタル公衆網を介して受信側の遠隔会議端末
に会議資料を送信する際に、相互に座標空間を持ちなが
らテレライティングサービスを行う遠隔会議端末装置に
おいて、前記送信側の遠隔会議端末がテレライティング
サービス実行中以外に、前記会議資料の画情報のみを受
信側の遠隔会議端末に送信する画情報送信手段と、前記
送信側と受信側の遠隔会議端末間でテレライティングサ
ービス実行中に、タッチパネルやキーボードなどの入力
装置によって、既に送受信済みの会議資料の座標をファ
イル単位で指定するファイル単位座標情報指定手段と、
該送受信済みの会議資料の座標がファイル単位で指定さ
れた場合は、会議資料をある適当な間隔で自動的に配置
する座標情報を生成する座標情報自動生成手段と、該自
動的に生成された座標情報をテレライティングサービス
実行中に、相手方の遠隔会議端末に送信する自動生成座
標情報送信手段と、を備えたことを特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、送信側の遠隔会議
端末からデジタル公衆網を介して受信側の遠隔会議端末
に会議資料を送信する際に、相互に座標空間を持ちなが
らテレライティングサービスを行う遠隔会議端末装置に
おいて、前記送信側の遠隔会議端末の会議資料読取部や
会議資料記憶部から読み込まれた会議資料の座標情報
を、タッチパネルやキーボードなどの入力装置によって
ページ単位で指定し、該会議資料記憶部に格納する画情
報・座標情報格納手段と、前記送信側の遠隔会議端末が
テレライティングサービス実行中以外に、ページ単位で
座標を指定した会議資料の座標情報と画情報とを一緒に
受信側の遠隔会議端末に対して送信する画情報・指定座
標情報送信手段と、を備えたことを特徴とする。
【0009】請求項4記載の発明は、送信側の遠隔会議
端末からデジタル公衆網を介して受信側の遠隔会議端末
に会議資料を送信する際に、相互に座標空間を持ちなが
らテレライティングサービスを行う遠隔会議端末装置に
おいて、前記送信側の遠隔会議端末の会議資料読取部や
会議資料記憶部から読み込まれた会議資料をある適当な
間隔で自動的に配置した座標情報を生成し、該会議資料
記憶部に格納する画情報・自動生成座標情報格納手段
と、前記送信側の遠隔会議端末がテレライティングサー
ビス実行中以外に、該自動的に配置された座標情報と画
情報とを一緒に受信側の遠隔会議端末に対して送信する
画情報・自動生成座標情報送信手段と、を備えたことを
特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明では、会議開催前に予め会
議資料の画情報のみを送信しておき、会議開催中のテレ
ライティングサービス実行中に送信側と受信側の遠隔会
議端末との間でタッチパネルやキーボードなどの入力装
置を使って、既に送受信済みの会議資料に関する座標情
報をページ単位で指定して相手方に送信するようにした
ものである。そして、本発明では、会議資料の画情報と
座標情報とを別々に送信するため、相互の情報を関連付
ける必要から、共通の会議資料番号をそれぞれの情報に
付加している。このように、座標情報を受け取った遠隔
会議端末は、座標情報に付加されている会議資料番号か
ら画情報を検索し、指定された座標情報に基づく座標に
配置するようにする。従って、本発明の遠隔会議端末装
置は、会議資料の画情報を前もって送信し、会議中にお
けるテレライティングサービス実行中には、予め送信し
ておいた画情報に対する座標情報だけをページ単位でリ
アルタイムに指定すればよいため、テレライティングサ
ービス実行中でなくても、大量の会議資料の画情報を予
め送信することが可能となる。
【0011】また、請求項2記載の発明では、会議開催
前に予め会議資料の画情報のみを送信しておき、会議開
催中のテレライティングサービス実行中に送信側と受信
側の遠隔会議端末との間でタッチパネルやキーボードな
どの入力装置を使って、既に送受信済みの会議資料に関
する座標情報をファイル単位で指定した場合は、指定を
行った遠隔会議端末で会議資料をある適当な間隔で自動
的に配置した座標情報を生成し、この自動的に配置され
た座標情報を相手方の遠隔会議端末に送信する。このよ
うに処理することにより、送信側の遠隔会議端末は、テ
レライティングサービスの実行中でなくても大量の会議
資料を相手方に送信することができると共に、テレライ
ティングサービス実行中に行っていたページ単位の座標
の指定を簡単に行うことができる。
【0012】また、請求項3記載の発明では、送信側の
遠隔会議端末の会議資料読取部(スキャナ)や会議資料
記憶部(ハードディスク)から出力される会議資料をタ
ッチパネルやキーボードなどの入力装置によって座標情
報をページ単位で指定し、これをハードディスクに格納
する。そして、送信側の遠隔会議端末は、テレライティ
ングサービス実行中以外に、予めページ単位で座標を指
定してハードディスクに格納しておいた会議資料の画情
報と座標情報とを一緒に受信側の遠隔会議端末に送信す
る。このため、送信側の遠隔会議端末は、テレライティ
ングサービス実行前であっても、大量の会議資料を予め
相手方の遠隔会議端末に送信することが可能である。
【0013】また、請求項4記載の発明では、送信側の
遠隔会議端末の会議資料読取部(スキャナ)や会議資料
記憶部(ハードディスク)から出力される会議資料をあ
る適当な間隔で自動的に配置した座標情報を生成してハ
ードディスクに格納する。そして、送信側の遠隔会議端
末は、テレライティングサービス実行中以外に、上記し
た会議資料の画情報とこれを自動的に配置した座標情報
とを一緒に受信側の遠隔会議端末に送信する。このた
め、送信側の遠隔会議端末は、テレライティングサービ
ス実行前であっても、大量の会議資料を予め相手方の遠
隔会議端末に送信することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明を図面を用いて説明する。ま
ず、構成を説明する。図1は本発明の一実施例に係る遠
隔会議端末装置の構成を示すブロック図である。図にお
いて、1はISDNなどのデジタル公衆網を介して他の
遠隔会議端末装置と接続されて遠隔会議システムを構成
する遠隔会議端末装置、2は受信原稿やガイダンス情報
等をLCDなどのディスプレイ上に表示する表示部、3
は表示部2に文字やグラフィックを表示するためのメモ
リとしてのVRAM、4は文字やグラフィックなどの画
像データを制御するグラフィックコントローラ、5は遠
隔会議端末装置1のシステム全体を制御するCPU、6
は主記憶装置であるメモリ部やハードディスクに対して
直接データの入出力制御を行うDMAコントローラ、7
は割り込み制御を行う割り込みコントローラ、8はCP
U5の制御動作を決定するファームウェアが格納された
ROM( Read Only Memory )やCPU5が制御を行う
ために必要なワークエリアや一時的な記憶エリアが形成
されたRAM ( Random Access Memory ) などからなる
メモリ部、9はタッチペンなどで手書き入力を行うライ
ティングパット、10はライティングパット9のシリアル
インターフェース、11はISDNのDチャネル用リンク
・アクセス手順を行うLAPD( Link Access Procedu
re on the D-channel )、12,13は平衡型リンク・アク
セス手順を行うLAPB( Link Access Procedure-Bal
anced )、14は音声,データ,ファクシミリ,画像など
の各種通信メディアを単一の高速デジタル回線を用いて
伝達するために情報を多重化して送信したり、多重化さ
れた受信情報を分離するメディア多重化部、15はISD
N(サービス総合デジタル網)との接続を行うISDN
インターフェース、16はデジタル公衆網(例えばISD
N回線)、17は受信された動画データを動画用のディス
プレイに出力する動画インターフェース、18は会議音声
等を出力するスピーカ、19は会議音声等を入力するマイ
ク、20は受信された会議資料などの原稿データを格納す
るハードディスク(以下、HDともいう)、21はHD20
との接続を行う小型コンピュータ・システム用インター
フェースのSCSI( Small Computer System Interfa
ce )、22はファイルのタイトルなどをキー入力により指
定するキーボード、23はキーボード22を接続するシリア
ルインターフェース、24は原稿を読み取って画像データ
に変換するスキャナ、25はスキャナ24を接続するSCS
I、26は受信された画像データ等を印字出力するプリン
タ、27はプリンタ26を接続するシリアルインターフェー
ス、28は送信する画像データを符号化により圧縮した
り、圧縮された受信データを復号化して伸長する圧縮伸
長部、29は上記各部間を接続してデータのやりとりを行
うシステムバスである。
【0015】図1に示す遠隔会議端末装置1は、図2に
示すように、デジタル公衆網(ISDN:Integrated S
ervices Digital Network)31を介してそれぞれ接続さ
れており、ここでは、会議資料を送信する側の遠隔会議
端末装置30と、これを受信する側の遠隔会議端末装置
32−1〜32−nとで構成されている。そして、上記
各遠隔会議端末装置には、図3に示すような共通の座標
空間を持っており、この座標空間の任意の場所に会議資
料を配置するように、テレライティングサービスが実行
される。
【0016】図4は会議資料の座標情報と画情報とを同
時に相手方に送信する場合の会議資料データのフレーム
構成図である。図4において、33は対応する画情報を
座標空間のどの位置に配置するかを指定する座標情報
部、34は座標情報部33で指定する位置に配置される
会議資料が入った画情報部である。図5は会議資料の座
標情報と画情報とを別々に相手方に送信する場合の会議
資料データのフレーム構造を示す図であり、(a)は比
較例、(b)は本実施例である。図5において、33お
よび34は上記図4での符号と同一であるが、33aお
よび34aは、座標情報部33とこれに対応する画情報
部34とを別々に送信する際に、互いに対応をとるため
に付加された共通の会議資料番号である。
【0017】図6は各遠隔会議端末装置が有する共通の
座標空間において会議資料をある適当な間隔で自動的に
配置した座標情報に基づく配置例を示す図である。次
に、作用を説明する。まず、図2に示されるように、遠
隔会議端末装置30から遠隔会議用の会議資料原稿を遠
隔会議端末装置32−1に対して送信する場合、従来は
遠隔会議端末装置30と遠隔会議端末装置32−1とが
テレライティングサービスの実行中にのみ行っていた。
この場合、送信側の遠隔会議端末装置30のオペレータ
は、図1に示すスキャナ24からの会議資料原稿を読み
取るか、あるいはHD20に格納されている会議資料原
稿を読み出して、ライティングパット9やキーボード2
2などの入力装置を使って任意に座標を指定し(図3参
照)、ISDN回線16を使って相手方の遠隔会議端末
装置32−1へ会議資料の画情報と指定した座標情報と
を送信する。このような遠隔会議端末装置30から送信
される会議資料は、図3(a)の比較例に示すようなフ
レーム構造を有し、座標情報部33には、ライティング
パット9やキーボード22を使って指定された座標情報
が設定され、画情報部34にはスキャナ24あるいはH
D20から読み取った画情報が設定される。そして、図
3(a)に示すような会議資料データを受け取った受信
側の遠隔会議端末装置32−1は、図3に示すような座
標空間に、受信した画情報部34を座標情報部33で指
定した座標位置に配置する。このようにして、以後は遠
隔会議端末装置30と遠隔会議端末装置32−1とが交
互に送信側あるいは受信側となって、両方向から会議資
料の送受信を繰り返しながら、ライティングパット9や
キーボード22を使って会議資料に加筆、修正および指
示を行ってテレライティングサービスが実行されてい
た。
【0018】しかし、本発明の実施例に係る遠隔会議端
末装置においては、遠隔会議端末装置30が会議以前に
大量の会議資料を送信する場合のように、テレライティ
ングサービス実行中以外であっても、会議資料を送信す
ることを可能としたものである。すなわち、本実施例で
は、図2に示すように、会議に先立って送信する会議資
料の画情報部だけを遠隔会議端末装置30から遠隔会議
端末装置32−1に送信する。
【0019】次に、遠隔会議端末装置30と遠隔会議端
末装置32−1とがテレライティングサービス実行中に
なったら、タッチパネルやキーボードなどの入力装置を
使って、既に送受信済みの会議資料の座標をページ単位
で指定する(指定するのは、画情報の送信側あるいは受
信側の遠隔会議端末装置のいずれで行っても良い)。そ
して、遠隔会議端末装置30もしくは遠隔会議端末装置
32−1は、指定した座標情報を相手方の遠隔会議端末
装置である32−1もしくは30に対して送信する。
【0020】また、上記のように別々に送信される座標
情報と画情報とは、互いに対応した同一情報として認識
する必要があるため、図5(b)の33a,34aに示
すような共通の会議資料番号が付加されている。これに
より、座標情報を受け取った遠隔会議端末装置30もし
くは遠隔会議端末装置32−1は、座標情報に付加され
ている会議資料番号から該当する画情報部を受信した座
標情報の座標に配置する。
【0021】このように、本実施例では上記処理を行う
ことによって、送信側の遠隔会議端末装置30は、テレ
ライティングサービス実行前であっても、大量の会議資
料の画情報のみを予め送信することが可能となり、会議
におけるテレライティングサービスの実行中には座標情
報をリアルタイムで指定するだけで、スムースに会議を
進めることができる。
【0022】次に、他の実施例では、上記実施例と同様
に会議に先立って送信する会議資料の画情報部だけを遠
隔会議端末装置30から遠隔会議端末装置32−1に送
信する。そして、遠隔会議端末装置30と遠隔会議端末
装置32−1とがテレライティングサービス実行中にな
ったら、ライティングパット9やキーボード22などの
入力装置によって、既に送受信済みの会議資料の座標を
ファイル単位で指定する(指定するのは、画情報の送信
側あるいは受信側の遠隔会議端末装置のいずれで行って
も良い)。このように、会議資料の座標をファイル単位
で指定した場合は、既に送受信済みの会議資料をある適
当な間隔で図6に示すように自動的に配置した座標情報
を生成する。遠隔会議端末装置30もしくは遠隔会議端
末装置32−1で自動的に生成された座標情報は、相手
方の遠隔会議端末装置32−1もしくは遠隔会議端末装
置30に対して送信する。
【0023】このように、本実施例では上記処理を行う
ことによって、送信側の遠隔会議端末装置30は、テレ
ライティングサービス実行前に、大量の会議資料を送信
することが可能となり、またテレライティング実行中に
ページ単位で行っていた座標の指定も、リアルタイムに
ファイル単位で自動的に指定していくので、簡単にする
ことができる。
【0024】さらに、他の実施例では、図1に示す遠隔
会議端末装置1のスキャナ24、もしくはHD20から
読み込まれた会議資料の画情報に対して、ライティング
パット9やキーボード22などの入力装置から座標情報
をページ単位で指定して、画情報と共にハードディスク
に格納する。そして、図2に示す送信側の遠隔会議端末
装置30から受信側の遠隔会議端末装置32−1に対し
て、テレライティングサービスの実行中以外に、ページ
単位で座標が指定された会議資料の座標情報部33と画
情報部34とを対応させて、一緒に送信する(図4参
照)。
【0025】このように、本実施例では上記処理を行う
ことによって、送信側の遠隔会議端末装置30は、テレ
ライティングサービスの実行前であっても、大量の会議
資料を他の遠隔会議端末装置(32−1〜32−n)に
対して送信することが可能となり、テレライティングサ
ービス実行中における座標指定も不要になり、会議をス
ムースに進めることができる。
【0026】また、他の実施例では、図1に示す遠隔会
議端末装置1のスキャナ24、もしくはHD20から読
み込まれた会議資料の画情報に対して、図6に示すよう
に、画情報をある適当な間隔で座標空間中に自動的に配
置して座標情報を生成し、これをHD20に格納する。
そして、図2に示す送信側の遠隔会議端末装置30から
受信側の遠隔会議端末装置32−1に対して、テレライ
ティングサービスの実行中以外に、上記自動的に配置さ
れた座標情報部33と画情報部34とを対応させて、一
緒に送信する(図4参照)。
【0027】このように、本実施例では上記処理を行う
ことによって、送信側の遠隔会議端末装置30は、テレ
ライティングサービスの実行前であっても、大量の会議
資料を他の遠隔会議端末装置(32−1〜32−n)に
対して送信することが可能となり、あえて座標指定をし
なくても自動的に生成された座標情報と一緒に画情報が
送信され、会議をスムースに進めることができる。
【0028】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、会議資料
の画情報を前もって送信しておき、会議中におけるテレ
ライティングサービス実行中には、予め送信しておいた
画情報に対する座標情報だけをページ単位でリアルタイ
ムに指定するだけでよいので、テレライティングサービ
ス実行中でなくても、大量の会議資料の画情報を予め送
信することができる。
【0029】また、請求項2記載の発明によれば、会議
開催前に予め会議資料の画情報のみを送信しておき、テ
レライティングサービス実行中に既に送受信済みの会議
資料に関する座標情報を入力装置を使ってファイル単位
で指定すると、送信側の遠隔会議端末で会議資料をある
適当な間隔で自動的に配置した座標情報を生成し、この
座標情報を相手方の遠隔会議端末に送信する。このた
め、送信側の遠隔会議端末は、テレライティングサービ
スの実行中でなくても大量の会議資料を相手方に送信す
ることができると共に、テレライティングサービス実行
中に行っていたページ単位の座標の指定を簡単にするこ
とができる。
【0030】また、請求項3記載の発明によれば、送信
側の遠隔会議端末の会議資料読取部や会議資料記憶部か
ら読み込まれる会議資料を入力装置によりページ単位で
座標情報を指定して会議資料記憶部に格納する。そし
て、送信側の遠隔会議端末は、テレライティングサービ
ス実行中以外に、この会議資料記憶部に格納された会議
資料の画情報と座標情報とを一緒に受信側の遠隔会議端
末に送信する。このため、送信側の遠隔会議端末は、テ
レライティングサービス実行前であっても、大量の会議
資料を予め相手方の遠隔会議端末に送信することができ
る。
【0031】また、請求項4記載の発明によれば、送信
側の遠隔会議端末の会議資料読取部や会議資料記憶部か
ら読み込まれる会議資料をある適当な間隔で自動的に配
置した座標情報を生成してハードディスクに格納する。
そして、送信側の遠隔会議端末は、テレライティングサ
ービス実行中以外に、この会議資料記憶部に格納された
画情報とこれを自動的に配置した座標情報とを一緒に受
信側の遠隔会議端末に送信する。このため、送信側の遠
隔会議端末は、テレライティングサービス実行前であっ
ても、大量の会議資料を予め相手方の遠隔会議端末に送
信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る遠隔会議端末装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例に係る遠隔会議端末装置相互
の回線接続状態を示す図である。
【図3】各遠隔会議端末装置が有する共通の座標空間に
おいて会議資料を任意の座標で指定した座標情報に基づ
く配置例を示す図である。
【図4】会議資料の座標情報と画情報とを同時に相手方
に送信する場合の会議資料データのフレーム構造を示す
図である。
【図5】会議資料の座標情報と画情報とを別々に相手方
に送信する場合の会議資料データのフレーム構造を示す
図で、(a)は比較例、(b)は本実施例である。
【図6】各遠隔会議端末装置が有する共通の座標空間に
おいて会議資料をある適当な間隔で自動的に配置した座
標情報に基づく配置例を示す図である。
【符号の説明】
1 遠隔会議端末装置 2 表示部 5 CPU 9 ライティングパット 11 LAPD 12,13 LAPB 14 メディア多重化部 15 ISDNインターフェース 16 ISDN回線 20 ハードディスク 22 キーボード 24 スキャナ 26 プリンタ 28 圧縮伸長部 29 システムバス 30 遠隔会議端末装置(送信側) 31 デジタル公衆網 32 遠隔会議端末装置(受信側) 33 座標情報部 34 画情報部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信側の遠隔会議端末からデジタル公衆網
    を介して受信側の遠隔会議端末に会議資料を送信する際
    に、相互に座標空間を持ちながらテレライティングサー
    ビスを行う遠隔会議端末装置において、 前記送信側の遠隔会議端末がテレライティングサービス
    実行中以外に、前記会議資料の画情報のみを受信側の遠
    隔会議端末に送信する画情報送信手段と、 前記送信側と受信側の遠隔会議端末間でテレライティン
    グサービス実行中に、タッチパネルやキーボードなどの
    入力装置によって、既に送受信済みの会議資料の座標を
    ページ単位で指定するページ単位座標情報指定手段と、 該指定した会議資料の座標情報をテレライティングサー
    ビス実行中に、相手方の遠隔会議端末に送信する指定座
    標情報送信手段と、 会議資料を相互にやりとりする遠隔会議端末間で別々に
    送受信される会議資料の画情報とこれに対応する座標情
    報とに共通の会議資料番号を付加する共通資料番号付加
    手段と、 を備えたことを特徴とする遠隔会議端末装置。
  2. 【請求項2】送信側の遠隔会議端末からデジタル公衆網
    を介して受信側の遠隔会議端末に会議資料を送信する際
    に、相互に座標空間を持ちながらテレライティングサー
    ビスを行う遠隔会議端末装置において、 前記送信側の遠隔会議端末がテレライティングサービス
    実行中以外に、前記会議資料の画情報のみを受信側の遠
    隔会議端末に送信する画情報送信手段と、 前記送信側と受信側の遠隔会議端末間でテレライティン
    グサービス実行中に、タッチパネルやキーボードなどの
    入力装置によって、既に送受信済みの会議資料の座標を
    ファイル単位で指定するファイル単位座標情報指定手段
    と、 該送受信済みの会議資料の座標がファイル単位で指定さ
    れた場合は、会議資料をある適当な間隔で自動的に配置
    する座標情報を生成する座標情報自動生成手段と、 該自動的に生成された座標情報をテレライティングサー
    ビス実行中に、相手方の遠隔会議端末に送信する自動生
    成座標情報送信手段と、 を備えたことを特徴とする遠隔会議端末装置。
  3. 【請求項3】送信側の遠隔会議端末からデジタル公衆網
    を介して受信側の遠隔会議端末に会議資料を送信する際
    に、相互に座標空間を持ちながらテレライティングサー
    ビスを行う遠隔会議端末装置において、 前記送信側の遠隔会議端末の会議資料読取部や会議資料
    記憶部から読み込まれた会議資料の座標情報を、タッチ
    パネルやキーボードなどの入力装置によってページ単位
    で指定し、該会議資料記憶部に格納する画情報・座標情
    報格納手段と、 前記送信側の遠隔会議端末がテレライティングサービス
    実行中以外に、ページ単位で座標を指定した会議資料の
    座標情報と画情報とを一緒に受信側の遠隔会議端末に対
    して送信する画情報・指定座標情報送信手段と、 を備えたことを特徴とする遠隔会議端末装置。
  4. 【請求項4】送信側の遠隔会議端末からデジタル公衆網
    を介して受信側の遠隔会議端末に会議資料を送信する際
    に、相互に座標空間を持ちながらテレライティングサー
    ビスを行う遠隔会議端末装置において、 前記送信側の遠隔会議端末の会議資料読取部や会議資料
    記憶部から読み込まれた会議資料をある適当な間隔で自
    動的に配置した座標情報を生成し、該会議資料記憶部に
    格納する画情報・自動生成座標情報格納手段と、 前記送信側の遠隔会議端末がテレライティングサービス
    実行中以外に、該自動的に配置された座標情報と画情報
    とを一緒に受信側の遠隔会議端末に対して送信する画情
    報・自動生成座標情報送信手段と、 を備えたことを特徴とする遠隔会議端末装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010026876A (ja) * 2008-07-22 2010-02-04 Canon Inc 表示システム及びその表示方法
JP2010026877A (ja) * 2008-07-22 2010-02-04 Canon Inc 共有表示処理システム、表示処理システム、及び表示方法
JP2019176436A (ja) * 2018-03-29 2019-10-10 株式会社リコー 通信端末、画像通信システム、表示方法、及びプログラム

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