JP2901327B2 - 端末装置及びサブアドレスを用いた通信方法 - Google Patents

端末装置及びサブアドレスを用いた通信方法

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JP2901327B2 JP2234944A JP23494490A JP2901327B2 JP 2901327 B2 JP2901327 B2 JP 2901327B2 JP 2234944 A JP2234944 A JP 2234944A JP 23494490 A JP23494490 A JP 23494490A JP 2901327 B2 JP2901327 B2 JP 2901327B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 複数の異なるデータコードフォーマットのサブアドレ
スを用いた通信を行う端末装置及び通信方法に関し, 複数の異なるデータコードフォーマットのサブアドレ
スのいずれを採用する端末装置との間でも通信可能とす
ることを目的とし, 複数の異なるサブアドレスのデータコードフォーマッ
トの各々に従って表記した複数の自己のサブアドレスを
保持するサブアドレステーブルと,着信したサブアドレ
スと前記サブアドレステーブルの保持する前記複数の自
己のサブアドレスの各々とを比較し,一致するものがあ
る場合に当該着信したサブアドレスの発信元との通信を
行う通信制御部とを備えるように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は,端末装置及びサブアドレスを用いた通信方
法に関し,更に詳しくは,複数の異なるデータコードフ
ォーマットのサブアドレスを用いた通信を行う端末装置
及び通信方法に関する。
ISDNにおいては,サブアドレスの使用が許される。即
ち,通常の回線番号(アドレス)に加え,端末装置に固
有の番号(サブアドレス)を指定する。これにより,同
一回線番号の複数の端末装置のうちの1つを特定して,
通信を行う。
〔従来の技術〕
ISDNのサブアドレスのデータコードフォーマットは,C
CITTの勧告に従っている。このデータコードフォーマッ
ト,即ち,サブアドレス表記法は,現在,2通り存在す
る。これは,CCITTの勧告に84年度版と88年度版の2通り
があるためであり,84年度版の勧告に含まれていた誤記
を88年度版において修正したためである。
第13図に,2通りのデータコードフォーマットを比較し
て示す。サブアドレスは,2進法により表されるが,84年
度版の勧告においてはIA5(アスキー)コードに従う一
方,88年度版の勧告においてはISO 8348/AD2に従ったコ
ーディングとされる。従って,表したいサブアドレス番
号が同一であっても,いずれのデータコードフォーマッ
トに従うかによって,サブアドレスの表し方が異なる。
2通りのデータコードフォーマットの存在により,2種
類の端末装置の存在が予想される。即ち,1989年以前に
製品化され84年度版の勧告に従う端末装置と,1990年以
降に製品化され88年度版の勧告に従う端末装置である。
なお,88年度版の勧告は,1990年秋頃に出されるものと
考えられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明者の検討によれば,前記2種類の端末装置の間
で,サブアドレスを指定した通信を行おうとしても,以
下の理由により,行うことはできない。
第14図は,着信したサブアドレスのコードフォーマッ
トを示す。
発信元端末装置が84年度版の勧告に従う場合,その着
信サブアドレスのコードフォーマットは,IA5コードに従
う。ところが,着信先端末装置は,88年度版の勧告に従
うので,自己のサブアドレスを,ISO 8348/AD2に従った
コーディングにより保持する。従って,着信したサブア
ドレスと,着信先端末装置のサブアドレスとは,一致し
ない,例えば,着信先端末装置のサブアドレスが「123
4」である場合,着信したサブアドレスは,第14図
(A)図示の如くになる。一方,着信先端末装置の保持
するサブアドレスは,これと異なる(第14図(B)図示
のサブアドレスと同一である)。
逆に,発信元端末装置が88年度版の勧告に従う場合,
その着信サブアドレスのコードフォーマットは,第14図
(B)図示の如くになる。ところが,着信先端末装置
は,84年度版の勧告に従い,その保持するサブアドレス
はこれと異なる(第14図(A)図示のものと同一であ
る)。
従って,いずれの場合にも,サブアドレスの不一致が
生じ,呼が切断され,通信を行うことができない。
本発明は,複数の異なるデータコードフォーマットの
サブアドレスのいずれを採用する端末装置との間でも通
信可能な端末装置を提供することを目的とする。
また,本発明は,データコードフォーマットに依存し
ない,サブアドレスを用いた通信方法を提供することを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理構成図であり,本発明による端
末装置を示している。
第1図において,1は端末装置,2は網,3は他の端末装
置,4は通信制御部,5はサブアドレステーブル,6はサブア
ドレスコード表である。
端末装置1は,ISDN等の網2を介して,他の端末装置
3に接続される。
通信制御部4は,他の端末装置3から端末装置1に対
してそのサブアドレスを指定した着信があった場合に,
サブアドレステーブル5を用いて着信処理を行う。ま
た,通信制御部4は,端末装置1から他の端末装置3に
対してそのサブアドレスを指定して発信する場合に,サ
ブアドレスコード表6を用いて発信処理を行う。
サブアドレステーブル5は,自己のサブアドレスを保
持する。このサブアドレスは,複数の異なるサブアドレ
スのデータコードフォーマットの各々(例えばISDNのサ
ブアドレスについてのCCITTの84年度版及び88年度版勧
告に従う2つのデータコードフォーマット)に従って表
記された,複数のサブアドレスからなる。
サブアドレスコード表6は,サブアドレスを作成する
ためのコード表を保持する。このコード表は,複数の異
なるサブアドレスのデータコードフォーマットの各々に
ついての複数のコード表からなる。
〔作用〕
他の端末装置3が端末装置1をサブアドレスを用いて
指定して呼び出した場合,このサブアドレスは,他の端
末装置3の採用するデータコードフォーマットに従って
表される。この呼が着信すると,通信制御部4は,当該
呼に含まれるサブアドレスと,サブアドレステーブル5
の保持する複数の自己のサブアドレスとを比較する。こ
の呼が端末装置1への呼であれば,着信したサブアドレ
スと,自己のサブアドレスの1つとが一致する。
通信制御部4は,一致するものがある場合,着信した
サブアドレス(又は呼)の発信元である他の端末装置3
から呼設定について着信処理を行い,通信を行う。な
お,一致するものがない場合,通信は行わない。
一方,端末装置1が他の端末装置3をサブアドレスを
用いて指定して呼び出す場合,このサブアドレスは,他
の端末装置3の採用するデータコードフォーマットに従
って表す必要がある。そこで,通信制御部4は,サブア
ドレスコード表6の保持するコード表のいずれか1つを
用いて,サブアドレスを作成し,これを用いて前記呼び
出しを行う。
この呼び出しに対して他の端末装置3から通信を拒否
された場合,通信制御部4は,先に使用したコード表以
外のコード表を用いて再びサブアドレスを作成し,これ
を用いて再び呼び出しを行う。この処理を繰り返すうち
に,作成したサブアドレスと他の端末装置3のサブアド
レスが,必ず一致するので,当該通信が行われる。
以上の如く,他の端末装置3がどのデータコードフォ
ーマットに従う場合であっても,端末装置1は,この他
の端末装置3との間でのサブアドレスを用いた通信を行
うことができる。
〔実施例〕
第2図は実施例構成図である。
端末装置1-1乃至1-nは,同一の回線番号,即ち,アド
レス(例えば“111-1111")を有する。また,端末装置3
-1及び3-2は,各々,個別の回線番号を有する。
端末装置1-1乃至1-nは,同一の回線を介して網2に接
続されるが,固有の番号,即ち,サブアドレスにより互
いに区別される。例えば,端末装置1-1,1-2及び1-nは,
各々,サブアドレス“0123",“1234"及び“2345"を有す
る。なお,端末装置3-1及び3-2も,各々,サブアドレス
(便宜上“1234"とする)を有するものとする。
他の端末装置3-1又は3-2からは,アドレスのみを用い
て端末装置1-1乃至1-n全体を呼び出すことができ,ま
た,アドレス及びサブアドレスを用いて端末装置1-1乃
至1-nのうちのいずれか1つを特定して呼び出すことも
できる。
この実施例では,網2は,ISDN又はINS網からなる。従
って,サブアドレスのデータコードフォーマットは,CCI
TTの84年度版の勧告に従うものと,88年度版の勧告に従
うものとの2通りがある。このため,例えば,端末装置
3-1は前者に従い,端末装置3-2は後者に従うという状態
が生じる。従って,2つの異なる端末装置3-1及び3-2と,
サブアドレスを用いた通信を行うには,2つのデータコー
ドフォーマットをサポートする必要がある。即ち,本発
明に従う端末装置,例えば端末装置1-2は,端末装置3-1
及び3-2を各々のサブアドレスを指定して発呼する場合
には,各々の採用するデータコードフォーマットに従っ
てサブアドレス“1234"を記述する。逆に,端末装置3-1
及び3−2から他の端末装置,例えば端末装置1-2が,
そのサブアドレス“1234"を指定して発呼された場合に
は,サブアドレス“1234"がいずれのデータコードフォ
ーマットで記述されていても,これに対する応答ができ
るようにされる。
サブアドレス“1234"なる端末装置1-2が,本発明に従
う端末装置1であるとすると,そのサブアドレスコード
表6及びサブアドレステーブル5は,各々,第3図及び
第4図に図示の如くなる。
第3図は,サブアドレスコード表6を示す。このサブ
アドレスコード表6は,2つの異なるデータコードフォー
マットの各々についての2つのコード表6-1及び6-2から
なる。即ち,サブアドレスの各桁(10進数)を表すため
のコード(2進数)として,各々,2つの異なるコードを
持つ。
例えば,「1」は,84年度版勧告では「00110001」で
あり,88年度版勧告では「00010111」である。このよう
に,両者は一致しない。
端末装置1-2は,サブアドレスコード表6を備えるこ
とにより,2つの異なるデータコードフォーマットのいず
れについても,これに従うサブアドレスを作成すること
ができる。
第4図は,サブアドレステーブル5を示す。このサブ
アドレステーブル5は,2つの異なるデータコードフォー
マットに従って表記した2つの自己のサブアドレスを保
持する。即ち,自端末装置1-2のサブアドレス“1234"
を,84年度版の勧告に従うコードで表記した部分(サブ
アドレス)5-1と,88年度版の勧告に従うコードで表記し
た部分(サブアドレス)5-2とからなる。
図示の如く,同一のサブアドレス“1234"が,異なる
2つのコードで表される。
端末装置1-2は,サブアドレステーブル5を備えるこ
とにより,2つの異なるデータフォーマットのいずれに従
うサブアドレスを用いて呼び出されたとしても,自己へ
の呼び出しであると認識し,呼に対して応答ができる。
なお,CCITTの勧告が更に新たに出された場合において
も,当該新勧告に従うコード表をサブアドレスコード表
6に追加し,かつ,当該新勧告に従って表記した自端末
サブアドレスをサブアドレステーブル5に追加すること
により,容易に対応できる。即ち,本発明の端末装置1-
2は,サブアドレスのデータコードフォーマットに依存
しない(データコードフォーマットフリーである)。
この実施例では,端末装置1-2は,ファクシミリ装置
からなる。このファクシミリ装置の制御ブロック図及び
構成ブロック図は,各々,第5図及び第6図の如くな
る。
第5図図示の如く,この実施例では,サブアドレステ
ーブル5は,84年度版自端末サブアドレステーブル5-1
(以下単にテーブル5-1)及び88年度版自端末サブアド
レステーブル5-2(以下単にテーブル5-2)に分割され
る。テーブル5-1及び5-2は,第4図図示のサブアドレス
テーブル5の部分5-1及び5-2に相当する。テーブル5-1
及び5-2に対応して,その読み出し/書き込みを行う84
年度版サブアドレス制御部8(以下単に制御部8)及び
88年度版サブアドレス制御部9(以下単に制御部9)が
設けられる。
操作パネル制御部13から,利用者の入力した当該端末
装置1-2のサブアドレス“1234"が送られてくると,制御
部8及び9がテーブル5-1及び5-2に,サブアドレス“12
34"を各々の対応するデータコードフォーマットに従っ
て記述した(変換した)ものを書き込む。この時,制御
部8及び9は,各々,後述する84年度版コード表6-1及
び88年度版コード表6-2を参照して変換を行う。
サブアドレス切替制御部7は,通信制御部4の制御で
下で,主に着信時に,自端末サブアドレスを読み出して
通信制御部4に送る。即ち,制御部8及び9を介してテ
ーブル5-1及び5-2から2つのサブアドレスを読み出し,
順に,送出する。送出の順は,利用者により予め定めら
れる。送出の順は,例えば,84年度版の勧告に従う端末
装置の実働台数が多い場合には,テーブル5-1のサブア
ドレスが先とされる。これにより,処理時間を短くでき
る。
従って,サブアドレス切替制御部7は,サブアドレス
テーブル5の保持するサブアドレスについてその優先順
位を指定すると共に,この順位に従ってサブアドレスを
読み出す手段でもある。
また,サブアドレスコード表6は,84年度版コード表6
-1(以下単にコード表6-1)及び88年度版コード表6-2
(以下単にコード表6-2)に分割される。コード表6-1及
び6-2は,各々,第3図図示のコード表6の部分6-1及び
6-2に相当する。コード表6-1及び6-2に対応して,その
読み出し/書き込みを行う84年度版コード表制御部11
(以下単に制御部11)及び88年度版コード表制御部12
(以下単に制御部12)が設けられる。
コード表6-1及び6-2の設定は,CCITTの勧告に従ったコ
ード表を,予めメモリの所定位置に書き込むことによっ
て行う。
コード表優先制御部10は,通信制御部4の制御の下
で,主にサブアドレスを用いた通信の発信時に,通信の
相手方のサブアドレスを通信制御部4に送る。このため
に,制御部11及び12は,操作パネル制御部13から(通信
制御部4等を介して),利用者の入力した相手方のサブ
アドレスが送られてくると,コード表6-1及び6-2を参照
して,当該サブアドレスを各々の対応するデータコード
フォーマットに従って記述した(変換した)ものとす
る。コード表優先制御部10は,これらのサブアドレスを
取り込んで,所定の順で,即ち,予め定められた優先順
位に従い通信制御部4へ送出する。送出の順は,利用者
により,予め定められる。送出の順は,例えば,84年度
版勧告に従う端末装置の実働台数が多い場合には,コー
ド表6-1に従って記述されたサブアドレスが先とされ
る。コード表6-2に従って記述されたサブアドレスは,
先に送出されたサブアドレスを用いた通信が失敗した場
合に,送出される。そして,後に送出されたサブアドレ
スを用いた通信が,改めて開始される。これにより,通
信を早期に成功させる割合を高くすると共に,利用者に
端末装置の種類を意識させることなく,異なるデータコ
ードフォーマットを採用する端末装置の間の通信を可能
とする。
従って,コード表優先制御部10は,サブアドレスコー
ド表6の保持するコード表6-1,6-2についてその優先順
位を指定すると共に,この順位に従ってコード表6-1,6-
2を用いてサブアドレスのコーディングを行わせる手段
である。このコーディングは,優先順位の高い例えばコ
ード表6-1によるコーディングを先に行った場合,当該
コーディングしたサブアドレスによる通信が失敗した後
に,コード表6-2によるコーディングを行うというよう
にされる。
操作パネル制御部13からの制御データに従い,読取記
録制御部16が,読み取りスキャナ14により画像データを
読み取り,また,記録プリンタ15により画像を出力す
る。読み取られた画像データは,データ圧縮復元制御部
17を介して画データファイル18に格納される。また,画
データファイル18に格納されたデータは,データ圧縮復
元制御部17等を介して,記録プリンタ15から出力され
る。
画像データ転送制御部19は,操作パネル制御部13から
の制御データに従い,通信制御部4に着信した画像デー
タを,データ圧縮復元制御部17を介して画データファイ
ル18に格納する。また,画像データ転送制御部19は,デ
ータ圧縮復元制御部17を介して画データファイル18から
読み出した画像データを,他の端末装置等へ送出するた
めに,通信制御部4へ送る。
以上の構成の制御ブロックは,第6図図示のハードウ
ェア構成の上に実現される。
プロセッサ(MPU)20は,プログラム用ROM21及びプロ
グラムワーク用メモリ22上に存在する各種のプログラム
と共に,前述の各制御部7乃至13,16,17及び19を構成す
る。
データ蓄積用メモリ23は,サブアドレステーブル5及
びサブアドレスコード表6の格納のために用いられる。
CG展開回路24及びキャラクタイメージROM25は,LCD表
示画面30へ表示する文字等の生成のために用いられる。
圧縮復元回路26は,データ圧縮復元制御部17の一部を
構成する。
記録制御回路27及び読取制御回路28は,読取記録制御
部16の一部を構成する。
キー29及びLCD表示画面30は,操作パネルを構成し,
キー入力制御回路31及び表示制御回路32は,操作パネル
制御部13を構成する。
第7図は,発信処理フローであり,端末装置1-2から
他の端末装置3-1又は3-2に対して,サブアドレス“123
4"を指定した通信を行う際の発信処理について示してい
る。
利用者が,キー29により,通信相手方の端末装置のア
ドレス及び/又はサブアドレスを指定して,発信を指示
する。送信すべき画像データは,読み取りスキャナ14に
より読み取られ,画データファイル18に格納され,画像
データ転送制御部19により通信制御部4に送られる。
通信制御部4が,サブアドレス指定の有無を調べる。
指定のない場合,通常の発信処理,即ち,アドレスの
みによる発信処理を行う。
指定のある場合,通信制御部4(又はコード表優先制
御部10)が,88年度版の勧告に従うサブアドレスが優先
か否かを調べる。
88年度版の勧告に従うサブアドレスが優先の場合,制
御部12が,コード表6-2により当該サブアドレスをオー
ディングする。
88年度版の勧告に従うアドレスが優先でない場合,制
御部11が,コード表6-1により当該サブアドレスをコー
ディングする。
通信制御部4が,コーディングされたサブアドレスを
用いて,呼を設定し,送信する。なお,この呼のうち,
サブアドレスに関する部分は,例えば,第14図(B)図
示の如きものとなる。
通信制御部4が,信号を受信したか否かを調べ,受信
するまでこれを繰り返す。
通信制御部4が,受信した信号が応答信号か否かを調
べる。
応答信号である場合,通信制御部4が,当該サブアド
レスで指定した端末装置3-1又は3-2との間で通信処理を
行う。即ち,画像データ転送制御部19に画データファイ
ル18から送信すべき画像データを読み出させ,これを送
信する。
応答信号でない場合,通信制御部4が,解放信号か否
かを調べる。
解放信号である場合,通信制御部4が,切断処理を行
い,通信処理を終了する。
解放信号でない場合,通信制御部4が,切断信号か否
かを調べる。
切断信号でない場合,処理以下を繰り返す。
切断信号である場合,通信制御部4が,切断理由につ
いて「相手ユーザ(通信相手方)からの応答なし」によ
るか否かを調べる。
「応答なし」が理由でない場合,処理を行う。
「応答なし」が理由である場合,通信制御部4が,一
旦,切断処理を行う。
通信制御部4が,処理と同様の処理を行う。
88年度版の勧告に従うサブアドレスが優先の場合,今
度は,制御部11が,コード表6-1により当該サブアドレ
スをコーディングする。これは,先にコード表6-2を用
いてコーディングしたサブアドレスによっては,通信が
成功しなかったため,残りのコード表6-1に従うコーデ
ィングを相手方が採用していると考えられるからであ
る。
88年度版の勧告に従うサブアドレスが優先でない場
合,前述と同様の理由で,制御部12が,コード表6-2に
より当該サブアドレスをコーディングする。
通信制御部4が,コーディングされたサブアドレスを
用いて,呼を設定し,送信する。なお,この呼のうち,
サブアドレスに関する部分は,例えば,第14図(A)図
示の如きものとなる。
通信制御部4が,信号を受信したか否かを調べ,受信
するまでこれを繰り返す。
通信制御部4が,受信した信号が応答信号か否かを調
べる。
応答信号である場合,通信制御部4が,当該サブアド
レスで指定した端末装置との間で通信処理を行う。
応答信号でない場合,通信制御部4が,解放信号か否
かを調べる。
解放信号である場合,処理を行う。
解放信号でない場合,通信制御部4が,切断信号か否
かを調べる。
切断信号でない場合,処理以下を繰り返す。
切断信号である場合,処理を行う。
第8図及び第9図は通信シーケンス説明図である。
第8図は,本発明に従う端末装置1-2が,84年度版の勧
告に従う端末装置3-1に対して発信した場合のシーケン
スを示す。
なお,第8図及び第9図において,88年度版の勧告に
従うコード表6-2が優先されるものとする。
端末装置1-2は,端末装置3-1のサブアドレス“1234"
をコード表6-2に従ってコーディングした上で,呼を設
定する。従って,端末装置3-1に着信したサブアドレス
は,コード表6-1に従う端末装置3-1のサブアドレスと一
致しない。
INS網2は,端末装置3-1からの応答がないので,タイ
ムアウトを待って,端末装置1-2に「相手方応答なし」
による切断を通知する。そこで,端末装置1-2は,一
旦,解放を通知し,INS網2は,解放完了を通知する。即
ち,端末装置1-2は,一旦,呼を切断する。
次に,端末装置1-2は,サブアドレスをコード表6-1に
従ってコーディングし,再び呼を設定し,自動的に再発
信する。今度は,サブアドレスが一致するので,端末装
置3-1から応答が得られる。
この後,端末装置1-2は,端末装置3-1に対しデータ転
送を行い,切断を通知し,解放の通知を待って解放完了
を通知する。
なお,データ転送はBチャネルにより行われ,他はD
チャネルにより行われる。
第9図は,本発明に従う端末装置1-2が,88年度版の勧
告に従う端末装置3-2に対して発信した場合のシーケン
スを示す。
端末装置1-2は,端末装置3-2のサブアドレス“1234"
をコード表6-2に従ってコーディングした上で,呼を設
定する。従って,端末装置3-2に着信したサブアドレス
は,コード表6-2に従う端末装置3-1のサブアドレスと一
致する。
端末装置1-2は,端末装置3-2からの応答の通知の後,
データ転送を行い,切断を通知し,解放の通知を待って
解放完了を通知する。
第10図は,着信処理フローであり,端末装置1-2が他
の端末装置3-1又は3-2からのサブアドレスを指定した通
信の着信を受けた際の着信処理について示している。
通信制御部4が,着信した呼設定において,サブアド
レス指定の有無を調べる。
指定のない場合,通常の着信処理,即ち,アドレスの
みによる着信処理を行う。
指定のある場合,通信制御部4(又はサブアドレス切
替制御部7)が,まず,テーブル5-2の自端末サブアド
レスと,着信したサブアドレスとが一致するか否かを調
べる。
一致しない場合,更に,テーブル5-1の自端末サブア
ドレスと,着信したサブアドレスとが一致するか否かが
調べられる。
着信したサブアドレスがテーブル5-1及び5-2のサブア
ドレスの双方と一致しない場合,処理を終了する。
着信したサブアドレスがテーブル5-1又は5-2のサブア
ドレスのいずれか一方と一致した場合,通信制御部4
が,応答信号を送出する。
通信制御部4が,信号を受信したか否かを調べ,受信
するまでこれを繰り返す。
通信制御部4が,受信した信号が応答確認信号か否か
を調べる。
応答確認信号である場合,通信制御部4が,当該サブ
アドレスを指定した端末装置3-1又は3-2との間で通信処
理を行う。即ち,画像データ転送制御部19に,画データ
ファイル18へ,受信した画像データを書き込ませる。
なお,応答確認信号でない場合,この通信処理は行わ
れない。
通信制御部4が切断処理を行い,通信を終了する。
画データファイルに書き込まれた画像データは,読取
記録制御部16により取り出され,記録プリンタ15から画
像として出力される。
第11図及び第12図は,通信シーケンス説明図である。
第11図は,84年度版の勧告に従う端末装置3-1からの発
信が本発明に従う端末装置1-2に着信した場合のシーケ
ンスを示す。
端末装置3-1は,自端末の従う84年度版の勧告(コー
ド表6-1に相当する)に従って,端末装置1-2のサブアド
レス“1234"をコーディングする。そして,このコーデ
ィングしたサブアドレスを用いて呼設定する。
端末装置1-2は,着信した呼設定のサブアドレスと,
テーブル5-2のサブアドレスとを比較するが,結果は不
一致となる。そこで,端末装置1-2は,着信したサブア
ドレスと,テーブル5-1のサブアドレスとを比較し,一
致という結果を得る。
端末装置3-1は,端末装置1-2からの応答の通知の後,
データ転送を行い,切断を通知し,解放の通知を待って
解放完了を通知する。
第12図は,88年度版の勧告に従う端末装置3-2からの発
信が本発明に従う端末装置1-2に着信した場合のシーケ
ンスを示す。
端末装置3-2は,自端末の従う88年度版の勧告(コー
ド表6-2に相当する)に従って,端末装置1-2のサブアド
レス“1234"をコーディングする。そして,このコーデ
ィングしたサブアドレスを用いて呼設定する。
端末装置1-2は,着信した呼設定のサブアドレスと,
テーブル5-2のサブアドレスとを比較し,一致という結
果を得る。
端末装置3-1は,端末装置1-2からの応答の通知の後,
データ転送を行い,切断を通知し,解放の通知を待って
解放完了を通知する。
〔発明の効果〕
以上説明したように,本発明によれば,複数の異なる
データコードフォーマットのサブアドレスを用いた通信
を行う端末装置及び通信方法において,複数のデータコ
ードフォーマットの各々に対応するサブアドレステーブ
ル及びサブアドレスコード表を設けることにより,いず
れのデータコードフォーマットに従う端末装置との間で
も通信を行うことができるので,利用者が端末装置の種
類を意識する必要なく通信を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理構成図, 第2図は実施例構成図, 第3図はサブアドレスコード表説明図, 第4図はサブアドレステーブル説明図, 第5図は制御ブロック図, 第6図は構成ブロック図, 第7図は発信処理フロー, 第8図及び第9図は通信シーケス説明図, 第10図は着信処理フロー, 第11図及び第12図は通信シーケンス説明図, 第13図はデータコードフォーマット説明図, 第14図は着信サブアドレスのコードフォーマット説明
図。 1は端末装置,2は網,3は端末装置,4は通信制御部,5はサ
ブアドレステーブル,6はサブアドレスコード表である。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の異なるサブアドレスのデータコード
    フォーマットの各々に従って表記した複数の自己のサブ
    アドレスを保持するサブアドレステーブル(5)と, 着信したサブアドレスと前記サブアドレステーブル
    (5)の保持する前記複数の自己のサブアドレスの各々
    とを比較し,一致するものがある場合に当該着信したサ
    ブアドレスの発信元との通信を行う通信制御部(4)と
    を備える ことを特徴とする端末装置(1)。
  2. 【請求項2】複数の異なるサブアドレスのデータコード
    フォーマットの各々についてのコード表を保持するサブ
    アドレスコード表(6)と, 前記サブアドレスコード表(6)の保持する前記コード
    表の各々のいずれかを用いて,指定されたサブアドレス
    を作成して当該指定されたサブアドレスの着信先との通
    信を行う通信制御部(4)とを備えた ことを特徴とする端末装置(1)。
  3. 【請求項3】前記サブアドレスコード表(6)の保持す
    る前記コード表についてその優先順位を指定する手段
    (10)を設け, 前記通信制御部(4)が前記優先順位の高い順に前記コ
    ード表を用いて前記指定されたサブアドレスを作成する ことを特徴とする請求項(2)記載の端末装置(1)。
  4. 【請求項4】端末装置(1)と網(2)を介して接続さ
    れた他の端末装置(3)が,前記端末装置(1)をサブ
    アドレスを用いて指定して呼び出し, 前記端末装置(1)において,着信した前記サブアドレ
    スと,複数の異なるサブアドレスのデータコードフォー
    マットの各々に従って表記された複数の自己のサブアド
    レスの各々とを順に比較し,一致したものがある場合に
    前記他の端末装置(3)との間の通信を行う ことを特徴とするサブアドレスを用いた通信方法。
  5. 【請求項5】端末装置(1)において,複数の異なるサ
    ブアドレスのデータコードフォーマットの各々について
    のコード表のいずれかを用いて,指定されたサブアドレ
    スを作成し, 前記端末装置(1)が,網(2)を介して接続された他
    の端末装置(3)を,前記作成したサブアドレスを用い
    て指定して呼び出す ことを特徴とするサブアドレスを用いた通信方法。
  6. 【請求項6】予め設定された優先順位の高い前記コード
    表を用いて前記サブアドレスを作成し, 前記作成したサブアドレスを用いて前記呼び出しを行
    い, 前記他の端末装置(3)から通信を拒否された場合に,
    先に用いたコード表の次の順位のコード表を用いて,再
    び前記サブアドレスを作成し, 前記再び作成したサブアドレスを用いて,再び前記呼び
    出しを行う ことを特徴とする請求項(5)記載のサブアドレスを用
    いた通信方法。
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